バセドウ病・その18
2007年10月12日 ばせどう※ようやくTSHレセプター抗体が30%を切った。ところがTSHが低値となり、前回の”機能正常と思われます”から”機能亢進が疑われます”の状態に逆戻りで、医師も半笑い。
どうりで目の調子が悪いと思った。ホントは目もバセドウ病眼症の専門医(医大)で診て貰った方がいいんだろうけど、なんせ今は歯医者通いでいっぱいいっぱいなんで、取り敢えずは最近お気に入りの市販目薬”ムコファジン点眼薬”を使っている。
これから真冬に向かうので、甲状腺機能が亢進すると冬も暖かくて良いかも知れない…なんて思ってはイケナイ。寛解に向けて真面目に薬を飲んでおこう。
※メルカゾール1錠のまま、また暫く様子をみることになり、こむら返り防止の為に飲んでいた”ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒医療用淡灰褐”を中止した。
※前々回→前回の血液検査の結果
TSH 2.9→0.3 (基準値 0.4〜4.0)×
FT4 0.8→1.1 (基準値 0.8〜1.9)◎基準内
FT3 2.4→3.4 (基準値 2.2〜4.1)◎基準内
TSHレセプター抗体 31.0→28.5 (基準値 10以下)×
・検査チャートに”機能亢進が疑われます”と書いてあった
※今日のメニュー
・前回の血液検査結果発表
・採血
・メルカゾール 1日1錠×28日分
・リピトール錠10mg 1日1錠×28日分
計 6500円
※前回までの92930円と合わせて99430円也。
どうりで目の調子が悪いと思った。ホントは目もバセドウ病眼症の専門医(医大)で診て貰った方がいいんだろうけど、なんせ今は歯医者通いでいっぱいいっぱいなんで、取り敢えずは最近お気に入りの市販目薬”ムコファジン点眼薬”を使っている。
これから真冬に向かうので、甲状腺機能が亢進すると冬も暖かくて良いかも知れない…なんて思ってはイケナイ。寛解に向けて真面目に薬を飲んでおこう。
※メルカゾール1錠のまま、また暫く様子をみることになり、こむら返り防止の為に飲んでいた”ツムラ芍薬甘草湯エキス顆粒医療用淡灰褐”を中止した。
※前々回→前回の血液検査の結果
TSH 2.9→0.3 (基準値 0.4〜4.0)×
FT4 0.8→1.1 (基準値 0.8〜1.9)◎基準内
FT3 2.4→3.4 (基準値 2.2〜4.1)◎基準内
TSHレセプター抗体 31.0→28.5 (基準値 10以下)×
・検査チャートに”機能亢進が疑われます”と書いてあった
※今日のメニュー
・前回の血液検査結果発表
・採血
・メルカゾール 1日1錠×28日分
・リピトール錠10mg 1日1錠×28日分
計 6500円
※前回までの92930円と合わせて99430円也。
ラブホ497日目:大蛇
2007年10月10日 らぶほ2 コメント (4)11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク5部屋+点検+セット
今日は、Aの陽気なIさん(60代前半・萬田久子似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。フロントは偏屈王だった。
出勤すると、休憩室に朝のA班の陽気なIさんが居て「私、今日はB班なの。宜しくね」と言われ、「またそんな…(笑)一服休憩に来たんですよね?」と冗談だと思ったが本当だった。
出動してからCさんがそれまで閉ざしていた口を開いた。
Cさん「UさんがAのIさんに失礼な口をきかなきゃいいけど…」
みかやん「私もそう思ったよ!だけど、さすがにA班の人には生意気言ったりしないんじゃないの?」
Cさん「だけどもUさんだよ!大丈夫なんだべか?」
みかやん「前にUさんと朝の大ベテランさんが組んだ時も苦情は来てないから、大丈夫なんじゃない?」
Cさん「最近のUさんなんか、また生意気で生意気で!わちになんか口を返して酷いよ。偏屈王とも仲間割れしたみたいで”俺にそんな口のききかたをするんだ”って言われたんだとさ」
みかやん「あの人達の場合は”喧嘩するほど仲がいい”ってやつじゃないの?放っておけばいいよ」
CさんもEさんも割と最近になってからUさんのことをガタガタ言うけど、遅いって。あたしゃもうUさんのゴタゴタには巻き込まれたくない。で、さりげなく話題を変えた。
みかやん「この部屋、なんか臭くない?」
Cさん「そうかい?何の匂いだの?」
みかやん「粕漬けみたいな…」
Cさん「漬け物持参のお客さんだったんだべさ。こないだも皿の上にシオカラの食べ残しが有ったもの」
なるほど…と納得して風呂掃除を終え、トイレ掃除を始めようと便器の蓋を開けて「ゲーローーッ!(ケロロ軍曹風)」と叫んでしまった。
すぐにCさんが「何?ゲ□だのかい?」と駆けつけてくれたが、ゲ□ではない。便器の中には大蛇と見まごう一本グソがデーンと有り、Cさんには半泣きで「まさに大便だよ〜」と答えた。
不思議なことにウン○とワンセットで有るハズのトイレットペーパーが便器の中には無く、もしや…水を流した時にトイレットペーパーだけが流れて、巨大なウン○は重みで流れなかったのかも?だとしたら…ウン○はベッタリと便器に張り付いていたりして…(怖)。
うわあぁぁぁん!無理無理無理無理。私にゃ無理!絶対手強そうだ。
こんな時、病院勤めが長くてウン○慣れしているCさんの存在が有り難い。Cさんが大蛇と格闘している傍らから汚物入れを引きずり出して、何気なく中を確認したらクシャクシャのトイレットペーパーが入っていた。
汚物入れに被せられたビニール袋ごと外そうとした時、トイレットペーパーにウン○が付着しているのが見えて仰け反った。いかにも尻を拭った紙じゃないか。Cさんには申し訳ないが、私の出る幕ではないと判断して部屋へ避難した。
このお客さんはいったい何を考えているんだか(涙)。
普段からトイレにはお小水や便だけを流して、紙はゴミ箱や汚物入れに捨てている人なんだろうか?これは燃えるゴミだ!と分別してるとか?
それとも、確かな手応えを感じて振り返ったら我ながら天晴れと思える逸品が排出されていて、そこへトイレットペーパーなどを添えてしまったら、折角の作品が台無しだ!と考えて紙を別に捨てたのか。そのような美の追究の仕方はやめてほしいものだ。
どっちにしても酷い(泣)。
私は16時半からセットと点検をして偏屈王を手伝うことになり、Cさんはリネン折りをすることになり、Cさんだけ17時で早帰りをした。いつも3時半に帰る陽気なIさんは「B班だと帰り、こんなに暗いのね!怖いわ!痴漢に遭ったらどうしよー!」と怯えていた。
今日は幻のツチノコを見てしまったかと思った。Cさんとペアで本当に良かった。
今日は、Aの陽気なIさん(60代前半・萬田久子似)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。フロントは偏屈王だった。
出勤すると、休憩室に朝のA班の陽気なIさんが居て「私、今日はB班なの。宜しくね」と言われ、「またそんな…(笑)一服休憩に来たんですよね?」と冗談だと思ったが本当だった。
出動してからCさんがそれまで閉ざしていた口を開いた。
Cさん「UさんがAのIさんに失礼な口をきかなきゃいいけど…」
みかやん「私もそう思ったよ!だけど、さすがにA班の人には生意気言ったりしないんじゃないの?」
Cさん「だけどもUさんだよ!大丈夫なんだべか?」
みかやん「前にUさんと朝の大ベテランさんが組んだ時も苦情は来てないから、大丈夫なんじゃない?」
Cさん「最近のUさんなんか、また生意気で生意気で!わちになんか口を返して酷いよ。偏屈王とも仲間割れしたみたいで”俺にそんな口のききかたをするんだ”って言われたんだとさ」
みかやん「あの人達の場合は”喧嘩するほど仲がいい”ってやつじゃないの?放っておけばいいよ」
CさんもEさんも割と最近になってからUさんのことをガタガタ言うけど、遅いって。あたしゃもうUさんのゴタゴタには巻き込まれたくない。で、さりげなく話題を変えた。
みかやん「この部屋、なんか臭くない?」
Cさん「そうかい?何の匂いだの?」
みかやん「粕漬けみたいな…」
Cさん「漬け物持参のお客さんだったんだべさ。こないだも皿の上にシオカラの食べ残しが有ったもの」
なるほど…と納得して風呂掃除を終え、トイレ掃除を始めようと便器の蓋を開けて「ゲーローーッ!(ケロロ軍曹風)」と叫んでしまった。
すぐにCさんが「何?ゲ□だのかい?」と駆けつけてくれたが、ゲ□ではない。便器の中には大蛇と見まごう一本グソがデーンと有り、Cさんには半泣きで「まさに大便だよ〜」と答えた。
不思議なことにウン○とワンセットで有るハズのトイレットペーパーが便器の中には無く、もしや…水を流した時にトイレットペーパーだけが流れて、巨大なウン○は重みで流れなかったのかも?だとしたら…ウン○はベッタリと便器に張り付いていたりして…(怖)。
うわあぁぁぁん!無理無理無理無理。私にゃ無理!絶対手強そうだ。
こんな時、病院勤めが長くてウン○慣れしているCさんの存在が有り難い。Cさんが大蛇と格闘している傍らから汚物入れを引きずり出して、何気なく中を確認したらクシャクシャのトイレットペーパーが入っていた。
汚物入れに被せられたビニール袋ごと外そうとした時、トイレットペーパーにウン○が付着しているのが見えて仰け反った。いかにも尻を拭った紙じゃないか。Cさんには申し訳ないが、私の出る幕ではないと判断して部屋へ避難した。
このお客さんはいったい何を考えているんだか(涙)。
普段からトイレにはお小水や便だけを流して、紙はゴミ箱や汚物入れに捨てている人なんだろうか?これは燃えるゴミだ!と分別してるとか?
それとも、確かな手応えを感じて振り返ったら我ながら天晴れと思える逸品が排出されていて、そこへトイレットペーパーなどを添えてしまったら、折角の作品が台無しだ!と考えて紙を別に捨てたのか。そのような美の追究の仕方はやめてほしいものだ。
どっちにしても酷い(泣)。
私は16時半からセットと点検をして偏屈王を手伝うことになり、Cさんはリネン折りをすることになり、Cさんだけ17時で早帰りをした。いつも3時半に帰る陽気なIさんは「B班だと帰り、こんなに暗いのね!怖いわ!痴漢に遭ったらどうしよー!」と怯えていた。
今日は幻のツチノコを見てしまったかと思った。Cさんとペアで本当に良かった。
ラブホ496日目:一派
2007年10月9日 らぶほ211:30-18:00 本メイク3部屋+クイックメイク19部屋+ベッドのみ2
今日は、萌えさん(10代後半・超美形)が退職したので、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)と私の三人勤務。フロントは偏屈王だった。
早速、Eさんに昨日のトド山さんの暴挙について話した。
みかやん「かくかくしかじかで、トド山さんに服を貸したことをアニキに説教されたんですけど、そしたら昨日急にトド山さんが凄い剣幕で"お借りしてた服、近いうちに返しますから!"って言ってきて…アニキがトド山さんに何か言ったのかと思って焦りました」
Eさん「えー?まだ返してなかったの?何ヶ月も前だよね?アニキの言うとおり、
X君にご飯を奢るお金が有るなら、それで適当な服を買って借りた服を返すべきでしょ。男、男、って若い男に命賭けてる場合じゃないわ!よっぽど男のことしか頭に無いんだろうね」
Eさん「トド山さん、よく”昨日も飲み屋のバイトの後、お客さんとご飯食べに行った”って言ってるけど、実は狙った男に自腹切ってご飯奢ってたりしてね。だから服も買えなくて返せないんじゃないの?トド山さんは男が一番大事な人だから。あんな人に何を言われても気にするんじゃない」
みかやん「はい」
Eさん「トド山さんて、別れた旦那の所に子供も居るのに…。男、男って男狂いして…。みじめだよねぇ。もう完全に転落の人生でしょ。あれじゃ道も踏み外すわ。可哀相だから貸した服は恵んであげたら?返して貰っても伸びきって着られないと思うよ(笑)」
Eさんは凄いこと言ったけど(苦笑)私は、改めてトド山さんを気の毒に思った。私なんかに対抗意識を燃やすなんて馬鹿げてる。何故もっと上を目指さないんだろ?折角私より若くて独身なんだから、もっと楽しめばいいのに。私なんかに執着してる間に幸せが逃げて行っちゃうよ。
男が絡むと人が変わってしまう女はよくいるけど、仲の良かった私に急に敵対心剥き出しでくるんだもの、怖いから。X君は私のものじゃないし、独身同士好きにやって下さい。邪魔しませんから。
22日と29日にココの飲み会があるが、Eさんも私も参加しないことにした。
私はもうトド山さんの挑発行為やイヤミ攻撃に腹を立てることは無いと思うけど、私の存在がトド山さんの神経を逆撫でするかも知れないし、私的には前回の歓送迎会でココでの想い出作りを終えているし、X君だって私以外の人とも話したり飲んだりしたいだろうから、もう解放してあげましょう…という感じ。
Sさんが16時から偏屈王の手伝いに行くと、Eさんは待ってました!とばかりに偏屈一派(偏屈王、Uさん、Sさん)バッシングを始めた。
「トド山さんは偏屈王を毛嫌いしてるけど、偏屈女二人とは仲良しなんだよね。三人で下世話な三流漫画の貸し借りをしてるならココで読めばいいのに、休憩の時は寝てるか、同じ雑誌をただ広げてるかどっちかだもんね。何を考えてるか分からなくて気持ち悪い人達だわ」
「雑誌なんか全然見てないんだよ。ただ膝の上で同じページを広げてるだけだもの。休憩室にSさんとUさんが二人揃ってると暗くて陰気でゾッとしない?ホント不気味だわ。何、考えてるんだか」
確かに、休憩室にUさんとSさんが揃っていると、Cさんあたりは二人のどんよりとした空気に負けて寝てしまう。三人が寝て、私だけが起きているというパターンが多いが、私はメールの返信や読書の時間に充てたいので、敢えて黙って寝かしつけている。
