ラブホ654日目:デリカシー
2008年8月19日 らぶほ2 コメント (686)※6月4日の日記です。
11:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク14部屋+ベッドのみ1
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・元悪霊付き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)と私の勤務。ホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
4P部屋からのスタートとなり、初めて4P部屋の風呂を見た近所さんは「えーっ!この床、全部擦るんですか?果てしないじゃないですかっ!」と、床面積の広さに甚だ驚いていた。
ラブホQグループの風呂も広かったけど、さすがにこの4P部屋の風呂には負ける。当然、浴室の隅々までシャワーのお湯が届かないので、桶でお湯を掬って床を流す。近所さんは「果てしない…あぁ果てしない」と言いながら床を擦り、床の泡を流した。
ああー果てしないー夢を追い続けーえええー♪(大都会byクリスタルキング・古)
次に近所さんが風呂係になった時「えーっ?コレ、何ですか?」と呼ぶので見てみると、浴槽の周りにグルリと真っ黒な垢がこびり付いていた。
みかやん「それ普通に垢だから」
近所さん「ええっ?このお客さん、こんなに汚れるまで何してたんですか?どうすればこんなに黒い垢が出るんですか?」
みかやん「でしょう!呆れるよね。私も聞いてみたいもの。信じられないけど、こーゆーお客さん多いんだよね。こんな汚い奴と寝られる人の気が知れないよ」
近所さん「いったい何の汚れだろう?と思ったけど垢だとは・・・」
あまりのことに近所さん絶句。そう言えば、こないだCさんも垢風呂に当たって「炭坑夫でもあるまいし」と怒っていた。ちなみにCさんは炭坑が盛んな頃の炭坑の町出身。
そんなことを話して浴室を出ようとしたら、ドアの曇りガラスの部分に血の手形がついていた。このお客さんは垢だらけだろうが生理で血まみれだろうが関係なくて、何でもアリなカップルだったんだろう。こうなるともうケダモノだ。
「血だ!」と騒ぐと血に弱いEさんが気を悪くするので、黙って拭き取った。
ホスト君がセット中の部屋へ入ると相変わらず部屋は荒れ果てていて、床の中央に無造作にローターが置かれていた。「ホスト君、落としたでしょ」と茶化したが、ホスト君は「こんなど真ん中に置いてくなんて、デリカシーが無い!」と呆れていた。
血だとかエログロいモノを見た時、ホスト君はいつも怒る(笑)。
夕方、近所さんにも疲れが見えてきた頃、廊下でホスト君と擦れ違った。するとホスト君が「5号室へ行くんですか?風呂ベッチャベチャだったんで、止めた方がいいですよ」と親切に教えてくれたので、別の部屋へ行って難を逃れた。こんなふうに教えて貰えるとホントに有り難い。
抜け毛の季節でもないのに、どの部屋へ行っても毛だらけで参った。秋冬なら分かるが、こんな時期にこれ程の抜け毛って。北海道民はこれから夏毛に生え替わるんだろう…ってことで三人で床を這って毛を拾いまくった。
帰り、私がMacユーザーとしてアップルファンとして絶対に欲しいと思っていたi phoneがソフトバンクから発売されると知って、物凄いショックを受けた。DoCoMoから発売されるものと信じて疑わなかっただけにショックだった。
ソフトバンクってどうよ?どうなのよ?とショップへ寄ってみて帰ろうとしたら、ショップの真ん前を近所さんが歩いていた。最近はちょっと家の近所を歩いただけで、必ずと言っていいほど近所さんを目撃する。
夫に「私がi phoneにしたらホワイト家族になってくれる?」と聞いたら、「絶対イヤ!」と即却下された(泣)。
11:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク14部屋+ベッドのみ1
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・元悪霊付き)、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)と私の勤務。ホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
4P部屋からのスタートとなり、初めて4P部屋の風呂を見た近所さんは「えーっ!この床、全部擦るんですか?果てしないじゃないですかっ!」と、床面積の広さに甚だ驚いていた。
ラブホQグループの風呂も広かったけど、さすがにこの4P部屋の風呂には負ける。当然、浴室の隅々までシャワーのお湯が届かないので、桶でお湯を掬って床を流す。近所さんは「果てしない…あぁ果てしない」と言いながら床を擦り、床の泡を流した。
ああー果てしないー夢を追い続けーえええー♪(大都会byクリスタルキング・古)
次に近所さんが風呂係になった時「えーっ?コレ、何ですか?」と呼ぶので見てみると、浴槽の周りにグルリと真っ黒な垢がこびり付いていた。
みかやん「それ普通に垢だから」
近所さん「ええっ?このお客さん、こんなに汚れるまで何してたんですか?どうすればこんなに黒い垢が出るんですか?」
みかやん「でしょう!呆れるよね。私も聞いてみたいもの。信じられないけど、こーゆーお客さん多いんだよね。こんな汚い奴と寝られる人の気が知れないよ」
近所さん「いったい何の汚れだろう?と思ったけど垢だとは・・・」
あまりのことに近所さん絶句。そう言えば、こないだCさんも垢風呂に当たって「炭坑夫でもあるまいし」と怒っていた。ちなみにCさんは炭坑が盛んな頃の炭坑の町出身。
そんなことを話して浴室を出ようとしたら、ドアの曇りガラスの部分に血の手形がついていた。このお客さんは垢だらけだろうが生理で血まみれだろうが関係なくて、何でもアリなカップルだったんだろう。こうなるともうケダモノだ。
「血だ!」と騒ぐと血に弱いEさんが気を悪くするので、黙って拭き取った。
ホスト君がセット中の部屋へ入ると相変わらず部屋は荒れ果てていて、床の中央に無造作にローターが置かれていた。「ホスト君、落としたでしょ」と茶化したが、ホスト君は「こんなど真ん中に置いてくなんて、デリカシーが無い!」と呆れていた。
血だとかエログロいモノを見た時、ホスト君はいつも怒る(笑)。
夕方、近所さんにも疲れが見えてきた頃、廊下でホスト君と擦れ違った。するとホスト君が「5号室へ行くんですか?風呂ベッチャベチャだったんで、止めた方がいいですよ」と親切に教えてくれたので、別の部屋へ行って難を逃れた。こんなふうに教えて貰えるとホントに有り難い。
抜け毛の季節でもないのに、どの部屋へ行っても毛だらけで参った。秋冬なら分かるが、こんな時期にこれ程の抜け毛って。北海道民はこれから夏毛に生え替わるんだろう…ってことで三人で床を這って毛を拾いまくった。
帰り、私がMacユーザーとしてアップルファンとして絶対に欲しいと思っていたi phoneがソフトバンクから発売されると知って、物凄いショックを受けた。DoCoMoから発売されるものと信じて疑わなかっただけにショックだった。
ソフトバンクってどうよ?どうなのよ?とショップへ寄ってみて帰ろうとしたら、ショップの真ん前を近所さんが歩いていた。最近はちょっと家の近所を歩いただけで、必ずと言っていいほど近所さんを目撃する。
夫に「私がi phoneにしたらホワイト家族になってくれる?」と聞いたら、「絶対イヤ!」と即却下された(泣)。
ラブホ653日目:泣き上戸
2008年8月19日 らぶほ2※6月3日の日記です。
11:00-17:00 本メイク7部屋
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)と乙女君(10代後半・仕草が女の子)、Uさん(30代後半・元悪霊付き)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)と私の勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
朝からかなり暖かく、出勤すると#さんが「今日の昼休みは大変だわ。6人も居てブー(関取さん)も居るんだよ。想像しただけで暑苦しい!」と不機嫌だったが、クジ引きで乙女君と組むと分かったとたん、機嫌が直った。分かり易い人だ。
乙女君は老女二人に囲まれて、お気の毒というか何と言うか…。乙女君世代の子から見たら、Cさんも#さんも完全に”お婆ちゃん”だろう。
ん?ということは…。恐る恐る乙女君に「お母さん幾つ?」と聞いてみたら、私と同い年だった。まだ大丈夫!と高を括っていたが、遂にこんな時代がやってきた(哀)。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)のお母さんは、辛うじて私より年上だったんだけど…。
元ヤンママの近所さんにも16歳の息子さんが居るんだから、そんなもんだろう。子供の居ないUさんや私がピンときてなかっただけの話だ。軽く萎えたものの、トシの近い私達のチームは三人仲良くかしましく働いていた。
そこへ超ベテランメイク女史が、近所さんへ直々にお風呂のカビキラーのかけ方を教えに来て下さった。Uさんや私にも勉強になるのでとても有り難い。
ところが近所さんがかけまくったカビキラーに目と鼻をやられ、クシャミやら鼻水やら涙が出て、三人で泣きながら働くことになった。おまけに近所さんは、ゲーリー飛び散りまくりのトイレにも当たって嘔吐き、かなりのダメージを受けていた。
乙女君の所にも指導に行ったメイク女史が戻って来て「Cさんに優しく注意したんだけど落ち込んじゃったみたいだから、みかやん慰めてあげて。また泣くと困るし…」とのことだが”また”とは何だろう?と思ったら、親睦会の二次会でCさんがまた泣き上戸になっていたそうで…。
心優しいメイク女史は「慰めてあげて」「話を聞いてあげて」と、しきりにCさんを気遣って下さった。そんなにお気になさらなくても…ミスしたのはCさんなんだし、言われなきゃ分かんないわけだし、Cさんあたりは何度言われても分からなかったりするんだから…あわわ。
私はといえば、メイク女史にベッド組みと枕入れを褒められ、天にも昇る思いだった。
昼休みに作業室へ降りると、超ベテランメイク女史と昨日から復帰した超ベテランフロント女史が話をしていた。それが物凄く懐かしい光景に思えた。両巨頭が揃って、これで朝&昼メイクも安泰という感じでホッとした。
休憩室に一服に来たA班の方からも”親睦会の二次会でCさんに泣かれて参った”という話を聞いた。転勤になった二宮和也似氏の辛口の冗談をCさんは冗談と受け止められずに号泣したらしい。泣き上戸というのも困ったものだ。
噂をすれば何とやらで、昼休み明けに二宮和也似氏がフロントに来ていた。すかさず「うちのCさんを泣かせたそうじゃないですか?(笑)」と言うと「Cさんが勝手に泣いたんですよ(苦笑)」という返事。
二宮和也似氏も迷惑しただろう。今度Cさんが二次会に参加する時は、ちゃんと我が班から誰かを付き添いに出さないとダメだ。Cさんには保護者が必要だ。
心配したが、Cさんは昼休みには乙女君と談笑してゴキゲンだった。「乙女君はわちから見たら息子みたいなもんだもの」としゃははは笑っていたけど、息子なら40代半ばで産んだ計算になるじゃないか。孫だから!
久しぶりにフロント女史にお目に掛かったが、擦れ違いばかりで「お帰りなさい」としか声を掛けられなかった。積もる話はまた今度。
11:00-17:00 本メイク7部屋
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)と#さん(60代前半・元美容師)と乙女君(10代後半・仕草が女の子)、Uさん(30代後半・元悪霊付き)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)と私の勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
朝からかなり暖かく、出勤すると#さんが「今日の昼休みは大変だわ。6人も居てブー(関取さん)も居るんだよ。想像しただけで暑苦しい!」と不機嫌だったが、クジ引きで乙女君と組むと分かったとたん、機嫌が直った。分かり易い人だ。
乙女君は老女二人に囲まれて、お気の毒というか何と言うか…。乙女君世代の子から見たら、Cさんも#さんも完全に”お婆ちゃん”だろう。
ん?ということは…。恐る恐る乙女君に「お母さん幾つ?」と聞いてみたら、私と同い年だった。まだ大丈夫!と高を括っていたが、遂にこんな時代がやってきた(哀)。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)のお母さんは、辛うじて私より年上だったんだけど…。
元ヤンママの近所さんにも16歳の息子さんが居るんだから、そんなもんだろう。子供の居ないUさんや私がピンときてなかっただけの話だ。軽く萎えたものの、トシの近い私達のチームは三人仲良くかしましく働いていた。
そこへ超ベテランメイク女史が、近所さんへ直々にお風呂のカビキラーのかけ方を教えに来て下さった。Uさんや私にも勉強になるのでとても有り難い。
ところが近所さんがかけまくったカビキラーに目と鼻をやられ、クシャミやら鼻水やら涙が出て、三人で泣きながら働くことになった。おまけに近所さんは、ゲーリー飛び散りまくりのトイレにも当たって嘔吐き、かなりのダメージを受けていた。
乙女君の所にも指導に行ったメイク女史が戻って来て「Cさんに優しく注意したんだけど落ち込んじゃったみたいだから、みかやん慰めてあげて。また泣くと困るし…」とのことだが”また”とは何だろう?と思ったら、親睦会の二次会でCさんがまた泣き上戸になっていたそうで…。
心優しいメイク女史は「慰めてあげて」「話を聞いてあげて」と、しきりにCさんを気遣って下さった。そんなにお気になさらなくても…ミスしたのはCさんなんだし、言われなきゃ分かんないわけだし、Cさんあたりは何度言われても分からなかったりするんだから…あわわ。
私はといえば、メイク女史にベッド組みと枕入れを褒められ、天にも昇る思いだった。
昼休みに作業室へ降りると、超ベテランメイク女史と昨日から復帰した超ベテランフロント女史が話をしていた。それが物凄く懐かしい光景に思えた。両巨頭が揃って、これで朝&昼メイクも安泰という感じでホッとした。
休憩室に一服に来たA班の方からも”親睦会の二次会でCさんに泣かれて参った”という話を聞いた。転勤になった二宮和也似氏の辛口の冗談をCさんは冗談と受け止められずに号泣したらしい。泣き上戸というのも困ったものだ。
噂をすれば何とやらで、昼休み明けに二宮和也似氏がフロントに来ていた。すかさず「うちのCさんを泣かせたそうじゃないですか?(笑)」と言うと「Cさんが勝手に泣いたんですよ(苦笑)」という返事。
二宮和也似氏も迷惑しただろう。今度Cさんが二次会に参加する時は、ちゃんと我が班から誰かを付き添いに出さないとダメだ。Cさんには保護者が必要だ。
心配したが、Cさんは昼休みには乙女君と談笑してゴキゲンだった。「乙女君はわちから見たら息子みたいなもんだもの」としゃははは笑っていたけど、息子なら40代半ばで産んだ計算になるじゃないか。孫だから!
