ラブホ55日目:浴槽に一滴
2005年10月22日11:00-18:00 クイックメイク14部屋+廊下掃除
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とKさん(50代前半・チビウザ子)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の3隊に別れてクイックメイクの日。
昨日から従業員エレベーターが修理中の為、客用エレベーターを使って移動する事になっていた。一昨日の帰りは、エレベーターの異常な音と揺れに、一瞬「このまま真っ逆さまに落ちるのでは?」と、本気で恐ろしい思いをしたが、客用エレベーターを使うのも結構怖い。それに今日はCさんとペアだって事もかなり怖い。
みかやん「今日一日、客用エレベーターを使うなんてさ、あずましくないよね」
Cさん「ほんとさ。昨日なんか8階でエレベーターが開いたら、目の前にお客さんが居てさ”どうぞ”って言って降りたさ。バッタリ会ってしまったらどーもなんないもね」
みかやん「うわ〜。あまりにも気まずいよね」
Cさん「いや、わち実はお客さん見るの好きなんだよね。先輩達には言えないけど」
みかやん「あはは!実はわちもさ!」
休憩はフロントHくんとフロント可愛い人も一緒だった。早速、Hくんに先日の話の続きを「どこで?どんな男に?どんなふうに声をかけられたか?」と聞いたら、「温泉で50代後半〜60代のオッサンが、”いいカラダしてるね〜”と言いながら、ベタベタと身体を触ってきた」って返事。
一同「えーっ!」
フロント可愛い人「前の職場の男の子もオリエンタルな顔立ちで、夜のススキノを一人で歩いてると、外人のゲイの人に”ボーイ!”って、よく声をかけられたんだってさ」
みかやん「じゃあHくんの事も今日から”ボーイ”って呼ぶね。で、オッサンに声かけられてどうしたのさ?」
Hくん「い、一応断った」
みかやん「一応って事は強引に誘われたら断らなかったって事?てか、Hくんて誘われたり頼まれたりしたら、断れないタイプでしょ?」
Hくん「ふはははっ!」
みかやん「あーっ!ついてったんだ!」
Hくん「ふはははっ!」
みかやん「どこで、何したのさ?言いなさいよーっ!」
Hくん「ふはははっ!」
一同「えーっ!ホントなんだーっ!」
ここで昼休みが終わり、出動した。残念。
夕方、外が暗くなり始めたら、部屋によっては電気をつけても浴室が薄暗い所も有る。たまたまその浴室も薄暗かった。「掃除すんのにこんなに薄暗くてムード出されても困るんだけどねぇ」なんて言いながらふと見たら、浴槽の底に赤なのか茶なのか黒なのかよく分からない液体のようなモノが、ほんの一滴落ちていた。
ヘタレな私はすぐに「Cさん!コレなんだべか?血なのか便なのか毛染めなのか、分かんないモノが有るよ〜!」と叫んだ。
Cさんはダスターで妖しい液体を拭き取り、おもむろに匂いを嗅いで一言「便だわ」。
みかやん「うわーっ!マジで?まただよ〜!」
Cさん「浴槽の中にビャーッって下痢散らしてさ、シャワーで流したんだべさ。隅っこに飛んだのだけ残ったんだわ」
みかやん「ビャーッって。ビャーッって・・・怖いよぉ」
Cさん「なして風呂で便なんだかね。こないだの八の字の人と同じ人でないの?」
みかやん「あの。こないだのは”八の字”ってか”末広がり”ね。あ、同じか」
Cさん「にゃはは!わち”末広がり”って言いたかったんだわ!ひゃはは!わちだら。みかやんが書く”8”だら団子二つだもね。そーゆー便でなくてね、漢字で”八”だの。にゃははは!」
よく分からないけどCさんはひとしきり大爆笑した後「はあぁ。わち風呂やるから」と言って、勇敢にもさっき迄ゲーリーが滴っていた浴槽の中に、颯爽と裸足で入っていった。さすがだ。
この仕事をしていると、汚物にはかなり麻痺してくるものの、私のようなヘタレはまだウン○やゲーリーやゲロは怖い。辞めたAさんが、どんなに面倒くさくても風呂掃除用スリッパを持ち歩いていた気持ちがよく分かった。
パッと見、垢もなく毛もなく奇麗な浴槽でも、ナニを流した後なのか分かったもんじゃない。てか、今頃気付くんじゃないよ>自分。
今日もCさんと組んで汚物に当たった。私が風呂ラッキーの女王なら、Cさんは汚物の女王だ。
今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とKさん(50代前半・チビウザ子)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の3隊に別れてクイックメイクの日。
昨日から従業員エレベーターが修理中の為、客用エレベーターを使って移動する事になっていた。一昨日の帰りは、エレベーターの異常な音と揺れに、一瞬「このまま真っ逆さまに落ちるのでは?」と、本気で恐ろしい思いをしたが、客用エレベーターを使うのも結構怖い。それに今日はCさんとペアだって事もかなり怖い。
みかやん「今日一日、客用エレベーターを使うなんてさ、あずましくないよね」
Cさん「ほんとさ。昨日なんか8階でエレベーターが開いたら、目の前にお客さんが居てさ”どうぞ”って言って降りたさ。バッタリ会ってしまったらどーもなんないもね」
みかやん「うわ〜。あまりにも気まずいよね」
Cさん「いや、わち実はお客さん見るの好きなんだよね。先輩達には言えないけど」
みかやん「あはは!実はわちもさ!」
休憩はフロントHくんとフロント可愛い人も一緒だった。早速、Hくんに先日の話の続きを「どこで?どんな男に?どんなふうに声をかけられたか?」と聞いたら、「温泉で50代後半〜60代のオッサンが、”いいカラダしてるね〜”と言いながら、ベタベタと身体を触ってきた」って返事。
一同「えーっ!」
フロント可愛い人「前の職場の男の子もオリエンタルな顔立ちで、夜のススキノを一人で歩いてると、外人のゲイの人に”ボーイ!”って、よく声をかけられたんだってさ」
みかやん「じゃあHくんの事も今日から”ボーイ”って呼ぶね。で、オッサンに声かけられてどうしたのさ?」
Hくん「い、一応断った」
みかやん「一応って事は強引に誘われたら断らなかったって事?てか、Hくんて誘われたり頼まれたりしたら、断れないタイプでしょ?」
Hくん「ふはははっ!」
みかやん「あーっ!ついてったんだ!」
Hくん「ふはははっ!」
みかやん「どこで、何したのさ?言いなさいよーっ!」
Hくん「ふはははっ!」
一同「えーっ!ホントなんだーっ!」
ここで昼休みが終わり、出動した。残念。
夕方、外が暗くなり始めたら、部屋によっては電気をつけても浴室が薄暗い所も有る。たまたまその浴室も薄暗かった。「掃除すんのにこんなに薄暗くてムード出されても困るんだけどねぇ」なんて言いながらふと見たら、浴槽の底に赤なのか茶なのか黒なのかよく分からない液体のようなモノが、ほんの一滴落ちていた。
ヘタレな私はすぐに「Cさん!コレなんだべか?血なのか便なのか毛染めなのか、分かんないモノが有るよ〜!」と叫んだ。
Cさんはダスターで妖しい液体を拭き取り、おもむろに匂いを嗅いで一言「便だわ」。
みかやん「うわーっ!マジで?まただよ〜!」
Cさん「浴槽の中にビャーッって下痢散らしてさ、シャワーで流したんだべさ。隅っこに飛んだのだけ残ったんだわ」
みかやん「ビャーッって。ビャーッって・・・怖いよぉ」
Cさん「なして風呂で便なんだかね。こないだの八の字の人と同じ人でないの?」
みかやん「あの。こないだのは”八の字”ってか”末広がり”ね。あ、同じか」
Cさん「にゃはは!わち”末広がり”って言いたかったんだわ!ひゃはは!わちだら。みかやんが書く”8”だら団子二つだもね。そーゆー便でなくてね、漢字で”八”だの。にゃははは!」
よく分からないけどCさんはひとしきり大爆笑した後「はあぁ。わち風呂やるから」と言って、勇敢にもさっき迄ゲーリーが滴っていた浴槽の中に、颯爽と裸足で入っていった。さすがだ。
この仕事をしていると、汚物にはかなり麻痺してくるものの、私のようなヘタレはまだウン○やゲーリーやゲロは怖い。辞めたAさんが、どんなに面倒くさくても風呂掃除用スリッパを持ち歩いていた気持ちがよく分かった。
パッと見、垢もなく毛もなく奇麗な浴槽でも、ナニを流した後なのか分かったもんじゃない。てか、今頃気付くんじゃないよ>自分。
今日もCさんと組んで汚物に当たった。私が風呂ラッキーの女王なら、Cさんは汚物の女王だ。
ラブホ54日目:出しゃばりお喋り
2005年10月20日 らぶほ211:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク13部屋。
今日はBさん(60代前半・元スナックのママ)とLさん(30代後半・元ホステス)と私の三人勤務。
昨日、BさんとKさん(50代前半・チビウザ子)がペアだったが特に話をしなかったら、昼休みにKさんが「Bさんが私と喋ってくれないから、辞めようかと思いました」と詰め寄ってきたそうだ。
Bさんは脱力して「何で私がKさんの機嫌取らなきゃなんないの?私は誰に対してもそんな事はしないよ。みんなに嫌われてるって感じるなら、も少し謙虚になったら?アンタには謙虚さが足りないんだわ」と言ったって話。
みかやん「”喋ってくれないから辞める”って、51歳の人のセリフと思えません。話にならないですね」
Bさん「でしょう!見下げ果てた女さ。KさんもAさんみたいなもんで、どーしようもなく頭が悪いのよ」
ここでLさんが出勤してきたので話を中断したが、Lさんの方からKさんの話を振ってきた。
Lさん「Kさんが”私、みんなに嫌われてるみたい”って言うんですよ。”Kさんと仲良くする事で、私まで嫌われるようなとばっちりを受けるのはイヤ!”って、ハッキリ言ったんですよ。私はこーゆー性格なんで」
Bさん「あれじゃ嫌われるわ。女の職場に居て謙虚さのカケラもなくて、先輩を先輩とも思わないような厚かましい態度だもの。何様?”Bさんが喋ってくれないから辞める”って何よ?」
みかやん「絶対、辞める気なんか無いですよ。辞めるんなら黙って辞めますって」
Bさん「本人には”引き止めない”って言ったわ」
出動時間になったので出動したら、Bさんは今度はLさんの話を始めた。
Bさん「ねえ!Lさんてお調子者でしょう!ああ言ってたけど、こっちにもいい顔、Kさんにもいい顔してんのさ。とんだ食わせ者よ。”私はこーゆー性格です”って言う人に、どんな性格さ?って聞いてやりたいよ。自分で”お調子者です。あちこちでいい顔します。あちこちフラフラこうもり女です”って言ってるようなものよ」
Bさん「後でKさんには”Bさんがこう言ってたって告げ口するのさ。姑息な手を使って私に取り入ろうとしてさ、KさんもLさんも似た者同士だわ。私はあんな者どもに絶対騙されないよ。いろんな店を経営して何百人の女の子を使ってきたと思ってるんだか」
みかやん「いろいろ言い方って有ると思うんですけど、嫌われる方、悪く思われる方しか選択できないって気の毒だと思うんですよ。私は言葉足らずで誤解され易いところがあるんで、ちょっと痛いです」
Bさん「アンタはあの二人とは出来が違うんだから気にするんでない。それにあの二人はタメグチタメ子でしょ。いいトシの人間が敬語も使えないって、それだけで非常識よ。フロントの社員相手にもタメグチって非常識きわまりないわよ。Lさんの電話応対なんか、恥ずかしいったらありゃしない」
Bさん「相手が10代20代なら注意も出来るけど今更、敬語がどうとか言えないわ。前の職場でもああやって生き恥さらしながら勤めてたんだろうさ。あんな可愛げもない連中は、一生やってろ!って感じよ」
みかやん「でもBさんがあんな輩に振り回されて、心を乱す事はないと思いますよ」
Bさんはこの手の話になると止まらなくなる。ま、私の毒舌マシンガンバッシングが始まったら、こんなもんじゃないけど(汗)。
でも、こんな話をしていてLさんと普通に話してるBさんて大人だと思う。
どうしても昔から、出しゃばりとお喋り(←この場合は、のべつ幕無しに喋る人、喋って仕事の手が止まる人、言ってはならない事を言ってはならない相手に言ってしまう人、パッと出の者がいっぱしの口を叩くなど)だけは好きになれない。
なのに何故か神様仏様は、私の元へ出しゃばりでお喋りな刺客を送り込んできた。過去に二人。今回はKさんとLさん、一度に二人はあまりにキツい。これは試練なんだ、避けては通れないんだ、と思い直してみてもどうもねぇ。
今日から館内に暖房が入った。久々に暑さにやられて、帰る頃には干涸びそうだった。仕事を終えて、BさんとLさんと三人でエレベーターに乗って、動き出したとたん「ガガーン!」と物凄い音がして激しく揺れた。
思わず三人、声を揃えて「うわーっ!」と叫んだ。「キャー!」だなんて黄色い声はもう出ない。それに私らはニューハーフ三人衆だし。
なんだか精神的に疲れた一日だった。
今日はBさん(60代前半・元スナックのママ)とLさん(30代後半・元ホステス)と私の三人勤務。
昨日、BさんとKさん(50代前半・チビウザ子)がペアだったが特に話をしなかったら、昼休みにKさんが「Bさんが私と喋ってくれないから、辞めようかと思いました」と詰め寄ってきたそうだ。
Bさんは脱力して「何で私がKさんの機嫌取らなきゃなんないの?私は誰に対してもそんな事はしないよ。みんなに嫌われてるって感じるなら、も少し謙虚になったら?アンタには謙虚さが足りないんだわ」と言ったって話。
みかやん「”喋ってくれないから辞める”って、51歳の人のセリフと思えません。話にならないですね」
Bさん「でしょう!見下げ果てた女さ。KさんもAさんみたいなもんで、どーしようもなく頭が悪いのよ」
ここでLさんが出勤してきたので話を中断したが、Lさんの方からKさんの話を振ってきた。
Lさん「Kさんが”私、みんなに嫌われてるみたい”って言うんですよ。”Kさんと仲良くする事で、私まで嫌われるようなとばっちりを受けるのはイヤ!”って、ハッキリ言ったんですよ。私はこーゆー性格なんで」
Bさん「あれじゃ嫌われるわ。女の職場に居て謙虚さのカケラもなくて、先輩を先輩とも思わないような厚かましい態度だもの。何様?”Bさんが喋ってくれないから辞める”って何よ?」
みかやん「絶対、辞める気なんか無いですよ。辞めるんなら黙って辞めますって」
Bさん「本人には”引き止めない”って言ったわ」
出動時間になったので出動したら、Bさんは今度はLさんの話を始めた。
Bさん「ねえ!Lさんてお調子者でしょう!ああ言ってたけど、こっちにもいい顔、Kさんにもいい顔してんのさ。とんだ食わせ者よ。”私はこーゆー性格です”って言う人に、どんな性格さ?って聞いてやりたいよ。自分で”お調子者です。あちこちでいい顔します。あちこちフラフラこうもり女です”って言ってるようなものよ」
Bさん「後でKさんには”Bさんがこう言ってたって告げ口するのさ。姑息な手を使って私に取り入ろうとしてさ、KさんもLさんも似た者同士だわ。私はあんな者どもに絶対騙されないよ。いろんな店を経営して何百人の女の子を使ってきたと思ってるんだか」
みかやん「いろいろ言い方って有ると思うんですけど、嫌われる方、悪く思われる方しか選択できないって気の毒だと思うんですよ。私は言葉足らずで誤解され易いところがあるんで、ちょっと痛いです」
Bさん「アンタはあの二人とは出来が違うんだから気にするんでない。それにあの二人はタメグチタメ子でしょ。いいトシの人間が敬語も使えないって、それだけで非常識よ。フロントの社員相手にもタメグチって非常識きわまりないわよ。Lさんの電話応対なんか、恥ずかしいったらありゃしない」
Bさん「相手が10代20代なら注意も出来るけど今更、敬語がどうとか言えないわ。前の職場でもああやって生き恥さらしながら勤めてたんだろうさ。あんな可愛げもない連中は、一生やってろ!って感じよ」
みかやん「でもBさんがあんな輩に振り回されて、心を乱す事はないと思いますよ」
Bさんはこの手の話になると止まらなくなる。ま、私の毒舌マシンガンバッシングが始まったら、こんなもんじゃないけど(汗)。
でも、こんな話をしていてLさんと普通に話してるBさんて大人だと思う。
どうしても昔から、出しゃばりとお喋り(←この場合は、のべつ幕無しに喋る人、喋って仕事の手が止まる人、言ってはならない事を言ってはならない相手に言ってしまう人、パッと出の者がいっぱしの口を叩くなど)だけは好きになれない。
なのに何故か神様仏様は、私の元へ出しゃばりでお喋りな刺客を送り込んできた。過去に二人。今回はKさんとLさん、一度に二人はあまりにキツい。これは試練なんだ、避けては通れないんだ、と思い直してみてもどうもねぇ。
今日から館内に暖房が入った。久々に暑さにやられて、帰る頃には干涸びそうだった。仕事を終えて、BさんとLさんと三人でエレベーターに乗って、動き出したとたん「ガガーン!」と物凄い音がして激しく揺れた。
思わず三人、声を揃えて「うわーっ!」と叫んだ。「キャー!」だなんて黄色い声はもう出ない。それに私らはニューハーフ三人衆だし。
なんだか精神的に疲れた一日だった。
ラブホ53日目:ハズレクジ
2005年10月19日 らぶほ211:30-17:00(ー1時間) 本メイク4+クイックメイク8部屋
今日はクジ引きの結果、Bさん(60代前半・元スナックのママ)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。ド新人が居なくて今日も平和な一日になりそうな予感がしていた。
フロント渦巻き君がセット中の部屋へ入って、ベッドを剥がすのを手伝いながらCさんと話をしていたら、渦巻き君が私達の会話に入ってきた。初めての事で私は驚いたが、Cさんはたいそう気を良くして満面の笑みをたたえながら「ところで、渦巻き君てトシいくつだのさ?」と尋ねた。
渦巻き君「30です」
Cさん&私「・・・・・」
それっきり三人とも無言で黙々と作業をして、セットを終えた渦巻き君が部屋から出て行った。
Cさん「ちょっとーっ!30だとさ。30ったらみかやんよりも年下でないの。えーっ!」
みかやん「絶対あたしより年上だと思ってたよ。40代半ばだと思ってた」
Cさん「わちなんかオッサンだと思ってたもの。絶対50ぐらいに見えるもね。30だとさ。えええええーっ!」
みかやん「もしかして、一回りぐらいなら愛にトシの差なんて!って、Cさんたら渦巻き君の事、狙ってた?」
Cさん「にゃ、にゃはははは!」
みかやん「やっぱ狙ってたんだ」
Cさん「なんぼわちがバツ2で焦ってても30だら狙えないべさ。トシ半分だもの」
渦巻き君が50歳だと思ってた時は、本気で狙ってたんだろね。なんか脱力。ま、いくつになっても女は女だわね。
昼休み、ショートヘアになったBさんを見て、Eさんが「ニューハーフみたい♪」と言って笑ってた。
Bさん「私よりもLさんの方がニューハーフっぽくない?Lさんって言うよりL君だもの」
Eさん「あっ!明日はニューハーフ三人衆の勤務だわ」
みかやん「えーっ?私もニューハーフですか?嘘ーっ?何でー?」
Bさん「アンタの場合は性格が男だからね」
確かにホテルQ時代は、よく「男らしい」と言われた。それを踏まえてココではセレブな奥様気取りでいたってのに、バレバレじゃん。なんてこった。
休憩明けは風呂係からのスタートだった。いつものように風呂スポンジを手に、浴槽の外に立って浴槽の手前側を洗おうとしたら、そこに茶色い筋が一本。スポンジを持つ手が、スリーカウント寸前でかわされた時のプロレスのレフリーのようになった。アブナいアブナい。
どう見ても、浴槽のフチに腰掛けて用を足した様子。しかもゲーリー。浴槽の底は奇麗な水で濡れていて「汚物は奇麗サッパリ流しました」って状態。それなら死角になる部分の茶色い筋も奇麗に洗い流して帰って欲しかったわよ。筋は末広がりな形になっていたけど、目出たくなんかないから。
思わず「あ〜怖い怖い怖い怖い」とつぶやくと、救世主Cさんが来てくれた。こんな時は本気でCさんの存在が有り難い。
Cさん「したら、わち風呂やるから部屋頼むね」
みかやん「お易い御用です。部屋も洗面もトイレもわたくしがやらせて頂きます」
Cさん「だけどもなんだべね?フチに腰掛けててクシャミでも出たのかい?クシャミと同時に出たんでないの?」
みかやん「どうしてこーなったか聞いてみたいよね?最近、トイレと風呂の区別をつけられない人が多くて萎えるよ」
Cさん「酔っぱらって来るような時間でもないべさ?わちもホントに不思議だわ。ちり紙もない所でよく出来るもんだわ。あ、シャワーで流すのかい?間に合わなかったんだべか?だけど、すぐ向かいがトイレだべさね。トイレの戸と風呂の戸は間違えないべさ?・・・(あーでもないこーでもない)」
Cさん「わちにはサッパリ分からないわ。まぁいいんだけどさ。便なんか慣れっこだもの」
