ラブホ奮戦記240日目:生存確認2
2003年7月24日0:00-9:00. 11部屋掃除
今日はOくんとTさんとの勤務。午前1時まではフロントSさんが居るので、完璧なハギのお陰で掃除はラクだし、Sさんが居ると楽しい。我々は皆、Sさんのモノマネが出来る。両手首を羽ばたくようにバタバタさせて、甲高い声で「ど〜しよ〜!」と叫ぶとSさんだ。
0:50頃に208号室が空いたので、冷蔵庫やコンビニボックスの補充を確認する為、フロントへ電話をした。
Sさん「あのね。男だけが部屋を出たの。車に乗って帰ったのも男1人なの。すぐ部屋へ電話したんだけど、女が出ないの。どーしよー。ちょっと折り返し電話するね」
Sさんからの電話を待ちながら作業室でリネンを折っていると、腐れFが出勤してきた。暫くして作業室の電話が鳴ったので、Sさんからだ!と思って出ると、腐れFだった。
腐れF「Sさんと一緒に208へ入ってやってくれ。女が1人でいるから俺は入れない」
控え室から通路へ出ると、Sさんがフロントの前で私を待っていた。私が走り出すとSさんは両手首をバタバタさせて「どーしよー」のポーズをしていた。
みかやん「あはは。こんな時に笑わせないで〜」
Sさん「だって死んでたりしたらどうすんのさ〜」
みかやん「Sさんが第一発見者だよ〜」
Sさん「元ナースだけどさ、病死は見だけど変死は見だこどないもの」
(Sさん、動揺のあまり函館弁)
部屋のドアを開けると真っ暗だったので、ドアを開け放ち階段の灯りを頼りに2人でベッドへ歩いた。Sさんが「お客様!」と声をかけるも返事は無し。薄明かりの中、Sさんが両手首をバタバタさせて「どーしよー」のポーズをしているのが見えた。こんな時にこの人ったら面白すぎる!と笑いを噛みしめながら「取り敢えず電気点けてみたら?」と言った。
電気を点けると半裸の女性(推定40代半ば)がベッドに横たわっていて、胸の谷間が見えていた。Sさんが女性客の身体を揺すってみても返事は無し。Sさんは意を決したように深呼吸をしてから、おもむろに女性の手首を握った。何をしているかと思えば脈を確かめていた。さすが元ナース!とも思ったが、笑いがこみ上げて仕方なかった。
女性が目を覚ましてくれたので、男性が精算を済ませて先に帰った事を伝え、タクシーの予約時間等を尋ねてから部屋を出た。Sさんの「どもども!ありがとね!」と言う声を背中で聞いて、控え室へ走った。
Oくん「どうだった?生きてた?」
みかやん「生きてたよ!Sさんったら、あんな緊迫した場面でも両手をパタパタさせて”どーしよー”ってやってるし、いきなり女の人の腕を掴んで何をするか?と思ったら脈をとってるんだよ」
Tさん「あはは!Sさんらしい。脈をとるなんてさすが元看護婦さんですよね」
みかやん「笑っちゃいけないと思うと余計おかしくて苦しかった〜」
また部屋が空いたのでフロントへ電話をしようとすると腐れFから電話がきた。
腐れF「また男だけ先に帰った。さっきみたいに部屋へ入ってくれ」
今度は私が1人で部屋へ入る事になった。部屋のドアを開けると電気が点いていたのでホッとしたが、ベッドを見て飛び上がりそうになった。
全裸の女性がベッドの足側に横にうつ伏せになっていて、片手はダラリと床に落ち、もう片方の手は首を押さえていた。顔の方を覗き込むと口が大きく開いていた。死体のように見えて怖かったが、恐る恐る女性の肩を叩き「お客様!」と声をかけると、死体のような女性が起き上がった。
女性客「ん?ああ。9時半に起こして」
みかやん「はい。かしこまりました」
女性が寝入ったので静かに布団を掛けて部屋を出た。部屋の入口にいた腐れFに「9時半に起こして」と伝えて控え室へ戻った。
Oくん「生きてた?脈はとったの?」
みかやん「生きてたよ。あたしが死体に出くわせばいいと思ってない?脈はとれないから普通に声かけたよ」
Oくん「なんだ。今度こそ第一発見者かと思ったのに」
みかやん「フンだ。それはそうと女の人は真っ裸だったよ」
Oくん「ええっ!行きたかったよ。若かった?」
みかやん「50代で飲み屋のママさんみたいな人。なかなかの巨乳だったよ」
Oくん「く〜。やっぱ俺が行きたかった」
同じ日に二度も生存確認に行くとは思わなかった。今日のように1人が先に帰る場合、部屋に残る人に電話で確認する事になっているが、電話に出なかった場合は直接部屋へ様子を見に行く事になる。お願いだから電話に出てくれ。