それでも「さぁ?何も考えてないんだと思います。アニキも”頭の中カラッポの人達”って言ってました」と答えたら、Eさんは「頭カラッポの偏屈女どもと比べたら、偏屈王の方がまだ少し知的だね」と大ウケしてた。
大笑いしながらベッドを組もうとしたら、オネショマットが裏だったので表に返すと表側は血まみれだった。血に弱いEさんに何てことを!Eさんがワーワー言ってる中、速やかにオネショマットを丸めて新しいものと交換に走った。
Eさんは「ホントにもう!偏屈王だったら!裏にするぐらいなら、交換してくれればいいのに!」と、ひとしきり怒った後「気持ち悪い人達の話をしてたから、こんな気持ち悪い目に遭うんだわ」と嘆いていた。
仰るとおりと思います。私も気をつけよう。
今日は、萌えさん(10代後半・超美形)が退職したので、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(10代後半・初バイト)と私の三人勤務。フロントは偏屈王だった。
早速、Eさんに昨日のトド山さんの暴挙について話した。
みかやん「かくかくしかじかで、トド山さんに服を貸したことをアニキに説教されたんですけど、そしたら昨日急にトド山さんが凄い剣幕で"お借りしてた服、近いうちに返しますから!"って言ってきて…アニキがトド山さんに何か言ったのかと思って焦りました」
Eさん「えー?まだ返してなかったの?何ヶ月も前だよね?アニキの言うとおり、
X君にご飯を奢るお金が有るなら、それで適当な服を買って借りた服を返すべきでしょ。男、男、って若い男に命賭けてる場合じゃないわ!よっぽど男のことしか頭に無いんだろうね」
Eさん「トド山さん、よく”昨日も飲み屋のバイトの後、お客さんとご飯食べに行った”って言ってるけど、実は狙った男に自腹切ってご飯奢ってたりしてね。だから服も買えなくて返せないんじゃないの?トド山さんは男が一番大事な人だから。あんな人に何を言われても気にするんじゃない」
みかやん「はい」
Eさん「トド山さんて、別れた旦那の所に子供も居るのに…。男、男って男狂いして…。みじめだよねぇ。もう完全に転落の人生でしょ。あれじゃ道も踏み外すわ。可哀相だから貸した服は恵んであげたら?返して貰っても伸びきって着られないと思うよ(笑)」
Eさんは凄いこと言ったけど(苦笑)私は、改めてトド山さんを気の毒に思った。私なんかに対抗意識を燃やすなんて馬鹿げてる。何故もっと上を目指さないんだろ?折角私より若くて独身なんだから、もっと楽しめばいいのに。私なんかに執着してる間に幸せが逃げて行っちゃうよ。
男が絡むと人が変わってしまう女はよくいるけど、仲の良かった私に急に敵対心剥き出しでくるんだもの、怖いから。X君は私のものじゃないし、独身同士好きにやって下さい。邪魔しませんから。
22日と29日にココの飲み会があるが、Eさんも私も参加しないことにした。
私はもうトド山さんの挑発行為やイヤミ攻撃に腹を立てることは無いと思うけど、私の存在がトド山さんの神経を逆撫でするかも知れないし、私的には前回の歓送迎会でココでの想い出作りを終えているし、X君だって私以外の人とも話したり飲んだりしたいだろうから、もう解放してあげましょう…という感じ。
Sさんが16時から偏屈王の手伝いに行くと、Eさんは待ってました!とばかりに偏屈一派(偏屈王、Uさん、Sさん)バッシングを始めた。
「トド山さんは偏屈王を毛嫌いしてるけど、偏屈女二人とは仲良しなんだよね。三人で下世話な三流漫画の貸し借りをしてるならココで読めばいいのに、休憩の時は寝てるか、同じ雑誌をただ広げてるかどっちかだもんね。何を考えてるか分からなくて気持ち悪い人達だわ」
「雑誌なんか全然見てないんだよ。ただ膝の上で同じページを広げてるだけだもの。休憩室にSさんとUさんが二人揃ってると暗くて陰気でゾッとしない?ホント不気味だわ。何、考えてるんだか」
確かに、休憩室にUさんとSさんが揃っていると、Cさんあたりは二人のどんよりとした空気に負けて寝てしまう。三人が寝て、私だけが起きているというパターンが多いが、私はメールの返信や読書の時間に充てたいので、敢えて黙って寝かしつけている。
それでも「さぁ?何も考えてないんだと思います。アニキも”頭の中カラッポの人達”って言ってました」と答えたら、Eさんは「頭カラッポの偏屈女どもと比べたら、偏屈王の方がまだ少し知的だね」と大ウケしてた。
大笑いしながらベッドを組もうとしたら、オネショマットが裏だったので表に返すと表側は血まみれだった。血に弱いEさんに何てことを!Eさんがワーワー言ってる中、速やかにオネショマットを丸めて新しいものと交換に走った。
Eさんは「ホントにもう!偏屈王だったら!裏にするぐらいなら、交換してくれればいいのに!」と、ひとしきり怒った後「気持ち悪い人達の話をしてたから、こんな気持ち悪い目に遭うんだわ」と嘆いていた。
仰るとおりと思います。私も気をつけよう。
100万アクセス達成
2007年10月9日 めもめも コメント (2)カウンターの見た目は10万ですが、無事100万アクセスを迎えました。
奇特な皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
皆様には秘密メッセージのお返しも出来ずにいて大変申し訳ありません。
心苦し過ぎて足跡機能をオフにして巡回している次第でありました。
お陰様で病状も良いので頑張って更新遅れを取り戻したいと思ってます。
こんなですが、今後もご指導ご鞭撻のほどお願いします。
100万アクセスを踏んで下さった小鳩さん、メールお待ちしております。
奇特な皆様に感謝の気持ちでいっぱいです。
皆様には秘密メッセージのお返しも出来ずにいて大変申し訳ありません。
心苦し過ぎて足跡機能をオフにして巡回している次第でありました。
お陰様で病状も良いので頑張って更新遅れを取り戻したいと思ってます。
こんなですが、今後もご指導ご鞭撻のほどお願いします。
100万アクセスを踏んで下さった小鳩さん、メールお待ちしております。
ラブホ495日目:演出
2007年10月8日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク12部屋+セット+点検+回収他
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。忙しかったので、Eさんチームが10時半から出動し、Sさんと私は11時半までセットをして回った。
朝から有り得ない忙しさで、ようやく一息ついた時、トド山さんが凄い勢いで巨体を揺らしながら私に近づいてきて「みかやん!お借りしてた服、近いうちにお返ししますからっ!」と叫ぶように言って、ぶんむくれて去って行った。
残された私はポカーンとしてしまった。これが人に物を借りてる人の言い方だろうか?暫く借りっぱなしで知らんぷりしてたのに、急に何?しかもなにゆえこんな態度?全く意味分かんないんですけど。
もしかして、アニキがトド山さんに何か言ったんじゃないだろうか?トド山さんに服を貸した件については、私のことなのにアニキは自分のことのように腹を立てていたので、アニキの仕業としか思えない。
有り難いことだが、トド山さんの逆ギレぶりからして、アニキが何と言ったのか…想像すると怖いが、アニキが辞めちゃって確認も出来ない。
17時からSさんと私はセットと点検をすることになった。セットに入ると、どの部屋のお客様も何故か物凄く慌ててお帰りになったようで、部屋の荒れ方が酷かった。
浴槽のお湯の中にバスローブやバスタオルが沈んでいたり、風呂椅子の上にフェイスタオルが敷かれていて中央部分に茶色いシミがついていたりして、気持ち悪くて水を絞りたくないが、忙しくて汚いだ臭いだ言ってられない状況なので、足で踏んで水を絞った。
かと思えば、使用済みスキンがテーブルの上に3つ綺麗に並べられていたり、カラオケマイクにスキンが被せられていたり、ベッドの上でバイブのスイッチが入ったまま卑猥にうねっていたり、想像を絶する状態ばかり(萎)。
せっかく買ったバイブをお持ち帰りにならないのは太っ腹だと思うけど…。何もわざわざ枕や掛け布団を床に置いて、見てくれと言わんばかりにシーツの中央にバイブを配置しなくても…。凝った演出をありがとうございました。こんな遊びゴコロは嫌いじゃないです。
使用済みスキンを並べて、白子の量や色を比較研究でもしてたのでしょうか?もしや、量の多い順や色の濃い順に並べられていたのでしょうか?健康管理の一環なら、記念にお持ち帰りいただいて結構でしたのに。
カラオケマイクって頭でっかちっていうか、結構巨大ですよね?ご自分のモノよりデカいモノを使って物凄く悦ばれたりしてしまったら、虚しくならないんですか?という素朴な疑問を抱いてしまうのは私だけでしょうか?
…と、いちいち心の中で感想を述べてしまう私(照)。折角、様々な演出を凝らして頂いたんですからね。スルーしちゃイカンでしょ。
点検に入ったら「あれ?この部屋ってベッドだけ組んで出たんですか?」と思うぐらい部屋の中が乱雑になっていて、お風呂やトイレは綺麗にメイクされていたが、洗面と部屋が酷い。
洗面の鏡には汚れが残り、洗面台にはオイルがこぼれたまま、部屋の備品は無造作に配置され、電子レンジの中はミートソースのようなものが大量にこぼれていた。パッと見Cさんや#さんの仕事にも思えるが、これは老眼系の人ではなくUさんの仕業だ。
いつまで経ってもUさんはド老眼の高齢者より酷い仕事ぶりだ。たまたま近くの部屋にEさんが居たので、Uさんの仕業であることを一応確かめて、Eさんから伝えてもらうことにした。
巷の皆さんの三連休最終日だとしても異常な忙しさだった。めっきり寒くなってきたので、人肌が恋しい季節なのかも。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、Sさん(10代後半・初バイト)と私の勤務。忙しかったので、Eさんチームが10時半から出動し、Sさんと私は11時半までセットをして回った。
朝から有り得ない忙しさで、ようやく一息ついた時、トド山さんが凄い勢いで巨体を揺らしながら私に近づいてきて「みかやん!お借りしてた服、近いうちにお返ししますからっ!」と叫ぶように言って、ぶんむくれて去って行った。
残された私はポカーンとしてしまった。これが人に物を借りてる人の言い方だろうか?暫く借りっぱなしで知らんぷりしてたのに、急に何?しかもなにゆえこんな態度?全く意味分かんないんですけど。
もしかして、アニキがトド山さんに何か言ったんじゃないだろうか?トド山さんに服を貸した件については、私のことなのにアニキは自分のことのように腹を立てていたので、アニキの仕業としか思えない。
有り難いことだが、トド山さんの逆ギレぶりからして、アニキが何と言ったのか…想像すると怖いが、アニキが辞めちゃって確認も出来ない。
17時からSさんと私はセットと点検をすることになった。セットに入ると、どの部屋のお客様も何故か物凄く慌ててお帰りになったようで、部屋の荒れ方が酷かった。
浴槽のお湯の中にバスローブやバスタオルが沈んでいたり、風呂椅子の上にフェイスタオルが敷かれていて中央部分に茶色いシミがついていたりして、気持ち悪くて水を絞りたくないが、忙しくて汚いだ臭いだ言ってられない状況なので、足で踏んで水を絞った。
かと思えば、使用済みスキンがテーブルの上に3つ綺麗に並べられていたり、カラオケマイクにスキンが被せられていたり、ベッドの上でバイブのスイッチが入ったまま卑猥にうねっていたり、想像を絶する状態ばかり(萎)。
せっかく買ったバイブをお持ち帰りにならないのは太っ腹だと思うけど…。何もわざわざ枕や掛け布団を床に置いて、見てくれと言わんばかりにシーツの中央にバイブを配置しなくても…。凝った演出をありがとうございました。こんな遊びゴコロは嫌いじゃないです。
使用済みスキンを並べて、白子の量や色を比較研究でもしてたのでしょうか?もしや、量の多い順や色の濃い順に並べられていたのでしょうか?健康管理の一環なら、記念にお持ち帰りいただいて結構でしたのに。
カラオケマイクって頭でっかちっていうか、結構巨大ですよね?ご自分のモノよりデカいモノを使って物凄く悦ばれたりしてしまったら、虚しくならないんですか?という素朴な疑問を抱いてしまうのは私だけでしょうか?
…と、いちいち心の中で感想を述べてしまう私(照)。折角、様々な演出を凝らして頂いたんですからね。スルーしちゃイカンでしょ。
点検に入ったら「あれ?この部屋ってベッドだけ組んで出たんですか?」と思うぐらい部屋の中が乱雑になっていて、お風呂やトイレは綺麗にメイクされていたが、洗面と部屋が酷い。
洗面の鏡には汚れが残り、洗面台にはオイルがこぼれたまま、部屋の備品は無造作に配置され、電子レンジの中はミートソースのようなものが大量にこぼれていた。パッと見Cさんや#さんの仕事にも思えるが、これは老眼系の人ではなくUさんの仕業だ。
いつまで経ってもUさんはド老眼の高齢者より酷い仕事ぶりだ。たまたま近くの部屋にEさんが居たので、Uさんの仕業であることを一応確かめて、Eさんから伝えてもらうことにした。
巷の皆さんの三連休最終日だとしても異常な忙しさだった。めっきり寒くなってきたので、人肌が恋しい季節なのかも。
カウンターが1000000もしくは000000になっているのを見てしまった方は、ご一報下さいね。ラブホグッズを贈らせていただきます。
前回、キリ番を踏んで下さった”すももさん”にも何か送らせて頂きます。すももさん、遅くなってホントにごめんなさい。
前回、キリ番を踏んで下さった”すももさん”にも何か送らせて頂きます。すももさん、遅くなってホントにごめんなさい。
ラブホ494日目:アニキ!
