道民バトン

2006年3月3日 めもめも
某所から、かっぱらってきました。

●カツゲンが大好きだ。
○大好き。今はいろんな味が有るよね。

●ザンギも大好物だ。
○居酒屋に行ったら必ず頼むさ。回転寿司屋でも頼む。

●とうもろこしのことを「とうきび」と言う。
○言うけど函館では「きみ」って言ってた。

●スタッドレスタイヤのCMのすぐ止まるのは嘘だと知っている。
○スタッドレスになってから運転した事が無い。

●イシヤチョコレートファクトリーに行ったことがある。
○多々有り。赤黒の練習場有ったり、赤黒グッズ売ってたりするし。

●桜が咲くのは5月があたりまえだと思っている。
○違うの?花見はゴールデンウイークっしょ。

●バーベキューといえばくしに刺して焼くものだと思い込んでいる。
○当然。くしに刺さなかったら単なる焼肉でないの?

●冬の学校でスキーの時間、グランドをスキーを履いて何週もぐるぐる歩いた経験がある。
○道南育ちの為、学校でスキーはやらず。ゆえにスキー未体験。

●スープカレーはちょっと自慢。
○だよね。美味いもん。

●交換して欲しい時の言葉は「ばくって〜」だ。
○函館に住んでた頃は、それが当たり前。つーか「ばぐってけれ」。

●札幌の地下鉄のホームの「他の人の迷惑になるので、飛び込むのは止めましょう」と書かれたプレートは、ちょっとどうかと思う。
○飛び込み防止の鏡は見たけど、プレートって東西線にも有るの?

●プールには温室のようにビニールの屋根があって当たりまえと思っている。
○道南のプールには屋根なんか付いてなかった。

●内陸部出身の道産子に蟹や鮭をねだらないで欲しい。
○札幌在住の私に函館のイカをねだられたら困るかも。

●5月にスキー場がやっているのは内地の人たちが来るからであって、もはや粉雪ではないスキー場で北海道民はスキーはしない。
○だから、5月は花見。

●絆創膏のことをサビオもしくはサビヨと呼ぶ。
普通にサビオでしょ。

●「ひっかく」ことを『かっちゃく』という。
○函館では「かっちゃぐ」。

●本州の人がロードヒーティングを知らないことは衝撃だった。
○ええーっ?

●まつげによく雪虫がのっかってる。
○髪の毛に紛れたり、服に付いたりするよね。

●ギョウジャニンニクを「アイヌねぎ」という。
○ちょっと前まで同じ物だと知らなかった。

●コンサドーレが「道産子」を逆から読んで名付けた事を知ったときはぼう然とした。
○それ知らなかったら非道民。

●回転寿司といえば、トッピーだ。
○海天丸だよ。でもよく行くのはすしおんど。

●同級生をドンパ、タクシーをとんしゃと呼ぶ。
○函館に住んでいた頃、札幌の従姉妹に「とんしゃ」って言葉を習った。

●札幌駅前で、『どさんこワイド』にうつったことがある。
○ない。

●狸小路の愛称「ぽんぽこシャンゼリゼ」は、かなり恥ずかしい。
○知らなかった。

●内地に行ったとき、窓が二重サッシじゃないのに驚いた。
○全国どこでも一般家庭の窓は二重だと思ってた。

●さわることを「ちょす」と言う。
○言う。「ちょす」もしくは「いぢる」。

●「こわい」、「したっけ」には二つの意味がある。
○ある。「こわい」=恐ろしい・疲れた。「したっけ」=じゃあね・そしたら。日本語って難しいね。

●ラーメンサラダは全国どこにでもあると信じて疑ったことはない。
○疑ってた。無いところには行きたくないかも。

●四季ではなく「春、夏、秋、初冬、寒中、残冬」の六季だ。
○11月から3月までは「冬」だよね。

●しかし、実は寒さに弱い。
○や、逆に暑さに弱い。

●丸井今井をついサン付けで呼んでしまう。
○自社にサンは付けないでしょ。

●冬の室内温度は28度が基本だ。
○我が家は24度に設定してる。

●「いずい」と「はんかくさい」は標準語に訳すことが困難だ。
○そうでもない。

●おいしいものを食べたときは「なまらうまい」だ。
○普通にそうだね・・・。

●茶碗蒸しに栗が入っていないと不機嫌になる。
○なる。何は無くともまず栗でしょ。ハズレかと思うよ。

●年配の人が、家に訪れる時は決まって「おばんでした」(過去形)と言う。
○近所のおばちゃん達はよく言ってた。必ず過去形だよね。

●しかし千歳市民にとっては千歳 - 羽田便が「東京 - 札幌」と表記されるのが少し悔しい。
○千歳市民じゃないし。

●九州などで「降雪のため臨時休業」などのニュースを見ると、「たったそれだけで?」と思ってしまう。
○福岡の友人からメールがくる度に「それっぽっちの雪で?」と思う。

●子供のころ、8月7日の七夕の夜になるとみんなで「ローソク出〜せ〜、出〜せ〜よ〜♪」と歌いながら一軒一軒まわっていた。
○函館の七夕は7月7日だったし、違う歌だった。

●「わやだ」が自然に口をついて出る。
○昔は。

●しかし、養毛剤のCMに増毛駅が使われて恥ずかしかった。
○別に…。

●いくらの醤油漬けは家で作るもんだ。
○いや買うもんだ。

●内地のコンビニでおにぎりを買って「おにぎりあたためますか?」と聞かれないのにショックを受けた。
○だってあたためた方が美味しいのだって有るよね。

●内地のTVでパチンコ屋のCMが無いのを不自然に思う。
○ないの?なんで?

●丸井今井が東京の丸井と違うことを大人になってから知り、軽くショックを受けた。
○はい。入社して初めて知りました(恥)。

●地下鉄がきれいなのが自慢だ。
○山手線みたいのが出来たら自慢だね。

●冬になるとばーちゃんは、そりを持って買い物にでかける。
○ばーちゃんより、子供連れの人の方がソリ率高くない?

●冬は家の中からリモコンで車のエンジンをかけて、車を暖めてからでないと車に乗る勇気がない。
○勇気は有る。

●ご飯が炊き上がると「ご飯炊かさった」と言う。
○言う。

●HTBの「水曜どうでしょう」は必ずみている。
○そうでもない。

●棒ではなく、「ぼっこ」だ。
○5本指じゃない手袋は「ぼっこ手袋」だよね。

●バスは後ろのり、後払いが基本。
○基本中の基本じゃないの?

●ゴミは「投げる」、てぶくろは「はく」ものだ。
○そうそう。間違いない。

●料理研究家といったら星澤幸子。
○もちろん!

●赤飯は甘納豆を入れて炊くのが常識である。
○甘納豆+ごま塩が最高!

●他に北海道弁何か知ってるのありますか?
○しゃっこい、かちゃぺない、あずましくない・・・その他諸々。

●次にまわす。
○ご自由にお持ち帰り下さい。
11:30-18:00 クイックメイク24部屋

今日はCさん(60代前半・元看護師)と私の二人だけの勤務。昨日、いかに忙しくて大変だったかという事をせつせつとCさんに語ったのに、Cさんたら私の話の一部始終を聞いて「ふーん。で、忙しかったの?」と一言。

ポカーン。

Cさんてば相変わらず人の話、聞いてない。それどころか「わち、今度の土日、P君と勤務合わないのさ。P君に宜しく言っといてね。うしゃしゃしゃ」と、勝手に照れて笑ってた。仕方ないのでP君の話題に変えた。

前回P君はみんなに自衛隊時代の写メを公開したけど、私が地下鉄で見せて貰ったのが一番アップで一番おどけた表情をしていた。

みかやん「なんでカメラ向けると、こんな顔になるの?」

P君「自分、周りの人間を楽しませるのが好きみたいです」

みかやん「じゃあココでも遠慮なく発揮してね」

P君「はいっ!(笑)」

・・・という話をしたら、Cさんは「P君だら性格いいもね」と話に食いついてきた。「P君だら真面目だし、よく働くし、気がきくし・・・」と、ひとしきりP君を褒めちぎった後、「で?昨日はDさんと二人で忙しくなかったの?」だってさ。

だからさ。昨日いかに忙しくて大変だったかって話は一番最初にしたでしょうが。ま、この婆さんもKさんと同様に、P君の事で頭がいっぱい!って事すか(毒)。面倒臭くなったので「昨日?まぁそこそこ忙しかったよ」と答えた。

