ラブホ奮戦記44日目:キャンドルライト
2002年10月31日 らぶほ10:00-6:00 8室掃除
今日は先輩Sさんと先輩Nさんとの三人勤務。先輩達2人が仲良しなので和やかに過ごせる。先輩Nさんは仕事の時は私とあまり話をしない。と言うか仕事で注意をする以外は、私や新人Oくんに対して無駄は話はしない人だ。
先輩Nさんとベッドを組む時は、黙々と無言でする事になり相変わらず無愛想な人だと思うが、逆に言えば私に落ち度が無いって事でヨシとしよう。
今日は先輩Nさんに珍しく話しかけられた。
先輩Nさん「こないだHさんが言ってたんだげどねぇ”みかやんの失敗だと思ってもO君は俺だって言うし、誰が見てもO君の失敗だと思うのに、みかやんが私ですって言う”ってさ。同じどご(所)から出できた同郷の2人だがら何かとかばい合うんだべさと言ってたよ。仕事のこどだがら、かばい合うよりお互い注意しあう方がいいんでないのがい?と、わちは思うんだげどどうだの?」
みかやん。「失敗してたと聞いたら私もOくんも”自分だ”と思うだけじゃないですかねぇ。それに特に同郷っていう意識もないですよ。ここが東京で私とO君が北海道のド田舎の村あたりから上京してるわけじゃないですし(笑)。それとお互い気が付いたら”ここ違ってたよ”って言ってますよ」
先輩Nさん「んだよね。Hさんが言ってるのは、一昔前の集団就職の頃の上京物語みたいだもね(笑)。あのしと(人)感覚が古いんだわ(笑)。でもね”違ってたよ”って直してやるより”違ってるよ”って言って本人に直させた方がいいんでないかと、わちは思うんだよ」
みかやん。「そうですね。今度はそうしますね」
先輩Nさん「はい。お疲れ様」
と言って先輩Nさんは洗面所&トイレの掃除へ行った。私達が先輩Hさんに叱られる前に、凄く気を使いながら遠回しに注意してくれたんだと思う。申し訳ない事をした。
掃除の順番が一回りした所で入った部屋のテーブルの上に、赤いろうそくがあった。灰皿の上に太めでねじりの入った赤いろうそくが立てられていて、ワインを飲んだ後とケーキの銀紙があった。
先輩Sさんは「可愛いろうそくやな。クリスマスみたいや。なんやロマンチックやなぁ」と言って先輩Sさんは風呂掃除へ行った。
ベッドの布団を剥がしていた先輩Nさんが「やややや、やややや、ちょっとなんだの!」と叫んだ。脱衣籠にバスローブをセットしながら、ベッドを覗いて見ると点々と赤い物が見えた。遠くから「生理ですか?」と叫ぶと、先輩Nさんが「ちょっとー!早ぐこっち来てやー」と叫ぶので行ってみた。
ベッドの中央部分に点々とあった赤い斑点は、さっき見たロマンチックな赤いキャンドルが溶けた蝋だった。
みかやん。「ひゃあ〜。これ、蝋じゃないですか!」
先輩Nさん「んだのさ!リネン屋に出して取れるんだべが?」
みかやん。「とりあえず別の袋に入れときましょう」
先輩Nさん「んだね。後でフロントにでも聞いでみるわ」
と言って、それぞれの仕事に戻った。風呂掃除を終えた先輩Sさんが、ビニール袋に入ったシーツを見て叫んだ。
先輩Sさん「なんやのコレーっ!」
先輩Nさん「やんや、さっきの蝋燭の蝋だのさ。わちもビックリだ」
先輩Sさん「ロマンチックやと思ったウチがアホやったわ。でも、男が女に垂らしたんやろか?女が男に垂らしたんやろか?うへへへ」
先輩Nさん「シーツ見だだげでそったらごど(そんな事)まで、わがらないべさ。それより普通にリネン屋に出してもいいのがい?」
先輩Sさん「そやな。シーツ見ただけやとわからへんな。蝋燭の跡ってこないなるんやな。ウチ蝋燭プレイは初めてや。今日、休みやなくて良かったわ〜」
先輩Nさん「アンタ何言ってんの!だがらコレ、リネン屋に出すの?どーすんの?(怒)」
先輩Sさん「怒らんでもええやん!せっかくウチが感動しとったのに。リネン屋かてプロや、出された物の汚れは落とすやろ。黙ってリネン屋に出しゃーええんちゃうん。ホンマにもう、変な所に真面目で困るわ」
先輩Nさん「だって仕事だべさ!わがらないから聞いでるのに!わげわがんない事言って、冗談でないわ!」
みかやん。「まぁまぁ!お姉ちゃん達!時間だから控え室に帰りましょうよ〜。お腹も空いたし喉も渇いて私もう虫の息です。今すぐ帰らなきゃ死んじゃいます〜」
三人で無言のまま控え室に戻った。控え室でもお通夜のような静けさになるのでは?と心配していたら、
先輩Sさん「Nさんの仕事に対する真面目さは見習わんとあかんなぁ」
先輩Nさん「わちまだまだ修行不足です。面倒見で下さい。S先輩!」
と和やかに会話していたので安心した。
先輩Sさん「みかやんったら大げさやわ。虫の息だの死ぬのって(笑)」
先輩Nさん「こんなどごで死なせるわげにいがないからね(笑)」
先輩Sさん&Nさん「あははははー」
なんで私が笑われる事になるんだろう。ともあれ大喧嘩にならなくて良かった。