2007年10月7日 らぶほ2 コメント (4)11:00-18:00 クイックメイク23部屋+リネン折り
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、女将さん(20代後半・寿司屋)と私の勤務。いくら待ってもアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が来ないので、恐る恐る社員の二宮和也似氏に聞いてみると「アニキは来ませんよ」という返事。
私も女将さんも「えーーーっ!」だ。女将さんはアニキと組むのが今日が初めてなので楽しみにしていたのに、昨日の夜にアニキから「明日、最後の出勤予定でしたが、無理です」と連絡が入っていたそうだ。
というわけで、アニキ呆気なく退職(涙)。
お礼やらお詫びやらイヤミやら(笑)言いたいこといっぱい有ったのに…。あまりに無念で暫く放心状態になった。そういやアニキは、先週も「商談やら何やらで忙しい」と言ってスーツにジュラルミンケースで出勤してた。
この一ヶ月余りで私はアニキに物凄い影響を受けた。どんな短い付き合いにも必ず意味が有るというなら、アニキは私に様々なことに気付かせてくれた恩人なんだろう。酷い毒舌も灰汁の強さも嫌いじゃなかったけど、顔が好みのタイプではなかった(核爆)。
どこに居てもアニキ節を炸裂させていておくれ。
女将さんを相手にアニキの想い出話をするも、やっぱり寂しい。女将さんも、偏屈王の話などの時に「死ねばいいのに…」と吐き捨てるように呟くような人で、軽い毒を持っている。
今日は、アニキと女将さんと私の有毒人種三人組で毒の花やら悪の花を咲かせたかった。
満室になり作業室へ下りると、社員の特大氏がセットバッグを作ったり、リネンのコンテナを移動させたりして懸命に働いていた。私がフロントの時も、そうしていてくれるので本当に助かる。全くココの社員さん達には頭が下がる。
ふと見ると特大氏が怪しげな靴下をはいていたので、見せて貰うと「I?(ハート)おまえ」と書いた靴下だったので、硬派の特大氏らしい…と妙に和んだ。
帰り、X君からトド山さんが「私〜、みかやんに嫌われたみたいぃ」と言っていたと聞いた。嫌われただなんて、とんでもない。あたしゃ怖くて近づけないだけだ。たまにしか出勤して来ないのに、書き出したらキリがないぐらいのくだらない挑発とイヤミ攻撃にホトホト参ってましたから。
例えば、朝にトド山さんが、赤いジャージを着て出勤した私をチラ見してるなと思ったら、昼に私に聞こえるように他の人に「トシとると赤い服が着たくなるらしいよね。私はまだ赤い服は着れない。Cさんと#さんが赤いエプロンなのは、おトシだからなのかなぁ?あ、だとしたら赤いエプロン着なきゃなんない人、他にもいっぱい居るもんね〜」とか言いながら、また私をチラ見する。
こーゆーのって、第三者にはイヤミだと分かりにくくて、当人同士じゃなければ分かんないってところが、トド山さんの陰湿でタチの悪いところ。
こんな調子で、トシだトシだとイヤミを言われ続けて、最近老け込んだ気がしてきたので、ホントに怖くてトド山さんには近づけないし、出来れば声も聞きたくないってのが正直なところで、「嫌われたみたいぃ」だなんてよく言うよ。
それを言うなら「私の攻撃が効いてきて、みかやん弱ってきたみたいぃ」だろ。馬鹿馬鹿しくて、EさんやCさんにも言うのもはばかられる攻撃ばかりだけどさ。
フンだ!ムカついて攻撃したくなるほど、私が若々しくてお洒落で赤いジャージも良く似合ってて可愛らしかった(ええ?)ってことでしょ!トド山さんがジャージなんか着たら、女子プロレスラー風だろうし、性格的に間違いなくヒールだもんね。
こんな時、アニキが居てくれたら、胸がすくような毒舌でトド山さんをこき下ろしてくれただろうに。アニキ…も少し居てほしかった。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・悪霊憑き)、女将さん(20代後半・寿司屋)と私の勤務。いくら待ってもアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が来ないので、恐る恐る社員の二宮和也似氏に聞いてみると「アニキは来ませんよ」という返事。
私も女将さんも「えーーーっ!」だ。女将さんはアニキと組むのが今日が初めてなので楽しみにしていたのに、昨日の夜にアニキから「明日、最後の出勤予定でしたが、無理です」と連絡が入っていたそうだ。
というわけで、アニキ呆気なく退職(涙)。
お礼やらお詫びやらイヤミやら(笑)言いたいこといっぱい有ったのに…。あまりに無念で暫く放心状態になった。そういやアニキは、先週も「商談やら何やらで忙しい」と言ってスーツにジュラルミンケースで出勤してた。
この一ヶ月余りで私はアニキに物凄い影響を受けた。どんな短い付き合いにも必ず意味が有るというなら、アニキは私に様々なことに気付かせてくれた恩人なんだろう。酷い毒舌も灰汁の強さも嫌いじゃなかったけど、顔が好みのタイプではなかった(核爆)。
どこに居てもアニキ節を炸裂させていておくれ。
女将さんを相手にアニキの想い出話をするも、やっぱり寂しい。女将さんも、偏屈王の話などの時に「死ねばいいのに…」と吐き捨てるように呟くような人で、軽い毒を持っている。
今日は、アニキと女将さんと私の有毒人種三人組で毒の花やら悪の花を咲かせたかった。
満室になり作業室へ下りると、社員の特大氏がセットバッグを作ったり、リネンのコンテナを移動させたりして懸命に働いていた。私がフロントの時も、そうしていてくれるので本当に助かる。全くココの社員さん達には頭が下がる。
ふと見ると特大氏が怪しげな靴下をはいていたので、見せて貰うと「I?(ハート)おまえ」と書いた靴下だったので、硬派の特大氏らしい…と妙に和んだ。
帰り、X君からトド山さんが「私〜、みかやんに嫌われたみたいぃ」と言っていたと聞いた。嫌われただなんて、とんでもない。あたしゃ怖くて近づけないだけだ。たまにしか出勤して来ないのに、書き出したらキリがないぐらいのくだらない挑発とイヤミ攻撃にホトホト参ってましたから。
例えば、朝にトド山さんが、赤いジャージを着て出勤した私をチラ見してるなと思ったら、昼に私に聞こえるように他の人に「トシとると赤い服が着たくなるらしいよね。私はまだ赤い服は着れない。Cさんと#さんが赤いエプロンなのは、おトシだからなのかなぁ?あ、だとしたら赤いエプロン着なきゃなんない人、他にもいっぱい居るもんね〜」とか言いながら、また私をチラ見する。
こーゆーのって、第三者にはイヤミだと分かりにくくて、当人同士じゃなければ分かんないってところが、トド山さんの陰湿でタチの悪いところ。
こんな調子で、トシだトシだとイヤミを言われ続けて、最近老け込んだ気がしてきたので、ホントに怖くてトド山さんには近づけないし、出来れば声も聞きたくないってのが正直なところで、「嫌われたみたいぃ」だなんてよく言うよ。
それを言うなら「私の攻撃が効いてきて、みかやん弱ってきたみたいぃ」だろ。馬鹿馬鹿しくて、EさんやCさんにも言うのもはばかられる攻撃ばかりだけどさ。
フンだ!ムカついて攻撃したくなるほど、私が若々しくてお洒落で赤いジャージも良く似合ってて可愛らしかった(ええ?)ってことでしょ!トド山さんがジャージなんか着たら、女子プロレスラー風だろうし、性格的に間違いなくヒールだもんね。
こんな時、アニキが居てくれたら、胸がすくような毒舌でトド山さんをこき下ろしてくれただろうに。アニキ…も少し居てほしかった。
ラブホ493日目:吸血鬼
2007年10月6日 らぶほ211:00-18:00 点検19+セット+回収+ルームサービス他
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、シフトミスで朝フロントさんが居ないため私がフロントになった。
昼休みまでは平日並みの暇さ加減なのに、フロントが偏屈王とX君と私の三人で、かつてないほどラクだった。いつもこんな調子なら喜んでフロントをさせて頂きますわよ♪という感じ。
社員さんに言われて客室にリネン類の追加を届けに行くのも鼻歌まじりで、最上階の5号室へ着いたらば、出てきたのはクリストファー・リー似の吸血鬼氏だった。すかさず玄関を見ると、紳士靴が2足に女性の靴が1足、今日は3Pらしい。
(http://diarynote.jp/d/26700/20070901.html)
吸血鬼氏との対面もこれで三回目であるせいか「あ、どうもどうも♪」と、すっかり顔馴染みの挨拶をされ、「いつも手間かけるね。ありがとう♪」と満面の笑みでリネン類を受け取って下さった。
吸血鬼氏ったらまた昼間から生き血吸い放題ですか?と思いながら、X君とセットバッグを上げたり、社員の特大氏とセットバッグを作ったりしていたら、社員さんに「最上階の5号室にスキンのおかわりを届けて下さい」と言われた。また私かい?
何度もおかわりをされるのもキツいので、スキン8個にローションも追加してお届けに上がると、また吸血鬼氏が出てきて「いやぁ〜、あとでもう一人来ることになったもんだからさぁ〜」と、どこか誇らしげな照れ笑いを浮かべて頭を掻いていたけど、別に聞いてないし…(笑)。
吸血鬼氏クラスとなると、もはや1対1のセックスでは満足出来ないのだろう。
昼休み明けは売り部屋が5つしかなく、忙しくなった。こうなるとセット中の部屋にベッドメイク部隊が押し寄せてきて、フロント係が追われるパターンになり、焦る。
部屋からお客様が出てきたのが見えたので、その死角を走り抜け、セットバッグやらダスターやらを持ってセットに入ったが、その部屋にもすぐにSさんとUさんが押し寄せてきた。
急いで浴槽の栓を抜いたら、流れていくお湯の中で半透明の妙なモノが浮き沈みしているのが見え「ええ?何コレ?」と言ったら、すぐ後ろにUさんがいてソレを拾い上げてくれた。ソレはスキンで出来た水風船だった。
Uさんは拾い上げてから「ええ〜!何これ〜!」と驚いているではないか。相変わらずだ(萎)。
帰る前に最上階の部屋の点検に行った。外の暗さと元々の廊下の暗さと和な雰囲気がハーモニーとなって不気味だ。辞めたフロント可愛い人も「私、5時過ぎたら怖くて最上階へ行けないの」と言っていたが、ホントにそのとおりだ。
夕暮れの墓場はおどろおどろしいが、外人墓地だとそうでもなかったりする。私には最上階の和風な感じが時に怖い。点検を終え、逃げ帰ろうと怖々走っていたら、「キャーーッ!」「アーーーッ!」という女性の悲鳴が聞こえたので、驚いて転びそうになった。
全くもう。SM的なことをしてるんだろうけど、普通にセックスしてて絶叫マシーンにでも乗ってるような声を出されたら怖いよね。私が男だったらドン引きすると思う。
いつも思うけど、これが本物の断末魔の叫びだったりして、「そんなにイイんですか?そうですか…」と聞き流されたら、助かる命も助からないよね。ま、そんなことはないでしょうけど…。
やっぱり私も5時過ぎたら最上階には近寄らないようにしよう。
15日で退職予定だったアニキが明日で退職することになったそうだ。幸い明日はアニキと一緒に組めるので、しっかりとお礼を言おう。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が早番、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が遅番、シフトミスで朝フロントさんが居ないため私がフロントになった。
昼休みまでは平日並みの暇さ加減なのに、フロントが偏屈王とX君と私の三人で、かつてないほどラクだった。いつもこんな調子なら喜んでフロントをさせて頂きますわよ♪という感じ。
社員さんに言われて客室にリネン類の追加を届けに行くのも鼻歌まじりで、最上階の5号室へ着いたらば、出てきたのはクリストファー・リー似の吸血鬼氏だった。すかさず玄関を見ると、紳士靴が2足に女性の靴が1足、今日は3Pらしい。
(http://diarynote.jp/d/26700/20070901.html)
吸血鬼氏との対面もこれで三回目であるせいか「あ、どうもどうも♪」と、すっかり顔馴染みの挨拶をされ、「いつも手間かけるね。ありがとう♪」と満面の笑みでリネン類を受け取って下さった。
吸血鬼氏ったらまた昼間から生き血吸い放題ですか?と思いながら、X君とセットバッグを上げたり、社員の特大氏とセットバッグを作ったりしていたら、社員さんに「最上階の5号室にスキンのおかわりを届けて下さい」と言われた。また私かい?
何度もおかわりをされるのもキツいので、スキン8個にローションも追加してお届けに上がると、また吸血鬼氏が出てきて「いやぁ〜、あとでもう一人来ることになったもんだからさぁ〜」と、どこか誇らしげな照れ笑いを浮かべて頭を掻いていたけど、別に聞いてないし…(笑)。
吸血鬼氏クラスとなると、もはや1対1のセックスでは満足出来ないのだろう。
昼休み明けは売り部屋が5つしかなく、忙しくなった。こうなるとセット中の部屋にベッドメイク部隊が押し寄せてきて、フロント係が追われるパターンになり、焦る。
部屋からお客様が出てきたのが見えたので、その死角を走り抜け、セットバッグやらダスターやらを持ってセットに入ったが、その部屋にもすぐにSさんとUさんが押し寄せてきた。
急いで浴槽の栓を抜いたら、流れていくお湯の中で半透明の妙なモノが浮き沈みしているのが見え「ええ?何コレ?」と言ったら、すぐ後ろにUさんがいてソレを拾い上げてくれた。ソレはスキンで出来た水風船だった。
Uさんは拾い上げてから「ええ〜!何これ〜!」と驚いているではないか。相変わらずだ(萎)。
帰る前に最上階の部屋の点検に行った。外の暗さと元々の廊下の暗さと和な雰囲気がハーモニーとなって不気味だ。辞めたフロント可愛い人も「私、5時過ぎたら怖くて最上階へ行けないの」と言っていたが、ホントにそのとおりだ。
夕暮れの墓場はおどろおどろしいが、外人墓地だとそうでもなかったりする。私には最上階の和風な感じが時に怖い。点検を終え、逃げ帰ろうと怖々走っていたら、「キャーーッ!」「アーーーッ!」という女性の悲鳴が聞こえたので、驚いて転びそうになった。
全くもう。SM的なことをしてるんだろうけど、普通にセックスしてて絶叫マシーンにでも乗ってるような声を出されたら怖いよね。私が男だったらドン引きすると思う。
いつも思うけど、これが本物の断末魔の叫びだったりして、「そんなにイイんですか?そうですか…」と聞き流されたら、助かる命も助からないよね。ま、そんなことはないでしょうけど…。
やっぱり私も5時過ぎたら最上階には近寄らないようにしよう。
15日で退職予定だったアニキが明日で退職することになったそうだ。幸い明日はアニキと一緒に組めるので、しっかりとお礼を言おう。
ラブホ492日目:愚痴愚痴
2007年10月4日 らぶほ211:30-17:00 本メイク7部屋+クイックメイク3部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。
出勤すると、EさんとCさんでワイワイとUさんの悪口に花を咲かせていた。「あの女、最近また口を返すようになって生意気でどうもなんない」という話だが、そんなことは私に言わせたら今に始まったことではないし、私が再三訴えてきたことではないか。
みかやん「私なんかこないだ、かくかくしかじかでUさんのセットのせいで、夜の金髪さんにギャンギャン怒鳴られて酷い目に遭いましたよ」
Cさん「あの時だら、わちらも呆れたもね!なんであの馬鹿がセットしてるのさ?有り得ないべさね!だから、あの馬鹿には無理だのさ」
Eさん「いつまで経ってもベッドメイクもままならない人に、今更セットさせたってどうなるんだか。あの日はあのクソ忙しい中、Sさんにもう1度セットの仕方を習ったんだってさ。それでもそんなことになるならお話にならないよね」
Cさん「セット1回習って、みんな見よう見真似で手伝ってるから分かりそうなもんだべさ。それでも”自信無い”って習い直して馬鹿丸出しでないの。そして習ってもヘマしてるんだからね。最悪だわ。わちなんかUさん本人に文句言ったもね」
Eさん「土曜日の夕方なんか忙しくて、うちら年寄りが走ってた中、あの馬鹿がのうのうとセット習ってたって聞いたら腹立ったもの!どうせ役に立たないんだからリネン折りでもしてろって!ホントにもう!」
Eさん&Cさん「冗談じゃないわ!」
そう言って二人で大笑いしていた。声を合わせて「冗談じゃないわ!」というのが、EさんとCさんの最近のブームらしい。
出動してから、萌えさんが退職したことを聞いた。Cさんの話によると「元々病弱なんだとさ」とのこと。綺麗な子だったけど、儚げな美しさというか、薄幸そうな雰囲気も漂っていた。我が班でたった1日働いただけで辞めてしまうなんて…。
みかやん「そうそう!#さんと萌えさんがベッド組んでる所へドリンクの補充に入ったら、#さんが”ちょっと!もっとそこ引っ張って!”とか”もっと綺麗にやって!”ってガンガンダメ出ししてたんだよね。こわ〜って思ったよ」
Cさん「#さんは$君にもそうだったべさ。自分の仕事ぶりを棚に上げて、よくもまぁ他人にそこまで言えるもんだってさ。ま、わちらは#さんの後輩でなくて良かったべさ。アレの後輩だったらとんでもない目に遭ってたわ」
Cさん「#さんはもうわちらに悪さはしないだろうからいいとして、問題はやっぱりUさんさ。アレだらホントムカつくもね!わちと組んだら遅くて遅くて、支配人から”遅いですよ”とか”本メイクしてるんですか?”って2回も注意されてさ。わちが遅いと思われてるべさ!冗談でないからね!」
みかやん「わちと組んだらUさんは見苦しいほど急いで走り回ってるよ。よっぽどわちに手伝われるのが癪に障るんだろうと思ってさ」
Cさん「どういうつもりなんだか聞いてみたいもね。相手によって全然違うってのもムカつくもの。わちば馬鹿にしてんだべさ!」
みかやん「や…Cさんには心を開いてるんじゃないの?」
Cさん「どこがさ!1つ注意したら10も言い返してきて、勝ったような顔してるんだよ!生意気で生意気で!最近だら偏屈王は休むトド山は休むで、その度にみかやんやSさんをフロントに取られて忙しい思いするけど、Uさんとメイクで残されるのも災難だからね」
Cさん「わちもみかやんぐらい若くて何でも出来てバリバリ働けるんだら、フロントの方がいいもね。だけどもわちは年寄りだし、Uさんみたいな者と残るよりしゃーないからね。最近わちホントに疲れるんだわ。三人勤務ばっかりだし、Uさんと一緒だし…クタクタだのさ」
みかやん「みんなクタクタだよ。フロントにもう一人、休まないでバリバリ働いてくれる若い人が居ればいいのにね。やる気も無い責任感も無いオッサンとオバサン二人だけじゃどうにもならないもの。二人で競い合うように休まれても困るよね」
Cさん「ホントだわ。メイクはもういいからフロントに新しい人を入れてほしいわ!」
最近みんながみんなピリピリしてる。些細なことで小競り合いになったり、朝から悪口合戦になってたり…。こんなのいつまで続くんだろうか?
