※カウンター直る(喜)

※惣菜工場初出勤。今日からまた二足の草鞋。担当者から1時間、某コンビニの歴史、衛生管理、品質管理、安全管理、危険予知、モラルやルールなどの説明を受けた。その後、作業着に着替えて迷路のような館内を見学。頭にネットを被り更に肩が隠れるような長い帽子を被って、その上に上着を着る。上着は二重構造になっていて紐で中の上着を結んでから外側のファスナーを締める。髪の毛を外に落とさない為らしい。作業ズボンに作業靴を履き、ビニールの腕抜きにゴムの手袋、マスクをしてフル装備だ。ちょっとした白装束軍団のようになった。

私は”パック”と言う部署でBレーンという所に立ち、惣菜を量ってレーンに流し、ラップ&ラベル貼りの機械に通して商品を完成させる係になった。今日は初日だというのに面倒なきんぴらゴボウやひじき炒め、煮物各種、サラダ各種をパックに詰めては量ってレーンに流すを繰り返した。商品が変わる度、惣菜以外の物を触る度、手袋を交換しなければならない。1時間毎に全身に粘着ローラーをかけたり、他の場所に何かを取りに行く度にエアーシャワーを浴びる。徹底的な衛生管理が非常に面倒臭い。

0:00-9:00. 14部屋掃除
今日はOくんとトドとの勤務。今日もリネンが大量に届いていたが部屋掃除に追われ、なかなかリネンに着手できなかった。最近は、リネン折りがある火曜水曜が妙に忙しい。掃除待ちの部屋を片付け一度、控え室へ戻ると、私達を追いかけるようにI氏が来た。いつにも増してI氏の顔色が悪く、殆ど土色だった。

I氏「皆様、短い間でしたがお世話になりました。今後の皆様が不憫でならない状況になってしまいました。私が力不足なばかりに皆様には大変申し訳なく思います」

みかやん「何なんですか?突然。私達を残して辞めるとでも言うんですか?」

I氏「本当に申し上げにくい事なんですが、私、23日からホテルPへ異動となりました。それで私の後任がなんと、腐れFなんです。今朝、フロントK子に言い渡されました」

一同「なんですって!」

I氏「フロントK子は、自分が引き取った腐れFがよほど可愛いんでしょう。誰もがホテルP行きは腐れFだと思ってたのに、自分の手元に置いておきたいんでしょうね。皆さん、大丈夫ですか?」

みかやん「今までは所詮ヨソの班のフロントだと思ってたから、黙ってましたけど、ウチの班のフロントになる以上、もう黙ってはいられないですね」

トド「大丈夫も何も、最悪やん。なんでフロントK子はそこまで腐れFを庇うんやろ。あの2人、ヤってるんやないんか?」

Oくん「あんな腐れオヤジをいくら調教しても、俺等の理想のフロントになんかなるわけない。今後は事ある毎に戦っていかなきゃなんないすよ。全く最悪すよ。何でこんな事に。。。」

あまりの事に怒りを通り越して悲しくなってしまった。部屋が空いたので掃除に入ったが三人ともドヨドヨの気分だった。

Oくん「頼むよ、みかやん」
トド「ほんまや。頼むで」
みかやん「あたしかい?まあね。やるしかないよね」

各自、無言のまま様々な事を考えた。どう考えても納得がいかないので、悲しみはまた怒りに変わった。負のエネルギーに満ち溢れた私達に、容赦なく汚物が襲いかかってきた。

血まみれのシーツを片付け、絨毯に付いた血を擦りながら「フン!生理の客は帰りやがれ!来なくてもいい」と、呟く私。

ゲロまみれのシーツやテーブルの上を片付けながら「吐くまでセックスせんでもええやろ!冗談やないで」と、呟くトド。

トイレの便器の残された長〜いウン○を流しながら「フンッ!これが自慢の一本グソかよ。自慢にならないんだよ!流して帰れや」と、呟くOくん。

イライラしたりムカついていると、ロクな目に遭わない事は承知の上だが、今日ばかりは誰も怒りを止められなかった。C班から毎日腐れFに対する苦情が届いていても、常務が腐れFを毛嫌いしている事実を知っていても、何故、フロントK子は腐れFを庇うのだろう。フロントK子に対する不信感が爆発しそうだった。朝の9時まで汚物に見舞われ続け、本当に本当に長い一日だった。

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