ラブホ奮戦記152日目.：OくんEDの危機

※秘密　追加しました（4/8）

0：00-9：00　15部屋掃除
今日はOくんとトドとの3人勤務。フロントで出勤の打刻をしていると218号室と205号室が同時に空いた。218号室は私が過去2回転倒した広い風呂があるし、部屋自体も広くて難儀だ。最近歩み寄ってくれているC班に218号室の掃除をさせるのは気が引けて、我々が218号室の掃除へ向かった。控え室へワイングラスを取りに戻るとC班の人達が集まってきた。

C班Yさん「ごめんね。わがまま言って218号室をやって貰って」
みかやん「いえ。最初から218号室へ行こうと思ってたんですよ」
C班Hさん「ワイングラスなら電話をくれれば届けたのよ。遠慮しないで」
みかやん「ありがとうございます。今度は電話しますね」
C班の人達「本当に今度は遠慮しないでね。行ってらっしゃ〜い」

今日もC班の人達に華々しく見送られながら部屋へ向かった。何だか調子が狂うし照れる。

ワイングラスを持って部屋へ戻るとOくんが怪訝そうに立っていた。
みかやん「何？どうしたの？」

Oくん「ローターが売れたから新品を持って来たでしょ？俺が部屋へ来た時は使ったローターがベッドの上にあったんだ。何故か風呂係のトドがローターを持って風呂方向へ行ったんだけど、今、ゴミ袋を見たらローターが入ってないんだよ。あんな物を部屋に忘れたら大変だから探したんだけど、どこにも無いんだ」

みかやん「トドがこっそり持ち帰ろうとして、インマイポケットしたんじゃないの？」

Oくん「えーっ！だって他人が使った物だよ〜。病気持ちだったらどうすんの？あっでもトドの事だから、洗って使おうとか思ったのかな？」

みかやん「きっとそうだよ。前にまだ自販機にH下着3点セットがあった頃、お客さんが一度着たH下着3点セットを置いて帰った事があったんだけど、Hさんが捨てようとしたらトドが”欲しい欲しい！”って持って帰ったんだよ。”洗えば何でもない”って。H下着3点セットの穴開きパンツなんか、トドには小さくて履けそうもないのに」

Oくん「やめて〜。あの黒い穴あきパンツを履いたトドを想像しただけで、EDになりそうだよ」

みかやん「そもそもトドはローターを持ち帰ろうとしてるんだからね。家で1人で使うんじゃないの？」

Oくん「やめて！ってば。そんな事まで想像したら絶対、EDになっちゃうよ〜。勘弁して〜」

風呂掃除を終えて出てきたトドの作業エプロンのポケットが大きく膨らんでいた。トドの真横に立ってポケットを覗くとピンクのローターが見えていた。やはり持ち帰るつもりらしい。控え室へ戻るとトドはロッカーへ直行した。ロッカーから戻るとトドの作業エプロンのポケットは萎んでいた。

みかやん「やーねー。他人が使ったローターなんて気持ち悪くて使えないよね」

Oくん「前にみかやんがゲットしたのは新品だったんでしょ？」

みかやん「当然さ。だからあげたでしょ。そう言えばあたしがローターをゲットした時、Nさんはバイブを持って帰ったんだよね。使ってるんだろうか？」

Oくん「えっ？Nさんがバイブをゲット？俺、そんなの初耳だよ」

みかやん「だってNさんに”Oくんには内緒だがらね。欲しがるから”って言われたもの」

Oくん「確かに欲しがったかも知れないけど、Nさんがバイブだなんて。。。ああっダメだ。EDになる」

みかやん「トドはローター、Nさんはバイブだよ」

Oくん「やめて〜。EDになるよ〜。助けて〜」

その後、どこの部屋へ掃除に行っても力の入らないOくんだった。明日は私が休みなのでOくんとトドの2人勤務だ。そんな事でどうする？頑張ってくれ！