※今日は休みなので、夫と街のドンキホーテをブラブラして外食して帰宅した。午後10時、たまには早寝しよう!ヒトサマが眠る時間に私も眠ろう!と布団に入りかけたところでOくんから電話がきた。

Oくん「今、Yくんから電話がきて酷い風邪で寝込んでるから休みたいって言うんだ。金曜の夜だし申し訳ないけど出勤して貰えない?」

みかやん「マジっすかー!あたし今日、珍しくぜーんぜん寝てないんだ。たまには早寝しようと思ってたから、今朝仕事が終わってから一睡もしてないよ〜。えーん」

Oくん「暇をみて寝てていいからさ。来るだけでも来てくれないかなぁ。金曜の夜に俺とトドだけじゃ無理だよ〜」

というワケで病欠のYくんの代わりに急遽出勤する事になった。出勤前にコンビニでブラックブラックガムとモカの眠気覚ましグッズを購入し持参した。

0:00-6:00 15部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。出勤時には既に満室でいかにも金曜の夜らしかった。午前1時までC班の遅番と交互に掃除をした。C班の人の話によると、お客さんの入れ替えが一番激しいのは午後10時前後だそうだ。午後10時に入店したお客さん達が一斉に帰り始めるのが午前1時。よってC班が帰った午前1時過ぎに最も忙しくなる。

午前3時迄に9部屋掃除してお客さんの入れ替えも終わり、空室も4部屋有ったので控え室でまったりしていた。空室が4部屋もあると、満室状態と違って例え1部屋くらい空いてもゆっくり出動できる。Oくんがカップ麺にお湯を入れた瞬間に、1部屋埋まった。それでも空室が3つあるので余裕で休憩できる。そこへI氏が来た。

I氏「いや〜。久しぶりに素敵な女性にお目にかかりました。最近、パンツ姿が似合う女性が少なくなったと秘かに嘆いていたんですが、今来たお客さんは、スラッとして足が長くてお尻がツンと上がっていて、本当にパンツが良く似合う女性だったんですよ。惚れ惚れしました」

Oくん「へええ」

I氏「ところがですね。そのパンツが最高に似合う女性の連れの方も女性だったんですよ。その部屋から電話が来て”車に忘れ物をしたから取りに行きたい”と言うので鍵を開けたら、出て来たのも女性だったんですよ。入って来た時は、パンツ姿の女性に目を奪われていて気が付かなかったんですけど」

みかやん「あらっ。でも私も若い頃、女友達と飲んだ帰りや、札幌に遊びに来た時にラブホで爆睡した事ぐらいはありますよ」

I氏「ですよねぇ。そーゆー事もありますよね。ふう」

I氏はなんだか安心した様子でフロントへ戻って行った。午前4時になり1部屋空いたので掃除へ向かった。掃除をしている間に続いて2部屋空いたので、I氏が先にハギをして回ってくれた。3部屋空いた所で他に部屋が空かなかったので、ゆっくり掃除をしていたら3部屋目のハギを終えたI氏が、青黒い顔をして私達が掃除をしている部屋に入ってきた。

I氏「例の女性2人の部屋のハギをしたんですけど。。。。」
みかやん「ですけど、どうしたんですか?」

I氏「油断してベッドの布団を剥がしたら。。。。」
みかやん「だから、剥がしたらどうだったんですか?」

I氏「ちっ、血まみれだったんです」
みかやん「へえぇ」

I氏「へえぇってアナタ。ノーリアクションですか。私は、寝乱れる事もなく綺麗なままで甘美な香りに包まれたベッドを想像して行ったのに、血の惨劇ですよ。どっちが生理だったのか?女同士でどんな激しいプレイをしたのか?と想像すると、私の恋心がっ私の恋心が。。。」

みかやん「こんな所でお客さんに恋しないで下さいよ。老け専やらデブ専やら、攻めるのが好きとか攻められるのが好きとか、趣味嗜好は人それぞれですよ。パートナーさえ拒まなければ何でもアリなんじゃないんですか?」

I氏「あんな綺麗な女性を老け専やデブ専と一括りにしないで下さいよ。バックシャンで顔がまるで柴崎コウだったんですよ。10年に1度お目にかかれるかかかれないか、というような女性だったのに」

Oくん「バックシャンって何すか?」
I氏「もういいですっ!」

I氏は柴崎コウの大ファンだ。その事が余計にショックだったらしい。ガックリと肩を落としすごすごとフロントへ戻って行った。

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