ラブホ奮戦記205日目:性転換の謎
2003年6月10日※親友M君の誕生日。今月はお誕生日月間なので、毎日女の子を取っ替え引っ替え、日替わり&時間帯別のお誕生日デートで大忙しらしい。そんな彼も四捨五入すると40才。親友M君にも幸多かれと祈っておこう。
0:00-6:00 16部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。いつにも増して大量のリネン類が届いていた。リネン折りの中心であるC班が部屋の掃除に追われ、リネンには手を付けられなかったそうだ。いつも何かと世話を焼いてくれる大恩あるC班の為に、我々がリネンを片付けなければ!と、頑張るぞ!オー!な気分だった。
ところが火曜日だというのに異常に掃除に追われた。早くリネン折りに着手しなければと焦っていた。その焦りが一番最初に苛立ちに変わったのはトドだった。
トド「今日は火曜やで!なんでこんなお客さんおんねん!」
みかやん「時に火曜も侮れない時があるからねえ」
トド「みんな小一時間で帰りよる。そんなんまるで嫌がらせやろ!」
みかやん「まあまあ。掃除待ちが残り3部屋あるから早く片付けよう」
鼻息が荒いまま風呂掃除へ向かったトドだったが、シャワーのお湯が出る音と共に「ギャアアッ」と、一瞬後に「うわああ」と言うトドの叫びが聞こえてきた。仕方ないので風呂を覗くと、下半身ズブ濡れのトドが立ちつくしていた。
トド「シャワーで汚れを流すのに、左手でシャワーを持って右手で蛇口をひねろ思たんや。左手でシャワーを持ったら”にゅる”ゆうたから、直感的に”白子や”思て手を離したんやけど、右手は蛇口をひねっててな。床に落ちたシャワーからお湯が吹き出て、こんなんなってもうた。おまけに手に付いたんはやっぱ白子やった」
いつもなら俄然、激怒して荒くれトドになるのに、今日は珍しく急にしおらしくなってしまった。掃除待ち最後の3部屋目でトドがらくがき帳を読んで呟いた。
トド「無いモノをつけるってどないするんやろ?作るんかいな?」
みかやん「へっ?」
トド「親に会わせる為に東京から彼を連れて来たけど、彼は元女性やて。見た目は100%男性やけど、もうすぐ下半身も男性になる予定って書いてあるわ」
みかやん「へええ。みんなに祝福されて幸せになって欲しいね」
トド「いやいや。せやからな、おチンチンはどないすんねんて。臓器移植みたいに取った人のモンを着けるんか?でもな、おチンチンのドナーって聞いた事ないやろ」
みかやん「あたしも詳しくは知らないけど、本人の腕から皮ごと肉を長方形に切り取って、血管やら神経を通して腕の皮で海苔巻きみたいに巻いて作るらしいよ。巻く時に隙間を作って尿道にするからちゃんとシッコも出来るんだって。それと巻く時は本人のどこかの軟骨を削って軟骨も入れるらしいよ」
トド「十分詳しいやないの。物凄い海苔巻きやな。でもなんで軟骨なん?本物のおチンチンには入ってへんやろ?」
みかやん「だってある程度、固くないと。。あの、その」
トド「そやな。セックスできひんな」
Tさん「でも腕の皮じゃ皮膚感が違いませんかね?」
トド「そこへ持ってったらそこのモンみたいになるんか?」
Tさん「そう言えばこないだTVを見てたら、事故で鼻を無くした人がいて、鼻を作るのに本人のおでこを膨らませておでこの肉を逆さまな鼻の形に切り取って、眉毛と眉毛の間でぐるっと180度回して元の鼻の場所に着けるってやってましたよ。もう驚いて驚いて。今の医学じゃ何でも作れるんじゃないですか。その人の手術後を見たら、おでこも鼻も普通でしたから」
トド「やっぱ自分のモンから作るのが一番なんやろな。でも男が女になっても子宮や卵巣は無いみたいに、女から男になってもタマちゃんは無いんやろな。タマちゃん袋は自分のどこで作るんやろ」
みかやん「あたしもそこまでは知らないよ」
Tさん「それこそ皮膚感が違うんじゃないですかね」
トド「あんなん、ツルンとしとったらおかしいわな」
Tさん「変に白くても無くても困りますよね」
一同「うーーーん???」
朝方まで部屋の掃除とリネン折りを繰り返した。その頃にはトドのズボンも乾いていた。三人とも無言で黙々とリネン折りをしていたら、トドがふと呟いた。
トド「シワはあっても手のひらの皮や足の裏の皮でもないんやろなぁ。いったいどこの皮で作るんやろ」
Tさん「私も手や足は考えたんですよ!でも違いますよね」