久しぶりにフロント女史にお目に掛かったが、擦れ違いばかりで「お帰りなさい」としか声を掛けられなかった。積もる話はまた今度。
ラブホ652日目:面接恐怖症
2008年8月14日 らぶほ2 コメント (6)※6月1日の日記です。
11:00-18:00 クイックメイク20部屋+ベッドのみ1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元悪霊付き)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。
Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)とホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
最近どうも我が班のチーム60(60代の三人)が苦手な私は、Sさんとペアのクジを引いて一安心だったが、荒れ果てた部屋や水滴でベチャベチャの風呂にばかり当たり、出動前のクジ引きで今日の幸運を使い果たした感じがした。
今日は私達ベッドメイク係も忙しいが、それ以上にフロント係が大変そうで、一気に部屋が空いてセットに追われ、みんな血相を変えて走り回っていた。Sさんと私は「うちら今日、フロントじゃなくて良かった」と胸を撫で下ろした。こんな日にフロント係に駆り出されたZさんが何ともお気の毒だ。
ホスト君がセット中の部屋に入ると、相変わらずホスト君は荒れ果てた部屋に当たっていて「ゴミだらけなんてもんじゃないです」と嘆いていたので辺りを見回すと、手付きの紙袋いっぱいのゴミの他に大きなレジ袋に入ったゴミが2袋も有り、床には空き缶が転がっていてかなり悲惨。
ゴミは殆ど弁当容器やおかずの容器、袋菓子やアイスの容器と食べ物系のゴミで、何人で来たんですか?とか何泊したんですか?というノリで、とてもカップルが一晩泊まっていった部屋とは思えないゴミの量だった。さすがホスト君、今日も大当たりだ(笑)。
ホスト君は60名が在籍するホストクラブで常にトップ5に入っていた売れっ子ホストだっただけあって、イケメンで話も面白い。昼休みに過去の面接失敗談を聞かせてくれた。
万引きGメンの面接では、当然のように「万引きしたことぐらいはありますよね?(笑)」という誘導尋問に見事に引っ掛かり、素直に元気良く「はいっ!」と答えて即終了。
漫画喫茶の集団面接では、「あなたの性格を例えて言うならどんな感じですか?」という漠然とした質問をされ、ホスト君は取り敢えず動物あたりに例えておきゃいいんだろうと「猫です」とだけ答えた。
すると、ホスト君の次の人もその次の人も「僕は性格的に○○な面が有るので例えて言うなら××で、と申しますのも・・・」と長々と答えていて、ホスト君はいたたまれないぐらい恥ずかしくなった。
逃げ出したいのを堪えて全員が答えるのを待っていると、面接官が最後にホスト君に「”猫”とは、どういう意味で?」と終わったと思った話を振ってきたので、ホスト君はまた一言「甘え上手です!」とだけ答えて逃げ帰ったそうだ。
そんなこんなでホスト君はすっかり面接恐怖症になり、就職したいが面接のことを考えるとハローワークにも行けないって話だ。
「甘え上手です」と言われて面接官のオッサンも怯んだだろうさ。ホスト君の話で一笑いしてテンションも上がり、昼休み明けに出動すると風呂ラッキーにばかり当たり、いつもの強運な私に戻った。
昼のラッシュがようやく落ち着いたと思ったら、夕方のラッシュが始まってまたフロント係が大忙しになった。フロント係の大変さはよ〜く分かっているSさんと私は、自分らでセットをしてからベッドメイクをしようとしていたら、セットの途中でホスト君が来てくれた。
いつも涼しげな顔のホスト君が汗だくで駆け付けてくれて「うわーっ!セット間に合わなかった!ごめんなさい!もー!疲れた!今日、無理!」と叫んでいた。若いホスト君でも無理なら、Sさんや私のような女子供には全然無理な忙しさだっただろう。
明日は、自宅療養で長期欠勤していた超ベテランフロント女史が復帰されるそうなので、明日からはかなりラクになるはず。くじけずに明日からも頑張っておくれ、新卒君、ホスト君。
11:00-18:00 クイックメイク20部屋+ベッドのみ1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元悪霊付き)が遅番、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。
Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)とホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
最近どうも我が班のチーム60(60代の三人)が苦手な私は、Sさんとペアのクジを引いて一安心だったが、荒れ果てた部屋や水滴でベチャベチャの風呂にばかり当たり、出動前のクジ引きで今日の幸運を使い果たした感じがした。
今日は私達ベッドメイク係も忙しいが、それ以上にフロント係が大変そうで、一気に部屋が空いてセットに追われ、みんな血相を変えて走り回っていた。Sさんと私は「うちら今日、フロントじゃなくて良かった」と胸を撫で下ろした。こんな日にフロント係に駆り出されたZさんが何ともお気の毒だ。
ホスト君がセット中の部屋に入ると、相変わらずホスト君は荒れ果てた部屋に当たっていて「ゴミだらけなんてもんじゃないです」と嘆いていたので辺りを見回すと、手付きの紙袋いっぱいのゴミの他に大きなレジ袋に入ったゴミが2袋も有り、床には空き缶が転がっていてかなり悲惨。
ゴミは殆ど弁当容器やおかずの容器、袋菓子やアイスの容器と食べ物系のゴミで、何人で来たんですか?とか何泊したんですか?というノリで、とてもカップルが一晩泊まっていった部屋とは思えないゴミの量だった。さすがホスト君、今日も大当たりだ(笑)。
ホスト君は60名が在籍するホストクラブで常にトップ5に入っていた売れっ子ホストだっただけあって、イケメンで話も面白い。昼休みに過去の面接失敗談を聞かせてくれた。
万引きGメンの面接では、当然のように「万引きしたことぐらいはありますよね?(笑)」という誘導尋問に見事に引っ掛かり、素直に元気良く「はいっ!」と答えて即終了。
漫画喫茶の集団面接では、「あなたの性格を例えて言うならどんな感じですか?」という漠然とした質問をされ、ホスト君は取り敢えず動物あたりに例えておきゃいいんだろうと「猫です」とだけ答えた。
すると、ホスト君の次の人もその次の人も「僕は性格的に○○な面が有るので例えて言うなら××で、と申しますのも・・・」と長々と答えていて、ホスト君はいたたまれないぐらい恥ずかしくなった。
逃げ出したいのを堪えて全員が答えるのを待っていると、面接官が最後にホスト君に「”猫”とは、どういう意味で?」と終わったと思った話を振ってきたので、ホスト君はまた一言「甘え上手です!」とだけ答えて逃げ帰ったそうだ。
そんなこんなでホスト君はすっかり面接恐怖症になり、就職したいが面接のことを考えるとハローワークにも行けないって話だ。
「甘え上手です」と言われて面接官のオッサンも怯んだだろうさ。ホスト君の話で一笑いしてテンションも上がり、昼休み明けに出動すると風呂ラッキーにばかり当たり、いつもの強運な私に戻った。
昼のラッシュがようやく落ち着いたと思ったら、夕方のラッシュが始まってまたフロント係が大忙しになった。フロント係の大変さはよ〜く分かっているSさんと私は、自分らでセットをしてからベッドメイクをしようとしていたら、セットの途中でホスト君が来てくれた。
いつも涼しげな顔のホスト君が汗だくで駆け付けてくれて「うわーっ!セット間に合わなかった!ごめんなさい!もー!疲れた!今日、無理!」と叫んでいた。若いホスト君でも無理なら、Sさんや私のような女子供には全然無理な忙しさだっただろう。
明日は、自宅療養で長期欠勤していた超ベテランフロント女史が復帰されるそうなので、明日からはかなりラクになるはず。くじけずに明日からも頑張っておくれ、新卒君、ホスト君。
ラブホ651日目:立ち聞き
2008年8月14日 らぶほ2※5月31日の日記です。
11:30-18:00 クイックメイク15部屋+ゴミ袋折り+リネン折り
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(20代前半・初バイト)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)が早番、Uさん(30代後半・元悪霊付き)と私が遅番の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)と関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
朝1で×10号室へ行くと、風呂のお湯が抜き忘れられていて早速萎えた。
×10号室と言えば関取さんが窓を開けようとして風呂へ落下してずぶ濡れになった現場だ。Uさんと「関取さんがセットに入ったんじゃない?悪夢の10号室だもんね」「怖くて窓を開けられなかったんだろうさ」「トラウマになったのかも」と噂した。
それはそうと、窓が開けられておらず、お湯も抜かれていなかった為、窓は湯気でくもり、壁は水滴でベチャベチャになっていて苦戦を強いられ、思わず「関取め!」と苦々しく思った。
気を取り直して次の部屋へ行くと、新卒君がセット中だった。私は普通に「お疲れ様で〜す!」と声を掛けたが、Uさんは何を思ったのか「いただきます!」と声を掛け、言われた新卒君も「あぁいただきます」と力なく答えていた。
新卒君もUさんのボケっぷりに慣れたのか、萎えたのか?Uさんは新卒君を召し上がるつもりだったのか?新卒君、気を付けなきゃ!油断してたらUさんに食われちゃうよ(笑)。
××2号室へ向かおうとして××1号室の前を通りかかると、部屋の中で女性が「ああんああん」と大騒ぎしているのが聞こえてきた。ちゃんと部屋のドアを閉めないと聞こえちゃうのよねぇ、それとも私達に聞かせたいのかしら?
・・・・・。
Uさんも私も足を止めて立ち聞きしていることに気付き、急に恥ずかしくなって逃げるようにその場を離れた。
××2号室へ入ると、そこでも新卒君がセットをしていたので「隣の1号室の前を通ったら”ああんああん”ってお客さんが大騒ぎでね。新卒君も彼女にはあのぐらい言わせなきゃ(笑)」と冷やかすと、新卒君は凄い勢いでセットを終えて1号室へ向かった。
昼休みに新卒君に「××1号室の前に行って聞こえたかい?」と尋ねると「ドアに耳をつけてみても全然聞こえませんでした」と、それはそれは残念そうだった。Uさんと私が通りかかった頃がクライマックスだったのだろう。新卒君、無念。
昼休み明けにベッドメイクをしていると、社員の早口氏から「新人さんチームに部屋数を多くやってほしいので、作業室へ降りてきて下さい」と電話がきて、Uさんと私はゴミ袋折りやリネン折りをすることになった。
「暫くベッドメイクはしなくていいです」とのことで、私達は1時間以上も折る作業をしていてすっかり眠くなった(爆)。
夕方になってからベッドメイクを再開したもの、まったりし過ぎていた為かどうにも調子が出なかった。
私あたりは頭も働かなくなり、トイレ掃除中に少なくなったトイレットペーパーを新しいのと取り替えようと部屋へ戻り、トイレットペーパーを手に何故か浴室へ入ってしまうという錯乱ぶり。
照れ隠しに「ダメだぁ。疲れてる。帰らなきゃ!(笑)」と言っていたら、本当に早帰りの連絡が入って、早番の人達と一緒に18時で帰ることになった。
家がご近所の近所さんと帰る途中、「今日、Cさんと組んでたよね?Cさんて楽しい人でしょ?」と尋ねると、「一番最初に”何か分からないことがあったら、わちでなくてSさんに聞いてね”って拒絶されちゃいました」と近所さんは寂しそうにしていた。
「それは拒絶したんじゃなくて…」と説明したが、「わちは年寄りだから若い人に任せる」と言って一歩下がるCさんと、「先輩だろうが若い者になんか任せられない。私が!この私が!」と執拗に前に出る#さんを足して二で割れば、本当に丁度良いのに・・・。
世の中そう上手くはいかないものなのか?
11:30-18:00 クイックメイク15部屋+ゴミ袋折り+リネン折り
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とSさん(20代前半・初バイト)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)が早番、Uさん(30代後半・元悪霊付き)と私が遅番の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)と関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
朝1で×10号室へ行くと、風呂のお湯が抜き忘れられていて早速萎えた。
×10号室と言えば関取さんが窓を開けようとして風呂へ落下してずぶ濡れになった現場だ。Uさんと「関取さんがセットに入ったんじゃない?悪夢の10号室だもんね」「怖くて窓を開けられなかったんだろうさ」「トラウマになったのかも」と噂した。
それはそうと、窓が開けられておらず、お湯も抜かれていなかった為、窓は湯気でくもり、壁は水滴でベチャベチャになっていて苦戦を強いられ、思わず「関取め!」と苦々しく思った。
気を取り直して次の部屋へ行くと、新卒君がセット中だった。私は普通に「お疲れ様で〜す!」と声を掛けたが、Uさんは何を思ったのか「いただきます!」と声を掛け、言われた新卒君も「あぁいただきます」と力なく答えていた。
新卒君もUさんのボケっぷりに慣れたのか、萎えたのか?Uさんは新卒君を召し上がるつもりだったのか?新卒君、気を付けなきゃ!油断してたらUさんに食われちゃうよ(笑)。
××2号室へ向かおうとして××1号室の前を通りかかると、部屋の中で女性が「ああんああん」と大騒ぎしているのが聞こえてきた。ちゃんと部屋のドアを閉めないと聞こえちゃうのよねぇ、それとも私達に聞かせたいのかしら?
・・・・・。
Uさんも私も足を止めて立ち聞きしていることに気付き、急に恥ずかしくなって逃げるようにその場を離れた。
××2号室へ入ると、そこでも新卒君がセットをしていたので「隣の1号室の前を通ったら”ああんああん”ってお客さんが大騒ぎでね。新卒君も彼女にはあのぐらい言わせなきゃ(笑)」と冷やかすと、新卒君は凄い勢いでセットを終えて1号室へ向かった。
昼休みに新卒君に「××1号室の前に行って聞こえたかい?」と尋ねると「ドアに耳をつけてみても全然聞こえませんでした」と、それはそれは残念そうだった。Uさんと私が通りかかった頃がクライマックスだったのだろう。新卒君、無念。
昼休み明けにベッドメイクをしていると、社員の早口氏から「新人さんチームに部屋数を多くやってほしいので、作業室へ降りてきて下さい」と電話がきて、Uさんと私はゴミ袋折りやリネン折りをすることになった。
「暫くベッドメイクはしなくていいです」とのことで、私達は1時間以上も折る作業をしていてすっかり眠くなった(爆)。
夕方になってからベッドメイクを再開したもの、まったりし過ぎていた為かどうにも調子が出なかった。
私あたりは頭も働かなくなり、トイレ掃除中に少なくなったトイレットペーパーを新しいのと取り替えようと部屋へ戻り、トイレットペーパーを手に何故か浴室へ入ってしまうという錯乱ぶり。
照れ隠しに「ダメだぁ。疲れてる。帰らなきゃ!(笑)」と言っていたら、本当に早帰りの連絡が入って、早番の人達と一緒に18時で帰ることになった。
家がご近所の近所さんと帰る途中、「今日、Cさんと組んでたよね?Cさんて楽しい人でしょ?」と尋ねると、「一番最初に”何か分からないことがあったら、わちでなくてSさんに聞いてね”って拒絶されちゃいました」と近所さんは寂しそうにしていた。
「それは拒絶したんじゃなくて…」と説明したが、「わちは年寄りだから若い人に任せる」と言って一歩下がるCさんと、「先輩だろうが若い者になんか任せられない。私が!この私が!」と執拗に前に出る#さんを足して二で割れば、本当に丁度良いのに・・・。
世の中そう上手くはいかないものなのか?
ラブホ650日目:親睦会
2008年8月13日 らぶほ2※5月29日の日記です。
11:30-18:00 本メイク6部屋+クイックメイク7部屋+セット
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)と乙女君(10代後半・仕草が女の子)、(60代前半・元美容師)と私の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
通勤途中、大通駅でベンチに座ってる乙女君を発見したので、静かに近づいて「おっはよーっ!」と驚かせたら、必要以上に驚いてくれたがその驚き方がまるで女の子のようで、何だか私の方が慌ててしまった。そのまま地下鉄を乗り換え、コンビニに寄り、乙女君と出勤した。
出動前から忙しいような気がしたが「本メイク」という指示だったので、”忙しいような気がするのは気のせい”と思うようにして本メイクをしていたら、支配人殿から「売り部屋が少ないので休憩を30分ずらして下さい」という連絡が入った。
気のせいではなく忙しいので、頑張っていつもより2部屋多く本メイクをして、#さんと私は30分遅れで昼休みを迎えた。
いやぁ頑張った、暑い暑い!とウチワで扇いでいて大変なことに気付いた。今日の帰りは飲み会だから、汗臭くならないようシズシズと働こうと思っていたんだった。
それなのに昼休み明けからますます忙しくなり、夕方からはZさんと私がセットをして回ることになり、残ったEさんと乙女君と#さんの三人でベッドメイクをすることになった。
また#さんが乙女君にウザいテンションで絡むのでは?と心配だが、いくら#さんでもEさんの前ではでしゃばらないだろう、そんなことをしたら返り血を浴びる…と思い直してセットに励んだ。
ベッドを剥がそうと掛け布団をめくると、ビリビリに破れてヨレヨレになったストッキングが出てきた。伝線にも程が有るのでプレイに用いたと思われるが、わざわざコンビニボックスから買って、それを履かせて破きまくって…となると、相当お好きらしい。
札幌市内のどこだったかのラブホだと、ベッドの枕元にスキンと一緒にストッキングも常備しているそうだけど、そんなに人気のプレイなのだろうか?(謎)
ふと気付くとムキになってセットをしていて汗だくだった。嗚呼、なんてこと!飲み会なのに…。仕事の帰りに飲み会やら人と会う日に限って汗だくになって、汗臭〜くなって出かけなければならなくなる(哀)。
帰りは会社の親睦会だった為、Cさん(60代前半・元看護師)も合流して某居酒屋へ。そこでもCさんは相変わらずで…(萎)。
Cさん「アンタの隣の隣の人、どこの人さ?」
みかやん「ナイトさん(深夜勤務の人)なんだって」
Cさん「だから、内藤さんてどこの人さ?」
みかやん「・・・昼はお笑い芸人で、夜はココで働いてるんだって」
Cさん「有名だのかい?お笑い芸人で内藤なんて聞いたことないけどね」
ココのナイト班にお笑い芸人が居るというのは有名な話で、本人も分かり易く某お笑い企業名入りのTシャツを着ていたというのに、Cさんたら…。
転勤した二宮和也似氏も来ていて、支配人殿が「二宮和也似君は結構人見知りするんですよ」と言ったのに、Cさんは「なんも二宮和也似氏は独り身でないべしゃ。彼女いるでしょ」と食って掛かっていた。
ナイトさんを「内藤さん」とか、人見知りを「独り身」とか…酒が入るとCさんは一段と聞きまつがいの女王になる(笑)。
二宮和也似氏の後任社員のデューク東郷似氏が、夜のフロントの人達に「ゴルゴ13に似てますよね」と言われているのを聞いて吹き出した。やはり思うことは皆同じらしい。デューク氏は何かする度に「さすがスナイパー」「さすが不死身の男」と、持て囃されていた。
病み上がりなので二次会には参加せず帰宅。Cさんが泣き上戸に変わる前に帰ったので楽しい酒だった。
11:30-18:00 本メイク6部屋+クイックメイク7部屋+セット
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)と乙女君(10代後半・仕草が女の子)、(60代前半・元美容師)と私の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
通勤途中、大通駅でベンチに座ってる乙女君を発見したので、静かに近づいて「おっはよーっ!」と驚かせたら、必要以上に驚いてくれたがその驚き方がまるで女の子のようで、何だか私の方が慌ててしまった。そのまま地下鉄を乗り換え、コンビニに寄り、乙女君と出勤した。
出動前から忙しいような気がしたが「本メイク」という指示だったので、”忙しいような気がするのは気のせい”と思うようにして本メイクをしていたら、支配人殿から「売り部屋が少ないので休憩を30分ずらして下さい」という連絡が入った。
