ラブホ奮戦記297日目:血のアホ女
2003年10月12日0:00-8:00 13部屋掃除+血のシミ取り
今日はトドとの勤務。Fちゃんが休みなのでホテルPの腐れYが来る。一昨日、フロントK子に言われたとおり、2時間働いて5分休みを繰り返さなければならないが、今回はいつもの日曜と違って明日は祝日なので、今夜は土曜の夜みたいなものだ。出勤時には満室で、午前1時までC班のDさんとTさんが残り、更に午前2時までTさんが残業してくれた。
Tさんが帰った後、丁度2時間働いたので5分の休憩をした。5分なのでおちおち弁当も食べていられず、煙草を1本とコーヒーを1口ですぐ仕事だ。日曜なので折るリネンも風呂掃除用のボロも無い。満室なので部屋で作業する事もできない。悩んだ末、ゴミ箱用のビニール袋を折る事にした。
ビニール袋は客室に3個あるゴミ箱にセットしてあるので、ゴミが入っていたらゴミ袋ごと取り替えたり、汚物を拾う時に手にはめたり、汚物を入れたりするので一日に何百枚も消費する。各自の掃除用エプロンのポケットに入る大きさにたたんで在庫するが、すぐに飽きる作業だ。
トド「アホくさっ。これから毎日こんな日が続く思たら、やってられんわ!」
みかやん「今までラクし過ぎたんだよ。普通のラブホはこんなモンらしいよ」
トド「せやけど、ウチらは他の班と違ってたった2人やで!金曜土曜なんか2人でめっちゃ忙しい思いするやん!暇な時は少し休んどったってバチ当たらんちゃうの?」
みかやん「Nさんが前に働いてたホテルRや、Oくんの友達が働いてるホテルSでも、作業し続けなきゃなんなくて、ココみたいに食っちゃ寝なんて有り得ないって話さ。会社側に言わせると6時間働いて1時間の休憩だから、6時間の労働時間以内に食っちゃ寝してる方がよっぽどバチ当たりって事なの」
トド「管理が杜撰だったのを棚に上げて今更、何言うてんねんな!隣のホテルPが改装オープンしたら、こない暇なるてわかりきった事やん!それをやな・・・」
トドの話を遮るように、モニターからお客さんが帰る事を知らせる音が響いた。危うくトド節が炸裂するところだった。
トド「部屋が空いた方がよっぽどマシやな。一晩中、ゴミ袋折りなんかやってられんて!」
誰に言うともなく吐き捨てるように叫んで部屋へ向かった。非常にマズイ展開だ。イライラしたりムカついていたりして、負の気持ちを背負って部屋へ入るとロクな目に遭わない。
部屋へ入ってベッドを見ると、ベッドカバーごと布団が枕の方へたくし上げられていた。このような場合、大抵は「何か」を隠している。ゲロ?ウン○?と脅えながら何気なくベッドの横に目をやると、血の付いたティッシュが散乱していた。「なんだ生理か」と心の準備をしてからベッドカバーを広げると、見事な日の丸になっていた。ベッドカバーの下の掛け布団も血まみれだった。
トド「何やっとんねん!どないなアホ女や!自分が生理やてわかっとったら、バスタオルでも敷けばええやん!何が悲しゅうてベッドカバーの上でやらなならんねん!洗面所のタオル類も血まみれやで」
みかやん「風呂上がりにベッドの上に押し倒されたんじゃない?」
トド「それでもや!”待って”言うて支度すりゃええやん!男はいきり立ってもうて止められんかも知れへんけど、女は止められるやん!お陰でベッドカバーも布団まで血まみれや。こないな女、女としての神経を疑うで」
みかやん「ま、とにかく早く処理しないと」
風呂掃除用のボロタオルの上に布団を広げ、風呂スポンジに水を含ませて血の部分を擦り、応急処置をした。血がついたリネン類をビニール袋に入れて、トドと手分けして汚物を持ち、一度控え室へ戻った。
ベッドカバーに漂白剤をつけて洗濯機へ放り込み、掛け布団を作業台に広げ、血のついたリネンが入ったビニール袋に「10/12 大タオル1枚 血液」などと書いてリネン袋に押し込み、新しいベッドカバーと掛け布団を持って部屋へ戻った。
トド「えっらい手間暇やで。このアホ女にウチらの作業を見せてやりたいわ。控え室戻ったら、ベッドカバー濯いで脱水して乾燥機かけて、布団はまた擦ってシミとりして竿に掛けて、やで!このアホ女1人の為に死ぬ思いや!」
みかやん「そんな大げさな」
部屋の掃除を終え、控え室へ戻り、血の始末をした。朝までにいい暇潰しになった。トドは怒りながら作業をしていたが、飽き飽きするビニール袋折りよりマシだと思った。
