0:00-9:00 12部屋掃除 

今日はNさんとOくんとの勤務。出勤して午後11時55分にタイムカードを押し、スタンバイして午前0時にNさんとOくんと三人で「明けましておめでとうございます。今年も宜しくお願いします」と挨拶をし合った。

Nさん「日付変わったよ。お客さんだぢは、一斉にひめはじめだわ」

Oくん「年末年始に思いっきり仕事っすよ。客はひめはじめなのに」

みかやん「確かに正月気分どころじゃ無いよね」

Nさん「暇そうだがら、のんびりやるべし」

作業室にある大きな作業台をロッカー室へ移して椅子を置いて、そこでまったりする事にした。ロッカー室は暖かい。座ったとたんに眠くなって三人揃ってテーブルに顔を付けて爆睡した。紅白を見終わって来た人、近くの神社にお参りをしてから来た人で、満室になったので暫くの間、眠っていられた。

部屋が空いたので渋々掃除へ向かった。Oくんがベッドの布団を剥がすとシーツが見事な日の丸になっていた。

Oくん「ほらっ。初日の出ですよ」

みかやん「紅白だしお目出度いんじゃない」

Nさん「新年早々縁起がいいね。。。んなわげないべさっ。新年早々、生理の血で人んちの布団汚すなんて、とんでもない話だべさ。1年の計は元旦にありって言うのに、なんて事すんだべが。これで今年も1年、生理の血ばっかりだべさ。冗談でないよ全く」

Oくん「新年早々怒っちゃダメですよ」

Nさん「それもそうだげど納得いがないねぇ」

気を取り直して次の部屋の掃除へ行って愕然とした。また生理で布団が血に染まっていた。

Nさん「ほれ見なさいや!こんな風に今年は生理ばっかりだのさ。あーやだやだ。さっきの部屋、掃除しないば良かった。元旦から生理だら黙って家さいればいがべさね」

みかやん「あの、新年早々怒っちゃダメですってば」

Nさん「だげどもさ、これだらしどいべさっ」

控え室へ戻って2枚のおねしょマットの洗濯をした。Nさんは押し黙ったまま洗濯機の中で回るおねしょマットを見つめていた。

Nさん「しゃーないね。仕事だもね」

Oくん「俺も血なんかもうすっかり慣れましたよ」

みかやん「毎日毎日血だらけだもんね」

Nさん「んだよね。今日だげでないもね」

再度気を取り直して次の部屋へ向かうと、今度は白子着きシーツだった。

Nさん「血に白子。これで本当に紅白だわ。目出度いね。ははは。。。こーゆー所で働いてるもんだもの、逃れられないんだよね。わち、ビジネスホテルが長がったからね。ビジネスだら血も白子も滅多にながったよ」

みかやん「ビジネスホテルでも血や白子だらけだったら怖いですよね」

Nさん「まっ、こーゆー所で若いあんただぢには辛い職場がも知れないけど、今年も頑張るんだよ」

Oくん&みかやん「はい。宜しくお願いします」

Nさんが言った”1年の計は元旦にありだから今年は生理ばかり”というのは当たりそうな予感がした。

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