気のせいではなく忙しいので、頑張っていつもより2部屋多く本メイクをして、#さんと私は30分遅れで昼休みを迎えた。
いやぁ頑張った、暑い暑い!とウチワで扇いでいて大変なことに気付いた。今日の帰りは飲み会だから、汗臭くならないようシズシズと働こうと思っていたんだった。
それなのに昼休み明けからますます忙しくなり、夕方からはZさんと私がセットをして回ることになり、残ったEさんと乙女君と#さんの三人でベッドメイクをすることになった。
また#さんが乙女君にウザいテンションで絡むのでは?と心配だが、いくら#さんでもEさんの前ではでしゃばらないだろう、そんなことをしたら返り血を浴びる…と思い直してセットに励んだ。
ベッドを剥がそうと掛け布団をめくると、ビリビリに破れてヨレヨレになったストッキングが出てきた。伝線にも程が有るのでプレイに用いたと思われるが、わざわざコンビニボックスから買って、それを履かせて破きまくって…となると、相当お好きらしい。
札幌市内のどこだったかのラブホだと、ベッドの枕元にスキンと一緒にストッキングも常備しているそうだけど、そんなに人気のプレイなのだろうか?(謎)
ふと気付くとムキになってセットをしていて汗だくだった。嗚呼、なんてこと!飲み会なのに…。仕事の帰りに飲み会やら人と会う日に限って汗だくになって、汗臭〜くなって出かけなければならなくなる(哀)。
帰りは会社の親睦会だった為、Cさん(60代前半・元看護師)も合流して某居酒屋へ。そこでもCさんは相変わらずで…(萎)。
Cさん「アンタの隣の隣の人、どこの人さ?」
みかやん「ナイトさん(深夜勤務の人)なんだって」
Cさん「だから、内藤さんてどこの人さ?」
みかやん「・・・昼はお笑い芸人で、夜はココで働いてるんだって」
Cさん「有名だのかい?お笑い芸人で内藤なんて聞いたことないけどね」
ココのナイト班にお笑い芸人が居るというのは有名な話で、本人も分かり易く某お笑い企業名入りのTシャツを着ていたというのに、Cさんたら…。
転勤した二宮和也似氏も来ていて、支配人殿が「二宮和也似君は結構人見知りするんですよ」と言ったのに、Cさんは「なんも二宮和也似氏は独り身でないべしゃ。彼女いるでしょ」と食って掛かっていた。
ナイトさんを「内藤さん」とか、人見知りを「独り身」とか…酒が入るとCさんは一段と聞きまつがいの女王になる(笑)。
二宮和也似氏の後任社員のデューク東郷似氏が、夜のフロントの人達に「ゴルゴ13に似てますよね」と言われているのを聞いて吹き出した。やはり思うことは皆同じらしい。デューク氏は何かする度に「さすがスナイパー」「さすが不死身の男」と、持て囃されていた。
病み上がりなので二次会には参加せず帰宅。Cさんが泣き上戸に変わる前に帰ったので楽しい酒だった。
ラブホ649日目:匂い
2008年8月13日 らぶほ2
※5月27日の日記です。
11:00-18:00 本メイク8部屋+クイックメイク2部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元悪霊付き)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
熱が下がったので出勤したが、昨日はゼリーとヨーグルトしか食べていなかった為ヨレヨレだった。それなのにSさんと組むことになり、Sインフルエンザウィルスの宿主と組むとなると、また強力なウィルスを貰いそうで怖い。
念のためにSさんに「今回の風邪、お腹にこなかった?」と聞くと「うちはゲ□でゲ□で大変でした」との返事。やはり今回のSインフルエンザは内臓を攻撃するものだったらしい。お互い弱っているので無駄話はせず、黙々とベッドメイクをした。
時折よろめく私に、Sさんは「無理しないで下さいね」「怪我しないように気を付けて下さい」「辛かったら言って下さい。うち、やりますから」と、子供なのに一生懸命に気遣ってくれて有り難かった。Sさんだって本調子ではないのに…なんだかんだ言ってSさんは優しい子だ。
強運の私は、出来部屋(クイックメイク済みの部屋)の本メイクにばかり当たり、ベッドは組んである上、元々綺麗に仕上がっているので、本メイクがラクで本当に助かった。
今日も昼休みは、スポーツドリンク&ゼリーでやり過ごした。ろくに食べられず、痩せる思いだが痩せない(哀)。
他所のラブホで常に1部屋に1時間かけてベッドメイクをしていた近所さんが、三人勤務の慌ただしさに「早くて早くてついて行くのに必死でした」と目を回していた。
ベッドメイクと言っても、ラブホによって全くやり方が違ったりするもので、他所のラブホでの常識がココでは通用しなかったりする。
例えばシャワーヘッド。誤ってドアを開けたまま水を出しても、浴室以外や浴室の外の脱いだ衣類を濡らさないよう、またはふいにお客様に冷たい水がかからないよう、シャワーヘッドは浴槽向きもしくはドアと反対向きということで、近所さんも私も「日本全国どこのラブホでも同じ」と習ったのに、ココは違う(驚)。
私が居たラブホQグループでは「手作業の部分でラブホの品格が問われるもの」と、リネン折りには細心の注意を払うよう躾けられ徹底的な研修を受けたのに、ココはそれほどでもない。
床の拭き方にしても、毛や埃を集めながらキッチリと一定方向に拭かなければ、ラブホQでは「めくら拭き」と叱られたし、床の毛拾いもやみくもにベタベタとガムテで床を叩いたりしようものなら「めくら打ち」と厳重注意されたが、ココでは普通にめくら式が横行している。老眼の人が多いから仕方ないのかも。
私もそうだったように、近所さんも今は次々と近所さんの中での常識が覆され、驚きの連続なんだろう。ま、郷に入っては郷に従えというので、慣れて下され近所さん。
夕方からココは西日が差して物凄く暑くなる。そうじゃなくても不調の私達は暑さにやられ、追い打ちをかけるようにオヤジ臭やら珍味臭にアシガ臭が容赦なく襲いかかってくる。暑い上に臭い(泣)。
たまらず「こんなに胸具合の悪い時に、このオヤジ臭はキツいよね。あまりのことに涙目になってきた」と訴えるが、Sさんは「え?何か匂います?うち、鼻が詰まってて分かんないです」とのこと。Sさんたら幸せな人だ。何だか物凄く裏切られたような気分になった。
本来、ベッドメイクをする時は、露天風呂付きの部屋からとか高額な部屋から、広い部屋からなど優先順位が有るのだが、完全に暑さと匂いにやられてしまってどうにもならない。
西日が当たらない側の部屋、窓が2つ以上有って涼しい角部屋を選んでベッドメイクした。選り好みなんかしてスミマセン。
11:00-18:00 本メイク8部屋+クイックメイク2部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とUさん(30代後半・元悪霊付き)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
熱が下がったので出勤したが、昨日はゼリーとヨーグルトしか食べていなかった為ヨレヨレだった。それなのにSさんと組むことになり、Sインフルエンザウィルスの宿主と組むとなると、また強力なウィルスを貰いそうで怖い。
念のためにSさんに「今回の風邪、お腹にこなかった?」と聞くと「うちはゲ□でゲ□で大変でした」との返事。やはり今回のSインフルエンザは内臓を攻撃するものだったらしい。お互い弱っているので無駄話はせず、黙々とベッドメイクをした。
時折よろめく私に、Sさんは「無理しないで下さいね」「怪我しないように気を付けて下さい」「辛かったら言って下さい。うち、やりますから」と、子供なのに一生懸命に気遣ってくれて有り難かった。Sさんだって本調子ではないのに…なんだかんだ言ってSさんは優しい子だ。
強運の私は、出来部屋(クイックメイク済みの部屋)の本メイクにばかり当たり、ベッドは組んである上、元々綺麗に仕上がっているので、本メイクがラクで本当に助かった。
今日も昼休みは、スポーツドリンク&ゼリーでやり過ごした。ろくに食べられず、痩せる思いだが痩せない(哀)。
他所のラブホで常に1部屋に1時間かけてベッドメイクをしていた近所さんが、三人勤務の慌ただしさに「早くて早くてついて行くのに必死でした」と目を回していた。
ベッドメイクと言っても、ラブホによって全くやり方が違ったりするもので、他所のラブホでの常識がココでは通用しなかったりする。
例えばシャワーヘッド。誤ってドアを開けたまま水を出しても、浴室以外や浴室の外の脱いだ衣類を濡らさないよう、またはふいにお客様に冷たい水がかからないよう、シャワーヘッドは浴槽向きもしくはドアと反対向きということで、近所さんも私も「日本全国どこのラブホでも同じ」と習ったのに、ココは違う(驚)。
私が居たラブホQグループでは「手作業の部分でラブホの品格が問われるもの」と、リネン折りには細心の注意を払うよう躾けられ徹底的な研修を受けたのに、ココはそれほどでもない。
床の拭き方にしても、毛や埃を集めながらキッチリと一定方向に拭かなければ、ラブホQでは「めくら拭き」と叱られたし、床の毛拾いもやみくもにベタベタとガムテで床を叩いたりしようものなら「めくら打ち」と厳重注意されたが、ココでは普通にめくら式が横行している。老眼の人が多いから仕方ないのかも。
私もそうだったように、近所さんも今は次々と近所さんの中での常識が覆され、驚きの連続なんだろう。ま、郷に入っては郷に従えというので、慣れて下され近所さん。
夕方からココは西日が差して物凄く暑くなる。そうじゃなくても不調の私達は暑さにやられ、追い打ちをかけるようにオヤジ臭やら珍味臭にアシガ臭が容赦なく襲いかかってくる。暑い上に臭い(泣)。
たまらず「こんなに胸具合の悪い時に、このオヤジ臭はキツいよね。あまりのことに涙目になってきた」と訴えるが、Sさんは「え?何か匂います?うち、鼻が詰まってて分かんないです」とのこと。Sさんたら幸せな人だ。何だか物凄く裏切られたような気分になった。
本来、ベッドメイクをする時は、露天風呂付きの部屋からとか高額な部屋から、広い部屋からなど優先順位が有るのだが、完全に暑さと匂いにやられてしまってどうにもならない。
西日が当たらない側の部屋、窓が2つ以上有って涼しい角部屋を選んでベッドメイクした。選り好みなんかしてスミマセン。
ラブホ648日目:不調
2008年5月26日 らぶほ2 コメント (2)11:30-18:00 本メイク10部屋+クイックメイク3部屋
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と近所(30代半ば・元ヤンママ)さんと私の三人勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
近所さんはベッドメイクの勘を取り戻したようで、順調に仕事をすすめていた。この仕事の30年前の経験者・#さんと違って、近所さんは若いし別のラブホで働いていたのも割と最近のことなので、即戦力となってくれて本当に有り難い。
その近所さんは朝から毛地獄にハマっていて、部屋係はもちろん洗面係でも風呂係でも毛に見舞われ、毛を拾いながらご主人の話をしてくれた。バツイチの近所さんが今のご主人と出会ったのは三年前だそうで、話を聞く限りラブラブじゃないか(照)。
どうも気恥ずかしいが、何と言っても近所さんとは家が近所なので、そのうち地元でご主人にもお目に掛かるかも知れない…と真剣に話を聞いた。
昼休みに入ったが、私は珍しく朝から食欲が無く、胸がムカムカして胃がもたれる感じがして、昼食はスポーツドリンクとゼリーで済ませた。ふと関取さんを見ると、ダイエット食なのか何なのか物凄く不気味で不味そうなモノを食べていたので、ますます胸具合が悪くなった。
いつもの”二時っチャオ!”で、くわばたりえさんがコアリズムというラテンダンスエクササイズでウエストが20センチも細くなり”くわばたクビレ大作戦”大成功!というのを見て、頭がクラクラするほど羨ましかった。
思えば私…16歳から夜な夜なクラブで踊っていて(当時は”ディスコ”・哀)、新入社員時代は野球部専属のチアガールで、元々体育会系なのでビリーズブートキャンプもなんのそので昨年の初夏から初冬まで続けられ、今も時々入隊している。
コアリズムみたいなダンス系なら楽しく続けられそう…(←この時は漠然とこんなふうに考えていて、9月2日現在はコアリズムが日課)
昼休み明けの風呂で、Zさんの「関取さんて一時少し痩せたけど、また太ったみたいですよね?」という問いに「でしょう!みんなそう言ってる。こないだの風呂転落事件のことをロザンナさんも”風呂が壊れなかったのが奇跡”とか言ってたよ」と答えながら仕事をしていたら…。
床に敷かれていたローションマットがローションでヌメヌメで、危うく転倒しそうになった。そういや朝も昼もろくに食べてなくてフラフラかも?しかも段々体調が悪くなってきた気が…。
思わず弱気になるが、お客さんは風呂のあちこちをローションだらけにしてくれるわ、排水口を陰毛だらけにしてくれるわ、三人勤務で慌ただしいわで弱音を吐いてる場合じゃなかった。
何とか仕事を終えたが、帰宅しても食べる物が無いことに気付き、夫と待ち合わせて近所のスーパーへ買い物に行くと、バッタリと近所さん夫妻に会った。家がご近所なのでそのうち会うとは思っていたが、早速会うとは…。近所さんのご主人は愛想が良く素敵なかただった。
帰宅して軽くヨーグルトを食べて寝ようとしたら、お腹の急降下に見舞われ、悪寒に襲われ、熱をはかると38.4度だった。Sさんからうつった風邪=Sインフルエンザが悪化したようだ。Sインフルエンザは本当にタチが悪い(泣)。
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と近所(30代半ば・元ヤンママ)さんと私の三人勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
近所さんはベッドメイクの勘を取り戻したようで、順調に仕事をすすめていた。この仕事の30年前の経験者・#さんと違って、近所さんは若いし別のラブホで働いていたのも割と最近のことなので、即戦力となってくれて本当に有り難い。
その近所さんは朝から毛地獄にハマっていて、部屋係はもちろん洗面係でも風呂係でも毛に見舞われ、毛を拾いながらご主人の話をしてくれた。バツイチの近所さんが今のご主人と出会ったのは三年前だそうで、話を聞く限りラブラブじゃないか(照)。
どうも気恥ずかしいが、何と言っても近所さんとは家が近所なので、そのうち地元でご主人にもお目に掛かるかも知れない…と真剣に話を聞いた。
昼休みに入ったが、私は珍しく朝から食欲が無く、胸がムカムカして胃がもたれる感じがして、昼食はスポーツドリンクとゼリーで済ませた。ふと関取さんを見ると、ダイエット食なのか何なのか物凄く不気味で不味そうなモノを食べていたので、ますます胸具合が悪くなった。
いつもの”二時っチャオ!”で、くわばたりえさんがコアリズムというラテンダンスエクササイズでウエストが20センチも細くなり”くわばたクビレ大作戦”大成功!というのを見て、頭がクラクラするほど羨ましかった。
思えば私…16歳から夜な夜なクラブで踊っていて(当時は”ディスコ”・哀)、新入社員時代は野球部専属のチアガールで、元々体育会系なのでビリーズブートキャンプもなんのそので昨年の初夏から初冬まで続けられ、今も時々入隊している。
コアリズムみたいなダンス系なら楽しく続けられそう…(←この時は漠然とこんなふうに考えていて、9月2日現在はコアリズムが日課)
昼休み明けの風呂で、Zさんの「関取さんて一時少し痩せたけど、また太ったみたいですよね?」という問いに「でしょう!みんなそう言ってる。こないだの風呂転落事件のことをロザンナさんも”風呂が壊れなかったのが奇跡”とか言ってたよ」と答えながら仕事をしていたら…。
床に敷かれていたローションマットがローションでヌメヌメで、危うく転倒しそうになった。そういや朝も昼もろくに食べてなくてフラフラかも?しかも段々体調が悪くなってきた気が…。
思わず弱気になるが、お客さんは風呂のあちこちをローションだらけにしてくれるわ、排水口を陰毛だらけにしてくれるわ、三人勤務で慌ただしいわで弱音を吐いてる場合じゃなかった。
何とか仕事を終えたが、帰宅しても食べる物が無いことに気付き、夫と待ち合わせて近所のスーパーへ買い物に行くと、バッタリと近所さん夫妻に会った。家がご近所なのでそのうち会うとは思っていたが、早速会うとは…。近所さんのご主人は愛想が良く素敵なかただった。
帰宅して軽くヨーグルトを食べて寝ようとしたら、お腹の急降下に見舞われ、悪寒に襲われ、熱をはかると38.4度だった。Sさんからうつった風邪=Sインフルエンザが悪化したようだ。Sインフルエンザは本当にタチが悪い(泣)。
ラブホ647日目:三脚
2008年5月25日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク20部屋+リネン折り
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と#さん(60代前半・元美容師)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元悪霊付き)、ロザンナさん(同い年・イタリア美女風)と私が早番の勤務。
Sさん(20代前半・初バイト)と新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)とホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
久々に組んだロザンナさんの話によると、関取さん(10代後半・90キロ超)は朝のA班でも評判が悪く、先日も関取さんが得意気に「再点検されたりしてメイクさんは大変ですね。私はまだ一度も誰からも注意されたことが無いんです」と言って反感を買っていたそうだ。
ロザンナさんは一言「あの子…人の話、聞いてないよね」と呟いた。あれだけみんなに注意され叱られて「注意されたことがない」と言い切れる自信がどこから湧いてくるのか私達には理解出来ず、私はこのテの人には狂気を感じてしまって怖くて近づけない。
悪霊憑きだった頃のUさんも、Cさんに次いでベッドメイクのやり直しが多かったにも関わらず「私だけ、まだ一度もやり直しをしたことが無いの」と言っていて、私にはご乱心としか思えず怖かった。関取さんも悪霊憑きか脳障害なんだろう。
給料後の日曜で朝から忙しく、セットが追いつかない状態だったので、私達が部屋へ入るとフロントの人がセット中というパターンが多かった。
最優先の露天風呂付きの部屋が空いたので急行すると、ホスト君がその部屋へセットへ入ろうとしているところだったが、部屋のドアを開けたとたん「うわ!この部屋何ですか?」と固まった。
普段、恐ろしく荒らされた部屋のセットにばかり当たっているホスト君が固まるぐらいなら、かなりの荒れ方なんだろう…とホスト君の後ろから部屋を覗いてみると、ベッドの脇にデーンと三脚が聳え立っていた。
セットを手伝うも、風呂もトイレも洗面所も使われた形跡が全く無く、ロザンナさんも「ただ撮影の為だけに来たって感じだよね。変態だわ」と萎えていた。入室してすぐ三脚を組み立てて撮影を開始し、ウハウハと喜んでビデオカメラを回収して三脚を忘れて帰ったのだろう。
そんなに撮りたかったんかい。だけど、三脚を使ってるってことは行為に及ぶ自分も撮してるってことで、ナルシストというか何というか…。ま、お二人の記念なんでしょうけど、証拠を残されるとキツいので三脚はお持ち帰りいただきたかった。
別の露天風呂付きの部屋へ行くと、セット中のSさんが何やら騒いでいたが要領を得ない。よく聞いてみると、お客様が雨漏りに気付いて洗面器の上にバスタオルを敷くなどして対処して下さり、雨漏りの知らせと共に激励のメッセージを残して下さっていたそうだ。
なんて奇特なお客様だろう!と感動したが、Sさんは「うち、フロントへ電話しなきゃ!あぁ何て言ったらいいんだろ?うちがフロントの時にこんなことが起こっても困るし!」とテンパっていた。
続いて新卒君がセット中の部屋へ入ると、新卒君がドンヨリしていたので調子を尋ねると「俺、彼女が出来たっつか元カノとヨリ戻したんですけど、もう別れたいんですよ」と悄気ていた。
理由を聞くと「だって擦れ違いばっかで全然会えないんですよ。寂しくて…」って返事で、それってノロケじゃん!真剣に聞いて損した(笑)。
夕方、セット中のSさんの横でベッドを組んでいたら、ロザンナさんが腕にしていた数珠が切れた。「不吉な事が起こったらどうしよう!」と怯えるロザンナさんに「きっとSさんの仕業だよ(笑)Sさんは今迄も数々の怪奇現象を引き起こしてくれたから」と慰めた。
Sさんに纏わる怪談(無人の風呂で急にジェットバスのスイッチが入った等)を聞かせると、ロザンナさんは「じゃあSさんの仕業だわ」と笑った後「つか、Sさんて本気で怖いんですけど」とまた怯えた。
帰りのロッカーでメールチェックをしていたロザンナさんは「ちょっと!家の近所のおじさんが亡くなったってメールきてたよー!えーっ!」と言って絶句し、私も絶句した。
忙しい上に様々なことが起こり、あっと言う間の一日だった。
