ラブホ奮戦記49日目:洗面所のゲ○
2002年11月10日 らぶほ1仕事の前に11月6日の疑惑のK君のライブへ。親友M君と創作料理竈へ。
昼の仕事の後、親友M君と待ち合わせて11月6日の疑惑のK君のライブへ行った。M君に「6日に、かくかくしかじかの事件があって、Kちゃんかも知れないと思ったら顔を見れないよ〜」と話していたら、疑惑のK君とバッタリ会ってしまった(汗)。
みかやん。「お、遅くなっちゃったけどまだ終わってないよね?」
疑惑のK君「うんっ。これから2バンド目だから大丈夫!」
みかやん。「へ、へえぇ〜。押してるんだね」
疑惑のK君「そおーなんだよおー。ほいじゃよろしくね!」
みかやん。「ほい」
これだけの話をするのに汗だくで、声はうわずるし目も合わせられないし大変だった。「Kちゃん、6日にホテルQへ来なかった?」とは口が裂けても聞けなかった。
ライブを堪能して、親友M君と創作料理・竈へ行った。ホットペッパーから料理全品半額券を切り取って持っていたので万全だ。全室個室で入口には和服が掛けられ、お通しは重箱に入っているような雅な店だった。
親友M君は「ウチらみたいな有名人がお忍びで来るのにピッタリなお店だね」と言ってご満悦だったが、私達のどこが有名人で、どこがお忍びなのか、さっぱりわからなかった。相変わらず親友M君はとんちんかんだ。
これから仕事だってのに、大酒飲みの親友M君のペースにつられて飲み過ぎる所だった。親友M君に送ってもらってホテルQへ着いた。親友M君が満面の笑みで送り出してくれた。よしっ頑張るぞ。
0:00-6:00 8室掃除
先輩Sさんと先輩Nさんとの勤務。手強い魔界ペアなので心して臨まなければならない。2人の顔を見たとたん一気に酔いが覚めるも、1室目で風呂係に当たりタオルを振り回したり、飛び跳ねていたら酔いが回って頭がクラクラした。奴らに酒を飲んで出勤したと知れたら命取りだ。努めて平静を装った。
---危険信号点灯です!食事中の方、ご注意下さい---
6室目頃になると、酒を飲んだ事さえも忘れてしまうほど酔いも覚めた私だったが、その部屋の階段下のドアを開けると甘酸っぱい臭いが漂っていた。今までだと異臭の元はベッド付近である事が多かったので、洗面所&トイレ係だった私はすっかり油断していた。
部屋に入ると異臭は洗面所の方から漂っている事に気が付いて青ざめてしまった。重い足取りで怖々洗面所へ歩み寄った。
噎せ返るようなワインの臭いと酸っぱい臭いが混ざっていて倒れそうだった。見たくもない洗面所を見ると、水とゲロが混ざった物が溜まっていて、流されていなかった。念のためにトイレを覗くと、便器にもゲロがこびりついている感じに見えた。たまらなくなって叫んだ。
みかやん。「えーん。助けてくださーい。ゲロですぅ〜」
先輩Sさん「洗面の栓抜いて流したらええやんかーーーー」
みかやん。「流れませーん。詰まってるみたいですーーー」
先輩Sさん「フロント行ってシュポシュポ借りてきいやーー」
逃げるようにフロントへ行って、トイレや洗面所の詰まりを取るゴムの吸盤が付いた棒(なんて名前なのかわからない)を借りて部屋へ戻った。
先輩Nさん「どれっ!わちやるからアンタ部屋やりなさい」
みかやん。「やり方を教えて貰えれば私がやりますよ」
先輩Nさん「いいがら、どぎなさい!」
みかやん。「すみません。ありがとうございます〜〜」
暫く洗面所の方から「バシュッ」「ジュバッ」「ビジャッ」と言うおぞましい音と、先輩Nさんの「やんや」「ちきしょー」「なんだの!」と言う声が響いていた。やがて「キュルルルル〜ゴゴゴゴゴ〜」と水が流れる音がして程なくして先輩Nさんが洗面所から出てきた。
先輩Nさん「終わったよ。わち今日、鼻が詰まってるから良がったけど、あんただら鼻いいもんだもの、ゆるぐないべさ」
みかやん。「いつもすみません。今度は自分でやります」
先輩Nさん「やんや。今日もしどい目に遇ったわ」
みかやん。「いやほんとすみませんです」
帰りは地下鉄駅付近まで先輩Nさんと歩いた。
先輩Nさん「アンタあんまり深酒するんでないよ」
みかやん。「えっ。もしかしてバレてました?」
先輩Nさん「アンタの風呂掃除の後、酒臭くて消臭剤まいでおいだよ」
みかやん。「すっ、すみません!」
先輩Nさん「ゲロ見で、酒飲んで来たアンタにまでゲロ吐かれでも困るからね」
みかやん。「すみません。気を付けます。代わって貰って助かりました」
先輩Nさん「お互い様だがらね。今度わちがあんばい悪い時、頼むよ」
みかやん。「はいっ」
先輩Nさん「そご曲がったら地下鉄の近道だわ。せばね!」
みかやん。「はい。お疲れ様でした〜〜〜」
さすが魔界の先輩Nさんだ。何でもお見通しだったようだ。無愛想だけど心の優しい先輩Nさんの為にも気持ちを引き締めて頑張ろう!と思うみかやん。だった。
