ラブホ奮戦記198日目:白子入りスキン
2003年6月1日0:00-9:00. 5部屋掃除
今日はOくんとの2人勤務。5月19日以来約2週間ぶりの2人勤務だ。Tさんが入ってからは3人体制の勤務が多くなってラクだったが、6月からは日曜月曜を2人体制にしてその分、休みを増やすそうだ。良かった。思えば5月は4回しか休みが無かった。喜んでもいられず、今夜はI氏が休みなので代行はフロントFだ。
フロントへ出勤の打刻をしに行くと、相変わらずフロントFは椅子にふんぞり返って座っていた。引き継ぎもそこそこに部屋が空いたので出動しようとすると「C班にやらせるから、お前等はいいぞ」とのたまった。「お前、別に偉くないんだからせめて”C班にやってもらう”と言えよ」と言い返したいのをグッと堪えて無言でフロントを出た。
殆どの掃除や作業をC班が片付けてくれていたので暇だった。しかしフロントFがいるので何か作業をしていなければならない。作業室を見渡しても折るようなリネンも、風呂掃除用のボロ布も何も無かった。仕方なくロッカーに隠しておいた秘蔵のゴミ袋を出してきて、Oくんと黙々と折った。私達が作業をしている様子はフロントのモニターに映るので、見てくれと言わんばかりにゴミ袋を折りまくった。
つい夢中になってゴミ袋を折ったので、すぐに終わってしまった。また仕方なく、リネン屋さんへ出す使用済みのボロ布が入った袋から、部屋を拭く小さな雑巾(通称:小僧)をあさり、洗濯→乾燥→たたむを繰り返した。これもつい夢中になってやってしまったので、すぐに小僧棚がいっぱいになって止めざるを得なくなった。
Oくん「ったく。あんなおやじ1人の為に、何でこんな苦労しなきゃなんないんだよ。だんだんムカついてきた」
みかやん「あたしなんんか最初っからムカついてるよ。だいたいさぁ昨日だって土曜の夜で部屋の掃除がクソ忙しいってのに、”クレンザーがけしろ!”って言う自体がアホだよね。付き合いきれないよ」
Oくん「クレンザーがけなんか朝の本送の仕事で、俺ら仮送の仕事じゃないよ。それでも”やれ”と言うならやるけど、土曜の夜は部屋を空けるのが先決だろうさ」
みかやん「昨日、出勤した時なんか掃除待ちの部屋が6部屋もあって満室だったんだよ。お客さんも待合室に2組いたのに、クレンザーがけなんかしてたら30分以上待たせちゃうよ。どんなに待たせても回転が悪くなっても売り逃ししても、クレンザーかけてりゃいいのかい?ったくムカつくクソおやじだよ」
Oくん「結局1部屋もクレンザーがけしなかったけどね」
みかやん「アホオヤジの戯言なんか聞いちゃいないよ」
クソおやじの話に花が咲いて、次の部屋の掃除へ向かう頃には2人とも怒りがピークに達していた。部屋へ入るとドアの前に血まみれのバスローブが置いてあった。「しまった!」と思ったが時既に遅し。イライラしたりムカついたりして部屋へ入るとろくな目に遭わない。
半ば投げやりになりながら、Oくんと2人で血まみれのリネン類を袋詰めしてからベッドを組んだ。Oくんは風呂へ向かい、私は部屋に残ってゴミをまとめたが、そこで同時に「うわああぁ」と叫んでしまった。Oくんは洗面所の床が水浸しで靴下が濡れ、私はムニュっと白子入りスキンを踏んづけてしまった。全くツイてない。泣く泣く2人とも靴下を脱いで掃除をした。
部屋の掃除を終えトイレ掃除に取りかかると、便器の下にはシッコがこぼれていて、便器の中央にはトイレットベーパーが大量に残されていた。丁度、Oくんが風呂から出てきたので力無くトイレを指差した。
Oくん「男はこんなにシッコこぼして、女は用を足して水も流さないんだから。最悪のカップルだよね。おまけに床に白子入りスキンを放置しておくから踏んじゃったし。もう本当に最悪。帰りたい」
Oくんが見事に私が言いたかった事を代弁してくれた。白子入りスキンを踏んだショックで声も出なかった。フロントFが居るばかりに朝まで本当に本当に長かった。