これが出動前の話だから先が思いやられる。

萎えながら1部屋目の風呂掃除をしていたら、部屋の方から「アア〜ン」という艶かしい声が聞こえた気がした。部屋には婆さん一人だし、気のせいだろう。や、でもCさんて時々小娘みたいな声を出す事がある。

するとまた、部屋の方から「ア〜〜ン」という声が聞こえた。空耳アワーなんかじゃなくて確かに聞こえた。

Cさん「今、何か言ったかい?」

みかやん「何も言わないよ。Cさんこそ何か言ったんじゃないの?あ、テレビでエロチャンネルかかってない?リモコン拭いた時、チャンネル変わる時あるよね?」

Cさん「いや、テレビはちゃんとモニターになってるんだの」

相手は天然でんねんな人(軽く痴呆とも言う?)なので、風呂から出て様子を見に行ってみた。するとまたまた「アア〜ン」「ア〜ン」と外から聞こえてきているようだった。

部屋の窓から外を見ると、隣の風呂の窓が開いていて、声は隣の部屋の風呂から響いていた。

Cさん「何?なんだの?」

みかやん「と、隣の風呂ん中で、窓開けて致してるのさ〜」

Cさん「風呂でしてるんだの?ひゃーはっはっはっは!窓開けて?いやいや、ちょっとぉ!にゃははは!(大喜び)」

みかやん「しーっ!隣のお客さんにCさんの高笑いが聞こえちゃうよーっ!」

実況中継をするわけにもいかないので、静か〜に部屋の窓を閉めた。

Cさん「外なんかまだ寒いんだもの、なんも窓開けてする事ないべさねぇ」

みかやん「こっちも窓開けてるし、あっちで窓を開けたら、こっちから人の気配がしたから聞いて欲しかったりしてね(笑)つーか、何も風呂で・・・と思うけどね」

Cさん「やんや。だけども窓閉めてくれて良かったわ。あんなのずっと聞こえてたら仕事にならないもね。にゃははははーっ!」

ったく。昨日いかに忙しかったかという話は聞いてないのに、P君の話題と「アア〜ン」の声はしっかり聞いてるんだからね。

業務終了まであと12分という時、フロントから「○○号室をベッドメイクして欲しい」と電話がきた。後片付けもあるし、1部屋のベッドメイクをする時間は無いので最後にベッドだけ組んで帰ろうかと思っていたのに。

よりにもよって最上階のわりと手強い部屋だったけど、フロントからの指示なので急いでやっつける事にした。大急ぎでベッドを組み終えたら、フロント二宮和也似君が「帰る時間なのにすみません」と言いながら手伝いにきてくれた。

二宮和也似君に手伝って頂けるなんて、何だか恐れ多くて(だってデスクワークのイメージだもの)緊張したけど助かった。

気がつけば、2人での最高記録24部屋とタイ記録だった。
11:30-18:00 本メイク4+クイック16+ベッドのみ1

今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)と私だけの寂しい勤務。出勤してモニターを見ると売り部屋だらけで、お客さんの数より従業員の方が多いんじゃないか?という感じだった。二人しか居ない事だし、あまり忙しくてもキツいので丁度良かった。

どんなPCを買おうか悩んでいるDさんに、アドバイスのようなものをしながら、休憩前はまったりと本メイクをしていた。のどかな一日になると思い込んでいた。

休憩中はのんびりとテレビを見ていて、出動する少し前にテレビをモニターに切り替えて驚いた!何だか知らないけど、ほぼ満室だった。

Dさん「ええっ!何コレ?なんで急に?」

みかやん「今日別に祝祭日じゃないのに」

慌てて出動して掃除待ちの部屋へ入ると、朝のA班の人が残業して風呂掃除をしていてくれた。その人が風呂掃除を終えた部屋を私達が部屋とトイレ&洗面の掃除をして回るというパターンになった。

A班の人が帰った後は、フロント子持ち君が風呂掃除とトイレ掃除をして回ってくれた。社員さんにトイレ掃除までして頂いたりして・・・こうなるともう気持ちばかり焦って、てんてこ舞いな状態になった。

掃除をしても掃除をしても満室状態は変わらず更に焦った。Dさんと二人「なんでーっ?」とか「マジでーっ?」と叫びながら、部屋から部屋へと移動を繰り返した。

小走りで次の部屋へ行ったら、玄関が従業員のスリッパだらけで何事か?と思ったら、フロント子持ち君が風呂掃除をしていて、フロントHくんがセットをしていて、その傍らでフロントイケメン君とフロントQさんがベッドを組んでいたではないか。

Dさんと私が部屋に入ったら、狭い部屋に従業員が6人も居るという有り得ない光景だった。「勘弁してーっ!」って感じ。

これでもうDさんと私の気持ちの焦りはピークに達した。部屋の中を走れば誰かにぶつかり、他の作業をしようにも誰かが邪魔になるというとんでもない騒ぎだ。

とても、血だウン○だゲ□だなどと言っていられるような状況ではなくて、何に見舞われようと無言で黙々と作業した。

この忙しさ、慌ただしさ・・・なんか懐かしい。

ナイト班で働いていたホテルQ時代を思い出した。ホテルQの周りをグルリと空き部屋待ちの車に包囲され、フロントFちゃんに「5分で部屋上げろ!」と怒鳴られて「お前がやってみろ!」とムカついた事さえ何だか懐かしかった。

ホテルRでは、オバ男君や丸々子ちゃんが先発隊で風呂掃除をして回って、その後を体育会系ペアの7号君と私で追いかけて・・・あの系列のホテルではセットから自分らでやってたから、それはそれは大変だった。

あの頃の大変さに比べたら、今はちょっとユルいけど、あの頃より2歳年老いてる事を加味すれば丁度良いのかも。

ちょっと疲れたけど、こんな時は「疲れた」と口に出してしまった時点で負けだ(何に?)。「疲れた」と言ってしまったらヘロヘロに疲れそうなので、絶対言うもんか!と思っていたのに、目の前で若いDさんが「疲れた。疲れた」と言っていた。

はい。Dさんの負け(笑)。

結局ずっと忙しくて、最後の部屋まで子持ち君に風呂とトイレの掃除をして頂いたけど、ホテルQで鍛えられていたお陰で、無事に乗りきれた。やれやれ。

もう1隊居たらこんな事にはならなかったかも知れないけど、たまにはいいか。
11:30-17:30(-30分)本メイク1部屋+クイック11部屋+リネン

今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)とKさん(50代前半・チビウザ)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。出勤するとR氏が辞めたという話でもちきりだった。R氏本人の為にも、みんなの為にも辞めて貰って良かったと思う。

R氏にフロントの仕事を教えていたフロント渦巻き君も、R氏の逆ギレ攻撃に遭って「R氏は社員さん達で面倒を見て欲しい。ワタシの手にはおえません」と直訴したばかりの事だった。渦巻き君もホッと胸を撫で下ろした事だろう。

今日はフロントHくんが出勤していた。最近はフロントHくんを「マコちゃん」と呼んでいたので、「マコちゃんマコちゃん」と話しかけた。

Eさん「そう言えば昔”マコ”って歌が有ったよね」

みかやん「あぁ。”♪どこから来たの?マコ。ねぇマコ。何を求めて〜彷徨うのマコ”(魔法のマコちゃん)ってやつでしたっけ?(古っ!)」

Eさん「えーっ?そんな歌だっけ?違うっしょー」

みかやん「えー?”だって年頃なんですもの。わかって!”じゃないんですか?」

Eさん「何それ?”マコ、甘えてばかりでゴメンね。ミコ〜・・・”(青山和子/愛と死をみつめて)じゃなかった?」

みかやん「ふっ!(もっと古っ!・笑)」

ツボにハマり易い私に、Eさんたら何て事を・・・。昭和の名曲を哀愁たっぷりに歌ったEさんが、あたしゃ可笑しくてたまらなかった。

魔法のマコちゃんが昭和45年頃、愛と死をみつめてが昭和39年頃って事は、どっちにしろ若い人達は知る由も無いか(寒)。愛と死をみつめてをドリカムがカバーする事になったのは、Eさんは知る由も無いだろう。

