ラブホ奮戦記276日目:ダサ坊受難
2003年9月11日0:00-9:00. 9部屋掃除
今日はOくんとの勤務。近所の神社のお祭りなので、祭り帰りのお客さんで忙しくなるのか?と思えば、大々的な花火大会などとは違って、近所のお祭りくらいではそんなに忙しくはならないという噂だった。出勤してモニターを見ると、8部屋しか在室がなく噂どおりだと思っていた。
のんびりとフロントへ出勤の打刻をしに行くと、ダサ坊がランニングシャツ姿で打ちひしがれていた。
みかやん「どうしたの?服装とポーズが合ってないよ」
ダサ坊「聞いてよ。みかやん。さっき俺、泣いたよ」
みかやん「ええっ?何かあったの?」
ダサ坊「さっき、ハギに入ったらさ。何か臭ったんだ。取り敢えずハギに入ったらまず風呂の様子を見る事になってるから、風呂へ行ったらお湯が入ってたから栓を抜いたんだよね。で、ふと振り返ったら湯桶にお湯とフェイスタオルが入ってて、そのタオルに茶色い物が付いててさ、お湯の表面にも茶色い物体が浮いてたんだよ〜」
Oくん「ひえーっ!う、ウン○かい?」
ダサ坊「そうなんだよ。ウン○だったのさ〜。俺、マジで吐きそうになって苦しかったよ。だってタオルにはウン○ベッタリだし、固形の物が浮いてたんだよ。吐きそうなの堪えたら涙が出たよ」
みかやん「ひいぃ。で、それ、どうしたの?」
ダサ坊「汚物として分けておかなきゃなんないでしょ。タオルをビニール袋に入れたかったんだけど、湯桶にはお湯も入ってるし、ウン○が浮いてるし、どうしようもなくて、泣きながら手にビニール袋をはめてタオルを掴んでビニール袋ごと裏返したよ。もうね。泣いた。気分的には号泣だったよ」
みかやん「そりゃ泣くね。ご愁傷様」
Oくん「で、どうしてランニング姿?」
ダサ坊「だってタオルはお湯に浸かってるんだよ。ビニール袋に入れる時にお湯がはねて服にかかったらイヤでしょう。で、泣きながらベッドを剥がそうとしたら、綺麗に布団やカバーが掛かってたんだよね」
みかやん「そーゆーのって何かを隠す為なんだよね」
ダサ坊「そのとおり!シーツにもベッタリとウン○がついててさ、シーツの上にはバスタオルがあったんだけど、まさにそのバスタオルで尻を拭いたって感じにウン○が付いてたんだよ。吐きそうで限界だったよ」
Oくん「おええぇっ。でもわかるよ。俺も他人のウン○の臭いで何度か本気で吐きそうになったもん」
ダサ坊「看護や介護の仕事をしてる人を尊敬するね」
Oくん「俺には無理っ」
みかやん「ああっ!ところでその部屋の掃除は済んでるの?」
ダサ坊「それなら大丈夫。C班に入って貰ったよ」
Oくん「まあそれでもご飯はちゃんと食べてね」
ダサ坊「食えないよ〜。一生、カレー食えない身体になったかも」
みかやん「そんな事、言われたらあたしまでカレー食えないよ」
Oくん「ウン○食ってる時にカレーの話するなって笑い話あったね」
ダサ坊「笑えない」
落ち込むダサ坊を励まして控え室へ戻ると、C班の人達が帰り支度をしていた。
C班Yさん「ちょっと!聞いた?ウン○でウン○で大変だったの」
みかやん「今、ダサ坊に聞いてきました」
C班K氏「何なんだろうね。浣腸した様子もなかったよ」
C班Dさん「男なのか女なのかもわからないしねぇ」
C班Yさん「汚物の山だよ。シーツにフェイスタオルにバスタオル。ダサ坊なんかもう顔面蒼白だったんだよ。別の部屋の掃除に入ってたらさ、ダサ坊から電話きて”すぐ来て下さい”って言うんだもん。何事かと思ったら大事だったもんね」
Oくん「顔面蒼白にもなりますよね。ホント、ウン○だけは勘弁して欲しいっすね」
一同「ほんと、ほんと」
ウン○のお客さんが帰るのがもう少し遅かったら、私とOくんが掃除に入らなければならないところだった。C班全員で消毒して回って大変だったそうだ。結局その部屋は除菌消臭のオゾンマシンをかける為、売り止めになった。ダサ坊はガックリと肩を落とし、力無く「お先に〜」と言って帰っていった。何とも痛々しい姿だった。
その後、Oくんと私は血まみれの部屋に遭遇したが、ウン○に比べたら血なんか可愛い物だと思った。
朝になり、後片付けやリネン帳の締めを開始した。今日はどの班も汚物に見舞われたようで、リネン帳の汚物欄がいっぱいで、汚物専用のリネン袋も満杯になっていた。血は許す、百歩譲ってゲロも許す。だが、ウン○だけは勘弁して欲しいものだ。
