ラブホ奮戦記201日目:大逆転
2003年6月5日0:00-6:00 9部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。フロントI氏が休みなので代行は腐れFだった。5連休明けのトドが異変に気が付いた。
トド「なんやC班がピリピリしてんねん。どないしたん?」
みかやん「ああ。腐れ汚れに対してムカついてるんだよ」
トド「えっ?クサレヨゴレ?って誰やの?」
みかやん「フロントFだよ。毎日かくかくしかじかで大変だったさ」
仕方ないのでトドが連休中にあった、腐れFの悪行三昧について話をした。
部屋が空く度にフロントへ電話をして、冷蔵庫やコンビニボックスの補充が有るか無いか確認する。腐れFは「無し」ガチャッ、「ビールL2」ガチャッ、「客、タクシー待ち」ガチャッ、と言うだけ言ってガチャガチャ電話を切りやがる。全く感じが悪い。
I氏や他のフロントの人となら、こうなる↓。
I氏「はい。フロントでございます」
みかやん「D班です。何か持って行く物はありますか?」
I氏「ビールL2とコーラです」
みかやん「はい。ビールL2とコーラですね」
I氏「はいそうです。宜しくお願いします」
みかやん「は〜い。行ってきま〜す」
腐れFときたら、けったくそ悪いったらありゃしない。気持ちを切り替えて掃除をするのが大変だった。
部屋でゴミをまとめていると、シーツが濡れているのが見えた。ベッドの布団を剥がしていたのはTさんだった。シーツを剥がすと、濡れた部分はおねしょマットから外れていて、ベッドパットに浸みていた。水で濡れているなら、部屋にある客用ドライヤーで乾かしてベッドパットを裏にして使うが、白子や血、飲み物など水以外で濡れている時は、控え室へ戻ってベッドパットを交換しなければならない。
Tさん「これ、水みたいな感じなんですけど」
みかやん「じゃ思い切って臭いを嗅いで貰える?」
Tさん「えーっ!怖いです」
Tさんは怖々、ベッドパットに顔を近づけた。
Tさん「あっ!これは、あの液体です」
みかやん「えっ?ローションか何か?」
Tさん「いえ。あの。”あの”液体です」
みかやん「あの?はあぁっ?」
Tさん「ですから、あの。し、し、し、し」
みかやん「ああっ!白子かい?ごめーん。私とした事がすぐに気が付かなかったよ」
ベッドパットはデカくて厚くて重い。Tさんと担いでリネン室へ運んだ。Oくんとベッドパットを運ぶのは慣れているが、Tさんとは初めてだった。Tさんは私よりかなり小さいので運びにくく、何度も通路でベッドパットを落としそうになった。
Tさんが、カラーブライトと洗剤を混ぜて古歯ブラシでシミを擦った。
Tさん「うわあぁ。噂には聞いてましたけど擦ると臭いが上がってきますね。うえぇ。あの液体の臭いが。。」
みかやん「えっ?あの液体って何かなぁ?」
Tさん「ですから。あの。し、し、し、し」
Tさんは恥ずかしいのか照れくさいのか「白子」とは言いにくいようだ。そんなTさんが妙に可愛らしかったりする。
朝5時になり6部屋空いていたので、何とか6時上がり出来そうだと喜んでいたら、212号室にお客さんが入ってしまった。
トド「5部屋になってもうたがな。こんな時間に何すんねん!6時で帰れんようになってもうたやろ!間の悪い客やでホンマ。6時になったらサービスタイムになるゆうのに」
一気に三人のテンションが下がった。朝9時迄の勤務がほぼ決定したので、ふてくされながら控え室で休んでいると、モニターからお客さんが精算を始めた音が聞こえてきた。時計を見ると5時28分だった。
トド「やったがな!掃除したら6時で帰れるで!大逆転や!」
みかやん「しかもさっきの212号室だよ。風呂ラッキーかも」
トド「そやな。正味20分位しかおらんかったんちゃう?」
みかやん「じゃ、とっとと片付けて6時で帰ろう!」
控え室から一番遠い212号室へ三人で走った。お風呂ラッキーかと思いきや、洗面所の床は水浸しで風呂からは、もうもうと湯気が流れてきていて、蒸し暑い部屋になっていた。
トド「まさに、ヤりに来た!いう感じやな」
みかやん「20分でヤッて風呂まで入ってるなんて離れ業だよ」
Tさん「スキンはこんな所にあるし、使ったティッシュの量が半端じゃないです」
みかやん「ゆっくり出来る時に来るといいのにねぇ」
20分の間にすっかり荒らされていたので、予定より掃除に時間がかかったが、6時で帰れるのは嬉しいものだ。トドが言ったとおり大逆転だった。
