ラブホ奮戦記30日目:客との遭遇
2002年10月7日 らぶほ10:00-6:00 11室掃除
今日は先輩Sさんと先輩Nさんとの三人勤務。SさんとNさんは、仲良しなのでいい雰囲気で仕事ができたし、月曜の夜なので暇だった。控え室で三人でまったりしていたらフロントS氏がきた。
フロントS氏「222号室から電話がきて”リンスの中にシャンプーが入ってる”と言うんだ。リンスを持って行ってくれないかな」
先輩Sさん「ほな、若くて可愛いみかやんに行って貰うわ」
みかやん。「はい」(こんな時だけ若くて可愛いんかい?)
ベッドメイク係は、お客様と目を合わせてはイケナイ。控え室の壁にも「お客様と出会った時は、下を向くかカーテンに身を隠す事。お客様と目を合わせない事」と書いて貼ってある。当然、先輩Sさんにも「下を向いてリンスを差し出すんやで。ええな」と念を押された。
222号室へ行ってドアのブザーを鳴らした。「は〜い」と言う女性の声と「どうぞ〜」と言う男性の声がすぐ近くで聞こえた。ドアの向こうで待っていてくれたようだ。恐る恐るドアを開けて、言われたとおり下を向いたままリンスを差し出した。下を向いているのでお客さんの素足が見えた。少し視線を上げると、裸で1枚のタオルで2人の身体を隠しているようだった。
「大変申し訳ございませんでした」と言うと、「あらっ。おばちゃんかと思ったら若いんですね」と言われた。「若い」等と言われると、いつもメロメロになる。
若い女性客「呼びつけてすみませんでした」
若い男性客「ご苦労様ですね。わがまま言ってすみません」
みかやん。「いいえ。ごゆっくりどうぞ」
長い間のデパート勤めが災いして、ごゆっくり。。と顔を上げた時は、満面の営業スマイルだった。お客さんともバッチリ目が合ってしまった。本当にタオル1枚で身体を隠した、21,22才位の笑顔の可愛い爽やかなカップルだった。暫し笑顔のまま見つめ合ってしまった。
次の部屋へ入ると階段下のドアが開く音がした。フロントS氏だろうと油断していたら、ドアをノックする音が聞こえた。それでもフロントS氏が荷物でも持っていて、ドアを開けられないんだろうと思って、「はーい」と勢いよくドアを開けたら、24,25才位の若い男女が立っていた。またバッチリ目が合ったまま、固まってしまった。
若い男性客「あのぅ。ベッドの所にデジカメを忘れたんですが」
みかやん。「只今お持ちします。少々お待ち下さいませ」
走ってベッドへ向かうと、枕の下にデジカメがあった。
みかやん。「お待たせ致しました。こちらでございますね」
若い男性客「人に見られたら大変な画像なんで助かりました」
若い女性客「あのぅ。ベッド汚しちゃってゴメンナサイ」
みかやん。「いいえ。またどうぞお越し下さいませ」
急いでベッドの布団を剥がすと、潮を吹いた跡があった。
先輩Nさん「やんや〜デジカメで何、撮ってたんだが。」
先輩Sさん「撮られてると思うと、燃えるんやないの〜」
控え室へ戻ろうと通路を歩いていたら、玄関からお客さんが入ってきた。空き部屋のカーテンの陰に身を隠したが、男性が「すみませーん!」と私達を呼ぶ。先輩Sさんに「任せたで」と言われて私だけ外に出された。見ると今度は初老の男女だった。
みかやん。「いらっしゃいませ。どうかなさいましたか?」
初老の男性「こーゆー所は初めてなのでさっぱりわからんのです」
みかやん。「ではこちらのパネルからお好みのお部屋をお選び下さい」
初老の女性「お父さん、私、この208号室がいいわ」
みかやん。「かしこまりました。ご案内致しますのでこちらへどうぞ」
相手はジジババなので、部屋まで連れて行った。
みかやん。「何かございましたら内線9番のフロントへご連絡下さい」
初老の男性「ご親切にありがとう」
みかやん。「いいえ。ごゆっくりどうぞ」
控え室へ戻ると、先輩Sさんと先輩NさんとフロントS氏が騒いでいた。
先輩Sさん「さすがみかやん!元エレガでデパガや!大したもんや」
先輩Nさん「S氏よりよっぽどいいわ。フロントやったらどだの?」
フロントS氏「そんなぁ。僕の仕事を取らないでくださいよ〜」
何度もお客様と遭遇した一日だった。私が客だったらホテルの人とは目も合わせられないだろうに、今時のお客さんは真っ直ぐ私の目を見て話をするので、実はめちゃめちゃ照れていたみかやん。だった。
今日は先輩Sさんと先輩Nさんとの三人勤務。SさんとNさんは、仲良しなのでいい雰囲気で仕事ができたし、月曜の夜なので暇だった。控え室で三人でまったりしていたらフロントS氏がきた。
フロントS氏「222号室から電話がきて”リンスの中にシャンプーが入ってる”と言うんだ。リンスを持って行ってくれないかな」
先輩Sさん「ほな、若くて可愛いみかやんに行って貰うわ」
みかやん。「はい」(こんな時だけ若くて可愛いんかい?)
