ラブホ奮戦記166日目:凹むYくん
2003年4月25日※朝、起きたらカウンターが直っていた。。。。安心したのも束の間。またもカウンター破損。4回目。しくしくしくしく。
※Hさんへ電話した。
Hさん「本当にもう!小さな身体で全部背負わないで、何かあったらいつでも電話頂戴。水くさいじゃない。それとも”いつまでも先輩面すんな”と思ってる?」
みかやん「こんなに可愛がって貰ってるのに、そんな風に思うわけないじゃないですか」
Hさん「なかなか会えないし、いつもみかやん達はどうしてるかしら?と思うのよ。寂しいの。私もトシねぇ。みかやんもOくんもお母さんは函館に居るでしょう。私を札幌のお母さんと思って何でも言ってね」
みかやん「お母さんと呼ぶには若すぎますよ。でも有り難いです。頼りにさせて貰いますね」
Hさん「じゃ、近いうちにカラオケでも行きましょ」
みかやん「はい!」
0:00-9:00 22部屋掃除
今日はOくんとYくんとトドとの4人勤務。Yくんが何故かおどおどしていた。
Yくん「申し訳ないす。俺、眼鏡もコンタクトも忘れてきて今日は目が見えないっす。姉さん、兄さん、今日は俺の仕事の後、毛とか落ちてないかよくよくチェックして下さい」
Oくん「了解。俺もみかやんも視力は2.0だから」
みかやん「でも、あたしの場合はそろそろ老眼が入るからねぇ」
Oくん「あ、そっか。なるほどね」
みかやん「ちょっと!納得しないでよ!冗談なんだから」
Oくん「自分で言ったじゃん!」
部屋へ行くとYくんと私がベッドを組む係だった。Yくんとベッドを挟んで向かい合って立った。ベッドのヘッド部分の中央よりややYくん側の所が濡れて光っていたので、Yくんに「そこ、濡れてるみたいだから拭いて貰える?」とお願いした。
Yくん「はい。ああ、ココっすね。はい。。。うわあぁぁ」
Yくんがベッドパットの上に倒れた。
Yくん「にゅるって!にゅるっていったんすよ!んで滑りました。これは恐らくアレっすよ」
倒れながらも、Yくんが濡れた雑巾を私の前に差し出すと、白子の香りが漂った。
Yくん「ほらやっぱり。おええぇ。さっきココにビールやジュースの空き缶があったから、ビールか何かをこぼしたんだと思って油断したんすよ」
みかやん「ごめん。私の方からだと逆光線で白子なのか何なのか、わかんなかったよ」
Yくん「いえ。いいんすよ」
次の部屋でYくんは風呂係だった。運悪く広い風呂で、床がグレーと黒の斑模様なので、毛が落ちていても一番見えにくい風呂だった。Yくん以外の三人が掃除を終えても、Yくんが風呂から出てこないので、Oくんが様子を見に行った。
Yくん「痛え!いてててー。じゅりって、じゅりって言いました」
Yくんは一通り風呂掃除を終え、床に毛が落ちていないかチェックしていた。目が見えないので床を這うようにしてチェックしていたら、急にOくんがドアを開けたので、ドアの下の縁がYくんの頭をかすめた。それでもYくんは頭をさすりながら、風呂の床に毛が落ちていないか必死にチェックを続けた。
Oくん「あはは。風呂で匍匐前進してる人、初めて見たよ」
Yくん「だって見えないんすよ。ひでえや。笑うなんて」
Oくん「あっはっは。ごめん」
Yくん「まだ笑ってるじゃないすか」
次の部屋でYくんは洗面係だった。またも運悪く広い洗面所でサウナも付いていた。サウナの電気を点けると自動的にサウナのスイッチも入るので、早く作業しないと汗だくになる。私が風呂掃除をしていると、Yくんが滝のような汗をかいて匍匐前進してきた。
Yくん「暑いっす。ボロ布、貸して欲しいっす」
Yくんは風呂掃除用のボロで汗を拭った。
Yくん「サウナのスノコと床の間に毛が落ちてて、なかなか取れなかったんすよ。もう汗だくっす」
みかやん「スノコを剥がしてからやればいいじゃん」
Yくん「あ」
みかやん「・・・・」
Yくん「いいんすよ。笑いたいなら笑って下さい」
一同「ぶあははははは」
掃除をしても掃除をしても、待合室でお客さんが待っていて大忙しだった。Yくんの匍匐前進は時間がかかるので、手が空いた人がYくん担当の毛チェックをする事にした。午前4時にようやく控え室へ戻った。
Yくん「明日は忘れないでコンタクトか眼鏡を用意します。今日は本当に申し訳ないす」
みかやん「いや気にしないで。お互い様だから」
Oくん「そうだよ。あと5時間、頑張ろうや」
Yくん「こんなに働いたのにあと5時間もあるんすね。ひいぃ」
