ラブホ奮戦記48日目:お客さんは同業者?
2002年11月7日 らぶほ10:00-6:00 9室掃除
今日は先輩Hさんと新人Oくんとの勤務。この組み合わせは初顔合わせだった。私と新人Oくんが二人揃うと先輩達は自分の仕事の他に、私達新人組みの仕事のチェックをしなければならないので忙しい。さすがの先輩Hさんも、いつもより早く出勤して新人Oくんの出勤を待った。
ギリギリまで待っても新人Oくんが来ないので、先輩Hさんと二人で掃除へ向かった。ゴミをまとめたり、ベッドの布団を剥がしたり、洗う食器を洗面所に下げたりしていると、新人Oくんが「おはようございます」と出勤してくる。
その時点で私か先輩Hさんのどちらかが、風呂掃除へ行く事になるが、先輩に1室目から風呂掃除をさせるのも気が引けるので、私が風呂へ向かう。
そんなわけで、新人Oくんと一緒の勤務の時は必ず私が1室目の風呂係になる。いつも何故か1室目は手強い風呂に当たって汗だくになり、最初からドッと疲れる。「Oちゃん、勘弁して!」って感じになるが、夕方からのバイトで遅れるので仕方ない。
今日は私的には一番好きな勤務だ。優しい先輩Hさんと仲良しの新人Oくんと、控え室で楽しくのんびりと過ごした。とは言え、仕事中なので楽しい時間もそう長くは続かず、モニターからお客さんが部屋を出る音が聞こえたので、すぐに出動した。
部屋のドアを開けたのは新人Oくんだった。
新人Oくん「あっれー?誰かハギに入ったんでしたっけ?」
みかやん。「んなわけないっしょ。お客さんが出てすぐ来たんだもん」
新人Oくん「でも、これは。。。」
何か動揺しているので、新人Oくんを押しのけて部屋へ入ってみた。
部屋の入り口に、ゴミが一つにまとめられ、ベッドの布団は剥がされ、シーツ類とタオル類が別々に分けて丸められていて、使った食器は洗面所に下げられていて、いつもフロントの人や中間さんがハギをしてくれているのと同じ状態になっていたので、一同唖然としてしまった。
先輩Hさん「私達って部屋空いてすぐ来たんだよね?」
みかやん。「お客さんが即、帰ったので後ろ姿は見れませんでしたが、私達もすぐ来ました」
新人Oくん「じゃあ、お客さんがハギして帰ったって事ですか?」
みかやん。「そんなまさか。。。」
先輩Hさん「これは同業者の仕業だわ。でも同業者でもホテルによってハギの仕方も微妙に違うから、これは今、ホテルQで働いている人か、辞めた人かどっちかだわ」
みかやん。「だから清算直後に猛ダッシュで帰ったんでしょうか?」
新人Oくん「でもフロントのモニターには、駐車場から部屋へ入るまでのお客さんの姿が映ってるんですよね?」
先輩Hさん「フロントの人達も皆、古いから、辞めた人でも面は割れるんだよね。今、働いてる人なら、シフト表見て面が割れてないフロントの人がいる時間に来れるんじゃない?今、ここで働いていて、私達と会わない時間帯の人しかできない事だわ」
みかやん。「って事は12時から18時のB班の誰かですか?」
先輩Hさん「きっとそうだわ!B班だわ!」
新人Oくん「逆に俺はB班の時間帯には行きませんよ。ってかココには来ないで違う所へ行きますよ。社員割引があるわけじゃないし」
みかやん。「そうだよね〜。普通はココには来ないよね〜」
先輩Hさん「そのスリルがいいんじゃないの。ふふふ」
新人Oくん「そうですかねぇ」
先輩Hさん「O君も大人になったら、わかるかもね」
新人Oくん「俺だって20歳過ぎてるんだから、もう大人ですよ!」
先輩Hさん「でもうちの子供達より年下だもの。子供だわよ。息子が一人増えたみたい」
新人Oくん「そんな子供じゃないすよ。もうハタチ済んでから3年も経つのに。。。ブツブツ」
と、子供扱いされるのを執拗に嫌がる新人Oくんだった。こだわればこだわるほど子供っぽいのに、意地になっていた。そーゆー所が子供なんだと思うんだけどね(笑)。
すっかりB班の誰かの仕業と思い込んで帰ったけど、お客さんが偶然、私達と同じようにして帰ってくれただけかも知れない。だとしたら、凄いお客さんだ。