今日はトドとの勤務。Fちゃんが休みなのでホテルPの腐れYが来る。一昨日、フロントK子に言われたとおり、2時間働いて5分休みを繰り返さなければならないが、今回はいつもの日曜と違って明日は祝日なので、今夜は土曜の夜みたいなものだ。出勤時には満室で、午前1時までC班のDさんとTさんが残り、更に午前2時までTさんが残業してくれた。
Tさんが帰った後、丁度2時間働いたので5分の休憩をした。5分なのでおちおち弁当も食べていられず、煙草を1本とコーヒーを1口ですぐ仕事だ。日曜なので折るリネンも風呂掃除用のボロも無い。満室なので部屋で作業する事もできない。悩んだ末、ゴミ箱用のビニール袋を折る事にした。
ビニール袋は客室に3個あるゴミ箱にセットしてあるので、ゴミが入っていたらゴミ袋ごと取り替えたり、汚物を拾う時に手にはめたり、汚物を入れたりするので一日に何百枚も消費する。各自の掃除用エプロンのポケットに入る大きさにたたんで在庫するが、すぐに飽きる作業だ。
トド「アホくさっ。これから毎日こんな日が続く思たら、やってられんわ!」
みかやん「今までラクし過ぎたんだよ。普通のラブホはこんなモンらしいよ」
トド「せやけど、ウチらは他の班と違ってたった2人やで!金曜土曜なんか2人でめっちゃ忙しい思いするやん!暇な時は少し休んどったってバチ当たらんちゃうの?」
みかやん「Nさんが前に働いてたホテルRや、Oくんの友達が働いてるホテルSでも、作業し続けなきゃなんなくて、ココみたいに食っちゃ寝なんて有り得ないって話さ。会社側に言わせると6時間働いて1時間の休憩だから、6時間の労働時間以内に食っちゃ寝してる方がよっぽどバチ当たりって事なの」
トド「管理が杜撰だったのを棚に上げて今更、何言うてんねんな!隣のホテルPが改装オープンしたら、こない暇なるてわかりきった事やん!それをやな・・・」
トドの話を遮るように、モニターからお客さんが帰る事を知らせる音が響いた。危うくトド節が炸裂するところだった。
トド「部屋が空いた方がよっぽどマシやな。一晩中、ゴミ袋折りなんかやってられんて!」
誰に言うともなく吐き捨てるように叫んで部屋へ向かった。非常にマズイ展開だ。イライラしたりムカついていたりして、負の気持ちを背負って部屋へ入るとロクな目に遭わない。
部屋へ入ってベッドを見ると、ベッドカバーごと布団が枕の方へたくし上げられていた。このような場合、大抵は「何か」を隠している。ゲロ?ウン○?と脅えながら何気なくベッドの横に目をやると、血の付いたティッシュが散乱していた。「なんだ生理か」と心の準備をしてからベッドカバーを広げると、見事な日の丸になっていた。ベッドカバーの下の掛け布団も血まみれだった。
トド「何やっとんねん!どないなアホ女や!自分が生理やてわかっとったら、バスタオルでも敷けばええやん!何が悲しゅうてベッドカバーの上でやらなならんねん!洗面所のタオル類も血まみれやで」
みかやん「風呂上がりにベッドの上に押し倒されたんじゃない?」
トド「それでもや!”待って”言うて支度すりゃええやん!男はいきり立ってもうて止められんかも知れへんけど、女は止められるやん!お陰でベッドカバーも布団まで血まみれや。こないな女、女としての神経を疑うで」
みかやん「ま、とにかく早く処理しないと」
風呂掃除用のボロタオルの上に布団を広げ、風呂スポンジに水を含ませて血の部分を擦り、応急処置をした。血がついたリネン類をビニール袋に入れて、トドと手分けして汚物を持ち、一度控え室へ戻った。
ベッドカバーに漂白剤をつけて洗濯機へ放り込み、掛け布団を作業台に広げ、血のついたリネンが入ったビニール袋に「10/12 大タオル1枚 血液」などと書いてリネン袋に押し込み、新しいベッドカバーと掛け布団を持って部屋へ戻った。
トド「えっらい手間暇やで。このアホ女にウチらの作業を見せてやりたいわ。控え室戻ったら、ベッドカバー濯いで脱水して乾燥機かけて、布団はまた擦ってシミとりして竿に掛けて、やで!このアホ女1人の為に死ぬ思いや!」
みかやん「そんな大げさな」
部屋の掃除を終え、控え室へ戻り、血の始末をした。朝までにいい暇潰しになった。トドは怒りながら作業をしていたが、飽き飽きするビニール袋折りよりマシだと思った。
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