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と#さん(60代前半・元美容師)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)とUさん(30代後半・元悪霊付き)、ロザンナさん(同い年・イタリア美女風)と私が早番の勤務。
Sさん(20代前半・初バイト)と新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)とホスト君(20代前半・女顔の元ホスト)がフロントだった。
久々に組んだロザンナさんの話によると、関取さん(10代後半・90キロ超)は朝のA班でも評判が悪く、先日も関取さんが得意気に「再点検されたりしてメイクさんは大変ですね。私はまだ一度も誰からも注意されたことが無いんです」と言って反感を買っていたそうだ。
ロザンナさんは一言「あの子…人の話、聞いてないよね」と呟いた。あれだけみんなに注意され叱られて「注意されたことがない」と言い切れる自信がどこから湧いてくるのか私達には理解出来ず、私はこのテの人には狂気を感じてしまって怖くて近づけない。
悪霊憑きだった頃のUさんも、Cさんに次いでベッドメイクのやり直しが多かったにも関わらず「私だけ、まだ一度もやり直しをしたことが無いの」と言っていて、私にはご乱心としか思えず怖かった。関取さんも悪霊憑きか脳障害なんだろう。
給料後の日曜で朝から忙しく、セットが追いつかない状態だったので、私達が部屋へ入るとフロントの人がセット中というパターンが多かった。
最優先の露天風呂付きの部屋が空いたので急行すると、ホスト君がその部屋へセットへ入ろうとしているところだったが、部屋のドアを開けたとたん「うわ!この部屋何ですか?」と固まった。
普段、恐ろしく荒らされた部屋のセットにばかり当たっているホスト君が固まるぐらいなら、かなりの荒れ方なんだろう…とホスト君の後ろから部屋を覗いてみると、ベッドの脇にデーンと三脚が聳え立っていた。
セットを手伝うも、風呂もトイレも洗面所も使われた形跡が全く無く、ロザンナさんも「ただ撮影の為だけに来たって感じだよね。変態だわ」と萎えていた。入室してすぐ三脚を組み立てて撮影を開始し、ウハウハと喜んでビデオカメラを回収して三脚を忘れて帰ったのだろう。
そんなに撮りたかったんかい。だけど、三脚を使ってるってことは行為に及ぶ自分も撮してるってことで、ナルシストというか何というか…。ま、お二人の記念なんでしょうけど、証拠を残されるとキツいので三脚はお持ち帰りいただきたかった。
別の露天風呂付きの部屋へ行くと、セット中のSさんが何やら騒いでいたが要領を得ない。よく聞いてみると、お客様が雨漏りに気付いて洗面器の上にバスタオルを敷くなどして対処して下さり、雨漏りの知らせと共に激励のメッセージを残して下さっていたそうだ。
なんて奇特なお客様だろう!と感動したが、Sさんは「うち、フロントへ電話しなきゃ!あぁ何て言ったらいいんだろ?うちがフロントの時にこんなことが起こっても困るし!」とテンパっていた。
続いて新卒君がセット中の部屋へ入ると、新卒君がドンヨリしていたので調子を尋ねると「俺、彼女が出来たっつか元カノとヨリ戻したんですけど、もう別れたいんですよ」と悄気ていた。
理由を聞くと「だって擦れ違いばっかで全然会えないんですよ。寂しくて…」って返事で、それってノロケじゃん!真剣に聞いて損した(笑)。
夕方、セット中のSさんの横でベッドを組んでいたら、ロザンナさんが腕にしていた数珠が切れた。「不吉な事が起こったらどうしよう!」と怯えるロザンナさんに「きっとSさんの仕業だよ(笑)Sさんは今迄も数々の怪奇現象を引き起こしてくれたから」と慰めた。
Sさんに纏わる怪談(無人の風呂で急にジェットバスのスイッチが入った等)を聞かせると、ロザンナさんは「じゃあSさんの仕業だわ」と笑った後「つか、Sさんて本気で怖いんですけど」とまた怯えた。
帰りのロッカーでメールチェックをしていたロザンナさんは「ちょっと!家の近所のおじさんが亡くなったってメールきてたよー!えーっ!」と言って絶句し、私も絶句した。
忙しい上に様々なことが起こり、あっと言う間の一日だった。
ラブホ646日目:会長
2008年5月23日 らぶほ211:30-17:00 本メイク7部屋+クイックメイク1部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(20代前半・初バイト)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
今日もSさんはマスクをして出勤してきた。
Eさん「あら?Sさん、マスクなんかして風邪かい?」
みかやん「昨日から口が裂けてるんですよ」
Eさん「あはは!口、裂けてるの?どれ?見せて!」
Sさん「うち、それどころじゃないです!」
やっぱりバッサリ斬り捨てられた。昨日より調子が悪いらしい。無理しないで休めばいいのに。ヒマなんだし…と改めてモニターを見たら、久々に超ヒマな感じで何時まで働けるか、急に不安になった。
最悪14時、良くて15時半、16時まで働けたら御の字だよね…と言いながら、一同どんよりと出動した。
先日の乙女君(10代後半・仕草が女の子)と組んだ日の#さんにはムカついたが、#さんとて極悪人ではなく、新人と一緒の時の#さんが嫌いなだけだ(爆)。新人の前で自分を大きく見せたい、自分が誰より凄くて偉いと振る舞うのは勝手だが、思いっきり空回りしているのを見ていて辛くなる。
実際、#さんがそういう方向に頑張れば頑張るほど新人には嫌われてるんだから、目も当てられない。つくづくお気の毒な老人だと思う。
嗚呼それなのに#さんは、今日は朝のA班に入っている乙女君を見て「あの子、大丈夫かなぁ?・・・人に教えるのって難しいよねぇ」と言った。誰も#さんに「新人に仕事を教えてあげて」と頼まないし、この先も頼むつもりもないのに。
悪いけど仕事の面じゃ#さんより乙女君の方が繊細でキッチリしてくれてるし、老眼じゃないからしっかりセルフチェックも出来ている。他人の心配より自分の心配をした方がいいんじゃないんですか?我が班じゃ#さんが1番、仕事が雑なんですから!と言いたいのを我慢した。
私も、プライドの高いチーム60に囲まれていて、少しずつではあるが、お年寄りに花を持たせるとか勝ちを譲るということを覚えた。その反面、甘やかすと年寄りは調子に乗るということも分かり、ホントに年寄りって面倒臭いと思う今日この頃だ。
自分も厄介な年寄りにならないよう気を付けよう。
そんなことを考えていて私の歯切れが悪いのを敏感に感じ取るのか、#さんは一段と口調がぞんざいになり「相変わらずゴミと忘れ物だらけだもんね!あのブー(関取さん)だったら、ただベッド剥がしてお風呂のお湯だけ抜いて、それで”セットした”って大いばりかい?」と吐き捨てた。
仕方ないので「関取さんの場合は、あの図体でセットバッグ持って歩いてるってだけで大したもんだ!と思ってあげなきゃダメなのさ」と同調した。以前の#さんの「Cさんの場合は間違えないで勤務表どおりに出勤するってだけで大したもんだ!」というセリフと同じパターンだ。
必要以上に大ウケしてくれた#さんに萎えたけど、気まずくなるよりマシだ。
その部屋を出ようとしたら、廊下から若い女性の声が聞こえたので覗いてみると、上り専用エレベーターの前で若い女性が「ホント信じらんない!」「有り得ないから!」「クソオヤジ!」「死ねばいいのに!」とブチギレてらっしゃった。
カレシと喧嘩別れしたのか、チェンジをされたデリヘル嬢なのか知らないけど、一人で怒鳴ってると怖いんですけど…。つか、早く下りエレベーターで帰ってくれなきゃ、うちら動けないんですけど…。
すると#さんが私を押し退けて、その女性に「ちょっと!下りエレベーターね、あっちだから」と叫んだ。#さんもデリヘル嬢だと判断したんだろうけど、万が一普通のお客さんだったらどうするんだ。デリヘル嬢だからといって、こちらが尊大になる必要も無いのに「ちょっと!」って(汗)。
ま、#さんあたりは、先輩よりも社員さんよりも支配人殿よりもお客様よりも、自分が偉いと思ってる人なので、相手が誰だろうと同じ結果だったような…。年寄りだってだけで、何でそこまで偉いと思えるんだかホントに不思議だ。
ひょっとして#さんて、ココの役員とか会長なんだろうか?今度から心の中で「会長!」と呼んであげよう。
ともあれ奇跡的に17時まで働けてラッキーだった。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(20代前半・初バイト)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
今日もSさんはマスクをして出勤してきた。
Eさん「あら?Sさん、マスクなんかして風邪かい?」
みかやん「昨日から口が裂けてるんですよ」
Eさん「あはは!口、裂けてるの?どれ?見せて!」
Sさん「うち、それどころじゃないです!」
やっぱりバッサリ斬り捨てられた。昨日より調子が悪いらしい。無理しないで休めばいいのに。ヒマなんだし…と改めてモニターを見たら、久々に超ヒマな感じで何時まで働けるか、急に不安になった。
最悪14時、良くて15時半、16時まで働けたら御の字だよね…と言いながら、一同どんよりと出動した。
先日の乙女君(10代後半・仕草が女の子)と組んだ日の#さんにはムカついたが、#さんとて極悪人ではなく、新人と一緒の時の#さんが嫌いなだけだ(爆)。新人の前で自分を大きく見せたい、自分が誰より凄くて偉いと振る舞うのは勝手だが、思いっきり空回りしているのを見ていて辛くなる。
実際、#さんがそういう方向に頑張れば頑張るほど新人には嫌われてるんだから、目も当てられない。つくづくお気の毒な老人だと思う。
嗚呼それなのに#さんは、今日は朝のA班に入っている乙女君を見て「あの子、大丈夫かなぁ?・・・人に教えるのって難しいよねぇ」と言った。誰も#さんに「新人に仕事を教えてあげて」と頼まないし、この先も頼むつもりもないのに。
悪いけど仕事の面じゃ#さんより乙女君の方が繊細でキッチリしてくれてるし、老眼じゃないからしっかりセルフチェックも出来ている。他人の心配より自分の心配をした方がいいんじゃないんですか?我が班じゃ#さんが1番、仕事が雑なんですから!と言いたいのを我慢した。
私も、プライドの高いチーム60に囲まれていて、少しずつではあるが、お年寄りに花を持たせるとか勝ちを譲るということを覚えた。その反面、甘やかすと年寄りは調子に乗るということも分かり、ホントに年寄りって面倒臭いと思う今日この頃だ。
自分も厄介な年寄りにならないよう気を付けよう。
そんなことを考えていて私の歯切れが悪いのを敏感に感じ取るのか、#さんは一段と口調がぞんざいになり「相変わらずゴミと忘れ物だらけだもんね!あのブー(関取さん)だったら、ただベッド剥がしてお風呂のお湯だけ抜いて、それで”セットした”って大いばりかい?」と吐き捨てた。
仕方ないので「関取さんの場合は、あの図体でセットバッグ持って歩いてるってだけで大したもんだ!と思ってあげなきゃダメなのさ」と同調した。以前の#さんの「Cさんの場合は間違えないで勤務表どおりに出勤するってだけで大したもんだ!」というセリフと同じパターンだ。
必要以上に大ウケしてくれた#さんに萎えたけど、気まずくなるよりマシだ。
その部屋を出ようとしたら、廊下から若い女性の声が聞こえたので覗いてみると、上り専用エレベーターの前で若い女性が「ホント信じらんない!」「有り得ないから!」「クソオヤジ!」「死ねばいいのに!」とブチギレてらっしゃった。
カレシと喧嘩別れしたのか、チェンジをされたデリヘル嬢なのか知らないけど、一人で怒鳴ってると怖いんですけど…。つか、早く下りエレベーターで帰ってくれなきゃ、うちら動けないんですけど…。
すると#さんが私を押し退けて、その女性に「ちょっと!下りエレベーターね、あっちだから」と叫んだ。#さんもデリヘル嬢だと判断したんだろうけど、万が一普通のお客さんだったらどうするんだ。デリヘル嬢だからといって、こちらが尊大になる必要も無いのに「ちょっと!」って(汗)。
ま、#さんあたりは、先輩よりも社員さんよりも支配人殿よりもお客様よりも、自分が偉いと思ってる人なので、相手が誰だろうと同じ結果だったような…。年寄りだってだけで、何でそこまで偉いと思えるんだかホントに不思議だ。
ひょっとして#さんて、ココの役員とか会長なんだろうか?今度から心の中で「会長!」と呼んであげよう。
ともあれ奇跡的に17時まで働けてラッキーだった。
ラブホ645日目:キラキラ
2008年5月22日 らぶほ2 コメント (4)11:30-18:00 本メイク8部屋+クイックメイク2部屋+ベッドのみ2
今日は、Uさん(30代後半・元悪霊付き)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
Sさんがマスクをして出勤してきたので、思わず「あらマスクなんかして大丈夫?口が裂けたんでしょ?」と茶化すも、よく見ると目が腫れて痛々しい状態になっていた。
風邪が悪化した上、朝目覚めると目が開かず、ようやく目を開けたら腫れているわ充血しているわで「最悪です」との事。しかしマスクをしているので、よく聞き取れない。
Sさん「今日は夜の社員さん(40代後半)が来てるんですね」
みかやん「うん。支配人殿と交代したみたいだね」
Sさん「なんだ◎×※△か」
みかやん「えーっ!”なんだチビか”って?社員さんに何てことを!」
Zさん「えーっ!私は”なんだジジか”って聞こえましたよ!Sさんたら酷い!」
Sさん「うちは”なんだチェンジか”って言ったんです。チビとかジジとか、うちそんんな酷いこと言いません!」
結局、Sさんを茶化してしまうが、風邪の悪化やら目の充血やらで可哀相だった。
出動前のクジ引きでSさんと私が組むことになったが、社員さんの代わりに指示してくれた電話番姉さんが「1隊クイックメイクで、1頭は本メイクで」と言った。1頭て…うちら牛や馬じゃないんだからさ(笑)。
みかやん「Sさん、うちら1頭2頭で数えられちゃったよ。じゃ、Sさん1頭で本メイクしてね」
Sさん「うちは1頭じゃなくて1人です!だけど、うちは一人本メイクなんか出来ません!」
相変わらずいぢられっ娘のSさんのリアクションがギャーギャーだったので、思ったよりは元気なのかも?と少しホッとした。
だがしかし、部屋へ入ってベッドメイクを始めると、やはりSさんは調子が悪いようで辛そうにフーフー言ってて、とてもいつものようには茶化せず寂しい。そういう私も、Sさんの風邪”Sインフルエンザ”に感染していて本調子ではない。
先日「最近、全体的にメイクが雑」と注意されたばかりでもあるので、今日も黙々とベッドメイクをした。
夕方、浴槽の底に使用済みナプキンが貼り付いていて、その周りが何故だかキラキラと光っていた。取り敢えず拾い上げると、ナプキンは水を吸っていてズッシリと重く、その下には透明でツブツブのゼリー状になったナプキンの中身がこぼれて光っていた。
いつもの私なら「うわっ!ちょっと!コレ見て!」とSさんを呼んで騒ぎ立てるところだが、不調のSさんにそんな手間を取らせてはならないと、一人寂しく心の中で「へえぇ。ナプキンの中身って水分を吸収すると、こうなるんだ。これがキラキラの正体だったんだ」と思うだけにした。
「だけど、どうして浴槽の底にナプキンなんだろね?」という疑問をSさんに投げかけたかったけど、それも叶わず残念だ。それに絶不調のSさんに、つまらないことを言おうものなら「うち、それどころじゃないです!」とバッサリ斬り捨てられそうなので諦めた。
今回のこのナプキンは、排水口へ流れるお湯で血が洗い流されたのか、最初から血がついてなかったのかで透明なゼリー状だったけど、もし血だらけだったら中身は筋子やトビッコ状態だったのか?と、話し相手もおらずヒマだったので一人で想像を膨らませた。
今日は本メイクの係に当たり、本メイクも出来部屋(そのまま売り部屋に出来る状態の部屋なので綺麗)ばかりだったので、不調のSさんの負担が少しでも軽くなって良かった。
Sさんが”Sインフルエンザ”ウィルスを保有している限り、私の不調も良くならない気がするので、早く回復しておくれ…Sさん。
今日は、Uさん(30代後半・元悪霊付き)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、Sさん(20代前半・初バイト)と私の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
Sさんがマスクをして出勤してきたので、思わず「あらマスクなんかして大丈夫?口が裂けたんでしょ?」と茶化すも、よく見ると目が腫れて痛々しい状態になっていた。
風邪が悪化した上、朝目覚めると目が開かず、ようやく目を開けたら腫れているわ充血しているわで「最悪です」との事。しかしマスクをしているので、よく聞き取れない。
Sさん「今日は夜の社員さん(40代後半)が来てるんですね」
みかやん「うん。支配人殿と交代したみたいだね」
Sさん「なんだ◎×※△か」
みかやん「えーっ!”なんだチビか”って?社員さんに何てことを!」
Zさん「えーっ!私は”なんだジジか”って聞こえましたよ!Sさんたら酷い!」
Sさん「うちは”なんだチェンジか”って言ったんです。チビとかジジとか、うちそんんな酷いこと言いません!」
結局、Sさんを茶化してしまうが、風邪の悪化やら目の充血やらで可哀相だった。
出動前のクジ引きでSさんと私が組むことになったが、社員さんの代わりに指示してくれた電話番姉さんが「1隊クイックメイクで、1頭は本メイクで」と言った。1頭て…うちら牛や馬じゃないんだからさ(笑)。
みかやん「Sさん、うちら1頭2頭で数えられちゃったよ。じゃ、Sさん1頭で本メイクしてね」
Sさん「うちは1頭じゃなくて1人です!だけど、うちは一人本メイクなんか出来ません!」
相変わらずいぢられっ娘のSさんのリアクションがギャーギャーだったので、思ったよりは元気なのかも?と少しホッとした。
だがしかし、部屋へ入ってベッドメイクを始めると、やはりSさんは調子が悪いようで辛そうにフーフー言ってて、とてもいつものようには茶化せず寂しい。そういう私も、Sさんの風邪”Sインフルエンザ”に感染していて本調子ではない。
先日「最近、全体的にメイクが雑」と注意されたばかりでもあるので、今日も黙々とベッドメイクをした。
夕方、浴槽の底に使用済みナプキンが貼り付いていて、その周りが何故だかキラキラと光っていた。取り敢えず拾い上げると、ナプキンは水を吸っていてズッシリと重く、その下には透明でツブツブのゼリー状になったナプキンの中身がこぼれて光っていた。
いつもの私なら「うわっ!ちょっと!コレ見て!」とSさんを呼んで騒ぎ立てるところだが、不調のSさんにそんな手間を取らせてはならないと、一人寂しく心の中で「へえぇ。ナプキンの中身って水分を吸収すると、こうなるんだ。これがキラキラの正体だったんだ」と思うだけにした。
「だけど、どうして浴槽の底にナプキンなんだろね?」という疑問をSさんに投げかけたかったけど、それも叶わず残念だ。それに絶不調のSさんに、つまらないことを言おうものなら「うち、それどころじゃないです!」とバッサリ斬り捨てられそうなので諦めた。
今回のこのナプキンは、排水口へ流れるお湯で血が洗い流されたのか、最初から血がついてなかったのかで透明なゼリー状だったけど、もし血だらけだったら中身は筋子やトビッコ状態だったのか?と、話し相手もおらずヒマだったので一人で想像を膨らませた。
今日は本メイクの係に当たり、本メイクも出来部屋(そのまま売り部屋に出来る状態の部屋なので綺麗)ばかりだったので、不調のSさんの負担が少しでも軽くなって良かった。
Sさんが”Sインフルエンザ”ウィルスを保有している限り、私の不調も良くならない気がするので、早く回復しておくれ…Sさん。
ラブホ644日目:乙女君
2008年5月20日 らぶほ211:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク10部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(20代前半・初バイト)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)、#さん(60代前半・元美容師)と乙女君(10代後半・仕草が女の子)と私の勤務。
昨日、朝のA班に入った新人の乙女君が今日は我が班に入り、#さんと私と組むことになった。乙女君は、顔はバレーボール男子日本代表の越川優選手に似た男前だが、仕草や発声が何とも女の子チックであるものの、よく笑う明るい子だ。
「ウザい」「命令口調だ」「何様だ」「あの婆、何とかしてくれ!」と新人からの苦情が絶えなかった#さんは、私とメイク研修中の関取さんと#さんの三人で組んだ時は出しゃばらなかったので改心したのかと思っていたが、#さんが乙女君に絡みたくて仕方ないという様子が見てとれた。
これはヤバい。せっかく入った新人をまた#さんに潰されては困る。私が乙女君をガッチリとガードしなければ!