やややや、私だって魔法のマコちゃんは多分再放送で見たし、愛と死をみつめては親が歌ってたのを聞いてたから多少知ってる程度。

ま、いいんだけどさ。

そんなこんなで出勤早々Eさんに笑わされたもんだから、その後Eさんが何を言っても可笑しい状態になってキツかった。

Eさん「ちょっとぉ!トイレが、なんとかグソだらけで酷いの〜!」

みかやん「なんとかグソって何ですか?」

Eさん「ほら、Dさんがゲーリーの事をなんとかグソって言うでしょ?」

みかやん「あ、ビチグソの事ですか?」

Eさん「そう!ソレ、ソレ!ビチグソーっ!」

・・・だからと言って、わざわざ「なんとかグソ」って言わなくたって。

Eさんが苦手なのは1に血2にゲ□3にウン○、私は1にゲ□2にウン○3にタン。血なら私が代わって始末したけど、ウン○だったのでEさんが渋々始末した。

この後、Eさんはことごとくビチグソ付きのトイレに当たって「今日のお客さん、ウン○たればっかり!今時の人は連れが居ても平気でウン○出来るんだもんね。私ならデート中にウン○なんか絶対出来ないわ!」と嘆いていた。

更に「一見、トイレが奇麗だったから油断したら、便座の裏がビチグソだらけだったの!女の方が犯人だったとして、この後に男がトイレに入って便座を上げたら、ゲーリーだってバレるよね。恥ずかしくないんだろうか?」

おまけに「どうしようもなくてゲーリーしたとしても私だったら、トイレ汚さなかったか全部見て、万が一汚してたら自分で奇麗にしてからトイレを出るけどね。なんぼ顔を奇麗に塗りたくってても、トイレ出た後ウン○だらけにしてるような女なら、男だってイヤだべさ!やーっ!考えられない!」と、まさにヤケクソ状態。

みかやん「犯人はみんな女なんすかね?」

Eさん「男はみんな便座を上げるから、便座の裏の事が気になるの。便座の裏まで気が回らないのは女さ」

なるほど。

以上。今日のサブタイトルは「Eさん、ウン○について熱く語る」って事で。どすか?
「見た人はすぐやるバトン」だそうで…。MJさんとこや、きまぱぱさん、いろんな所で見ちゃったから逃れられません。

今、どこに居る?
居間のパソコンの前

今、一番近くに誰が居る?
ぬいぐるみのなまけたろう

今 どんな服装?
ロンT&ジャージ

今、何食べたい?
軽くシュークリーム♪

今、何飲みたい?
カフェイン中毒ゆえにアイスコーヒー

今、真後ろには何がある?
1週間ぐらい前に買った米

今、まわりを見渡して、いちばん目についたものは?
ケロロ軍曹グッズ

今、誰に会いたい?
昨日見たDVDに出てたオダギリジョー

その人に今伝えたいことは?
バイの役、お似合いでした(メゾンドヒミコ)

今一番歌いたい曲は?
45/ELLEGARDEN 歌詞をまだ覚えきれてない

今頭の中でパッと思い浮かんだ言葉もしくは台詞は?
ケローーーーっ!

今の体調は?
目が若いて痛い 鼻水少々

今どんな気持ち?
唐突に「23歳頃に戻りたい!」

ルール
見た人は全員やること!
絶対だから!嘘つきはだめ!
11:30-18:30 クイックメイク22部屋+ベッドのみ1

今日は、Kさん(50代前半・チビウザ)とP君(20代前半・元自衛官)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。みんなが心配していた、KさんとP君が二人だけの勤務だった。

朝からCさんがソワソワしていて「P君大丈夫だべか?Kさんにウザくされて辞めるとか言わないべねぇ。どーしてるやら。P君と二人だらKさんの思うツボだもね」と呪文のように何度も繰り返していた。

みかやん「P君はしっかり者だし、優しい子だし、頭もいいから(ベタ褒め)、Kさんごとき、上手くあしらってるんじゃないの?」

Cさん「そうだといいけど。Kさんだらダテにトシくってないもの、したたかだべさ。わちはそれを心配してるんだの。あ、そうそう。わちは昨日の事(やり直し)なんか何も気にしてないから。スミマセンって一言言っておけばいいんだもの」

つーか、あなた。スミマセンの一言で済んでなかったじゃないすか。逆ギレして一日中機嫌悪かったの誰でしたっけ?・・・とは言わなかったけど、わざわざ「気にしてない」って言うところをみれば、相当気にしてたんだろう。

そうなると相手はお年寄りだし急に可哀想になる。

ずっとP君P君て呪文を繰り返してるし、P君の前でやり直しさせられたのがキツかったんだろう。そういや、CさんたらP君の前では老眼鏡をかけない。はあぁ。幾つになっても女は女ってか、骨になっても女は女ってやつね。降参ですわ。

と思いながら、風呂掃除をしようと浴室に入ったら、排水溝付近にゲーリー1滴。

みかやん「ぎゃああっ!ゲーリーだよーっ!うわぁ!こんな風呂に素足で入っちゃったよ〜。ひいぃ〜(半ばわざと大騒ぎ)」

Cさん「どれっ!何?こんなのかい?たったコレだけでしょ」

みかやん「だって、こーゆープレイをしたら1滴じゃ済まないハズでしょ?きっと、この辺りもゲーリーだらけだったのをお客さんがシャワーで流して帰ったんだよ〜」

Cさん「やんや、どれどれ。わち代わってあげる」

みかやん「さすがCさん!頼もしい!いやぁわち今日はCさんとペアで良かったわぁ。つーか、わちなんか殆どCさん専属だからさ、こんな時ホントに助かるよ〜。ありがたいわぁ(わざとオーバーに言ったけど半分は本心)」

Cさん「なんもなんも。こんなのはわちみたいな年寄りがやればいいのさ。気にすんでな〜い」

みかやん「じゃあわち、部屋やるね。マッハの早さで本メイク並みに奇麗にすっから任せといてね〜」

Cさん「わちも助かるよ〜。みかやんは仕事が早いからいっつも助けて貰ってるもの。わちも感謝してるし、わちはみかやんを先輩だと思ってるからね〜」

こんなふうに、素直な婆さんぶりを前面に出されると可愛いんだけどね。時々思い出した様に”やり直し”の愚痴をこぼすけど、根本的な機嫌は直ったようで何よりだ。やれやれ。なだめすかして上手くやってくしかないよね。

昼休みはフロントH君も一緒だった。そう言えばH君、今は柔道を習っているけど、学生時代は空手をやっていたそうだ。

みかやん「P君たら、空手の大会に出てヒーローショーのヒーローにスカウトされたんだってさ。H君もスカウトされるぐらいにならなきゃねぇ」

Hくん「ふははは。す、凄いですね」

P君の登場で、ますますH君が霞んでというかくすんで見えるってのに、Hくんたら相変わらずのらりくらりとしててさ。それでもH君が「P君と友達みたいに仲良くなりたい」って言ってたから、お膳立てして、空手や柔道って共通の話題を振ったのに・・・。

P君が懸命に「空手やってたんすか?」「どこの高校すか?」「その高校、空手の名門校すよね?」と話しかけてるのに、当のH君がのらりくらりで、話が続かない。

なんかいろいろと気を遣って疲れた。世間ではこーゆーのを「空回り」と言うんだろうか?
11:00-18:00 クイックメイク27部屋

今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)、Cさん(60代前半・元看護師)とP君(20代前半・元自衛官)と私の勤務。

先週、P君がR氏に会いたがっていたので「かくかくしかじかで、御陰様でフロントへ異動した」と伝えた。

みかやん「とんでもないオッサンだったらしいよ。自衛隊で根性を叩き直して欲しいわ。あーゆーの自衛隊に居たらどーなるの?」

P君「ボコボコっすね(笑)」

みかやん「R氏がメイクに居る間にP君にシメて欲しかったよ」

午前中はサクサク仕事が進んで、P君は「二人とも早いっすよね。ついてけないっす」なんて言ってた。ところが、一度作業室へ戻るとフロントイケメン君に「○○号室の風呂係はCさんですか?汚れが残っているので、やり直しして下さい」と言われた。

確かにCさんは風呂やり直しの常習犯だけど「Cさんですか?」って。CさんもCさんで「浴槽の黒ずみでしょ?あんな汚れは落ちないわ!あんなのをやり直しって言われても困る!」と逆ギレして、R氏をどうこう言えない状態になった。

イケメン君はタジタジになって「じゃコレ持ってって下さい」と、スーパー何とかという特別な洗剤を出してきた。で、問題の部屋へ行くと朝のA班の親分が居て、Cさんがグジャグジャモンクを言ってるもんだから「洗剤の痕が浴槽に残ってるの!普通にバスマジックリンで落ちるから!」と、Cさんを怒鳴った。

P君が私に「やり直しがあるなんて厳しいっすね」と言ったので、「やり直しされたら意味ないから、素早く奇麗にしないとなんないんだ」と答えた。今思えば、このやり取りがCさんは気に入らなかったらしい。

イケメン君も心配して様子を見にきてくれた。イケメン君に「結局、何の汚れだったんですか?」と聞かれて、「あ、あのぅ。それがその。洗剤の痕が残ってたそうです」と答えたら、イケメン君は呆れ顔で戻って行った。

もう!Cさんたら!