今日はOくんとTさんとの勤務。午前1時まではフロントSさんが居るので、完璧なハギのお陰で掃除はラクだし、Sさんが居ると楽しい。我々は皆、Sさんのモノマネが出来る。両手首を羽ばたくようにバタバタさせて、甲高い声で「ど〜しよ〜!」と叫ぶとSさんだ。
0:50頃に208号室が空いたので、冷蔵庫やコンビニボックスの補充を確認する為、フロントへ電話をした。
Sさん「あのね。男だけが部屋を出たの。車に乗って帰ったのも男1人なの。すぐ部屋へ電話したんだけど、女が出ないの。どーしよー。ちょっと折り返し電話するね」
Sさんからの電話を待ちながら作業室でリネンを折っていると、腐れFが出勤してきた。暫くして作業室の電話が鳴ったので、Sさんからだ!と思って出ると、腐れFだった。
腐れF「Sさんと一緒に208へ入ってやってくれ。女が1人でいるから俺は入れない」
控え室から通路へ出ると、Sさんがフロントの前で私を待っていた。私が走り出すとSさんは両手首をバタバタさせて「どーしよー」のポーズをしていた。
みかやん「あはは。こんな時に笑わせないで〜」
Sさん「だって死んでたりしたらどうすんのさ〜」
みかやん「Sさんが第一発見者だよ〜」
Sさん「元ナースだけどさ、病死は見だけど変死は見だこどないもの」
(Sさん、動揺のあまり函館弁)
部屋のドアを開けると真っ暗だったので、ドアを開け放ち階段の灯りを頼りに2人でベッドへ歩いた。Sさんが「お客様!」と声をかけるも返事は無し。薄明かりの中、Sさんが両手首をバタバタさせて「どーしよー」のポーズをしているのが見えた。こんな時にこの人ったら面白すぎる!と笑いを噛みしめながら「取り敢えず電気点けてみたら?」と言った。
電気を点けると半裸の女性(推定40代半ば)がベッドに横たわっていて、胸の谷間が見えていた。Sさんが女性客の身体を揺すってみても返事は無し。Sさんは意を決したように深呼吸をしてから、おもむろに女性の手首を握った。何をしているかと思えば脈を確かめていた。さすが元ナース!とも思ったが、笑いがこみ上げて仕方なかった。
女性が目を覚ましてくれたので、男性が精算を済ませて先に帰った事を伝え、タクシーの予約時間等を尋ねてから部屋を出た。Sさんの「どもども!ありがとね!」と言う声を背中で聞いて、控え室へ走った。
Oくん「どうだった?生きてた?」
みかやん「生きてたよ!Sさんったら、あんな緊迫した場面でも両手をパタパタさせて”どーしよー”ってやってるし、いきなり女の人の腕を掴んで何をするか?と思ったら脈をとってるんだよ」
Tさん「あはは!Sさんらしい。脈をとるなんてさすが元看護婦さんですよね」
みかやん「笑っちゃいけないと思うと余計おかしくて苦しかった〜」
また部屋が空いたのでフロントへ電話をしようとすると腐れFから電話がきた。
腐れF「また男だけ先に帰った。さっきみたいに部屋へ入ってくれ」
今度は私が1人で部屋へ入る事になった。部屋のドアを開けると電気が点いていたのでホッとしたが、ベッドを見て飛び上がりそうになった。
全裸の女性がベッドの足側に横にうつ伏せになっていて、片手はダラリと床に落ち、もう片方の手は首を押さえていた。顔の方を覗き込むと口が大きく開いていた。死体のように見えて怖かったが、恐る恐る女性の肩を叩き「お客様!」と声をかけると、死体のような女性が起き上がった。
女性客「ん?ああ。9時半に起こして」
みかやん「はい。かしこまりました」
女性が寝入ったので静かに布団を掛けて部屋を出た。部屋の入口にいた腐れFに「9時半に起こして」と伝えて控え室へ戻った。
Oくん「生きてた?脈はとったの?」
みかやん「生きてたよ。あたしが死体に出くわせばいいと思ってない?脈はとれないから普通に声かけたよ」
Oくん「なんだ。今度こそ第一発見者かと思ったのに」
みかやん「フンだ。それはそうと女の人は真っ裸だったよ」
Oくん「ええっ!行きたかったよ。若かった?」
みかやん「50代で飲み屋のママさんみたいな人。なかなかの巨乳だったよ」
Oくん「く〜。やっぱ俺が行きたかった」
同じ日に二度も生存確認に行くとは思わなかった。今日のように1人が先に帰る場合、部屋に残る人に電話で確認する事になっているが、電話に出なかった場合は直接部屋へ様子を見に行く事になる。お願いだから電話に出てくれ。
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