みかやん「や、分かんなくていいんだと思う。多分」
前々から「もしかして?」と思ってはいたけど、やっぱりCさんと組んだ日は汚物にお目にかかる事が多い。Cさんとベアのクジは当たりなのかハズレなのか、よく分からない。
今日はクジ引きの結果、Bさん(60代前半・元スナックのママ)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。ド新人が居なくて今日も平和な一日になりそうな予感がしていた。
フロント渦巻き君がセット中の部屋へ入って、ベッドを剥がすのを手伝いながらCさんと話をしていたら、渦巻き君が私達の会話に入ってきた。初めての事で私は驚いたが、Cさんはたいそう気を良くして満面の笑みをたたえながら「ところで、渦巻き君てトシいくつだのさ?」と尋ねた。
渦巻き君「30です」
Cさん&私「・・・・・」
それっきり三人とも無言で黙々と作業をして、セットを終えた渦巻き君が部屋から出て行った。
Cさん「ちょっとーっ!30だとさ。30ったらみかやんよりも年下でないの。えーっ!」
みかやん「絶対あたしより年上だと思ってたよ。40代半ばだと思ってた」
Cさん「わちなんかオッサンだと思ってたもの。絶対50ぐらいに見えるもね。30だとさ。えええええーっ!」
みかやん「もしかして、一回りぐらいなら愛にトシの差なんて!って、Cさんたら渦巻き君の事、狙ってた?」
Cさん「にゃ、にゃはははは!」
みかやん「やっぱ狙ってたんだ」
Cさん「なんぼわちがバツ2で焦ってても30だら狙えないべさ。トシ半分だもの」
渦巻き君が50歳だと思ってた時は、本気で狙ってたんだろね。なんか脱力。ま、いくつになっても女は女だわね。
昼休み、ショートヘアになったBさんを見て、Eさんが「ニューハーフみたい♪」と言って笑ってた。
Bさん「私よりもLさんの方がニューハーフっぽくない?Lさんって言うよりL君だもの」
Eさん「あっ!明日はニューハーフ三人衆の勤務だわ」
みかやん「えーっ?私もニューハーフですか?嘘ーっ?何でー?」
Bさん「アンタの場合は性格が男だからね」
確かにホテルQ時代は、よく「男らしい」と言われた。それを踏まえてココではセレブな奥様気取りでいたってのに、バレバレじゃん。なんてこった。
休憩明けは風呂係からのスタートだった。いつものように風呂スポンジを手に、浴槽の外に立って浴槽の手前側を洗おうとしたら、そこに茶色い筋が一本。スポンジを持つ手が、スリーカウント寸前でかわされた時のプロレスのレフリーのようになった。アブナいアブナい。
どう見ても、浴槽のフチに腰掛けて用を足した様子。しかもゲーリー。浴槽の底は奇麗な水で濡れていて「汚物は奇麗サッパリ流しました」って状態。それなら死角になる部分の茶色い筋も奇麗に洗い流して帰って欲しかったわよ。筋は末広がりな形になっていたけど、目出たくなんかないから。
思わず「あ〜怖い怖い怖い怖い」とつぶやくと、救世主Cさんが来てくれた。こんな時は本気でCさんの存在が有り難い。
Cさん「したら、わち風呂やるから部屋頼むね」
みかやん「お易い御用です。部屋も洗面もトイレもわたくしがやらせて頂きます」
Cさん「だけどもなんだべね?フチに腰掛けててクシャミでも出たのかい?クシャミと同時に出たんでないの?」
みかやん「どうしてこーなったか聞いてみたいよね?最近、トイレと風呂の区別をつけられない人が多くて萎えるよ」
Cさん「酔っぱらって来るような時間でもないべさ?わちもホントに不思議だわ。ちり紙もない所でよく出来るもんだわ。あ、シャワーで流すのかい?間に合わなかったんだべか?だけど、すぐ向かいがトイレだべさね。トイレの戸と風呂の戸は間違えないべさ?・・・(あーでもないこーでもない)」
Cさん「わちにはサッパリ分からないわ。まぁいいんだけどさ。便なんか慣れっこだもの」
みかやん「や、分かんなくていいんだと思う。多分」
前々から「もしかして?」と思ってはいたけど、やっぱりCさんと組んだ日は汚物にお目にかかる事が多い。Cさんとベアのクジは当たりなのかハズレなのか、よく分からない。
ラブホ52日目:当たりくじ
2005年10月17日 らぶほ211:30-18:00 本メイク6+クイックメイク6部屋
今日はKさん(50代前半・チビウザ子)とLさん(30代後半・元ホステス)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私のペアになった。クジ引きの時はドキドキしたけど、KさんとLさんとでペアになってくれて、何だかホッとした。
午前中は本メイクだったので、昭和歌謡好きのDさんは有線の調和歌謡チャンネルを聞きながら部屋係をしていた。風呂掃除をしていると、トシちゃんに明菜ちゃんに聖子ちゃんの曲が聞こえてきて、あまりにも懐かしかった。
大人になってから覚えた歌って、暫く歌わないでいると忘れてしまうけど、子供の頃に覚えた歌って何年経っても歌えるものだ。思わず風呂で口ずさんでしまった。
私が部屋係になった時は、有線のヒップホップチャンネルにしてみた。思い出すのはホテルP
とホテル新Qで一緒に働いた7号君の事だ。ヒップホップ、ガンガンの中でノリノリでベッドを組んでベッドを組み終えたら、ああして・・・こうして・・・うふ。
でも7号君はアレだからね。7号君の感触や表情は昨日の事のように一瞬一瞬克明に思い出せるのに、もう随分昔の事のようにも思える。7号君を思い出して、いつもどおり切な〜くなってしまったので、80年代ディスコチャンネルにしてみた。私が夜遊びを覚えた13歳の頃はまだディスコでしたから(哀)。
老け顔なので一度も補導などされませんでしたわ。補導されてたら、もっと真っ当な人生を歩んでいたかも・・・。
そしたら今度は若き日の酒の上での失敗の数々を思い出して、痛い失敗が多い事に情けな〜くなってしまった。ダメだ。過去を振り返るとろくな事が無い。結局、リクエストチャンネルに変えて落ち着いた。何をやってたんだか私は。
みかやん「Dさんのバンドって何て名前だっけ?」
Dさん「ネットでHP探そうとしてない?」
みかやん「うわっ!いきなりバレてたよ」
Dさん「バンドの子が最近、mixiを始めたとか言っててさ」
みかやん「み、みくしーっ?」
Dさん「そのmixiの方にもバンドの事が載ってるらしいんだけど、mixiってよく知らないんだよね。知ってる?」
みかやん「やややや、よく知っ、知らないです。あっ!あの、ところでバンドの曲は誰が作ってるんですか?」
Dさん「私。ギター弾きながら。それよかさ、みかやんの友達ってゲイの人とか性同一性障害の人とかさ、凄くない?」
みかやん「や、私自身は全然凄くないし、たまたま友達がそうだったってだけでね」
Dさん「Hくんから色々と聞き出すのも巧いよね。3万円の話とかゲイの話とか」
みかやん「Hくんて聞けば何でも答えるし、ゲイ受けするタイプだと思ったんだよね。休憩の時も2時からのドラマに夢中だけどさ、よく見たらHくんたら織田裕二に釘付けなんだもの」
Dさん「あっはっはーっ!織田裕二目当てだったんだーっ!」
Dさん&みかやん「あははは!はあああぁ〜」
DさんはDさんで、バンドHPの話に触れられると痛くて、私は私でネットの話に触れられると痛いので、Hくんネタで巧くはぐらかした。こんな時にも役に立つなんて、Hくんて意外と使える男かも?
みかやん「こないだ廊下に掃除機かけてたら、Hくんが凄い勢いで走ってきて私を追い越して空き部屋に入ったんだよね。何だ?あいつ、あんなに慌ててって何気に振り返ったらお客さんがこっちに向かって来てたんだ。私も慌てて掃除機止めてHくんが逃げ込んだ部屋に入ったんだよ」
Dさん「掃除機かけてるとお客さんの気配分かんないよね」
みかやん「でしょう!その空き部屋に入ったらさ、Hくんが逃げ遅れた私を見て、ゲラゲラ笑ってたんだよ、酷くない?普通はさ”お客さん来たよ”とか声掛けてくれるよね?一人だけ逃げてヒーヒー言って笑ってたんだよ」
Dさん「あはは!やられたね」
みかやん「お返しにゲイ絡みの話を根掘り葉掘り聞いてみようと思ってたよ」
Dさん「聞いて聞いて!」
汚物にも見舞われず、音楽の話などして平和な一日だった。今日はいいクジを引いて良かった。
今日はKさん(50代前半・チビウザ子)とLさん(30代後半・元ホステス)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)と私のペアになった。クジ引きの時はドキドキしたけど、KさんとLさんとでペアになってくれて、何だかホッとした。
午前中は本メイクだったので、昭和歌謡好きのDさんは有線の調和歌謡チャンネルを聞きながら部屋係をしていた。風呂掃除をしていると、トシちゃんに明菜ちゃんに聖子ちゃんの曲が聞こえてきて、あまりにも懐かしかった。
大人になってから覚えた歌って、暫く歌わないでいると忘れてしまうけど、子供の頃に覚えた歌って何年経っても歌えるものだ。思わず風呂で口ずさんでしまった。
私が部屋係になった時は、有線のヒップホップチャンネルにしてみた。思い出すのはホテルP
とホテル新Qで一緒に働いた7号君の事だ。ヒップホップ、ガンガンの中でノリノリでベッドを組んでベッドを組み終えたら、ああして・・・こうして・・・うふ。
でも7号君はアレだからね。7号君の感触や表情は昨日の事のように一瞬一瞬克明に思い出せるのに、もう随分昔の事のようにも思える。7号君を思い出して、いつもどおり切な〜くなってしまったので、80年代ディスコチャンネルにしてみた。私が夜遊びを覚えた13歳の頃はまだディスコでしたから(哀)。
老け顔なので一度も補導などされませんでしたわ。補導されてたら、もっと真っ当な人生を歩んでいたかも・・・。
そしたら今度は若き日の酒の上での失敗の数々を思い出して、痛い失敗が多い事に情けな〜くなってしまった。ダメだ。過去を振り返るとろくな事が無い。結局、リクエストチャンネルに変えて落ち着いた。何をやってたんだか私は。
みかやん「Dさんのバンドって何て名前だっけ?」
Dさん「ネットでHP探そうとしてない?」
みかやん「うわっ!いきなりバレてたよ」
Dさん「バンドの子が最近、mixiを始めたとか言っててさ」
みかやん「み、みくしーっ?」
Dさん「そのmixiの方にもバンドの事が載ってるらしいんだけど、mixiってよく知らないんだよね。知ってる?」
みかやん「やややや、よく知っ、知らないです。あっ!あの、ところでバンドの曲は誰が作ってるんですか?」
Dさん「私。ギター弾きながら。それよかさ、みかやんの友達ってゲイの人とか性同一性障害の人とかさ、凄くない?」
みかやん「や、私自身は全然凄くないし、たまたま友達がそうだったってだけでね」
Dさん「Hくんから色々と聞き出すのも巧いよね。3万円の話とかゲイの話とか」
みかやん「Hくんて聞けば何でも答えるし、ゲイ受けするタイプだと思ったんだよね。休憩の時も2時からのドラマに夢中だけどさ、よく見たらHくんたら織田裕二に釘付けなんだもの」
Dさん「あっはっはーっ!織田裕二目当てだったんだーっ!」
Dさん&みかやん「あははは!はあああぁ〜」
DさんはDさんで、バンドHPの話に触れられると痛くて、私は私でネットの話に触れられると痛いので、Hくんネタで巧くはぐらかした。こんな時にも役に立つなんて、Hくんて意外と使える男かも?
みかやん「こないだ廊下に掃除機かけてたら、Hくんが凄い勢いで走ってきて私を追い越して空き部屋に入ったんだよね。何だ?あいつ、あんなに慌ててって何気に振り返ったらお客さんがこっちに向かって来てたんだ。私も慌てて掃除機止めてHくんが逃げ込んだ部屋に入ったんだよ」
Dさん「掃除機かけてるとお客さんの気配分かんないよね」
みかやん「でしょう!その空き部屋に入ったらさ、Hくんが逃げ遅れた私を見て、ゲラゲラ笑ってたんだよ、酷くない?普通はさ”お客さん来たよ”とか声掛けてくれるよね?一人だけ逃げてヒーヒー言って笑ってたんだよ」
Dさん「あはは!やられたね」
みかやん「お返しにゲイ絡みの話を根掘り葉掘り聞いてみようと思ってたよ」
Dさん「聞いて聞いて!」
汚物にも見舞われず、音楽の話などして平和な一日だった。今日はいいクジを引いて良かった。
ラブホ51日目:カブトムシ
2005年10月16日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク22部屋+廊下掃除
昨夜、Bさんから電話がきた。
Bさん「Kさんたら手伝われたくないからって必死さ。”そんな馬鹿みたいに必死こいてやんなくたって、おめーの仕事なんか手伝わねーよ!”って言いたかったわ」
みかやん「私も全く同じ事を考えてました」
Bさん「ちょっと言ったら、あんなにギャーギャーわめかれると思ったら何も言えないし、迂闊な事は言えないと思ったら喋られなかったわ。逆にウザくなくていい塩梅さ」
みかやん「私もですよーっ!こないだ殆ど無言でした」
Bさん「それと、Kさんと仲良しのLさんはお調子者だから話半分に聞いておきなよ」
やっぱり考える事はみんな同じね。
今日は、Bさん(60代前半・元スナックのママ)とLさん(30代後半・元ホステス)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の3隊に別れてクイックメイクの日。
Kさんと仲良しのLさんとペアになったBさんは、私にしかめっ面をして見せた。私はと言えば何故かいつもCさんとペアになる。元看護師のCさんとペアなら、ウン○でもゲロでも、どーんと来い!って感じ・・でもないか。てか、嘘です。ゴメンナサイ。
と思っていたら1部屋目で早速、ウン○に当たった。私じゃなくてCさんが。
風呂からCさんの「わーっ!あらら、あらららら」という声が聞こえたので、駆けつけてみた。
Cさん「風呂にてぬぐいが有ってさ、フロントの人が回収すんの忘れたんだべさ。風呂の外に出しておこうと思って拾ったら、てぬぐいの中から黒い物が出てきて床に転がったのさ。そしたら便だったの。にゃはははは!」
みかやん「えーっ!にゃはははって、ウン○じゃん!」
Cさん「わち、カブトムシみたいなデッカイ虫が出てきたのかと思ってビックリしたのさ。便だらなんも。にゃはははは!」
Cさん&みかやん「にゃはははは〜!」
みかやん「えーー!虫もイヤだけどウン○もイヤだよ〜」
Cさん「わちだら虫の方がイヤだよ。便だら飛んだり飛びかかってきたりしないもの」
みかやん「や、そうだけど・・・。いやいやいや。やっぱりそーゆー問題じゃないと思う」
Cさん「したって便だら、みかやん風に言えば”サクッ”と拾えばいいだけの話だもの。怖くもなんともないべさ。動かないもんだもの」
みかやん「それがなかなかどうして出来ないんだって。他人のウン○なんて」
Cさん「そーかい?わちだら虫は全然ダメだからね。虫の時はみかやんに頼むわ」
みかやん「虫はIちゃんに頼んで。こないだワラジ虫が歩いてて私が大騒ぎしてたら、Iちゃんが素手で拾ってくれたよ。”あんまり騒ぐからもっと大きい虫かと思った”って言われたさ」
Cさん「そーだのかい。中国だら虫も食べるからね。さすがだわ。人間て得手不得手ってあるもんだもね」
みかやん「そーだそーだ。こないだCさんとKさんが普通に話してるの見て、Cさんて大人だなって思ってたよ。さすがだって」
Cさん「Kさんなんか後輩だし適当にあしらっておけばいいのさ。わちはもっと苦手な人が居るもの。ギーギー怒鳴る先輩の方が厄介だって」
みかやん「あ、その先輩(Eさん)には私も何度も怒鳴られたよ。後腐れの無い人だから気にしなきゃいいよ」
Cさん「だけどもわち、その先輩と組むと有り得ないミスしたりするんだの」
みかやん「後輩が萎縮するような育て方をしちゃダメだけど、言えないし。緊張感を持って働くのと、萎縮してしまうのとは違うからね」
Cさん「わちもそー思うのさ!でも、Kさんなんかはその先輩が一番好きって言ってるんだからね。得手不得手も合う合わないも有るよねぇ」
みかやん「有るよねぇ」
忙しかったので、こんな話を何部屋もまたがってしていた。
1部屋目でウン○に見舞われたりしたら、その日はずっとウン○に取り憑かれるって怖いジンクスも有るけど、今日はそうならずに済んで良かった。
昨夜、Bさんから電話がきた。
Bさん「Kさんたら手伝われたくないからって必死さ。”そんな馬鹿みたいに必死こいてやんなくたって、おめーの仕事なんか手伝わねーよ!”って言いたかったわ」
みかやん「私も全く同じ事を考えてました」
Bさん「ちょっと言ったら、あんなにギャーギャーわめかれると思ったら何も言えないし、迂闊な事は言えないと思ったら喋られなかったわ。逆にウザくなくていい塩梅さ」
みかやん「私もですよーっ!こないだ殆ど無言でした」
Bさん「それと、Kさんと仲良しのLさんはお調子者だから話半分に聞いておきなよ」
やっぱり考える事はみんな同じね。
今日は、Bさん(60代前半・元スナックのママ)とLさん(30代後半・元ホステス)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の3隊に別れてクイックメイクの日。
Kさんと仲良しのLさんとペアになったBさんは、私にしかめっ面をして見せた。私はと言えば何故かいつもCさんとペアになる。元看護師のCさんとペアなら、ウン○でもゲロでも、どーんと来い!って感じ・・でもないか。てか、嘘です。ゴメンナサイ。
と思っていたら1部屋目で早速、ウン○に当たった。私じゃなくてCさんが。
風呂からCさんの「わーっ!あらら、あらららら」という声が聞こえたので、駆けつけてみた。
Cさん「風呂にてぬぐいが有ってさ、フロントの人が回収すんの忘れたんだべさ。風呂の外に出しておこうと思って拾ったら、てぬぐいの中から黒い物が出てきて床に転がったのさ。そしたら便だったの。にゃはははは!」
みかやん「えーっ!にゃはははって、ウン○じゃん!」
Cさん「わち、カブトムシみたいなデッカイ虫が出てきたのかと思ってビックリしたのさ。便だらなんも。にゃはははは!」
Cさん&みかやん「にゃはははは〜!」
みかやん「えーー!虫もイヤだけどウン○もイヤだよ〜」
Cさん「わちだら虫の方がイヤだよ。便だら飛んだり飛びかかってきたりしないもの」
みかやん「や、そうだけど・・・。いやいやいや。やっぱりそーゆー問題じゃないと思う」
Cさん「したって便だら、みかやん風に言えば”サクッ”と拾えばいいだけの話だもの。怖くもなんともないべさ。動かないもんだもの」
みかやん「それがなかなかどうして出来ないんだって。他人のウン○なんて」
Cさん「そーかい?わちだら虫は全然ダメだからね。虫の時はみかやんに頼むわ」
みかやん「虫はIちゃんに頼んで。こないだワラジ虫が歩いてて私が大騒ぎしてたら、Iちゃんが素手で拾ってくれたよ。”あんまり騒ぐからもっと大きい虫かと思った”って言われたさ」
Cさん「そーだのかい。中国だら虫も食べるからね。さすがだわ。人間て得手不得手ってあるもんだもね」
みかやん「そーだそーだ。こないだCさんとKさんが普通に話してるの見て、Cさんて大人だなって思ってたよ。さすがだって」
Cさん「Kさんなんか後輩だし適当にあしらっておけばいいのさ。わちはもっと苦手な人が居るもの。ギーギー怒鳴る先輩の方が厄介だって」
みかやん「あ、その先輩(Eさん)には私も何度も怒鳴られたよ。後腐れの無い人だから気にしなきゃいいよ」
Cさん「だけどもわち、その先輩と組むと有り得ないミスしたりするんだの」
みかやん「後輩が萎縮するような育て方をしちゃダメだけど、言えないし。緊張感を持って働くのと、萎縮してしまうのとは違うからね」
Cさん「わちもそー思うのさ!でも、Kさんなんかはその先輩が一番好きって言ってるんだからね。得手不得手も合う合わないも有るよねぇ」
みかやん「有るよねぇ」
忙しかったので、こんな話を何部屋もまたがってしていた。
1部屋目でウン○に見舞われたりしたら、その日はずっとウン○に取り憑かれるって怖いジンクスも有るけど、今日はそうならずに済んで良かった。
ラブホ50日目:H君いじり
2005年10月13日 らぶほ211:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク10部屋
今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)とCさん(60代前半・元看護師)、Kさん(50代前半・チビウザ子)と私の勤務。観楓会の時に火花を散らしたCさんとKさんがペアにならなくて良かったけど、何で私とKさんなんだよ。
軽くアドバイスしただけで、あんなにギャンギャンと吠えられるなら、何も言えないよ!と思ってたら、本当になーんにも喋れなかった。Kさんの方も何も言ってこないので、お互い押し黙ったまま。雰囲気悪っ!