今日はOくんとの勤務。近所の神社のお祭りなので、祭り帰りのお客さんで忙しくなるのか?と思えば、大々的な花火大会などとは違って、近所のお祭りくらいではそんなに忙しくはならないという噂だった。出勤してモニターを見ると、8部屋しか在室がなく噂どおりだと思っていた。
のんびりとフロントへ出勤の打刻をしに行くと、ダサ坊がランニングシャツ姿で打ちひしがれていた。
みかやん「どうしたの?服装とポーズが合ってないよ」
ダサ坊「聞いてよ。みかやん。さっき俺、泣いたよ」
みかやん「ええっ?何かあったの?」
ダサ坊「さっき、ハギに入ったらさ。何か臭ったんだ。取り敢えずハギに入ったらまず風呂の様子を見る事になってるから、風呂へ行ったらお湯が入ってたから栓を抜いたんだよね。で、ふと振り返ったら湯桶にお湯とフェイスタオルが入ってて、そのタオルに茶色い物が付いててさ、お湯の表面にも茶色い物体が浮いてたんだよ〜」
Oくん「ひえーっ!う、ウン○かい?」
ダサ坊「そうなんだよ。ウン○だったのさ〜。俺、マジで吐きそうになって苦しかったよ。だってタオルにはウン○ベッタリだし、固形の物が浮いてたんだよ。吐きそうなの堪えたら涙が出たよ」
みかやん「ひいぃ。で、それ、どうしたの?」
ダサ坊「汚物として分けておかなきゃなんないでしょ。タオルをビニール袋に入れたかったんだけど、湯桶にはお湯も入ってるし、ウン○が浮いてるし、どうしようもなくて、泣きながら手にビニール袋をはめてタオルを掴んでビニール袋ごと裏返したよ。もうね。泣いた。気分的には号泣だったよ」
みかやん「そりゃ泣くね。ご愁傷様」
Oくん「で、どうしてランニング姿?」
ダサ坊「だってタオルはお湯に浸かってるんだよ。ビニール袋に入れる時にお湯がはねて服にかかったらイヤでしょう。で、泣きながらベッドを剥がそうとしたら、綺麗に布団やカバーが掛かってたんだよね」
みかやん「そーゆーのって何かを隠す為なんだよね」
ダサ坊「そのとおり!シーツにもベッタリとウン○がついててさ、シーツの上にはバスタオルがあったんだけど、まさにそのバスタオルで尻を拭いたって感じにウン○が付いてたんだよ。吐きそうで限界だったよ」
Oくん「おええぇっ。でもわかるよ。俺も他人のウン○の臭いで何度か本気で吐きそうになったもん」
ダサ坊「看護や介護の仕事をしてる人を尊敬するね」
Oくん「俺には無理っ」
みかやん「ああっ!ところでその部屋の掃除は済んでるの?」
ダサ坊「それなら大丈夫。C班に入って貰ったよ」
Oくん「まあそれでもご飯はちゃんと食べてね」
ダサ坊「食えないよ〜。一生、カレー食えない身体になったかも」
みかやん「そんな事、言われたらあたしまでカレー食えないよ」
Oくん「ウン○食ってる時にカレーの話するなって笑い話あったね」
ダサ坊「笑えない」
落ち込むダサ坊を励まして控え室へ戻ると、C班の人達が帰り支度をしていた。
C班Yさん「ちょっと!聞いた?ウン○でウン○で大変だったの」
みかやん「今、ダサ坊に聞いてきました」
C班K氏「何なんだろうね。浣腸した様子もなかったよ」
C班Dさん「男なのか女なのかもわからないしねぇ」
C班Yさん「汚物の山だよ。シーツにフェイスタオルにバスタオル。ダサ坊なんかもう顔面蒼白だったんだよ。別の部屋の掃除に入ってたらさ、ダサ坊から電話きて”すぐ来て下さい”って言うんだもん。何事かと思ったら大事だったもんね」
Oくん「顔面蒼白にもなりますよね。ホント、ウン○だけは勘弁して欲しいっすね」
一同「ほんと、ほんと」
ウン○のお客さんが帰るのがもう少し遅かったら、私とOくんが掃除に入らなければならないところだった。C班全員で消毒して回って大変だったそうだ。結局その部屋は除菌消臭のオゾンマシンをかける為、売り止めになった。ダサ坊はガックリと肩を落とし、力無く「お先に〜」と言って帰っていった。何とも痛々しい姿だった。
その後、Oくんと私は血まみれの部屋に遭遇したが、ウン○に比べたら血なんか可愛い物だと思った。
朝になり、後片付けやリネン帳の締めを開始した。今日はどの班も汚物に見舞われたようで、リネン帳の汚物欄がいっぱいで、汚物専用のリネン袋も満杯になっていた。血は許す、百歩譲ってゲロも許す。だが、ウン○だけは勘弁して欲しいものだ。
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