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。
出勤すると、EさんとCさんでワイワイとUさんの悪口に花を咲かせていた。「あの女、最近また口を返すようになって生意気でどうもなんない」という話だが、そんなことは私に言わせたら今に始まったことではないし、私が再三訴えてきたことではないか。
みかやん「私なんかこないだ、かくかくしかじかでUさんのセットのせいで、夜の金髪さんにギャンギャン怒鳴られて酷い目に遭いましたよ」
Cさん「あの時だら、わちらも呆れたもね!なんであの馬鹿がセットしてるのさ?有り得ないべさね!だから、あの馬鹿には無理だのさ」
Eさん「いつまで経ってもベッドメイクもままならない人に、今更セットさせたってどうなるんだか。あの日はあのクソ忙しい中、Sさんにもう1度セットの仕方を習ったんだってさ。それでもそんなことになるならお話にならないよね」
Cさん「セット1回習って、みんな見よう見真似で手伝ってるから分かりそうなもんだべさ。それでも”自信無い”って習い直して馬鹿丸出しでないの。そして習ってもヘマしてるんだからね。最悪だわ。わちなんかUさん本人に文句言ったもね」
Eさん「土曜日の夕方なんか忙しくて、うちら年寄りが走ってた中、あの馬鹿がのうのうとセット習ってたって聞いたら腹立ったもの!どうせ役に立たないんだからリネン折りでもしてろって!ホントにもう!」
Eさん&Cさん「冗談じゃないわ!」
そう言って二人で大笑いしていた。声を合わせて「冗談じゃないわ!」というのが、EさんとCさんの最近のブームらしい。
出動してから、萌えさんが退職したことを聞いた。Cさんの話によると「元々病弱なんだとさ」とのこと。綺麗な子だったけど、儚げな美しさというか、薄幸そうな雰囲気も漂っていた。我が班でたった1日働いただけで辞めてしまうなんて…。
みかやん「そうそう!#さんと萌えさんがベッド組んでる所へドリンクの補充に入ったら、#さんが”ちょっと!もっとそこ引っ張って!”とか”もっと綺麗にやって!”ってガンガンダメ出ししてたんだよね。こわ〜って思ったよ」
Cさん「#さんは$君にもそうだったべさ。自分の仕事ぶりを棚に上げて、よくもまぁ他人にそこまで言えるもんだってさ。ま、わちらは#さんの後輩でなくて良かったべさ。アレの後輩だったらとんでもない目に遭ってたわ」
Cさん「#さんはもうわちらに悪さはしないだろうからいいとして、問題はやっぱりUさんさ。アレだらホントムカつくもね!わちと組んだら遅くて遅くて、支配人から”遅いですよ”とか”本メイクしてるんですか?”って2回も注意されてさ。わちが遅いと思われてるべさ!冗談でないからね!」
みかやん「わちと組んだらUさんは見苦しいほど急いで走り回ってるよ。よっぽどわちに手伝われるのが癪に障るんだろうと思ってさ」
Cさん「どういうつもりなんだか聞いてみたいもね。相手によって全然違うってのもムカつくもの。わちば馬鹿にしてんだべさ!」
みかやん「や…Cさんには心を開いてるんじゃないの?」
Cさん「どこがさ!1つ注意したら10も言い返してきて、勝ったような顔してるんだよ!生意気で生意気で!最近だら偏屈王は休むトド山は休むで、その度にみかやんやSさんをフロントに取られて忙しい思いするけど、Uさんとメイクで残されるのも災難だからね」
Cさん「わちもみかやんぐらい若くて何でも出来てバリバリ働けるんだら、フロントの方がいいもね。だけどもわちは年寄りだし、Uさんみたいな者と残るよりしゃーないからね。最近わちホントに疲れるんだわ。三人勤務ばっかりだし、Uさんと一緒だし…クタクタだのさ」
みかやん「みんなクタクタだよ。フロントにもう一人、休まないでバリバリ働いてくれる若い人が居ればいいのにね。やる気も無い責任感も無いオッサンとオバサン二人だけじゃどうにもならないもの。二人で競い合うように休まれても困るよね」
Cさん「ホントだわ。メイクはもういいからフロントに新しい人を入れてほしいわ!」
最近みんながみんなピリピリしてる。些細なことで小競り合いになったり、朝から悪口合戦になってたり…。こんなのいつまで続くんだろうか?
ラブホ491日目:冗談?
2007年10月1日 らぶほ211:30-17:30 本メイク5部屋+クイックメイク14部屋+点検
今日は、萌えさん(10代後半・超美形)が欠勤して、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私の三人勤務になった。
夕方、サクサクと三人勤務を進めていて、ふとモニターを見たら、フロントの人が点検をしなければならない部屋や、セットをしなければならない部屋が大量に溜まってきているというのに、偏屈王の姿がどこにもない。
私が今日のフロントだったら、取り敢えず点検だけでも何とかして売り部屋を作ってしまわなければ気が気じゃないと思うのに、偏屈王クラスになるとそんなことには動じないのだろう。
Eさん「偏屈王、さっきからずーっと居ないよね。点検もセットも溜まってきたから、また非常階段にでも隠れてるんじゃないの?」
みかやん「随分前にコンビニボックスの商品の入れ替えをしてるのを見たきりです」
Eさん「それは朝のA班さんが凄い勢いでやってたもの。大した残ってないと思うけどねぇ」
みかやん「あのオッサンにA班さん達と同じスピードで出来るとは思えませんから」
Eさん「そうだけど…」
そうこうしている間にも点検やセットの部屋が増え、偏屈王は非常階段で強迫観念に苛まれているか、”肝臓からくる疲労”を訴えて早退したのか、どっちかだと思った。
そこへフロントから電話が入り、私だけが呼ばれて階下へ降りた。
支配人殿「溜まってきたんで点検だけダーッとやっちゃって下さい」
みかやん「はい。それで…偏屈王は?」
支配人殿「あぁ、アレ、使い物にならなくてさ…」
みかやん「・・・やっぱりそうなんですか…」
社員の二宮和也似氏&電話番姉さん「あれ〜!”やっぱり”だって〜!」
支配人殿「・・・あの…冗談なんで真剣に受け止めないで下さいね」
みかやん「偏屈王は早退したんですか?」
支配人「いいや、居る、居る」
絶対に”冗談”なんかじゃない。口をついて出た支配人殿の本心に違いない。あまりのことに動揺して「私も冗談で言ったんですよ」と言いそびれてしまった。
点検を始めたところでバッタリと偏屈王に遭遇すると、奴はとても不思議そうに「あれ?フロントしてるんですか?」と聞いてきた。お前がこんなに点検を溜め込んでっからだろ!という言葉をグッと飲み込んで「いいえ。点検だけです」と答えて逃げた。
小心者の私なんかは点検の溜まり過ぎに恐れをなして、決死の覚悟で点検に臨もうとしていたところなのに、当の本職フロントの偏屈王がシラッとしていて萎えた。私らの怠慢でお客様をお待たせするようなことは有ってはならないのに、まるで危機感が無い。
どんなに忙しかろうと、自分が大事、自分の身体が大事な人だから、客や会社のことなんか二の次三の次で、まして私ら同僚のことなんか眼中に無いんだろうさ。
次の点検部屋へと急いで廊下を走っている時に、お客様と出会してしまったが、私は急に止まれない。制動距離の間にお客様は私に「お邪魔しました」と深々と頭を下げてくださった。咄嗟に「ありがとうございました」と、私もお客様以上に深々と頭を下げて通り過ぎた。
頭を下げてくださるだなんて勿体ない。物凄く恐縮してしまった。だけど、このような素敵なお客様が偏屈王なんかに頭を下げていたとしたら、もっと勿体なかった。
本職フロントの偏屈王が悠然と仕事をしている間、手伝いの私がバタバタしているのは割に合わない気もするけど、私はお客様のために頑張ろう。
今日は、萌えさん(10代後半・超美形)が欠勤して、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私の三人勤務になった。
夕方、サクサクと三人勤務を進めていて、ふとモニターを見たら、フロントの人が点検をしなければならない部屋や、セットをしなければならない部屋が大量に溜まってきているというのに、偏屈王の姿がどこにもない。
私が今日のフロントだったら、取り敢えず点検だけでも何とかして売り部屋を作ってしまわなければ気が気じゃないと思うのに、偏屈王クラスになるとそんなことには動じないのだろう。
Eさん「偏屈王、さっきからずーっと居ないよね。点検もセットも溜まってきたから、また非常階段にでも隠れてるんじゃないの?」
みかやん「随分前にコンビニボックスの商品の入れ替えをしてるのを見たきりです」
Eさん「それは朝のA班さんが凄い勢いでやってたもの。大した残ってないと思うけどねぇ」
みかやん「あのオッサンにA班さん達と同じスピードで出来るとは思えませんから」
Eさん「そうだけど…」
そうこうしている間にも点検やセットの部屋が増え、偏屈王は非常階段で強迫観念に苛まれているか、”肝臓からくる疲労”を訴えて早退したのか、どっちかだと思った。
そこへフロントから電話が入り、私だけが呼ばれて階下へ降りた。
支配人殿「溜まってきたんで点検だけダーッとやっちゃって下さい」
みかやん「はい。それで…偏屈王は?」
支配人殿「あぁ、アレ、使い物にならなくてさ…」
みかやん「・・・やっぱりそうなんですか…」
社員の二宮和也似氏&電話番姉さん「あれ〜!”やっぱり”だって〜!」
支配人殿「・・・あの…冗談なんで真剣に受け止めないで下さいね」
みかやん「偏屈王は早退したんですか?」
支配人「いいや、居る、居る」
絶対に”冗談”なんかじゃない。口をついて出た支配人殿の本心に違いない。あまりのことに動揺して「私も冗談で言ったんですよ」と言いそびれてしまった。
点検を始めたところでバッタリと偏屈王に遭遇すると、奴はとても不思議そうに「あれ?フロントしてるんですか?」と聞いてきた。お前がこんなに点検を溜め込んでっからだろ!という言葉をグッと飲み込んで「いいえ。点検だけです」と答えて逃げた。
小心者の私なんかは点検の溜まり過ぎに恐れをなして、決死の覚悟で点検に臨もうとしていたところなのに、当の本職フロントの偏屈王がシラッとしていて萎えた。私らの怠慢でお客様をお待たせするようなことは有ってはならないのに、まるで危機感が無い。
どんなに忙しかろうと、自分が大事、自分の身体が大事な人だから、客や会社のことなんか二の次三の次で、まして私ら同僚のことなんか眼中に無いんだろうさ。
次の点検部屋へと急いで廊下を走っている時に、お客様と出会してしまったが、私は急に止まれない。制動距離の間にお客様は私に「お邪魔しました」と深々と頭を下げてくださった。咄嗟に「ありがとうございました」と、私もお客様以上に深々と頭を下げて通り過ぎた。
頭を下げてくださるだなんて勿体ない。物凄く恐縮してしまった。だけど、このような素敵なお客様が偏屈王なんかに頭を下げていたとしたら、もっと勿体なかった。
本職フロントの偏屈王が悠然と仕事をしている間、手伝いの私がバタバタしているのは割に合わない気もするけど、私はお客様のために頑張ろう。
ラブホ490日目:立ち聞き
2007年9月30日 らぶほ211:00-18:00 点検15+セット+回収+ルームサービス+ダスター上げ他
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と#さん(60代前半・元美容師)の勤務。Aフロントさんがお休みで私がフロントになった。
出動前の休憩室で欠勤明けの偏屈王が「メイクさん、今日はゆっくりやって下さい。私、身体がダルくて動けないんで…」と言ったが、EさんもCさんも思いっきり丸無視だった。
タイムカードを押して無言で引き継ぎ帳を読んでいた偏屈王に、社員の二宮和也似氏が「風邪はもう大丈夫なんですか?」と声を掛けたら、偏屈王はムッとして「私、風邪じゃないですよ!疲労です!肝臓からくる疲労です!(怒)」と答え"肝臓悪いんだ自慢"をしていた。
というか、欠勤明けなのに「すみません」とか「ご迷惑おかけしました」って一言が無いから、こうなるんじゃないの?学生が学校休んだのと違うんだからさ。それとも「俺は肝臓が悪いのに働いてやってるんだ」とでも思ってるんだろうか。
X君と出動してエレベーターの中で「偏屈王の奴、EさんにもCさんにもスルーされてたよね」と言って、二人で大笑いした。
途中、忙しくなったのでEさん&Cさんのチームに手伝いに入ると、Eさんが今朝の偏屈王丸無視の話を振ってきた。
みかやん「あの後、X君と大笑いしましたよ。二人ともカッコ良かったです」
Eさん「自分がダルいからゆっくりやれって何様さ?休んで出てきて”すみません”の一言も無いもんね。メイクからSさんやみかやんをフロントに取られて、うちらだって忙しい思いするのに」
Cさん「このクソ忙しい時にゆっくりなんてやってられないべさ!冗談でないわ!偏屈王が”すみません”も言わないから、馬鹿なトド山も真似して言わないもね!三人勤務ばっかりで、わちなんかクタクタだわ!」
みかやん「ホントさ。学生が学校休んだのと違うよね。なんぼ無能でも頭数に入れられてるんだから、仕事に穴を開けたら”すみません”ぐらい言えって」
