ラブホ奮戦記224日目:消えたバイブ
2003年7月4日0:00-8:00 16部屋掃除
今日はTさんとトドとの勤務。C班の人達は、ホテルPへ手伝いに行って戻ってからホテルQでも掃除をしてヨレヨレになっていた。お気の毒なのでC班が部屋から回収してきたゴミを片付けていると、未使用のバイブを発見した。C班の人達が「Oくんにプレゼントして」と言ってくれたので、ありがたく頂こうとしたら部屋が空いた。腐れFに「部屋入れよ」と言われると腹が立つので、ゴミ袋の後ろにバイブを隠して出動した。
久々に満室で待合室にはお客さんも居て大忙しだった。6部屋掃除して控え室へ戻り、ゴミ袋の後ろからバイブを出そうとすると、バイブが忽然と消えていた。
三人で燃えないゴミや燃えるゴミの袋の中を探しても見つからなかった。以前、使用済みのローターやH下着三点セットを持ち帰った事のあるトドが怪しいが、トドは私とTさんがどこへバイブを隠したか知らなかったし、Tさんは「ローターの方がいい」と言っていたし、C班の人は三人とも「Oくんにあげて」と言っていたので、我々が犯人とは考えられない。
みかやん「腐れFの奴、ホームレスみたいに残った酒やたばこをゴミ箱からあさって、バイブを見つけて持って行ったんじゃない?」
トド「腐れFはエコーだかわかばだか安い煙草を吸っててな、客が忘れた煙草は大喜びで持ってくし、うちらにも煙草をたかるんで有名やったわ。ホンマに普段、ゴミ箱をあさってるかも知れん」
Tさん「あんな腐れFが嫁とバイブを使うだなんて。想像すると吐き気がします」
トド「もしかしたら腐れFの奴、フロントの機械を操作してバイブが売れなかった事にして、バイブ代4800円をまんまと着服したかも知れんで!腐れFならやりかねないで!金にセコイ奴や、きっとそうやで」
突然、作業室の電話が鳴ったので三人とも飛び上がって驚いた。電話に出ると腐れFが「部屋入れよ(掃除に行け)」と言うのでモニターを見ると、確かに1部屋空いていたので慌てて出動した。
みかやん「ねえ?さっきモニターから音は聞こえなかったよね?」
Tさん「音が鳴らなかったから部屋が空いたと気が付きませんでした」
トド「モニター見てみい!今も1部屋空いたけど音は鳴らんで!」
一同「???」
トド「やっぱり思うたとおりや!腐れFの奴、バイブ代を着服しようとフロントのパネルをいじってて、間違ってモニターから音が出んようにしてもうたんや!間違いないで!」
Tさん「ひゃあ!業務上横領って奴じゃないですか!」
みかやん「でも証拠がないよ」
トド「取り敢えず腐れFへ電話してな!さっき”部屋入れ”って言われたんがシャクに触るわ。モニターの音が聞こえんかったからや言うてな」
渋々腐れFへ電話した。
みかやん「モニターの音が出ないんだけど」
腐れF「あっ。ああっ。控え室のだろう?」
みかやん「いやいや、控え室も部屋も全部さ」
腐れF「えっ?あっ、調べてみるな」
みかやん「動揺しまくりだったよ。”調べてみるな”だってさ」
トド「調べるも何もあんなもんフロントのパネルボタンをポン!でOKや」
Tさん「こんなに怪しいのに泳がせるしかないんですかねぇ」
みかやん「泳がせるって、刑事物じゃないんだから」
トド「いずれダサ坊にも協力してもろて、動かぬ証拠を押さえんとな」
話をしていたら部屋の電話が鳴って、またも一同飛び上がって驚いた。I氏からの電話だった。
みかやん「いや〜。I氏ーっ!今、かくかくしかじかだったんですよ。腐れFにはびっくりです!」
I氏「私も毎度”お前いい煙草吸ってるな。一本くれや”と言われてましたから、奴のセコさは充分わかってますよ。本当に奴ならやりかねないです。改装前のホテルPから奴がすぐ追い出されたのにはワケがあって、ホテルPは自動精算じゃなくて手集金だったから、お客さんが延長してもそれはお客さんとフロントしかわからないんですよ。で、お客さんが延長しても単なる休憩扱いにして延長料金を懐に入れるって事も可能なんです。社長が”腐れFにちょろまかされるかも?”と言って奴をホテルKへ戻したんですよ」
みかやん「そんな大事な事、何で今まで言ってくれなかったんですか?」
I氏「あんな奴の事、話題にもしたくないじゃないですか」
社長までもが腐れFを信頼していないのに何故あんな奴がいつまでも、のさばっているのだろう。いずれ動かぬ証拠を押さえてやる。