今日は先輩Hさんと新人Oくんとの勤務。この組み合わせは初顔合わせだった。私と新人Oくんが二人揃うと先輩達は自分の仕事の他に、私達新人組みの仕事のチェックをしなければならないので忙しい。さすがの先輩Hさんも、いつもより早く出勤して新人Oくんの出勤を待った。
ギリギリまで待っても新人Oくんが来ないので、先輩Hさんと二人で掃除へ向かった。ゴミをまとめたり、ベッドの布団を剥がしたり、洗う食器を洗面所に下げたりしていると、新人Oくんが「おはようございます」と出勤してくる。
その時点で私か先輩Hさんのどちらかが、風呂掃除へ行く事になるが、先輩に1室目から風呂掃除をさせるのも気が引けるので、私が風呂へ向かう。
そんなわけで、新人Oくんと一緒の勤務の時は必ず私が1室目の風呂係になる。いつも何故か1室目は手強い風呂に当たって汗だくになり、最初からドッと疲れる。「Oちゃん、勘弁して!」って感じになるが、夕方からのバイトで遅れるので仕方ない。
今日は私的には一番好きな勤務だ。優しい先輩Hさんと仲良しの新人Oくんと、控え室で楽しくのんびりと過ごした。とは言え、仕事中なので楽しい時間もそう長くは続かず、モニターからお客さんが部屋を出る音が聞こえたので、すぐに出動した。
部屋のドアを開けたのは新人Oくんだった。
新人Oくん「あっれー?誰かハギに入ったんでしたっけ?」
みかやん。「んなわけないっしょ。お客さんが出てすぐ来たんだもん」
新人Oくん「でも、これは。。。」
何か動揺しているので、新人Oくんを押しのけて部屋へ入ってみた。
部屋の入り口に、ゴミが一つにまとめられ、ベッドの布団は剥がされ、シーツ類とタオル類が別々に分けて丸められていて、使った食器は洗面所に下げられていて、いつもフロントの人や中間さんがハギをしてくれているのと同じ状態になっていたので、一同唖然としてしまった。
先輩Hさん「私達って部屋空いてすぐ来たんだよね?」
みかやん。「お客さんが即、帰ったので後ろ姿は見れませんでしたが、私達もすぐ来ました」
新人Oくん「じゃあ、お客さんがハギして帰ったって事ですか?」
みかやん。「そんなまさか。。。」
先輩Hさん「これは同業者の仕業だわ。でも同業者でもホテルによってハギの仕方も微妙に違うから、これは今、ホテルQで働いている人か、辞めた人かどっちかだわ」
みかやん。「だから清算直後に猛ダッシュで帰ったんでしょうか?」
新人Oくん「でもフロントのモニターには、駐車場から部屋へ入るまでのお客さんの姿が映ってるんですよね?」
先輩Hさん「フロントの人達も皆、古いから、辞めた人でも面は割れるんだよね。今、働いてる人なら、シフト表見て面が割れてないフロントの人がいる時間に来れるんじゃない?今、ここで働いていて、私達と会わない時間帯の人しかできない事だわ」
みかやん。「って事は12時から18時のB班の誰かですか?」
先輩Hさん「きっとそうだわ!B班だわ!」
新人Oくん「逆に俺はB班の時間帯には行きませんよ。ってかココには来ないで違う所へ行きますよ。社員割引があるわけじゃないし」
みかやん。「そうだよね〜。普通はココには来ないよね〜」
先輩Hさん「そのスリルがいいんじゃないの。ふふふ」
新人Oくん「そうですかねぇ」
先輩Hさん「O君も大人になったら、わかるかもね」
新人Oくん「俺だって20歳過ぎてるんだから、もう大人ですよ!」
先輩Hさん「でもうちの子供達より年下だもの。子供だわよ。息子が一人増えたみたい」
新人Oくん「そんな子供じゃないすよ。もうハタチ済んでから3年も経つのに。。。ブツブツ」
と、子供扱いされるのを執拗に嫌がる新人Oくんだった。こだわればこだわるほど子供っぽいのに、意地になっていた。そーゆー所が子供なんだと思うんだけどね(笑)。
すっかりB班の誰かの仕業と思い込んで帰ったけど、お客さんが偶然、私達と同じようにして帰ってくれただけかも知れない。だとしたら、凄いお客さんだ。
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