ラブホ奮戦記261日目:グラスにスキン
2003年8月21日0:00-9:00 10部屋掃除
トドとの2人勤務。出勤の打刻をしにフロントへ行って、ダサ坊から連絡事項を聞いた。
ダサ坊「今日はC班が2名1時まで残る事になりました。Dさんにはリネン折りをして頂いて、D班2名とK氏の計3名で部屋へ入って頂きます」
妙にあらたまっているし歯切れも悪いし、どうにもダサ坊の様子が変だったが、取り敢えず控え室へ戻ると丁度C班の人達が掃除から戻ってきた。
みかやん「今日はDさんとK氏に残って頂けるそうで、ありがとうございます」
C班Yさん「いや〜。そんな事なんもいいんだよ。それより、D班のフロントが腐れYになるなんて、お気の毒でさぁ。うちらも奴には酷い目に遭ったからねぇ」
みかやん「へっ?うちらのフロントってダサ坊じゃないんですか?」
C班Yさん「また話が変わって、ダサ坊はC班のフロントになるの。腐れYはホテルPの店長だけど、やっぱり店長なんて器じゃないから、いちフロントに戻るんだとさ。店長から降格で左遷だもの最悪でしょう。こっちに来て荒れなきゃいいけどね」
トド「なんやて!今、腐れY、言うたか?」
トドの顔色が変わった。腐れYと言えばトドの因縁の敵だ(5/13・5/15の日記)。フロント=偉い、フロント=ベッドメイク係の上司と勘違いしている奴の決定版で、ホテルQに研修に来ていた身でありながら、ウチの可愛いYくんを勝手に退職させてしまった奴だ。ホテルRでもメイク係に総スカンをくらっているが、世渡り上手で常務に取り入り、異例のスピード出世をしてホテルPの店長におさまっていた。
せっかくC班の人気者K氏と一緒に部屋へ入ったのに、トドも私も口が重く、テンション下がりまくりだった。
C班K氏「奴が研修に来てた時は最悪だったよ。俺らが10部屋位連続で掃除して”休ませて下さい”って電話すると”5分だけね”とか”まだ早いでしょ”って言うんだ。みんな怒り狂ったよ」
トド「そんなんやったら腐れFの方が全然マシやん!常務が味方に付いてるからって偉そうに。その根性が気に入らんねん!フロントYは腐りきった人間やで!」
みかやん「最近の腐れFは本当に良くやってくれてるよねぇ。話が二転三転するのはいつもの事だよ。二転したから三転も有り得るよ」
C班のK氏とDさんが帰って腐れFが出勤してきた。
トド「何でダサ坊やのうて嫌われ者の腐れYなんや」
腐れF「俺も嫌われてるぞ」
トド「腐れYの方が嫌いやし最悪や。あっ!」
みかやん「いやいや。ウチはFちゃんのままでいいのさ」
トド「そうやそうや。Fちゃんでええんや!」
腐れF「何だ。2人とも。どうしたんだ?」
みかやん&トド「いや別に・・(腐れYは絶対イヤ)」
腐れF「それはそうとな。例の件を会社側へ提案したら”試験的にやってみろ”って許可が下りたんだ。明日早速、C班のK氏に3時まで残って貰える事になったぞ!これで少しはラクになるだろう」
みかやん&トド「ええ〜っ!凄い!さすがFちゃん!」
腐れF「あとは前例を作って浸透させればいい。俺がココを去る前にこの体制を確立させておきたかったけど、さすがに時間がなかった。浴槽のペンキ塗りの続きもあるし、週一で来るから、不都合があったらその時にでも言ってくれれば、また何とかするからな」
みかやん「ペンキ塗りもあるし、C班の残業の件だって確立してないんだから、ホテルPなんかへ行ってられないって」
トド「ここはホテルPと違って古いしメンテナンスが必要や。メンテの達人のFちゃんがおらんようになったら大変やで!」
腐れF「やっぱりおかしいぞ。どうしたんだ?」
部屋が空いたので掃除に行った。トドがベッドの布団を剥がすと、ビアグラスにスキンが被さった物がシーツの上に転がっていた。割れないようにとグラスの中には大量のティッシュが詰め込まれていた。いつもなら猛然と「何やってんねん!」と叫ぶトドだが、おとなしかった。
トド「こないだは手作りおもちゃもあったし、今日はグラスにスキン。不景気なんやなぁ。お客さんらもバイブなんか買ってられんのやろなぁ」
みかやん「こないだはカラオケマイクにスキンを被せてる人もいたよ。不景気なんだねぇ。あたしらだって三人にされるハズだよねぇ」
トド「三人なっただけでも十分辛いやんか。そんで腐れYなら、どないしよ?」
みかやん「ホンマ。どないしよ?だね」
怒り出す気力も無く、どよどよの気分で帰り支度をした。