今日は先輩Sさんと先輩Nさんとの三人勤務。先輩達2人が仲良しなので和やかに過ごせる。先輩Nさんは仕事の時は私とあまり話をしない。と言うか仕事で注意をする以外は、私や新人Oくんに対して無駄は話はしない人だ。
先輩Nさんとベッドを組む時は、黙々と無言でする事になり相変わらず無愛想な人だと思うが、逆に言えば私に落ち度が無いって事でヨシとしよう。
今日は先輩Nさんに珍しく話しかけられた。
先輩Nさん「こないだHさんが言ってたんだげどねぇ”みかやんの失敗だと思ってもO君は俺だって言うし、誰が見てもO君の失敗だと思うのに、みかやんが私ですって言う”ってさ。同じどご(所)から出できた同郷の2人だがら何かとかばい合うんだべさと言ってたよ。仕事のこどだがら、かばい合うよりお互い注意しあう方がいいんでないのがい?と、わちは思うんだげどどうだの?」
みかやん。「失敗してたと聞いたら私もOくんも”自分だ”と思うだけじゃないですかねぇ。それに特に同郷っていう意識もないですよ。ここが東京で私とO君が北海道のド田舎の村あたりから上京してるわけじゃないですし(笑)。それとお互い気が付いたら”ここ違ってたよ”って言ってますよ」
先輩Nさん「んだよね。Hさんが言ってるのは、一昔前の集団就職の頃の上京物語みたいだもね(笑)。あのしと(人)感覚が古いんだわ(笑)。でもね”違ってたよ”って直してやるより”違ってるよ”って言って本人に直させた方がいいんでないかと、わちは思うんだよ」
みかやん。「そうですね。今度はそうしますね」
先輩Nさん「はい。お疲れ様」
と言って先輩Nさんは洗面所&トイレの掃除へ行った。私達が先輩Hさんに叱られる前に、凄く気を使いながら遠回しに注意してくれたんだと思う。申し訳ない事をした。
掃除の順番が一回りした所で入った部屋のテーブルの上に、赤いろうそくがあった。灰皿の上に太めでねじりの入った赤いろうそくが立てられていて、ワインを飲んだ後とケーキの銀紙があった。
先輩Sさんは「可愛いろうそくやな。クリスマスみたいや。なんやロマンチックやなぁ」と言って先輩Sさんは風呂掃除へ行った。
ベッドの布団を剥がしていた先輩Nさんが「やややや、やややや、ちょっとなんだの!」と叫んだ。脱衣籠にバスローブをセットしながら、ベッドを覗いて見ると点々と赤い物が見えた。遠くから「生理ですか?」と叫ぶと、先輩Nさんが「ちょっとー!早ぐこっち来てやー」と叫ぶので行ってみた。
ベッドの中央部分に点々とあった赤い斑点は、さっき見たロマンチックな赤いキャンドルが溶けた蝋だった。
みかやん。「ひゃあ〜。これ、蝋じゃないですか!」
先輩Nさん「んだのさ!リネン屋に出して取れるんだべが?」
みかやん。「とりあえず別の袋に入れときましょう」
先輩Nさん「んだね。後でフロントにでも聞いでみるわ」
と言って、それぞれの仕事に戻った。風呂掃除を終えた先輩Sさんが、ビニール袋に入ったシーツを見て叫んだ。
先輩Sさん「なんやのコレーっ!」
先輩Nさん「やんや、さっきの蝋燭の蝋だのさ。わちもビックリだ」
先輩Sさん「ロマンチックやと思ったウチがアホやったわ。でも、男が女に垂らしたんやろか?女が男に垂らしたんやろか?うへへへ」
先輩Nさん「シーツ見だだげでそったらごど(そんな事)まで、わがらないべさ。それより普通にリネン屋に出してもいいのがい?」
先輩Sさん「そやな。シーツ見ただけやとわからへんな。蝋燭の跡ってこないなるんやな。ウチ蝋燭プレイは初めてや。今日、休みやなくて良かったわ〜」
先輩Nさん「アンタ何言ってんの!だがらコレ、リネン屋に出すの?どーすんの?(怒)」
先輩Sさん「怒らんでもええやん!せっかくウチが感動しとったのに。リネン屋かてプロや、出された物の汚れは落とすやろ。黙ってリネン屋に出しゃーええんちゃうん。ホンマにもう、変な所に真面目で困るわ」
先輩Nさん「だって仕事だべさ!わがらないから聞いでるのに!わげわがんない事言って、冗談でないわ!」
みかやん。「まぁまぁ!お姉ちゃん達!時間だから控え室に帰りましょうよ〜。お腹も空いたし喉も渇いて私もう虫の息です。今すぐ帰らなきゃ死んじゃいます〜」
三人で無言のまま控え室に戻った。控え室でもお通夜のような静けさになるのでは?と心配していたら、
先輩Sさん「Nさんの仕事に対する真面目さは見習わんとあかんなぁ」
先輩Nさん「わちまだまだ修行不足です。面倒見で下さい。S先輩!」
と和やかに会話していたので安心した。
先輩Sさん「みかやんったら大げさやわ。虫の息だの死ぬのって(笑)」
先輩Nさん「こんなどごで死なせるわげにいがないからね(笑)」
先輩Sさん&Nさん「あははははー」
なんで私が笑われる事になるんだろう。ともあれ大喧嘩にならなくて良かった。
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