Eさん「身体が悪い、休んで当たり前って思ってるんだったら辞めてほしいわ。身体も頭も悪い人に無理して来てくれ!なんて誰も頼んでないからね!辞めてゆっくり身体と頭を治せばいいんだわ!ホントにもう…」
Eさん&Cさん「冗談じゃないわ!」
みかやん「あはは!もう笑わせないでくださいよ。あ…こないだX君に”偏屈王ってメイク中の部屋の前で立ち聞きしてるから気をつけた方がいいよ”って言われたんですよ。気をつけなきゃ!」
Cさん「普通じゃないと思ってたけど、立ち聞きまでしてるのかい?最低だべさ!あの男だら本当に腐ってるもね!本当のクズだわ。終わってるべさ!」
Eさん「聞こえたっていいよ、本心だもん!だけど…立ち聞きだなんて、ますます気味が悪いわ。本物の変質者じゃないの?あぁなったらもう人間辞めた方がいいわ!」
その部屋を出るまでEさんとCさんは「クズオヤジ」だ「人間失格」だと怒っていた。
私は昨日転倒して腕と首と腰が痛い。泣く泣くダスター上げやセットバッグ上げをしていたら、X君が飛んで来て手伝ってくれた。有り難いことだ。私もX君やAフロントさんに何か有ったら全力でお手伝いさせて頂こうとは思うが、偏屈王やトド山さんに対しては、そんなふうには思えない。
これじゃイカンよね。私ったら人間が小さいよ。
痛む手を震わせながらルームサービスやら貸し出しのコスプレを客室へ届けに行ったら、今日は殆どのお客様がニッコリと「ありがとう♪」と言って下さった。
ラブホの裏側は物凄くドロドロしてるけど、そんなことは当然お客様には関係のないことで、偏屈王のことを考えていてイヤなオーラを発していただろう私を「ありがとう」という言葉が救ってくれた。
最後に偏屈王とX君と私の三人で協力して大量のセットバッグ作りをして仕事を終えた。無言だったけど…。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と#さん(60代前半・元美容師)の勤務。Aフロントさんがお休みで私がフロントになった。
出動前の休憩室で欠勤明けの偏屈王が「メイクさん、今日はゆっくりやって下さい。私、身体がダルくて動けないんで…」と言ったが、EさんもCさんも思いっきり丸無視だった。
タイムカードを押して無言で引き継ぎ帳を読んでいた偏屈王に、社員の二宮和也似氏が「風邪はもう大丈夫なんですか?」と声を掛けたら、偏屈王はムッとして「私、風邪じゃないですよ!疲労です!肝臓からくる疲労です!(怒)」と答え"肝臓悪いんだ自慢"をしていた。
というか、欠勤明けなのに「すみません」とか「ご迷惑おかけしました」って一言が無いから、こうなるんじゃないの?学生が学校休んだのと違うんだからさ。それとも「俺は肝臓が悪いのに働いてやってるんだ」とでも思ってるんだろうか。
X君と出動してエレベーターの中で「偏屈王の奴、EさんにもCさんにもスルーされてたよね」と言って、二人で大笑いした。
途中、忙しくなったのでEさん&Cさんのチームに手伝いに入ると、Eさんが今朝の偏屈王丸無視の話を振ってきた。
みかやん「あの後、X君と大笑いしましたよ。二人ともカッコ良かったです」
Eさん「自分がダルいからゆっくりやれって何様さ?休んで出てきて”すみません”の一言も無いもんね。メイクからSさんやみかやんをフロントに取られて、うちらだって忙しい思いするのに」
Cさん「このクソ忙しい時にゆっくりなんてやってられないべさ!冗談でないわ!偏屈王が”すみません”も言わないから、馬鹿なトド山も真似して言わないもね!三人勤務ばっかりで、わちなんかクタクタだわ!」
みかやん「ホントさ。学生が学校休んだのと違うよね。なんぼ無能でも頭数に入れられてるんだから、仕事に穴を開けたら”すみません”ぐらい言えって」
Eさん「身体が悪い、休んで当たり前って思ってるんだったら辞めてほしいわ。身体も頭も悪い人に無理して来てくれ!なんて誰も頼んでないからね!辞めてゆっくり身体と頭を治せばいいんだわ!ホントにもう…」
Eさん&Cさん「冗談じゃないわ!」
みかやん「あはは!もう笑わせないでくださいよ。あ…こないだX君に”偏屈王ってメイク中の部屋の前で立ち聞きしてるから気をつけた方がいいよ”って言われたんですよ。気をつけなきゃ!」
Cさん「普通じゃないと思ってたけど、立ち聞きまでしてるのかい?最低だべさ!あの男だら本当に腐ってるもね!本当のクズだわ。終わってるべさ!」
Eさん「聞こえたっていいよ、本心だもん!だけど…立ち聞きだなんて、ますます気味が悪いわ。本物の変質者じゃないの?あぁなったらもう人間辞めた方がいいわ!」
その部屋を出るまでEさんとCさんは「クズオヤジ」だ「人間失格」だと怒っていた。
私は昨日転倒して腕と首と腰が痛い。泣く泣くダスター上げやセットバッグ上げをしていたら、X君が飛んで来て手伝ってくれた。有り難いことだ。私もX君やAフロントさんに何か有ったら全力でお手伝いさせて頂こうとは思うが、偏屈王やトド山さんに対しては、そんなふうには思えない。
これじゃイカンよね。私ったら人間が小さいよ。
痛む手を震わせながらルームサービスやら貸し出しのコスプレを客室へ届けに行ったら、今日は殆どのお客様がニッコリと「ありがとう♪」と言って下さった。
ラブホの裏側は物凄くドロドロしてるけど、そんなことは当然お客様には関係のないことで、偏屈王のことを考えていてイヤなオーラを発していただろう私を「ありがとう」という言葉が救ってくれた。
最後に偏屈王とX君と私の三人で協力して大量のセットバッグ作りをして仕事を終えた。無言だったけど…。
VINNIE’S BARでLIVE
2007年9月29日 おでかけY君のバンドのライブが有るので、仕事の帰りにVINNIE’S BARへ。
夫、退職した$君、YUYAの元カノちゃん、Y君の元同僚ちゃんと酒を飲みながらライブを楽しんだ。
先日、トド山さんに「バンドの追っかけも20代までだよねぇ」とイヤミを言われたけど、私にはバンドをやってる友人が多いだけで、別に追っかけではないし、マキシマムザホルモンやELLEGARDENは大好きだけど、特に追っかけてもいない。バンド好き=追っかけという短絡的な発想はやめてほしいものだ。
しかも、今回は$君が「今日は演歌の人のライブもあるんですか?(笑)」と言うぐらい客の年齢層が高く、ディープパープルのコピーバンドが出演したせいか、50代〜60代のお洒落で若々しく素敵なオジサマ&オバサマもチラホラ居た。音楽に年齢は関係ないと思うんですよ>トド山さん。
嗚呼それなのに、そん時のトド山さんは「スマップとか氷川きよしの追っかけのオバチャンてホントみっともない」と言いやがって、自分もオバでありながら全国のオバ連を敵に回しやがったよ。知〜らないっと。
そんなことを考えていたら、$君に「それがトド山の祟りですね!」と腕を掴まれた。痛いから(笑)。
そういう$君も退職前の23日の早朝5時に「熱が40度あります。死にそうです。今日は最後にアニキとペアだったのに出勤できそうもありません。アニキの祟りです」とメールをくれて、その日は欠勤した。その風邪が治っていないのか酷い咳をしていた。
初対面のY君の元同僚ちゃんは、Y君と一緒に”CIA”という会社に勤めていたそうで、「あのホワイトハウス直属のアメリカ中央情報局にお勤めだなんて!」とか「いつもY君のライブは盗聴してたんでしょ?」とか「実は今も諜報活動中なんでしょ」などと言って茶化してしまった。
違う違う。今日は、ちゃんと$君にお礼とお別れを言おう!と思ってたんだった。酔わないうちに、しっかりと$君の手を握り「$ちゃん、言葉にならないぐらいいっぱい…ありがとね!いつも一番の私の味方で居てくれて嬉しかったよ。東京でも頑張ってね!」と言った。
危うく泣きそうだった。
$君は「俺の方こそお世話になりっぱなしで…。育てて貰って感謝してます。何にも出来ませんでしたけど…なんか食って下さい(笑)」とタコライスをご馳走してくれた。いやいやいや、奢られてどうするよ私。全く面目ない。
YUYAの元カノちゃんは、我が家の近所に引っ越してきたそうで「今度ゆっくり遊ぼうね」と固い約束を交わした。Y君のバンドの出番まで時間があったので、いろんな人といろんな話が出来て良かった。
Y君のバンドは前回で最年少ギタリストが抜けて5人編成になり、コーラスの迫力は欠いたものの、トリにふさわしいクールなバンドになっていて、我が友人のバンドながら圧巻という感じだった。
帰りは、$君とYUYAの元カノちゃんと夫と4人でタクシーに乗り込み、途中まで$君を送った。$君とはホントにこれでお別れで寂し〜くなった。
夫、退職した$君、YUYAの元カノちゃん、Y君の元同僚ちゃんと酒を飲みながらライブを楽しんだ。
先日、トド山さんに「バンドの追っかけも20代までだよねぇ」とイヤミを言われたけど、私にはバンドをやってる友人が多いだけで、別に追っかけではないし、マキシマムザホルモンやELLEGARDENは大好きだけど、特に追っかけてもいない。バンド好き=追っかけという短絡的な発想はやめてほしいものだ。
しかも、今回は$君が「今日は演歌の人のライブもあるんですか?(笑)」と言うぐらい客の年齢層が高く、ディープパープルのコピーバンドが出演したせいか、50代〜60代のお洒落で若々しく素敵なオジサマ&オバサマもチラホラ居た。音楽に年齢は関係ないと思うんですよ>トド山さん。
嗚呼それなのに、そん時のトド山さんは「スマップとか氷川きよしの追っかけのオバチャンてホントみっともない」と言いやがって、自分もオバでありながら全国のオバ連を敵に回しやがったよ。知〜らないっと。
そんなことを考えていたら、$君に「それがトド山の祟りですね!」と腕を掴まれた。痛いから(笑)。
そういう$君も退職前の23日の早朝5時に「熱が40度あります。死にそうです。今日は最後にアニキとペアだったのに出勤できそうもありません。アニキの祟りです」とメールをくれて、その日は欠勤した。その風邪が治っていないのか酷い咳をしていた。
初対面のY君の元同僚ちゃんは、Y君と一緒に”CIA”という会社に勤めていたそうで、「あのホワイトハウス直属のアメリカ中央情報局にお勤めだなんて!」とか「いつもY君のライブは盗聴してたんでしょ?」とか「実は今も諜報活動中なんでしょ」などと言って茶化してしまった。
違う違う。今日は、ちゃんと$君にお礼とお別れを言おう!と思ってたんだった。酔わないうちに、しっかりと$君の手を握り「$ちゃん、言葉にならないぐらいいっぱい…ありがとね!いつも一番の私の味方で居てくれて嬉しかったよ。東京でも頑張ってね!」と言った。
危うく泣きそうだった。
$君は「俺の方こそお世話になりっぱなしで…。育てて貰って感謝してます。何にも出来ませんでしたけど…なんか食って下さい(笑)」とタコライスをご馳走してくれた。いやいやいや、奢られてどうするよ私。全く面目ない。
YUYAの元カノちゃんは、我が家の近所に引っ越してきたそうで「今度ゆっくり遊ぼうね」と固い約束を交わした。Y君のバンドの出番まで時間があったので、いろんな人といろんな話が出来て良かった。
Y君のバンドは前回で最年少ギタリストが抜けて5人編成になり、コーラスの迫力は欠いたものの、トリにふさわしいクールなバンドになっていて、我が友人のバンドながら圧巻という感じだった。
帰りは、$君とYUYAの元カノちゃんと夫と4人でタクシーに乗り込み、途中まで$君を送った。$君とはホントにこれでお別れで寂し〜くなった。
ラブホ489日目:転倒
2007年9月29日 らぶほ2
11:00-18:00 点検24+セット+ルームサービス+回収他
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)と萌えさん(10代後半・超美形)が早番、Uさん(30代後半・悪霊憑き)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が遅番の勤務。トド山さんが転んで欠勤して、私がフロントになった。転んで欠勤て…。
どうせ場末のスナックで働いた後、うだつの上がらないオッサンと飲みに行って転んだんだろうさ。あんな巨体でフラつかれたら誰も助けられないもんね。分厚い肉や脂肪がクッションになって怪我とは無縁そうだけど、身体が重い分ダメージも大きいんだろうさ。あそこまで太った経験が無いから分かんないけどね。
そんな酔っぱらいの代わりにフロントだなんて冗談じゃないわよ!と思いながら、急いでセットをしていたら、ふいに身体が宙に浮いた後、床に叩き付けられるように落下した。
足の裏に泡がついたまま浴室入口の段差を下りたところで、思いっきり滑って転倒した。咄嗟に頭をかばい、右手首と肘の中間点を浴室の段差にイヤというほど打ち付け、見る見る間に青く腫れ上がってきた。
心の中でトド山さんを口汚く罵ったのが災いしたのだろう。右半身全部痛い。フロントへ行ったが湿布は無く、社員の二宮和也似氏に冷えピタを渡され、それを腕に貼った。
昼休みに$君にメールしたら「気をつけて下さい、それはトド山の祟りか呪いですよ。俺も23日はアニキの呪いで40度の熱が出て欠勤しましたから(笑)」とのことだ。トド山さんには気をつけよう…祟られる(汗)。
