ラブホ奮戦記21日目:犬連れの客
2002年9月25日 らぶほ10:00-6:00 11室掃除
今日はリーダーの先輩Hさんと、口うるさい先輩Sさんとの三人勤務。ラブホ勤めも実働3週間ともなると、私もかなり仕事に慣れてきた。最近になって気が付いたが、先輩Hさんと先輩Sさんは仲が悪い。お互い大人なので表面的には普通に接しているが、2人とも気が強いので、何かあったら大変な戦いになりそうで怖い。
先輩Hさん「昨日、O君が変わった飲み物を飲んでたから”美味しいの?”って聞いたの。そしたらO君が”飲んでみますか?”って、そのペットボトルを差し出すのよ〜。間接キスじゃない!キャー!恥ずかしくて断っちゃった〜」
先輩Sさん「そんな事、若い人は気にしてへん!よくある事や。みかやんかて平気やろ?」
みかやん。「平気でやってますね」
先輩Sさん「ウチが指先に怪我をしてるのを見てO君が”出来ない事があったら俺に言って下さい”と言うてくれたわ。せっかくだからアレしてコレしてってお願いしたわ。人の厚意は無駄にするもんやない。ジュースくらい飲んだらええやん」
先輩Hさん「O君は新人だし、自分の仕事だけで精一杯なのに、わがまま言ったらO君が可愛そうじゃない!みかやんだって新人なのにO君を手伝ってるんだよ。それが先輩って言うもんじゃない?”アレしてコレして”だなんて先輩風、吹かせ過ぎだよ」
一触即発の気配が漂った。かなりヤバかったが、お客さんが帰る音がモニターから聞こえたので出動した。その後も控え室では険悪ムードだった。めいめい寝たふりをして過ごした。
時間的に最後の部屋となった11室目の階段下のドアを開けると、犬の臭いがした。
みかやん。「なんかコレ、犬の臭いじゃないですか?」
先輩Hさん「そう言えばお客さん、大きなバッグを持ってたわ」
先輩Sさん「みかやんが”犬”言うなら犬なんやろな」
と言って先輩Sさんは部屋のドアを開けたとたん「なんでやねーん!」と叫んで、ドアの前にしゃがみ込んでしまった。見るとベッドの下の脇に10cm程の犬のウンチが落ちていた。(お食事中の方、すみましぇん)先輩Sさんが手袋代わりに手にビニール袋をはめて拾った。
先輩Hさん「犬のウンチを平気で置いて帰れるような人だから、何をしでかしてるかわかんないよ。念入りにチェックしてね!」
先輩Sさん「ホンマや!最悪やで!」
猫連れのお客さんの時は部屋には入れてなかったが、この犬連れの客は思いっきり部屋に入れていたし、風呂にも入れていたようだ。
風呂の足マットには、おしっこの黄色いシミが付いていたし、お風呂に入れて犬がブルブルと水を飛ばしたのか、お風呂の壁は水しぶきだらけだし、風呂のドアの外側や洗面所やトイレの壁も水しぶきだらけだった。7つ道具の中の大4枚&小4枚のタオルでは足りず、控え室にタオルを取りに戻った。
再び部屋へ戻ると、何故かトイレの中でグラスが木っ端微塵に割れていたので、掃除機を取りにまた控え室へ戻った。大忙しだ。
先輩Hさん「お風呂ね、大量の犬の毛やら人間の毛やら垢やらでドロドロなんだよ。お風呂の中でもやったんだね」
先輩Sさん「大量の陰毛と垢なら、間違いなく風呂の中でやったんやな。しかも犬も入れてや。何を考えとるんやろな。ウチにはわからんわ」
みかやん。「こっちにもウンチが。。。踏むところでした。えーん。」
先輩Sさん「今、行くから待っとき!」
ウンチは二つとも絨毯の上にあったので、控え室に戻って消毒液を取りに行った。しかしどうにも臭いし、気持ち悪いし、不潔だ。
三人で協議の結果、結局フロントへ電話をしてオゾンマシンを出して貰い、5時間かかるオゾン殺菌&消臭をして貰う事になった。最後の部屋が大惨事になっていたので、みんなで仲良く協力してなんとか6時に帰れる事になった。
先輩Sさん「ウチに”ウンチ”って言いに来よったけど、ウチはウンチ係ちゃうで〜」
みかやん。「す、すみません。つい。。。」
先輩Hさん「ごめん。全然、違和感なかった」
先輩Sさん「もうっ!勘弁してや〜〜」
先輩Hさん「あはははは」