昼の仕事の後、親友M君と待ち合わせて11月6日の疑惑のK君のライブへ行った。M君に「6日に、かくかくしかじかの事件があって、Kちゃんかも知れないと思ったら顔を見れないよ〜」と話していたら、疑惑のK君とバッタリ会ってしまった(汗)。
みかやん。「お、遅くなっちゃったけどまだ終わってないよね?」
疑惑のK君「うんっ。これから2バンド目だから大丈夫!」
みかやん。「へ、へえぇ〜。押してるんだね」
疑惑のK君「そおーなんだよおー。ほいじゃよろしくね!」
みかやん。「ほい」
これだけの話をするのに汗だくで、声はうわずるし目も合わせられないし大変だった。「Kちゃん、6日にホテルQへ来なかった?」とは口が裂けても聞けなかった。
ライブを堪能して、親友M君と創作料理・竈へ行った。ホットペッパーから料理全品半額券を切り取って持っていたので万全だ。全室個室で入口には和服が掛けられ、お通しは重箱に入っているような雅な店だった。
親友M君は「ウチらみたいな有名人がお忍びで来るのにピッタリなお店だね」と言ってご満悦だったが、私達のどこが有名人で、どこがお忍びなのか、さっぱりわからなかった。相変わらず親友M君はとんちんかんだ。
これから仕事だってのに、大酒飲みの親友M君のペースにつられて飲み過ぎる所だった。親友M君に送ってもらってホテルQへ着いた。親友M君が満面の笑みで送り出してくれた。よしっ頑張るぞ。
0:00-6:00 8室掃除
先輩Sさんと先輩Nさんとの勤務。手強い魔界ペアなので心して臨まなければならない。2人の顔を見たとたん一気に酔いが覚めるも、1室目で風呂係に当たりタオルを振り回したり、飛び跳ねていたら酔いが回って頭がクラクラした。奴らに酒を飲んで出勤したと知れたら命取りだ。努めて平静を装った。
---危険信号点灯です!食事中の方、ご注意下さい---
6室目頃になると、酒を飲んだ事さえも忘れてしまうほど酔いも覚めた私だったが、その部屋の階段下のドアを開けると甘酸っぱい臭いが漂っていた。今までだと異臭の元はベッド付近である事が多かったので、洗面所&トイレ係だった私はすっかり油断していた。
部屋に入ると異臭は洗面所の方から漂っている事に気が付いて青ざめてしまった。重い足取りで怖々洗面所へ歩み寄った。
噎せ返るようなワインの臭いと酸っぱい臭いが混ざっていて倒れそうだった。見たくもない洗面所を見ると、水とゲロが混ざった物が溜まっていて、流されていなかった。念のためにトイレを覗くと、便器にもゲロがこびりついている感じに見えた。たまらなくなって叫んだ。
みかやん。「えーん。助けてくださーい。ゲロですぅ〜」
先輩Sさん「洗面の栓抜いて流したらええやんかーーーー」
みかやん。「流れませーん。詰まってるみたいですーーー」
先輩Sさん「フロント行ってシュポシュポ借りてきいやーー」
逃げるようにフロントへ行って、トイレや洗面所の詰まりを取るゴムの吸盤が付いた棒(なんて名前なのかわからない)を借りて部屋へ戻った。
先輩Nさん「どれっ!わちやるからアンタ部屋やりなさい」
みかやん。「やり方を教えて貰えれば私がやりますよ」
先輩Nさん「いいがら、どぎなさい!」
みかやん。「すみません。ありがとうございます〜〜」
暫く洗面所の方から「バシュッ」「ジュバッ」「ビジャッ」と言うおぞましい音と、先輩Nさんの「やんや」「ちきしょー」「なんだの!」と言う声が響いていた。やがて「キュルルルル〜ゴゴゴゴゴ〜」と水が流れる音がして程なくして先輩Nさんが洗面所から出てきた。
先輩Nさん「終わったよ。わち今日、鼻が詰まってるから良がったけど、あんただら鼻いいもんだもの、ゆるぐないべさ」
みかやん。「いつもすみません。今度は自分でやります」
先輩Nさん「やんや。今日もしどい目に遇ったわ」
みかやん。「いやほんとすみませんです」
帰りは地下鉄駅付近まで先輩Nさんと歩いた。
先輩Nさん「アンタあんまり深酒するんでないよ」
みかやん。「えっ。もしかしてバレてました?」
先輩Nさん「アンタの風呂掃除の後、酒臭くて消臭剤まいでおいだよ」
みかやん。「すっ、すみません!」
先輩Nさん「ゲロ見で、酒飲んで来たアンタにまでゲロ吐かれでも困るからね」
みかやん。「すみません。気を付けます。代わって貰って助かりました」
先輩Nさん「お互い様だがらね。今度わちがあんばい悪い時、頼むよ」
みかやん。「はいっ」
先輩Nさん「そご曲がったら地下鉄の近道だわ。せばね!」
みかやん。「はい。お疲れ様でした〜〜〜」
さすが魔界の先輩Nさんだ。何でもお見通しだったようだ。無愛想だけど心の優しい先輩Nさんの為にも気持ちを引き締めて頑張ろう!と思うみかやん。だった。
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