ラブホ奮戦記208日目:待てない客
2003年6月14日※Oくんから電話がきた。今朝、仕事の後にI氏とTさんとトドが三人で、びっくりドンキーへ行ったそうだ。元々I氏はTさんに鼻の下を伸ばしていたが、Tさんと飯食いたさにトドまで誘うとは恐れ入った。と知らせてくれた。Oくんは「金払ってまでトドと飯食いたくない」と思って丁重にお断りしたそうだ。
0:00-9:00 14部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。通勤途中で”満室”の看板が見え観念してホテル前に到着。早く着いたのでOくんを待つ間、缶コーヒーを飲んでまったりしていた。満室の看板が高らかに掲げられているというのに、駐車場へ入って行く車が後を絶たなかった。満室なので当然、即、出口から帰る事になるが、ほんの数分の間に数台の車が出入りした。そこへOくん登場。
みかやん「満室なのに、どんどん車が入っては出てたんだよ。看板が見えないのかな?」
Oくん「丁度帰るお客さんを見つけて、すかさず入ろうと思うんでしょ。俺はそんなのあさましくてイヤだよ」
館内へ入ってモニターを見ると掃除待ちの部屋が3つ。慌てて出勤の打刻をして、掃除を開始した。待合室に2組のお客さんがいたので大急ぎだった。途中、待合室のお客さんに声をかけられた。
男性客「何号室へ行くんすか?」
みかやん「212号室です」
男性客「普段は掃除にどのくらい時間かかるんすか?」
みかやん「15分程です」
男性客「次、俺等なんで5分位でチャチャッと片付けて貰えれば、それでいいっすから。ほんとに5分位でチャチャッとでいいんで、お願いします」
Oくん「出来る限り急ぎます」
部屋へ入るとゴミの山だった。とても5分では片付けられそうもない。
Oくん「何が”チャチャッと”だよ。そーゆーわけにいくかよ。ったく。あさましいったらありゃしない」
トド「今日はボーナス後の土曜やろ。どのお客さんもぎょうさん食べてはるわ。ゴミまとめるだけで大変や。なんぼヤリたいか知らんけど15分位待っとって欲しいわ」
Oくん「ホンマや!15分待ったら女に逃げられるんか?アホちゃうか」
午前2時に、お客さんの出入りが止まって一段落ついた。ゴミを捨てようと外へ出ると私の目の前に一台のタクシーが止まった。後部座席には中年の男女が乗っていた。運転手さんが手を×印にして合図してきたので、私も手を×印にして「満室です」という合図をした。早速、控え室へ戻ってこの話をした。
トド「運転手さんも大変やな。この辺のラブホテルを、お客さん乗せてグルグル回ってるんやろ。ボーナス後の土曜日なんか混むに決まってるやん。アホくさい話やで全く」
Oくん「アホくさ〜。待てない客ばかりでイヤだねぇ」
Oくんとトドと2人でずっと、アホ、アホ、と文句タラタラだった。激高して喉が渇いたのか、Oくんは外の自動販売機へ飲み物を買いに行った。
Oくん「俺もやられたよ!タクシーの運転手さんに合図された!”満室”って字が読めないのかねぇ。何やってんだか」
トド「”満室”やったら満室なんやて。そんなん嘘ついてどないすんねんな」
異常にピリピリする2人だった。その後、この2人はことごとくウン○に見舞われた。トイレ係になると必ず、便器にウン○が付いていた。
トド「ボーナス入ったから、外で何か食べて来たり、何か買うて来て食べるやろ。それが朝方になってウン○になるんや。うちもOくんも最悪やで」
Oくん「何もゲッツ!できないしね。疲れてきた」
午前5時に待合室にお客さんがいた。丁度、部屋が空いて5時15分には掃除をして控え室へ戻った。5時半になっても、そのカップルは空いた部屋に入らない。気になったのでI氏に尋ねてみた。
I氏「6時からのサービスタイムまで待つって言うんですよ」
Oくん「はあぁ〜。聞かなきゃ良かった。ドッと疲れた」
トド「サービスタイムまで1時間も待つならドライブでもしてたらええやん。こんな所で1時間も待つような男、ウチならお断りや。セコくてかなわん」
Oくん「”待てない客”も”待ってる客”も、なんだかイヤだねぇ。あさましいよ。ほんっとにあさましい」
みかやん「だってココはそーゆー所なんだから仕方ないでしょ」
トド「まぁみんなヤリに来るのは同じやろが。はあぁ。なんや、しんどなってきたわ」