休憩明けのCさんは物凄く機嫌が悪くて、私に「みかやんはミス無いもね。プロだもの当たり前だよね。逆にみかやんみたいな経験者がミスしたら恥ずかしいもね」とイヤミを言い出す始末。ひでぇ。

仕方ないので、ずっとP君と話をした。

みかやん「若い女の子が沢山いると思って、ココにバイトに来たんでしょ?」

P君「はい(笑)」

みかやん「オバばっかりでゴメンねぇ(笑)」

P君「逆に働きやすくて良かったっすよ〜」

と言ってニコニコニコニコ笑ってるP君ってホントに可愛い。こんな日はP君の笑顔を見るとホッとする。

夕方、P君が軽く挙動不審なのが気になって、素知らぬフリをしながら様子を見ていたらば、P君たらCさんに気付かれないようにコッソリとCさんの仕事の後をチェックしていた(ついでに私のも)。

オバチャン達がやり直しをされたら可哀想と思って、P君なりに気を回してくれたんだろう。なんていい子なんだーっ!子供なのになんてしっかり者なんだーっ!私はモーレツに感動した。

みかやん「P君!あの…学校へ通ってる間はココに居てね。辞めないでね」

P君「はい!頑張ります!」

またニコニコニコニコしてるP君を見ていて、いい子過ぎて早死にするんじゃないか?と心配になった。

午前中、Cさんは「今日も3人で疲れるから、帰りはコーラだね」なんて言ってたのに、いざ帰りになったら「わち疲れたから帰るわ。アンタ達ゆっくりタバコでも飲んで帰りなさい」って、とっとと帰ってしまった。

仕方ないので、仕事の後ゆっくりとP君といろんな話をして、大通りまで一緒に帰った。

「自分、いろんなバイトしたんすよ。ヒーローショーのヒーローのバイトしました。アレはとにかくオーバーアクションすればいいんすよ」と言って、身振り手振りしてる姿が何とも可愛らしかった。

P君「ショッカーみたいな悪役もやったんすよ。全身タイツで」

みかやん「モジモジ君みたいな奴?アレは友達に”ショーに出るから見に来て”とは言えないよね」

P君「言えないっすね(笑)」

P君がいちいちニコニコニコニコしてくれるもんだから、私はその度にクラクラする。若い娘を目の前にしたオヤジと完全に同じだ。私のオヤジ化に拍車がかかる。

ELLEGARDEN占い

2006年2月24日 めもめも
http://u-maker.com/203111.html

素晴らしい!ELLEGERDEN占いなんて、私の為に有るようなもんだ!と思って早速やってみた。

診断結果はコレ↓

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みかやん。さんのテーマソングはジターバグ です!

●    ジターバグ☆のあなたは、面倒見のよいしっかり者です。姉御肌でよく働くので、周りからの評判も上々。面倒見がよすぎるせいか、時に人に利用されることもありますが、本人はそんなことには無頓着。利用されていることにも気づきません。人にあげた親切がまわりめぐって、やがてあなたを助けてくれるでしょう。

●    みかやん。さんを密かに想っている異性は、6人います。

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>利用されていることにも気づきません。
ってあたりは実に私らしいかも。普通にスルーするもんね。

友人達も「すげぇ当たってる」と言ってくれた。

友人達と言えば、20日に朝1で怪君から電話がきて、何事か?と思ったら・・・。

怪君「昨日、仕事だったんでしょ?帰り、どっか行ったの?」

みかやん「いや、6時で仕事終わって普通に帰ったよ。何?」

怪君「昨日、地下鉄に乗ってて、姉さんのラブホの最寄り駅を通ったから”姉さん乗ってきたりして”と思ってたら、ホントに乗ってきたんだよ。しかも同じ車両に!」

みかやん「なんだ。声かけてくれれば良かったのに。ごめん。ぜーんぜん気付かなかった」

怪君「や、だって。俺より若いような男と仲良く話しててさ」

みかやん「あぁ。うちの職場に元自衛官の若い子が入ったって言ったよね。その子だよ。怪と2歳しか違わないよ」

怪君「全然好みのタイプじゃないような事を言ってたのにさ。デレデレじゃん!」

みかやん「ぐはっ!」

アイタタタ。私ったら、端から見たらデレデレだったんだ。イカンイカン、気をつけよう。

つーか私「好みのタイプじゃない」なんて一言も言ってない。
11:30-17:00(-1時間)本メイク4+クイック1+リネン折り

今日は、Cさん(60代前半・元看護師)とKさん(50代前半・チビウザ)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。出勤してモニターを見ると、お客さんの数が少なくて、一同愕然とした。

「給料日前日だもんね。何時まで居られるだろ?」「最悪、4時ぐらいで帰る事になるかも」などと言いながら出動した。

それよりも何よりも今日はR氏が出勤しているので、勤務の組み合わせが「クジ引き」と聞いて、更に愕然とした。R氏とペアのクジを引いたらどーしよ?だったら2時ぐらいで早帰りでもいい!と思っていた。

すると、なんと!R氏は今日からフロント研修になったので、一同胸を撫で下ろした。

どうやらR氏が自らフロントを希望したらしい。私は昨日「R氏自らフロント希望してくれないでしょうか?」とか「私あたりは悪運が強いのでR氏とは一度も組まないで済む気がします」と言っていたら、そのとおりになった。私ったら凄い。

Eさんは満面の笑みをたたえながら、出動前のR氏に「(フロント補助係は)一人でする仕事だもの、R氏に合ってるんじゃない?」と声をかけた。さすがEさん、一言に重みが有る。

部屋に入るとEさんは風呂掃除をしながら、私は洗面掃除をしながら話をした。

Eさん「巧い具合に厄介払いで来て良かったよね。私達が追い出したワケじゃないもんね。やっぱりベッドメイク係の男の人はP君みたいな若い子か、せいぜい40代までだよね。トシとりすぎてると頑固でダメだわ」

みかやん「プライド捨てて一からスタートと思ってくれるような謙虚なオッサンならいいんですけどね。もしくはC班の男性ベッドメイク係みたいに明るくて気さくな人ならいいんですけど」

Eさん「C班の男性もいい人だけど、うちのP君は大当たりだよね。仕事早いし、黙々と働いてくれるし」

みかやん「何年かに一人ぐらいの逸材ですよね。いつもニコニコしてるし、手がかからなくて・・・」

Eさん「うわーーーっ!」

みかやん「えーーーっ?」

Eさんが排水溝の中を指差すので見てみたら、使用済みスキン(白子入り)が、排水溝の中にベロンと有った。

Eさん「こんなのベッドで外してゴミ箱に入れればいいのに。ハメたままベッドからこんな所まで歩いて来る姿ってマヌケじゃないの?全くもう!何でこんな所に・・・。あれ?何の話、してたんだっけ?」

午後からは、Eさんと私は壁紙を取り替えたり模様替えをした部屋の大掃除をした。見慣れたと言うより見飽きた部屋がセンス良く生まれ変わって、何だか晴れがましいような気持ちになった。

みかやん「時々お客さんが勝手に部屋の模様替えしてる事ありますよね?」

Eさん「有るよね。ベッドまでテーブル運んでたりね。重たくて戻すの大変だよね」

みかやん「カラオケ店で働いてた時も、勝手に模様替えしてるお客さんが居たんですよ。わざと入口にソファーの背を向けるように置いて…。外から見えないようにソファーの上で、はしたない事をしてたんでしょうねぇ」

Eさん「だったらココへ来ればいいのにね。カラオケ屋さんじゃ大した事も出来ないでしょうに」

みかやん「大した事って(笑)。カラオケ屋さんをラブホ代わりに使われちゃ困りますよね」

Eさん「そんな人達が居るから、うちらは今日も早帰りなのよねぇ。商売あがったりだわ」

みかやん「駅前で割引券配りでもしますか?」

Eさん「あはは!みんなで配るかい?”ホテル○で〜す。お願いしま〜す”って。それこそカラオケ屋さんだよね」

5時に会社を出たら、外はまだかなり明るかった。少しずつ日が長くなってきた。早く春になって雪が無くなるといいなぁ。
11:30-18:00 クイックメイク20部屋+ベッドのみ1

