ラブホ奮戦記163日目:Yくんと白子
2003年4月21日※朝9時20分にOくんから電話がきた。
Oくん「凄いよ。記録更新したさ」
みかやん「えーっ!27部屋とか30部屋?」
Oくん「いやいや、なんと2部屋さ。超ヒマだったよ」
羨ましい。出来ればそんな日に出勤したかった。
※夫が休みだったので一緒にキャポ大谷地へ出かけた。バーミャンで軽く食べて、買い物をして帰宅するとカウンターが68500に直っていた。管理人様、度々お手数をかけてスミマセン。
0:00-6:00 9部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。出勤した私の顔を見るなりYくんもトドも大騒ぎだった。
トド「聞いた〜?昨日2部屋やったって。暇潰すの大変やったわ」
みかやん「Oちゃんから電話きて聞いたよ。超ヒマだったって」
Yくん「もう聞いたんすか?俺、初のヒマ疲れでした」
みかやん「Oちゃんが記録更新って言うから大忙しかと思った」
Yくん「O兄さんも言いたくて言いたくて仕方なかったんすね」
「今日もヒマだといいねぇ」と口々に言いながらモニターを見ると、既に1部屋空いていた。慌ててフロントで出勤の打刻をして掃除へ向かった。立て続けに3部屋掃除して、あっさりと昨日の記録を抜いてしまって一同ガッカリだった。更に3部屋空いたので開き直って掃除へ向かった。
風呂掃除をしていると、トイレからYくんの「うわーっ!」という叫び声が聞こえた。常にリアクションが薄いYくんが珍しく騒いでいるので、風呂から出てトイレへ駆け付けた。
Yくん「かっ、勘弁して下さい。コレばかりは・・・」
みかやん「何?どーしたの?」
Yくん「こんな所に。。。を垂らした奴がいるんすよ」
みかやん「こんな所になんだって?」
Yくん「あの。男の。半透明でネロネロして生臭い液体をまき散らしてやがるんすよ」
見るとトイレの床に白子がこぼれていて、半分はYくんが拭き取った後だった。
Yくん「俺、ツバを吐いたんだと思って何気に拭いたら臭いが上がってきて。おえぇ」
みかやん「そのうち、白子にも慣れるって」
私が床にこぼれた白子の残り半分を拭き取った。やれやれだ。
Yくん「じゃあもしかしたら、こっちのもソレっすかね?」
と言われて洗面所へ行くと洗面所にも同じ液体がまき散らされていた。
みかやん「あぁ。こっちも白子だわ」
Yくん「いったいこの男は何をやってるんすか!なんでわざわざベッドからこんな所まで来て、こんなモンを飛び散らせてるんすか?」
みかやん「できちゃっても困るんでしょう」
Yくん「でもっすよ!ベッドにはゴムもあるし、ティッシュもゴミ箱もあるんすよ。1度ならず2度までも、こんな所まで。恐らく走って来てるんすよ。更に恐らくは1度目はトイレまで間に合って、2度目はトイレまで保たなくて手前の洗面なんすよ。なんなんすかぁ」
みかやん「なるほど。さすがに同性だと読みが深いね」
Yくん「同性だから許せないかも知れないすよ。ちゃんとトイレや洗面台の真ん中に飛ばして、水を流すといいじゃないすか!これは男としてとんだ醜態すよ」
みかやん「でも、それどころじゃなかったんじゃないの?」
Yくん「もし俺だったらてめえの不始末はてめえでカタ付けます」
みかやん「あらっ。Yくんったら男らしいのね」
Yくん「いやぁ。俺は普通っすよ」
やっぱりYくんは硬派ヤンキーだ。今日もおおいに語ってくれた。”青年の主張・白子の垂らし場所について”と習字で書いてYくんの後ろの壁に貼ってやりたいくらいだった。激高するYくんを見ていて段々おかしくなってきた。にも関わらず「Yくんったら男らしいのね」だなんて言った自分自身もおかしかった。最後の方は笑いを堪えるのに必死だった。
控え室で休んでいるとYくんがさっそうと立ち上がった。
Yくん「俺、湯温調節へ行ってきます!」
みかやん「別に今日じゃなくてもいいよ」
Yくん「O兄さんに”仕事やっとけ!”って言われたんすよ」
みかやん「まぁ!Oちゃんったら、お兄ちゃんぶって」
Yくん「それを言うなら”先輩ぶって”と言ってあげて下さい」
みかやん「あはは。こりゃ失敬」
どこまでも硬派なおかただ。決してカタブツではないが。噂をしていたらOくんからメールがきた。
「友達に拉致られてカラオケにいるよ。超眠い」時計を見ると午前5時だった。
みかやん「あーあー。工場のバイトもあるし、今夜のOちゃんは使い物にならないね」
Yくん「大丈夫っす。みかやん姉さんがいますから」