今日はOくんもトドも絶不調だった。そのせいか文句が多かったのかも知れないが、文句たれ過ぎ。今日も商売繁盛でいい事じゃないのかなぁ。
0:00-9:00 14部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。通勤途中で”満室”の看板が見え観念してホテル前に到着。早く着いたのでOくんを待つ間、缶コーヒーを飲んでまったりしていた。満室の看板が高らかに掲げられているというのに、駐車場へ入って行く車が後を絶たなかった。満室なので当然、即、出口から帰る事になるが、ほんの数分の間に数台の車が出入りした。そこへOくん登場。
みかやん「満室なのに、どんどん車が入っては出てたんだよ。看板が見えないのかな?」
Oくん「丁度帰るお客さんを見つけて、すかさず入ろうと思うんでしょ。俺はそんなのあさましくてイヤだよ」
館内へ入ってモニターを見ると掃除待ちの部屋が3つ。慌てて出勤の打刻をして、掃除を開始した。待合室に2組のお客さんがいたので大急ぎだった。途中、待合室のお客さんに声をかけられた。
男性客「何号室へ行くんすか?」
みかやん「212号室です」
男性客「普段は掃除にどのくらい時間かかるんすか?」
みかやん「15分程です」
男性客「次、俺等なんで5分位でチャチャッと片付けて貰えれば、それでいいっすから。ほんとに5分位でチャチャッとでいいんで、お願いします」
Oくん「出来る限り急ぎます」
部屋へ入るとゴミの山だった。とても5分では片付けられそうもない。
Oくん「何が”チャチャッと”だよ。そーゆーわけにいくかよ。ったく。あさましいったらありゃしない」
トド「今日はボーナス後の土曜やろ。どのお客さんもぎょうさん食べてはるわ。ゴミまとめるだけで大変や。なんぼヤリたいか知らんけど15分位待っとって欲しいわ」
Oくん「ホンマや!15分待ったら女に逃げられるんか?アホちゃうか」
午前2時に、お客さんの出入りが止まって一段落ついた。ゴミを捨てようと外へ出ると私の目の前に一台のタクシーが止まった。後部座席には中年の男女が乗っていた。運転手さんが手を×印にして合図してきたので、私も手を×印にして「満室です」という合図をした。早速、控え室へ戻ってこの話をした。
トド「運転手さんも大変やな。この辺のラブホテルを、お客さん乗せてグルグル回ってるんやろ。ボーナス後の土曜日なんか混むに決まってるやん。アホくさい話やで全く」
Oくん「アホくさ〜。待てない客ばかりでイヤだねぇ」
Oくんとトドと2人でずっと、アホ、アホ、と文句タラタラだった。激高して喉が渇いたのか、Oくんは外の自動販売機へ飲み物を買いに行った。
Oくん「俺もやられたよ!タクシーの運転手さんに合図された!”満室”って字が読めないのかねぇ。何やってんだか」
トド「”満室”やったら満室なんやて。そんなん嘘ついてどないすんねんな」
異常にピリピリする2人だった。その後、この2人はことごとくウン○に見舞われた。トイレ係になると必ず、便器にウン○が付いていた。
トド「ボーナス入ったから、外で何か食べて来たり、何か買うて来て食べるやろ。それが朝方になってウン○になるんや。うちもOくんも最悪やで」
Oくん「何もゲッツ!できないしね。疲れてきた」
午前5時に待合室にお客さんがいた。丁度、部屋が空いて5時15分には掃除をして控え室へ戻った。5時半になっても、そのカップルは空いた部屋に入らない。気になったのでI氏に尋ねてみた。
I氏「6時からのサービスタイムまで待つって言うんですよ」
Oくん「はあぁ〜。聞かなきゃ良かった。ドッと疲れた」
トド「サービスタイムまで1時間も待つならドライブでもしてたらええやん。こんな所で1時間も待つような男、ウチならお断りや。セコくてかなわん」
Oくん「”待てない客”も”待ってる客”も、なんだかイヤだねぇ。あさましいよ。ほんっとにあさましい」
みかやん「だってココはそーゆー所なんだから仕方ないでしょ」
トド「まぁみんなヤリに来るのは同じやろが。はあぁ。なんや、しんどなってきたわ」
今日はOくんもトドも絶不調だった。そのせいか文句が多かったのかも知れないが、文句たれ過ぎ。今日も商売繁盛でいい事じゃないのかなぁ。
コメント