$君のお気に入りだったA班の萌えさんが今日からB班に加わり、退職した$君とは擦れ違いになってしまって残念だ。茶化そうと思ってたのに。
16時から物凄く忙しくなったが、フロントはX君と私だけ。私は右半身が痛くて思うように働けずに焦っていたら、天の助け!社員になった特大氏がセットや点検をして下さった。いつも、もう無理!と思った時に救世主のように現れて助けてくれるので本当に有り難い(感涙)。
特大氏やX君に老体を労られ、今日も何とか勤め上げることが出来た。帰ろうとした時にC班の金髪お姉様に呼び止められた。
「おたくの班に新しいフロントの人、入ったの?」と聞かれ、「いえ」と答えるや否や「先週の土日、酷い目に遭ったわ!モニターは点いてない、風呂のお湯は抜けてない、ポットにお湯は入ったまま、クソ忙しい土日に酷い目に遭ったわ!」と苦情を捲し立てられた。
金髪お姉様は自分の怒鳴り声に興奮するタイプなのか、更に「モニターつけてないって、おたくの班じゃ節電のためにモニターつけないの?うちの班は困るんだわ!」とギャーギャーで、みんな遠巻きに私達を見てる。
同じことをワイワイと言われ、私は飽きてきた(爆)。怒鳴られてはいるが、先週の土日は私はフロントをしていないので、どこか他人事のようにノラリクラリとかわすことが出来たが、この話いつ終わるんだろ?と思ったその時、C班のトシは若いがベテランメイクさんが駆けつけて下さった。
若いベテランさんは、金髪お姉様に「Bフロントに髪の毛クルクルの桑マンみたいなオッサン居るでしょ?あのオッサンが出番の時、そーゆーこと多いよ」と言って下さり、その一言で金髪お姉様も納得されたようなので、その隙に逃げ帰った。
C班の若いベテランさんは、いつも愛想が良く、とても謙虚で素敵な方だとは思っていたが、思いがけず助けていただいて感激した。偏屈王は確かに桑マン風ではあるけど(特に髪型)、あの偏屈王に似てると言われちゃ桑マンがちょっとお気の毒な気が…。
帰りのロッカーでは、Uさんが「これ肌色で気持ち悪い湿布なんですけど、良かったら使って下さい」と湿布一袋をくれた。
アクシデントは有ったものの、みんなに助けられて良い一日だった。
で、帰りに大変なことに気付いた。先週の土日といえば、Uさんが夕方からセットをしていたではないか。誰の仕業?と思ったらUさんだ(萎)。
今日は、Sさん(10代後半・初バイト)と#さん(60代前半・元美容師)と萌えさん(10代後半・超美形)が早番、Uさん(30代後半・悪霊憑き)とアニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)が遅番の勤務。トド山さんが転んで欠勤して、私がフロントになった。転んで欠勤て…。
どうせ場末のスナックで働いた後、うだつの上がらないオッサンと飲みに行って転んだんだろうさ。あんな巨体でフラつかれたら誰も助けられないもんね。分厚い肉や脂肪がクッションになって怪我とは無縁そうだけど、身体が重い分ダメージも大きいんだろうさ。あそこまで太った経験が無いから分かんないけどね。
そんな酔っぱらいの代わりにフロントだなんて冗談じゃないわよ!と思いながら、急いでセットをしていたら、ふいに身体が宙に浮いた後、床に叩き付けられるように落下した。
足の裏に泡がついたまま浴室入口の段差を下りたところで、思いっきり滑って転倒した。咄嗟に頭をかばい、右手首と肘の中間点を浴室の段差にイヤというほど打ち付け、見る見る間に青く腫れ上がってきた。
心の中でトド山さんを口汚く罵ったのが災いしたのだろう。右半身全部痛い。フロントへ行ったが湿布は無く、社員の二宮和也似氏に冷えピタを渡され、それを腕に貼った。
昼休みに$君にメールしたら「気をつけて下さい、それはトド山の祟りか呪いですよ。俺も23日はアニキの呪いで40度の熱が出て欠勤しましたから(笑)」とのことだ。トド山さんには気をつけよう…祟られる(汗)。
$君のお気に入りだったA班の萌えさんが今日からB班に加わり、退職した$君とは擦れ違いになってしまって残念だ。茶化そうと思ってたのに。
16時から物凄く忙しくなったが、フロントはX君と私だけ。私は右半身が痛くて思うように働けずに焦っていたら、天の助け!社員になった特大氏がセットや点検をして下さった。いつも、もう無理!と思った時に救世主のように現れて助けてくれるので本当に有り難い(感涙)。
特大氏やX君に老体を労られ、今日も何とか勤め上げることが出来た。帰ろうとした時にC班の金髪お姉様に呼び止められた。
「おたくの班に新しいフロントの人、入ったの?」と聞かれ、「いえ」と答えるや否や「先週の土日、酷い目に遭ったわ!モニターは点いてない、風呂のお湯は抜けてない、ポットにお湯は入ったまま、クソ忙しい土日に酷い目に遭ったわ!」と苦情を捲し立てられた。
金髪お姉様は自分の怒鳴り声に興奮するタイプなのか、更に「モニターつけてないって、おたくの班じゃ節電のためにモニターつけないの?うちの班は困るんだわ!」とギャーギャーで、みんな遠巻きに私達を見てる。
同じことをワイワイと言われ、私は飽きてきた(爆)。怒鳴られてはいるが、先週の土日は私はフロントをしていないので、どこか他人事のようにノラリクラリとかわすことが出来たが、この話いつ終わるんだろ?と思ったその時、C班のトシは若いがベテランメイクさんが駆けつけて下さった。
若いベテランさんは、金髪お姉様に「Bフロントに髪の毛クルクルの桑マンみたいなオッサン居るでしょ?あのオッサンが出番の時、そーゆーこと多いよ」と言って下さり、その一言で金髪お姉様も納得されたようなので、その隙に逃げ帰った。
C班の若いベテランさんは、いつも愛想が良く、とても謙虚で素敵な方だとは思っていたが、思いがけず助けていただいて感激した。偏屈王は確かに桑マン風ではあるけど(特に髪型)、あの偏屈王に似てると言われちゃ桑マンがちょっとお気の毒な気が…。
帰りのロッカーでは、Uさんが「これ肌色で気持ち悪い湿布なんですけど、良かったら使って下さい」と湿布一袋をくれた。
アクシデントは有ったものの、みんなに助けられて良い一日だった。
で、帰りに大変なことに気付いた。先週の土日といえば、Uさんが夕方からセットをしていたではないか。誰の仕業?と思ったらUさんだ(萎)。
今日は、前歯の差し歯4本の交換で19080円。
前回までと合わせて106200円也。遂に歯医者代が10万円突破(泣)。年明けに医療費の確定申告をしなければ…。
前回までと合わせて106200円也。遂に歯医者代が10万円突破(泣)。年明けに医療費の確定申告をしなければ…。
ラブホ488日目:精神レベル
2007年9月27日 らぶほ211:30-16:00 クイックメイク15部屋
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。
私以外は先日の歓送迎会に出なかったメンバーなので、トド山さんは皆が何も知らないとでも思ったのか大はしゃぎだった。やはりトド山さんはシラフでも大暴走出来る人だ。実際のところ本当に何も知らないのはZさんだけだろうに。
Zさんがクルマの免許を取ったと聞きつけて、トド山さんは「ドライブに連れてってよ〜。一緒に逆ナンドライブに行こ〜!逆ナンドライブ〜!絶対、Zさんと行きたい!逆ナンドライブ〜」と騒いでいて、ブ〜ブ〜うるさかった。
そりゃ美形のZさんと逆ナンしたら成功率は高いだろうけど…(以下自粛)。
トド山さんの大はしゃぎにつられたのか、出動するとUさんが妙なテンションで私に絡んできて、これがなかなか…(以下自粛)。
こんな時は自分の世界に入るしかない。ゴー!イントゥマイワールドだ。
アニキと私はエログロい話ばかりしているわけではなくて、真面目な話もしていて、真面目モードのアニキから「精神レベル」という言葉が度々出てきた。そう言えば我が家に精神レベルについて書かれた本が有ったはず…と発掘して読んでみた。
前回は、どうも宗教色を感じてあまり真剣に読んでいなかったけど、再読してみると宗教とは何ら関係が無いということが、あちらこちらに書かれていたので(最初によく読めよ>自分)安心したが、かなり身につまされる内容だった。
なぜ私はこうも次々と愚鈍さんやら偏屈王やらトド山さんやら、とんでもない輩と出会ってしまうのか?
その本によれば…精神レベルの低い人は、小さなことにいちいち腹を立てて文句ばかり言っていたり、愚痴っぽい生活をしているから、愚痴を言いたくなるような状況を呼び寄せてしまうわけで、自分の身に起こる嫌なことは全て自分の精神レベルの低さが引き寄せている…とのことだ。
あたしゃどんだけ精神レベルが低いんだか。分かってはいたけど、活字になっているのを見ると本当に目にしみたというか身にしみたというか…。というわけで今日は”(以下自粛)バージョン”で。
精神レベルが上がれば、イヤな奴のイヤな部分を見ないで済むそうなので、目の前のUさんにも腹が立たなくなったところをみれば、これでも多少は精神レベルが上がっているのだろう…と自分で自分を慰めてみた。
アニキは「こんな所」とか「この班には精神レベルを上げられるような人が居ない」というけど、精神レベルは自分で上げられるものらしいよ。でも、今度アニキに会ったら、前回の説教のことも含めて「いろいろなことに気付かせてくれてありがとう」とお礼を言おう。
昼休み、何を思ったのかZさんが「トド山さんて篠原涼子に似てますよね?」と言い、誰も返事が出来なかった。私は飲んでいたコーヒーが鼻から出そうになるし、ウトウトしていたUさんは驚いて顔を上げ、Cさんはポカーンとしていた。Zさんたら、今日はコンタクトを忘れたんだろうか?
Zさんは遙か彼方の物凄く高い精神レベルのお方らしい。あやかりたいものだ。
夕方、使用済みダスターを置きにエレベーターホールへ走っている途中、20代前半の女性客が一人で歩いてきたので、慌てて身を隠した。怖いことに、その女性は薄暗い廊下を一人で喋りながら歩いていたが、途中でハッとしたように後を振り返り「あれ?まー君?まー君!こっちだよ!」と叫んだ。
少しの間の後”まー君”らしき男性が現れたが、”まー君”は杖をついたお爺さんだった。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。
私以外は先日の歓送迎会に出なかったメンバーなので、トド山さんは皆が何も知らないとでも思ったのか大はしゃぎだった。やはりトド山さんはシラフでも大暴走出来る人だ。実際のところ本当に何も知らないのはZさんだけだろうに。
Zさんがクルマの免許を取ったと聞きつけて、トド山さんは「ドライブに連れてってよ〜。一緒に逆ナンドライブに行こ〜!逆ナンドライブ〜!絶対、Zさんと行きたい!逆ナンドライブ〜」と騒いでいて、ブ〜ブ〜うるさかった。
そりゃ美形のZさんと逆ナンしたら成功率は高いだろうけど…(以下自粛)。
トド山さんの大はしゃぎにつられたのか、出動するとUさんが妙なテンションで私に絡んできて、これがなかなか…(以下自粛)。
こんな時は自分の世界に入るしかない。ゴー!イントゥマイワールドだ。
アニキと私はエログロい話ばかりしているわけではなくて、真面目な話もしていて、真面目モードのアニキから「精神レベル」という言葉が度々出てきた。そう言えば我が家に精神レベルについて書かれた本が有ったはず…と発掘して読んでみた。
前回は、どうも宗教色を感じてあまり真剣に読んでいなかったけど、再読してみると宗教とは何ら関係が無いということが、あちらこちらに書かれていたので(最初によく読めよ>自分)安心したが、かなり身につまされる内容だった。
なぜ私はこうも次々と愚鈍さんやら偏屈王やらトド山さんやら、とんでもない輩と出会ってしまうのか?
その本によれば…精神レベルの低い人は、小さなことにいちいち腹を立てて文句ばかり言っていたり、愚痴っぽい生活をしているから、愚痴を言いたくなるような状況を呼び寄せてしまうわけで、自分の身に起こる嫌なことは全て自分の精神レベルの低さが引き寄せている…とのことだ。
あたしゃどんだけ精神レベルが低いんだか。分かってはいたけど、活字になっているのを見ると本当に目にしみたというか身にしみたというか…。というわけで今日は”(以下自粛)バージョン”で。
精神レベルが上がれば、イヤな奴のイヤな部分を見ないで済むそうなので、目の前のUさんにも腹が立たなくなったところをみれば、これでも多少は精神レベルが上がっているのだろう…と自分で自分を慰めてみた。
アニキは「こんな所」とか「この班には精神レベルを上げられるような人が居ない」というけど、精神レベルは自分で上げられるものらしいよ。でも、今度アニキに会ったら、前回の説教のことも含めて「いろいろなことに気付かせてくれてありがとう」とお礼を言おう。
昼休み、何を思ったのかZさんが「トド山さんて篠原涼子に似てますよね?」と言い、誰も返事が出来なかった。私は飲んでいたコーヒーが鼻から出そうになるし、ウトウトしていたUさんは驚いて顔を上げ、Cさんはポカーンとしていた。Zさんたら、今日はコンタクトを忘れたんだろうか?