だけど、Kさんって物凄く独り言が多い。無言でベッドを組んだ後に、風呂やトイレの中で一人で喋ってるんで怖い時がある。ある程度のおトシになると、独り言が多くなるって言うから、そーゆー事らしい。
そういやKさんと仲良しのLさんも、めっちゃ独り言が多い。Kさんはともかく、Lさんなんか30代なのに、やーねー。KさんとLさんって本当に似た者同士って感じ。
険悪な雰囲気ではなかったけど、Kさんも私も特に喋らないので長い長い2時間半だった。
ようやく休憩時間を迎えたものの、狭い休憩室でCさんとKさんが一緒になる。一触即発の危機だ。本当に闘いがぶり返しても困るし・・・と思ってたら、フロントHくんも休憩室に来た。CさんvsKさんとの闘いに巻き込まれないためにも、ココはHくんいじりしかない!いそいそとHくんの隣に座って、満面の笑顔で話しかけた。
みかやん「Hくん、彼女できた?」
Hくん「出来な〜い」
みかやん「彼女できなくても、実はカレシが出来たって話じゃないの?」
Hくん「ふはははっ!」
みかやん「あたしと凄く仲良くて大好きだった後輩がゲイだったんだ。何を聞いても驚かないから、カレシが出来たときは教えてね」
Hくん「ふははは・・・えーっ!」
Dさん「えーっ!何それ?マジで?」
みかやん「かくかくしかじかで、全力であたしに優しくしてくれてた後輩がゲイで、同じ大学のその子の後輩もゲイだったから、あたしの後輩二人がゲイだったって話さ」
Dさん「えーっ!写メってか、写真ある?」
みかやん「有る有る。2人とも撮ったから個別に」
Dさん「へえぇ。札幌あたりにもゲイの人って居るんだぁ」
Hくん「えー、えー、えー、えーーーっ!」
みかやん「だからHくんもゲイならゲイって言ってくれていいんだよ。バイでも」
Hくん「や、声をかけられた事はあるけど」
みかやん「やっぱりーっ!だってゲイの人って、相手もゲイかどうか分かるって言うよね」
Dさん「うん。よくそう聞くよね」
Hくん「ふはははっ!」
みかやん「否定しないって事はやっぱりゲイなんだ。どうもパッと見ゲイっぽいと思ってたもの」
Dさん「声かけられてどーしたのさ?どこで?なんて?」
Hくん「ふはははっ!」
Dさんと私がHくんいじりをして遊んでいる間、CさんとKさんが普通に話をしていた事に実は物凄く驚いていた。Cさんたら大人だわ。おみそれしましたって感じ。何事もなかったかのようにCさんに話しかけるKさんも大したもんだわ。
私が観楓会でKさんみたいな事をしでかしてしまったら「Cさん、皆さん、先日は失礼しました」ぐらい、最初に言うけどね。
CさんもKさんも私以上にいいだけ大人だし、Cさんなんかは私の母親と殆ど同い年だし、親子ほどトシの離れた私が心配するような話じゃなかったって事だ。やれやれ。
Hくんて何を聞いてもニコニコ笑ってて、からかい甲斐がある。わりとノリもいいし。これだからHくんいじりは止められない。
休憩明けにクイックメイクに切り替わったら、Kさんは物凄い勢いで仕事をしていた。相変わらず手伝われるのがイヤみたいだ。どんな惨劇に見舞われるか分かんないんだから、お互い様なのに。
いいトシして協調性のカケラも無いって、どんなもんだろ?私なんかに手伝われるのはプライドが許さない!と思ってるのか知らないけど、こんな所でプライドを振りかざしたって何の得にもならないと思うんだけどね。
今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)とCさん(60代前半・元看護師)、Kさん(50代前半・チビウザ子)と私の勤務。観楓会の時に火花を散らしたCさんとKさんがペアにならなくて良かったけど、何で私とKさんなんだよ。
軽くアドバイスしただけで、あんなにギャンギャンと吠えられるなら、何も言えないよ!と思ってたら、本当になーんにも喋れなかった。Kさんの方も何も言ってこないので、お互い押し黙ったまま。雰囲気悪っ!
だけど、Kさんって物凄く独り言が多い。無言でベッドを組んだ後に、風呂やトイレの中で一人で喋ってるんで怖い時がある。ある程度のおトシになると、独り言が多くなるって言うから、そーゆー事らしい。
そういやKさんと仲良しのLさんも、めっちゃ独り言が多い。Kさんはともかく、Lさんなんか30代なのに、やーねー。KさんとLさんって本当に似た者同士って感じ。
険悪な雰囲気ではなかったけど、Kさんも私も特に喋らないので長い長い2時間半だった。
ようやく休憩時間を迎えたものの、狭い休憩室でCさんとKさんが一緒になる。一触即発の危機だ。本当に闘いがぶり返しても困るし・・・と思ってたら、フロントHくんも休憩室に来た。CさんvsKさんとの闘いに巻き込まれないためにも、ココはHくんいじりしかない!いそいそとHくんの隣に座って、満面の笑顔で話しかけた。
みかやん「Hくん、彼女できた?」
Hくん「出来な〜い」
みかやん「彼女できなくても、実はカレシが出来たって話じゃないの?」
Hくん「ふはははっ!」
みかやん「あたしと凄く仲良くて大好きだった後輩がゲイだったんだ。何を聞いても驚かないから、カレシが出来たときは教えてね」
Hくん「ふははは・・・えーっ!」
Dさん「えーっ!何それ?マジで?」
みかやん「かくかくしかじかで、全力であたしに優しくしてくれてた後輩がゲイで、同じ大学のその子の後輩もゲイだったから、あたしの後輩二人がゲイだったって話さ」
Dさん「えーっ!写メってか、写真ある?」
みかやん「有る有る。2人とも撮ったから個別に」
Dさん「へえぇ。札幌あたりにもゲイの人って居るんだぁ」
Hくん「えー、えー、えー、えーーーっ!」
みかやん「だからHくんもゲイならゲイって言ってくれていいんだよ。バイでも」
Hくん「や、声をかけられた事はあるけど」
みかやん「やっぱりーっ!だってゲイの人って、相手もゲイかどうか分かるって言うよね」
Dさん「うん。よくそう聞くよね」
Hくん「ふはははっ!」
みかやん「否定しないって事はやっぱりゲイなんだ。どうもパッと見ゲイっぽいと思ってたもの」
Dさん「声かけられてどーしたのさ?どこで?なんて?」
Hくん「ふはははっ!」
Dさんと私がHくんいじりをして遊んでいる間、CさんとKさんが普通に話をしていた事に実は物凄く驚いていた。Cさんたら大人だわ。おみそれしましたって感じ。何事もなかったかのようにCさんに話しかけるKさんも大したもんだわ。
私が観楓会でKさんみたいな事をしでかしてしまったら「Cさん、皆さん、先日は失礼しました」ぐらい、最初に言うけどね。
CさんもKさんも私以上にいいだけ大人だし、Cさんなんかは私の母親と殆ど同い年だし、親子ほどトシの離れた私が心配するような話じゃなかったって事だ。やれやれ。
Hくんて何を聞いてもニコニコ笑ってて、からかい甲斐がある。わりとノリもいいし。これだからHくんいじりは止められない。
休憩明けにクイックメイクに切り替わったら、Kさんは物凄い勢いで仕事をしていた。相変わらず手伝われるのがイヤみたいだ。どんな惨劇に見舞われるか分かんないんだから、お互い様なのに。
いいトシして協調性のカケラも無いって、どんなもんだろ?私なんかに手伝われるのはプライドが許さない!と思ってるのか知らないけど、こんな所でプライドを振りかざしたって何の得にもならないと思うんだけどね。
ラブホ49日目:打ち上げ花火
2005年10月12日 らぶほ211:30-17:30(ー30分) 本メイク5+クイック14部屋
今日はCさん(60代前半・元看護師)とLさん(30代後半・元ホステス)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の2対3の勤務。
何気にクジ引きをして、DさんとEさんと私の組だと分かると、思わず三人揃って「えーーーっ!」と叫んだ。忘れもしない3人での最高記録30部屋を達成した時のメンバーだ。
一方Cさんは、Kさんと仲の良いLさんとの組になってしまい、昨日のKさんとの一件が有るのでテンション丸下がりで、いつもの豪快な笑いは聞けなかった。
LさんとKさんが仲良しなのが不思議だけど「二人とも会話が団地のオバサンだから合うんじゃないの?」って話だ。二人とも芸能界のゴシップ通だし。Lさんなんかは安めぐみもビックリの昭和のリアクションだし。
LさんとKさんで話してるのを見ると、今時無名の役者でも団地のオバサンを演じる時に、そんな身振り手振りはしないでしょう?ってノリなんだもの。見てるだけで面白い。けど笑えない。
この際、LさんやKさんの話はどうでもいいとして、昨夜の観楓会でDさんと私がタダ酒を飲み過ぎたのに対して、ゲコのEさんはビールをジョッキ半分しか飲んでいない。しっかりしなければEさんに遅れをとってしまう。でも・・・。
Dさん「うちら、こんな日にゲロなんか見たら死ぬよね」
みかやん「変な匂いもヤバくない?トイレ掃除も危険だよね」
Dさん「うわぁ。絶対ヤバい」
みかやん「噂をすれば何とかって言うから、この話はやめよーよ。マジヤバい」
Dさん「そうだね。ヤバい言葉は口にしない事にしようね」
二人でそう誓ったのに時すでに遅しってやつだったのか、私自身の「トイレ掃除も危険だよね」という言葉がマズかったのか、次のトイレ係の時に泣いた。口は災いのもとってヤツだよ(涙)。
何気に便器の蓋を開けたら、便器がゲーリーの打ち上げ花火状態になっていた。
普段の私だったら、辞めたAさんの真似をしながら「Dさん!ちょっとこっち来て、コレ見でみろ!ほら〜、見でみろ〜」というところだけど、さっき誓い合ったばかりだし二日酔いのDさんには、とても言えない。
EさんはEさんで朝から何か不機嫌な様子。そういや観楓会の時に、酒を飲めないEさんがチビりチビりとビールを飲んでいるのを見て、みんなが「それもう温くて美味しくないから冷たいビールを貰いなさい」と言ったのに、Eさんは「明日、仕事だから!」とキッパリと断った。
観楓会の帰りには「Cさん宅で飲み直そう」とEさんにも声をかけたのに、その時もEさんは「明日、仕事だから!」と叫んで一番最初に帰って行った。ジョッキ半分のビールで二日酔いなのか、今日も仕事なのにも関わらず深酒をしたDさんと私に対して面白くないのかよく分からない。
結局、誰にも言えずに一人半泣きになりながら、ゲーリーの打ち上げ花火と戦った。前回もそうだったけど、どうして水を流して帰ってくれないのだろう?てか、いつも思う。
あまりにも見事に打ち上がったので、お披露目したかったんだろか?だけど、あたしゃゲーリーが打ち上げ花火状態になっているのを見て「た〜まや〜!」と叫べるほど寛大な人間ではないんだってば。
決死の覚悟で便所ブラシを握りしめて擦るものの、ゲーリーシブキがブラシから目や口に跳ねたりしたら、本気で泣いてしまうかも知れないので、出来るだけ便器から身体を離して顔を背けて作業するんだけどさ。
それでも即、手や顔を洗いたい気分。
お陰で昼休みは完全に食欲を失っていた。この職場は、二日酔いでは絶対に働けない。働いたけど。
休憩明けの2時間半で14部屋のクイックメイクをしたって事は、まともに3時間だったら15〜16部屋の掃除をしてたって事だ。これが土日で6時間だったら30〜32部屋の掃除をしてたって事で、有り得ないから。
幸いにも30分の早帰りになったので、逃げるように帰った。
今日はCさん(60代前半・元看護師)とLさん(30代後半・元ホステス)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の2対3の勤務。
何気にクジ引きをして、DさんとEさんと私の組だと分かると、思わず三人揃って「えーーーっ!」と叫んだ。忘れもしない3人での最高記録30部屋を達成した時のメンバーだ。
一方Cさんは、Kさんと仲の良いLさんとの組になってしまい、昨日のKさんとの一件が有るのでテンション丸下がりで、いつもの豪快な笑いは聞けなかった。
LさんとKさんが仲良しなのが不思議だけど「二人とも会話が団地のオバサンだから合うんじゃないの?」って話だ。二人とも芸能界のゴシップ通だし。Lさんなんかは安めぐみもビックリの昭和のリアクションだし。
LさんとKさんで話してるのを見ると、今時無名の役者でも団地のオバサンを演じる時に、そんな身振り手振りはしないでしょう?ってノリなんだもの。見てるだけで面白い。けど笑えない。
この際、LさんやKさんの話はどうでもいいとして、昨夜の観楓会でDさんと私がタダ酒を飲み過ぎたのに対して、ゲコのEさんはビールをジョッキ半分しか飲んでいない。しっかりしなければEさんに遅れをとってしまう。でも・・・。
Dさん「うちら、こんな日にゲロなんか見たら死ぬよね」
みかやん「変な匂いもヤバくない?トイレ掃除も危険だよね」
Dさん「うわぁ。絶対ヤバい」
みかやん「噂をすれば何とかって言うから、この話はやめよーよ。マジヤバい」
Dさん「そうだね。ヤバい言葉は口にしない事にしようね」
二人でそう誓ったのに時すでに遅しってやつだったのか、私自身の「トイレ掃除も危険だよね」という言葉がマズかったのか、次のトイレ係の時に泣いた。口は災いのもとってヤツだよ(涙)。
何気に便器の蓋を開けたら、便器がゲーリーの打ち上げ花火状態になっていた。
普段の私だったら、辞めたAさんの真似をしながら「Dさん!ちょっとこっち来て、コレ見でみろ!ほら〜、見でみろ〜」というところだけど、さっき誓い合ったばかりだし二日酔いのDさんには、とても言えない。
EさんはEさんで朝から何か不機嫌な様子。そういや観楓会の時に、酒を飲めないEさんがチビりチビりとビールを飲んでいるのを見て、みんなが「それもう温くて美味しくないから冷たいビールを貰いなさい」と言ったのに、Eさんは「明日、仕事だから!」とキッパリと断った。
観楓会の帰りには「Cさん宅で飲み直そう」とEさんにも声をかけたのに、その時もEさんは「明日、仕事だから!」と叫んで一番最初に帰って行った。ジョッキ半分のビールで二日酔いなのか、今日も仕事なのにも関わらず深酒をしたDさんと私に対して面白くないのかよく分からない。
結局、誰にも言えずに一人半泣きになりながら、ゲーリーの打ち上げ花火と戦った。前回もそうだったけど、どうして水を流して帰ってくれないのだろう?てか、いつも思う。
あまりにも見事に打ち上がったので、お披露目したかったんだろか?だけど、あたしゃゲーリーが打ち上げ花火状態になっているのを見て「た〜まや〜!」と叫べるほど寛大な人間ではないんだってば。
決死の覚悟で便所ブラシを握りしめて擦るものの、ゲーリーシブキがブラシから目や口に跳ねたりしたら、本気で泣いてしまうかも知れないので、出来るだけ便器から身体を離して顔を背けて作業するんだけどさ。
それでも即、手や顔を洗いたい気分。
お陰で昼休みは完全に食欲を失っていた。この職場は、二日酔いでは絶対に働けない。働いたけど。
休憩明けの2時間半で14部屋のクイックメイクをしたって事は、まともに3時間だったら15〜16部屋の掃除をしてたって事だ。これが土日で6時間だったら30〜32部屋の掃除をしてたって事で、有り得ないから。
幸いにも30分の早帰りになったので、逃げるように帰った。
会社の観楓会が19時からなのに、30分の早帰りで17時30分に業務終了。家が近い人は一度家に帰ってから会場へ直行すればいいけど、Eさんや私のような遠距離通勤(それほどでもないけど)組は困ってしまった。
みかやん「Eさん、7時までどうしますか?私、元ボート部ですから近くの公園でボートでも乗りますか?凄い勢いで漕ぎますよ」
Eさん「あはは!女二人で真っ暗な公園でボートに乗って、ムード出してどうすんのさ」
Cさん「寒くて風邪ひくべさ。うち、来るかい?狭くて汚い所だけど」
って事で、BさんとDさんとも合流してEさんと私もCさん宅へお邪魔した。
Cさん宅は地下鉄駅のすぐ傍で、会社にも近いし今日の観楓会会場も目の前。ワンルームだけど、社長室に有るようなゴージャスな応接セットやセミダブルのベッドを置いても広々としてて11階建てマンションの11階なのに、家賃35000円って聞いて一同ビックリ。
おまけに突然お邪魔したにも関わらず、台所に水滴一つ無いし床にも塵一つ落ちてなくて、みんな「どこが狭くて汚いのさ!」と言っていた。ここまでは女5人で大はしゃぎして楽しかった。で、会場入り。
Eさん Cさん Kさん
Lさん
私 Bさん Dさん
↑こんな形で席について、タダのジンギスカン&ビールを猛然といただいていた。もう暫くはジンギスカンを食べたくないですってぐらい満腹になった頃、CさんがのKさんに話しかけた。
Cさん「ココは女ばかりの職場だからね。先輩を立てる事とか年功に気を遣うのが大事なんだよね〜」
Kさん「それじゃ私が先輩を立ててないみたいじゃないですかっ!」
Cさん「いや、そーゆー意味じゃなくて・・・」
Kさん「私が先輩を立ててないって言いたいんですよねっ!」
Cさん「そーじゃなくて!人の話、聞きなさい!」
Kさん「だって私が悪いみたいじゃないですかっ!」
Cさん「だから!聞け!人の話、聞きなさい!聞きなさいって!」
---ふと見たら、ここで二人して腕をつかみ合ってるんだもの。取っ組み合いになるんじゃないかと思わず立ち上がったら、後の席の人達も振り返って注目してた。
Kさん「生意気かも知れないけど、私は私なりにちゃんと先輩を立ててるつもりですっ!いろいろ有りましたけど(Bさんに注意された)今日だって、改めて”宜しくお願いします”って意味で来たんですっ!」
---はい。誰もKを誘ってないのに勝手に来ました。
Cさん「聞け!って言ってるべさ!誰もアンタが悪いなんて言ってないべさっ!ただ、ココは女の職場だからって事を・・・」
Kさん「私が先輩を立ててないみたいな言い方じゃないですかっ!」
酒のせいか何か知らないけど、物凄い怒鳴り合いになって割って入る隙も無かった。どうなるかと思ったら、突然二人とも押し黙った。すぐにお開きになって、Kさんは逃げるように帰って行った。
Cさんの怒りがおさまらないので、BさんとDさんと私とで再度Cさん宅へお邪魔して飲み直した。
Cさん「随分生意気な女だわ。わちも頭にきたよ。あの言い草は無いべさね。あのKってとんでもない女だわ」
みかやん「ホントだよね。Cさんなんか、怒ったわけじゃなくてアドバイスしただけなのに、あんなにギャンギャン吠えられるなら、あのババアにはなんにも言えないわ(酔ってます)」
Dさん「びっくりした」
Bさん「私も最初からいけ好かない女だと思ってたから、喋らないもの。生意気だね〜。あんな女、初めて見たわ。いいべさ。これで辞めるべさ。いい気分だ。あんなのなら要らないもの。先輩を立ててるって人の態度じゃないべさ。謙虚さってものがまるで無いもの」
みかやん「あーゆー自分を分かってない女は、何事もなかったように会社に来やがるんですよ。あのきかなさですよ。こんな事で辞めるタマじゃないです(酔ってます)」
Bさん「来たって私は相手にしないよ。構わなきゃ居られなくなって辞めるべさ。私はあんな女と喋らなくたって痛くも痒くもないし、何にも困らないもの。あんな女、すぐ居なくなるって。しかしまぁ人の話を聞かない女だよね。聞かないしきかないし最悪だわ」
Cさん「わち、こんなに頭にきたの初めてだよ!」
Dさん「分かるよ、Cさん。みんな分かってるからね」
みかやん「そーそー。みんな分かってっから」
みんな酔って言いたい放題だった。タダ酒が効いたようだ。Kが居たばかりに、とんでもない観楓会になった。
みかやん「Eさん、7時までどうしますか?私、元ボート部ですから近くの公園でボートでも乗りますか?凄い勢いで漕ぎますよ」
Eさん「あはは!女二人で真っ暗な公園でボートに乗って、ムード出してどうすんのさ」
Cさん「寒くて風邪ひくべさ。うち、来るかい?狭くて汚い所だけど」
って事で、BさんとDさんとも合流してEさんと私もCさん宅へお邪魔した。
Cさん宅は地下鉄駅のすぐ傍で、会社にも近いし今日の観楓会会場も目の前。ワンルームだけど、社長室に有るようなゴージャスな応接セットやセミダブルのベッドを置いても広々としてて11階建てマンションの11階なのに、家賃35000円って聞いて一同ビックリ。
おまけに突然お邪魔したにも関わらず、台所に水滴一つ無いし床にも塵一つ落ちてなくて、みんな「どこが狭くて汚いのさ!」と言っていた。ここまでは女5人で大はしゃぎして楽しかった。で、会場入り。
Eさん Cさん Kさん
Lさん
私 Bさん Dさん
↑こんな形で席について、タダのジンギスカン&ビールを猛然といただいていた。もう暫くはジンギスカンを食べたくないですってぐらい満腹になった頃、CさんがのKさんに話しかけた。
Cさん「ココは女ばかりの職場だからね。先輩を立てる事とか年功に気を遣うのが大事なんだよね〜」
Kさん「それじゃ私が先輩を立ててないみたいじゃないですかっ!」
Cさん「いや、そーゆー意味じゃなくて・・・」
Kさん「私が先輩を立ててないって言いたいんですよねっ!」
Cさん「そーじゃなくて!人の話、聞きなさい!」
Kさん「だって私が悪いみたいじゃないですかっ!」
Cさん「だから!聞け!人の話、聞きなさい!聞きなさいって!」
---ふと見たら、ここで二人して腕をつかみ合ってるんだもの。取っ組み合いになるんじゃないかと思わず立ち上がったら、後の席の人達も振り返って注目してた。
Kさん「生意気かも知れないけど、私は私なりにちゃんと先輩を立ててるつもりですっ!いろいろ有りましたけど(Bさんに注意された)今日だって、改めて”宜しくお願いします”って意味で来たんですっ!」
