ラブホ奮戦記279日目:人件費削減
2003年9月14日0:00-9:00. 13部屋掃除
今日はトドとの勤務。暇な日曜のはずが明日は祝日なので今夜は土曜のノリで忙しく、C班のTさんが午前2時まで残ってくれた。仕事は忙しいが、Tさんの明るさに救われた。
Tさん「D班の時間帯もこんなに忙しいと思わなかったの。私達が帰る1時頃が一番忙しいんだね。なのにたった2人だとキツイでしょ。若くなきゃD班は勤まらないねぇ。あはははは」
みかやん「C班の忙しさには敵わないよ。ウチなんか暇な時はかなり暇だからね。C班の仕事で疲れてるのに、ウチの班の分も働いて貰って心苦しいよ」
Tさん「なんもさ。ウチはなんだかんだ言ったって2組でやってるからね。20部屋やっても1組10部屋しかやってないんだから、D班と変わらないって。私はトシだから堪えるけどね。あっはっは」
部屋へ掃除に入ってもC班のTさんはとても明るい。
「どうしてスキンをゴミ箱に入れないで枕元に飾るんだろうね。あっはっは」
「男のお客さん、トイレにシッコじゃなくて別の物をまいてるよ。あははは」
「生理ならフェイスタオルで拭かないでティッシュで拭いたらいいのにね。あっはっはー」
「ラブホテルに生理のお客さんが来るなんて夢にも思ってなかったさ。あはははは」
Oくんやトドなら大いに怒るところなのに、Tさんは明るく笑い飛ばす。Tさんといい、ダサ坊やSさん等々C班がらみの人達は、みんな明るくて働き者でいい人ばかりだ。
Tさんが帰った後、トドと2人で入った部屋で缶コーヒーをゲッツ!「ゲッツ!ゲッツ!」と喜んでいると、Fちゃんが来た。
Fちゃん「さ、お嬢ちゃん!ベッド組むぞー」
トド「はいはい」
Fちゃん「アンタは母さんだろ。みかやんを呼んだんだ」
トド「母さんって何や?アンタみたいな息子はおらんで」
みかやん「いや〜ん。お嬢ちゃんだなんて〜。えへへへ」
Fちゃん「母さん、ゆっくり風呂掃除しててくれ」
Fちゃんが何やら私のゴキゲンとりをするし、トドを追い払ったところをみると、何か良くない話があるのだろうと悟った。ベッドを挟んでFちゃんと向かい合わせになった。
Fちゃん「急な話だけど社長命令で明日からC班が3人体制になる」
みかやん「はあっ?何それ?そんなの無謀でしょう」
Fちゃん「平日限定だ。D班は金曜土曜も2人になる事になった」
みかやん「C班の人数が少なきゃこっちにしわ寄せがくるよ」
Fちゃん「金曜土曜はC班の人数を増やしてD班にまわす」
みかやん「そんな事、いつまでも続けられないって」
Fちゃん「9月に入って1回転強の日があって社長がお冠だ」
みかやん「経営者なら長い目で見ろ!って言ってやってよ」
Fちゃん「今は社長の言う事を聞いていずれ無理だと断るつもりだ」
みかやん「人数減らして掃除に時間がかかって、それで部屋を売り逃したら笑えないよ。一番忙しい時間帯のC班が3人なんて絶対無理!C班に部屋やリネンを残されても、こっちは2人なんだからパンクするの目に見えてるよ。人件費削減って手っ取り早いだろうけど、八方手を尽くして最後の手段なんじゃないの?9月に入って1回転だって、元々9月は暇な月だしホテルPのリニュアルオープンの後で最初からわかりきった事でしょう。何て短絡的な!」
Fちゃん「しーっ!まあまあ落ち着いて。俺も全く同じ意見だ。だから無理するな。無理しなくていい」
みかやん「何?パンクさせていいって話なの?」
Fちゃん「そこはリーダーのみかやんが上手くやれ。言い訳は俺がする。今までは社長の言いなりになってたけど、無理なものは無理だ。データ上に無理だという実績を乗せられればまた人を増やせるだろ。俺の言ってる意味わかるよな?」
みかやん「わかったよ。社長がデータ引っ張った時に、掃除待ちの部屋が沢山あったり、掃除待ちの時間が長かったりすりゃいいんだね」
Fちゃん「あんまりハッキリ言うなって」
みかやん「そのうち黙っててもそうなるよ」
トド「ん?何の話や?」
Fちゃん「いや、何でもない」
トド「なあなあ。何の話や?教えて教えて!」
Fちゃん「別に何も話してないぞ」
トドあたりは「ウチは知ってんねん!」と得意になってC班に情報を流したりするので、内密なんだろう。はあぁ。また面倒な事に巻き込まれそうだ。