今日はOくんとの2人勤務。5月19日以来約2週間ぶりの2人勤務だ。Tさんが入ってからは3人体制の勤務が多くなってラクだったが、6月からは日曜月曜を2人体制にしてその分、休みを増やすそうだ。良かった。思えば5月は4回しか休みが無かった。喜んでもいられず、今夜はI氏が休みなので代行はフロントFだ。
フロントへ出勤の打刻をしに行くと、相変わらずフロントFは椅子にふんぞり返って座っていた。引き継ぎもそこそこに部屋が空いたので出動しようとすると「C班にやらせるから、お前等はいいぞ」とのたまった。「お前、別に偉くないんだからせめて”C班にやってもらう”と言えよ」と言い返したいのをグッと堪えて無言でフロントを出た。
殆どの掃除や作業をC班が片付けてくれていたので暇だった。しかしフロントFがいるので何か作業をしていなければならない。作業室を見渡しても折るようなリネンも、風呂掃除用のボロ布も何も無かった。仕方なくロッカーに隠しておいた秘蔵のゴミ袋を出してきて、Oくんと黙々と折った。私達が作業をしている様子はフロントのモニターに映るので、見てくれと言わんばかりにゴミ袋を折りまくった。
つい夢中になってゴミ袋を折ったので、すぐに終わってしまった。また仕方なく、リネン屋さんへ出す使用済みのボロ布が入った袋から、部屋を拭く小さな雑巾(通称:小僧)をあさり、洗濯→乾燥→たたむを繰り返した。これもつい夢中になってやってしまったので、すぐに小僧棚がいっぱいになって止めざるを得なくなった。
Oくん「ったく。あんなおやじ1人の為に、何でこんな苦労しなきゃなんないんだよ。だんだんムカついてきた」
みかやん「あたしなんんか最初っからムカついてるよ。だいたいさぁ昨日だって土曜の夜で部屋の掃除がクソ忙しいってのに、”クレンザーがけしろ!”って言う自体がアホだよね。付き合いきれないよ」
Oくん「クレンザーがけなんか朝の本送の仕事で、俺ら仮送の仕事じゃないよ。それでも”やれ”と言うならやるけど、土曜の夜は部屋を空けるのが先決だろうさ」
みかやん「昨日、出勤した時なんか掃除待ちの部屋が6部屋もあって満室だったんだよ。お客さんも待合室に2組いたのに、クレンザーがけなんかしてたら30分以上待たせちゃうよ。どんなに待たせても回転が悪くなっても売り逃ししても、クレンザーかけてりゃいいのかい?ったくムカつくクソおやじだよ」
Oくん「結局1部屋もクレンザーがけしなかったけどね」
みかやん「アホオヤジの戯言なんか聞いちゃいないよ」
クソおやじの話に花が咲いて、次の部屋の掃除へ向かう頃には2人とも怒りがピークに達していた。部屋へ入るとドアの前に血まみれのバスローブが置いてあった。「しまった!」と思ったが時既に遅し。イライラしたりムカついたりして部屋へ入るとろくな目に遭わない。
半ば投げやりになりながら、Oくんと2人で血まみれのリネン類を袋詰めしてからベッドを組んだ。Oくんは風呂へ向かい、私は部屋に残ってゴミをまとめたが、そこで同時に「うわああぁ」と叫んでしまった。Oくんは洗面所の床が水浸しで靴下が濡れ、私はムニュっと白子入りスキンを踏んづけてしまった。全くツイてない。泣く泣く2人とも靴下を脱いで掃除をした。
部屋の掃除を終えトイレ掃除に取りかかると、便器の下にはシッコがこぼれていて、便器の中央にはトイレットベーパーが大量に残されていた。丁度、Oくんが風呂から出てきたので力無くトイレを指差した。
Oくん「男はこんなにシッコこぼして、女は用を足して水も流さないんだから。最悪のカップルだよね。おまけに床に白子入りスキンを放置しておくから踏んじゃったし。もう本当に最悪。帰りたい」
Oくんが見事に私が言いたかった事を代弁してくれた。白子入りスキンを踏んだショックで声も出なかった。フロントFが居るばかりに朝まで本当に本当に長かった。
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