ラブホ奮戦記218日目:I氏大荒れ
2003年6月27日0:00-9:00 19部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。I氏が休みで代行はダサ坊だった。隣のホテルPがリニュアルオープンしたので、ホテルQも忙しいかも?と気合いを入れて出勤した。フロントへ行くと、いつも陽気なフロントSさんが神妙な顔つきだった。Sさんに渡されてフロントK子が書き残したメモを見ると「I氏30日〜ホテルP 携帯へ連絡 返事待ち」と書いてあった。
みかやん「何?これ?嘘でしょ?」
Sさん「あたしもビックリ。でもね。K子からは何の引き継ぎもなかったから、どうなるか、わかんないよ。”返事待ち”って書いてあるし。そんな、みんな落ち込まないでよ。気のせいかも?あは、あはははは」
こんな時に肝心なI氏は休みだし、相方のOくんは友人の結婚式に出席する為、今日から3日間函館へ帰省している。一瞬にしてドヨドヨの気分になった三人だが、お客さんの出入りが激しく大忙しになった。午前1時半過ぎに、部屋から回収したリネン類を作業室へ置きに戻るとI氏が居た。
I氏「K子から電話がきて”アンタ30日からホテルP行って。ホテルPのフロントが、どうしてもFとは合わないと社長に直訴したんだとさ。Fはこっちで引き取るから”と言われたんですよ。あんまり頭にきたので、休みだけど工場からまっすぐここへ来てしまいました。Sさんとダサ坊に事情を聞いたり、皆さんにも私の話を聞いて貰おうと思って来たんですよ」
みかやん「そんなぁ。その話はこないだケリが付いたじゃないですか?また腐れFが戻って来るなんてイヤですよ〜。本当に30日からホテルPへ行っちゃうんですか?断らないんですか?」
と話している間にも部屋が空き、待合室にもお客さんがいるようなので掃除に戻った。I氏がフロントでSさんやダサ坊と話をしているようなので、私達も参加したかったがどうにも掃除に追われまくった。掃除待ちの部屋が無くなるまで、8部屋連続掃除をして控え室へ戻るとI氏は帰った後だった。Sさんも帰ってしまったのでダサ坊に事情を聞いた。
ダサ坊「ホテルPのフロントの女性はホテルKで腐れFと一緒だったんで、腐れFがどれ程イヤな奴か充分わかってるんだ。それでたまらなくて社長に直訴したのさ。K子は腐れFを手元に置いておきたかったけど社長命令だったから腐れFのホテルP行きを阻止できなかったでしょ?これ幸いとまた腐れFを引き取ったって話さ。K子は俺にも腐れFの事を”頑張ってるのにかわいそう”って言うんだ。おかしいよ」
みかやん「で、腐れFはどこのフロントになるの?」
ダサ坊「C班かD班らしいけど、まだ決まってないみたい」
あまりの事に三人とも放心状態になった。暫し絶句していると、2日間ホテルKの手伝いに行っていたTさんが「スクープ映像」と言って携帯を手渡してくれた。2分ほどの動画だったがそれは、Hさんを休業に追い込んだクソババアが控え室で大いびきをかいて寝ている姿を撮った物だった。
みかやん「あはは。こりゃ凄いわ。よく撮ってきたね」
トド「クソババアを失脚させるのに役立つわな。あははは」
Tさん「噂どおり大いびきで寝てましたよ。あはは」
折角のTさん大健闘も虚しく笑いはそう長く続かなかった。すぐにまた掃除に追われた。ダサ坊が滝汗をかきながらハギをして回ってくれた。ダサ坊のハギはI氏のハギと全く同じだ。知らぬ間にI氏がダサ坊にD班仕様のハギを仕込んでいてくれたのが嬉しかった。そんなI氏が居なくなってしまうと思うと、とても寂しいが、ダサ坊もI氏に負けないくらい、よくやってくれるのが有り難かった。
「ダサ坊」はOくんがつけた愛称だが、ダサくないし、24才のOくんより若く見えるが34才だ。ちょっとカッコイイので、Oくんがライバル意識を燃やして「ダサ坊」と名付けたのだろう。部屋から回収したリネンを置きに控え室へ戻るとダサ坊がいた。血まみれのシーツや枕カバーを持って「これはどうするの?」と聞くので「ビニール袋に入れて日付とリネンの種類と枚数を書くんだけど、後でやるから置いといて」と言って立ち去った。
一通り掃除を終え控え室へ戻ると、ダサ坊が血まみれセットを片付ていて、リネン帳にリネンの数を記入して、風呂掃除用のボロ布まで折っていてくれた。めっちゃいい奴じゃないか!しかも今まで見たフロントの中で一番の働き者だ。ダサ坊がD班のフロントになってくれればいいのに。