今日はトドとの勤務。暇な日曜のはずが明日は祝日なので今夜は土曜のノリで忙しく、C班のTさんが午前2時まで残ってくれた。仕事は忙しいが、Tさんの明るさに救われた。
Tさん「D班の時間帯もこんなに忙しいと思わなかったの。私達が帰る1時頃が一番忙しいんだね。なのにたった2人だとキツイでしょ。若くなきゃD班は勤まらないねぇ。あはははは」
みかやん「C班の忙しさには敵わないよ。ウチなんか暇な時はかなり暇だからね。C班の仕事で疲れてるのに、ウチの班の分も働いて貰って心苦しいよ」
Tさん「なんもさ。ウチはなんだかんだ言ったって2組でやってるからね。20部屋やっても1組10部屋しかやってないんだから、D班と変わらないって。私はトシだから堪えるけどね。あっはっは」
部屋へ掃除に入ってもC班のTさんはとても明るい。
「どうしてスキンをゴミ箱に入れないで枕元に飾るんだろうね。あっはっは」
「男のお客さん、トイレにシッコじゃなくて別の物をまいてるよ。あははは」
「生理ならフェイスタオルで拭かないでティッシュで拭いたらいいのにね。あっはっはー」
「ラブホテルに生理のお客さんが来るなんて夢にも思ってなかったさ。あはははは」
Oくんやトドなら大いに怒るところなのに、Tさんは明るく笑い飛ばす。Tさんといい、ダサ坊やSさん等々C班がらみの人達は、みんな明るくて働き者でいい人ばかりだ。
Tさんが帰った後、トドと2人で入った部屋で缶コーヒーをゲッツ!「ゲッツ!ゲッツ!」と喜んでいると、Fちゃんが来た。
Fちゃん「さ、お嬢ちゃん!ベッド組むぞー」
トド「はいはい」
Fちゃん「アンタは母さんだろ。みかやんを呼んだんだ」
トド「母さんって何や?アンタみたいな息子はおらんで」
みかやん「いや〜ん。お嬢ちゃんだなんて〜。えへへへ」
Fちゃん「母さん、ゆっくり風呂掃除しててくれ」
Fちゃんが何やら私のゴキゲンとりをするし、トドを追い払ったところをみると、何か良くない話があるのだろうと悟った。ベッドを挟んでFちゃんと向かい合わせになった。
Fちゃん「急な話だけど社長命令で明日からC班が3人体制になる」
みかやん「はあっ?何それ?そんなの無謀でしょう」
Fちゃん「平日限定だ。D班は金曜土曜も2人になる事になった」
みかやん「C班の人数が少なきゃこっちにしわ寄せがくるよ」
Fちゃん「金曜土曜はC班の人数を増やしてD班にまわす」
みかやん「そんな事、いつまでも続けられないって」
Fちゃん「9月に入って1回転強の日があって社長がお冠だ」
みかやん「経営者なら長い目で見ろ!って言ってやってよ」
Fちゃん「今は社長の言う事を聞いていずれ無理だと断るつもりだ」
みかやん「人数減らして掃除に時間がかかって、それで部屋を売り逃したら笑えないよ。一番忙しい時間帯のC班が3人なんて絶対無理!C班に部屋やリネンを残されても、こっちは2人なんだからパンクするの目に見えてるよ。人件費削減って手っ取り早いだろうけど、八方手を尽くして最後の手段なんじゃないの?9月に入って1回転だって、元々9月は暇な月だしホテルPのリニュアルオープンの後で最初からわかりきった事でしょう。何て短絡的な!」
Fちゃん「しーっ!まあまあ落ち着いて。俺も全く同じ意見だ。だから無理するな。無理しなくていい」
みかやん「何?パンクさせていいって話なの?」
Fちゃん「そこはリーダーのみかやんが上手くやれ。言い訳は俺がする。今までは社長の言いなりになってたけど、無理なものは無理だ。データ上に無理だという実績を乗せられればまた人を増やせるだろ。俺の言ってる意味わかるよな?」
みかやん「わかったよ。社長がデータ引っ張った時に、掃除待ちの部屋が沢山あったり、掃除待ちの時間が長かったりすりゃいいんだね」
Fちゃん「あんまりハッキリ言うなって」
みかやん「そのうち黙っててもそうなるよ」
トド「ん?何の話や?」
Fちゃん「いや、何でもない」
トド「なあなあ。何の話や?教えて教えて!」
Fちゃん「別に何も話してないぞ」
トドあたりは「ウチは知ってんねん!」と得意になってC班に情報を流したりするので、内密なんだろう。はあぁ。また面倒な事に巻き込まれそうだ。
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