※Oくんからメールがきた。
O君「おかえり。今夜から腐れYだね。頑張ってね!俺は木曜まで腐れFに会わないんだ。日頃の行いが良いからだね(^_^)b えへへへ」

みか「ただいま。あーあー。忘れてたのにイヤな事を思い出しちゃったよ。今夜は頑張り・・・ません(-_-;)」

0:00-9:00 5部屋掃除 
今日はトドとの勤務。トドと2人、ガックリと肩を落とし力無くフロントへ歩いて行った。

ダサ坊「あれ?どうしたの?2人とも元気ないねぇ」
みかやん「だって腐れYの事を考えたら憂鬱で」
ダサ坊「店長の座から、いちフロントだよ。自業自得さ」
トド「みかやんでさえ憂鬱なんや。最悪の事態やで」

ダサ坊「もしかして話が三転したの聞いてない?腐れYは、ホテルPの単なるフロントに戻るだけで、D班のフロントは腐れFのままになったんだよ」

トド「へっ?」

みかやん「もーーー!ダサ坊ったら早く言ってよ〜」
トド「ホンマに毎度毎度人騒がせな会社や。脱力するわ」

午前1時になってFちゃんが出勤してきた。

Fちゃん「おはよー!悪いなぁ。出戻っちまったよ。出てないから出戻りとも言わないか」

みかやん「何も悪くないよ。Fちゃんで良かったよ」
トド「ホンマや。待っとったで。Fちゃん!」

Fちゃん「そーゆー事だから腐れ縁と思って諦めてくれ。またC班の残業体制と風呂のペンキ塗り、頑張るからな」

みかやん&トド「はいよ〜!」

トドと2人で胸を撫で下ろし、俄然張り切って掃除をした。Fちゃんは浴槽のペンキ塗りをしながらも、部屋が空くと、リネン籠の上げ下げやベッド組みなどをして懸命に手伝ってくれる。ありがたい事だ。控え室で休んでいると部屋が空いたのでトドと出動しようとすると、Fちゃんが走ってきてリネン籠を持ってくれた。三人で隠れながらお客さんが出て来るのを待つと、出てきたのは白髪のお爺ちゃんお婆ちゃんだった。

Fちゃん「さっきあの2人が部屋へ入るのを見た時もびっくりしたけどよ、60才過ぎてるんじゃないか?」

トド「70才近いんちゃう?お達者やなぁ」

などと話しながら、お爺ちゃんお婆ちゃんが玄関から出るのを見届けて部屋へ走った。Fちゃんはゴミをまとめたり、ベッドを剥がすのを手伝ってくれていた。

Fちゃん「おおっ!こら見てみろ!す、スキン使ってるぞ」

トド「えええっ?もう生理あがってるんちゃうの?」

Fちゃん「くああっ!スキン2個とも使ってるぞ。どうなってんだ」

みかやん「あはは!”くああっ”って何さ?どうなってるもこうなってるも、2人ともバリバリ現役だって事でしょう」

Fちゃん「まさかっ。ああ見えて若白髪って事もないだろう」

みかやん「ひゃーはっはっは。若白髪って有り得ないって。本物のお爺ちゃんお婆ちゃんだけど現役だって事でしょ?」

Fちゃん「子供出来ても恥ずかしい話だしなぁ。子供と言うより孫だろう」

トド「仲のええお爺ちゃんお婆ちゃんや思たけど、不倫なんやろか?あんなトシになっても生理があるのも面倒な話やな」

Fちゃん「黙って茶飲み友達でいればいいだろうが。なあ!それを一度ならず二度までもとは。短時間で2回もだぞ!どうなってるんだ?」

みかやん「あれれ〜?もしかして、あのお年で現役なのが悔しいの〜?」

Fちゃん「まあな。俺なんかもうお先真っ暗な感じだぞ」

トド「ウチかてもう生理もあがりそうな気配や。50前やのに。。。」

Fちゃん「いや〜。俺もなぁ。。。」
トド「ウチかてアレやで。。。」
Fちゃん「いや、俺なんかもっと。。。」
トド「だからウチもアレやって。。。」

Fちゃんとトドの”現役”に対する話が止まらなくなった。1人寂しく風呂掃除をしていると、部屋の方からFちゃんとトドが大笑いする声が聞こえてて、何だか嬉しくなった。何はともあれ、FちゃんがホテルPへ異動しなくて本当に良かった。

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