1部屋目で乙女君とベッドを組んだ。昨日、A班で仕込まれてるだけあって#さんより全然上手だったので「あら、お上手!男の子は力が有るから包布もピンと張って綺麗だわ」と褒めると、乙女君は「昨日、特訓を受けましたから」と照れていた。
試しに2部屋目で#さんと乙女君とでベッドを組んで貰うと、#さんは「まずベッドを組む時はシーツをこうして、枕はこう、包布は…」と延々と語り出した。初日の1部屋目じゃないんだし、実際#さんより上手に出来てたのに。分かりきったことをクドクド言われちゃウザがられて当然だ。
若くて仕事の覚えも早い乙女君は、備品やアメニティー類の配置もほぼ完璧に覚えていて、1度目の洗面所の化粧品類の置き方も完璧だったので「きっちり覚えていて”若いって素晴らしい!”の一言だわ」と感心した。
ところが乙女君が2度目の洗面係の時、乙女君が化粧品類に手を掛けようとした瞬間、#さんが後ろから「そこは、まずブラシを置いて、そして歯ブラシ、それから…」と、また偉そうに語り出した。
ホントにウザくて、このババア!つまみ出したろか!と思った。
昨日、A班で習ってきているのだから私達が教えることはそう多くはないはず。私達がすべきことは、乙女君がどこまで理解してるか、どこが苦手か、未知の領域はどこかを見極めることであって、やろうとしている先々で口を出したら自主性もへったくれも無い。A班の大先輩方にも失礼だ。
そもそも#さんのすぐ後に入った$君から始まって、#さんに対しての新人からの苦情が後を絶たないので、#さんと新人は組ませられないと思ってるから、誰も#さんには「新人の面倒見てね」なんて頼んだりしないのに、勝手にしゃしゃり出てウザく絡んでる。
ったく油断も隙も無い。自分の仕事そっちのけで、チラ見しながら乙女君をつけ回していて、そのウザさに私がキレそうになった。
このババアを野放しに出来ないので「昨日、A班で習ってきてちゃんと出来てるんだから、まず一人でやって貰って、乙女君が分からない所、間違ってる所を見てあげるつもりなの。#さんには乙女君の担当以外の所を全部やってほしいよ」と追い払った。
関取さんと組んだ時は、ただ単に#さんが元々おデブちゃんに対して嫌悪感や不信感や敵対心のようなものを抱いているので、関わりたくなかっただけなのだろう。
乙女君と話していて時々イントネーションがガクッと下がるのが気になって確認すると、乙女君はやはり私と同じ函館出身だった。たまたま、ケータイもお揃いでトシは違っても共通項が沢山見つかって、話が弾んで良かった。
夕方、乙女君に「ここはも少しこうした方がいいよ」とか「見えにくい床や棚の時は手で触ってみるといいよ」とアドバイスしていたら、#さんが乙女君に「私もそうやって怒られて注意されて、泣きながら仕事覚えたわ。今だけ、仕事覚える迄の辛抱だよ」と言ったではないか!
はあああっ?
よく言うよ!いま思い出しても忌々しいような舌打ちやらshrugのポーズで散々悪態ついてたのは、どこの婆さんでしたっけ?泣かされたのは私の方でしょ!だいたい「そうやって怒られて」って何?あたしゃ乙女君を怒ってなんかないし、あんだけ悪態ついといて「辛抱」なんかしてたのかい?
冗談でないわ!(Cさんふう)
やっぱり、この婆さんと新人さんは組ませられない。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(20代前半・初バイト)と近所さん(30代半ば・元ヤンママ)、#さん(60代前半・元美容師)と乙女君(10代後半・仕草が女の子)と私の勤務。
昨日、朝のA班に入った新人の乙女君が今日は我が班に入り、#さんと私と組むことになった。乙女君は、顔はバレーボール男子日本代表の越川優選手に似た男前だが、仕草や発声が何とも女の子チックであるものの、よく笑う明るい子だ。
「ウザい」「命令口調だ」「何様だ」「あの婆、何とかしてくれ!」と新人からの苦情が絶えなかった#さんは、私とメイク研修中の関取さんと#さんの三人で組んだ時は出しゃばらなかったので改心したのかと思っていたが、#さんが乙女君に絡みたくて仕方ないという様子が見てとれた。
これはヤバい。せっかく入った新人をまた#さんに潰されては困る。私が乙女君をガッチリとガードしなければ!
1部屋目で乙女君とベッドを組んだ。昨日、A班で仕込まれてるだけあって#さんより全然上手だったので「あら、お上手!男の子は力が有るから包布もピンと張って綺麗だわ」と褒めると、乙女君は「昨日、特訓を受けましたから」と照れていた。
試しに2部屋目で#さんと乙女君とでベッドを組んで貰うと、#さんは「まずベッドを組む時はシーツをこうして、枕はこう、包布は…」と延々と語り出した。初日の1部屋目じゃないんだし、実際#さんより上手に出来てたのに。分かりきったことをクドクド言われちゃウザがられて当然だ。
若くて仕事の覚えも早い乙女君は、備品やアメニティー類の配置もほぼ完璧に覚えていて、1度目の洗面所の化粧品類の置き方も完璧だったので「きっちり覚えていて”若いって素晴らしい!”の一言だわ」と感心した。
ところが乙女君が2度目の洗面係の時、乙女君が化粧品類に手を掛けようとした瞬間、#さんが後ろから「そこは、まずブラシを置いて、そして歯ブラシ、それから…」と、また偉そうに語り出した。
ホントにウザくて、このババア!つまみ出したろか!と思った。
昨日、A班で習ってきているのだから私達が教えることはそう多くはないはず。私達がすべきことは、乙女君がどこまで理解してるか、どこが苦手か、未知の領域はどこかを見極めることであって、やろうとしている先々で口を出したら自主性もへったくれも無い。A班の大先輩方にも失礼だ。
そもそも#さんのすぐ後に入った$君から始まって、#さんに対しての新人からの苦情が後を絶たないので、#さんと新人は組ませられないと思ってるから、誰も#さんには「新人の面倒見てね」なんて頼んだりしないのに、勝手にしゃしゃり出てウザく絡んでる。
ったく油断も隙も無い。自分の仕事そっちのけで、チラ見しながら乙女君をつけ回していて、そのウザさに私がキレそうになった。
このババアを野放しに出来ないので「昨日、A班で習ってきてちゃんと出来てるんだから、まず一人でやって貰って、乙女君が分からない所、間違ってる所を見てあげるつもりなの。#さんには乙女君の担当以外の所を全部やってほしいよ」と追い払った。
関取さんと組んだ時は、ただ単に#さんが元々おデブちゃんに対して嫌悪感や不信感や敵対心のようなものを抱いているので、関わりたくなかっただけなのだろう。
乙女君と話していて時々イントネーションがガクッと下がるのが気になって確認すると、乙女君はやはり私と同じ函館出身だった。たまたま、ケータイもお揃いでトシは違っても共通項が沢山見つかって、話が弾んで良かった。
夕方、乙女君に「ここはも少しこうした方がいいよ」とか「見えにくい床や棚の時は手で触ってみるといいよ」とアドバイスしていたら、#さんが乙女君に「私もそうやって怒られて注意されて、泣きながら仕事覚えたわ。今だけ、仕事覚える迄の辛抱だよ」と言ったではないか!
はあああっ?
よく言うよ!いま思い出しても忌々しいような舌打ちやらshrugのポーズで散々悪態ついてたのは、どこの婆さんでしたっけ?泣かされたのは私の方でしょ!だいたい「そうやって怒られて」って何?あたしゃ乙女君を怒ってなんかないし、あんだけ悪態ついといて「辛抱」なんかしてたのかい?
冗談でないわ!(Cさんふう)
やっぱり、この婆さんと新人さんは組ませられない。
ラブホ643日目:近所さん
2008年5月19日 らぶほ211:30-18:00 本メイク3部屋+クイックメイク10部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の二人勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
朝、一人歩きの女性が客用玄関付近をウロウロしていたのを目撃して不審に思っていたら、その女性は今日から我が班に入った、近所さん(30代半ば・元ヤンママ)だった。
Eさんと私で近所さんに仕事を教えなければならないが、私は一昨日にSさんの風邪に感染したようで絶不調だ。Sさんの風邪は鳥インフルエンザのように”Sインフルエンザ”と呼ばれ、その脅威の感染力と致死率(死にません・笑)はパンデミックを引き起こすのでは?と恐れられている。
一昨日、Cさんに「Sさんみたいに酷い風邪をひいてても休まないで出てくるってのも考えもんだよ!みんなにうつるべしゃ!アンタもうつらないように気を付けなさい!」と言われていたのに早速うつったようで、珍しくEさんにも心配されるほどの不調ぶり(泣)。
今日は、朝のA班にも60代の女性と10代の男の子が入ったそうで、この時期になにゆえ新人が3名も入るのか、みな疑問だった。
ともあれ、近所さんはこの仕事の経験者だそうなので即戦力になってくれそうだし、人柄も良さそうなので、私もSインフルエンザに負けず懸命に仕事を教えた。
近所さんは、他系列のラブホSHで朝9時〜夜12時まで半年ほど働いていて、1部屋のベッドメイクに1時間ほどかけてココで言う”本メイク”をしていたそうで、私達の仕事ぶりを見てひたすら「え?もう終わったんですか?」「え?早過ぎませんか?」と言っていた。
ラブホSHは全20室のワンガレージタイプで、私が以前働いていたラブホQや新Pや新Qと同じような構造なので、近所さんの話を聞いていたら、たまらなく懐かしさが込み上げてきた。
しかも近所さんは、私がラブホQグループで一緒だった大阪出身のトドしゃん(注:昨年までココに居たトド山さんとは別人)と、体型は別として顔や服装や雰囲気がよく似てる。
(余談だけど、セイウチとかジュゴンとかオットセイとかアザラシとかアシカとか似たような海の生き物はいっぱいいるのに、太ってる人を悪く言う時は何故”トド”なのだろう???)
それにしても…#さんと辞めたBさんは見た目や尊大な所がソックリ、辞めたアニキとラブホQのO君は兄弟か?と思うほど似ていて名字も同じ、ラブホQのNさんとココのEさんは訛ってないだけで中身はよく似ていて、近所さんとラブホQのトドしゃんの雰囲気がソックリ。不思議なほど似た人が現れる。
ということは、も少し待ってりゃラブホPで出会ったモロ私好みで私がメロメロになった7号君にソックリな人も現れるってことなのか?キャーッ!どうしましょう!って、どうにもならないけど…。
帰り道は、ずっと近所さんと一緒だった。我が家と近所さんの自宅がホントにご近所で、よほど縁が有るのだろうか?と思った。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と私の二人勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
朝、一人歩きの女性が客用玄関付近をウロウロしていたのを目撃して不審に思っていたら、その女性は今日から我が班に入った、近所さん(30代半ば・元ヤンママ)だった。
Eさんと私で近所さんに仕事を教えなければならないが、私は一昨日にSさんの風邪に感染したようで絶不調だ。Sさんの風邪は鳥インフルエンザのように”Sインフルエンザ”と呼ばれ、その脅威の感染力と致死率(死にません・笑)はパンデミックを引き起こすのでは?と恐れられている。
一昨日、Cさんに「Sさんみたいに酷い風邪をひいてても休まないで出てくるってのも考えもんだよ!みんなにうつるべしゃ!アンタもうつらないように気を付けなさい!」と言われていたのに早速うつったようで、珍しくEさんにも心配されるほどの不調ぶり(泣)。
今日は、朝のA班にも60代の女性と10代の男の子が入ったそうで、この時期になにゆえ新人が3名も入るのか、みな疑問だった。
ともあれ、近所さんはこの仕事の経験者だそうなので即戦力になってくれそうだし、人柄も良さそうなので、私もSインフルエンザに負けず懸命に仕事を教えた。
近所さんは、他系列のラブホSHで朝9時〜夜12時まで半年ほど働いていて、1部屋のベッドメイクに1時間ほどかけてココで言う”本メイク”をしていたそうで、私達の仕事ぶりを見てひたすら「え?もう終わったんですか?」「え?早過ぎませんか?」と言っていた。
ラブホSHは全20室のワンガレージタイプで、私が以前働いていたラブホQや新Pや新Qと同じような構造なので、近所さんの話を聞いていたら、たまらなく懐かしさが込み上げてきた。
しかも近所さんは、私がラブホQグループで一緒だった大阪出身のトドしゃん(注:昨年までココに居たトド山さんとは別人)と、体型は別として顔や服装や雰囲気がよく似てる。
(余談だけど、セイウチとかジュゴンとかオットセイとかアザラシとかアシカとか似たような海の生き物はいっぱいいるのに、太ってる人を悪く言う時は何故”トド”なのだろう???)