ともあれ、笑って帰る事ができて良かった。
今日はリーダーの先輩Hさんと、口うるさい先輩Sさんとの三人勤務。ラブホ勤めも実働3週間ともなると、私もかなり仕事に慣れてきた。最近になって気が付いたが、先輩Hさんと先輩Sさんは仲が悪い。お互い大人なので表面的には普通に接しているが、2人とも気が強いので、何かあったら大変な戦いになりそうで怖い。
先輩Hさん「昨日、O君が変わった飲み物を飲んでたから”美味しいの?”って聞いたの。そしたらO君が”飲んでみますか?”って、そのペットボトルを差し出すのよ〜。間接キスじゃない!キャー!恥ずかしくて断っちゃった〜」
先輩Sさん「そんな事、若い人は気にしてへん!よくある事や。みかやんかて平気やろ?」
みかやん。「平気でやってますね」
先輩Sさん「ウチが指先に怪我をしてるのを見てO君が”出来ない事があったら俺に言って下さい”と言うてくれたわ。せっかくだからアレしてコレしてってお願いしたわ。人の厚意は無駄にするもんやない。ジュースくらい飲んだらええやん」
先輩Hさん「O君は新人だし、自分の仕事だけで精一杯なのに、わがまま言ったらO君が可愛そうじゃない!みかやんだって新人なのにO君を手伝ってるんだよ。それが先輩って言うもんじゃない?”アレしてコレして”だなんて先輩風、吹かせ過ぎだよ」
一触即発の気配が漂った。かなりヤバかったが、お客さんが帰る音がモニターから聞こえたので出動した。その後も控え室では険悪ムードだった。めいめい寝たふりをして過ごした。
時間的に最後の部屋となった11室目の階段下のドアを開けると、犬の臭いがした。
みかやん。「なんかコレ、犬の臭いじゃないですか?」
先輩Hさん「そう言えばお客さん、大きなバッグを持ってたわ」
先輩Sさん「みかやんが”犬”言うなら犬なんやろな」
と言って先輩Sさんは部屋のドアを開けたとたん「なんでやねーん!」と叫んで、ドアの前にしゃがみ込んでしまった。見るとベッドの下の脇に10cm程の犬のウンチが落ちていた。(お食事中の方、すみましぇん)先輩Sさんが手袋代わりに手にビニール袋をはめて拾った。
先輩Hさん「犬のウンチを平気で置いて帰れるような人だから、何をしでかしてるかわかんないよ。念入りにチェックしてね!」
先輩Sさん「ホンマや!最悪やで!」
猫連れのお客さんの時は部屋には入れてなかったが、この犬連れの客は思いっきり部屋に入れていたし、風呂にも入れていたようだ。
風呂の足マットには、おしっこの黄色いシミが付いていたし、お風呂に入れて犬がブルブルと水を飛ばしたのか、お風呂の壁は水しぶきだらけだし、風呂のドアの外側や洗面所やトイレの壁も水しぶきだらけだった。7つ道具の中の大4枚&小4枚のタオルでは足りず、控え室にタオルを取りに戻った。
再び部屋へ戻ると、何故かトイレの中でグラスが木っ端微塵に割れていたので、掃除機を取りにまた控え室へ戻った。大忙しだ。
先輩Hさん「お風呂ね、大量の犬の毛やら人間の毛やら垢やらでドロドロなんだよ。お風呂の中でもやったんだね」
先輩Sさん「大量の陰毛と垢なら、間違いなく風呂の中でやったんやな。しかも犬も入れてや。何を考えとるんやろな。ウチにはわからんわ」
みかやん。「こっちにもウンチが。。。踏むところでした。えーん。」
先輩Sさん「今、行くから待っとき!」
ウンチは二つとも絨毯の上にあったので、控え室に戻って消毒液を取りに行った。しかしどうにも臭いし、気持ち悪いし、不潔だ。
三人で協議の結果、結局フロントへ電話をしてオゾンマシンを出して貰い、5時間かかるオゾン殺菌&消臭をして貰う事になった。最後の部屋が大惨事になっていたので、みんなで仲良く協力してなんとか6時に帰れる事になった。
先輩Sさん「ウチに”ウンチ”って言いに来よったけど、ウチはウンチ係ちゃうで〜」
みかやん。「す、すみません。つい。。。」
先輩Hさん「ごめん。全然、違和感なかった」
先輩Sさん「もうっ!勘弁してや〜〜」
先輩Hさん「あはははは」
ともあれ、笑って帰る事ができて良かった。
コメント