ラブホ奮戦記25日目:スキン大捜索
2002年10月1日 らぶほ10:00-6:00 14室掃除
今日は先輩Sさんと先輩Nさんと新人Oくんとの4人勤務。台風の影響で北海道でも大雨となり、夫に車で送って貰って、11時半にホテルQに着いた。傘をさして自転車で来た新人Oくんは、下半身が雨でズブ濡れだった。
先輩Sさんに「早う着替えんか!」と言われ新人Oくんはジーンズを脱ぎ、ジャージに履き替えたが、新人Oくんの生着替え&パンツ姿に先輩Sさんと先輩Nさんが「キャーキャー!」と大喜びだった。
先輩Nさん「パンツも濡れてたら脱いだらいがべさ」
新人Oくん「はい。ビチョビチョです」
先輩Sさん「パンツも脱いでええで。見ててやるがな」
新人Oくん「はぁ。まぁ。そんなたいしたモノでは。。。」
こーゆーのを世間ではセクハラと言うのではないのか。
新人Oくんの様子が変だった。いつもの覇気も笑顔もなく、眠たそうでお疲れのようだった。「調子悪い?」と聞くと、昨日は日帰りで函館の実家へ行って、今朝5時に起きて土木工事のバイトへ行って、現場から夕方に工場のバイトへ行って、工場から直接ホテルQへ来たという事だ。函館の日帰りは結構キツイし、このまま朝を迎えたら24時間、休まず肉体労働しっぱなしだ。さすがの新人Oくんもヨレヨレだった。
掃除を終えて控え室に戻る度、新人Oくんは倒れるように眠った。私の肩に頭を乗せて眠っていた。寝顔を覗き込んで見たら「かっ、可愛い♪」。子供みたいな顔で爆睡していた。ふと気が付くと先輩Sさんと先輩Nさんが羨望の眼差しだった。
新人Oくんの元気がないので先輩達もおとなしかった。静かな一日だった。。。んなわけないって。
10室目でベッド係の私は、ベッドの枕元にあったスキンの空袋2個を捨てた。スキンが見当たらないので探すと、ベッドの下に1個落ちていた。もう1個がなかなか見つからない。
先輩Sさん「みかやん、さっきから何やっとんねん」
みかやん。「スキンの空が2個あるのにスキンが1個しかないんです」
風呂係の先輩Nさんと洗面所&トイレ係の新人Oくんが合流した。「スキンが無いんやて。とんでもない所にあって、次のお客さんに発見されたら大変や。みんなで探すで〜」と言う事で4人でスキン大捜索を始めたが、懸命に探すもスキンはどこにも無かった。
先輩Sさん「1度はめたものを”記念に”とは持ち帰らんやろ」
先輩Nさん「女の中に入ってたりして。あはは」
新人Oくん「男がつけたまま帰るというのも考えられないですね」
スキン大捜索で、テーブルや椅子の角に何度も頭をぶつけて、新人Oくんも目が覚めたようだ。
掃除に時間がかかり過ぎていたので、フロントS氏が様子を見にきてくれた。
フロントS氏に「あそこで光ってるのスキンじゃないの?」と言われフロントS氏が指差す方を見ると、ベッドの枕元の壁に掛かっている絵の額にスキンが引っかかっていた。一同、甚だ脱力した。
先輩Sさん「スキンの口を縛って、こうクルクル回しながら枕詞を交わしてたら、飛んだんやろな」
先輩Nさん「まくらことばでなくてぴろーとーくでないの?」
新人Oくん「うぷぷっ。枕詞だったら古典じゃないですか?」
みかやん。「”たらちねの母”とかありましたね。ははは」
先輩Sさん「ちょっと間違っただけやんかーーーーー!」
帰りもどしゃ降りの雨だった。新人Oくんはまた傘をさして自転車で帰った。みんなで「ゆっくり眠るんだよ〜」と見送った。先輩Nさんと私は、先輩Sさんの車で家まで送って貰った。途中何度も先輩Sさんの”枕詞”を思い出し、先輩Nさんと笑いを堪えるのに必死だった。
※かなたさん、もぐさん、日光魚止屋さん、さるこさん、でり編集局長さん、お気に入り登録ありがとうございます。皆様へのご挨拶は後ほど改めて(m_m)。