それにしても…#さんと辞めたBさんは見た目や尊大な所がソックリ、辞めたアニキとラブホQのO君は兄弟か?と思うほど似ていて名字も同じ、ラブホQのNさんとココのEさんは訛ってないだけで中身はよく似ていて、近所さんとラブホQのトドしゃんの雰囲気がソックリ。不思議なほど似た人が現れる。
ということは、も少し待ってりゃラブホPで出会ったモロ私好みで私がメロメロになった7号君にソックリな人も現れるってことなのか?キャーッ!どうしましょう!って、どうにもならないけど…。
帰り道は、ずっと近所さんと一緒だった。我が家と近所さんの自宅がホントにご近所で、よほど縁が有るのだろうか?と思った。
ラブホ642日目:難聴
2008年5月17日 らぶほ211:00-18:00 クイックメイク18部屋+ベッドのみ2+ゴミ袋折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(20代前半・初バイト)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が早番の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
12日に風呂へ転落した関取さん(10代後半・90キロ超)は明日まで欠勤の予定で、昨日はZさんがフロントの代行をしたそうだ。新卒君の話によれば、関取さんはただの風邪ではなく腎盂腎炎だったらしい。
Cさんは「ホントに腎盂腎炎なんだかしゃ。大袈裟に言ってるだけでないの?」と私に耳打ちしてきた。それが悪かったのか、Cさんと私は担当のSさんを差し置いて4P部屋からのスタートとなってしまい、朝からツキに見放された感じ。
その後もCさんは、水滴でベチャベチャの風呂や、真っ黒い垢がこびり付いてガビガビの風呂にばかり当たり「わち、今日だら大当たりだわ」と泣き言を言い始めたが、ベッドメイクをする部屋が無くなったので、作業室へ降りてゴミ袋折りをすることになった。
椅子に座ってのゴミ袋折りはCさんの大好きな作業なので、たちまち機嫌が良くなり、私も一安心だった。
そのまま昼休みに突入し、休憩室では新卒君が物凄く可愛い女友達の写メを見せてくれた。
みかやん「うわっ!なんて可愛いの!付き合っちゃえばいいじゃん!」
新卒君「それが…付き合えないんですよ。コイツ、男なんで」
一同「ええーっ!?」
その子は新卒君の同級生で、高校時代から普通に女子トイレを使っていて、今はニューハーフのメッカ・ララ○ーで働いているそうだ。今時のニューハーフちゃんは全く顔をいぢらなくても全然イケるって話だけど、ホントにそのとおりだ。
そういや辞めたP君の自衛隊時代の同期にもララ○ーで働くようになった子が居て、その子の場合は集団での入浴中に「やべぇ!俺、男の裸に興味が有る!」と目覚め、自衛隊からララ○ー入りしたそうだ。
私はこのテの話が大好きなので、ついテンションが上がるが、ふと見ると辱めを受けたわけでもなく、一昔前の田舎の子でもないのに、Sさんが頬を赤らめていた。
「顔が真っ赤だよ!熱が出てるんじゃないの?」と聞くと「うち具合悪いです。最悪です」とのこと。一昨日のスコールで風邪をひいたらしいが、大丈夫なんだろうか?Sさんはいつも無理をしてこじらせるので心配だ。
昼休み明けは妙にCさんがゴキゲンだと思ったら「関取しゃんが居ないばセットが綺麗で助かるもねぇ。たいしたいいわ。居ない方がいいんでないのかい?ひゃはは!」と、満面の笑みでそれはそれは楽しそうに毒を吐いていた。
言わせておけば機嫌が良いので黙っていると、隣の部屋から「ああ〜ん!イク!イク!」という声が聞こえてきた。するとCさんは「えっ?アンタ、呼んだかい?どこ行くって?」と大声を張り上げた。
隣の部屋の声が聞こえてくるということは隣も窓が開いているということで、今のCさんの声も隣に聞こえたハズだ。慌てて風呂から飛び出てCさんが居る部屋の窓を閉めてから「呼んでないから。私じゃなくて隣のお客さんの声だよ」と言った。
Cさんには一度で話が通じないので詳しく話すのも面倒に思い、そのまま風呂へ戻って掃除を続けた。Cさんの方が私より隣の部屋の近くに居たのに、聞き取れてない上、私の声と明らかに若い女性の声の判別もつかないだなんて、お耳が遠いのも困ったもんだ。
「どこ行くって?」という老婆の声が聞こえて、隣のお客様が恐怖におののかなかっただろうか?とか、興醒めになりはしなかっただろうか?と気がかりだ。Cさんには老眼鏡も必要だが、補聴器も必要だ…と思う。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(20代前半・初バイト)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が早番の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
12日に風呂へ転落した関取さん(10代後半・90キロ超)は明日まで欠勤の予定で、昨日はZさんがフロントの代行をしたそうだ。新卒君の話によれば、関取さんはただの風邪ではなく腎盂腎炎だったらしい。
Cさんは「ホントに腎盂腎炎なんだかしゃ。大袈裟に言ってるだけでないの?」と私に耳打ちしてきた。それが悪かったのか、Cさんと私は担当のSさんを差し置いて4P部屋からのスタートとなってしまい、朝からツキに見放された感じ。
その後もCさんは、水滴でベチャベチャの風呂や、真っ黒い垢がこびり付いてガビガビの風呂にばかり当たり「わち、今日だら大当たりだわ」と泣き言を言い始めたが、ベッドメイクをする部屋が無くなったので、作業室へ降りてゴミ袋折りをすることになった。
椅子に座ってのゴミ袋折りはCさんの大好きな作業なので、たちまち機嫌が良くなり、私も一安心だった。
そのまま昼休みに突入し、休憩室では新卒君が物凄く可愛い女友達の写メを見せてくれた。
みかやん「うわっ!なんて可愛いの!付き合っちゃえばいいじゃん!」
新卒君「それが…付き合えないんですよ。コイツ、男なんで」
一同「ええーっ!?」
その子は新卒君の同級生で、高校時代から普通に女子トイレを使っていて、今はニューハーフのメッカ・ララ○ーで働いているそうだ。今時のニューハーフちゃんは全く顔をいぢらなくても全然イケるって話だけど、ホントにそのとおりだ。
そういや辞めたP君の自衛隊時代の同期にもララ○ーで働くようになった子が居て、その子の場合は集団での入浴中に「やべぇ!俺、男の裸に興味が有る!」と目覚め、自衛隊からララ○ー入りしたそうだ。
私はこのテの話が大好きなので、ついテンションが上がるが、ふと見ると辱めを受けたわけでもなく、一昔前の田舎の子でもないのに、Sさんが頬を赤らめていた。
「顔が真っ赤だよ!熱が出てるんじゃないの?」と聞くと「うち具合悪いです。最悪です」とのこと。一昨日のスコールで風邪をひいたらしいが、大丈夫なんだろうか?Sさんはいつも無理をしてこじらせるので心配だ。
昼休み明けは妙にCさんがゴキゲンだと思ったら「関取しゃんが居ないばセットが綺麗で助かるもねぇ。たいしたいいわ。居ない方がいいんでないのかい?ひゃはは!」と、満面の笑みでそれはそれは楽しそうに毒を吐いていた。
言わせておけば機嫌が良いので黙っていると、隣の部屋から「ああ〜ん!イク!イク!」という声が聞こえてきた。するとCさんは「えっ?アンタ、呼んだかい?どこ行くって?」と大声を張り上げた。
隣の部屋の声が聞こえてくるということは隣も窓が開いているということで、今のCさんの声も隣に聞こえたハズだ。慌てて風呂から飛び出てCさんが居る部屋の窓を閉めてから「呼んでないから。私じゃなくて隣のお客さんの声だよ」と言った。
Cさんには一度で話が通じないので詳しく話すのも面倒に思い、そのまま風呂へ戻って掃除を続けた。Cさんの方が私より隣の部屋の近くに居たのに、聞き取れてない上、私の声と明らかに若い女性の声の判別もつかないだなんて、お耳が遠いのも困ったもんだ。
「どこ行くって?」という老婆の声が聞こえて、隣のお客様が恐怖におののかなかっただろうか?とか、興醒めになりはしなかっただろうか?と気がかりだ。Cさんには老眼鏡も必要だが、補聴器も必要だ…と思う。
ラブホ641日目:無言
2008年5月15日 らぶほ2
11:30-18:00 本メイク8部屋+クイックメイク1部屋+ベッドのみ1
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・元悪霊付き)、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
出勤直後ふと外を見ると、熱帯地方でもないのにスコールのような激しい雨が降ってきて驚いていたら、SさんもUさんもズブ濡れになって出勤してきた。二人とも「大丈夫」とは言うが、Sさんはすっかりボサボサ髪で、Uさんは天パがグリグリで、見た目はかなり悲惨だった。
風邪ひかなきゃいいけど…と思ったら、風邪をひいたのは一昨昨日に風呂に転落してズブ濡れになった関取さん(10代後半・90キロ超)で、昨日は39度の熱を出して欠勤し、Sさんがフロントの代行をしたそうだ。
Sさんは風呂へ転落しないよう細心の注意を払ってセットをしたという話。私も今度フロントをする時は本気で気を付けよう。
朝礼の時、支配人殿に「最近、全体的に仕事が雑」と注意され、一同凹みながら出動し、Zさんも私も黙々とベッドメイクをした。
私達も充分気を付けるが、そういうことは”老けて見えるから”とか”煩わしいから”というつまんない理由で、全然見えてないのに眼鏡もかけずに働いている老眼組にも声を大にして言って頂きたい。
以前、どなたか社員さんが「本気で仕事をしている人は最初から眼鏡をかけている」と仰ったが、ホントにそのとおりで、最も過酷なC班で60過ぎてもバリバリの人達は、ちゃんと遠近か中近か近近の眼鏡をかけている。
そういう私はバセドウ病眼症による複視で、病状が悪化すると酷い乱視状態になる為、そんな時は潔く眼鏡を使用する。眼鏡慣れしていないとベッドメイク中にあちこちに眼鏡をぶつけたりして確かに煩わしいが、見えずに自分のミスに気付かないよりはマシだ。
そんなことを考えていて全くの無言で仕事をして昼休みを迎えた。
昼休みはUさんと、昔流行った”セイシュンの食卓”の話で盛り上がった。私は料理本のバイブルとして今も大切に持っている。その本の登場人物にはゲイらしき男性が居て、Uさんも私も大好きだった。
今ココで男同士のカップルを見るとほのぼのとした気持ちになるのは、セイシュンの食卓のマー坊&ヒロミを思い出すからかも知れない(笑)。そういや最近ココで男同士のカップルを見かけないが、ゲイ雑誌の置き土産はよく見かけるので、私達が遭遇しないだけで来てはいるのだろう。
なかなかお目にかかれずちょっと残念。
昼休み明けも、初心に返って黙々と本メイクをした。私がココに入った時に居た、物凄く訛ってたAさんや、強烈な性格だったBさん、今も大好きなDさんなど諸先輩達を思い出した。
今日は、Sさん(20代前半・初バイト)とUさん(30代後半・元悪霊付き)、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
出勤直後ふと外を見ると、熱帯地方でもないのにスコールのような激しい雨が降ってきて驚いていたら、SさんもUさんもズブ濡れになって出勤してきた。二人とも「大丈夫」とは言うが、Sさんはすっかりボサボサ髪で、Uさんは天パがグリグリで、見た目はかなり悲惨だった。
風邪ひかなきゃいいけど…と思ったら、風邪をひいたのは一昨昨日に風呂に転落してズブ濡れになった関取さん(10代後半・90キロ超)で、昨日は39度の熱を出して欠勤し、Sさんがフロントの代行をしたそうだ。
Sさんは風呂へ転落しないよう細心の注意を払ってセットをしたという話。私も今度フロントをする時は本気で気を付けよう。
朝礼の時、支配人殿に「最近、全体的に仕事が雑」と注意され、一同凹みながら出動し、Zさんも私も黙々とベッドメイクをした。
私達も充分気を付けるが、そういうことは”老けて見えるから”とか”煩わしいから”というつまんない理由で、全然見えてないのに眼鏡もかけずに働いている老眼組にも声を大にして言って頂きたい。
以前、どなたか社員さんが「本気で仕事をしている人は最初から眼鏡をかけている」と仰ったが、ホントにそのとおりで、最も過酷なC班で60過ぎてもバリバリの人達は、ちゃんと遠近か中近か近近の眼鏡をかけている。
そういう私はバセドウ病眼症による複視で、病状が悪化すると酷い乱視状態になる為、そんな時は潔く眼鏡を使用する。眼鏡慣れしていないとベッドメイク中にあちこちに眼鏡をぶつけたりして確かに煩わしいが、見えずに自分のミスに気付かないよりはマシだ。
そんなことを考えていて全くの無言で仕事をして昼休みを迎えた。
昼休みはUさんと、昔流行った”セイシュンの食卓”の話で盛り上がった。私は料理本のバイブルとして今も大切に持っている。その本の登場人物にはゲイらしき男性が居て、Uさんも私も大好きだった。
今ココで男同士のカップルを見るとほのぼのとした気持ちになるのは、セイシュンの食卓のマー坊&ヒロミを思い出すからかも知れない(笑)。そういや最近ココで男同士のカップルを見かけないが、ゲイ雑誌の置き土産はよく見かけるので、私達が遭遇しないだけで来てはいるのだろう。
なかなかお目にかかれずちょっと残念。
昼休み明けも、初心に返って黙々と本メイクをした。私がココに入った時に居た、物凄く訛ってたAさんや、強烈な性格だったBさん、今も大好きなDさんなど諸先輩達を思い出した。
バセドウ病・その25
2008年5月14日 ばせどう※医師は今日も「また太りましたねっへっへ。でも数値は下がってるんで、バセドウ病は確実に良くなってるんですっふっふ。これからますます体重は増えますよっほっほ。バセドウ病の治療中なんで仕方ないことですけどわははは!」と、いちいち嘲笑ってくれて…。
くっ!絶対に抵抗してやる!みすみす太りきってなるものかっ!や…どうせ太るならメリハリのあるデブを目指したいものだ…と急に弱気になるが、ここで手を打たずに職場の関取さんのようになってしまうのはゴメンだ。
何とかしなければ!
※前々回→前回の血液検査の結果
TSH 6.6→3.9 (基準値 0.4〜4.0)◎基準内
FT4 0.7→1.0 (基準値 0.8〜1.9)◎基準内
FT3 2.5→2.8 (基準値 2.2〜4.1)◎基準内
TSHレセプター抗体 27.5→25.6 (基準値 10以下)×↑
・検査チャートに”正常”と書いてあった
※今日のメニュー
・前回の血液検査結果発表
・採血
・体重測定
・メルカゾール 1日1錠×28日分
・リピトール錠10mg 1日1錠×28日分
計 6250円
※前回までの135740円と合わせて141990円也。
くっ!絶対に抵抗してやる!みすみす太りきってなるものかっ!や…どうせ太るならメリハリのあるデブを目指したいものだ…と急に弱気になるが、ここで手を打たずに職場の関取さんのようになってしまうのはゴメンだ。
何とかしなければ!
※前々回→前回の血液検査の結果
TSH 6.6→3.9 (基準値 0.4〜4.0)◎基準内
FT4 0.7→1.0 (基準値 0.8〜1.9)◎基準内
FT3 2.5→2.8 (基準値 2.2〜4.1)◎基準内
TSHレセプター抗体 27.5→25.6 (基準値 10以下)×↑
・検査チャートに”正常”と書いてあった
※今日のメニュー
・前回の血液検査結果発表
・採血
・体重測定
・メルカゾール 1日1錠×28日分
・リピトール錠10mg 1日1錠×28日分
計 6250円
※前回までの135740円と合わせて141990円也。
ラブホ640日目:春
2008年5月13日 らぶほ2 コメント (3)11:30-18:00 本メイク9部屋+クイックメイク2部屋
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(20代前半・初バイト)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
昨日は他人の不幸を笑い過ぎたことを反省し、出動前に神妙に「昨日、大変なことがあって…関取さんがお風呂に落ちたんですよ」と言ってみたにも関わらず、休憩室は爆笑の渦に。やはり落ちたのが関取さんだとかなり笑えるらしい。
#さん「あの身体で落ちて、よくお風呂壊れなかったね」
Eさん「お湯が入ってたから良かったのさ。カラだったら本人は大怪我、お風呂は真っ二つでしょ」
#さん「いや、肉布団がクッションになって本人は無傷でお風呂は割れるのさ」
Sさん「あはは!うち、笑っちゃってダメだ〜!」
みかやん「うちらもフロントする時は替えのパンツを持参しなきゃ」
ひとしきり笑った後、昨日のZさんと私と同様に、Eさんと#さんにも素朴な疑問が浮かんだ。
関取さんは強力なコルセットをしても尚パツパツのエクストララージサイズの制服を着用しているが、ブラもコルセットも濡れて外したとなると、乳首や巨大な腹部のシルエットが露わになったのでは?という疑問だ。
ブラについては昨日の時点でチャレンジャー・Zさんが関取さん本人に確認したところ「仕方ないからダスターを巻いて凌いだ」という回答を得たが、さすがのZさんもコルセットについては質問できなかったものの、聞くまでもなく乳の下に見事な太鼓腹がそびえていた。
そのことを話すと、Eさんも#さんも息も絶え絶えにヒーヒー笑って、異口同音に「見たかった(笑)」と残念そうだった。
Eさんや#さんの関取さんに対する嘲笑に比べたら、昨日のZさんと私の純然たる大爆笑など可愛いものだ。更に90リットル特大ゴミ袋の話をしたら、Eさんも#さんも凄い勢いで笑い転げた。
そんなこんなで出動する頃にはすっかり笑い疲れていた。
出動して最初の部屋では、受話器に2枚のスキンが被さっているのを見て萎えた。しかも実際に使ったのか、ローションでヌルヌルだった。しかし、ずっと受話器を外していると警告音が鳴るハズだ。
ということは、警告音にも怯まず焦らずピーピーとうるさい中、2枚もスキンを被せ、ローションを塗ってお楽しみだったということなのか…つか、それで楽しめたのか?折角のアイディアかも知れないが、私なら却下する。
#さんは一言「春だからおかしい人が出て困るわ」と言い放った。
昼休みで階下へ降りると、物凄く太ってはいるがそれでも関取さんよりも一回り小さいような女性が面接に来ていたので、思わず「うわっ!関取さんとキャラかぶる!」と呟いた。
すると#さんは「あんなの一人でたっくさん!これから夏になるのに、昼間にあんなのが二人も居たら暑苦しくて仕事にならないわ!だいたい、あーゆー人の仕事ぶりは関取さんを見てよく分かったハズでしょ。それであの人まで採用になったら私はココの会社を疑うわ!」と猛然と怒り出した。
相変わらず#さんの毒が強くて、私もタジタジだ。それからというものすっかり#さんの機嫌が悪くなった。聞けば、最近はEさんとCさんに物凄く低レベルな言いがかりをつけられて腹が立つやら呆れるやらで、怒ったついでに思い出し笑いならぬ思い出し怒りをしたらしい。
私もついこないだEさんに言いがかりをつけられたので、大体は分かる。#さんは「春だから、おかしな因子を持った人はますますおかしくなって困るわ!」と吐き捨てた。
#さんの激しい怒りの波動がますます怒りたくなるような状況を呼び寄せてしまうのか、その後#さんは、垢だらけの風呂や血だらけのトイレ、局部を拭いたと思われるティッシュだらけの部屋などに当たり、気の毒なほどドツボにハマっていった。
どうせ働くなら気分良く働きたいものだ。チーム60でいがみ合わず、お年寄り特有の孤独感や喪失感を埋め合いながら、仲良く働いてほしい。
ふと気付くと今日は4連チャンの4日目。まだ水は冷たくて手にアカギレが出来た。ということで明日は家事をサボってノンビリしよう。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)とSさん(20代前半・初バイト)、#さん(60代前半・元美容師)と私の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)がフロントだった。
昨日は他人の不幸を笑い過ぎたことを反省し、出動前に神妙に「昨日、大変なことがあって…関取さんがお風呂に落ちたんですよ」と言ってみたにも関わらず、休憩室は爆笑の渦に。やはり落ちたのが関取さんだとかなり笑えるらしい。
#さん「あの身体で落ちて、よくお風呂壊れなかったね」
Eさん「お湯が入ってたから良かったのさ。カラだったら本人は大怪我、お風呂は真っ二つでしょ」
#さん「いや、肉布団がクッションになって本人は無傷でお風呂は割れるのさ」
Sさん「あはは!うち、笑っちゃってダメだ〜!」
みかやん「うちらもフロントする時は替えのパンツを持参しなきゃ」
ひとしきり笑った後、昨日のZさんと私と同様に、Eさんと#さんにも素朴な疑問が浮かんだ。
関取さんは強力なコルセットをしても尚パツパツのエクストララージサイズの制服を着用しているが、ブラもコルセットも濡れて外したとなると、乳首や巨大な腹部のシルエットが露わになったのでは?という疑問だ。