今日はTさんとトドとの勤務。I氏が休みで代行はダサ坊だった。隣のホテルPがリニュアルオープンしたので、ホテルQも忙しいかも?と気合いを入れて出勤した。フロントへ行くと、いつも陽気なフロントSさんが神妙な顔つきだった。Sさんに渡されてフロントK子が書き残したメモを見ると「I氏30日〜ホテルP 携帯へ連絡 返事待ち」と書いてあった。
みかやん「何?これ?嘘でしょ?」
Sさん「あたしもビックリ。でもね。K子からは何の引き継ぎもなかったから、どうなるか、わかんないよ。”返事待ち”って書いてあるし。そんな、みんな落ち込まないでよ。気のせいかも?あは、あはははは」
こんな時に肝心なI氏は休みだし、相方のOくんは友人の結婚式に出席する為、今日から3日間函館へ帰省している。一瞬にしてドヨドヨの気分になった三人だが、お客さんの出入りが激しく大忙しになった。午前1時半過ぎに、部屋から回収したリネン類を作業室へ置きに戻るとI氏が居た。
I氏「K子から電話がきて”アンタ30日からホテルP行って。ホテルPのフロントが、どうしてもFとは合わないと社長に直訴したんだとさ。Fはこっちで引き取るから”と言われたんですよ。あんまり頭にきたので、休みだけど工場からまっすぐここへ来てしまいました。Sさんとダサ坊に事情を聞いたり、皆さんにも私の話を聞いて貰おうと思って来たんですよ」
みかやん「そんなぁ。その話はこないだケリが付いたじゃないですか?また腐れFが戻って来るなんてイヤですよ〜。本当に30日からホテルPへ行っちゃうんですか?断らないんですか?」
と話している間にも部屋が空き、待合室にもお客さんがいるようなので掃除に戻った。I氏がフロントでSさんやダサ坊と話をしているようなので、私達も参加したかったがどうにも掃除に追われまくった。掃除待ちの部屋が無くなるまで、8部屋連続掃除をして控え室へ戻るとI氏は帰った後だった。Sさんも帰ってしまったのでダサ坊に事情を聞いた。
ダサ坊「ホテルPのフロントの女性はホテルKで腐れFと一緒だったんで、腐れFがどれ程イヤな奴か充分わかってるんだ。それでたまらなくて社長に直訴したのさ。K子は腐れFを手元に置いておきたかったけど社長命令だったから腐れFのホテルP行きを阻止できなかったでしょ?これ幸いとまた腐れFを引き取ったって話さ。K子は俺にも腐れFの事を”頑張ってるのにかわいそう”って言うんだ。おかしいよ」
みかやん「で、腐れFはどこのフロントになるの?」
ダサ坊「C班かD班らしいけど、まだ決まってないみたい」
あまりの事に三人とも放心状態になった。暫し絶句していると、2日間ホテルKの手伝いに行っていたTさんが「スクープ映像」と言って携帯を手渡してくれた。2分ほどの動画だったがそれは、Hさんを休業に追い込んだクソババアが控え室で大いびきをかいて寝ている姿を撮った物だった。
みかやん「あはは。こりゃ凄いわ。よく撮ってきたね」
トド「クソババアを失脚させるのに役立つわな。あははは」
Tさん「噂どおり大いびきで寝てましたよ。あはは」
折角のTさん大健闘も虚しく笑いはそう長く続かなかった。すぐにまた掃除に追われた。ダサ坊が滝汗をかきながらハギをして回ってくれた。ダサ坊のハギはI氏のハギと全く同じだ。知らぬ間にI氏がダサ坊にD班仕様のハギを仕込んでいてくれたのが嬉しかった。そんなI氏が居なくなってしまうと思うと、とても寂しいが、ダサ坊もI氏に負けないくらい、よくやってくれるのが有り難かった。
「ダサ坊」はOくんがつけた愛称だが、ダサくないし、24才のOくんより若く見えるが34才だ。ちょっとカッコイイので、Oくんがライバル意識を燃やして「ダサ坊」と名付けたのだろう。部屋から回収したリネンを置きに控え室へ戻るとダサ坊がいた。血まみれのシーツや枕カバーを持って「これはどうするの?」と聞くので「ビニール袋に入れて日付とリネンの種類と枚数を書くんだけど、後でやるから置いといて」と言って立ち去った。
一通り掃除を終え控え室へ戻ると、ダサ坊が血まみれセットを片付ていて、リネン帳にリネンの数を記入して、風呂掃除用のボロ布まで折っていてくれた。めっちゃいい奴じゃないか!しかも今まで見たフロントの中で一番の働き者だ。ダサ坊がD班のフロントになってくれればいいのに。
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