2人ともおとなしいと思ったらずっとその事を考えていたらしい。
0:00-6:00 16部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。いつにも増して大量のリネン類が届いていた。リネン折りの中心であるC班が部屋の掃除に追われ、リネンには手を付けられなかったそうだ。いつも何かと世話を焼いてくれる大恩あるC班の為に、我々がリネンを片付けなければ!と、頑張るぞ!オー!な気分だった。
ところが火曜日だというのに異常に掃除に追われた。早くリネン折りに着手しなければと焦っていた。その焦りが一番最初に苛立ちに変わったのはトドだった。
トド「今日は火曜やで!なんでこんなお客さんおんねん!」
みかやん「時に火曜も侮れない時があるからねえ」
トド「みんな小一時間で帰りよる。そんなんまるで嫌がらせやろ!」
みかやん「まあまあ。掃除待ちが残り3部屋あるから早く片付けよう」
鼻息が荒いまま風呂掃除へ向かったトドだったが、シャワーのお湯が出る音と共に「ギャアアッ」と、一瞬後に「うわああ」と言うトドの叫びが聞こえてきた。仕方ないので風呂を覗くと、下半身ズブ濡れのトドが立ちつくしていた。
トド「シャワーで汚れを流すのに、左手でシャワーを持って右手で蛇口をひねろ思たんや。左手でシャワーを持ったら”にゅる”ゆうたから、直感的に”白子や”思て手を離したんやけど、右手は蛇口をひねっててな。床に落ちたシャワーからお湯が吹き出て、こんなんなってもうた。おまけに手に付いたんはやっぱ白子やった」
いつもなら俄然、激怒して荒くれトドになるのに、今日は珍しく急にしおらしくなってしまった。掃除待ち最後の3部屋目でトドがらくがき帳を読んで呟いた。
トド「無いモノをつけるってどないするんやろ?作るんかいな?」
みかやん「へっ?」
トド「親に会わせる為に東京から彼を連れて来たけど、彼は元女性やて。見た目は100%男性やけど、もうすぐ下半身も男性になる予定って書いてあるわ」
みかやん「へええ。みんなに祝福されて幸せになって欲しいね」
トド「いやいや。せやからな、おチンチンはどないすんねんて。臓器移植みたいに取った人のモンを着けるんか?でもな、おチンチンのドナーって聞いた事ないやろ」
みかやん「あたしも詳しくは知らないけど、本人の腕から皮ごと肉を長方形に切り取って、血管やら神経を通して腕の皮で海苔巻きみたいに巻いて作るらしいよ。巻く時に隙間を作って尿道にするからちゃんとシッコも出来るんだって。それと巻く時は本人のどこかの軟骨を削って軟骨も入れるらしいよ」
トド「十分詳しいやないの。物凄い海苔巻きやな。でもなんで軟骨なん?本物のおチンチンには入ってへんやろ?」
みかやん「だってある程度、固くないと。。あの、その」
トド「そやな。セックスできひんな」
Tさん「でも腕の皮じゃ皮膚感が違いませんかね?」
トド「そこへ持ってったらそこのモンみたいになるんか?」
Tさん「そう言えばこないだTVを見てたら、事故で鼻を無くした人がいて、鼻を作るのに本人のおでこを膨らませておでこの肉を逆さまな鼻の形に切り取って、眉毛と眉毛の間でぐるっと180度回して元の鼻の場所に着けるってやってましたよ。もう驚いて驚いて。今の医学じゃ何でも作れるんじゃないですか。その人の手術後を見たら、おでこも鼻も普通でしたから」
トド「やっぱ自分のモンから作るのが一番なんやろな。でも男が女になっても子宮や卵巣は無いみたいに、女から男になってもタマちゃんは無いんやろな。タマちゃん袋は自分のどこで作るんやろ」
みかやん「あたしもそこまでは知らないよ」
Tさん「それこそ皮膚感が違うんじゃないですかね」
トド「あんなん、ツルンとしとったらおかしいわな」
Tさん「変に白くても無くても困りますよね」
一同「うーーーん???」
朝方まで部屋の掃除とリネン折りを繰り返した。その頃にはトドのズボンも乾いていた。三人とも無言で黙々とリネン折りをしていたら、トドがふと呟いた。
トド「シワはあっても手のひらの皮や足の裏の皮でもないんやろなぁ。いったいどこの皮で作るんやろ」
Tさん「私も手や足は考えたんですよ!でも違いますよね」
2人ともおとなしいと思ったらずっとその事を考えていたらしい。
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