---はい。誰もKを誘ってないのに勝手に来ました。
Cさん「聞け!って言ってるべさ!誰もアンタが悪いなんて言ってないべさっ!ただ、ココは女の職場だからって事を・・・」
Kさん「私が先輩を立ててないみたいな言い方じゃないですかっ!」
酒のせいか何か知らないけど、物凄い怒鳴り合いになって割って入る隙も無かった。どうなるかと思ったら、突然二人とも押し黙った。すぐにお開きになって、Kさんは逃げるように帰って行った。
Cさんの怒りがおさまらないので、BさんとDさんと私とで再度Cさん宅へお邪魔して飲み直した。
Cさん「随分生意気な女だわ。わちも頭にきたよ。あの言い草は無いべさね。あのKってとんでもない女だわ」
みかやん「ホントだよね。Cさんなんか、怒ったわけじゃなくてアドバイスしただけなのに、あんなにギャンギャン吠えられるなら、あのババアにはなんにも言えないわ(酔ってます)」
Dさん「びっくりした」
Bさん「私も最初からいけ好かない女だと思ってたから、喋らないもの。生意気だね〜。あんな女、初めて見たわ。いいべさ。これで辞めるべさ。いい気分だ。あんなのなら要らないもの。先輩を立ててるって人の態度じゃないべさ。謙虚さってものがまるで無いもの」
みかやん「あーゆー自分を分かってない女は、何事もなかったように会社に来やがるんですよ。あのきかなさですよ。こんな事で辞めるタマじゃないです(酔ってます)」
Bさん「来たって私は相手にしないよ。構わなきゃ居られなくなって辞めるべさ。私はあんな女と喋らなくたって痛くも痒くもないし、何にも困らないもの。あんな女、すぐ居なくなるって。しかしまぁ人の話を聞かない女だよね。聞かないしきかないし最悪だわ」
Cさん「わち、こんなに頭にきたの初めてだよ!」
Dさん「分かるよ、Cさん。みんな分かってるからね」
みかやん「そーそー。みんな分かってっから」
みんな酔って言いたい放題だった。タダ酒が効いたようだ。Kが居たばかりに、とんでもない観楓会になった。
ラブホ48日目:誘惑中
2005年10月11日 らぶほ211:30-17:30 本メイク4+クイックメイク9部
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とLさん(30代後半・元ホステス)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。Eさんと2人で組むの何ヶ月ぶりだろう?ってぐらい久しぶりで、ちょっと緊張した。Eさんは指導の厳しいA班で修行してきた人だけあって、仕事に対しては一番厳しいんだもの。
A班がどんなふうに厳しいかと言うと、先輩に「そこ拭いたの?」と聞かれて普通に「はい!拭きました!」と答えると「拭いてるところを私が見てないんだから、見てる前でもう1回拭きなさい!」と怒鳴られるそうだ(怖)。そのせいかどうか知らないけど、Eさんにも軽く怒鳴り癖がついてるというか何と言うか。
まぁ私は怒鳴られたぐらいで凹んだりするタマじゃないからいいんだけど。それに私がこの仕事の経験者だと言ったら、ピタリと怒鳴られなくなったし。それよりも何よりも、今日はCさんが初めて新人さんと二人で組むと言うではないか。IさんともJさん(退職)ともKさんともLさんともM君とも二人だけで組んだ事は無かったそうだ。
そういやCさんたら未だにモニターの見方を把握してない。Cさんに「モニターの”誘”って何だったべか?」と聞かれ、最初は真面目に「”誘導”って意味で、玄関のパネルでお客さんが部屋を選んで、部屋に向かってる最中だからお客さんが部屋に入るまで廊下に出られないよ」と説明してたけど、何度も聞かれるので面倒になる。
それでつい「あぁそれね。”誘惑中”さ。玄関先で男性客が女性客を誘惑してる最中なんだよ」と、しょーもない事を言ってみたら、Cさんてば「あぁお客さんがこれから部屋に入るんだのかい」と言ってニコリともしないんだから。全くもう。分かってるんだか分かってないんだか。
思わずEさんと声を揃えて「Cさん、大丈夫なんだべか?」と言ってしまった。
昼休み、Cさんは「やんや、何とかかんとかやってたから〜。にゃはははは」と豪快に笑いながら戻ってきたけど、どうなんだか。
休憩室のテーブルの上に通達が乗っていて、我がB班のM君が退職したと書いてあった。3日働いたきり出勤して来ないし、その3日目にKさんがウザくしたから「チビババアがウザくて辞めたんじゃないの」と噂になってたら、そのとおりになっていた。私なんか一度もM君に会えなかったよ。ジャニーズ系だ!美形だ!と評判だったのに、なんてこった。
その通達を見たフロント可愛い人が「何日か前に、辞めたAさんからフロント二宮和也似君に何度も何度も電話がきてた」って話を教えてくれた。
Eさん「何それ?”ノンノンばまだそごで使って貰えねえが?頼む〜。はだらがしてくれぇ”とでも言ったのかい?」
可愛い人「そうじゃないの?知りたくもないから二宮君にも聞かなかったし。でもA班のフロントの人が聞いてみたら”Aさんはもう結構です”って言ってたらしいよ」
みかやん「そりゃそうですよねぇ。むしが良過ぎますよ。そうじゃなくても出戻りなのに」
Cさん「Aさんて出戻りだの?」
Eさん「最初はココのC班に居て、辞めてホテル○Cへ行って、○Cを辞めてココのB班に来たんだよ。当時のマネージャーに泣きついたって話さ。よく泣き落とせたって。掛け持ちの仕事がテレクラのサクラだって話だけど、それもどうなんだか」
みかやん「”中国の事をモンゴルって言うんだ”とか”中国から来るんだと。朝鮮人参だな”なんて、とんちんかんな事を言ってる人にテレクラなんか無理ですよね」
Eさん「どう考えてもタチンボかソープの裏方だよね」
Cさん「いやいや、タチンボの人やソープの人の方がAさんより全然まともだべさ。何するったって、よっぽどのコネが無いば、Aさんだら働けないさ。あ、今、701号室が誘惑中になったよ!ちょっと、みかやんだら誘惑中だとさ。にゃはははは!誘惑中だと!」
60代ともなると、笑うタイミングまでズレてくるのかい?それにしたって朝から昼までズレるかい?今更笑われてもね。しょーもない事だし。
Aさんはどこで何をしているやら。M君には一度は会ってみたかった。私なら目に入れても痛くないぐらい可愛がったのに。
今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とLさん(30代後半・元ホステス)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。Eさんと2人で組むの何ヶ月ぶりだろう?ってぐらい久しぶりで、ちょっと緊張した。Eさんは指導の厳しいA班で修行してきた人だけあって、仕事に対しては一番厳しいんだもの。
A班がどんなふうに厳しいかと言うと、先輩に「そこ拭いたの?」と聞かれて普通に「はい!拭きました!」と答えると「拭いてるところを私が見てないんだから、見てる前でもう1回拭きなさい!」と怒鳴られるそうだ(怖)。そのせいかどうか知らないけど、Eさんにも軽く怒鳴り癖がついてるというか何と言うか。
まぁ私は怒鳴られたぐらいで凹んだりするタマじゃないからいいんだけど。それに私がこの仕事の経験者だと言ったら、ピタリと怒鳴られなくなったし。それよりも何よりも、今日はCさんが初めて新人さんと二人で組むと言うではないか。IさんともJさん(退職)ともKさんともLさんともM君とも二人だけで組んだ事は無かったそうだ。
そういやCさんたら未だにモニターの見方を把握してない。Cさんに「モニターの”誘”って何だったべか?」と聞かれ、最初は真面目に「”誘導”って意味で、玄関のパネルでお客さんが部屋を選んで、部屋に向かってる最中だからお客さんが部屋に入るまで廊下に出られないよ」と説明してたけど、何度も聞かれるので面倒になる。
それでつい「あぁそれね。”誘惑中”さ。玄関先で男性客が女性客を誘惑してる最中なんだよ」と、しょーもない事を言ってみたら、Cさんてば「あぁお客さんがこれから部屋に入るんだのかい」と言ってニコリともしないんだから。全くもう。分かってるんだか分かってないんだか。
思わずEさんと声を揃えて「Cさん、大丈夫なんだべか?」と言ってしまった。
昼休み、Cさんは「やんや、何とかかんとかやってたから〜。にゃはははは」と豪快に笑いながら戻ってきたけど、どうなんだか。
休憩室のテーブルの上に通達が乗っていて、我がB班のM君が退職したと書いてあった。3日働いたきり出勤して来ないし、その3日目にKさんがウザくしたから「チビババアがウザくて辞めたんじゃないの」と噂になってたら、そのとおりになっていた。私なんか一度もM君に会えなかったよ。ジャニーズ系だ!美形だ!と評判だったのに、なんてこった。
その通達を見たフロント可愛い人が「何日か前に、辞めたAさんからフロント二宮和也似君に何度も何度も電話がきてた」って話を教えてくれた。
Eさん「何それ?”ノンノンばまだそごで使って貰えねえが?頼む〜。はだらがしてくれぇ”とでも言ったのかい?」
可愛い人「そうじゃないの?知りたくもないから二宮君にも聞かなかったし。でもA班のフロントの人が聞いてみたら”Aさんはもう結構です”って言ってたらしいよ」
みかやん「そりゃそうですよねぇ。むしが良過ぎますよ。そうじゃなくても出戻りなのに」
Cさん「Aさんて出戻りだの?」
Eさん「最初はココのC班に居て、辞めてホテル○Cへ行って、○Cを辞めてココのB班に来たんだよ。当時のマネージャーに泣きついたって話さ。よく泣き落とせたって。掛け持ちの仕事がテレクラのサクラだって話だけど、それもどうなんだか」
みかやん「”中国の事をモンゴルって言うんだ”とか”中国から来るんだと。朝鮮人参だな”なんて、とんちんかんな事を言ってる人にテレクラなんか無理ですよね」
Eさん「どう考えてもタチンボかソープの裏方だよね」
Cさん「いやいや、タチンボの人やソープの人の方がAさんより全然まともだべさ。何するったって、よっぽどのコネが無いば、Aさんだら働けないさ。あ、今、701号室が誘惑中になったよ!ちょっと、みかやんだら誘惑中だとさ。にゃはははは!誘惑中だと!」
60代ともなると、笑うタイミングまでズレてくるのかい?それにしたって朝から昼までズレるかい?今更笑われてもね。しょーもない事だし。
Aさんはどこで何をしているやら。M君には一度は会ってみたかった。私なら目に入れても痛くないぐらい可愛がったのに。
ラブホ47日目:オミクジ
2005年10月9日 らぶほ2早めに出勤してBさんと少し話しをした。
Bさん「そう言えば屋上で焼肉やった時、みかやんたらフロント子持ち君(28歳)の膝にちょこんと座って、ニコニコしながらずっと話してたわ。覚えてないっしょ?」
みかやん「は?それ私じゃなくて違う人じゃないですか?」
Bさん「やっぱり覚えてないの?すぐ言ったらみかやんの事だから照れてフニャフニャになると思ったから、ほとぼりがさめた頃に言うつもりだったの」
みかやん「そんなの今聞いたって照れてフニャフニャですよ〜。や、どーしよ〜?握ったりとか触ったりなんかはしてないですよね?ね?あ〜れ〜全然覚えてない」
Bさん「アンタ何か可笑し気な事を言ってないかい?ナニしてたんだかよく分からなかったわ。二人だけの世界になってたもの」
あの日の22時から翌1時の記憶が無い。Cさん宅で目覚めて、まずケータイをチェック。まともな友達に猥褻なメールを送りつけていないか確かめたり、とんでもない写真を撮ってないか確かめたら、フロントイケメン君の写真が有った。あたしゃ何をやってたんだか。
その後にBさんから「11日は会社の観楓会」だと聞かされたけど、もう深酒なんか出来るわけがない。
11:30-18:30 クイックメイク23部屋
今日はBさん(60代前半・元スナックのママ)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Kさん(51歳・チビウザ子)と私の勤務。ハッキリ言ってKさんとベアのクジはハズレ。BさんとIちゃんのペアが羨ましくテンションが下がる。
だけどこの職場で、ぶんむくれていたりテンション低〜くいたりすると、ろくな目に遭わないという事を知っているし、そうじゃなくても私は人より風呂ラッキーを引き当てる事が多い(風呂ラッキーの女王)分、汚物に見舞われる事も多いんだもの。
でもでも、Kさんが「みかやんだとか仕事が早い人が手伝ってくれるのを疑問に思う」と話していたという事をさっきBさんから聞いたばかりで、どうしたって軽くムカつくのさ。
BさんはKさんに「みかやんみたいに仕事が早くてどんどん部屋を上げてくれる人を会社は大事にするけど、Kさんみたいに仕事が遅い人はハッキリ言って要らないんだわ」と言い返したそう。
今日は絶対に手伝わない!フロントから「遅い!」と苦情がきたら「Kさんがまだなんですよね〜」とアンニュイに答えよう!と心に決めた。
ところが敵もさるもので、絶対に手伝われたくないらしく、遅いなりにも死にものぐるいで仕事してたよ。勝手にして!って感じ。めんどくせえババアだよ(爆)。お互い喋らないからウザくなくていいのさ。フンだ!
と思いながら風呂掃除をしてたら、蛇口にスキンが結び付けられているのを発見してしまった。くおぉ!ホテルQ時代からの私の天敵じゃないかっ。男の力でガッチリと結ばれたスキンなんか、女子供にゃほどけやしないって。
前回は蛇口に巻かれたスキンをカッターで切ったものの、切る場所を間違えたばかりに中身がデローンと出て、白子臭が浴室に充満したんだった。素手でほどくのも気がひけるし。過去の失敗を思い出しながら、手にゴム手袋をしてチャレンジしてみたら、あっさりほどけて脱力した。
いつもの私なら、その日の相方に「ちょっと見て!」とか絶対言うのに、相手がKさんだったので言うのも面倒くさくて言わなかった。こんなテンションの日に「それはアレですか?コレですか?ソレなんですか?その場合はどうするんですか?ああするんですか?それともこうするんですか?」などと言われたら、間違いなくキレる。
でも言いたい(笑)。
昼休みにBさんに話した。
Bさん「えーっ?ゴム手袋でほどけたの?でもなんだって、そんな所に結んだんだろうね」
私「ホントですよ!オミクジじゃないんだから!結んで帰らないでよね(怒)!って感じです」
Iさん「オミクジてナニ?」
みかやん「あ・・・(Iちゃんも居たんだった)」
オミクジについての説明は他の人に任せた。
BさんはBさんで今日はIさんに「オリコウてナニ?」とか「ツイデてドンナノ?」「セカセカてドンナ?」とか「コセコセとチガウか?」と質問攻めにあって、疲れきっていた。
今日はBさんと組みたかった。
18時30分。仕事を終えるとKさんは凄い勢いで帰って行った。ガンガン進んで、バンバン連れ回したから、あのババアも疲れただろうな。てか、私も疲れた。
Bさん「そう言えば屋上で焼肉やった時、みかやんたらフロント子持ち君(28歳)の膝にちょこんと座って、ニコニコしながらずっと話してたわ。覚えてないっしょ?」
みかやん「は?それ私じゃなくて違う人じゃないですか?」
Bさん「やっぱり覚えてないの?すぐ言ったらみかやんの事だから照れてフニャフニャになると思ったから、ほとぼりがさめた頃に言うつもりだったの」
みかやん「そんなの今聞いたって照れてフニャフニャですよ〜。や、どーしよ〜?握ったりとか触ったりなんかはしてないですよね?ね?あ〜れ〜全然覚えてない」
Bさん「アンタ何か可笑し気な事を言ってないかい?ナニしてたんだかよく分からなかったわ。二人だけの世界になってたもの」
あの日の22時から翌1時の記憶が無い。Cさん宅で目覚めて、まずケータイをチェック。まともな友達に猥褻なメールを送りつけていないか確かめたり、とんでもない写真を撮ってないか確かめたら、フロントイケメン君の写真が有った。あたしゃ何をやってたんだか。
その後にBさんから「11日は会社の観楓会」だと聞かされたけど、もう深酒なんか出来るわけがない。
11:30-18:30 クイックメイク23部屋
今日はBさん(60代前半・元スナックのママ)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Kさん(51歳・チビウザ子)と私の勤務。ハッキリ言ってKさんとベアのクジはハズレ。BさんとIちゃんのペアが羨ましくテンションが下がる。
だけどこの職場で、ぶんむくれていたりテンション低〜くいたりすると、ろくな目に遭わないという事を知っているし、そうじゃなくても私は人より風呂ラッキーを引き当てる事が多い(風呂ラッキーの女王)分、汚物に見舞われる事も多いんだもの。
でもでも、Kさんが「みかやんだとか仕事が早い人が手伝ってくれるのを疑問に思う」と話していたという事をさっきBさんから聞いたばかりで、どうしたって軽くムカつくのさ。
BさんはKさんに「みかやんみたいに仕事が早くてどんどん部屋を上げてくれる人を会社は大事にするけど、Kさんみたいに仕事が遅い人はハッキリ言って要らないんだわ」と言い返したそう。
今日は絶対に手伝わない!フロントから「遅い!」と苦情がきたら「Kさんがまだなんですよね〜」とアンニュイに答えよう!と心に決めた。
ところが敵もさるもので、絶対に手伝われたくないらしく、遅いなりにも死にものぐるいで仕事してたよ。勝手にして!って感じ。めんどくせえババアだよ(爆)。お互い喋らないからウザくなくていいのさ。フンだ!
と思いながら風呂掃除をしてたら、蛇口にスキンが結び付けられているのを発見してしまった。くおぉ!ホテルQ時代からの私の天敵じゃないかっ。男の力でガッチリと結ばれたスキンなんか、女子供にゃほどけやしないって。
前回は蛇口に巻かれたスキンをカッターで切ったものの、切る場所を間違えたばかりに中身がデローンと出て、白子臭が浴室に充満したんだった。素手でほどくのも気がひけるし。過去の失敗を思い出しながら、手にゴム手袋をしてチャレンジしてみたら、あっさりほどけて脱力した。
いつもの私なら、その日の相方に「ちょっと見て!」とか絶対言うのに、相手がKさんだったので言うのも面倒くさくて言わなかった。こんなテンションの日に「それはアレですか?コレですか?ソレなんですか?その場合はどうするんですか?ああするんですか?それともこうするんですか?」などと言われたら、間違いなくキレる。
でも言いたい(笑)。
昼休みにBさんに話した。
Bさん「えーっ?ゴム手袋でほどけたの?でもなんだって、そんな所に結んだんだろうね」
私「ホントですよ!オミクジじゃないんだから!結んで帰らないでよね(怒)!って感じです」
Iさん「オミクジてナニ?」
みかやん「あ・・・(Iちゃんも居たんだった)」
オミクジについての説明は他の人に任せた。
BさんはBさんで今日はIさんに「オリコウてナニ?」とか「ツイデてドンナノ?」「セカセカてドンナ?」とか「コセコセとチガウか?」と質問攻めにあって、疲れきっていた。
今日はBさんと組みたかった。
18時30分。仕事を終えるとKさんは凄い勢いで帰って行った。ガンガン進んで、バンバン連れ回したから、あのババアも疲れただろうな。てか、私も疲れた。
ラブホ46日目:Cさんの罠
2005年10月7日 らぶほ211:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク11部屋
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とLさん(30代後半・元ホステス)と私の勤務。
1回目の風呂係の時は、排水溝の蓋の上にタンが吐かれてた。ゲロみたいに匂わないからいいけど、タンだってかなりキモい。泣く泣くシャワーでお湯をかけたけど、黙って見てるとタンが恐ろしくキモい様相に変化しながら流れていくので、完全に流れ去る頃まで見なかった。
2回目の風呂係の時は、運悪く循環風呂に当たり、マヌケなフロント補助係が風呂のドアを閉め切って放置していた為、完璧なまでに鍾乳洞化していた。力なく「ばばんばばんばんば〜ん♪」と歌いながら、バスタオルの端を持って天井へ振り上げた。
いつもならバスタオルが天井の水滴を吸うのに、あまりにも鍾乳洞化していた為、天井の水滴が落ちてきてズブ濡れになった。そこへDさんが様子を見に来てくれた。
「う〜わ〜。今迄で一番酷いわ。手伝うからちょっと待ってて」と言って、スロット台用の不安定な折りたたみ椅子と大量のバスタオルを持ってきてくれた。
二人とも頭からバスタオルをかぶり、Dさんがへっぴり腰で不安定な椅子に乗り、私が重心を低くして力一杯椅子を押さえた。絶対にヒトサマには見られたくない姿だ。Dさんは水滴が落ちないように静かに天井を拭いてくれたが、それでも水滴が降ってきて、二人で「うわーっ!冷たい!」「ぎゃーっ!冷たい!」と大騒ぎだった。
二人とも首は痛くなるわ、腕は上がらなくなるわ、疲労困憊のところでようやく休憩時間を迎えた。
休憩室はLさん大演説会になった。まぁよく喋る人だが、喋りが物凄くオバサンっぽい。元ホステスというより団地のオバサンって感じ。
「隣の婆さんは金持ってるからみんなに大事にされるけど、向かいの婆さんは金持ってないから、病気にでもなられたら迷惑かけられるって親戚も寄り付かない。これからは長生きしたかったら金持ってないばダメだ」とLさんは熱く語ってたけど、これが30代の話だろうか?