今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。R氏が休みなので、出動前も昼休みもR氏の話でもちきりだった。

R氏の一番の被害者Dさんの話によると、風呂の本メイクを教えてR氏にやって貰っていたら「手伝わないんですかっ!」とR氏が不服そうだったので「今、教えた所をやって貰わないと覚えられないでしょ」と答えたら、「じゃあボケッと見てるんですか」とキレられたそうだ。

Dさん「もうね、怒りのあまり手がプルプルしたよ」

みかやん「うわ〜。私だったら”もいっぺん言ってみやがれ!ゴラぁ”って言ってしまいそう。よく我慢したね」

R氏に風呂の本メイクを一人でやって貰ったら1時間半もかかったので、Cさんが何気に「慣れたら40分ぐらいでやるんだよ」と言ったら、R氏は「僕だって一生懸命やってるんですよ!負けず嫌いですから!やる時はやるんです!」と、また逆ギレしたそうだ。

みかやん「負けず嫌いなら、誰より早く仕事覚えてみろって言いたいよね」

Cさん「わちもカチンときて”慣れたら”って言ったっしょ!って言ってしまったよ」

みかやん「そーだよ。怯まないでガンガン言えばいいのさ」

Dさん「けどね。ああ言えばこう言うで、喋りたくなくなるんだよ」

みかやん「仕事も出来ないのに口ばっかり達者で最悪だよね。聞いただけでムカつく〜」

Dさん&Cさん「ホントにムカつくんだってば!」

おまけに、R氏を廊下掃除に連れてって、掃除機と延長コードを渡したら、掃除機本体からコードを引き出さずに、いきなり延長コードの凸側を掃除機のケツに刺そうとしていて、Dさんは絶句してしまったそうだ。

みかやん「掃除機の使い方も知らないなら、ベッドメイク以前の問題でしょ」

Dさん「あれ多分、掃除機使った事ないんだと思う」

Cさん「有り得ないべしゃ」

黙って話を聞いていたEさんが、遂に口を開いた。

Eさん「もうイヤ!明日R氏と組みたくない!みかやんに任せる!」

みかやん「要りませんよ〜。順番から言ってEさんとR氏のペアになるに決まってるじゃないですか」

Eさん「みんなの為にも本人の為にも辞めてくれないべかねぇ」

みかやん「R氏自らフロント希望してくれないでしょうかねぇ」

Cさん「フロントでも余すべさ。あんなの」

Dさん「あんなのホントに要らないわ」

さすがEさん!言いにくい事をハッキリと言ってくれる。

これでもまだ話し足りなかったのか、部屋で二人になってもCさんは「あれ(R氏)だらどーもなんないわ。しゃいあく(最悪)!ああで、こうで・・・」と、ご丁寧に同じ話を何度も何度もリピートしてくれた。

ところが、こんな時でも陽気に笑っているのがCさんだ。軽くラテン系かも知れない。

Cさん「ところで、カメゴハンって食べた事ある?」

みかやん「はーっ?亀ご飯?無い無い。食べた事ないよ〜」

Cさん「あれ?カメゴハンでなかった?カマゴハンだったかい?」

みかやん「も、もしかして…釜飯の事?」

Cさん「それそれ!釜飯って言うのかい。ひゃははは!わちだらヤだねぇ」

Cさんは豪快に笑っていたけど、私はご飯と一緒に炊きあがったミドリガメを想像して寒〜くなった。

寒いままベッドが2つ有る4P部屋へ行ったら、「ちょっと!スリッパ3つ使ってるんだの!男2人と女1人だったんだべか?女2人と男1人だったんだべか?でもベッドは1つしか使ってないんだの。うしししし」とCさんはまた大はしゃぎしていた。

みかやん「私的には男3人がいいな。男3人が1つのベッドでね・・・」

Cさん「わち今、背筋がゾクッとしたわ。みかやんだら意外と悪趣味だもね」

みかやん「いやいや、さっきのカメゴハンの方がよっぽどゾクッとするわ」

Cさん「だけども、男3人って言われたら、わちだらわちと同い年ぐらいの爺さん3人を想像してしまうもね」

みかやん「うわっ!それはゾクッとするわ。寒いね〜」

お陰で帰りの地下鉄の中では爺さんを直視出来なかった。
ジャスミンさんから「評価バトン」を頂きました。

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既婚未婚を問わずパートナーと自分自身を
100点満点でで表してください

■「既婚/未婚・男/女」
 既婚・女

■「夫として」100点
 私と違ってマメな夫で助かっています。
 ゴミ出しや古新聞出しに買物、いつもご苦労さんです。
 私が一言「ELLEGARDEN好き」と言えば、CDやDVDを買いあさって     くれるし、一言「ケロロ軍曹可愛い」と言えば、ケロログッズを買いあさり、DVDを借り倒してきてくれるマメさです。
 
■「父親として」100点
 うちに子供はいないけど、居たら間違いなく100点。
 子煩悩な人というか、子供が居ないので嫁煩悩な人。
 ぬいぐるみのハルちゃんを溺愛しています。
 
■「男として」100点
 何にしろ私には勿体ない夫。
 若い頃から、私に美味しいものを食べさせて、私にお洒落な服を着せるのが生き甲斐みたいな人です。本人もグルメでお洒落です。
 
■「妻として」5点
 私が男だったらこんな女は妻にしない。
 料理下手だし家事苦手だし最悪。

■「母親として」5点
 今後はもっと仏前に手を合わせます。

■「女として」5点
 顔も洗わないで寝る事多いし、
 タバコやめて2ヶ月で6kg太ったし、最悪。
 女性が女性として最も輝くのは60代って話なので、
 それまでに女を磨きたい。

■「バトンを受けて欲しい人」
 ご希望の方、全員にプレゼント。

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うわああああん。私ったら最低最悪。私にはイタい。イタ過ぎる。ゴメンナサイ>夫。

出会った時、夫は大学生で私は某デパートのエレガ。化けの皮が剥がれる前に結婚して良かった。

そうじゃなくて・・・。

今は5点だけど、謙遜して「70点ぐらいかしら。おほほほほ」なんて言えるようにならなければ!
11:30-17:00(-1時間)クイックメイク17部屋

今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)と新人R氏(50代前半・へんくつ)、Kさん(50代前半・チビウザ)と私の勤務。16〜17日の私が二連休だった間に、我が班にとんでもないオッサンが入ってきたという噂だったが、今日初めて会った。

50代前半の男性って事だったので「Cさん!遂に白馬に乗った爺さんの登場かも!」と冷やかしたら、Cさんは憮然として「わちの好みのタイプでない!」と言っていたし、Kさんなんかは「好みとかそれ以前の問題なの!生理的に受け付けないタイプって言うの?気持ち悪くて」と言っていた。

で、会ったら「あぁ。なるほどね」って感じ。いや、だけど男は顔じゃない!真面目に働いてくれりゃいいじゃないかっ!と思っていた。

ところがKさんの話だと、DさんとKさんがR氏に風呂係を教えたら、R氏に「じゃあ、やってみてくれ!」と言われて、DさんとKさんで1回ずつ風呂係をやったら、R氏は「あ、ちゃんと15分以内で出来てるんだ」と、呟いていたそうだ。

Kさんは「”やってみてくれ!”なんて、こっちに指図する新人なんか居ないよ。風呂係の順番や様子を見たいんだと思って手本を見せたら、順番じゃなくて時間を見てたんだよ!そんな人、見た事ない!」と言って、思い出しムカつき状態だった。

Kさんの思い出しムカつきはまだ続いて「風呂に毛が落ちてたから注意したら”目が悪いんだ”って何か自慢げで”あと何日でメガネが出来てくる”とか言ってさ。分かりましたとかスミマセンって言葉がいっさい無くて、言い訳ってか口答えばっかり」と言って半日ぐらい怒ってた。