Zさんは遙か彼方の物凄く高い精神レベルのお方らしい。あやかりたいものだ。
夕方、使用済みダスターを置きにエレベーターホールへ走っている途中、20代前半の女性客が一人で歩いてきたので、慌てて身を隠した。怖いことに、その女性は薄暗い廊下を一人で喋りながら歩いていたが、途中でハッとしたように後を振り返り「あれ?まー君?まー君!こっちだよ!」と叫んだ。
少しの間の後”まー君”らしき男性が現れたが、”まー君”は杖をついたお爺さんだった。
ラブホ487日目:コスプレ
2007年9月26日 らぶほ211:00-17:30 点検19+セット+ルームサービス+コスプレ回収他
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)とA班の超ベテランさんの勤務。偏屈王が欠勤して私がフロントになった。
朝1でセットに入った部屋がとんでもなく荒らされていて、いきなりテンションが急降下した。ティッシュプレイなのか何なのか知らないけど、風呂も洗面所もトイレもティッシュだらけでウンザリだ。風呂で濡れたティッシュを拾うのはキモいので勘弁してほしい。
やれやれと部屋へ戻ると、テーブルの上もティッシュだらけで、それはまるで”何か”を隠しているかのようだった。心の中で「ゲ□じゃありませんように」と唱えながら恐る恐るティッシュを片付けるも何も無かった。このお客様が何をしたかったのか意味が分からない。
次にセットに入った部屋は、ビールの空き缶だらけだった。浴室、露天風呂、サウナ、洗面所、トイレにまで空き缶が転がっていて、その数は全部で18缶。いっそ1ケース背負って来れば良かったのに。
次の部屋はもっとタチが悪くて、テーブルの上にお茶のペットボトルが9本ほど有り、全て銘柄違いで殆ど飲み残されていた。飲み残しの中身を捨ててペットボトルを回収するが、9本とも蓋が固く閉められていて、蓋を開けて捨てるのに難儀した。きき茶のようなことは家でやって下さい。
そんなこんなでサクッとセットが済む部屋には当たらず、拾いまくり、集めまくり、捨てまくりで悪戯に時間が掛かった。
ようやく昼休みになったが大変なことに気付いた。今日は昼寝メンバーだ。
こないだアニキに「B班の何が不思議って昼休みに寝るって感覚が俺には分からないよ。”頭ん中、空っぽです”って言ってるようなもんだよね。実際そんなメンバーだけどさ」と言われ、「でしょう!私も信じらんない」と答えたけど、A班の超ベテランさんの前で昼寝は失礼だ。
これは困った。なんとしても頭からっぽの皆さんを起こしておかねば!と思ったが、フロント電話番姉さんも合流し、A班の超ベテランさんを中心に皆で賑やかに談笑出来て良かった。
途中、昨日で退職した$君が菓子折を持って来てくれたが、ホントに菓子折だけ置いて帰ってしまい、ろくに話も出来ず寂しかったが$君も照れ臭かったのだろう。
昼休み明けにセットをしていると「8××号室のコスプレ回収をお願いします。コスプレ2点です」とフロントから電話がきた。回収に行って手渡されたのは警察官とセーラー服の衣装だった。
何て言うか…警察官とセーラーって、嫌でもシチュエーションが浮かんでくる組み合わせじゃありませんかい?私あたりは嫌ではないので、2点の衣装を手にした瞬間から妄想しまくりで、妄想内容については多分あなたと同じようなものと思うので割愛しますが悪しからず。
またコスプレ回収の連絡が入ったのでワクワクしながら行ってみると、ナースの衣装1点のみだった。それはそれでいいんだけど、どうせなら男性にも手術着や白衣のコスプレをして欲しかった。タダなんだから借りちゃえばいいのに…。あ、ナースと患者の設定だったのかもね。
夕方、点検をしていると、部屋と洗面は綺麗で風呂とトイレがドロドロの部屋に当たり、その隣の部屋は逆に風呂とトイレはピカピカで部屋と洗面がめちゃめちゃなのが目立った。明らかにドロドロでめちゃめちゃなのはUさんの仕業だ。
UさんがA班の超ベテランさんのスピードについていけるわけがない。
それでもUさんはUさんなりに必死だったのだろう。今日だけは目をつぶることにして、Uさんの後始末をして回った。
Cさんチームが16時で早帰り、A班の超ベテランさんチームも16時半で早帰りになり、一人寂しくセットをして回ったが、そんな私も17時半で早帰りになった。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(10代後半・初バイト)、Uさん(30代後半・悪霊憑き)とA班の超ベテランさんの勤務。偏屈王が欠勤して私がフロントになった。
朝1でセットに入った部屋がとんでもなく荒らされていて、いきなりテンションが急降下した。ティッシュプレイなのか何なのか知らないけど、風呂も洗面所もトイレもティッシュだらけでウンザリだ。風呂で濡れたティッシュを拾うのはキモいので勘弁してほしい。
やれやれと部屋へ戻ると、テーブルの上もティッシュだらけで、それはまるで”何か”を隠しているかのようだった。心の中で「ゲ□じゃありませんように」と唱えながら恐る恐るティッシュを片付けるも何も無かった。このお客様が何をしたかったのか意味が分からない。
次にセットに入った部屋は、ビールの空き缶だらけだった。浴室、露天風呂、サウナ、洗面所、トイレにまで空き缶が転がっていて、その数は全部で18缶。いっそ1ケース背負って来れば良かったのに。
次の部屋はもっとタチが悪くて、テーブルの上にお茶のペットボトルが9本ほど有り、全て銘柄違いで殆ど飲み残されていた。飲み残しの中身を捨ててペットボトルを回収するが、9本とも蓋が固く閉められていて、蓋を開けて捨てるのに難儀した。きき茶のようなことは家でやって下さい。
そんなこんなでサクッとセットが済む部屋には当たらず、拾いまくり、集めまくり、捨てまくりで悪戯に時間が掛かった。
ようやく昼休みになったが大変なことに気付いた。今日は昼寝メンバーだ。
こないだアニキに「B班の何が不思議って昼休みに寝るって感覚が俺には分からないよ。”頭ん中、空っぽです”って言ってるようなもんだよね。実際そんなメンバーだけどさ」と言われ、「でしょう!私も信じらんない」と答えたけど、A班の超ベテランさんの前で昼寝は失礼だ。
これは困った。なんとしても頭からっぽの皆さんを起こしておかねば!と思ったが、フロント電話番姉さんも合流し、A班の超ベテランさんを中心に皆で賑やかに談笑出来て良かった。
途中、昨日で退職した$君が菓子折を持って来てくれたが、ホントに菓子折だけ置いて帰ってしまい、ろくに話も出来ず寂しかったが$君も照れ臭かったのだろう。
昼休み明けにセットをしていると「8××号室のコスプレ回収をお願いします。コスプレ2点です」とフロントから電話がきた。回収に行って手渡されたのは警察官とセーラー服の衣装だった。
何て言うか…警察官とセーラーって、嫌でもシチュエーションが浮かんでくる組み合わせじゃありませんかい?私あたりは嫌ではないので、2点の衣装を手にした瞬間から妄想しまくりで、妄想内容については多分あなたと同じようなものと思うので割愛しますが悪しからず。
またコスプレ回収の連絡が入ったのでワクワクしながら行ってみると、ナースの衣装1点のみだった。それはそれでいいんだけど、どうせなら男性にも手術着や白衣のコスプレをして欲しかった。タダなんだから借りちゃえばいいのに…。あ、ナースと患者の設定だったのかもね。
夕方、点検をしていると、部屋と洗面は綺麗で風呂とトイレがドロドロの部屋に当たり、その隣の部屋は逆に風呂とトイレはピカピカで部屋と洗面がめちゃめちゃなのが目立った。明らかにドロドロでめちゃめちゃなのはUさんの仕業だ。
UさんがA班の超ベテランさんのスピードについていけるわけがない。
それでもUさんはUさんなりに必死だったのだろう。今日だけは目をつぶることにして、Uさんの後始末をして回った。
Cさんチームが16時で早帰り、A班の超ベテランさんチームも16時半で早帰りになり、一人寂しくセットをして回ったが、そんな私も17時半で早帰りになった。
ラブホ486日目:同一臭
2007年9月25日 らぶほ211:30-18:00 本メイク3.5部屋+クイックメイク22部屋+セット
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)と私の三人勤務。偏屈王が欠勤してSさん(10代後半・初バイト)がフロントになった。
出勤するとEさんと#さんで誰かの悪口に花を咲かせていたので「Cさんですか?」と尋ねると「いや”脳”の方(Uさん)さ」と教えてくれた。脳の方って!「22日にUさんがセットしてるって聞いて呆れてたら、次の日の日曜も夕方からセットしたんだって。有り得ないよね」とのこと。
「クソ忙しい時に、あんなドンくさい女にセットさせたからって何になるんだか。だったらメイクじゃ要らないからフロント専属にしてほしいわ。欠勤ばかりのトド山さんと偏屈王と三人で一人分ぐらいにはなるんじゃないの?」とEさんは怒りを露わにしていた。
#さんも#さんで「トド山さんが”私〜社員の二宮和也似氏に酒やめろ!って言われちゃったのぉ。えへへ”みたいに、照れ臭そうというか自慢げというか、酒が強いことを褒められたみたいに言ってたの。違う意味も含まれてることに気付いてないのよ。滑稽だったわ」と呆れていた。
他に、CさんがUさんに直接「なんでアンタなんかがセットしてたのさ?」と言ったことなど、私が2連休の間の出来事を一通り聞かされてから出動した。
本メイクの途中から、朝のA班の超ベテランさんと私が組むことになった。途中から合流したにも関わらず、狼狽える私に的確な指示をしてくれて、物凄く頭の回転の速い方なんだと深い感銘を受けた。
このような立派な超ベテランさんが居るから、朝のA班の皆さんは志も高く仕事ぶりも早くて正確で、しっかりとしたプロ意識を持っているのだろう。それに比べて我が班は…(萎)。いずれ私も超ベテランさんのようになりたいものだ。
本メイクをする部屋が無くなり、三人に戻ってクイックメイクを開始した。
最上階のとある部屋に入ると強烈なアシガ臭(ワキガの仲間の”アシガ”という病では?と思うほどの足の匂い)が漂い、ベッド脇のゴミ箱付近には剥がれたロウソクのロウが散らばっていた。
みかやん「#さん!これって先週と同じ人じゃない?」
#さん「この匂い…間違いなわよね。先週も確か火曜日よ!先週は日月火と3連チャンで最終日に酷い目に遭ったって覚えてるもの」
Eさん「えーっ?先週もなの?こんな臭い足の人に毎週来られたらイヤー!」
みかやん「この手のプレイは、やはりア○ファインでやってほしいですよね」
また、ベッドを組む前にタップリとファブリーズをした。
犯人は、和室好きで、SM好きで、ロウソクプレイの上級者で、火曜日が休みらしい、そして足が臭い。この人が罪を犯して当ラブホへ逃げ込んだとしたら、警察犬に頼らずとも、私達が嗅ぎ付けられるってぐらいの足の匂いだ。
そういや最上階に着いたとたん、何かが目にしみるような感じや、きな臭いような感じがした。この人達が徒歩で来たのか車で来たのか知らないが、同じ車に乗るのもはばかられるアシガ臭で、腐った靴をはいているのでは?と思った。
こんな時にファブリーズ除菌プラスや、リセッシュ除菌EXは有り難い。
私だったら、良い印象を残してラブホ従業員に覚えられるならともかく、酷い足の匂いでラブホ従業員に強烈な印象を残してしまうのは自分でもキツいと思う。
というか、この人は自分が強烈なアシガ臭の持ち主であると自覚しているのだろうか?他人事ながら、この酷いアシガ臭の持ち主が若くて可愛い女の子だったら…と思うと胸が痛んだ(合掌)。
16時で朝のフロントさんが帰って、フロントがSさん一人になり、17時から私がセットを手伝うことになったので「病弱な老フロントはもう要らないから、屈強な若者に加わってほしいよね…」と三人で嘆いた。
三人勤務でバテてはいたが、可愛いSさんの為、必死で手伝った。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)と私の三人勤務。偏屈王が欠勤してSさん(10代後半・初バイト)がフロントになった。
出勤するとEさんと#さんで誰かの悪口に花を咲かせていたので「Cさんですか?」と尋ねると「いや”脳”の方(Uさん)さ」と教えてくれた。脳の方って!「22日にUさんがセットしてるって聞いて呆れてたら、次の日の日曜も夕方からセットしたんだって。有り得ないよね」とのこと。
「クソ忙しい時に、あんなドンくさい女にセットさせたからって何になるんだか。だったらメイクじゃ要らないからフロント専属にしてほしいわ。欠勤ばかりのトド山さんと偏屈王と三人で一人分ぐらいにはなるんじゃないの?」とEさんは怒りを露わにしていた。
#さんも#さんで「トド山さんが”私〜社員の二宮和也似氏に酒やめろ!って言われちゃったのぉ。えへへ”みたいに、照れ臭そうというか自慢げというか、酒が強いことを褒められたみたいに言ってたの。違う意味も含まれてることに気付いてないのよ。滑稽だったわ」と呆れていた。
他に、CさんがUさんに直接「なんでアンタなんかがセットしてたのさ?」と言ったことなど、私が2連休の間の出来事を一通り聞かされてから出動した。
本メイクの途中から、朝のA班の超ベテランさんと私が組むことになった。途中から合流したにも関わらず、狼狽える私に的確な指示をしてくれて、物凄く頭の回転の速い方なんだと深い感銘を受けた。
このような立派な超ベテランさんが居るから、朝のA班の皆さんは志も高く仕事ぶりも早くて正確で、しっかりとしたプロ意識を持っているのだろう。それに比べて我が班は…(萎)。いずれ私も超ベテランさんのようになりたいものだ。
本メイクをする部屋が無くなり、三人に戻ってクイックメイクを開始した。
最上階のとある部屋に入ると強烈なアシガ臭(ワキガの仲間の”アシガ”という病では?と思うほどの足の匂い)が漂い、ベッド脇のゴミ箱付近には剥がれたロウソクのロウが散らばっていた。
みかやん「#さん!これって先週と同じ人じゃない?」
#さん「この匂い…間違いなわよね。先週も確か火曜日よ!先週は日月火と3連チャンで最終日に酷い目に遭ったって覚えてるもの」
Eさん「えーっ?先週もなの?こんな臭い足の人に毎週来られたらイヤー!」
みかやん「この手のプレイは、やはりア○ファインでやってほしいですよね」
また、ベッドを組む前にタップリとファブリーズをした。
犯人は、和室好きで、SM好きで、ロウソクプレイの上級者で、火曜日が休みらしい、そして足が臭い。この人が罪を犯して当ラブホへ逃げ込んだとしたら、警察犬に頼らずとも、私達が嗅ぎ付けられるってぐらいの足の匂いだ。
そういや最上階に着いたとたん、何かが目にしみるような感じや、きな臭いような感じがした。この人達が徒歩で来たのか車で来たのか知らないが、同じ車に乗るのもはばかられるアシガ臭で、腐った靴をはいているのでは?と思った。
こんな時にファブリーズ除菌プラスや、リセッシュ除菌EXは有り難い。
私だったら、良い印象を残してラブホ従業員に覚えられるならともかく、酷い足の匂いでラブホ従業員に強烈な印象を残してしまうのは自分でもキツいと思う。
というか、この人は自分が強烈なアシガ臭の持ち主であると自覚しているのだろうか?他人事ながら、この酷いアシガ臭の持ち主が若くて可愛い女の子だったら…と思うと胸が痛んだ(合掌)。
16時で朝のフロントさんが帰って、フロントがSさん一人になり、17時から私がセットを手伝うことになったので「病弱な老フロントはもう要らないから、屈強な若者に加わってほしいよね…」と三人で嘆いた。
三人勤務でバテてはいたが、可愛いSさんの為、必死で手伝った。
ラブホ485日目:説教
2007年9月22日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク16部屋+ベッド1+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、アニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私が遅番の勤務。
アニキに聞かれるまま、私の輝かしい(?)正社員時代の経歴を話した。エレガに始まり大抜擢に次ぐ大抜擢で女子社員憧れのエリート街道を突き進み、最後は支店の女子社員初の本店勤務を成し遂げた。