EさんとCさんは熱心にLさんの話を聞いていたが、Dさんと私はついていけなくて、コソコソと二人で別の話をしていた。
Dさん「Lさんて完全にオバサンだよね。みかやんみたいに若い友達の中に居る人とは違うわ。でもアレが普通の30代なのかい?違うよね?」
みかやん「向こうが普通かもね。クラス会とか行くと子供の話と旦那の話と夫婦の話でさ、あたしゃなんか話が合わなくて浮くんだ。若い友達と居る方がラクだよ」
Dさん「だって私とも普通に一番話しが合うもんね。Iさんも懐いてるし」
みかやん「いやいやいや。やっぱりLさんが特別地味だよ。50代60代の人に講演してるんだから、ホントは70代なんじゃない?」
Dさん「あはは!確かに!きっと中身は70代だよ」
それ以来、Lさんが何を話してもDさんと私は可笑しくて仕方なかった。
夕方、Dさんが「トイレ入りま〜す」とトイレに行って、満面の笑みで戻ってきた。
Dさん「こないだCさんとベッド組んでたら、Cさんがモジモジしてたから、トイレなら行きな!ってトイレへ行かせたんだ。小だと思ってたら大でさ、掃除もしてくれてなかったのさ」
みかやん「えー!トイレ使ったら掃除して出てくるよねぇ。客室なんだもの」
Dさん「私がトイレ係だったから掃除に入ったんだ。そしたら臭くてめっちゃウケたよ。掃除もしないで出てきたのにもウケたけど、臭いのにウケまくったさ」
みかやん「それ笑うところじゃなくない?」
Dさん「あんまりウケたからEさんに話したら、Eさんも被害者だったさ」
みかやん「Cさんてば汚物や匂いには完全に麻痺してるよね。さすが元看護師!でもねぇ」
Dさん「Eさんは”誰だか分かんないお客さんのより、犯人が分かってる方がキツい”って」
みかやん「あはは!そりゃ確かに」
Dさん「ね?ウケるでしょ?」
みかやん「けど、私には無理。罠とか嫌がらせじゃないにしても無理」
Dさん「だって、つらっと”お待たせ〜”ってトイレから出て来られたら、臭いなんて思わないでしょ?ところがもう鼻曲がったからね。みかやんもそのうちCさんの被害に遭うよ」
みかやん「やーっ!怖い怖い怖い怖い。無理無理無理無理」
Cさんてば油断し過ぎだよ。お願いだから私と組んだ時は勘弁してって感じ。
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とLさん(30代後半・元ホステス)と私の勤務。
1回目の風呂係の時は、排水溝の蓋の上にタンが吐かれてた。ゲロみたいに匂わないからいいけど、タンだってかなりキモい。泣く泣くシャワーでお湯をかけたけど、黙って見てるとタンが恐ろしくキモい様相に変化しながら流れていくので、完全に流れ去る頃まで見なかった。
2回目の風呂係の時は、運悪く循環風呂に当たり、マヌケなフロント補助係が風呂のドアを閉め切って放置していた為、完璧なまでに鍾乳洞化していた。力なく「ばばんばばんばんば〜ん♪」と歌いながら、バスタオルの端を持って天井へ振り上げた。
いつもならバスタオルが天井の水滴を吸うのに、あまりにも鍾乳洞化していた為、天井の水滴が落ちてきてズブ濡れになった。そこへDさんが様子を見に来てくれた。
「う〜わ〜。今迄で一番酷いわ。手伝うからちょっと待ってて」と言って、スロット台用の不安定な折りたたみ椅子と大量のバスタオルを持ってきてくれた。
二人とも頭からバスタオルをかぶり、Dさんがへっぴり腰で不安定な椅子に乗り、私が重心を低くして力一杯椅子を押さえた。絶対にヒトサマには見られたくない姿だ。Dさんは水滴が落ちないように静かに天井を拭いてくれたが、それでも水滴が降ってきて、二人で「うわーっ!冷たい!」「ぎゃーっ!冷たい!」と大騒ぎだった。
二人とも首は痛くなるわ、腕は上がらなくなるわ、疲労困憊のところでようやく休憩時間を迎えた。
休憩室はLさん大演説会になった。まぁよく喋る人だが、喋りが物凄くオバサンっぽい。元ホステスというより団地のオバサンって感じ。
「隣の婆さんは金持ってるからみんなに大事にされるけど、向かいの婆さんは金持ってないから、病気にでもなられたら迷惑かけられるって親戚も寄り付かない。これからは長生きしたかったら金持ってないばダメだ」とLさんは熱く語ってたけど、これが30代の話だろうか?
EさんとCさんは熱心にLさんの話を聞いていたが、Dさんと私はついていけなくて、コソコソと二人で別の話をしていた。
Dさん「Lさんて完全にオバサンだよね。みかやんみたいに若い友達の中に居る人とは違うわ。でもアレが普通の30代なのかい?違うよね?」
みかやん「向こうが普通かもね。クラス会とか行くと子供の話と旦那の話と夫婦の話でさ、あたしゃなんか話が合わなくて浮くんだ。若い友達と居る方がラクだよ」
Dさん「だって私とも普通に一番話しが合うもんね。Iさんも懐いてるし」
みかやん「いやいやいや。やっぱりLさんが特別地味だよ。50代60代の人に講演してるんだから、ホントは70代なんじゃない?」
Dさん「あはは!確かに!きっと中身は70代だよ」
それ以来、Lさんが何を話してもDさんと私は可笑しくて仕方なかった。
夕方、Dさんが「トイレ入りま〜す」とトイレに行って、満面の笑みで戻ってきた。
Dさん「こないだCさんとベッド組んでたら、Cさんがモジモジしてたから、トイレなら行きな!ってトイレへ行かせたんだ。小だと思ってたら大でさ、掃除もしてくれてなかったのさ」
みかやん「えー!トイレ使ったら掃除して出てくるよねぇ。客室なんだもの」
Dさん「私がトイレ係だったから掃除に入ったんだ。そしたら臭くてめっちゃウケたよ。掃除もしないで出てきたのにもウケたけど、臭いのにウケまくったさ」
みかやん「それ笑うところじゃなくない?」
Dさん「あんまりウケたからEさんに話したら、Eさんも被害者だったさ」
みかやん「Cさんてば汚物や匂いには完全に麻痺してるよね。さすが元看護師!でもねぇ」
Dさん「Eさんは”誰だか分かんないお客さんのより、犯人が分かってる方がキツい”って」
みかやん「あはは!そりゃ確かに」
Dさん「ね?ウケるでしょ?」
みかやん「けど、私には無理。罠とか嫌がらせじゃないにしても無理」
Dさん「だって、つらっと”お待たせ〜”ってトイレから出て来られたら、臭いなんて思わないでしょ?ところがもう鼻曲がったからね。みかやんもそのうちCさんの被害に遭うよ」
みかやん「やーっ!怖い怖い怖い怖い。無理無理無理無理」
Cさんてば油断し過ぎだよ。お願いだから私と組んだ時は勘弁してって感じ。
ラブホ45日目:貰いゲロ
2005年10月6日 らぶほ2昨夜、Bさんから電話がきた。明日は勤務表上では私とウザKさんの二人になっているが、新人Lさんも出番なので、「ウザKがまた出しゃばるようならビシッと言ってやりなさい」との事。だけど昨日、既にBさんがウザKにキツいお灸をすえたそうだ。
Bさんは「まぁ51歳にもなって、あんなはんかくさい女、初めてみたわ。言いたい事は全部言ったけど、”そうですか”で終わったんだよ。スミマセンの一言も無いのさ」と怒り狂っていたけど、私は”はんかくさい”という言葉を久々に聞いた事に感動していた。
11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク11部屋
今日はKさん(51歳・チビウザ子)とLさん(30代後半・元ホステス)と私との3人勤務。一昨日は新人M君が出勤だったので、仕事を教える為に新人M君にEさんとCさんがついて、残ったKさんとLさんでベアになったそうだ。本来ならKさんとLさんの新人同士をペアにはしないが、仕方なかったらしい。
んで、一昨日に新人同士助け合って組んだせいか、KさんとLさんがめっちゃ仲良くて、何となく疎外感を感じていた。Lさんはホステス上がりだけあって話好きで、私にも話しかけてはくれたけど。
Lさんのお友達がホテルKで働いていたFJさんだったそうだ。ホテルKと言えば、先輩Hさんの異動先で、フロントF氏が長く働いていたところで、ホテルQの改装中はOくんもお世話になったところだ。懐かしい、あまりにも懐かしい。
Lさん「FJさんが”こんなラクな仕事は他にないわ。3人でやってたけど3人で充分。暇で暇で”って言ってから、ラブホで働く事にしたのに全然忙しいんだもの。FJさんに騙されたよ」
みかやん「だってホテルKって特別に暇な所だもの。部屋だって9部屋しかないんだよ。私の先輩と後輩も寝たり起きたりしながら働いてるって言ってたもの」
Lさん「9部屋って!ココの6分の1じゃない!そんなラブホも有るんだぁ。それじゃ暇なハズだよねぇ。私もそーゆー小さいラブホへ行けば良かった。ココは大き過ぎるよね」
みかやん「ねえ・・・」
ホテルQ時代を思い出すと、何だかホームシックみたいな気持ちになる。
次の部屋ではKさんとベッド組み。大した話もしなけど、Kさんて結構独り言が多い。相づちしていいやら悩むよ。「あれ?スタンドどこ行った?あぁコレだ。いや違ったコレはタクシーだった」とか言ってたけど意味が分からない。
タクシーって何?と思ってよく考えたら、ベッドの枕元に置いてあるバイアグラの仲間”MAX”の広告の事じゃないか。マックスをタクシーだなんて。でも相手がKさんなので笑えなかった。
次の部屋では私が風呂係。部屋に入ったとたん、物凄い中華料理の匂いがした。
みかやん「うわっ!コレ中華の匂いだよね」
Lさん「何かは分からないけど絶対中華料理の匂いだわ」
なんて話しながら、私はいそいそと「何も〜言わずに〜気持ち〜通じ合えたら〜多分〜素晴らし〜いだろ〜お〜お〜(中華料理/山崎まさよし)」と鼻歌を歌いながら風呂へ向かった。
風呂にも中華料理の匂いが充満していた。しかし軽く酸っぱいような匂いMIXバージョンではないか。辺りを見回しても怪しいモノは無いが、もしや?と恐る恐る排水溝の蓋を開けてみたら、おじや状になったご飯がてんこ盛りになっていたではないか。
思わず「うわっ!ゲロご飯だぁ」と叫ぶと、洗面係だったKさんが風呂に入って来た。Kさんは「うわっ!臭っ!」と叫んで、凄い勢いでトイレへ駆け込み「うえっ!おえっ!」と言いながら口元を押さえて涙目になっていた。
Kさんは「危なかった〜。もうちょっとで本当に貰いゲロするとこだった。酷い匂いだもの。おえっ!あぁダメ。今度は思い出しゲロしそう」と言いながら、今にも吐きそうな様子。そういや私は最近風邪気味で犬並みの嗅覚が働かなかった。良かった。
そうじゃない。風呂にはまだてんこ盛りのゲロご飯が有る。辞めたAさんのようにゴム手袋をして、大量のティッシュでゲロご飯をつかんだ。一度で取りきれなかった残飯は「ごめん」と言いながらシャワーのお湯をかけたら、残飯は無事流れてくれたけど、今度は匂いが上がってきて酷く臭い(泣)。
ゲロはトイレで吐くか、汚物入れにでも吐いて持ち帰って欲しいものだわ。これで暫く中華料理とおじやは食べられない身体になってしまいましたとさ。
Bさんは「まぁ51歳にもなって、あんなはんかくさい女、初めてみたわ。言いたい事は全部言ったけど、”そうですか”で終わったんだよ。スミマセンの一言も無いのさ」と怒り狂っていたけど、私は”はんかくさい”という言葉を久々に聞いた事に感動していた。
11:30-18:00 本メイク5部屋+クイックメイク11部屋
今日はKさん(51歳・チビウザ子)とLさん(30代後半・元ホステス)と私との3人勤務。一昨日は新人M君が出勤だったので、仕事を教える為に新人M君にEさんとCさんがついて、残ったKさんとLさんでベアになったそうだ。本来ならKさんとLさんの新人同士をペアにはしないが、仕方なかったらしい。
んで、一昨日に新人同士助け合って組んだせいか、KさんとLさんがめっちゃ仲良くて、何となく疎外感を感じていた。Lさんはホステス上がりだけあって話好きで、私にも話しかけてはくれたけど。
Lさんのお友達がホテルKで働いていたFJさんだったそうだ。ホテルKと言えば、先輩Hさんの異動先で、フロントF氏が長く働いていたところで、ホテルQの改装中はOくんもお世話になったところだ。懐かしい、あまりにも懐かしい。
Lさん「FJさんが”こんなラクな仕事は他にないわ。3人でやってたけど3人で充分。暇で暇で”って言ってから、ラブホで働く事にしたのに全然忙しいんだもの。FJさんに騙されたよ」
みかやん「だってホテルKって特別に暇な所だもの。部屋だって9部屋しかないんだよ。私の先輩と後輩も寝たり起きたりしながら働いてるって言ってたもの」
Lさん「9部屋って!ココの6分の1じゃない!そんなラブホも有るんだぁ。それじゃ暇なハズだよねぇ。私もそーゆー小さいラブホへ行けば良かった。ココは大き過ぎるよね」
みかやん「ねえ・・・」
ホテルQ時代を思い出すと、何だかホームシックみたいな気持ちになる。
次の部屋ではKさんとベッド組み。大した話もしなけど、Kさんて結構独り言が多い。相づちしていいやら悩むよ。「あれ?スタンドどこ行った?あぁコレだ。いや違ったコレはタクシーだった」とか言ってたけど意味が分からない。
タクシーって何?と思ってよく考えたら、ベッドの枕元に置いてあるバイアグラの仲間”MAX”の広告の事じゃないか。マックスをタクシーだなんて。でも相手がKさんなので笑えなかった。
次の部屋では私が風呂係。部屋に入ったとたん、物凄い中華料理の匂いがした。
みかやん「うわっ!コレ中華の匂いだよね」
Lさん「何かは分からないけど絶対中華料理の匂いだわ」
なんて話しながら、私はいそいそと「何も〜言わずに〜気持ち〜通じ合えたら〜多分〜素晴らし〜いだろ〜お〜お〜(中華料理/山崎まさよし)」と鼻歌を歌いながら風呂へ向かった。
風呂にも中華料理の匂いが充満していた。しかし軽く酸っぱいような匂いMIXバージョンではないか。辺りを見回しても怪しいモノは無いが、もしや?と恐る恐る排水溝の蓋を開けてみたら、おじや状になったご飯がてんこ盛りになっていたではないか。
思わず「うわっ!ゲロご飯だぁ」と叫ぶと、洗面係だったKさんが風呂に入って来た。Kさんは「うわっ!臭っ!」と叫んで、凄い勢いでトイレへ駆け込み「うえっ!おえっ!」と言いながら口元を押さえて涙目になっていた。
Kさんは「危なかった〜。もうちょっとで本当に貰いゲロするとこだった。酷い匂いだもの。おえっ!あぁダメ。今度は思い出しゲロしそう」と言いながら、今にも吐きそうな様子。そういや私は最近風邪気味で犬並みの嗅覚が働かなかった。良かった。
そうじゃない。風呂にはまだてんこ盛りのゲロご飯が有る。辞めたAさんのようにゴム手袋をして、大量のティッシュでゲロご飯をつかんだ。一度で取りきれなかった残飯は「ごめん」と言いながらシャワーのお湯をかけたら、残飯は無事流れてくれたけど、今度は匂いが上がってきて酷く臭い(泣)。
ゲロはトイレで吐くか、汚物入れにでも吐いて持ち帰って欲しいものだわ。これで暫く中華料理とおじやは食べられない身体になってしまいましたとさ。
ラブホ44日目:「うへへ」って
2005年10月2日 らぶほ211:30-18:30 クイックメイク20部屋
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の変則勤務。今日は日曜なので、本来なら11時出勤だがCさんと私のベアだけ30分遅れの出勤だった。
Cさんといつもどおり「ありがとう」「すみません」と声を掛け合いながら仕事をした。手伝って貰ったら「ありがとう」、迷惑かけたら「すみません」、考える余地もなく当たり前の事なのに、51歳になっても出来ない人(Kさん)がいるんだからビックリだよ。
Cさんに一連のKさん(50代前半・145cmウザ子)にまつわる話をした。
みかやん「てなわけでさ、猛省したんだ。Cさんもブチギレる前に私の改善点を言ってね。真摯に受け止めるから」
Cさん「なんもさ。みかやんがみんなに可愛がられるのは先輩を立てるからだよ。Kさんみたいな生意気な事してたら、そのうち居られなくなるわ。Kさんがわちの前で生意気な事をしたら、わちなんかただじゃおかないよ」
みかやん「いやいや、女の職場が久しぶりでさ。いろいろと気遣いが足りなかったよ。男の子でも居ればクッションになっていいんだけどねぇ。男の子はサッパリしてていいよ」
Cさん「うちの班に入った男の子、たいしためんこいんだわ。だけどもおとなしい感じなんだよね」
なんて話しながらベッドを組もうとしたら、おねしょマットに大きな血のシミ。
みかやん「あれ?こう見えて洗ってあるんだわ」
Cさん「渇いてしまってから水洗いだけでないの?これだら洗ったうちに入らないわ」
みかやん「ちょっと甘いよね。漂白剤なりマジックリンなりつけないとねぇ」
Cさん「そうそう!病院でも血にマジックリン使ってたもの」
おねしょマットの洗濯はフロントの仕事だし、ケチをつけるワケにもいかないので「洗ってある。こう見えて洗濯済み」と言い聞かせて、普通にベッドを組んだ。
ところが次の次の部屋には血がつきたてホヤホヤのおねしょマットが剥き出しになっていた。さすがに目をつぶってその上にベッドを組むわけには行かないので、当然取り替えた。最近、フロント陣の仕事やり残しがめっちゃ多い。
ポットのお湯を捨て忘れてたり、洗顔セット等を置き忘れてたり、ベッドを組もうとしたらシーツが無かったり。みんな「新人フロントの陰気渦巻きの仕業ね!」と思ってる。
休憩中、フロント可愛い人に我がB班の新人M君について聞いてみると「ジャニーズのね、V6のね、えーと、名前忘れたけどV6の人に似てる」という返事。キャーッ!岡田君似だったらどうしよう!けど、名前忘れるぐらいだからイノッチか、森田君じゃなくて坂本君でも三宅君でもないあの人!私も名前を忘れたよ。
相変わらず陰気渦巻き君は瞑想中で、それを確認の上でCさんが「今日、ポットのお湯の捨て忘れが凄く多かった」とボヤいたら、突然陰気渦巻き君が瞑想から覚めて「忘れてましたか。すみません。気をつけます」と口を開いたので一同ビックリ。
いつも深い瞑想に入ってると思ってたら、うちらの話を聞いてたのかい。
今日最後の部屋へ移動しようとしたら、隣の部屋の入口に若い女性が立っていたので、私達は部屋から出るに出られずにいたが、その間にも刻々と時間は過ぎていく。「あぁ最後の部屋を13分で上げなければ。12分で上げなければ」と焦った。
デリヘル嬢らしい女性は何をしているかと思えば、懸命にドアをノックしてるではないか。「ドアの横にピンポンついてるから押してよね」と私が思うより先に、Cさんが女性に「ピンポン押したらどうですか。うへへ」と声をかけた。
女性は私達の方を見てにっこりと微笑んで「ドアベルついてたんですね。すみません」と言った。なんて上玉!とも驚いたけど、Cさんの突飛な行動には時々驚かされる。Cさんクラスのおトシになると怖いもの無しなのね。でもアンタ「うへへ」って。
萎える私を尻目にCさんは「ほれ、あの人、ほれ。商売の人だべさ?普段から商売やってればドアにピンポン付いてる事ぐらい分かるべさね。あれっ?もしかして商売の人でなくて、ただのお連れさんだったんだべか?やんやわちだら、どうするべか。まぁいいさね。へへへへ。うへへへ」と笑ってた。
ま、CさんらしいっちゃあCさんらしいよ。でも脱力した。
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の変則勤務。今日は日曜なので、本来なら11時出勤だがCさんと私のベアだけ30分遅れの出勤だった。
Cさんといつもどおり「ありがとう」「すみません」と声を掛け合いながら仕事をした。手伝って貰ったら「ありがとう」、迷惑かけたら「すみません」、考える余地もなく当たり前の事なのに、51歳になっても出来ない人(Kさん)がいるんだからビックリだよ。
Cさんに一連のKさん(50代前半・145cmウザ子)にまつわる話をした。
みかやん「てなわけでさ、猛省したんだ。Cさんもブチギレる前に私の改善点を言ってね。真摯に受け止めるから」
Cさん「なんもさ。みかやんがみんなに可愛がられるのは先輩を立てるからだよ。Kさんみたいな生意気な事してたら、そのうち居られなくなるわ。Kさんがわちの前で生意気な事をしたら、わちなんかただじゃおかないよ」
みかやん「いやいや、女の職場が久しぶりでさ。いろいろと気遣いが足りなかったよ。男の子でも居ればクッションになっていいんだけどねぇ。男の子はサッパリしてていいよ」
Cさん「うちの班に入った男の子、たいしためんこいんだわ。だけどもおとなしい感じなんだよね」
なんて話しながらベッドを組もうとしたら、おねしょマットに大きな血のシミ。
みかやん「あれ?こう見えて洗ってあるんだわ」
Cさん「渇いてしまってから水洗いだけでないの?これだら洗ったうちに入らないわ」
みかやん「ちょっと甘いよね。漂白剤なりマジックリンなりつけないとねぇ」
Cさん「そうそう!病院でも血にマジックリン使ってたもの」
おねしょマットの洗濯はフロントの仕事だし、ケチをつけるワケにもいかないので「洗ってある。こう見えて洗濯済み」と言い聞かせて、普通にベッドを組んだ。
ところが次の次の部屋には血がつきたてホヤホヤのおねしょマットが剥き出しになっていた。さすがに目をつぶってその上にベッドを組むわけには行かないので、当然取り替えた。最近、フロント陣の仕事やり残しがめっちゃ多い。
ポットのお湯を捨て忘れてたり、洗顔セット等を置き忘れてたり、ベッドを組もうとしたらシーツが無かったり。みんな「新人フロントの陰気渦巻きの仕業ね!」と思ってる。
休憩中、フロント可愛い人に我がB班の新人M君について聞いてみると「ジャニーズのね、V6のね、えーと、名前忘れたけどV6の人に似てる」という返事。キャーッ!岡田君似だったらどうしよう!けど、名前忘れるぐらいだからイノッチか、森田君じゃなくて坂本君でも三宅君でもないあの人!私も名前を忘れたよ。
相変わらず陰気渦巻き君は瞑想中で、それを確認の上でCさんが「今日、ポットのお湯の捨て忘れが凄く多かった」とボヤいたら、突然陰気渦巻き君が瞑想から覚めて「忘れてましたか。すみません。気をつけます」と口を開いたので一同ビックリ。
いつも深い瞑想に入ってると思ってたら、うちらの話を聞いてたのかい。
今日最後の部屋へ移動しようとしたら、隣の部屋の入口に若い女性が立っていたので、私達は部屋から出るに出られずにいたが、その間にも刻々と時間は過ぎていく。「あぁ最後の部屋を13分で上げなければ。12分で上げなければ」と焦った。
デリヘル嬢らしい女性は何をしているかと思えば、懸命にドアをノックしてるではないか。「ドアの横にピンポンついてるから押してよね」と私が思うより先に、Cさんが女性に「ピンポン押したらどうですか。うへへ」と声をかけた。
女性は私達の方を見てにっこりと微笑んで「ドアベルついてたんですね。すみません」と言った。なんて上玉!とも驚いたけど、Cさんの突飛な行動には時々驚かされる。Cさんクラスのおトシになると怖いもの無しなのね。でもアンタ「うへへ」って。
萎える私を尻目にCさんは「ほれ、あの人、ほれ。商売の人だべさ?普段から商売やってればドアにピンポン付いてる事ぐらい分かるべさね。あれっ?もしかして商売の人でなくて、ただのお連れさんだったんだべか?やんやわちだら、どうするべか。まぁいいさね。へへへへ。うへへへ」と笑ってた。
ま、CさんらしいっちゃあCさんらしいよ。でも脱力した。
ラブホ43日目:初ギレ
2005年10月1日 らぶほ211:30-18:00 クイック19部屋+ベッドのみ1部屋+待合室
今日はBさん(60代前半・元スナックのママ)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Kさん(50代前半・145cmウザ子)と私で、クイックメイクの日。
IさんとKさんはギリギリの時間に出勤してくるが、Bさんと私は出勤が早いので少し話をした。
Bさん「我がB班に、21歳の男の子(M君)が入ったの。めんこいんだわぁ」
みかやん「そうなんですか♪」
Bさん「仕事も覚えてくれてちゃんと出来てるのに、あのウザ子(Kさん)が、自分の仕事もそっちのけで、M君につきっきりなのよ。誰も頼んでないし、ウザ子だって新人なのに、何やってんだか。私、風呂掃除してたんだけど、ウザ子のうるさい声が聞こえたから風呂から出たの。そしたら”あとはBさんに聞いて”ってM君に言ったのよ。ずうずうしいわぁ」
Bさん「今の若い子なんか特にウザいのが嫌でしょ。私はM君に仕事を教えるのを放棄してたんじゃなくて、M君がちゃんと仕事が出来てたから、安心して目を離してたのよ。初日と2日目でEさんと私がきっちり仕事を教えたんだから、仕事の後にチェックしてあげればいいでしょ。それを新人ウザ子が出しゃばるもんだから、本気でムカついたわ」
う〜わ〜。どっかで聞いた話。前のラブホで”お喋り”とか”PTA”と呼ばれてた、あのイカレ腐れ女とおんなじじゃん!俄然ムカついた。
みかやん「それはムカつきますね!自分、新人なんだから先輩に任せればいいじゃないですか!しかも初日じゃないなら、明らかに違う事をしてた時に注意したり、質問された時に答えればいいじゃないですかっ!3日目の新人に、何で半月やそこらの新人が手取り足取り教えなきゃならないんですか。出しゃばりにも程がありますね。Bさんにも失礼ですよ!」
みかやん「新人Lさんにも偉そうに仕事を教えて”Kさんてベテランだと思ってた”なんて言われて、調子に乗りやがったんですよ。身の程をわきまえろ!とガツンと言ってやって下さい。ウザいだけだと思ってたらとんだ勘違い女じゃないですか!あの手の女は放っておいたら即のさばりますよ。Bさん相手にナメた真似して、パッと出の女が何様気取りですかっ!」
Bさん「ど、どうしたの?急に」
みかやん「あ・・・。生意気言ってすみません。前のラブホにも同じタイプのイカレ女が居て、何でも知りたがって聞きかじりの知識を後輩達にひけらかしたり、本人も新人なのに先輩を差し置いて出しゃばってばかりで、度が過ぎていたので本気でムカついていて」
Bさん「あんなの他にも居るの?私はKさんみたいな出しゃばりでウザい女は他に居ないと思ってたわ」
そこへKさんが出勤して来たので、話を中断したが、私は激高のあまり鼻息が荒いまま。こんな日に限って何故、私とKさんのペアなんだか。部屋に着いた頃には萎え萎えだったけど、当たり障りの無い話を振ってみたさ。
みかやん「なんか今日、久しぶりに暑いよね」
ウザK「・・・」
みかやん「あと3部屋ぐらいでお昼だね」
ウザK「・・・」
ヲイ!シカトかよっ!そのくせ、Kさんは私にウザい話を振ってくるのに、私の発言は丸無視だよ。耳が悪いんだか、仕事で精一杯なんだか。
部屋掃除用バッグに掛けて持ち歩いている部屋掃除用洗剤が無くなっていると、ウザKが騒ぎ出した。部屋掃除をした人が次の部屋まで部屋掃除用バッグを持って歩くんだから、無くした犯人、お前じゃん!と思ってたんだけど。
あのババアは「部屋用洗剤、どこに置きました?無いんですけど。どこかに忘れました?どこに置きました?どこかに置き忘れたんですか?どこですか?前の部屋ですか?前の前の部屋ですか?無いんですけど。私が探してきますか?どうしますか?どうしたらいいでしょう?」と、ほざきやがった。
何を根拠に私を犯人扱いするんだか。明らかに犯人お前だよ。それを「アンタが無くしたけど、私が探してこようか?」って言い方をしやがった。
はい。ブチギレました〜。イエーイ!