Kさんはベッドを組みながらずっと怒ってて、最後にベッドの上に帯布を乗せようとした時に、私が帯布の異変に気がついた。

みかやん「うわぁ!ちょっと待ったーっ!」

Kさん「えーっ!何?何?えーっ!怖い!何?どーしたの?」

Kさんは大騒ぎしながら、長い帯布の端から端まで見て、裏側を見たとたん帯布を放り出した。帯布には直径10センチぐらいの大きな茶色いシミが付いていた。

Kさん「カッ、カッ、カッ、カレーだよね?ね?ね?」

みかやん「匂いを嗅いでみたら?」

Kさん「いやいやいやいや。そんなそんな。カレー!絶対カレーだよーっ!」

パッと見、ゲーリーっぽいけど、Kさんがカレーと言うならカレーなんだろう。お互い、そう信じる事にした。

動揺しつつ次の部屋へ行ったら、ベッドが組んであった。朝のA班がベッドを組んで帰ってくれたんだろう?と思ったが、あまりにもヘタなベッド組みになっていた。恐る恐る布団を剥がしてみたら、ベッドの左側だけ枕を使った痕跡とシーツの乱れがあった。

「え?何で片側だけ?」と思いながら辺りを見回したら、この部屋はセット(ベッドメイク前の準備)がされてないようだった。仕方ないので、自分らでセット道具を持ってきて、ベッドを剥がしてセットする事にした。

すると、さっきまで怒ったり動揺したりしていたKさんが、今度は大はしゃぎだ。

「これさ、一人で寝ながら待ってたけど、連れが来なくて一人寝して帰ったって事?最初から一人寝の予定ならベッドの真ん中に寝るよね。女なんだろうか?男なんだろうか?」と言いながら、Kさんはウロウロと風呂や洗面を見に行った。

Kさんてば目を輝かせて「フェイスソープ使ってるから女だと思ったけど、ブラシ使ってないって事は男だよね。女だったら髪とかして帰るよね。あ、トイレットペーパーが三角に折ったままだから、やっぱり男だよ」と言っていた。

推理はいいから、セット手伝ってくれや。

ま、みんな推理はするけどさ。お客さんが残した僅かな痕跡から様々な想像をするのは楽しい事なんだけど、一人でやらないでよね!って感じ(笑)。

一日、R氏と組んだEさんは「疲れた。R氏と二人って辛い。てかだんだん腹立ってきた」と、こぼしていた。何だか先が思いやられる。
11:00-18:00 クイックメイク27部屋+リネン折り

今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とKさん(50代前半・チビウザ)、Cさん(60代前半・元看護師)とP君(20代前半・元自衛官)と私の勤務。

P君はもはや普通に仕事が出来るので三人でサクサク進んで、休憩前までに16部屋の掃除をした。休憩明けもこのペースで仕事をしていたら32部屋の掃除をする事になり、三人での最高記録30部屋の記録を更新してしまう勢いだ。

なのにP君には「スミマセン。自分、今日、(仕事が)遅いっすよね」と謝られた。聞けば、今朝の8時まで飲んでいたそうだ。

Cさん「なんも気にすんでな〜い。若い時なんかしょんなもんだぁ」

みかやん「そーだよ。私も若い頃は4日ぐらい寝ないで遊んでたよ。今、遊ばなかったらいつ遊ぶのさ?って話だよ」

P君「すみません」

P君たら若いのに、おカタいと言うか真面目と言うか、チャラチャラしたところが1つも無い。

みかやん「そう言えば、辞めたBさんが”P君が風呂でウン○に見舞われてて、可哀想だから代わりに取ってあげた”とか言ってたけど、ホントなの?」

P君「いえ、自分が拾いました。もう2回もウン○に当たったんですよ。2回ともダスターを丸めて拾いました」

Cさん「Bさんだら、そんな事までホラ吹いてたのかい。Bさんの言う事は全部ホラだもんね」

みかやん「つーか。P君たらまだ入って間もないのに、2回もウン○に当たるって凄くない?Cさんが居る時は、無理しないで声かけてね。すぐ代わってくれるから」

Cさん「わち慣れてるから言ってくれれば代わりに始末するからね。みかやんなんかウン○やゲ□なんか見たら、大騒ぎだもの」

面目ない。

休憩明けは、酒が抜けたのかP君たら息を吹き返したように元気になって、仕事が早いのなんの。P君は自分の仕事をしてからCさんの仕事を手伝っていた。

おまけに私もP君に手伝われてしまった。まだまだ若い者には負けないわよ!と思っていたけど、20代前半の男の子に本気出されたら敵わないよ。つーか、P君て自衛隊の精鋭部隊の人だったんだよ。そりゃ敵わないよね。

仕事が終わってから、三人でコーラを飲みながら一服した。P君はニコニコニコニコしながら自衛隊の話をしてくれた。

30kgの荷物を背負って50kmの道のりを13時間かけて歩く訓練や、動いているヘリコプターから飛び降りる訓練などをして、暇さえあれば何キロでも走っていたそうだ。泣きながら逃げ帰る人も居たって話。

そりゃ敵わない。敵うワケがない。私もココでP君と「精鋭部隊」と言われるよう頑張らなければ!

三人でテクテク歩いて、地下鉄駅へ向かった。途中、Cさんが帰ってP君と二人で地下鉄に乗った。

二人になったら、またP君がニコニコニコニコと自衛隊の話をしてくれて、今度は自衛隊の頃の写メを見せてくれた。今はフワフワの茶髪だけど、自衛隊の頃は黒髪の坊主頭で、今と全く雰囲気が違っていて、しかもわざとヤンチャな表情をしていた。

へえぇ。P君てこんな顔するんだぁ。ホントはもっと明るくてやんちゃな若者なんだろうなぁ・・・ホントに自衛隊が好きだったんだぁ・・・と思ってたら、P君がまた私の目の前にケータイを差し出した。

P君「これ、自分の戦車っす!」

みかやん「ふっ(可愛い〜!・笑)」

物凄く嬉しそうに一段とニコニコニコニコしながら戦車の写メを見せてくれた。目を輝かせて戦車について語るP君をずっと見ていたかったけど、無情にも乗り換え駅に着いてしまった。

「お疲れ様でした」と笑顔で手を振るP君の姿を見送りながら、あたしゃココでの精鋭部隊を目指して頑張るわよ!と心に誓った。ま、そんな気合いはどうせ三日坊主だけど(笑)
11:30-18:30 クイックメイク23部屋+廊下掃除

今日はEさん(50代後半・高見沢俊彦似)とP君(20代前半・元自衛官)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。

最近、知らぬ間にコスプレの種類が増えていた。

ココのラブホでは、フロント補助係が部屋から使用済みのコスプレ衣装を回収してエレベーターに乗せ、フロント社員がエレベーターから回収したコスプレ衣装を洗濯したりアイロンがけしたりしているようだ。階を移動するのにエレベーターに乗ると、コスプレ衣装にお目にかかる。

今日は、エレベーターの片隅にスクール水着が有った。

Cさん「やんやちょっと!これ、水着でないの?ええーっ!」

みかやん「あ、そうだね。意外と人気有るよね。コレさ、胸んとこにパットが付いてないからいいんでしょ?こう、乳首が・・・」

Cさん「こーゆー所に来て、わざわざ水着で風呂に入って忘れてったのかい」

みかやん「いやいやまさか。コスプレっしょ」

Cさん「その、コシュピレってなんだのさ?忘れ物でないの?」

みかやん「よく作業室にセーラー服とか看護師さんの制服とか干してあるっしょ。アレの仲間さ」

Cさん「水着着たからってどーだのさ?何も着ない方がいいべさ」

みかやん「や、どーだの?って聞かれても困るんだけどさ。だから、こう乳首が・・・」

Cさん「へえぇ。いろんな人いるもんだもねぇ。だけどもわちだら、考えられないもね」

人の話、聞いてない。

ったく。乳首乳首って何回も言わせないでよね。それに誰もCさんに「スクール水着を着てくれ!」とは言わないから。多分。

Cさん「あの、ごしじん様の服も意味分かんないもね。どーだってゆーのさ?」

みかやん「・・・流行らしいよ」

ごしじん様=ご主人様=メイド服の事だ。メイド服が作業室に干してあるのを見て、みんなが「ご主人様!」と言うからCさんも一緒になって「ごしじん様」と言っているが意味は分かっていない。

そもそも、ラブホで働いてる人に「コシュピレってなんだのさ?」と聞かれるとは思ってもいなかった。

みかやん「き、着てみる?ごしじん様の服」

Cさん「わちなんかが着たら、チンドン屋だべさ。まーっさか。ひゃーはははは。頭、おかしくなったと思われるべさ。ひゃははは(一人で大ウケ)」

冗談に決まってんじゃん。つーか、チンドン屋さんに失礼すよ。アレはエンターテイメントなんすから。

昼休みは、私達の噛み合ない話(噛み合ないのはもちろんCさん)をP君がニコニコニコニコしながら聞いていて、何とも可愛らしい。P君はキツいと思うけど、こーゆーオバ連の中にはP君みたいな子が居てくれないと救われない。オバばっかりだと、またドロドロすっからね。

