朝起きるとOくんからのメールが届いていた。

O君「SさんがホテルPへ来年3月まで期限付移籍」
みか「朗報ありがと(;^_^A で、いつからレンタル移籍?」
O君「さぁ中頃じゃないすかね?俺から聞いたって内緒で!」
みか「へえぇ〜。内緒なんだぁ。ワケありなのかな?」
O君「いや別に言ってもいいと思うけど一応です」
みか「了解!じゃあ知らないフリしておくね」

0:00-6:00 7部屋掃除

今日はHさんとNさんとの勤務。三人揃ったとたんにHさんが話し始めた。

Hさん「Sさんが3月までホテルPへ行く事になったの!昨日、常務とフロントJ氏が来てお願いされたから即決したんだわ。ホテルPから連絡が来たらすぐ行くらしいよ」

Nさん「そりゃ行ぐべさね。あっちさ行ったらSさんの天下だべさ」

Hさん「それが、C班の人達に”戻って来れないよ”と言われたら”Hさんが行ったら?”って私に言ったの!凄く失礼よね!」

Nさん「Hさんは会社から何も言われでないのに行げるわげないべさ。Sさんだら自分の事しか考えでないからね!」

Hさん「私も頭にきたから”もう返事したならあなたが行くしかないでしょ”って言ってやったの!そうしたら”ウチもホテルPのリーダーにと選ばれた人間やから簡単に考えを変えるわけにいかんけど、ここへ戻って来れないんやったら、みんなに申し訳ないし悩む所や”ってずっと自慢げに悲劇のヒロインみたいになってたの。戻ってこなくていい!って言ってやろうかと思ったわ」

Nさん「Hさんは相手にしてないのに、Sさんは恐ろしいぐらいHさんに対してライバル意識を燃やしでだがら、勝ったような気になったんだべさ」

Hさん「でしょう!私も気が付いていたわ。でもね先輩ったってただ単に先に働いているだけで何も偉くないし、新人さんより少しだけ仕事の事を知ってるってだけなのよ。Sさんみたいに、みかやんやO君に必要以上に先輩風吹かせる事じゃないの」

Nさん「Hさんが休みの日なんて特に先輩風吹かせて、みかやんもO君も酷い目に遇ってるわ。あの子だぢは根性あるから何も言わないけど、普通の人だらSさんのせいでとっくに辞めでるわ」

Hさん「やっぱりそうなの?一度誰かに私が休みの日のSさんの様子を聞いてみたかったの」

Nさん「みかやんなんて”一人で仕事し過ぎ”って小一時間も説教されたんだわ。やってられない!ってわちも思った。そのくせアレしろコレしろって後輩に仕事ふるから、あんなにデップリ太ってるんだわ」

Hさん「私がSさんの後輩だったらもう辞めてたね。みかやんもO君もおとなしいように見えて本当に根性あるんだね。ちょっとびっくり」

Nさん「それにSさんは何でも悪い意味にとって勝手に怒ってわちらを振り回すからね。言い方もキツイし話もくどいし聞いでいられないんだわ」

Hさん「他人の些細なミスには猛然と怒るのに、少し私が注意したら返事もしないのよ。信じられない」

Nさん「負けず嫌いだし人望も仕事も自分が一番じゃなきゃ気が済まないから、Hさんが目の上のコブだのさ。Hさんには絶対敵わないのにさ」

Hさん「あんなに自分勝手で気分屋で細かい事で大騒ぎするような人に誰も着いて行けないでしょ」

Nさん「んだのさ!わちも多少の事には目をつぶろうと思ってだけど目に余るのさ。誰にでも公平で一生懸命仕事するみかやんも将来の自分の敵になると思って今から威嚇してるのさ。見でいられないよ」

Hさん「その辺の姑ババアとかごうつくババアよりタチ悪いよね。Sさんの息子が将来嫁を貰ったら、あの女なら嫁に殺されるわ!」

Nさん「あんな女、さっさと行って戻って来ないばいいのさ!3月になって戻るとかいう話になったら”間に合ってます”って断るべし!」

Hさん「本当だよね。あの女以外の4人なら仲良くやって行けるからね」

暇だったので朝までずっとこの話だった。だんだん、あの女とかあのアマ呼ばわりになった。確かにSさんの悪行三昧は酷いし、私やO君をかばってくれるのは嬉しい。でも、でも、あのSさんにいったい誰が太刀打ちできると言うのだろう???聞けばフロントの男性陣をも誑し込んでいるらしいし。

でもそーゆーのはSさんよりも、もっと魅力的で美しい女性のなせる技だと思っていたから意外だった。あんなオカメ面でスッピンで誰がどう見てもブサイクで大デブで性格も最悪で、いつもギャーギャー怒鳴っているような女にも男がたらしこめるとは思わなかった。あわわ。

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