違う。激しく自己嫌悪。こんな時は仕事に精を出すしかない。最後の部屋でKさんは「今日は殆どの部屋のトイレ掃除をやって貰って、ゴメンね〜。や、ごめんねって言うのか何なのか・・・」だとさ。51歳にもなって、そんな事も分かんないのか。
あーあー。最低だよ。お互いに。
今日はBさん(60代前半・元スナックのママ)とIさん(20代前半・中国育ちの韓国人)、Kさん(50代前半・145cmウザ子)と私で、クイックメイクの日。
IさんとKさんはギリギリの時間に出勤してくるが、Bさんと私は出勤が早いので少し話をした。
Bさん「我がB班に、21歳の男の子(M君)が入ったの。めんこいんだわぁ」
みかやん「そうなんですか♪」
Bさん「仕事も覚えてくれてちゃんと出来てるのに、あのウザ子(Kさん)が、自分の仕事もそっちのけで、M君につきっきりなのよ。誰も頼んでないし、ウザ子だって新人なのに、何やってんだか。私、風呂掃除してたんだけど、ウザ子のうるさい声が聞こえたから風呂から出たの。そしたら”あとはBさんに聞いて”ってM君に言ったのよ。ずうずうしいわぁ」
Bさん「今の若い子なんか特にウザいのが嫌でしょ。私はM君に仕事を教えるのを放棄してたんじゃなくて、M君がちゃんと仕事が出来てたから、安心して目を離してたのよ。初日と2日目でEさんと私がきっちり仕事を教えたんだから、仕事の後にチェックしてあげればいいでしょ。それを新人ウザ子が出しゃばるもんだから、本気でムカついたわ」
う〜わ〜。どっかで聞いた話。前のラブホで”お喋り”とか”PTA”と呼ばれてた、あのイカレ腐れ女とおんなじじゃん!俄然ムカついた。
みかやん「それはムカつきますね!自分、新人なんだから先輩に任せればいいじゃないですか!しかも初日じゃないなら、明らかに違う事をしてた時に注意したり、質問された時に答えればいいじゃないですかっ!3日目の新人に、何で半月やそこらの新人が手取り足取り教えなきゃならないんですか。出しゃばりにも程がありますね。Bさんにも失礼ですよ!」
みかやん「新人Lさんにも偉そうに仕事を教えて”Kさんてベテランだと思ってた”なんて言われて、調子に乗りやがったんですよ。身の程をわきまえろ!とガツンと言ってやって下さい。ウザいだけだと思ってたらとんだ勘違い女じゃないですか!あの手の女は放っておいたら即のさばりますよ。Bさん相手にナメた真似して、パッと出の女が何様気取りですかっ!」
Bさん「ど、どうしたの?急に」
みかやん「あ・・・。生意気言ってすみません。前のラブホにも同じタイプのイカレ女が居て、何でも知りたがって聞きかじりの知識を後輩達にひけらかしたり、本人も新人なのに先輩を差し置いて出しゃばってばかりで、度が過ぎていたので本気でムカついていて」
Bさん「あんなの他にも居るの?私はKさんみたいな出しゃばりでウザい女は他に居ないと思ってたわ」
そこへKさんが出勤して来たので、話を中断したが、私は激高のあまり鼻息が荒いまま。こんな日に限って何故、私とKさんのペアなんだか。部屋に着いた頃には萎え萎えだったけど、当たり障りの無い話を振ってみたさ。
みかやん「なんか今日、久しぶりに暑いよね」
ウザK「・・・」
みかやん「あと3部屋ぐらいでお昼だね」
ウザK「・・・」
ヲイ!シカトかよっ!そのくせ、Kさんは私にウザい話を振ってくるのに、私の発言は丸無視だよ。耳が悪いんだか、仕事で精一杯なんだか。
部屋掃除用バッグに掛けて持ち歩いている部屋掃除用洗剤が無くなっていると、ウザKが騒ぎ出した。部屋掃除をした人が次の部屋まで部屋掃除用バッグを持って歩くんだから、無くした犯人、お前じゃん!と思ってたんだけど。
あのババアは「部屋用洗剤、どこに置きました?無いんですけど。どこかに忘れました?どこに置きました?どこかに置き忘れたんですか?どこですか?前の部屋ですか?前の前の部屋ですか?無いんですけど。私が探してきますか?どうしますか?どうしたらいいでしょう?」と、ほざきやがった。
何を根拠に私を犯人扱いするんだか。明らかに犯人お前だよ。それを「アンタが無くしたけど、私が探してこようか?」って言い方をしやがった。
はい。ブチギレました〜。イエーイ!
違う。激しく自己嫌悪。こんな時は仕事に精を出すしかない。最後の部屋でKさんは「今日は殆どの部屋のトイレ掃除をやって貰って、ゴメンね〜。や、ごめんねって言うのか何なのか・・・」だとさ。51歳にもなって、そんな事も分かんないのか。
あーあー。最低だよ。お互いに。
コメントをみる |

ラブホ42日目:火曜の罠
2005年9月27日 らぶほ211:00-18;00 本メイク5部屋+クイックメイク11部屋
出勤すると、玄関の前でBさん(60代・元スナックのママ)が私を待っていた。何故か、BさんにもEさんにも待ち伏せされる。
Bさん「昨日、Kさんウザくなかった?」
みかやん「何て言うか、わりと?や、少し?うーんと、何となく?」
(私のこーゆー煮え切らない言い方に、Kさんはイラつくのかもね。反省)
Bさん「やっぱりウザかったんだ。どうでもいい事しつこく聞いてきてウザくて仕方ないわ。子供じゃないんだからさ」
って事で、BさんがKさんにつけたあだ名は「ウザ子」。「渦巻き」ほどインパクトは無いけど的確。
今日はBさん&新人Lさん(30代後半・既婚者)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)&私とで、本メイクスタートの日。
部屋へ入ると、Dさんが先日Iさんに逆ギレされた話をした。
Dさん「本メイクの時、Iさんが風呂洗剤を全然使ってなかったから”洗剤持って風呂に入った方がいいよ”って言って、わざわざ風呂の入口に風呂洗剤を置いてあげたんだ。そしたらIさんが無言でバタン!って風呂の戸を閉めて、それっきりさ。ビックリした」
みかやん「ええーっ!そりゃビックリだね。”Iさんに逆ギレされた”としか聞いてなかったよ〜」
Dさん「こっちは、叱ったり注意したりじゃなくて、軽くアドバイスしたのに、ドアをバタン!だもん。ムカついたよ。もうね、持て余した」
みかやん「でも、その翌々日に本人がめっちゃ反省してたんだ。”みんなに嫌われたくないから仕事頑張る”みたいな事を言って、その日はきっちり仕事をしてたの。だから許してあげて〜。本人もあんな事をしてたら嫌われるって気がついたと思うんだ。Dさんよりトシは上だけど、しっかり者のDさんと違って、相手は結構子供だから」
Dさん「へえぇ。そうなんだ。でも・・・」
イカン。思い出し怒りされる前に話を逸らさなければ!
みかやん「こないだ本メイクの時、CさんもKさんに”風呂の本メイクの時は、もっとライポンつけた方がいいよ”ってアドバイスしたんだ。風呂なのにライポンだってさ」
Dさん「またライポンって言ったんだ。あはははー!」
その後、Dさんは「メイシャ(Iさんが私をこう呼ぶ)は、相変わらず仕事が早いねぇ」なんて言って機嫌回復。良かった良かった。てか、Dさんも仕事が早い人だから、Dさんと組んだ日は80%ぐらいの力で結構真剣に働いてるのよ。
普段いかに手抜きしてるかバレバレだけど、マックススピードは12月の為に温存してるの。と、言っておこう。
ラブホで深夜に働いてた時は「昼間なんか満室になる事ないだろうから、ゆっくり仕事が出来るんだろうね。暇そうで羨ましいわ〜」と思ってたけど、昼間にラブホで働いてみたら「夜なんか満室になったら暇なんだろうね〜。どうやって暇を潰してるんだろ?ナイトはラクそうでいいわぁ」と思われてる。
とんでもない。夜中に満室の時は部屋が空いたら「5分で部屋上げろ!」って言われてたんだから。そりゃもう死にものぐるいでマックススピードを身につけたわよ。結局、ラブホは昼も夜も忙しいって事ね。
Dさんと組んだ日は真面目に働くので、疲れるんだけど、何か変に疲れると感じていた。
Dさん「今日さ、何か変じゃない?」
みかやん「絶対変だよね!洗い物がめっちゃ多いし、床は毛だらけだし、風呂には垢の輪が付いてるし」
Dさん「サウナ使ってたり、マット使ってたり。これって全部、土日祝日に起こる現象だよね?でも、今日って普通に平日だよね?」
みかやん「あ、そうだ!前のラブホじゃ、火曜に忙しいのを”美容師さんとデパートで働いてる人の仕業”って言ってたよ」
Dさん「そっかー!給料日後の火曜日で、サービス業の人達が泊まってったからなんだ。なるほどねぇ。金曜に比べたら火曜や水曜の方が絶対忙しいよね。暇で2時に早帰りさせられた時も金曜だったもの」
みかやん「2時ーっ?!」
11時半に出勤して14時に早帰りって、たった2時間半て。仕事はラクだし、メンバーにも恵まれて、今まで働いた中では最高の職場だと思うけど、唯一の難点は早帰りさせられる事だ。
度々30分〜1時間の早帰りが有るから、給料貰ったら少なくてビックリしたもの。
あぁ遊べない。ぶっちゃけ今、おごってくれる人としか遊べてない。ごめんよ>○斗君、怪君。やっぱりまた掛け持ちしよっかなぁ。
出勤すると、玄関の前でBさん(60代・元スナックのママ)が私を待っていた。何故か、BさんにもEさんにも待ち伏せされる。
Bさん「昨日、Kさんウザくなかった?」
みかやん「何て言うか、わりと?や、少し?うーんと、何となく?」
(私のこーゆー煮え切らない言い方に、Kさんはイラつくのかもね。反省)
Bさん「やっぱりウザかったんだ。どうでもいい事しつこく聞いてきてウザくて仕方ないわ。子供じゃないんだからさ」
って事で、BさんがKさんにつけたあだ名は「ウザ子」。「渦巻き」ほどインパクトは無いけど的確。
今日はBさん&新人Lさん(30代後半・既婚者)、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)&私とで、本メイクスタートの日。
部屋へ入ると、Dさんが先日Iさんに逆ギレされた話をした。
Dさん「本メイクの時、Iさんが風呂洗剤を全然使ってなかったから”洗剤持って風呂に入った方がいいよ”って言って、わざわざ風呂の入口に風呂洗剤を置いてあげたんだ。そしたらIさんが無言でバタン!って風呂の戸を閉めて、それっきりさ。ビックリした」
みかやん「ええーっ!そりゃビックリだね。”Iさんに逆ギレされた”としか聞いてなかったよ〜」
Dさん「こっちは、叱ったり注意したりじゃなくて、軽くアドバイスしたのに、ドアをバタン!だもん。ムカついたよ。もうね、持て余した」
みかやん「でも、その翌々日に本人がめっちゃ反省してたんだ。”みんなに嫌われたくないから仕事頑張る”みたいな事を言って、その日はきっちり仕事をしてたの。だから許してあげて〜。本人もあんな事をしてたら嫌われるって気がついたと思うんだ。Dさんよりトシは上だけど、しっかり者のDさんと違って、相手は結構子供だから」
Dさん「へえぇ。そうなんだ。でも・・・」
イカン。思い出し怒りされる前に話を逸らさなければ!
