0:00-9:00 7部屋掃除
 
今日はHさんとOくんとの勤務。悪名高い新フロントのF氏を見にいそいそとフロントへタイムカードを押しに行った。フロントの椅子に偉そうにふんぞり返って座る平安時代風の顔立ちの不細工なおやぢがいた。

特に挨拶もなく「暇なのでC班を12時で上がらせる。他に連絡事項は無し。218号室が空いたからすぐ入れ」とのたまった。Hさんがフロントに補充品があるかどうか聞く時の慣用句の「冷蔵庫、ありますか?」と尋ねると、「冷蔵庫はどの部屋にもあるぞ」と身も凍るような寒いギャグを言ってF氏は1人でニヤニヤ笑っていた。

私達が絶句していると「冷蔵庫、コンビニボックスの補充は無しだ」と言ったので、逃げるようにフロントから出た。

脱力しながら218号室へ行ってベッドの布団を剥がすと、シーツに直径60cm位の大きな潮を吹いた後のシミと、数個の小さな楕円形のシミが付いていた。小さな方のシミは久々の白子のシミだ。何ともわかりやすい状態でシミが付いていて更に脱力した。

臭いそうなので息を止めつつ、手や服に付かないように気を付けながらシーツを丸めてビニール袋に入れた。ふと見るとおねしょマットにもシミが貫通していたので、交換の為に汚れ物を持って控え室へ戻った。

暇なようだったので洗濯機に水を張り、おねしょマットの汚れた部分に漂白剤をかけた。するとシミの部分が白濁しくっきりとシミの形が浮き上がってくる。よく見ると潮のシミは見た目より大きく、白子のシミは無数に付いていた。「あーあー」とつぶやきながら、おねしょマットを丸めて洗濯機に突っ込み換えのおねしょマットを持って部屋へ戻った。

掃除を終えて控え室へ戻ろうとすると隣の217号室が空いたので、そのまま217号室へ向かった。今度はOくんがベッド係だった。

Oくん「みかやーん、またオシッコだよ〜。あーあー」

みかやん「さっきのあたしの時なんか白子付きだよ」

Oくん「じゃあおねしょマットの換え持ってくるよ」

みかやん「洗濯機回してるからソレにも漂白剤かけて入れておいで」

控え室へ戻って二枚のおねしょマットのすすぎをして乾燥機にかけた。まったりと休んでいると2時過ぎにI氏が来た。

I氏「あのおやぢ今まで居たんですよ。とんでもないエロおやぢで、ホテルKの来月のシフト表を作る為に名簿を持ってきてたんですが、名簿を私に見せながら”この女はバツイチになったばかりだから今がチャンス”とか”この女とこの女は俺に携帯番号も教えやがらないお高くとまった女”とか”この女は俺に携帯番号もメールアドレスも知らせてきた”と、わけのわからない事を延々と自慢げに言ってたんですよ。参りました」

みかやん「あんな不細工な年寄りが何をぬかしてるんですか!勘違いも甚だしいです!」

Oくん「ヤバイよ。みかやんを本気で怒らせそうだ。若い男には甘いのに年寄りには厳しいっすから」

Hさん「確かにみかやんが嫌いな勘違い野郎なのよ。ホテルKの人達って大人しい人ばかりだから、みんな黙ってるのね。でもウチのC班ならきっと黙ってないわよ」

Oくん「C班と勘違いおやぢのバトル。ある意味楽しみですね」

みかやん「私達は1時間の辛抱だから無視してやり過ごすしかないね」

I氏「T氏、ブタ女、F氏とC班のフロントはだんだん酷くなりますね」

Hさん「所詮C班のフロントなのよ。私達には関係ないわ」

213号室が空いたので掃除へ向かった。Hさんがベッドの布団を剥がすとまたもシーツに巨大な潮のシミがあった。

Hさん「また潮吹きよ。何も私の時に控え室から一番遠い部屋で潮を吹く事ないじゃないの!」

みかやん「遠いですよね〜。私が代わりに行ってきますか?」

Hさん「みんな仲良く1回ずつ潮吹きに当たったから私が行ってくるわよ」

結局今日は7部屋しか掃除をしなかったのに、そのうちの3部屋が潮吹き部屋だった。

Hさん「よってたかってみんなで潮を吹く事ないじゃないねぇ」

Oくん「ちょっとした潮吹き大会でしたね」

みかやん「大会なら優勝はあたしが当たった218号室だろうね」

Hさん「優勝賞品におねしょマットをプレゼントしてあげたいわ」

シーツの汚物処理と、おねしょマットの洗濯があるので、潮吹き大会が今日みたいな暇な日で良かった。明日からのC班とエロおやぢとのバトルが少々楽しみだ。

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