今日はTさんとトドとの勤務。フロントI氏が休みなので代行は腐れFだった。5連休明けのトドが異変に気が付いた。
トド「なんやC班がピリピリしてんねん。どないしたん?」
みかやん「ああ。腐れ汚れに対してムカついてるんだよ」
トド「えっ?クサレヨゴレ?って誰やの?」
みかやん「フロントFだよ。毎日かくかくしかじかで大変だったさ」
仕方ないのでトドが連休中にあった、腐れFの悪行三昧について話をした。
部屋が空く度にフロントへ電話をして、冷蔵庫やコンビニボックスの補充が有るか無いか確認する。腐れFは「無し」ガチャッ、「ビールL2」ガチャッ、「客、タクシー待ち」ガチャッ、と言うだけ言ってガチャガチャ電話を切りやがる。全く感じが悪い。
I氏や他のフロントの人となら、こうなる↓。
I氏「はい。フロントでございます」
みかやん「D班です。何か持って行く物はありますか?」
I氏「ビールL2とコーラです」
みかやん「はい。ビールL2とコーラですね」
I氏「はいそうです。宜しくお願いします」
みかやん「は〜い。行ってきま〜す」
腐れFときたら、けったくそ悪いったらありゃしない。気持ちを切り替えて掃除をするのが大変だった。
部屋でゴミをまとめていると、シーツが濡れているのが見えた。ベッドの布団を剥がしていたのはTさんだった。シーツを剥がすと、濡れた部分はおねしょマットから外れていて、ベッドパットに浸みていた。水で濡れているなら、部屋にある客用ドライヤーで乾かしてベッドパットを裏にして使うが、白子や血、飲み物など水以外で濡れている時は、控え室へ戻ってベッドパットを交換しなければならない。
Tさん「これ、水みたいな感じなんですけど」
みかやん「じゃ思い切って臭いを嗅いで貰える?」
Tさん「えーっ!怖いです」
Tさんは怖々、ベッドパットに顔を近づけた。
Tさん「あっ!これは、あの液体です」
みかやん「えっ?ローションか何か?」
Tさん「いえ。あの。”あの”液体です」
みかやん「あの?はあぁっ?」
Tさん「ですから、あの。し、し、し、し」
みかやん「ああっ!白子かい?ごめーん。私とした事がすぐに気が付かなかったよ」
ベッドパットはデカくて厚くて重い。Tさんと担いでリネン室へ運んだ。Oくんとベッドパットを運ぶのは慣れているが、Tさんとは初めてだった。Tさんは私よりかなり小さいので運びにくく、何度も通路でベッドパットを落としそうになった。
Tさんが、カラーブライトと洗剤を混ぜて古歯ブラシでシミを擦った。
Tさん「うわあぁ。噂には聞いてましたけど擦ると臭いが上がってきますね。うえぇ。あの液体の臭いが。。」
みかやん「えっ?あの液体って何かなぁ?」
Tさん「ですから。あの。し、し、し、し」
Tさんは恥ずかしいのか照れくさいのか「白子」とは言いにくいようだ。そんなTさんが妙に可愛らしかったりする。
朝5時になり6部屋空いていたので、何とか6時上がり出来そうだと喜んでいたら、212号室にお客さんが入ってしまった。
トド「5部屋になってもうたがな。こんな時間に何すんねん!6時で帰れんようになってもうたやろ!間の悪い客やでホンマ。6時になったらサービスタイムになるゆうのに」
一気に三人のテンションが下がった。朝9時迄の勤務がほぼ決定したので、ふてくされながら控え室で休んでいると、モニターからお客さんが精算を始めた音が聞こえてきた。時計を見ると5時28分だった。
トド「やったがな!掃除したら6時で帰れるで!大逆転や!」
みかやん「しかもさっきの212号室だよ。風呂ラッキーかも」
トド「そやな。正味20分位しかおらんかったんちゃう?」
みかやん「じゃ、とっとと片付けて6時で帰ろう!」
控え室から一番遠い212号室へ三人で走った。お風呂ラッキーかと思いきや、洗面所の床は水浸しで風呂からは、もうもうと湯気が流れてきていて、蒸し暑い部屋になっていた。
トド「まさに、ヤりに来た!いう感じやな」
みかやん「20分でヤッて風呂まで入ってるなんて離れ業だよ」
Tさん「スキンはこんな所にあるし、使ったティッシュの量が半端じゃないです」
みかやん「ゆっくり出来る時に来るといいのにねぇ」
20分の間にすっかり荒らされていたので、予定より掃除に時間がかかったが、6時で帰れるのは嬉しいものだ。トドが言ったとおり大逆転だった。
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