みかやん「こないだ本メイクの時、CさんもKさんに”風呂の本メイクの時は、もっとライポンつけた方がいいよ”ってアドバイスしたんだ。風呂なのにライポンだってさ」
Dさん「またライポンって言ったんだ。あはははー!」
その後、Dさんは「メイシャ(Iさんが私をこう呼ぶ)は、相変わらず仕事が早いねぇ」なんて言って機嫌回復。良かった良かった。てか、Dさんも仕事が早い人だから、Dさんと組んだ日は80%ぐらいの力で結構真剣に働いてるのよ。
普段いかに手抜きしてるかバレバレだけど、マックススピードは12月の為に温存してるの。と、言っておこう。
ラブホで深夜に働いてた時は「昼間なんか満室になる事ないだろうから、ゆっくり仕事が出来るんだろうね。暇そうで羨ましいわ〜」と思ってたけど、昼間にラブホで働いてみたら「夜なんか満室になったら暇なんだろうね〜。どうやって暇を潰してるんだろ?ナイトはラクそうでいいわぁ」と思われてる。
とんでもない。夜中に満室の時は部屋が空いたら「5分で部屋上げろ!」って言われてたんだから。そりゃもう死にものぐるいでマックススピードを身につけたわよ。結局、ラブホは昼も夜も忙しいって事ね。
Dさんと組んだ日は真面目に働くので、疲れるんだけど、何か変に疲れると感じていた。
Dさん「今日さ、何か変じゃない?」
みかやん「絶対変だよね!洗い物がめっちゃ多いし、床は毛だらけだし、風呂には垢の輪が付いてるし」
Dさん「サウナ使ってたり、マット使ってたり。これって全部、土日祝日に起こる現象だよね?でも、今日って普通に平日だよね?」
みかやん「あ、そうだ!前のラブホじゃ、火曜に忙しいのを”美容師さんとデパートで働いてる人の仕業”って言ってたよ」
Dさん「そっかー!給料日後の火曜日で、サービス業の人達が泊まってったからなんだ。なるほどねぇ。金曜に比べたら火曜や水曜の方が絶対忙しいよね。暇で2時に早帰りさせられた時も金曜だったもの」
みかやん「2時ーっ?!」
11時半に出勤して14時に早帰りって、たった2時間半て。仕事はラクだし、メンバーにも恵まれて、今まで働いた中では最高の職場だと思うけど、唯一の難点は早帰りさせられる事だ。
度々30分〜1時間の早帰りが有るから、給料貰ったら少なくてビックリしたもの。
あぁ遊べない。ぶっちゃけ今、おごってくれる人としか遊べてない。ごめんよ>○斗君、怪君。やっぱりまた掛け持ちしよっかなぁ。
ラブホ41日目:陰気渦巻き君
2005年9月26日 つぶやき11:30-18:00 クイックメイク18部屋+ベッドのみ2部屋
今日はBさん(60代・元スナックのママ)&新人Lさん(30代後半・既婚者)、Kさん(50代前半・145cm)と私の勤務。
今日から新人Lさんが加わった。ハキハキしていていい感じの人。ようやく既婚者仲間が出来たし、トシも一番近いので、何だか嬉しくなった。
それと、気が付いたらフロントにも新人男性が入っていたけど、陰が薄くてよく分からなかった。パッと見、前髪を立てた普通の髪型なんだけど、後ろ髪がグリグリのパーマで、その毛先をゴムで縛ってるが、ゴムの下の髪は2センチぐらい。わざわざ髪を結ばなくてもいいんじゃないの?みたいな妙な髪型。
Bさんが彼につけたあだ名が「渦巻き」。その渦巻き君は、休憩の1時間ずっと無言で、タオルで顔を覆って、何か瞑想に耽っている様子。狭い休憩室に渦巻き君が居るだけで、渦巻き君の周りだけ何だか陰気くさいし、瞑想の邪魔になるのでは?と思うと、迂闊に大声で笑ったりも出来ない。
で、最近は「陰気渦巻き」と呼ばれている。あまりの陰気くささに、誰も彼に話しかけられない。うちのフロントH君もおとなしい子だけど、話しかけると口数は少ないながらもニコニコしながら答えてくれるので可愛いくて、からかい甲斐が有る。
先日もフロントH君をからかって遊んでた。
みかやん「H君!”前の職場で出張先で悪さした”って言ってたけど、どんな悪ささ?やっぱり女絡みかい?」
Iさん「H君、ナニ、した?」
H君「ふはははっ!」
みかやん「あー!やっぱり女絡みなんだ。何さ?風俗でも行ったのかい?」
H君「ふははは!3万使った」
みかやん「はーっ?どんなわがままを言ったら3万もかかるのさ?かなりの上玉を指名したとか?延長しまくったとか?あ!何人も呼んだんでしょ?」
H君「ふはは!教えなーい!」
Iさん「きっと全部ネ。H君、正直過ぎるヨ」
H君「ふはははっ!」
陰気渦巻き君もH君ぐらい愛嬌が有ればいいけど、なんかうちらが丸無視されてるような感じだもの。フロントとベッドメイクと係は違うけどさ、せっかく縁があって同じ職場に居るんだから、も少し歩み寄ってくれてもいいんじゃないの?と思うんだけどね。
昼休み、Bさんが新人LさんにAさんの話をした。
Bさん「ココに中国の子も居るんだけど、辞めたAさんたら”中国から来るんだど。朝鮮人参だな”だってさ」
みかやん「あはは!私には”中国のこと、モンゴルって言うんだど”って言ってましたよ」
Lさん「朝鮮人参もモンゴルも中国とは別の話ですよね」
一同「ねーっ!あはははは!」
一同大爆笑の中、それでも陰気渦巻き君は瞑想に耽っていた。
陰気渦巻き”君”なんて言ってるけど、実は私より年上っぽい。通勤の姿がオッサンだった。それに若いのかトシなのか年齢不詳の場合は大抵、結構なおトシだ。私のように。あっはっはー!と。
あれ?全然登場しないけど、今日ってKさんも居たんだよね。こんなふうに知らず知らずに苦手意識が働くのね。Kさんて全然変な人じゃないんだけど、やっぱりなんか苦手なんだわ。9人居たら一人ぐらいは、なんとなくウマが合わない人が居るのも仕方ないよね。
仕事は仕事だし、別にココは仲良し倶楽部じゃないし、どちらかと言えばお達者倶楽部か。だけど、ココに来て初めて苦手な人が現れたのが何となくショック。
Kさんて、どうでもいい事を無駄に質問してくるというか、質問魔というか知りたがり屋。直接仕事に関係ないような微妙な事を聞いてきて、返答に詰まって私が「それは、ええと・・・」と答えてる間に。
「それは、ああですか?こうですか?ああなんですか?こうなんですか?それともアレですか?コレですか?なんなんですか?どうなんですか?こうなんですか?ああしますか?こうしますか?どうしたらいいですか?いったい何なんですか?」
あまりにも矢継ぎ早で、結局答える隙が無い。せっかち過ぎて物凄〜くウザく感じてしまうんですけど。や、さっき「せっかく縁があって同じ職場に」とか書いたばかりだよ。出会いには必ず意味が有るというし、これは私に「即答できない頭の悪さを思い知れ!」という事なのよ・・・と思い直した。
でもやっぱり疲れる。
今日はBさん(60代・元スナックのママ)&新人Lさん(30代後半・既婚者)、Kさん(50代前半・145cm)と私の勤務。
今日から新人Lさんが加わった。ハキハキしていていい感じの人。ようやく既婚者仲間が出来たし、トシも一番近いので、何だか嬉しくなった。
それと、気が付いたらフロントにも新人男性が入っていたけど、陰が薄くてよく分からなかった。パッと見、前髪を立てた普通の髪型なんだけど、後ろ髪がグリグリのパーマで、その毛先をゴムで縛ってるが、ゴムの下の髪は2センチぐらい。わざわざ髪を結ばなくてもいいんじゃないの?みたいな妙な髪型。
Bさんが彼につけたあだ名が「渦巻き」。その渦巻き君は、休憩の1時間ずっと無言で、タオルで顔を覆って、何か瞑想に耽っている様子。狭い休憩室に渦巻き君が居るだけで、渦巻き君の周りだけ何だか陰気くさいし、瞑想の邪魔になるのでは?と思うと、迂闊に大声で笑ったりも出来ない。
で、最近は「陰気渦巻き」と呼ばれている。あまりの陰気くささに、誰も彼に話しかけられない。うちのフロントH君もおとなしい子だけど、話しかけると口数は少ないながらもニコニコしながら答えてくれるので可愛いくて、からかい甲斐が有る。
先日もフロントH君をからかって遊んでた。
みかやん「H君!”前の職場で出張先で悪さした”って言ってたけど、どんな悪ささ?やっぱり女絡みかい?」
Iさん「H君、ナニ、した?」
H君「ふはははっ!」
みかやん「あー!やっぱり女絡みなんだ。何さ?風俗でも行ったのかい?」
H君「ふははは!3万使った」
みかやん「はーっ?どんなわがままを言ったら3万もかかるのさ?かなりの上玉を指名したとか?延長しまくったとか?あ!何人も呼んだんでしょ?」
H君「ふはは!教えなーい!」
Iさん「きっと全部ネ。H君、正直過ぎるヨ」
H君「ふはははっ!」
陰気渦巻き君もH君ぐらい愛嬌が有ればいいけど、なんかうちらが丸無視されてるような感じだもの。フロントとベッドメイクと係は違うけどさ、せっかく縁があって同じ職場に居るんだから、も少し歩み寄ってくれてもいいんじゃないの?と思うんだけどね。
昼休み、Bさんが新人LさんにAさんの話をした。
Bさん「ココに中国の子も居るんだけど、辞めたAさんたら”中国から来るんだど。朝鮮人参だな”だってさ」
みかやん「あはは!私には”中国のこと、モンゴルって言うんだど”って言ってましたよ」
Lさん「朝鮮人参もモンゴルも中国とは別の話ですよね」
一同「ねーっ!あはははは!」
一同大爆笑の中、それでも陰気渦巻き君は瞑想に耽っていた。
陰気渦巻き”君”なんて言ってるけど、実は私より年上っぽい。通勤の姿がオッサンだった。それに若いのかトシなのか年齢不詳の場合は大抵、結構なおトシだ。私のように。あっはっはー!と。
あれ?全然登場しないけど、今日ってKさんも居たんだよね。こんなふうに知らず知らずに苦手意識が働くのね。Kさんて全然変な人じゃないんだけど、やっぱりなんか苦手なんだわ。9人居たら一人ぐらいは、なんとなくウマが合わない人が居るのも仕方ないよね。
仕事は仕事だし、別にココは仲良し倶楽部じゃないし、どちらかと言えばお達者倶楽部か。だけど、ココに来て初めて苦手な人が現れたのが何となくショック。
Kさんて、どうでもいい事を無駄に質問してくるというか、質問魔というか知りたがり屋。直接仕事に関係ないような微妙な事を聞いてきて、返答に詰まって私が「それは、ええと・・・」と答えてる間に。
「それは、ああですか?こうですか?ああなんですか?こうなんですか?それともアレですか?コレですか?なんなんですか?どうなんですか?こうなんですか?ああしますか?こうしますか?どうしたらいいですか?いったい何なんですか?」
あまりにも矢継ぎ早で、結局答える隙が無い。せっかち過ぎて物凄〜くウザく感じてしまうんですけど。や、さっき「せっかく縁があって同じ職場に」とか書いたばかりだよ。出会いには必ず意味が有るというし、これは私に「即答できない頭の悪さを思い知れ!」という事なのよ・・・と思い直した。
でもやっぱり疲れる。
ラブホ40日目;Aさんと再会
2005年9月25日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク17部屋+ベッドのみ1
出勤前、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)が公園で私を待っていた。Eさんの話だと、一昨日はDさんに注意されたIさんがぶんむくれ、昨日もEさんに注意されたIさんが逆ギレていたそうだ。
Iさんは「生理でお腹が痛い」と訴え、不機嫌なだけなら良いが、ちょっと注意すると逆ギレするので手が付けられなかったそうだ。で、「もし今日、Iさんと組んだら甘やかさないでビシビシやって。逆ギレされたらブチギレていいから」とEさんに言われた。
そうは言われてもね。5月まで働いてたスーパーでは過去最大の酷い目に遭って、温厚な私が何度もブチギレた。スーパーを辞めた時「今後は好きな仕事をして、ブチギレず穏やかな余生を送ろう」と心に決めたし、スーパーでブチギレ過ぎてもうそんな体力が残ってない。
今日ははからずもEさん&Kさん(50代前半・145cm)、Iさん(20代前半・中国育ちの韓国人)と私が組む事になった。前回、Iさんに貰ったギラギラのピアスをつけていたら「私がプレゼントしたピアス!似合う!可愛い!」と上機嫌。生理も3日目で峠を越したらしい。試しに仕事のミスを注意してみても、普通に「ゴメンね〜」と言ってた。
Iさん「みかやん、ココで誰と一番仲良し?」
みかやん「特に誰って事もないかなぁ。先輩達はみんな可愛がってくれるし」
Iさん「ショックー。私じゃないのネ」
みかやん「ややや、そう言われたらIちゃんでしょ。当然」
Iさん「みかやん、ココでみんなに嫌われたらどうする?」
みかやん「気にしないかなぁ。ちゃんと仕事してたらモンクを言われる事もないし、身体を動かすのが苦にならないから、他の人の仕事も手伝ってるし。そもそもココには友達を作りに来たんじゃなくて、お小遣い稼ぎに来てるからねぇ」
Iさん「私もそう思うネ!私、仕事頑張るヨ!仕事しっかりする!」
一昨日と昨日とぶんむくれ過ぎて、みんなに嫌われたのでは?と心配になったのかな。Iさんなりに反省してくれたようで良かった。しみじみと「Iちゃん頑張れ!」なんて思ってて、ふとテーブルの上のアンケート用紙を見たら。
「地下鉄で会った痴漢オヤジを誘って来てみたけど、 SEXは最低。一人でヌケ!」
と書いてあった。痴漢を逆ナンしたって事かい?うわ〜、金かい?・・・いろいろと思うところは有るけれども、これをIさんに言うと話がややこしくなる。さっきの話だって「クニナラナイって何?」とか「ソモソモって、どんな漢字?」と聞かれるんだもの。
ま、病み上がり(生理だけど)のIさんを連れてクイック17部屋やったから、まあまあか。
帰りはEさんと一緒。地下鉄駅のキオスクの前に、見覚えのあるへんてこりんな後姿。辞めたAさんではないかっ!あまりの事に凄い勢いで「急に辞めたりしてどうしたんですか?もう働いてるんですか?15日に辞めたのを18日に知ったんですよ。勘弁して下さいよ」と声をかけた。
Aさんはぽつりぽつりと「体調崩してなぁ。だがらまだ仕事してねえんだぁ。だげども後悔してる。辞めたけど未練タラタラだ。格好悪くてB班さ戻るわげにいがねえし、A班にでも戻して貰えないがと思ったりもした。まぁ何とか自分で仕事探してみるけどなぁ」と言った。
だけど、どう見ても「これから出勤です」って姿。いつも持ってたコンビニ袋3袋ぐらいを小奇麗な紙袋にまとめてたもの。いかにも「職場がかわったばかりだから、きちんとしてます」ってノリ。
ボサボサの髪も売るほどの量のピンで留めまくってたもの。服装も化粧もも珍しくサッパリしてたし。
Eさんと私は「うちのラブホより奥にあるラブホのC班(夜〜深夜)あたりで働き始めたに違いない」と思った。多分「間違いない!」。
Aさんは、やはりまもなく出勤時間で急いでいたのか「今月の末か来月の頭に、お菓子持ってみんなの所さ挨拶に行ぐ。けじめだがら。けじめだがらな」と言って、駅から出て行った。全然変わってなくて、Eさんと二人で笑ってしまった。
他所へ移って初めてココの良さに気がついたものの、時既に遅しみたいな感じなんだろうね。何も辞める事はなかったのに。ま、どこかのラブホで、Aさんらしく頑張っていて欲しいです。
出勤前、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)が公園で私を待っていた。Eさんの話だと、一昨日はDさんに注意されたIさんがぶんむくれ、昨日もEさんに注意されたIさんが逆ギレていたそうだ。
Iさんは「生理でお腹が痛い」と訴え、不機嫌なだけなら良いが、ちょっと注意すると逆ギレするので手が付けられなかったそうだ。で、「もし今日、Iさんと組んだら甘やかさないでビシビシやって。逆ギレされたらブチギレていいから」とEさんに言われた。
そうは言われてもね。5月まで働いてたスーパーでは過去最大の酷い目に遭って、温厚な私が何度もブチギレた。スーパーを辞めた時「今後は好きな仕事をして、ブチギレず穏やかな余生を送ろう」と心に決めたし、スーパーでブチギレ過ぎてもうそんな体力が残ってない。
今日ははからずもEさん&Kさん(50代前半・145cm)、Iさん(20代前半・中国育ちの韓国人)と私が組む事になった。前回、Iさんに貰ったギラギラのピアスをつけていたら「私がプレゼントしたピアス!似合う!可愛い!」と上機嫌。生理も3日目で峠を越したらしい。試しに仕事のミスを注意してみても、普通に「ゴメンね〜」と言ってた。
Iさん「みかやん、ココで誰と一番仲良し?」
みかやん「特に誰って事もないかなぁ。先輩達はみんな可愛がってくれるし」
Iさん「ショックー。私じゃないのネ」
みかやん「ややや、そう言われたらIちゃんでしょ。当然」
Iさん「みかやん、ココでみんなに嫌われたらどうする?」
みかやん「気にしないかなぁ。ちゃんと仕事してたらモンクを言われる事もないし、身体を動かすのが苦にならないから、他の人の仕事も手伝ってるし。そもそもココには友達を作りに来たんじゃなくて、お小遣い稼ぎに来てるからねぇ」
Iさん「私もそう思うネ!私、仕事頑張るヨ!仕事しっかりする!」
一昨日と昨日とぶんむくれ過ぎて、みんなに嫌われたのでは?と心配になったのかな。Iさんなりに反省してくれたようで良かった。しみじみと「Iちゃん頑張れ!」なんて思ってて、ふとテーブルの上のアンケート用紙を見たら。
「地下鉄で会った痴漢オヤジを誘って来てみたけど、 SEXは最低。一人でヌケ!」
と書いてあった。痴漢を逆ナンしたって事かい?うわ〜、金かい?・・・いろいろと思うところは有るけれども、これをIさんに言うと話がややこしくなる。さっきの話だって「クニナラナイって何?」とか「ソモソモって、どんな漢字?」と聞かれるんだもの。
ま、病み上がり(生理だけど)のIさんを連れてクイック17部屋やったから、まあまあか。
帰りはEさんと一緒。地下鉄駅のキオスクの前に、見覚えのあるへんてこりんな後姿。辞めたAさんではないかっ!あまりの事に凄い勢いで「急に辞めたりしてどうしたんですか?もう働いてるんですか?15日に辞めたのを18日に知ったんですよ。勘弁して下さいよ」と声をかけた。
Aさんはぽつりぽつりと「体調崩してなぁ。だがらまだ仕事してねえんだぁ。だげども後悔してる。辞めたけど未練タラタラだ。格好悪くてB班さ戻るわげにいがねえし、A班にでも戻して貰えないがと思ったりもした。まぁ何とか自分で仕事探してみるけどなぁ」と言った。
だけど、どう見ても「これから出勤です」って姿。いつも持ってたコンビニ袋3袋ぐらいを小奇麗な紙袋にまとめてたもの。いかにも「職場がかわったばかりだから、きちんとしてます」ってノリ。
ボサボサの髪も売るほどの量のピンで留めまくってたもの。服装も化粧もも珍しくサッパリしてたし。
Eさんと私は「うちのラブホより奥にあるラブホのC班(夜〜深夜)あたりで働き始めたに違いない」と思った。多分「間違いない!」。
Aさんは、やはりまもなく出勤時間で急いでいたのか「今月の末か来月の頭に、お菓子持ってみんなの所さ挨拶に行ぐ。けじめだがら。けじめだがらな」と言って、駅から出て行った。全然変わってなくて、Eさんと二人で笑ってしまった。
他所へ移って初めてココの良さに気がついたものの、時既に遅しみたいな感じなんだろうね。何も辞める事はなかったのに。ま、どこかのラブホで、Aさんらしく頑張っていて欲しいです。
ラブホ39日目;アロマキャンドル
2005年9月22日 らぶほ211:30-18:00 本メイク5部屋+クイック13部屋
今日はCさん(60代前半・元看護師)とKさん(50代前半・145cm)と私の3人勤務。Cさんと私は2日連続の3人勤務で、多少ゲンナリしていた。しかし、仕事の準備をして身支度を整えて、戦闘モードに切り替わったとたんに、Cさんがまたゲラゲラになった。
先輩達の話によると、Cさんは私が居ない所では、あまりはしゃがないそうだ。なんでだ?
過酷な3人勤務とは言え、午前中は本メイクなので、ゆっくり出来る。CさんもKさんにアドバイスをしたりして、先輩らしい姿を見せてはいたが・・・。
Cさん「Kさん!本メイクの風呂掃除の時は、もう少しスポンジにライポンをつけた方がいいよ」
みかやん「あはは!また言った。ライポンだって〜。思いっきりチャーミーって書いてあるんだってば〜。てか風呂掃除だものライポンじゃないでしょ?ライポンって言われる度に脱力するもの〜」
Cさん「えっ?わち、ライポンって言ったかい?風呂掃除だもの風呂洗剤だべさね。にゃはははは」
一同「あはははは!」
こうなると更にテンションが上がり、Cさんはもう笑いが止まらなくて、私もつられて笑ってしまう。
みかやん「Cさん、ライポンで食器洗ったらその辺に置いといていいからね〜」
Cさん「いやいや、わちちゃんと食器棚に入れとくよ〜」
なんて言ってたのに、Cさんたら洗い終えた食器を持って小走りで部屋へ来て、ガラス扉の閉まった食器棚に「ガンッ」と、手と食器をぶつけていた。ガラスも食器も割れなくて良かったけど、アブナいから。
Cさん「やんや、わちだらメガネかけないとダメだねぇ」
みかやん「あはは!決定的瞬間を見てしまったもの。勘弁してよ〜。扉が閉まってるのに、思いっきり食器を入れようとするんだもの」
Cさん&みかやん「あはははは!」
ダメだ。私もツボにハマり易いタチだがCさんもだもの。イカンイカン、気を緩めては昨日のCさんのように、やり直しをさせられる事になるかも知れない。気持ちを引き締めて仕事をしていたのに、次の次の部屋で風呂係になったCさんが、また風呂で高笑いしだした。
みかやん「も〜!Cさんてば今度は何さ?」
Cさん「ひゃははは!だって、これ見てごらん」
言われて浴槽の排水溝を見たら、赤いロウソクのロウのカスみたいなモノが詰まっていた。
みかやん「おおっ!これはっ!(久々のロウソクプレイだよ)」
Cさん「これだら今流行のアロマキャンドルでないべさ?いししししっ」
みかやん「いししししって(笑)」
Cさん「誕生日ケーキのでもないし、頭に立てて八ツ墓村でもないべさ?って事は何だの?」
みかやん「そりゃやっぱりアレっしょ(http://www.nawaya.com/cgi-bin/SmartMart/goodslist.cgi?in_kate=11030)」
Cさんたらホリエモン似の顔でニターッと笑ってて、イヤラシいホリエモンになってるんだもの。その顔を見たら吹き出してしまった。
Cさんの口からアロマキャンドルなんて言葉が出てくると思わなかったし、イマハヤリって言葉は古くないかい?既にCさんには何を言われても可笑しい状態だった。イカンイカン、新人Kさんの前で先輩二人が大はしゃぎでは恥ずかしい。気を取り直してみたものの17時45分だった。
3人勤務だから10分で部屋を上げて残り5分で移動と後片付けをして・・・だけど新人Kさんが居るから10分以上かかるかも知れない。って事でエレベーターから近い2部屋のうちのラクに仕上げられる方を選ぶ事にした。
こっそりと電気もつけずに第一候補の部屋へ入って偵察すると、まず洗面所に食器が山盛りだった。すぐに却下して次の部屋へ行こうかとも思ったが、一応風呂を覗いてみたら浴槽の排水溝付近に点々と何かがついていた。
Cさんたら「アレ?何だべか?」とか言いながら、その黒っぽい点々を手で触ろうとしていたではないか。「ヤバいヤバい。この部屋はヤバい。隣、行こ」と言って慌ててとめた。全く、Cさんてば目が離せない人なんだから。
電気をつけていないので、ウン○的なモノなのか血なのかよくは分からなかったが、逃げるように隣の第二候補の部屋へ移動して、何事もなかったように今日最後の部屋を仕上げた。今日もCさんに笑わされて疲れた。
今日はCさん(60代前半・元看護師)とKさん(50代前半・145cm)と私の3人勤務。Cさんと私は2日連続の3人勤務で、多少ゲンナリしていた。しかし、仕事の準備をして身支度を整えて、戦闘モードに切り替わったとたんに、Cさんがまたゲラゲラになった。
先輩達の話によると、Cさんは私が居ない所では、あまりはしゃがないそうだ。なんでだ?