珍しく凹むYくんだった。
※Hさんへ電話した。
Hさん「本当にもう!小さな身体で全部背負わないで、何かあったらいつでも電話頂戴。水くさいじゃない。それとも”いつまでも先輩面すんな”と思ってる?」
みかやん「こんなに可愛がって貰ってるのに、そんな風に思うわけないじゃないですか」
Hさん「なかなか会えないし、いつもみかやん達はどうしてるかしら?と思うのよ。寂しいの。私もトシねぇ。みかやんもOくんもお母さんは函館に居るでしょう。私を札幌のお母さんと思って何でも言ってね」
みかやん「お母さんと呼ぶには若すぎますよ。でも有り難いです。頼りにさせて貰いますね」
Hさん「じゃ、近いうちにカラオケでも行きましょ」
みかやん「はい!」
0:00-9:00 22部屋掃除
今日はOくんとYくんとトドとの4人勤務。Yくんが何故かおどおどしていた。
Yくん「申し訳ないす。俺、眼鏡もコンタクトも忘れてきて今日は目が見えないっす。姉さん、兄さん、今日は俺の仕事の後、毛とか落ちてないかよくよくチェックして下さい」
Oくん「了解。俺もみかやんも視力は2.0だから」
みかやん「でも、あたしの場合はそろそろ老眼が入るからねぇ」
Oくん「あ、そっか。なるほどね」
みかやん「ちょっと!納得しないでよ!冗談なんだから」
Oくん「自分で言ったじゃん!」
部屋へ行くとYくんと私がベッドを組む係だった。Yくんとベッドを挟んで向かい合って立った。ベッドのヘッド部分の中央よりややYくん側の所が濡れて光っていたので、Yくんに「そこ、濡れてるみたいだから拭いて貰える?」とお願いした。
Yくん「はい。ああ、ココっすね。はい。。。うわあぁぁ」
Yくんがベッドパットの上に倒れた。
Yくん「にゅるって!にゅるっていったんすよ!んで滑りました。これは恐らくアレっすよ」
倒れながらも、Yくんが濡れた雑巾を私の前に差し出すと、白子の香りが漂った。
Yくん「ほらやっぱり。おええぇ。さっきココにビールやジュースの空き缶があったから、ビールか何かをこぼしたんだと思って油断したんすよ」
みかやん「ごめん。私の方からだと逆光線で白子なのか何なのか、わかんなかったよ」
Yくん「いえ。いいんすよ」
次の部屋でYくんは風呂係だった。運悪く広い風呂で、床がグレーと黒の斑模様なので、毛が落ちていても一番見えにくい風呂だった。Yくん以外の三人が掃除を終えても、Yくんが風呂から出てこないので、Oくんが様子を見に行った。
Yくん「痛え!いてててー。じゅりって、じゅりって言いました」
Yくんは一通り風呂掃除を終え、床に毛が落ちていないかチェックしていた。目が見えないので床を這うようにしてチェックしていたら、急にOくんがドアを開けたので、ドアの下の縁がYくんの頭をかすめた。それでもYくんは頭をさすりながら、風呂の床に毛が落ちていないか必死にチェックを続けた。
Oくん「あはは。風呂で匍匐前進してる人、初めて見たよ」
Yくん「だって見えないんすよ。ひでえや。笑うなんて」
Oくん「あっはっは。ごめん」
Yくん「まだ笑ってるじゃないすか」
次の部屋でYくんは洗面係だった。またも運悪く広い洗面所でサウナも付いていた。サウナの電気を点けると自動的にサウナのスイッチも入るので、早く作業しないと汗だくになる。私が風呂掃除をしていると、Yくんが滝のような汗をかいて匍匐前進してきた。
Yくん「暑いっす。ボロ布、貸して欲しいっす」
Yくんは風呂掃除用のボロで汗を拭った。
Yくん「サウナのスノコと床の間に毛が落ちてて、なかなか取れなかったんすよ。もう汗だくっす」
みかやん「スノコを剥がしてからやればいいじゃん」
Yくん「あ」
みかやん「・・・・」
Yくん「いいんすよ。笑いたいなら笑って下さい」
一同「ぶあははははは」
掃除をしても掃除をしても、待合室でお客さんが待っていて大忙しだった。Yくんの匍匐前進は時間がかかるので、手が空いた人がYくん担当の毛チェックをする事にした。午前4時にようやく控え室へ戻った。
Yくん「明日は忘れないでコンタクトか眼鏡を用意します。今日は本当に申し訳ないす」
みかやん「いや気にしないで。お互い様だから」
Oくん「そうだよ。あと5時間、頑張ろうや」
Yくん「こんなに働いたのにあと5時間もあるんすね。ひいぃ」
珍しく凹むYくんだった。
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