家に着いたとたんドッと疲れが出た。今日は寝ないで宮の沢へ赤黒サテライトの試合を見に行く予定だったのに、ソファの上でうたた寝をしてしまった。幸い寝過ごさずに済んだので夫と宮の沢へ向かった。親友M君と合流して、白い恋人サッカー場へ行った。ODR氏ZさんMちゃんファミリーや、BD君やN君も来ていた。初のサテライト観戦はとても楽しかった。4-0でボロ負けしたのにまた見たいと思った。

0:00-9:00. 11部屋掃除
今日はOくんとの勤務。ロッカーで身支度を整えているとYが来た。「新人さん、今日も休むから2人だけど宜しくね〜」と言って、逃げるように立ち去って行った。

Oくん「やっぱり休みか。もう来ないかもね」
みかやん「初日があんなに忙しかったらゲンナリするよね」
Oくん「元々は一昨日が初出勤だったのに休むから悪いんだよ」
みかやん「明日は来てくれるといいけどね。どうだろ」

1部屋目の202号室へ入ると妙に血生臭かった。ふと足元を見ると血が点々と付いていた。私が「あっ!血だわ」と叫ぶのと同時に、ベッドの布団を剥がしていたOくんも「ああっ!凄い血!」と叫んだ。シーツの血は過去最大級の量で、中央部分は赤黒い血糊のようになっていた。お客さんが部屋を出た直後に掃除に来たのが幸いして、おねしょマットに被害はなかったので洗濯はしなくて済んだが、リネンは全滅だった。

Oくん「うわあああ。靴下に血が付いちゃったよ〜。キモイ」

私が立っていたベッドの反対側のOくん側は、床の絨毯が血まみれになっていた。202号室と言えばH椅子がある部屋だ。ベッドのOくん側に付いていた血が点々とH椅子の方へ向かっていた。H椅子の上はライトで照らされ何かが光っているのが見えた。恐る恐る近づくとやはりH椅子の上にはべっとりと血糊が付いていた。

Oくん「うわああぁ。あっちもこっちも血だらけで、まるで血の池地獄だよ。無理っ。俺には無理っ。俺、頑張ってリネンをやるから、悪いけどみかやんがH椅子の方を片付けてくれない?あと、絨毯は一緒に拭こう」

Oくんは泣く泣くリネン類の汚物処理を始めた。枕カバー、シーツ、布団カバーを順番にたたんでビニール袋に入れていた。私は雑巾に除菌スプレーをかけてH椅子の上の血を拭いていた。H椅子の下の床も血まみれでかなり手強かった。ふと、ある事に気が付いた。

みかやん「ねえ!洗面所のバスローブやバスタオルは無事?」
Oくん「そうだった。まだ見てなかったよ。見てくるね」

Oくん「うわあああ。こっちも酷いよ。全部血だらけ」

Oくんは更に、バスローブ、バスタオル、フェイスタオル、足マットを順番にたたんでビニール袋へ詰め込んだ。女の私が見ても驚くような血の量だった。こんなに血が多い人もいるんだなと感心してしまうくらいだ。

Oくん「これって本当に全部、生理の血なの?こんなに量が多くても貧血にならないの?刺されたりしたんじゃないの?」

みかやん「子宮筋腫や子宮内膜症とか言う症状の人は特別に血が多いらしいよ。あたしゃ、もしも自分からこんなに血が出たら貧血で倒れるよ」

Oくん「だよね。やっぱりこの量は病的だよね。逆にこんな量の血で普通だったら怖いよ。いつも思うけど”私は特別に血が多いから”とか”もう少し生理が下火になってから”と言って断ればいいのにね」

みかやん「こんなに酷かったら、お互いの家じゃ無理だからココへ来るんだよ。それも酷い話だけどさ」

Oくん「Yくんの事を思い出すね。”生理の客は帰りやがれ!するな!しなくてもいい!”って、よく言ってたけど、Yくんの言うとおりだよ」

雑巾に除菌スプレーをつけてベッドの両側の絨毯を拭いた。力強く擦らなければ取れないので難航した。ようやく絨毯が何事も無かったような状態になったので、Oくんとベッドを組んだが腕がだるくて手が上がらなかった。ベッドを組み終わり、私はトイレへOくんは風呂へ行った。予想はしていたが案の定、トイレには血まみれでずっしり重いナプキンが大量にあり、風呂の床には大量の血が残っていた。

気が付くとこの部屋の掃除に1時間もかかっていた。1部屋目で今日一日のエネルギーを使い果たしたような感じで、その後はヨレヨレだった。
はああああ。

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