ブラについては昨日の時点でチャレンジャー・Zさんが関取さん本人に確認したところ「仕方ないからダスターを巻いて凌いだ」という回答を得たが、さすがのZさんもコルセットについては質問できなかったものの、聞くまでもなく乳の下に見事な太鼓腹がそびえていた。
そのことを話すと、Eさんも#さんも息も絶え絶えにヒーヒー笑って、異口同音に「見たかった(笑)」と残念そうだった。
Eさんや#さんの関取さんに対する嘲笑に比べたら、昨日のZさんと私の純然たる大爆笑など可愛いものだ。更に90リットル特大ゴミ袋の話をしたら、Eさんも#さんも凄い勢いで笑い転げた。
そんなこんなで出動する頃にはすっかり笑い疲れていた。
出動して最初の部屋では、受話器に2枚のスキンが被さっているのを見て萎えた。しかも実際に使ったのか、ローションでヌルヌルだった。しかし、ずっと受話器を外していると警告音が鳴るハズだ。
ということは、警告音にも怯まず焦らずピーピーとうるさい中、2枚もスキンを被せ、ローションを塗ってお楽しみだったということなのか…つか、それで楽しめたのか?折角のアイディアかも知れないが、私なら却下する。
#さんは一言「春だからおかしい人が出て困るわ」と言い放った。
昼休みで階下へ降りると、物凄く太ってはいるがそれでも関取さんよりも一回り小さいような女性が面接に来ていたので、思わず「うわっ!関取さんとキャラかぶる!」と呟いた。
すると#さんは「あんなの一人でたっくさん!これから夏になるのに、昼間にあんなのが二人も居たら暑苦しくて仕事にならないわ!だいたい、あーゆー人の仕事ぶりは関取さんを見てよく分かったハズでしょ。それであの人まで採用になったら私はココの会社を疑うわ!」と猛然と怒り出した。
相変わらず#さんの毒が強くて、私もタジタジだ。それからというものすっかり#さんの機嫌が悪くなった。聞けば、最近はEさんとCさんに物凄く低レベルな言いがかりをつけられて腹が立つやら呆れるやらで、怒ったついでに思い出し笑いならぬ思い出し怒りをしたらしい。
私もついこないだEさんに言いがかりをつけられたので、大体は分かる。#さんは「春だから、おかしな因子を持った人はますますおかしくなって困るわ!」と吐き捨てた。
#さんの激しい怒りの波動がますます怒りたくなるような状況を呼び寄せてしまうのか、その後#さんは、垢だらけの風呂や血だらけのトイレ、局部を拭いたと思われるティッシュだらけの部屋などに当たり、気の毒なほどドツボにハマっていった。
どうせ働くなら気分良く働きたいものだ。チーム60でいがみ合わず、お年寄り特有の孤独感や喪失感を埋め合いながら、仲良く働いてほしい。
ふと気付くと今日は4連チャンの4日目。まだ水は冷たくて手にアカギレが出来た。ということで明日は家事をサボってノンビリしよう。
ラブホ639日目:転落
2008年5月12日 らぶほ2 コメント (2)11:30-18:00 本メイク4部屋+クイックメイク13部屋
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私の二人勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
Zさんと組んだ日は習い事や専門学校の話題が多く、いつも「アレ習いたいよね」「コレ学びたいよね」と話していたが、行動派のZさんは実際に資格を取ったり学校へ通ったりしているから凄い。私にはそんなZさんが眩しくて仕方ない。
私は”通う”のが苦手で、家で空いた時間にコツコツという方が性格的に合っているので、通信講座でも受けようか?と考えていたら、トイレからZさんの「わーっ!」という叫びが聞こえてきた。
何事か?と駆け付けると、便器の水位が凄い勢いで上がり、溢れる寸前で止まったという話で、怖々と再び水を流したら普通の状態に戻った。だが、一安心してトイレの床拭きをしたら粉々になったトイレットペーパーがガビガビに乾いて床に貼り付いていたので、一度は溢れたらしい。
お客様が一度目に流した時に溢れて、お客様自身も酷い目に遭ったかも知れないが、他人のシッコやら何やらが溢れて乾いた床の上に立っていたと思うとおぞましい。最悪、トイレが詰まるほどの巨大ウン○だったかも知れないが、Zさんが気の毒なので黙っていた。
ところが夕方、もっと気の毒な事件が起こった。
支配人殿から電話がきて「お願いがあるんですが…関取さんがお風呂に落ちたそうなので、着替えなどを届けてあげて欲しいんです」とのこと。そのままZさんに伝えて着替えを取りに行こうとしたら、Zさんは綺麗な顔をクシャクシャにして大笑いして床に崩れた。
実は私も笑いたかったが、本人に着替えを渡さなければならないので、笑うと止まらなくなる私は笑うに笑えなかった。
先に問題の10号室へ様子を見に行くと、濡れた床の上にダスターを敷き、その上に頭の天辺からつま先までズブ濡れになった関取さんが呆然と立ちつくしていた。少し前に見た笑い崩れるZさんの姿を思い出して吹き出しそうになるが、一応「大丈夫?痛いところ無い?」と声を掛けた。
フロントへ行くと、支配人殿が制服上下にタオル大小、濡れた制服や下着を入れる袋を用意して下さっていたが、その袋が90リットル用の特大ゴミ袋だったので、また吹き出しそうになった。しかし私は関取さんに着替え一式を届けるという大役を果たすまでは笑えない。
関取さんへ着替え一式を渡して「急がないでドライヤー使ってゆっくり髪を乾かした方がいいよ」と言い、逃げるように部屋を出た。
Zさんが待つ部屋へ戻り「いやぁもう、かくかくしかじかで本人は頭からズブ濡れで呆然としてるし、心なしか支配人殿まで半笑いに見えて、可笑しくて可笑しくて…」と一部始終を話して二人で大笑いした。
Zさん「や、どうしよう。私ったら笑ったりして…」
みかやん「うちらだって他の人が落ちたなら笑うどころか、まず”大丈夫?”と思うよ。関取さんだから漫画みたいな光景が目に浮かんで笑っちゃうんだよ。物凄い水しぶきとかゴボゴヴォ!とか想像して…ぷわははは!」
Zさん「10号室にはベッドメイクに行かないことにしましょう!」
10号室の風呂は出窓になっていて出窓の部分に水が溜まるし、ローションマットもある、それに加えて天井付近まで水しぶきが上がっていては掃除が大変だ。Zさんの提案どおり行かない方が賢明と思われる。
それからは関取さんの話で持ちきりで、Zさんも私もずっと笑いっぱなしだった。
帰りのロッカーで「コレ、どうやって持って帰ったらいいでしょう?」と声を掛けられて関取さんを見ると、濡れて脱いだ衣類を90リットル用の特大ゴミ袋に入れて持っていて、その姿がちょっとしたサンタクロース状態だったので、また思わず吹き出しそうになった。
懸命に笑いを噛み殺していたのに「友達か家の人に車で迎えに来て貰うといいよ。一度ズブ濡れになったんだから、こんな日にバス待ちしたら風邪ひくよ」という優しい言葉がスラスラと口をついて出て自分でもビックリした。
笑い過ぎた罪滅ぼしみたいな気持ちが働いたのだろう。今度、私がフロントをする時は、風呂に落ちないようくれぐれも気を付けよう。
今日は、Zさん(20代後半・昔の森尾由美似)と私の二人勤務。関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
Zさんと組んだ日は習い事や専門学校の話題が多く、いつも「アレ習いたいよね」「コレ学びたいよね」と話していたが、行動派のZさんは実際に資格を取ったり学校へ通ったりしているから凄い。私にはそんなZさんが眩しくて仕方ない。
私は”通う”のが苦手で、家で空いた時間にコツコツという方が性格的に合っているので、通信講座でも受けようか?と考えていたら、トイレからZさんの「わーっ!」という叫びが聞こえてきた。
何事か?と駆け付けると、便器の水位が凄い勢いで上がり、溢れる寸前で止まったという話で、怖々と再び水を流したら普通の状態に戻った。だが、一安心してトイレの床拭きをしたら粉々になったトイレットペーパーがガビガビに乾いて床に貼り付いていたので、一度は溢れたらしい。
お客様が一度目に流した時に溢れて、お客様自身も酷い目に遭ったかも知れないが、他人のシッコやら何やらが溢れて乾いた床の上に立っていたと思うとおぞましい。最悪、トイレが詰まるほどの巨大ウン○だったかも知れないが、Zさんが気の毒なので黙っていた。
ところが夕方、もっと気の毒な事件が起こった。
支配人殿から電話がきて「お願いがあるんですが…関取さんがお風呂に落ちたそうなので、着替えなどを届けてあげて欲しいんです」とのこと。そのままZさんに伝えて着替えを取りに行こうとしたら、Zさんは綺麗な顔をクシャクシャにして大笑いして床に崩れた。
実は私も笑いたかったが、本人に着替えを渡さなければならないので、笑うと止まらなくなる私は笑うに笑えなかった。
先に問題の10号室へ様子を見に行くと、濡れた床の上にダスターを敷き、その上に頭の天辺からつま先までズブ濡れになった関取さんが呆然と立ちつくしていた。少し前に見た笑い崩れるZさんの姿を思い出して吹き出しそうになるが、一応「大丈夫?痛いところ無い?」と声を掛けた。
フロントへ行くと、支配人殿が制服上下にタオル大小、濡れた制服や下着を入れる袋を用意して下さっていたが、その袋が90リットル用の特大ゴミ袋だったので、また吹き出しそうになった。しかし私は関取さんに着替え一式を届けるという大役を果たすまでは笑えない。
関取さんへ着替え一式を渡して「急がないでドライヤー使ってゆっくり髪を乾かした方がいいよ」と言い、逃げるように部屋を出た。
Zさんが待つ部屋へ戻り「いやぁもう、かくかくしかじかで本人は頭からズブ濡れで呆然としてるし、心なしか支配人殿まで半笑いに見えて、可笑しくて可笑しくて…」と一部始終を話して二人で大笑いした。
Zさん「や、どうしよう。私ったら笑ったりして…」
みかやん「うちらだって他の人が落ちたなら笑うどころか、まず”大丈夫?”と思うよ。関取さんだから漫画みたいな光景が目に浮かんで笑っちゃうんだよ。物凄い水しぶきとかゴボゴヴォ!とか想像して…ぷわははは!」
Zさん「10号室にはベッドメイクに行かないことにしましょう!」
10号室の風呂は出窓になっていて出窓の部分に水が溜まるし、ローションマットもある、それに加えて天井付近まで水しぶきが上がっていては掃除が大変だ。Zさんの提案どおり行かない方が賢明と思われる。
それからは関取さんの話で持ちきりで、Zさんも私もずっと笑いっぱなしだった。
帰りのロッカーで「コレ、どうやって持って帰ったらいいでしょう?」と声を掛けられて関取さんを見ると、濡れて脱いだ衣類を90リットル用の特大ゴミ袋に入れて持っていて、その姿がちょっとしたサンタクロース状態だったので、また思わず吹き出しそうになった。
懸命に笑いを噛み殺していたのに「友達か家の人に車で迎えに来て貰うといいよ。一度ズブ濡れになったんだから、こんな日にバス待ちしたら風邪ひくよ」という優しい言葉がスラスラと口をついて出て自分でもビックリした。
笑い過ぎた罪滅ぼしみたいな気持ちが働いたのだろう。今度、私がフロントをする時は、風呂に落ちないようくれぐれも気を付けよう。
ラブホ638日目:世代差
2008年5月11日 らぶほ2 コメント (6)11:00-18:00 クイックメイク21部屋+廊下掃除+リネン折り
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が早番の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)と関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
言いまつがい&聞きまつがいの女王・Cさんは一昨年「そこのフリマで買ったの?」という問いに「うん。昼間。夜になんか買われないべさ。昼間さ昼間」とフリマを昼間と聞き違えて、みんなに大笑いされていた。嗚呼それなのに…。
#さん「そこの公園でアレやってたよ。何だっけ?アレさアレ(←これも老化現象?)」
みかやん「あぁフリマね」
Cさん「ん?昼間、公園で何やってるって?」
Cさんたら学習能力ナシ。相変わらず、知らないカタカナ言葉は勝手に日本語に変換する。萎えながら出動した。Cさんはいつも風呂係からスタートするが、1回目の風呂の床に剃った陰毛がフワフワと散乱しているのを見て「だらしない!自分の家でやればいいべしゃ!」と早速ご機嫌斜めになった。
Cさんの受難は続き、ゴミだらけの部屋、ポットの湯の捨て忘れ、濡れたバスタオルの散乱等々に見舞われ、お風呂のお湯の抜き忘れを見て遂に「あのブタ(関取さん)だったら、どこ見てセットしてんのしゃ!」とブチギレた。
仕方ないので「だから〜お腹が出すぎて足元が見えないのさ。お腹がつかえて屈めないから拾えないし仕方ないんだわ」と宥めると「しょれもしょうだね」とアッサリ納得されてしまった。
廊下掃除をすることになり、Cさんはいつもどおり「わちなんか掃除婦でないのに、なして廊下掃除しゃ!」とボヤいたが、何度「ベッドメイク係だって掃除婦だから」と言ってもご理解頂けないようなので聞き流した。
ふと気が付くと今日はチーム60が三人揃っているので、廊下掃除やリネン折りの時の面倒臭い準備や片付けが全部私に回ってくる。私があくせくと支度しているのをチーム60はふんぞり返って待っていた。ったく、年寄りだからって偉くはないだろうに…しかも#さんは後輩なのに…。
昼休みは、細身でサラサラヘアのホスト君が後ろ姿を女性と間違えられてよくナンパされるという話を聞いた。勝手にナンパしといて、ホスト君が振り返ると「なんだ男か!」と言われ、普通に男子トイレに入っていても後から来た人が驚いて本当に男子トイレか確認したりするそうだ。
ホスト君は167センチ47キロ。華奢で羨ましい。
昼休み明けに出動するとホスト君がセット中だった。今朝ホスト君が可愛らしい赤いパーカーを着ていたので「古くなったらお下がり頂戴ね♪」「あれはレディースなんですよ」「貰ってもキツくて着られなかったりして」等と言って笑っていた。
するとCさんが「れ?れ?何だって?」と、どうやら「レディース」という言葉が通じなかったらしく、心優しいホスト君は戸惑いながらも「男女兼用って言うか…」と言い、私は「婦人物なんだって」と言った。Cさんとの会話には通訳が要るが「レディース」も通じないとは…。
夕方、近くの河川敷でどこかの吹奏楽団が練習をしていたのを聞いて、Cさんが「どっか近くにチンドン屋が来てるんでないかい?」と言った。チンドン屋って…あたしゃさすがに実物は見たことが無い。
みかやん「き…来てないと思うよ(つか札幌にチンドン屋さんて居るの?)」
Cさん「いや、したって音するもの。チンドン屋だべしゃ」
「う〜ん(苦)楽器の練習じゃないの?ほら」と河川敷の団体を指差した。Cさんの場合、本当にチンドン屋さんが派手な衣装で練り歩いていると思ったのか、吹奏楽団も鼓笛隊もバンドも全て「チンドン屋」と言うのか定かではない。
続いてCさんは「そう言えば最近、河原乞食を見かけないよね?」と言ってきた。「最近」と言われても、35年以上生きてきて見たことも無ければ噂も聞かないし、河原乞食って江戸時代の言葉だと思っいたので、Cさんて本当に私の母親と同い年なの?江戸の生まれじゃないの?と思った。
Cさんとの会話は私でギリギリだ。若いSさんとCさんが組んだ日は、どんな会話になっているのだろう?二人とも日本語がちょっとアレ(笑)なので想像すると怖い。
ともあれ帰宅してから「チンドン屋」と「河原乞食」について調べた。Cさんと組むと歴史の勉強になる。
今日は、Eさん(60代前半・高見沢俊彦似)と#さん(60代前半・元美容師)が遅番、Cさん(60代前半・元看護師)と私が早番の勤務。新卒君(10代後半・意欲的で勤勉)と関取さん(10代後半・90キロ超)がフロントだった。
言いまつがい&聞きまつがいの女王・Cさんは一昨年「そこのフリマで買ったの?」という問いに「うん。昼間。夜になんか買われないべさ。昼間さ昼間」とフリマを昼間と聞き違えて、みんなに大笑いされていた。嗚呼それなのに…。
#さん「そこの公園でアレやってたよ。何だっけ?アレさアレ(←これも老化現象?)」
みかやん「あぁフリマね」
Cさん「ん?昼間、公園で何やってるって?」
Cさんたら学習能力ナシ。相変わらず、知らないカタカナ言葉は勝手に日本語に変換する。萎えながら出動した。Cさんはいつも風呂係からスタートするが、1回目の風呂の床に剃った陰毛がフワフワと散乱しているのを見て「だらしない!自分の家でやればいいべしゃ!」と早速ご機嫌斜めになった。
Cさんの受難は続き、ゴミだらけの部屋、ポットの湯の捨て忘れ、濡れたバスタオルの散乱等々に見舞われ、お風呂のお湯の抜き忘れを見て遂に「あのブタ(関取さん)だったら、どこ見てセットしてんのしゃ!」とブチギレた。
仕方ないので「だから〜お腹が出すぎて足元が見えないのさ。お腹がつかえて屈めないから拾えないし仕方ないんだわ」と宥めると「しょれもしょうだね」とアッサリ納得されてしまった。
廊下掃除をすることになり、Cさんはいつもどおり「わちなんか掃除婦でないのに、なして廊下掃除しゃ!」とボヤいたが、何度「ベッドメイク係だって掃除婦だから」と言ってもご理解頂けないようなので聞き流した。
ふと気が付くと今日はチーム60が三人揃っているので、廊下掃除やリネン折りの時の面倒臭い準備や片付けが全部私に回ってくる。私があくせくと支度しているのをチーム60はふんぞり返って待っていた。ったく、年寄りだからって偉くはないだろうに…しかも#さんは後輩なのに…。
昼休みは、細身でサラサラヘアのホスト君が後ろ姿を女性と間違えられてよくナンパされるという話を聞いた。勝手にナンパしといて、ホスト君が振り返ると「なんだ男か!」と言われ、普通に男子トイレに入っていても後から来た人が驚いて本当に男子トイレか確認したりするそうだ。
ホスト君は167センチ47キロ。華奢で羨ましい。
昼休み明けに出動するとホスト君がセット中だった。今朝ホスト君が可愛らしい赤いパーカーを着ていたので「古くなったらお下がり頂戴ね♪」「あれはレディースなんですよ」「貰ってもキツくて着られなかったりして」等と言って笑っていた。
するとCさんが「れ?れ?何だって?」と、どうやら「レディース」という言葉が通じなかったらしく、心優しいホスト君は戸惑いながらも「男女兼用って言うか…」と言い、私は「婦人物なんだって」と言った。Cさんとの会話には通訳が要るが「レディース」も通じないとは…。
夕方、近くの河川敷でどこかの吹奏楽団が練習をしていたのを聞いて、Cさんが「どっか近くにチンドン屋が来てるんでないかい?」と言った。チンドン屋って…あたしゃさすがに実物は見たことが無い。
みかやん「き…来てないと思うよ(つか札幌にチンドン屋さんて居るの?)」
Cさん「いや、したって音するもの。チンドン屋だべしゃ」
「う〜ん(苦)楽器の練習じゃないの?ほら」と河川敷の団体を指差した。Cさんの場合、本当にチンドン屋さんが派手な衣装で練り歩いていると思ったのか、吹奏楽団も鼓笛隊もバンドも全て「チンドン屋」と言うのか定かではない。
続いてCさんは「そう言えば最近、河原乞食を見かけないよね?」と言ってきた。「最近」と言われても、35年以上生きてきて見たことも無ければ噂も聞かないし、河原乞食って江戸時代の言葉だと思っいたので、Cさんて本当に私の母親と同い年なの?江戸の生まれじゃないの?と思った。
Cさんとの会話は私でギリギリだ。若いSさんとCさんが組んだ日は、どんな会話になっているのだろう?二人とも日本語がちょっとアレ(笑)なので想像すると怖い。
ともあれ帰宅してから「チンドン屋」と「河原乞食」について調べた。Cさんと組むと歴史の勉強になる。
ラブホ637日目:速度
2008年5月10日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク28部屋+ベッドのみ2
今日は、Sさんと#さんが早番、Eさんと私が遅番の勤務。新卒君と関取さんがフロントだった。
朝から忙しく、超ベテランメイク女史がお風呂屋さんをして下さっていたので、私達はメイク女史がお風呂掃除を終えた後を快調に飛ばしてベッドメイクして回った。
暫くするとEさん(60代前半・高見沢俊彦似)が「もう少しスピード落とそう!売り部屋も増えたし、そんなに急がなくていいでしょ!うちらしか居ないわけじゃないんだし!」と突然キレた。
まだ充分忙しいが、仕方ないのでスピードを落としたものの、元々強運の私は風呂係になれば風呂ラッキーで、部屋係になれば洗い物も無い綺麗な部屋に当たり、ゆっくりやっても自分の仕事がすぐ終わる状態で、ますますEさんの機嫌が悪くなった。
終いにゃEさんに「ほれ!鏡、汚いよ!急ぐからだわ!」と、汚れじゃなくて傷なのに、言いがかりをつけられる始末。バイト掛け持ちを始めて疲れているのか、最近のEさんはすぐ怒鳴る。Eさんより相方のほうが仕事が早く終わろうものなら、露骨に機嫌が悪くなって困る。
ヒマな日ならともかく、忙しい日に「急ぐな」と言われても…。
前のラブホで「プロである以上、急いでも結果はいつも同じでなければならない」と厳しく育てられた私と「急ぐと仕事が雑になるから急がない」というEさんとでは考え方が根本的に違うので、どうしようもないのか?
