ラブホ奮戦記10日目:組長の女と若頭
2002年9月9日 らぶほ10:00-6:00 15室掃除
今日は恐れていた口うるさい先輩Sさんと、無愛想な先輩Nさんとの三人勤務だったので、最初から緊張していた。ところが天の助けか”中間さん”が来て4人で仕事ができた。中間さんとは、私達の前の時間帯のC班(19:00-1:00)と、私達D班(通称ナイト0:00-6:00)の間の21:00-3:00に、一人で仕事をする人の事だった。この中間さんがマシンガンのように喋る人だったので助かった。
中間さんは32才ながら高校生、中学生、小学生の三人の息子がいる元ヤンママだ。とにかく声が大きくて威勢が良く豪快だ。「S!何やってんだ!こっちやれっ」「N!新人、手伝ってやれ!」と、一回り以上もトシの違う先輩SさんやNさんを、S!N!と呼び捨てだ。現場監督のようだった。
お風呂ラッキーが4室続いた。掃除がラクなので助かるが、先輩達は怯えていた。
先輩Nさん「ラッキー4つも続いたら、後で大変な目に遭うようなイヤな予感してきた」
先輩Sさん「過去最高がラッキー3つやからね。ドエライ事にならんとええなぁ」
中間さん「あたしは3時で帰るから3時以降はどんなに忙しくても、知ったこっちゃないわ!ガハハ!でもなんで風呂入らない客、多いんだろ?温泉にでも入って来たなら別だけど、汗もかいただろ?シッコもしただろ?大事な所が蒸れて臭ったり、細菌なんかも増殖しただろ?スキン使うから関係ないって問題じゃないんだ!そんな事だから女は膀胱炎とか性病になる奴が多いんだ!今の若い女のどのくらいが、そーゆー汚いHの後、すぐシッコして洗い流すって事、知ってんだろ?だいたいなぁ。。。」(さらに延々と力説が続く)
ホテルQの玄関には、タクシー待ちの為の待合室がある。金髪で綺麗にセットされた髪をして、シャネルのワンピースを着た高島礼子似の女性と、からし色のスーツを着て、リーゼント風のヘアスタイルのムエタイの選手のような男性がタクシー待ちをしていたのを秘かに覗いていた。
女性が男性より年上の感じで、男性は何か申し訳ないような様子で、しきりに男性が女性に頭を下げていた。その人達が使った部屋に入ったとたん、中間さんが「あった!」と叫んで、得意気にゴミ袋の中の使用済みスキンを指さした。
中間さん「なんだいっ!男の方が申し訳なさそうだったから、もしかして役立たず?と思ったのに、ちゃんとやってんじゃん!って事はなんだ?あの風貌から言って、組長の女と若頭の不倫じゃねーのか?”姐さん、こんな事になっちまって申し訳ないっす。自分はこれから、どうしたらいいのかわかりません”」と男が言って、姐さんが”いいのよマサ。お前は何も心配する事はないのよ。私に任せて”とか言ってたんじゃねーのかー。マサって名前よりも何だ、サブ、いや、ギンジ、うーん。いやでもな、もっと緊迫して”マサ、私と一緒に逃げて”とか言ってたかもなぁ。」(さらに延々と演説が続く)
三時になって中間さんが帰った後、暫し三人で放心状態になっていた。のも束の間。3時〜5時で、立て続けに7室掃除した。移動の時間を考えると1室15分くらいで掃除して、大忙しだった。
強烈キャラの中間さんに、ペースを崩された三人だった。でもまた会いたい。
今日は恐れていた口うるさい先輩Sさんと、無愛想な先輩Nさんとの三人勤務だったので、最初から緊張していた。ところが天の助けか”中間さん”が来て4人で仕事ができた。中間さんとは、私達の前の時間帯のC班(19:00-1:00)と、私達D班(通称ナイト0:00-6:00)の間の21:00-3:00に、一人で仕事をする人の事だった。この中間さんがマシンガンのように喋る人だったので助かった。
中間さんは32才ながら高校生、中学生、小学生の三人の息子がいる元ヤンママだ。とにかく声が大きくて威勢が良く豪快だ。「S!何やってんだ!こっちやれっ」「N!新人、手伝ってやれ!」と、一回り以上もトシの違う先輩SさんやNさんを、S!N!と呼び捨てだ。現場監督のようだった。
お風呂ラッキーが4室続いた。掃除がラクなので助かるが、先輩達は怯えていた。
先輩Nさん「ラッキー4つも続いたら、後で大変な目に遭うようなイヤな予感してきた」
先輩Sさん「過去最高がラッキー3つやからね。ドエライ事にならんとええなぁ」
中間さん「あたしは3時で帰るから3時以降はどんなに忙しくても、知ったこっちゃないわ!ガハハ!でもなんで風呂入らない客、多いんだろ?温泉にでも入って来たなら別だけど、汗もかいただろ?シッコもしただろ?大事な所が蒸れて臭ったり、細菌なんかも増殖しただろ?スキン使うから関係ないって問題じゃないんだ!そんな事だから女は膀胱炎とか性病になる奴が多いんだ!今の若い女のどのくらいが、そーゆー汚いHの後、すぐシッコして洗い流すって事、知ってんだろ?だいたいなぁ。。。」(さらに延々と力説が続く)
ホテルQの玄関には、タクシー待ちの為の待合室がある。金髪で綺麗にセットされた髪をして、シャネルのワンピースを着た高島礼子似の女性と、からし色のスーツを着て、リーゼント風のヘアスタイルのムエタイの選手のような男性がタクシー待ちをしていたのを秘かに覗いていた。
女性が男性より年上の感じで、男性は何か申し訳ないような様子で、しきりに男性が女性に頭を下げていた。その人達が使った部屋に入ったとたん、中間さんが「あった!」と叫んで、得意気にゴミ袋の中の使用済みスキンを指さした。
中間さん「なんだいっ!男の方が申し訳なさそうだったから、もしかして役立たず?と思ったのに、ちゃんとやってんじゃん!って事はなんだ?あの風貌から言って、組長の女と若頭の不倫じゃねーのか?”姐さん、こんな事になっちまって申し訳ないっす。自分はこれから、どうしたらいいのかわかりません”」と男が言って、姐さんが”いいのよマサ。お前は何も心配する事はないのよ。私に任せて”とか言ってたんじゃねーのかー。マサって名前よりも何だ、サブ、いや、ギンジ、うーん。いやでもな、もっと緊迫して”マサ、私と一緒に逃げて”とか言ってたかもなぁ。」(さらに延々と演説が続く)
三時になって中間さんが帰った後、暫し三人で放心状態になっていた。のも束の間。3時〜5時で、立て続けに7室掃除した。移動の時間を考えると1室15分くらいで掃除して、大忙しだった。
強烈キャラの中間さんに、ペースを崩された三人だった。でもまた会いたい。
コメント