過酷な3人勤務とは言え、午前中は本メイクなので、ゆっくり出来る。CさんもKさんにアドバイスをしたりして、先輩らしい姿を見せてはいたが・・・。
Cさん「Kさん!本メイクの風呂掃除の時は、もう少しスポンジにライポンをつけた方がいいよ」
みかやん「あはは!また言った。ライポンだって〜。思いっきりチャーミーって書いてあるんだってば〜。てか風呂掃除だものライポンじゃないでしょ?ライポンって言われる度に脱力するもの〜」
Cさん「えっ?わち、ライポンって言ったかい?風呂掃除だもの風呂洗剤だべさね。にゃはははは」
一同「あはははは!」
こうなると更にテンションが上がり、Cさんはもう笑いが止まらなくて、私もつられて笑ってしまう。
みかやん「Cさん、ライポンで食器洗ったらその辺に置いといていいからね〜」
Cさん「いやいや、わちちゃんと食器棚に入れとくよ〜」
なんて言ってたのに、Cさんたら洗い終えた食器を持って小走りで部屋へ来て、ガラス扉の閉まった食器棚に「ガンッ」と、手と食器をぶつけていた。ガラスも食器も割れなくて良かったけど、アブナいから。
Cさん「やんや、わちだらメガネかけないとダメだねぇ」
みかやん「あはは!決定的瞬間を見てしまったもの。勘弁してよ〜。扉が閉まってるのに、思いっきり食器を入れようとするんだもの」
Cさん&みかやん「あはははは!」
ダメだ。私もツボにハマり易いタチだがCさんもだもの。イカンイカン、気を緩めては昨日のCさんのように、やり直しをさせられる事になるかも知れない。気持ちを引き締めて仕事をしていたのに、次の次の部屋で風呂係になったCさんが、また風呂で高笑いしだした。
みかやん「も〜!Cさんてば今度は何さ?」
Cさん「ひゃははは!だって、これ見てごらん」
言われて浴槽の排水溝を見たら、赤いロウソクのロウのカスみたいなモノが詰まっていた。
みかやん「おおっ!これはっ!(久々のロウソクプレイだよ)」
Cさん「これだら今流行のアロマキャンドルでないべさ?いししししっ」
みかやん「いししししって(笑)」
Cさん「誕生日ケーキのでもないし、頭に立てて八ツ墓村でもないべさ?って事は何だの?」
みかやん「そりゃやっぱりアレっしょ(http://www.nawaya.com/cgi-bin/SmartMart/goodslist.cgi?in_kate=11030)」
Cさんたらホリエモン似の顔でニターッと笑ってて、イヤラシいホリエモンになってるんだもの。その顔を見たら吹き出してしまった。
Cさんの口からアロマキャンドルなんて言葉が出てくると思わなかったし、イマハヤリって言葉は古くないかい?既にCさんには何を言われても可笑しい状態だった。イカンイカン、新人Kさんの前で先輩二人が大はしゃぎでは恥ずかしい。気を取り直してみたものの17時45分だった。
3人勤務だから10分で部屋を上げて残り5分で移動と後片付けをして・・・だけど新人Kさんが居るから10分以上かかるかも知れない。って事でエレベーターから近い2部屋のうちのラクに仕上げられる方を選ぶ事にした。
こっそりと電気もつけずに第一候補の部屋へ入って偵察すると、まず洗面所に食器が山盛りだった。すぐに却下して次の部屋へ行こうかとも思ったが、一応風呂を覗いてみたら浴槽の排水溝付近に点々と何かがついていた。
Cさんたら「アレ?何だべか?」とか言いながら、その黒っぽい点々を手で触ろうとしていたではないか。「ヤバいヤバい。この部屋はヤバい。隣、行こ」と言って慌ててとめた。全く、Cさんてば目が離せない人なんだから。
電気をつけていないので、ウン○的なモノなのか血なのかよくは分からなかったが、逃げるように隣の第二候補の部屋へ移動して、何事もなかったように今日最後の部屋を仕上げた。今日もCさんに笑わされて疲れた。
ラブホ38日目:オチョコ
2005年9月21日 らぶほ211:00-17:30 本メイク5部屋+クイック13部屋
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)と私の三人勤務。本当ならAさん(40代半ば・変)が居て2人ずつ2隊に別れるハズだったのに・・・3人勤務はキツいんだもの。
久々にEさんと組んだのに、Cさんが相変わらず妙なテンションで絡んできて、それも結構キツいから。60代とは思えないほどの大はしゃぎなんだもの。
Cさんが部屋係になった時、例によってCさんの高笑いが聞こえてきた。「にゃーっはっはっは!きゃははは!ちょっとーっ!みかやん、来てー!」と騒ぐので、仕方なく洗い物を一時中断して見に行った。
テーブルの上にアンケート用紙が乗っていて、Cさんがそれを指差して大はしゃぎしているので近づいて見てみると、アンケート用紙の裏面に男性自身をペンでなぞった絵が描かれていた。
Cさん「ちょっとお!ひゃはははは!」
みかやん「Aさんだったら”ちょすんでねえ!そこさチン○ば乗せでだんだから、汚ねえど!”って言いながら、ゴム手袋出してただろうね」
Cさん「”ノンノンがかだづげるがら、下がってれ”って言って、この絵を持って帰るかもしれないっしょ。モノが立派だもの」
みかやん「前のホテルでも、この絵を見た事あるけどさ、先輩が”鉛筆でなぞったら実物より2割増ぐらいの大きさに描かれるから、モノはもっと小さいよ”とか言ってたよ」
Cさん「看護婦やってた頃、小さいチン○の事を”オチョコ”って言ってたの〜。”あの患者さん、オチョコだもね”なんて言ってたのさ。あれ?わち今、チン○って言ったかい?やんや、すっかりAさんの影響だもね。チン○なんて言った事ないのに。ひゃははは」
みかやん「影響力、強かったよね。みんなAさんの物真似が出来るようになったもの」
Cさん「みかやんもさっきチン○って言ったわ!にゃははは。チン○だとさ。ひゃははは」
だってAさんの物真似をしたら、どうしても言ってしまうでしょ。とは言え恥ずかし〜くなって洗面所へ避難した。そんなこんなで休憩前はCさんが笑いっぱなしだった。
休憩前に本メイクをしても、いつも休憩明けはクイックメイクに切り替わるが、一応確認をする。
みかやん「Eさん、午後からはクックでいいんですよね?」
Cさん「Aさんてクイックって言えなかったもね」
Eさん「そう。”Eさん、今日だらクックでねえが。クックだぁ。クックでねえが〜”って言ってたわ。クック、クック言ってた人も、もう居ないと思うと何だか寂しいよね〜」
みかやん「寂しいですよね。CさんまでAさんの物真似が出来るようになったのに」
Eさん「えっ?Cさんも?」
Cさん「いや、わちはそんな。みんなみたいに上手でないもの」
みかやん「さっきCさんが”ノンノンがかだづげるがら、下がってれ”って言ったんですよ」
Eさん「あはは!Cさん、やってやって!」
Cさん「あらたまると、出来ないものだべさ」
Eさん「だけど、あの口調なら独特だもの、真似されるよね」
みかやん「ナマで聞きたいですよね。Aさんが居る間にAさんの物真似を極めておけば良かったです」
Eさん「辞めるなんて思わなかったからねぇ。寂しいわぁ」
休憩前は大はしゃぎだったCさんも、休憩後はおとなしくなった。と言うか、三人のクイックメイクは大急がしで、はしゃいでも居られなかったらしい。ところが、A班のフロントの人が来て、Cさんに前の部屋の風呂掃除やり直しを命じた。
特に風呂掃除の仕方が悪いと、フロントの人から”やり直し!”と厳しく叱られる事があるが、私はまだやり直しをした事は無い。
Cさんは、タオルやらスポンジを持って風呂掃除のやり直しに行って戻ってきたら、再度風呂掃除のやり直しをさせられる事になった。今日のA班のフロントはチェックが厳しくて有名な人だった。
可哀想にCさんたら目に涙をためて「わち、風呂掃除には自信あったのに。自信無くした」と嘆いていた。Cさんは気の毒だし、Aさんの居ない寂しさとで、何だか物悲しいような雰囲気になった。
夕方、フロントから電話がきたので一同「また、やり直し?」と焦ったが、早帰りの連絡だったので三人揃って17時半に早帰りをする事にした。一同、テンション丸下がりだった。
今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とCさん(60代前半・元看護師)と私の三人勤務。本当ならAさん(40代半ば・変)が居て2人ずつ2隊に別れるハズだったのに・・・3人勤務はキツいんだもの。
久々にEさんと組んだのに、Cさんが相変わらず妙なテンションで絡んできて、それも結構キツいから。60代とは思えないほどの大はしゃぎなんだもの。
Cさんが部屋係になった時、例によってCさんの高笑いが聞こえてきた。「にゃーっはっはっは!きゃははは!ちょっとーっ!みかやん、来てー!」と騒ぐので、仕方なく洗い物を一時中断して見に行った。
テーブルの上にアンケート用紙が乗っていて、Cさんがそれを指差して大はしゃぎしているので近づいて見てみると、アンケート用紙の裏面に男性自身をペンでなぞった絵が描かれていた。
Cさん「ちょっとお!ひゃはははは!」
みかやん「Aさんだったら”ちょすんでねえ!そこさチン○ば乗せでだんだから、汚ねえど!”って言いながら、ゴム手袋出してただろうね」
Cさん「”ノンノンがかだづげるがら、下がってれ”って言って、この絵を持って帰るかもしれないっしょ。モノが立派だもの」
みかやん「前のホテルでも、この絵を見た事あるけどさ、先輩が”鉛筆でなぞったら実物より2割増ぐらいの大きさに描かれるから、モノはもっと小さいよ”とか言ってたよ」
Cさん「看護婦やってた頃、小さいチン○の事を”オチョコ”って言ってたの〜。”あの患者さん、オチョコだもね”なんて言ってたのさ。あれ?わち今、チン○って言ったかい?やんや、すっかりAさんの影響だもね。チン○なんて言った事ないのに。ひゃははは」
みかやん「影響力、強かったよね。みんなAさんの物真似が出来るようになったもの」
Cさん「みかやんもさっきチン○って言ったわ!にゃははは。チン○だとさ。ひゃははは」
だってAさんの物真似をしたら、どうしても言ってしまうでしょ。とは言え恥ずかし〜くなって洗面所へ避難した。そんなこんなで休憩前はCさんが笑いっぱなしだった。
休憩前に本メイクをしても、いつも休憩明けはクイックメイクに切り替わるが、一応確認をする。
みかやん「Eさん、午後からはクックでいいんですよね?」
Cさん「Aさんてクイックって言えなかったもね」
Eさん「そう。”Eさん、今日だらクックでねえが。クックだぁ。クックでねえが〜”って言ってたわ。クック、クック言ってた人も、もう居ないと思うと何だか寂しいよね〜」
みかやん「寂しいですよね。CさんまでAさんの物真似が出来るようになったのに」
Eさん「えっ?Cさんも?」
Cさん「いや、わちはそんな。みんなみたいに上手でないもの」
みかやん「さっきCさんが”ノンノンがかだづげるがら、下がってれ”って言ったんですよ」
Eさん「あはは!Cさん、やってやって!」
Cさん「あらたまると、出来ないものだべさ」
Eさん「だけど、あの口調なら独特だもの、真似されるよね」
みかやん「ナマで聞きたいですよね。Aさんが居る間にAさんの物真似を極めておけば良かったです」
Eさん「辞めるなんて思わなかったからねぇ。寂しいわぁ」
休憩前は大はしゃぎだったCさんも、休憩後はおとなしくなった。と言うか、三人のクイックメイクは大急がしで、はしゃいでも居られなかったらしい。ところが、A班のフロントの人が来て、Cさんに前の部屋の風呂掃除やり直しを命じた。
特に風呂掃除の仕方が悪いと、フロントの人から”やり直し!”と厳しく叱られる事があるが、私はまだやり直しをした事は無い。
Cさんは、タオルやらスポンジを持って風呂掃除のやり直しに行って戻ってきたら、再度風呂掃除のやり直しをさせられる事になった。今日のA班のフロントはチェックが厳しくて有名な人だった。
可哀想にCさんたら目に涙をためて「わち、風呂掃除には自信あったのに。自信無くした」と嘆いていた。Cさんは気の毒だし、Aさんの居ない寂しさとで、何だか物悲しいような雰囲気になった。
夕方、フロントから電話がきたので一同「また、やり直し?」と焦ったが、早帰りの連絡だったので三人揃って17時半に早帰りをする事にした。一同、テンション丸下がりだった。
ラブホ37日目;初Iちゃん
2005年9月19日 らぶほ211:30-18:00 クイックメイク17部屋+廊下掃除
今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)&Kさん(50代前半・145cm)、Iさん(20代前半・中国育ちの韓国人)と私の2隊に別れてクイックメイクの日。朝からIさんが「今日はキット私とみかやんのペアね。私の予感当たるヨ。宜しく」と騒いでいたが、本当にそのとおりになった。
みかやん「じゃスパルタで行くからね。宜しく(笑)」
Iさん「私ちゃんと仕事出来る。完璧ネ。みかやん心配しない。ダイジョブ」
こーゆー事を言うあたりが外人さんだと思う。日本人の新人さんなら、こんなアピールはしないと思う。
Iさんと組むのは初めてなので、1部屋目と2部屋目は見ないフリをしながらもしっかりとIさんの仕事をチェックしたが、本人が言ったとおり完璧に出来ていた。
みかやん「Iちゃん!いいネ。仕事、早い!完璧!」
Iさん「ホント?アリガトゴザイマス。嬉しいヨ〜。みかやん一番仕事しやすい!ちゃんと仕事させてくれる。私、感激!」
若いIさんの笑顔が眩しかった。ん?って事は、他の先輩達は余程うるさく「アレしたの?」「コレやったの?」「ソレはそうして」と言ってるって事かい?Iさんはゴキゲンで、ずっと「感謝感謝。シェイシェイ。みかやん1番」と、はしゃいでいた。なんか可愛いや。
風呂からIさんの鼻歌が聞こえてきたら、明らかにメロディーラインが日本の曲とは違って、いかにも”中国の歌”って感じだったのが、何とも微笑ましかった。
Iさん「みかやん!今、私、歌った歌、知ってるか?」
みかやん「や、知らないよ(中国の歌までは知りませんわ)」
Iさん「今の歌、あやや」
みかやん「えーっ?何て歌?(だって思いっきり中国のメロディーだったじゃん。あたしゃ、あややの曲は殆ど把握してるから)」
Iさん「歌の名前知らない。でも、あややネ」
みかやん「え〜っ(絶対あややじゃないから)」
可笑しくて仕方ないが笑うわけにもいかず、ひたすら耐えた。
Iさん「ニッポン凄いよ。ラブホテル有る。中国にラブホテル無いよ。風俗店も無い。風俗店の前に女の子の写真貼ってるなんて、中国じゃ有り得ないヨ。でもタチンボみたいなの居る。街角で”セクスー、セクスー、愛し合おー、愛し合おー”って女の子が男性に声かけるヨ」
みかやん「へえぇ。そうなんだ。だからラブホでバイト?」
Iさん「そー!ラブホテル凄いヨ!ラブホテルに興味有って興味有ってココ来たネ」
みかやん「ま、実際に働いてみたらウン○やらゲロやらで悲惨だけどね」
Iさん「ウンコ見たよー!ゲロて何?どんな漢字?」
みかやん「や、ゲロはカタカナでね。こう、吐いて、その物が・・・」
Iさん「わかた!吐き戻した物の事、ゲロ言うネ。ゲロ、ネ。カタカナ」
みかやん「やーっ!メモしなくていいから!」
Iさんたら、知らない言葉は必ずメモするんだもの。アブナいアブナい。
Iさん「ニッポンジン、エイズ少ないのも凄い事ヨ。アフリカに負けるけど中国人もエイズ物凄く多い。中国人、麻薬大好きだから」
みかやん「あぁ。注射針でね」
Iさん「みかやん、言葉も話も何でも通じるよ。頭いい!Aさん、IQ足りない。言葉通じない。疲れた。Aさん、仕事も祖末、尊敬しない。11月の飲み会、私、みかやんの隣の席、予約するヨ!私、みかやん一番好き!」
若い女の子に「好き」だなんて言われて、私は恥ずかしーくなって耳まで赤くなった。やっぱり外人さんだわ。ストレートだもんね。
Iさんは、噂どおりちょっと乱暴かも知れないけど、仕事は早いしラクで楽しい一日だった。
帰りに着替え終わったIさんが、コソコソと私の所へ来て「みかやんに感謝の気持ち、表したい!中国の物、プレゼントする!」と言って、私の手に何かを握らせて逃げるように帰って行った。
見ると中国製のギラギラのピアスと髪留めだった。”新光集団 精工制造 耳杯”と書いてある。
今度、Iさんと一緒に出番の日は、このギラギラのピアスをした方がいいんだろうか?前に友達が、ヨーロッパ系の外人さんに手編みのセーターをプレゼントされたので、次に会う時に着て行ったら、なんだか知らないけど「家で一人で着てくれ」みたいな事を言われて、泣いて怒られたって話を聞いた。
お国や国民性やその人によって違うんだろうけど、Iさんの場合はどうだろ?泣いて怒られたりしたらイヤだけど、やっぱりギラギラのピアスをして行こう。
今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)&Kさん(50代前半・145cm)、Iさん(20代前半・中国育ちの韓国人)と私の2隊に別れてクイックメイクの日。朝からIさんが「今日はキット私とみかやんのペアね。私の予感当たるヨ。宜しく」と騒いでいたが、本当にそのとおりになった。
みかやん「じゃスパルタで行くからね。宜しく(笑)」
Iさん「私ちゃんと仕事出来る。完璧ネ。みかやん心配しない。ダイジョブ」
こーゆー事を言うあたりが外人さんだと思う。日本人の新人さんなら、こんなアピールはしないと思う。
Iさんと組むのは初めてなので、1部屋目と2部屋目は見ないフリをしながらもしっかりとIさんの仕事をチェックしたが、本人が言ったとおり完璧に出来ていた。
みかやん「Iちゃん!いいネ。仕事、早い!完璧!」
Iさん「ホント?アリガトゴザイマス。嬉しいヨ〜。みかやん一番仕事しやすい!ちゃんと仕事させてくれる。私、感激!」
若いIさんの笑顔が眩しかった。ん?って事は、他の先輩達は余程うるさく「アレしたの?」「コレやったの?」「ソレはそうして」と言ってるって事かい?Iさんはゴキゲンで、ずっと「感謝感謝。シェイシェイ。みかやん1番」と、はしゃいでいた。なんか可愛いや。
風呂からIさんの鼻歌が聞こえてきたら、明らかにメロディーラインが日本の曲とは違って、いかにも”中国の歌”って感じだったのが、何とも微笑ましかった。
Iさん「みかやん!今、私、歌った歌、知ってるか?」
みかやん「や、知らないよ(中国の歌までは知りませんわ)」
Iさん「今の歌、あやや」
みかやん「えーっ?何て歌?(だって思いっきり中国のメロディーだったじゃん。あたしゃ、あややの曲は殆ど把握してるから)」
Iさん「歌の名前知らない。でも、あややネ」
みかやん「え〜っ(絶対あややじゃないから)」
可笑しくて仕方ないが笑うわけにもいかず、ひたすら耐えた。
Iさん「ニッポン凄いよ。ラブホテル有る。中国にラブホテル無いよ。風俗店も無い。風俗店の前に女の子の写真貼ってるなんて、中国じゃ有り得ないヨ。でもタチンボみたいなの居る。街角で”セクスー、セクスー、愛し合おー、愛し合おー”って女の子が男性に声かけるヨ」
みかやん「へえぇ。そうなんだ。だからラブホでバイト?」
Iさん「そー!ラブホテル凄いヨ!ラブホテルに興味有って興味有ってココ来たネ」
みかやん「ま、実際に働いてみたらウン○やらゲロやらで悲惨だけどね」
Iさん「ウンコ見たよー!ゲロて何?どんな漢字?」
みかやん「や、ゲロはカタカナでね。こう、吐いて、その物が・・・」
Iさん「わかた!吐き戻した物の事、ゲロ言うネ。ゲロ、ネ。カタカナ」
みかやん「やーっ!メモしなくていいから!」
Iさんたら、知らない言葉は必ずメモするんだもの。アブナいアブナい。
Iさん「ニッポンジン、エイズ少ないのも凄い事ヨ。アフリカに負けるけど中国人もエイズ物凄く多い。中国人、麻薬大好きだから」
みかやん「あぁ。注射針でね」
Iさん「みかやん、言葉も話も何でも通じるよ。頭いい!Aさん、IQ足りない。言葉通じない。疲れた。Aさん、仕事も祖末、尊敬しない。11月の飲み会、私、みかやんの隣の席、予約するヨ!私、みかやん一番好き!」
若い女の子に「好き」だなんて言われて、私は恥ずかしーくなって耳まで赤くなった。やっぱり外人さんだわ。ストレートだもんね。
Iさんは、噂どおりちょっと乱暴かも知れないけど、仕事は早いしラクで楽しい一日だった。
帰りに着替え終わったIさんが、コソコソと私の所へ来て「みかやんに感謝の気持ち、表したい!中国の物、プレゼントする!」と言って、私の手に何かを握らせて逃げるように帰って行った。
見ると中国製のギラギラのピアスと髪留めだった。”新光集団 精工制造 耳杯”と書いてある。
今度、Iさんと一緒に出番の日は、このギラギラのピアスをした方がいいんだろうか?前に友達が、ヨーロッパ系の外人さんに手編みのセーターをプレゼントされたので、次に会う時に着て行ったら、なんだか知らないけど「家で一人で着てくれ」みたいな事を言われて、泣いて怒られたって話を聞いた。
お国や国民性やその人によって違うんだろうけど、Iさんの場合はどうだろ?泣いて怒られたりしたらイヤだけど、やっぱりギラギラのピアスをして行こう。