トドとの2人勤務。出勤の打刻をしにフロントへ行って、ダサ坊から連絡事項を聞いた。
ダサ坊「今日はC班が2名1時まで残る事になりました。Dさんにはリネン折りをして頂いて、D班2名とK氏の計3名で部屋へ入って頂きます」
妙にあらたまっているし歯切れも悪いし、どうにもダサ坊の様子が変だったが、取り敢えず控え室へ戻ると丁度C班の人達が掃除から戻ってきた。
みかやん「今日はDさんとK氏に残って頂けるそうで、ありがとうございます」
C班Yさん「いや〜。そんな事なんもいいんだよ。それより、D班のフロントが腐れYになるなんて、お気の毒でさぁ。うちらも奴には酷い目に遭ったからねぇ」
みかやん「へっ?うちらのフロントってダサ坊じゃないんですか?」
C班Yさん「また話が変わって、ダサ坊はC班のフロントになるの。腐れYはホテルPの店長だけど、やっぱり店長なんて器じゃないから、いちフロントに戻るんだとさ。店長から降格で左遷だもの最悪でしょう。こっちに来て荒れなきゃいいけどね」
トド「なんやて!今、腐れY、言うたか?」
トドの顔色が変わった。腐れYと言えばトドの因縁の敵だ(5/13・5/15の日記)。フロント=偉い、フロント=ベッドメイク係の上司と勘違いしている奴の決定版で、ホテルQに研修に来ていた身でありながら、ウチの可愛いYくんを勝手に退職させてしまった奴だ。ホテルRでもメイク係に総スカンをくらっているが、世渡り上手で常務に取り入り、異例のスピード出世をしてホテルPの店長におさまっていた。
せっかくC班の人気者K氏と一緒に部屋へ入ったのに、トドも私も口が重く、テンション下がりまくりだった。
C班K氏「奴が研修に来てた時は最悪だったよ。俺らが10部屋位連続で掃除して”休ませて下さい”って電話すると”5分だけね”とか”まだ早いでしょ”って言うんだ。みんな怒り狂ったよ」
トド「そんなんやったら腐れFの方が全然マシやん!常務が味方に付いてるからって偉そうに。その根性が気に入らんねん!フロントYは腐りきった人間やで!」
みかやん「最近の腐れFは本当に良くやってくれてるよねぇ。話が二転三転するのはいつもの事だよ。二転したから三転も有り得るよ」
C班のK氏とDさんが帰って腐れFが出勤してきた。
トド「何でダサ坊やのうて嫌われ者の腐れYなんや」
腐れF「俺も嫌われてるぞ」
トド「腐れYの方が嫌いやし最悪や。あっ!」
みかやん「いやいや。ウチはFちゃんのままでいいのさ」
トド「そうやそうや。Fちゃんでええんや!」
腐れF「何だ。2人とも。どうしたんだ?」
みかやん&トド「いや別に・・(腐れYは絶対イヤ)」
腐れF「それはそうとな。例の件を会社側へ提案したら”試験的にやってみろ”って許可が下りたんだ。明日早速、C班のK氏に3時まで残って貰える事になったぞ!これで少しはラクになるだろう」
みかやん&トド「ええ〜っ!凄い!さすがFちゃん!」
腐れF「あとは前例を作って浸透させればいい。俺がココを去る前にこの体制を確立させておきたかったけど、さすがに時間がなかった。浴槽のペンキ塗りの続きもあるし、週一で来るから、不都合があったらその時にでも言ってくれれば、また何とかするからな」
みかやん「ペンキ塗りもあるし、C班の残業の件だって確立してないんだから、ホテルPなんかへ行ってられないって」
トド「ここはホテルPと違って古いしメンテナンスが必要や。メンテの達人のFちゃんがおらんようになったら大変やで!」
腐れF「やっぱりおかしいぞ。どうしたんだ?」
部屋が空いたので掃除に行った。トドがベッドの布団を剥がすと、ビアグラスにスキンが被さった物がシーツの上に転がっていた。割れないようにとグラスの中には大量のティッシュが詰め込まれていた。いつもなら猛然と「何やってんねん!」と叫ぶトドだが、おとなしかった。
トド「こないだは手作りおもちゃもあったし、今日はグラスにスキン。不景気なんやなぁ。お客さんらもバイブなんか買ってられんのやろなぁ」
みかやん「こないだはカラオケマイクにスキンを被せてる人もいたよ。不景気なんだねぇ。あたしらだって三人にされるハズだよねぇ」
トド「三人なっただけでも十分辛いやんか。そんで腐れYなら、どないしよ?」
みかやん「ホンマ。どないしよ?だね」
怒り出す気力も無く、どよどよの気分で帰り支度をした。
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