今日は先輩Sさんと先輩Nさんと新人Oくんとの4人勤務。台風の影響で北海道でも大雨となり、夫に車で送って貰って、11時半にホテルQに着いた。傘をさして自転車で来た新人Oくんは、下半身が雨でズブ濡れだった。
先輩Sさんに「早う着替えんか!」と言われ新人Oくんはジーンズを脱ぎ、ジャージに履き替えたが、新人Oくんの生着替え&パンツ姿に先輩Sさんと先輩Nさんが「キャーキャー!」と大喜びだった。
先輩Nさん「パンツも濡れてたら脱いだらいがべさ」
新人Oくん「はい。ビチョビチョです」
先輩Sさん「パンツも脱いでええで。見ててやるがな」
新人Oくん「はぁ。まぁ。そんなたいしたモノでは。。。」
こーゆーのを世間ではセクハラと言うのではないのか。
新人Oくんの様子が変だった。いつもの覇気も笑顔もなく、眠たそうでお疲れのようだった。「調子悪い?」と聞くと、昨日は日帰りで函館の実家へ行って、今朝5時に起きて土木工事のバイトへ行って、現場から夕方に工場のバイトへ行って、工場から直接ホテルQへ来たという事だ。函館の日帰りは結構キツイし、このまま朝を迎えたら24時間、休まず肉体労働しっぱなしだ。さすがの新人Oくんもヨレヨレだった。
掃除を終えて控え室に戻る度、新人Oくんは倒れるように眠った。私の肩に頭を乗せて眠っていた。寝顔を覗き込んで見たら「かっ、可愛い♪」。子供みたいな顔で爆睡していた。ふと気が付くと先輩Sさんと先輩Nさんが羨望の眼差しだった。
新人Oくんの元気がないので先輩達もおとなしかった。静かな一日だった。。。んなわけないって。
10室目でベッド係の私は、ベッドの枕元にあったスキンの空袋2個を捨てた。スキンが見当たらないので探すと、ベッドの下に1個落ちていた。もう1個がなかなか見つからない。
先輩Sさん「みかやん、さっきから何やっとんねん」
みかやん。「スキンの空が2個あるのにスキンが1個しかないんです」
風呂係の先輩Nさんと洗面所&トイレ係の新人Oくんが合流した。「スキンが無いんやて。とんでもない所にあって、次のお客さんに発見されたら大変や。みんなで探すで〜」と言う事で4人でスキン大捜索を始めたが、懸命に探すもスキンはどこにも無かった。
先輩Sさん「1度はめたものを”記念に”とは持ち帰らんやろ」
先輩Nさん「女の中に入ってたりして。あはは」
新人Oくん「男がつけたまま帰るというのも考えられないですね」
スキン大捜索で、テーブルや椅子の角に何度も頭をぶつけて、新人Oくんも目が覚めたようだ。
掃除に時間がかかり過ぎていたので、フロントS氏が様子を見にきてくれた。
フロントS氏に「あそこで光ってるのスキンじゃないの?」と言われフロントS氏が指差す方を見ると、ベッドの枕元の壁に掛かっている絵の額にスキンが引っかかっていた。一同、甚だ脱力した。
先輩Sさん「スキンの口を縛って、こうクルクル回しながら枕詞を交わしてたら、飛んだんやろな」
先輩Nさん「まくらことばでなくてぴろーとーくでないの?」
新人Oくん「うぷぷっ。枕詞だったら古典じゃないですか?」
みかやん。「”たらちねの母”とかありましたね。ははは」
先輩Sさん「ちょっと間違っただけやんかーーーーー!」
帰りもどしゃ降りの雨だった。新人Oくんはまた傘をさして自転車で帰った。みんなで「ゆっくり眠るんだよ〜」と見送った。先輩Nさんと私は、先輩Sさんの車で家まで送って貰った。途中何度も先輩Sさんの”枕詞”を思い出し、先輩Nさんと笑いを堪えるのに必死だった。
※かなたさん、もぐさん、日光魚止屋さん、さるこさん、でり編集局長さん、お気に入り登録ありがとうございます。皆様へのご挨拶は後ほど改めて(m_m)。
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