例によってススキノの情報誌の某オカマバーのページを見ていたら、P君が「自分の友達が3月から、この店で働くんです!自衛官の頃の同僚っす!」とキビッと言った。

オバ連に「そのお友達って奇麗な子?」とか「お店に行くのかい?」とか「同伴とかアフターとか有ったら付き合うの?」だ「狙われてないの?」と質問ぜめに遭うが、それでもP君はニコニコニコニコしながら、丁寧に質問に答えていた。

辞めたBさんの後がまも、P君みたいに爽やかで、あんまりお喋りじゃなくて、ニコニコニコニコしてる子だといいんだけどね。なんか「オッサンが面接を受けてた」って噂だからね。
700000アクセスは、すももさん(http://diarynote.jp/d/38232/)が踏んで下さいました。

後日、ささやかな記念品を送らせて頂きます。

以前、思いがけないサイトでココが紹介されていました↓。

http://blognavi.info/news/03/2005/07/post_544.html

この後の3日間でカウンターが10000も回って驚きました。70万アクセスに最も貢献して下さった方と思います。

皆様、今後はアクセス数に内容が伴うよう精進していきますので、今後も宜しくお願いします。
70万HITを踏まれた方は、一言「踏んだ」とコメントを頂ければ幸いです。

一応「踏んだ」とコメントしてみて下さいね。

私はもう寝ますけど(笑)
11:30-18:00 クイックメイク21部屋+ベッドのみ1部屋

今日は、Dさん(20代前半・金髪&ピアス)とCさん(60代前半・元看護師)と私の三人勤務だと思っていたら、先日面接を受けていた女性が新人フロントとして入り、ベッドメイク研修という事で、その新人フロント女性Qさん(30代半ば・Lさんタイプ)とDさんが組む事になった。

私は最近ずっとCさんとペアで、Dさんには「みかやんはCさん専属の介護要員なんだよ」と笑われた。そ、そんなぁ・・・。笑えないよー。御陰様でかなり慣れたけど、Cさんと組むのがちょっとキツい時が有るんだよね。

Cさんはかなり目が悪いのに、入室時間を見る時に100均の老眼鏡をかけるだけで、殆どろくに見えてないまま掃除してるから、鏡が汚れていたり床に毛が落ちていたりする。ペアを組んだ者のフォローが大変だから、この仕事を続けるなら遠近両用メガネを買ってほしいと本気で思う。

Cさんが掃除した後、鏡をチェックしたり、毛をチェックしたり、そーゆー意味での介護が結構キツいかも。

昼休み、Dさんがグッタリして戻って来た。「Qさんて辞めたLさんによく似てるわ。初日からタメグチで、もう何年も居る人みたいに喋っててさ」って、こぼしてた。うちの班ではDさんが一番先輩なので、Dさんが敬語を使ってるのは聞いた事がなかったけど、今日はDさんがQさんに敬語で話してて、どっちが先輩か分からなかった。

休憩明けはCさんが風呂係でスタートして、ローションマットが有る風呂に当たった。

Cさんて表現がみんなと違っていて、水滴でベチャベチャの風呂を「ベタベタ」とか、ワックスをかけてピカピカの浴槽を「テッカテカ」と言う。

今日は・・・。

「やんや、風呂のマット使っててさ。”ネリネリ”だのさ。使って貰う為にマット置いてあるんだけども、あんまりネリネリだらちょっとねぇ」だってさ。

風呂のマットを使っててローションまみれだったら、普通は「ネロネロ」って言うと思うんだけど。

風呂掃除を終えたCさんは、トイレ掃除を始めた。Cさんは、エプロンのポケットを探って「あれ?あぁわち今日もう全部使ってしまったんだ」と、ハッキリと独り言を言った後、「みかやん!トイレのマット持ってないかい?」と聞いてきた。

みかやん「え?トイレのマットって何?」

Cさん「いや、マットでなくてアレさアレ。パット?いや、アンネさ!」

みかやん「マットって言ったよね」

Cさん「やんや、風呂でパット洗ったばっかりだべさ。間違ったよ」

みかやん「風呂で洗ったのはマットでないの?」

Cさん「え?わち、なんて言ったっけ?」

笑えないって。いつもこんな調子だ。脱力しながらポケットからナプキンを出して、Cさんに渡した。私は介護の仕事に向いてないようだ。

帰る頃には、Dさんも私もグッタリしていた。それでもQさんは執拗にDさんに話しかけていた。

Qさん「そしたら私、明日、噂の人に会えるの?」

Dさん「会えますよ。明日その人、出番なんで」

みかやん「噂の人ってもしかしてKさんの事ですか?」

Qさん「そう!Kさん!さっきDさんから聞いたの」

Dさん「つきまとわれるし、質問責めに遭うよって」

Qさん「そんなにしつこい人なら、明日はプロフィール書いてきて、最初にその人に渡そうかな?あはははは!」

や、笑えないから。なんだかなぁな人だ。Lさんの上を行くかも。ま、Qさんはフロント係だからいいんだけどさ。我がB班にはまともな新人が入ってきますように・・・。
今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)とEさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の三人勤務。過去に三人での最高記録30部屋を達成した時のメンツなので、お互いに牽制し合った。

Eさん「ゆっくりやろうね。お母さん、娘達についてけないから」

みかやん「はい。私もゆっくり婆さん(2月5日の名残)で行きますから」

Dさん「うん。私もゆっくり婆さんで」

そう言って三人で微笑み合ったけど、ゆっくりバージョンなワケがない。結局はバタバタした。やっぱり三人勤務は忙しい。

昼休み、作業室でフロント子持ち君が30代女性と面接をしていた。我がB班に入るかも知れないので、三人でしっかり聞き耳を立てた。すると子持ち君が「ベッドメイクも出来るフロントを募集していますので、一般のフロントとは違います」と言う台詞が聞こえて、一同ガッカリ。

ま、面接でも物怖じせずと言うか、それを通り越してちょっとオバ的なあつかましさを感じる人だったので、我がB班に来られても・・・という感じ。

休憩明けはクイックメイクで目の回る忙しさ。ゆっくり婆さんなんかどこに居るの?って感じ。負けないけど。

それでも油断は禁物だ。洗う食器が山積みになっていれば怯むし、風呂が垢だらけだったら焦るし、アメニティを根こそぎ持ち帰られていれば慌てる。

だらしないお客さんが使った部屋に当たったら、部屋中とことんだらしない状態になっているので「良いお客さんが使った部屋に当たりますように」と祈るような気持ちだ。

私の祈りが届いたのか、今日は荒らされていなくて掃除がラクな部屋ばかりだった。そう言えば今日はバレンタインデーとはいえ平日で、荒らされていてとんでもない部屋は土日祝日に多い。

ちなみに今日はうちのラブホで、お客様にささやかなプレゼントを用意していた。ささやかなモノながら、お客さん達にはお持ち帰り頂いたようで何よりだ。ソレよりも何よりも、バレンタインデーが平日で何よりだった。

部屋は奇麗だし、そんなに忙しくないし「楽勝じゃん!」とすっかり油断しきっていた夕方、風呂係だった私は鼻歌混じりで浴室へ入り浴槽を洗おうと覗き込んだら、浴槽の底が真っ赤だった。

みかやん「えええーっ!」

Dさん「どーしたの?」

みかやん「浴槽の底が血かなぁ?血だらけっぽいです」

Eさん「うわーっ!私、見ないよ(血恐怖症)」

取り敢えず報告(義務は無い)したので、血らしきモノにシャワーで水をかけたが、血らしきモノはガンとして底に有った。シャワーで流れないので仕方なくスポンジで擦ってみることにした。

得体の知れないモノが付着した浴槽に裸足で入るのは毎度気が引けるが、あたしゃ常に急いでいるので、ダーッと浴槽に入ってガーッと擦った。あら?擦っても汚れが落ちないわ、あれれ落ちにくい。