遠い目をしていたらアニキが猛然と「何故そのスキルを生かせる職に就かないんだ!栄転してきた人が何故こんな所に居るんだ!こんな所に埋もれてちゃダメだ!ここの班は特におかしい!」と怒り出した。
「こんな所と言うけど、ここで一緒に働いてる時点で私もみんなも同じじゃないの?」と答えたら、アニキは「こんな所をゴールと思っちゃダメだ!」とまた怒り、それからアニキの説教が止まらなくなった。
「トド山に何ヶ月も前から何着も服を貸したままだって?飲み屋で着る服が無かったにしろ普通は1回目の給料を貰ったら返すだろ。トド山は見た目もだらしない、男にもだらしない、勤務態度もだらしない、全てにだらしない女なんだ。あんな女にいい顔してたら、そのうち”金貸してくれ”って言われるぞ!」とのことだ。
アニキ「あの馬鹿女、X君にピザ奢ってる場合じゃないんだよ。服を返すのが先決だろ。俺は先週、X君に”ピザ食いに行ってもトド山に食われんなよ”と忠告したけど、どうなったんだか」
みかやん「X君だってトド山さんなんかに手を出すほど落ちぶれてないっていうか、女に不自由してないんじゃないの?」
アニキ「悪いけどX君はかなりの変人だよ。一緒に働いてトド山がどんな女か見抜けないって時点で馬鹿じゃん。ピザなんか食いに行って馬鹿丸出しだよ」
みかやん「X君はお育ちが良すぎて世間知らずな所が有るっていうか…」
アニキ「それとも小遣い稼ぎ?トド山なんかと出かけて、小遣い貰ってんじゃないの?」
そこへX君が部屋に入ってきた。
アニキは本人にも「X君てそんなに小遣い稼ぎしたい人?トド山なんかとピザ食いに行ったのも小遣い稼ぎでしょ?」と言った。私は慌てて「だからX君はお坊ちゃま育ちで世間知らずな所が…」と言ったが、X君は困った顔をしてコンビニボックスに商品の補充をして部屋を出た。
アニキはため息をついて「俺が言いたいのはX君はてんでガキで、みかやんが執着するような男じゃないってことだよ。あのガキにはトド山程度がお似合いさ。あの程度のガキにご執心だと、みかやんが物凄く安っぽい女に見えて損だって言いたいんだよ!」と言った。
そして「こんな所に長く居すぎて目が曇ったんじゃない?この班にはみかやんの精神レベルを上げてくれるような人も居ないし、朝のA班の人達と比べてあまりにも志が低いよ。空回りして疲れ切る前に真剣に転職を考えてみたら?」と言った。
最後に「服のこともトド山やX君のことも転職のことも、全部$君から聞いたよ。$君は”俺はガキで馬鹿で、みかやんにアドバイスなんて失礼だから、アニキからアドバイス的なことを言って貰いたい”って言ってたよ。X君なんかより$君の方が全然大人じゃん!」と教えてくれた。
アニキだって、どうでもいい相手ならここまでのことは言わないだろうし、口は悪いけどやっぱり悪い人じゃなくて良かった。幼い$君に心配かけてたことも気付かずに申し訳なかったけど、有り難くて涙が出そうだった。
アニキは”こんな所”と言うけど、あたしゃこの班で$君やアニキと出会えてホントに良かったよ。
感動しながら次の部屋へ移動したら、Uさんが一人でセットの練習をしていたので部屋を出た。EさんとCさんもその部屋へ入ろうとしたので「Uさんがセットしてた」と伝えたら、二人とも変な顔をして無言で立ち去った。
別の部屋へ移動すると、EさんとCさんが乱入してきて、口々に「なんでこのクソ忙しい時にあの馬鹿がセットしてるのさ!」「あんな馬鹿にセットなんか覚えきれないって!」「社員さんも何を考えてるんだか!」「メイクもままならない者にセットの練習させてどうすんの?」と大騒ぎだった。
私はこんなEさんやCさんを物凄く愛おしく感じた。$君やアニキとの別れも辛いけど、私がココを辞めてこの人達と別れるのも辛いかな?なんて思った。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Sさん(10代後半・初バイト)とUさん(30代後半・悪霊憑き)が早番、アニキ(20代後半・ゲイ風マッチョ)と私が遅番の勤務。
アニキに聞かれるまま、私の輝かしい(?)正社員時代の経歴を話した。エレガに始まり大抜擢に次ぐ大抜擢で女子社員憧れのエリート街道を突き進み、最後は支店の女子社員初の本店勤務を成し遂げた。
遠い目をしていたらアニキが猛然と「何故そのスキルを生かせる職に就かないんだ!栄転してきた人が何故こんな所に居るんだ!こんな所に埋もれてちゃダメだ!ここの班は特におかしい!」と怒り出した。
「こんな所と言うけど、ここで一緒に働いてる時点で私もみんなも同じじゃないの?」と答えたら、アニキは「こんな所をゴールと思っちゃダメだ!」とまた怒り、それからアニキの説教が止まらなくなった。
「トド山に何ヶ月も前から何着も服を貸したままだって?飲み屋で着る服が無かったにしろ普通は1回目の給料を貰ったら返すだろ。トド山は見た目もだらしない、男にもだらしない、勤務態度もだらしない、全てにだらしない女なんだ。あんな女にいい顔してたら、そのうち”金貸してくれ”って言われるぞ!」とのことだ。
アニキ「あの馬鹿女、X君にピザ奢ってる場合じゃないんだよ。服を返すのが先決だろ。俺は先週、X君に”ピザ食いに行ってもトド山に食われんなよ”と忠告したけど、どうなったんだか」
みかやん「X君だってトド山さんなんかに手を出すほど落ちぶれてないっていうか、女に不自由してないんじゃないの?」
アニキ「悪いけどX君はかなりの変人だよ。一緒に働いてトド山がどんな女か見抜けないって時点で馬鹿じゃん。ピザなんか食いに行って馬鹿丸出しだよ」
みかやん「X君はお育ちが良すぎて世間知らずな所が有るっていうか…」
アニキ「それとも小遣い稼ぎ?トド山なんかと出かけて、小遣い貰ってんじゃないの?」
そこへX君が部屋に入ってきた。
アニキは本人にも「X君てそんなに小遣い稼ぎしたい人?トド山なんかとピザ食いに行ったのも小遣い稼ぎでしょ?」と言った。私は慌てて「だからX君はお坊ちゃま育ちで世間知らずな所が…」と言ったが、X君は困った顔をしてコンビニボックスに商品の補充をして部屋を出た。
アニキはため息をついて「俺が言いたいのはX君はてんでガキで、みかやんが執着するような男じゃないってことだよ。あのガキにはトド山程度がお似合いさ。あの程度のガキにご執心だと、みかやんが物凄く安っぽい女に見えて損だって言いたいんだよ!」と言った。
そして「こんな所に長く居すぎて目が曇ったんじゃない?この班にはみかやんの精神レベルを上げてくれるような人も居ないし、朝のA班の人達と比べてあまりにも志が低いよ。空回りして疲れ切る前に真剣に転職を考えてみたら?」と言った。
最後に「服のこともトド山やX君のことも転職のことも、全部$君から聞いたよ。$君は”俺はガキで馬鹿で、みかやんにアドバイスなんて失礼だから、アニキからアドバイス的なことを言って貰いたい”って言ってたよ。X君なんかより$君の方が全然大人じゃん!」と教えてくれた。
アニキだって、どうでもいい相手ならここまでのことは言わないだろうし、口は悪いけどやっぱり悪い人じゃなくて良かった。幼い$君に心配かけてたことも気付かずに申し訳なかったけど、有り難くて涙が出そうだった。
アニキは”こんな所”と言うけど、あたしゃこの班で$君やアニキと出会えてホントに良かったよ。
感動しながら次の部屋へ移動したら、Uさんが一人でセットの練習をしていたので部屋を出た。EさんとCさんもその部屋へ入ろうとしたので「Uさんがセットしてた」と伝えたら、二人とも変な顔をして無言で立ち去った。
別の部屋へ移動すると、EさんとCさんが乱入してきて、口々に「なんでこのクソ忙しい時にあの馬鹿がセットしてるのさ!」「あんな馬鹿にセットなんか覚えきれないって!」「社員さんも何を考えてるんだか!」「メイクもままならない者にセットの練習させてどうすんの?」と大騒ぎだった。
私はこんなEさんやCさんを物凄く愛おしく感じた。$君やアニキとの別れも辛いけど、私がココを辞めてこの人達と別れるのも辛いかな?なんて思った。
ラブホ484日目:波状攻撃
2007年9月21日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク10部屋+ベッド1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と$君(10代後半・ギター少年)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。25日で退職する$君と出番がかぶるのは今日で最後だったので、是非一緒に組みたかったが叶わず、クジ引きは時に無情なものだ。
出動前、EさんとCさんとで辞めたフロント可愛い人の話をしていたら、トド山さんが「可愛い人って誰だっけ?」と口を挟み「あぁ!年配なのにフロント頑張ってたオバチャンね!」とのたまった。可愛い人と私が同い年だと知っていて、わざと言ってやがる。
自分も30過ぎててどんだけ若いと思ってんだか。お前がつまんない理由で度々休むから、私が老体にムチ打ってフロントをしなきゃなんないんだろうが!最近じゃ私がフロントを代行しても「すみません」の一言も無いし、”当たり前”とでも思ってんのかよ!
とは思ったが、低レベルなイヤミしか言えないような低俗な女の戯言は聞き流すことにした。この程度のことで、またしたり顔をしたいのであれば、どうぞご自由に。
私より多少若いってだけで、30過ぎのデブのオバサンが”若さ”を武器にしてる時点で、ちゃんちゃらおかしいから。
他にも、私がケロロ軍曹が大好きだと知っていながら「ケロロ軍曹ってどこが可愛いいんだか分からない」とか、本当にしょうもないイヤミをかまし続けてくれたけど、恥ずかしくないんだろうか?あまりに幼稚だ。
義務教育は受けたんですよね?と聞いてみたい。
朝から休憩室にデブが居て暑苦しいと思っていたら、今日の最高気温は31度で9月の30度超えは86年ぶりという記録的な暑さだったそうだ。
出動して廊下を歩いていると、部屋から赤いエプロンに水色のポリバケツ(風呂掃除道具セット)を持った女性が出てきた。Eさんも私も「休みのはずの#さんが、何故こんな時間にこんな所に居るんだろう?朝のA班で仕事をしていたのか?」と思い、確認の為に接近した。
ところが近くでよく見たら、赤いジャンパースカートに水色でビニールのトートバッグを持った女性客だったので、慌てて近くの非常階段へ避難した。
全く紛らわしい。つい先日も紺の上下服の男性客が紺のツナギの特掃氏に見えたり、黄色のポロシャツを着た女性客がフロントの女性に見えたり、何度お客様に「お疲れ様です」と言おうとしたことか…。
それもこれもココの廊下が薄暗いせいだけど、ラブホの廊下が煌々と明るいというのもどうか?と思うよね。
昼休みもトド山さんはテレビを見ながらEさんとCさんを相手に「バンドの追っかけも20代までだよね」等と話していたが、明らかにターゲットは私だ。こんな調子で、いちいち過剰反応していたらキリが無いぐらいのイヤミの波状攻撃を受けた。
どうやら、トド山さんは私に「いいトシして何やってんの?」と言いたいらしく「いいトシなんだからX君に関わらないでよ!」というのがメインのメッセージなのだろう。
私はここまで恥も外聞もなく形振り構わず必死になれるほどX君が好きなわけではない。これからもずっと大切にしたい大好きな男友達が他に沢山居る。でも、トド山さんにも優しい言葉を掛けてくれるのはX君しか居ないから必死なんだろう。気の毒な人だ。
トド山さんのように芸能人の離婚や不倫などスキャンダルに強い関心を持っている人は”周りから愛されている人に対する無意識の嫉妬”や”幸せな家庭を持つ人への妬み”が強いそうだ。
私は、X君に仲良くして貰ってきたし、$君には慕って貰えているし、夫も居る、年長のEさんやCさんにもそれなりに可愛がって貰えている。自分では「もうトシだし」と自信を無くしていたけど、30代前半の人にも妬まれるほど幸せな環境に居たってことじゃないか。
そんなふうに頭を切り換えよう。私は幸せ者だ。友人達によく「アンタほど幸せなオバサンも他に居ない」と言われていたことも思い出した。思い出させてくれてありがとう>トド山さん。
職場で偏屈王やトド山さんのような人と出会って不幸だと思っていたけど、妬まれて久しぶりに自分は幸せなんだと思えましたヮ。トド山さんのお陰です。陰ながらトド山さんの幸せを願わせていただきますヮ。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と$君(10代後半・ギター少年)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の勤務。25日で退職する$君と出番がかぶるのは今日で最後だったので、是非一緒に組みたかったが叶わず、クジ引きは時に無情なものだ。
出動前、EさんとCさんとで辞めたフロント可愛い人の話をしていたら、トド山さんが「可愛い人って誰だっけ?」と口を挟み「あぁ!年配なのにフロント頑張ってたオバチャンね!」とのたまった。可愛い人と私が同い年だと知っていて、わざと言ってやがる。
自分も30過ぎててどんだけ若いと思ってんだか。お前がつまんない理由で度々休むから、私が老体にムチ打ってフロントをしなきゃなんないんだろうが!最近じゃ私がフロントを代行しても「すみません」の一言も無いし、”当たり前”とでも思ってんのかよ!
とは思ったが、低レベルなイヤミしか言えないような低俗な女の戯言は聞き流すことにした。この程度のことで、またしたり顔をしたいのであれば、どうぞご自由に。
私より多少若いってだけで、30過ぎのデブのオバサンが”若さ”を武器にしてる時点で、ちゃんちゃらおかしいから。
他にも、私がケロロ軍曹が大好きだと知っていながら「ケロロ軍曹ってどこが可愛いいんだか分からない」とか、本当にしょうもないイヤミをかまし続けてくれたけど、恥ずかしくないんだろうか?あまりに幼稚だ。
義務教育は受けたんですよね?と聞いてみたい。
朝から休憩室にデブが居て暑苦しいと思っていたら、今日の最高気温は31度で9月の30度超えは86年ぶりという記録的な暑さだったそうだ。
出動して廊下を歩いていると、部屋から赤いエプロンに水色のポリバケツ(風呂掃除道具セット)を持った女性が出てきた。Eさんも私も「休みのはずの#さんが、何故こんな時間にこんな所に居るんだろう?朝のA班で仕事をしていたのか?」と思い、確認の為に接近した。
ところが近くでよく見たら、赤いジャンパースカートに水色でビニールのトートバッグを持った女性客だったので、慌てて近くの非常階段へ避難した。
全く紛らわしい。つい先日も紺の上下服の男性客が紺のツナギの特掃氏に見えたり、黄色のポロシャツを着た女性客がフロントの女性に見えたり、何度お客様に「お疲れ様です」と言おうとしたことか…。
それもこれもココの廊下が薄暗いせいだけど、ラブホの廊下が煌々と明るいというのもどうか?と思うよね。
昼休みもトド山さんはテレビを見ながらEさんとCさんを相手に「バンドの追っかけも20代までだよね」等と話していたが、明らかにターゲットは私だ。こんな調子で、いちいち過剰反応していたらキリが無いぐらいのイヤミの波状攻撃を受けた。
どうやら、トド山さんは私に「いいトシして何やってんの?」と言いたいらしく「いいトシなんだからX君に関わらないでよ!」というのがメインのメッセージなのだろう。
私はここまで恥も外聞もなく形振り構わず必死になれるほどX君が好きなわけではない。これからもずっと大切にしたい大好きな男友達が他に沢山居る。でも、トド山さんにも優しい言葉を掛けてくれるのはX君しか居ないから必死なんだろう。気の毒な人だ。
トド山さんのように芸能人の離婚や不倫などスキャンダルに強い関心を持っている人は”周りから愛されている人に対する無意識の嫉妬”や”幸せな家庭を持つ人への妬み”が強いそうだ。
私は、X君に仲良くして貰ってきたし、$君には慕って貰えているし、夫も居る、年長のEさんやCさんにもそれなりに可愛がって貰えている。自分では「もうトシだし」と自信を無くしていたけど、30代前半の人にも妬まれるほど幸せな環境に居たってことじゃないか。
そんなふうに頭を切り換えよう。私は幸せ者だ。友人達によく「アンタほど幸せなオバサンも他に居ない」と言われていたことも思い出した。思い出させてくれてありがとう>トド山さん。
職場で偏屈王やトド山さんのような人と出会って不幸だと思っていたけど、妬まれて久しぶりに自分は幸せなんだと思えましたヮ。トド山さんのお陰です。陰ながらトド山さんの幸せを願わせていただきますヮ。