今日はTさんとトドとの勤務。C班の人達は、ホテルPへ手伝いに行って戻ってからホテルQでも掃除をしてヨレヨレになっていた。お気の毒なのでC班が部屋から回収してきたゴミを片付けていると、未使用のバイブを発見した。C班の人達が「Oくんにプレゼントして」と言ってくれたので、ありがたく頂こうとしたら部屋が空いた。腐れFに「部屋入れよ」と言われると腹が立つので、ゴミ袋の後ろにバイブを隠して出動した。
久々に満室で待合室にはお客さんも居て大忙しだった。6部屋掃除して控え室へ戻り、ゴミ袋の後ろからバイブを出そうとすると、バイブが忽然と消えていた。
三人で燃えないゴミや燃えるゴミの袋の中を探しても見つからなかった。以前、使用済みのローターやH下着三点セットを持ち帰った事のあるトドが怪しいが、トドは私とTさんがどこへバイブを隠したか知らなかったし、Tさんは「ローターの方がいい」と言っていたし、C班の人は三人とも「Oくんにあげて」と言っていたので、我々が犯人とは考えられない。
みかやん「腐れFの奴、ホームレスみたいに残った酒やたばこをゴミ箱からあさって、バイブを見つけて持って行ったんじゃない?」
トド「腐れFはエコーだかわかばだか安い煙草を吸っててな、客が忘れた煙草は大喜びで持ってくし、うちらにも煙草をたかるんで有名やったわ。ホンマに普段、ゴミ箱をあさってるかも知れん」
Tさん「あんな腐れFが嫁とバイブを使うだなんて。想像すると吐き気がします」
トド「もしかしたら腐れFの奴、フロントの機械を操作してバイブが売れなかった事にして、バイブ代4800円をまんまと着服したかも知れんで!腐れFならやりかねないで!金にセコイ奴や、きっとそうやで」
突然、作業室の電話が鳴ったので三人とも飛び上がって驚いた。電話に出ると腐れFが「部屋入れよ(掃除に行け)」と言うのでモニターを見ると、確かに1部屋空いていたので慌てて出動した。
みかやん「ねえ?さっきモニターから音は聞こえなかったよね?」
Tさん「音が鳴らなかったから部屋が空いたと気が付きませんでした」
トド「モニター見てみい!今も1部屋空いたけど音は鳴らんで!」
一同「???」
トド「やっぱり思うたとおりや!腐れFの奴、バイブ代を着服しようとフロントのパネルをいじってて、間違ってモニターから音が出んようにしてもうたんや!間違いないで!」
Tさん「ひゃあ!業務上横領って奴じゃないですか!」
みかやん「でも証拠がないよ」
トド「取り敢えず腐れFへ電話してな!さっき”部屋入れ”って言われたんがシャクに触るわ。モニターの音が聞こえんかったからや言うてな」
渋々腐れFへ電話した。
みかやん「モニターの音が出ないんだけど」
腐れF「あっ。ああっ。控え室のだろう?」
みかやん「いやいや、控え室も部屋も全部さ」
腐れF「えっ?あっ、調べてみるな」
みかやん「動揺しまくりだったよ。”調べてみるな”だってさ」
トド「調べるも何もあんなもんフロントのパネルボタンをポン!でOKや」
Tさん「こんなに怪しいのに泳がせるしかないんですかねぇ」
みかやん「泳がせるって、刑事物じゃないんだから」
トド「いずれダサ坊にも協力してもろて、動かぬ証拠を押さえんとな」
話をしていたら部屋の電話が鳴って、またも一同飛び上がって驚いた。I氏からの電話だった。
みかやん「いや〜。I氏ーっ!今、かくかくしかじかだったんですよ。腐れFにはびっくりです!」
I氏「私も毎度”お前いい煙草吸ってるな。一本くれや”と言われてましたから、奴のセコさは充分わかってますよ。本当に奴ならやりかねないです。改装前のホテルPから奴がすぐ追い出されたのにはワケがあって、ホテルPは自動精算じゃなくて手集金だったから、お客さんが延長してもそれはお客さんとフロントしかわからないんですよ。で、お客さんが延長しても単なる休憩扱いにして延長料金を懐に入れるって事も可能なんです。社長が”腐れFにちょろまかされるかも?”と言って奴をホテルKへ戻したんですよ」
みかやん「そんな大事な事、何で今まで言ってくれなかったんですか?」
I氏「あんな奴の事、話題にもしたくないじゃないですか」
社長までもが腐れFを信頼していないのに何故あんな奴がいつまでも、のさばっているのだろう。いずれ動かぬ証拠を押さえてやる。
コメント