※苦節3週間。KEN(♀)さんに教えて頂いた本の”TOKYO セレブなラブホテル”が、ようやく手に入った。どのページにも目がくらむような素敵な部屋が紹介されていて、北海道のラブホは遅れていると実感。

特に私の目を奪ったのは、茨城県のホテル○メヒコだ。茨城県の人が羨ましい。

水面に花が浮かぶ露天ジャグジーを見ては「この花を処分してから風呂掃除なら大変だろう」、本格的なリゾートプールを見ては「このプールはどうやって掃除するんだろ?」と思ってしまう。ベッドメイク係の哀しい性だろうか。

ため息が出るような東京のセレブなラブホと、札幌のしょぼいラブホの料金がそう変わらないのは、どうにも納得がいかなかった。こんな事で良いのか!北海道のラブホ業界!


0:00-6:00 10部屋掃除  
今日はOくんとの勤務。C班が帰って2人になると、Oくんが突然立ち上がった。

Oくん「みかやん!10日遅れだけどお誕生日と、明日だけどラブホ勤務1周年、おめでとう!」

と私にコムサイズムの袋を差し出し、開けるとTシャツが入っていた。

みかやん「きゃー!ありがとう!思いがけなくてビックリ。明日で1周年なんだよね。このTシャツを着て2年目も頑張るよ!」

思えば昨年の今日、ホテルQのフロントで面接を受けた。ラブホのベッドメイク係=60代の強者婆どもと思っていたのに、面接に来た時に居たB班は、20代前半の男の子2人と女の子1人、30代40代50代の女性が各1名だったのを見て驚いたものだった。

ふとモニターを見ると、お客さんが精算を始めていたのでスタンバイした。女性のはしゃぐ声と共に、若い女性と50代男性が出て来たと思ったら、男性の後ろからもう1人女性が出てきた。20代半ばの背の高い女性2人と、50代男性だった。男性は小柄で身長はおそらく140〜145cmだろう。

Oくん「3Pだよ!あのオッサン、ちっちぇえ〜。ブツも小粒なのかな?」

みかやん「体型とブツは比例しないんじゃないの?」

Oくん「身体が小さいとブツは普通でも大きく見えるかも知れないし、実は巨根かも知れないよね。どっちにしても女を2人も連れて来るって事は自信があるんだろうさ。けっ!」

毎度の事ながら3Pの部屋へ入ると脱力する。3P4P5Pと人数が増えるほど、部屋が散らかっている。今回も風呂の中と風呂の入口の床は水浸しだし、各自様々な所でバスローブを脱いだり、タオル類を放置していた。

ベッドの布団を剥がすとシーツには様々なシミが付いているし、三人で入り乱れたのか髪の毛や陰毛の量がハンパじゃない。「はあぁ。やっぱりだよ」と脱力していると、ダサ坊がローションを持って現れた。

ダサ坊「見た?小さいオヤジと大女2人の3Pだったんだよ」
みかやん&Oくん「見た!見た!」

ダサ坊「いきなりオヤジがフロントへ来て”三人で入るからもう1人分用意してくれ”って言うから、すぐ歯ブラシや髪留めやバスローブやタオルを全部用意して、持って来たのさ。そしたらオヤジが既に全裸でさぁ、やる気満々だったよ」

ダサ坊「そのオヤジ、俺が持ってきた物を一通り確認して”ローションとコンドームもあと2つくらい持ってきて”だってさ。ローションなんかコンビニボックスのが1つあれば足りるし、ゴムだって、やって足りなかったら言えって」

みかやん「じゃあ、シーツのシミはローションなんだね。良かったあ」

ダサ坊「全部がローションかは、わかんないけどね。全く俺には嫌味なオヤジだったよ。さも”お前のような若僧には負けんぞ”って、俺に対して挑戦的だったんだよね」

Oくん「そんなプレッシャーをかけられたら、ますますダサ坊のEDが深刻になるね」

ダサ坊「酷いなあ。EDじゃないよ。一時的なものだと思うんだ。Oくんだって10年後、今の俺のトシになったらヤバイかもね」

Oくん「10年経っても俺は大丈夫」
ダサ坊「さっきのオヤジよりOくんの方がタチ悪いよ」
Oくん「でも、3Pって面倒くさそうだよね」
ダサ坊「あっちにもこっちにも気を遣ってるうちに萎えそう」
Oくん「女2人が寄ってたかってもてなしてくれるならいいけど」
ダサ坊「あっ、それはいいねぇ・・・」

Oくんとダサ坊の話が尽きないようなので、1人寂しく風呂掃除をした。風呂は天井にも壁にもシャワーの湯がかかっていて悲惨な状態だった。3Pでも4Pでも結構だが、風呂ではしゃぎ過ぎないで欲しいものだ。

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