だったらEさんは午前中、公然と雑な仕事をしていたということすか?「急いだから仕事が雑でも仕方ない」と開き直られては会社も困ると思うんですけど…。
怒鳴られキレられ気分が悪いのをひた隠しにして働いた(苦)。
我が班の年寄り連中は変にプライドが高くて扱いにくい面が有る。つまんないプライドなんか捨てればラクになれるのに。それとも年寄りというものは、そういうものなのだろうか?だったら私はそんな年寄りにならなきゃいい…と思い直す。
でもやっぱり気分は悪い。1号室に入ろうとして、2号室、3号室、5号室とウロウロしているお客様を見て「年寄りでもないのに、いい若い者が何をウロウロと!昼休みに入れないじゃん!」と、ついイラつく。八つ当たりはイケマセンね(苦笑)。
昼休みはSさん(20代前半・初バイト)と世間話をして盛り上がった。若いSさんと話していると、自然に年寄りには入り込めない話題になるのでEさんをシャットアウト出来た。多少、心苦しいが昼休みぐらいは気分良く過ごしたいので助かった。
気を取り直して出動すると、部屋からEさんが「ぎゃああっ!ちょっと!みかやん!」と助けを求めるので行ってみると、絨毯用のコロコロにツケマツゲが付いていた。しつこくコロコロをかけてみたが、もう片方のツケマツゲは見つからず…。
Eさん「や〜ごめんねぇ。私、虫かと思って驚いて…。私、足が多い虫が苦手なもんだから」
みかやん「いえいえ。私もツケマツゲには何度も驚いてますから。このお客さんはツケマツゲ片方だけで帰ったんでしょうか?」
Eさん「こんな派手なツケマツゲが片方だけだったら笑えるよね。きっと変な顔だわ、あはははは!」
今度はEさんが風呂係になった時に「いや〜ん!みかやんたら、私が見てないうちにこんな落書きしてぇ」と、ワケの分からないことを言うので行ってみると、湯気で曇った風呂の窓に大きくチソチソの絵が描かれていた。
みかやん「や、私じゃないですよ〜」
Eさん「さっき風呂バケツ置いた時に描いたんでしょ?(笑)」
みかやん「いえ、私にそんな絵心は無いので。しかもそんなに大きいのは見たことが無いですし。絵のクオリティーの高さからいって、Eさんじゃないんですか?(笑)」
Eさん「私だってこんなに大きいのは見たことないもの、描けないわ(笑)こんなに大きかったら・・・あははは!」
Eさんは必死で私の機嫌取りをしているようだった。最初から怒鳴ったりキレたりしなきゃいいのに…と思うが、ここで私が突っ慳貪に応えるのも大人げないので、明るい対応を心がけた。
帰りにEさんは「今日は久々に忙しかったもんね。みかやんも疲れたでしょ。はい!」と缶コーヒーを買ってくれた。Eさんも少なからず「あ〜あ、また怒鳴っちゃった」みたいには思っているのだろう。
確かに精神的に振り回されて疲れたけど、恨み言を言ったり憎まれ口を叩いたりしないでいよう。
今日は、Sさんと#さんが早番、Eさんと私が遅番の勤務。新卒君と関取さんがフロントだった。
朝から忙しく、超ベテランメイク女史がお風呂屋さんをして下さっていたので、私達はメイク女史がお風呂掃除を終えた後を快調に飛ばしてベッドメイクして回った。
暫くするとEさん(60代前半・高見沢俊彦似)が「もう少しスピード落とそう!売り部屋も増えたし、そんなに急がなくていいでしょ!うちらしか居ないわけじゃないんだし!」と突然キレた。
まだ充分忙しいが、仕方ないのでスピードを落としたものの、元々強運の私は風呂係になれば風呂ラッキーで、部屋係になれば洗い物も無い綺麗な部屋に当たり、ゆっくりやっても自分の仕事がすぐ終わる状態で、ますますEさんの機嫌が悪くなった。
終いにゃEさんに「ほれ!鏡、汚いよ!急ぐからだわ!」と、汚れじゃなくて傷なのに、言いがかりをつけられる始末。バイト掛け持ちを始めて疲れているのか、最近のEさんはすぐ怒鳴る。Eさんより相方のほうが仕事が早く終わろうものなら、露骨に機嫌が悪くなって困る。
ヒマな日ならともかく、忙しい日に「急ぐな」と言われても…。
前のラブホで「プロである以上、急いでも結果はいつも同じでなければならない」と厳しく育てられた私と「急ぐと仕事が雑になるから急がない」というEさんとでは考え方が根本的に違うので、どうしようもないのか?
だったらEさんは午前中、公然と雑な仕事をしていたということすか?「急いだから仕事が雑でも仕方ない」と開き直られては会社も困ると思うんですけど…。
怒鳴られキレられ気分が悪いのをひた隠しにして働いた(苦)。
我が班の年寄り連中は変にプライドが高くて扱いにくい面が有る。つまんないプライドなんか捨てればラクになれるのに。それとも年寄りというものは、そういうものなのだろうか?だったら私はそんな年寄りにならなきゃいい…と思い直す。
でもやっぱり気分は悪い。1号室に入ろうとして、2号室、3号室、5号室とウロウロしているお客様を見て「年寄りでもないのに、いい若い者が何をウロウロと!昼休みに入れないじゃん!」と、ついイラつく。八つ当たりはイケマセンね(苦笑)。
昼休みはSさん(20代前半・初バイト)と世間話をして盛り上がった。若いSさんと話していると、自然に年寄りには入り込めない話題になるのでEさんをシャットアウト出来た。多少、心苦しいが昼休みぐらいは気分良く過ごしたいので助かった。
気を取り直して出動すると、部屋からEさんが「ぎゃああっ!ちょっと!みかやん!」と助けを求めるので行ってみると、絨毯用のコロコロにツケマツゲが付いていた。しつこくコロコロをかけてみたが、もう片方のツケマツゲは見つからず…。
Eさん「や〜ごめんねぇ。私、虫かと思って驚いて…。私、足が多い虫が苦手なもんだから」
みかやん「いえいえ。私もツケマツゲには何度も驚いてますから。このお客さんはツケマツゲ片方だけで帰ったんでしょうか?」
Eさん「こんな派手なツケマツゲが片方だけだったら笑えるよね。きっと変な顔だわ、あはははは!」
今度はEさんが風呂係になった時に「いや〜ん!みかやんたら、私が見てないうちにこんな落書きしてぇ」と、ワケの分からないことを言うので行ってみると、湯気で曇った風呂の窓に大きくチソチソの絵が描かれていた。
みかやん「や、私じゃないですよ〜」
Eさん「さっき風呂バケツ置いた時に描いたんでしょ?(笑)」
みかやん「いえ、私にそんな絵心は無いので。しかもそんなに大きいのは見たことが無いですし。絵のクオリティーの高さからいって、Eさんじゃないんですか?(笑)」
Eさん「私だってこんなに大きいのは見たことないもの、描けないわ(笑)こんなに大きかったら・・・あははは!」
Eさんは必死で私の機嫌取りをしているようだった。最初から怒鳴ったりキレたりしなきゃいいのに…と思うが、ここで私が突っ慳貪に応えるのも大人げないので、明るい対応を心がけた。
帰りにEさんは「今日は久々に忙しかったもんね。みかやんも疲れたでしょ。はい!」と缶コーヒーを買ってくれた。Eさんも少なからず「あ〜あ、また怒鳴っちゃった」みたいには思っているのだろう。
確かに精神的に振り回されて疲れたけど、恨み言を言ったり憎まれ口を叩いたりしないでいよう。
ラブホ636日目:電話
2008年5月8日 らぶほ2
11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク12部屋+ベッドのみ1
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。Sさん(20代前半・初バイト)がフロントだった。
出勤すると支配人殿と転勤した二宮和也似氏がスーツ姿で来ていて、別会場で行われる昇格の表彰式に出席されるそうだ。お二人とも晴れやかな表情にスーツが何ともお似合いで、一同うっとりと見とれてしまった。
自分らが表彰されるかのように嬉しくなって出動したが、Uさんが哀しい現実を目撃した。”チェンジ”を言い渡されたと思われるデリヘル嬢を目撃し「ええーっ?そんなぁ…どうしてですかぁ」という悲痛な訴えを耳にしてしまい、聞いた私も何だかもの悲しくなった。
暫く「実際、自分が”チェンジ”されたら悲しいよね」とか「すぐ店に戻るのも気まずいよね」とか「でも”どうして?”とは聞けないよね」という話をしていたが、私達はデリヘル嬢になるつもりは微塵も無く、デリヘル嬢として稼げる容姿でもなければ技も無いことに気付いて脱力した。
すぐに気付かないところが私達らしい(恥)。
昼休みは5人で大笑いした。
Zさん「Sさんて、社員さんからの電話に出てもずっと無言で、いきなり”はい”とか言っててビックリする」
みかやん「あぁこないだも、電話かける時は”もしもしぃ?ア・タ・シ!分かるぅ?”って言うんだよって教えたのにスルーされたよ」
Sさん「そんなこと言えるわけないじゃないですか!怒られますよ!」
Cさん「わちが”もしもしぃ?ア・タ・シ!”なんて言ったら、遂にボケたと思われるべしゃ。しゃははは!」
ツボにハマって大笑いしているCさんを見て、みんなも大爆笑だったが”遂にボケた”と言うより”既にボケている”と思われているような気が…(滝汗)。
Zさん「電話に出る時はやっぱり”お電話ありがとうございます。Sです”ですよね」
みかやん「だよね!”お電話ありがとうございます。4P部屋担当のSです”だよ」
Sさん「コールセンターじゃないんですからっ!うちはちゃんと”お疲れ様です。Sです”って言ってます!」
一同「そんなの聞いたことない(笑)」
いつものようにSさんいぢりをしていたら、二宮和也似氏が昇格祝いに貰ったケーキを私達に差し入れして下さったので有り難く頂いた。幸せのお裾分けをしていただいて、また嬉しくなって出動した。
洗面所で食器を洗っていると、Uさんに「飴ナメる?」と聞かれ「わ〜い!ありがと」と喜ぶと、Uさんが風呂から出てきて私の顔の前に飴を差し出し、私が「あ〜ん」と口を開けるのを待っているじゃないか。
そういうのって何だか照れくさくてためらっていると、Uさんも私が照れているのに気付いて、二人して急に恥ずかし〜くなって照れ隠しに大笑いしてしまった。何とも穏やかな昼下がりだった。
その部屋を出てSさんに会うと「もーっ!ホント疲れた!うち、無理っ!」とキレていた。理由は敢えて聞かなかったが、今日のAフロントは関取さん(10代後半・90キロ超)だったので、仕事をたんまり残されたり、仕事が全く捗らなかったりでムカついていたのだろう。ご愁傷様。
イラつきながら働いていた可哀相なSさんとは対照的に、ベッドメイクチームは朝から帰りまで本当に安穏とした一日で、Uさんと私が撤収しようとした時も廊下にCさんの笑い声が響いていた。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とZさん(20代後半・昔の森尾由美似)、(30代後半・悪霊憑き)と私の勤務。Sさん(20代前半・初バイト)がフロントだった。
出勤すると支配人殿と転勤した二宮和也似氏がスーツ姿で来ていて、別会場で行われる昇格の表彰式に出席されるそうだ。お二人とも晴れやかな表情にスーツが何ともお似合いで、一同うっとりと見とれてしまった。
自分らが表彰されるかのように嬉しくなって出動したが、Uさんが哀しい現実を目撃した。”チェンジ”を言い渡されたと思われるデリヘル嬢を目撃し「ええーっ?そんなぁ…どうしてですかぁ」という悲痛な訴えを耳にしてしまい、聞いた私も何だかもの悲しくなった。
暫く「実際、自分が”チェンジ”されたら悲しいよね」とか「すぐ店に戻るのも気まずいよね」とか「でも”どうして?”とは聞けないよね」という話をしていたが、私達はデリヘル嬢になるつもりは微塵も無く、デリヘル嬢として稼げる容姿でもなければ技も無いことに気付いて脱力した。
すぐに気付かないところが私達らしい(恥)。
昼休みは5人で大笑いした。
Zさん「Sさんて、社員さんからの電話に出てもずっと無言で、いきなり”はい”とか言っててビックリする」
みかやん「あぁこないだも、電話かける時は”もしもしぃ?ア・タ・シ!分かるぅ?”って言うんだよって教えたのにスルーされたよ」
Sさん「そんなこと言えるわけないじゃないですか!怒られますよ!」
Cさん「わちが”もしもしぃ?ア・タ・シ!”なんて言ったら、遂にボケたと思われるべしゃ。しゃははは!」
ツボにハマって大笑いしているCさんを見て、みんなも大爆笑だったが”遂にボケた”と言うより”既にボケている”と思われているような気が…(滝汗)。
Zさん「電話に出る時はやっぱり”お電話ありがとうございます。Sです”ですよね」
みかやん「だよね!”お電話ありがとうございます。4P部屋担当のSです”だよ」
Sさん「コールセンターじゃないんですからっ!うちはちゃんと”お疲れ様です。Sです”って言ってます!」
一同「そんなの聞いたことない(笑)」
いつものようにSさんいぢりをしていたら、二宮和也似氏が昇格祝いに貰ったケーキを私達に差し入れして下さったので有り難く頂いた。幸せのお裾分けをしていただいて、また嬉しくなって出動した。
洗面所で食器を洗っていると、Uさんに「飴ナメる?」と聞かれ「わ〜い!ありがと」と喜ぶと、Uさんが風呂から出てきて私の顔の前に飴を差し出し、私が「あ〜ん」と口を開けるのを待っているじゃないか。
そういうのって何だか照れくさくてためらっていると、Uさんも私が照れているのに気付いて、二人して急に恥ずかし〜くなって照れ隠しに大笑いしてしまった。何とも穏やかな昼下がりだった。
その部屋を出てSさんに会うと「もーっ!ホント疲れた!うち、無理っ!」とキレていた。理由は敢えて聞かなかったが、今日のAフロントは関取さん(10代後半・90キロ超)だったので、仕事をたんまり残されたり、仕事が全く捗らなかったりでムカついていたのだろう。ご愁傷様。
イラつきながら働いていた可哀相なSさんとは対照的に、ベッドメイクチームは朝から帰りまで本当に安穏とした一日で、Uさんと私が撤収しようとした時も廊下にCさんの笑い声が響いていた。