ベッドメイク係は、お客様と目を合わせてはイケナイ。控え室の壁にも「お客様と出会った時は、下を向くかカーテンに身を隠す事。お客様と目を合わせない事」と書いて貼ってある。当然、先輩Sさんにも「下を向いてリンスを差し出すんやで。ええな」と念を押された。
222号室へ行ってドアのブザーを鳴らした。「は〜い」と言う女性の声と「どうぞ〜」と言う男性の声がすぐ近くで聞こえた。ドアの向こうで待っていてくれたようだ。恐る恐るドアを開けて、言われたとおり下を向いたままリンスを差し出した。下を向いているのでお客さんの素足が見えた。少し視線を上げると、裸で1枚のタオルで2人の身体を隠しているようだった。
「大変申し訳ございませんでした」と言うと、「あらっ。おばちゃんかと思ったら若いんですね」と言われた。「若い」等と言われると、いつもメロメロになる。
若い女性客「呼びつけてすみませんでした」
若い男性客「ご苦労様ですね。わがまま言ってすみません」
みかやん。「いいえ。ごゆっくりどうぞ」
長い間のデパート勤めが災いして、ごゆっくり。。と顔を上げた時は、満面の営業スマイルだった。お客さんともバッチリ目が合ってしまった。本当にタオル1枚で身体を隠した、21,22才位の笑顔の可愛い爽やかなカップルだった。暫し笑顔のまま見つめ合ってしまった。
次の部屋へ入ると階段下のドアが開く音がした。フロントS氏だろうと油断していたら、ドアをノックする音が聞こえた。それでもフロントS氏が荷物でも持っていて、ドアを開けられないんだろうと思って、「はーい」と勢いよくドアを開けたら、24,25才位の若い男女が立っていた。またバッチリ目が合ったまま、固まってしまった。
若い男性客「あのぅ。ベッドの所にデジカメを忘れたんですが」
みかやん。「只今お持ちします。少々お待ち下さいませ」
走ってベッドへ向かうと、枕の下にデジカメがあった。
みかやん。「お待たせ致しました。こちらでございますね」
若い男性客「人に見られたら大変な画像なんで助かりました」
若い女性客「あのぅ。ベッド汚しちゃってゴメンナサイ」
みかやん。「いいえ。またどうぞお越し下さいませ」
急いでベッドの布団を剥がすと、潮を吹いた跡があった。
先輩Nさん「やんや〜デジカメで何、撮ってたんだが。」
先輩Sさん「撮られてると思うと、燃えるんやないの〜」
控え室へ戻ろうと通路を歩いていたら、玄関からお客さんが入ってきた。空き部屋のカーテンの陰に身を隠したが、男性が「すみませーん!」と私達を呼ぶ。先輩Sさんに「任せたで」と言われて私だけ外に出された。見ると今度は初老の男女だった。
みかやん。「いらっしゃいませ。どうかなさいましたか?」
初老の男性「こーゆー所は初めてなのでさっぱりわからんのです」
みかやん。「ではこちらのパネルからお好みのお部屋をお選び下さい」
初老の女性「お父さん、私、この208号室がいいわ」
みかやん。「かしこまりました。ご案内致しますのでこちらへどうぞ」
相手はジジババなので、部屋まで連れて行った。
みかやん。「何かございましたら内線9番のフロントへご連絡下さい」
初老の男性「ご親切にありがとう」
みかやん。「いいえ。ごゆっくりどうぞ」
控え室へ戻ると、先輩Sさんと先輩NさんとフロントS氏が騒いでいた。
先輩Sさん「さすがみかやん!元エレガでデパガや!大したもんや」
先輩Nさん「S氏よりよっぽどいいわ。フロントやったらどだの?」
フロントS氏「そんなぁ。僕の仕事を取らないでくださいよ〜」
何度もお客様と遭遇した一日だった。私が客だったらホテルの人とは目も合わせられないだろうに、今時のお客さんは真っ直ぐ私の目を見て話をするので、実はめちゃめちゃ照れていたみかやん。だった。
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