うわっ、コレって・・・と思ったところへ、ベッドを組み終えたDさんが様子を見に来てくれた。

みかやん「血だと思ったら、血色のロウソクのロウでした」

Dさん「うわーっ!なんでこんな底に、こんな大量に。無理しなくていいよ。落ちなかったらフロントに連絡すればいいから」

ロウは一滴二滴じゃなくて、広範囲に滴って固まっていたので、懸命に擦るも力及ばず。Dさんと私のやり取りを聞いていたEさんが、近くの部屋で作業をしていたフロントH君を呼んできてくれた。

あとの事はH君に任せて、私達三人は部屋を出た。

何もバレンタインにロウソクプレイをしなくたっていいんじゃないの?と思うけど、当人達にしたらバレンタインだからこそロウソク!と思ったかも知れないよね。ま、よく分かりませんケド。
11:30-18:30 クイックメイク20部屋+リネン折り

今日はKさん(50代前半・チビウザ)とNさん(30代前半・永作博美似)とP君(20代前半・元自衛官)、Cさん(60代前半・元看護師)と私の勤務。

昨日の帰り、Dさんが「ええっ!明日、Cさんとみかやんが遅番って事は、KさんとNさんとP君だよ!ヤバいっしょ!えーっ!?P君が危険だよ!」と言っていたけど、どうしようもない。

Cさんが気を回して遅番なのに早めに出勤したらば、案の定KさんはP君を相手にはしゃいでいたそうだ。私はその話を聞いただけでウンザリだ。

おまけにフロント渦巻き君に「今日、フロントがわたし一人なんですよぉ。あんまり追い立てないで下さいねぇ」と言われ、「忙しいんだからとっととセットしてくれよ!。働き盛りの男だろっ!」という言葉をグッと飲み込んだ。

なんかもう、この時点でテンション丸下がり。

そんな私に追い討ちをかけるように、Cさんが「Kの事なんかほっときたいのに、P君みたいないい子に辞められたら困るから、ほっとくワケにいかないもね。面倒臭いわぁ。ホントにまぁKだったら・・・」って、ずっとKさんの話を振ってきていた。こっちはKさんの話題に相づちを打つのさえ既に面倒くさい。

遅番なのでP君チームより30分遅れて休憩に入った。Kの奴、大はしゃぎでお戯れだろうと思いながら休憩室に入ったら、KとP君とNさんは無言でお通夜状態だったので、すっかり拍子抜けしてしまった。

Cさんは「わちらの前だから、おとなしくしてんだべさ。三人で部屋に入ったらまた騒ぐんだべさ。Eさんも居なくて天下取った気でいるべさ。役者だねぇ」とか「みんなに”Kに気を付けろ”って言われてるから、P君がKを全く相手にしなかったのかもね」とか、ぐちゃぐちゃ言ってた。

どうでもいいんだけどさ。

掃除部屋が無くなったのでリネン折りを始めたら、P君がフロント二宮和也似君に呼ばれて、力仕事を手伝う事になった。キビキビと働くP君をKさんがウットリと見つめていたのを私は見逃さなかった。

私の視線に気付いたKさんはハッとして「本当にP君てキビキビとよく働くねぇ。お婿さんに・・・。ああっ、や、その、だ、誰かお婿さんに貰ったら?」と言ったが、あまりの事に誰も返事が出来なかった。

本気でP君をお婿さんに貰おうと思ってたって事だよね?うわーっ!何が哀しくてP君がこんなババアどもの中から嫁を選ばなきゃなんないんだか。そもそもP君のような普通の若者がこんな所に嫁探しに来るワケが無いよ!

有り得ねーっ!

違う意味でテンションが上がったし、Cさんのお腹立ちがよ〜く分かった。ちなみにP君21歳、Kさん51歳、P君の母親55歳だよ。すっとぼけた事を考えてないで、真面目にリネン折りをして欲しいもんだわ。

P君て、フロント二宮和也似君と似てるとよく言われているだけあって、確かに顔の系統は似ている。二人とも色白で頭が良さげでお育ちも良さげの爽やかな男前だ。その二人がペアで力仕事をしてたんだから、額に入れたいぐらいのいい絵だったよ。

だけど、それを51歳の人が婿として見ていたとは思わなかった。私のオヤジ目線の上を行く、嫁目線だったとは…。

次に出動した時は、Cさんのテンションも下がってしまい、重苦しい雰囲気の中でベッドメイクをした。別に自分らが悪い事したワケじゃないんだけどさ。

こんな気分で働いていたら、ホントにろくな事がなくて、コーヒーの粉がぶちまかれた部屋に当たったり、水滴でズブ濡れの風呂に当たったり、ウン○だらけのトイレに当たったり・・・散々だった。
11:00-18:00 クイックメイク18部屋

今日はDさん(20代前半・金髪&ピアス)とNさん(30代前半・永作博美似)、Eさん(50代後半・高見沢俊彦似)と私の勤務。元々は私とBさんが遅番だったが、Bさんが退職したのとP君が法事だかで休みの為に、早番に変更になった。

出勤途中、ケータイが鳴ったので見ると会社からの着信だった。何かやらかしたろうか?と恐る恐る出てみると、フロント二宮和也似君で「今日、早番だと伝えていましたか?」って連絡だった。

出勤すると二宮和也似君が新しい勤務表を手渡してくれた。二宮和也似君て、お育ちが良い雰囲気で爽やかなのに、今日は髪を切って一段と爽やかになっていた。で、勤務表…我がB班が6人になっていた。私がココに入った時は10人も居たのに。

聞けば、Nさんがフロント係へ異動になったそうで、勤務表からNさんの名前が消えていた。「どうせならKさんを持ってってくれれば良かったのに。Kさんなら喜んで差し出したけど、Nさんを持っていかれたらイタいよね」と、某先輩が言ってた。

まったくだ!

気を取り直して出動して、ベッドを組もうとベッドの奥側へ行って、ぐはっ!となった。

臭い。あまりにも臭い。

Eさん「どーしたの?何か変なモノ有った?」

みかやん「絨毯から強烈なアシガ(ワキガ並みの足の匂い)の残り香が漂って・・」

Eさん「うわ〜!ホントだ。酷いねぇ。絨毯に染み込んでるんでしょ。アシガの人ってホントに居るんだってね。油足って言うらしいって言うか、油足の人にアシガの人が多いらしいよ。酢で足を洗えばいいみたい」

みかやん「ただの油足ならいいですけど、水虫だったら伝染りそうでイヤですよね〜」

Eさん「水虫菌が爪に入ったら、爪水虫ってやつになるらしいしねぇ。水虫ってなかなか完治しなくて大変らしいよね」

みかやん「うわ〜〜。どーしよー!そう言えば、前に働いてたラブホでは、自分らでセットしてたんで、セット中にうっかり使用済みの足マットを踏んで水虫が伝染した人、結構居たんですよね。ひいぃ〜」

Eさん「大丈夫!伝染ってないよ。後で絨毯を拭いておくね」

Eさんたらチャレンジャーだわ。私だったら気持ち悪くて、こんな絨毯の拭き掃除なんか出来ないわ。だって屈んだらもっと匂うし、こんな絨毯に膝ついたり手をついたりなんか無理。

私ならシューッとひと思いにファブリーズするのに・・・ま、私は風呂係だからいいけど。

って風呂へ行ったら、浴槽にものの見事に真っ黒な垢の輪がこびり付いていた。

やられた。

足は臭いし、身体は垢だらけだし、酷いお客さんだよ。

こーゆー人に「前にお風呂に入ったのいつでしたか?」とインタビューしてみたいよ。例えば酷い風邪をひいて2〜3日お風呂に入れないでいても(汚)、こんなふうにはならないもの。

ひょっとして近くの公園からホームレスのカップルが来た?って本気で思うぐらいの真っ黒で大量の垢なんだもの。それと、普通は身体を洗ってから浴槽に入ると思うんだけどね。

こんな奴は多分、歯も磨かないんだと思う。うわー。怖い怖い。

半分呆れ、半分ムカつきながら風呂掃除を終えて、トイレ掃除を始めようとしたら、便器の中には火花を散らしたようなゲーリーがアリアリと有った。おまけに便座にも垢がこびり付いてた。

水、流して帰ってくれや!(怒)

お願いだから・・・(涙)

何もゲーリーを見せびらかさなくても…。それでも、こんな人とやっちゃった人を思えば、胸が痛いよ。事後に仲良くお風呂に入って、相手がこんなに汚い奴だと分かったら、引くよね。つーかもう叫びたいっつーか殴りたいよね。

いや、殴ったれ!

4連休明けの私にはキツいって。お手柔らかにお願いしたいわ。

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