Yくんの方がよほど頼もしいのに。
Oくん「凄いよ。記録更新したさ」
みかやん「えーっ!27部屋とか30部屋?」
Oくん「いやいや、なんと2部屋さ。超ヒマだったよ」
羨ましい。出来ればそんな日に出勤したかった。
※夫が休みだったので一緒にキャポ大谷地へ出かけた。バーミャンで軽く食べて、買い物をして帰宅するとカウンターが68500に直っていた。管理人様、度々お手数をかけてスミマセン。
0:00-6:00 9部屋掃除
今日はYくんとトドとの勤務。出勤した私の顔を見るなりYくんもトドも大騒ぎだった。
トド「聞いた〜?昨日2部屋やったって。暇潰すの大変やったわ」
みかやん「Oちゃんから電話きて聞いたよ。超ヒマだったって」
Yくん「もう聞いたんすか?俺、初のヒマ疲れでした」
みかやん「Oちゃんが記録更新って言うから大忙しかと思った」
Yくん「O兄さんも言いたくて言いたくて仕方なかったんすね」
「今日もヒマだといいねぇ」と口々に言いながらモニターを見ると、既に1部屋空いていた。慌ててフロントで出勤の打刻をして掃除へ向かった。立て続けに3部屋掃除して、あっさりと昨日の記録を抜いてしまって一同ガッカリだった。更に3部屋空いたので開き直って掃除へ向かった。
風呂掃除をしていると、トイレからYくんの「うわーっ!」という叫び声が聞こえた。常にリアクションが薄いYくんが珍しく騒いでいるので、風呂から出てトイレへ駆け付けた。
Yくん「かっ、勘弁して下さい。コレばかりは・・・」
みかやん「何?どーしたの?」
Yくん「こんな所に。。。を垂らした奴がいるんすよ」
みかやん「こんな所になんだって?」
Yくん「あの。男の。半透明でネロネロして生臭い液体をまき散らしてやがるんすよ」
見るとトイレの床に白子がこぼれていて、半分はYくんが拭き取った後だった。
Yくん「俺、ツバを吐いたんだと思って何気に拭いたら臭いが上がってきて。おえぇ」
みかやん「そのうち、白子にも慣れるって」
私が床にこぼれた白子の残り半分を拭き取った。やれやれだ。
Yくん「じゃあもしかしたら、こっちのもソレっすかね?」
と言われて洗面所へ行くと洗面所にも同じ液体がまき散らされていた。
みかやん「あぁ。こっちも白子だわ」
Yくん「いったいこの男は何をやってるんすか!なんでわざわざベッドからこんな所まで来て、こんなモンを飛び散らせてるんすか?」
みかやん「できちゃっても困るんでしょう」
Yくん「でもっすよ!ベッドにはゴムもあるし、ティッシュもゴミ箱もあるんすよ。1度ならず2度までも、こんな所まで。恐らく走って来てるんすよ。更に恐らくは1度目はトイレまで間に合って、2度目はトイレまで保たなくて手前の洗面なんすよ。なんなんすかぁ」
みかやん「なるほど。さすがに同性だと読みが深いね」
Yくん「同性だから許せないかも知れないすよ。ちゃんとトイレや洗面台の真ん中に飛ばして、水を流すといいじゃないすか!これは男としてとんだ醜態すよ」
みかやん「でも、それどころじゃなかったんじゃないの?」
Yくん「もし俺だったらてめえの不始末はてめえでカタ付けます」
みかやん「あらっ。Yくんったら男らしいのね」
Yくん「いやぁ。俺は普通っすよ」
やっぱりYくんは硬派ヤンキーだ。今日もおおいに語ってくれた。”青年の主張・白子の垂らし場所について”と習字で書いてYくんの後ろの壁に貼ってやりたいくらいだった。激高するYくんを見ていて段々おかしくなってきた。にも関わらず「Yくんったら男らしいのね」だなんて言った自分自身もおかしかった。最後の方は笑いを堪えるのに必死だった。
控え室で休んでいるとYくんがさっそうと立ち上がった。
Yくん「俺、湯温調節へ行ってきます!」
みかやん「別に今日じゃなくてもいいよ」
Yくん「O兄さんに”仕事やっとけ!”って言われたんすよ」
みかやん「まぁ!Oちゃんったら、お兄ちゃんぶって」
Yくん「それを言うなら”先輩ぶって”と言ってあげて下さい」
みかやん「あはは。こりゃ失敬」
どこまでも硬派なおかただ。決してカタブツではないが。噂をしていたらOくんからメールがきた。
「友達に拉致られてカラオケにいるよ。超眠い」時計を見ると午前5時だった。
みかやん「あーあー。工場のバイトもあるし、今夜のOちゃんは使い物にならないね」
Yくん「大丈夫っす。みかやん姉さんがいますから」
Yくんの方がよほど頼もしいのに。
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