ラブホ奮戦記321日目:消臭楽園
2003年11月18日0:00-6:00 3部屋掃除+リネン折り
今日はOくんとの勤務。出勤してモニターを見ると在室がたったの2つ。今夜も暇ヒマモードだ。火曜なので大量のリネンが届いており、リネン折りで暇を潰すしかない。静かな作業室で黙々とリネンを折っているとすぐに眠たくなるので、Oくんと無理矢理テンションを上げて話をしてしのぐ。
Oくん「俺、明日と明後日2連休なんだけど、休みの前の日がみかやんと一緒で助かったよ。これがトドだったら、どよ〜どよの気分で休みに入るとこだったよ」
みかやん「あたしゃOちゃんが休みの間、トドと2人だよ。萎えるって」
Oくん「最近一段と表現が露骨になって、トドのシモネタは笑えないんだよね。トドの口から”セックス”とか”ザーメン”って言葉が発せられる度に、EDの危機を感じるよ」
みかやん「本当に表現が露骨になって、日記に書けない時があるもん」
Oくん「えっ?今、何て言ったの?」
みかやん「あっ、いやいや、聞くに耐えない時があるって言ったの」
いかんいかん。ついうっかり口を滑らせて変な汗が出た。運良く丁度、部屋が空いたので、いそいそと出動の準備をした。ふとモニターを見ると、その部屋のお客さんの滞在時間は39分だった。私は風呂掃除セットを持ち、Oくんは部屋掃除セットと洗面&トイレ掃除セットを持って出動した。
部屋へ入ると何とも生臭かった。前にも嗅いだ事のある匂いだ。この生魚が腐ったような匂いは・・・こ、これは激臭ナプキンの匂いだ。さりげなくトイレの方へ近づいてみると、やはり匂いが強くなった。間違いない。
基本的に風呂掃除セットを持って出動した人が風呂係になる。トイレ掃除セットを持って出動しなくて良かったと、秘かに胸を撫で下ろした。トイレのドアを開けて「ぐえ〜。ゲホッゲホッ」と咽せるOくんの姿が目に浮かんだが、「代わってくれ」と言われてもイヤなので黙っていた。
Oくん「あのさ。俺が風呂掃除をしようか?この部屋の風呂は広いから大変だよ」
みかやん「いやいや。全然大丈夫。リネン折ってて寒かったから暖まりたいんだ」
Oくん「いやいや俺が風呂をやるよ。みかやんはまだ本調子じゃないんだから」
みかやん「いやいや。あたしならもう大丈夫だから」
Oくん「やっぱり、この匂いに気が付いてるよね?」
みかやん「なんだ。Oちゃんも気づいてたんだ」
Oくん「ごめんなさ〜い。一緒にトイレ行ってよ〜。絶対、トイレだよ〜。1人で行けないよ〜」
最初から素直にそう言えば良いものを。私をハメようだなんて10年早い。取り敢えずOくんの後からトイレへ向かった。「せーの!」で息を止めてトイレのドアを開け、Oくんは汚物入れにまっしぐらだった。素早く汚物入れからビニール袋ごと激臭ナプキンを回収すれば良いのに、汚物入れの蓋にビニール袋が上手い具合に挟まっていて、なかなか取れなかった。
Oくん「ぷはーっ!うっ、ぐはっ!ぐえぇ〜。タンポンだったよ〜」
みかやん「あはは!”ぐはっ!”って。笑わせないでよ〜。うわっ、臭っ」
汚物入れには微量の血が付いたタンポンが1個入っていただけなのに、それが異常に強力な悪臭を放っていた。最近、会社が秘密兵器を仕入れてくれたのを思い出し、早速使ってみる事にした。”消臭楽園・プロ(業務用)”というシロモノだ。たった3秒のジェット噴射で楽園と化すらしい。
2人で「1、2、3」と数えて噴射して、その直後に思いっきり鼻から息を吸い込んでみた。結果、2人とも「あいたたた」と鼻を押さえた。業務用なので鼻が痛くなるくらい強力なのだろう。落ち着いて匂いを嗅ぐと、何事もなかったように匂いが消えていて驚いたが、身体には悪そうだし楽園にはならなかった。
やれやれとトイレを出て何気に風呂を覗くと、風呂を使った形跡がなくラッキーだった。風呂掃除がラッキーだった場合は、風呂係がトイレ係になる。
Oくん「ひでえ!みかやんがトイレ係だったんじゃないか!」
みかやん「あたしを陥れようだなんて考えるから悪いんだよ」
Oくん「激臭と痛みが俺の鼻を直撃したんだよ」
みかやん「匂いが気になって風呂の事、忘れたよね。あははは」
Oくん「笑うな〜」
だからOくん、10年早いんだってば。キミが34才になったら、その時は騙されてあげるさ。
今日はOくんとの勤務。出勤してモニターを見ると在室がたったの2つ。今夜も暇ヒマモードだ。火曜なので大量のリネンが届いており、リネン折りで暇を潰すしかない。静かな作業室で黙々とリネンを折っているとすぐに眠たくなるので、Oくんと無理矢理テンションを上げて話をしてしのぐ。
Oくん「俺、明日と明後日2連休なんだけど、休みの前の日がみかやんと一緒で助かったよ。これがトドだったら、どよ〜どよの気分で休みに入るとこだったよ」
みかやん「あたしゃOちゃんが休みの間、トドと2人だよ。萎えるって」
Oくん「最近一段と表現が露骨になって、トドのシモネタは笑えないんだよね。トドの口から”セックス”とか”ザーメン”って言葉が発せられる度に、EDの危機を感じるよ」
みかやん「本当に表現が露骨になって、日記に書けない時があるもん」
Oくん「えっ?今、何て言ったの?」
みかやん「あっ、いやいや、聞くに耐えない時があるって言ったの」
いかんいかん。ついうっかり口を滑らせて変な汗が出た。運良く丁度、部屋が空いたので、いそいそと出動の準備をした。ふとモニターを見ると、その部屋のお客さんの滞在時間は39分だった。私は風呂掃除セットを持ち、Oくんは部屋掃除セットと洗面&トイレ掃除セットを持って出動した。
部屋へ入ると何とも生臭かった。前にも嗅いだ事のある匂いだ。この生魚が腐ったような匂いは・・・こ、これは激臭ナプキンの匂いだ。さりげなくトイレの方へ近づいてみると、やはり匂いが強くなった。間違いない。
基本的に風呂掃除セットを持って出動した人が風呂係になる。トイレ掃除セットを持って出動しなくて良かったと、秘かに胸を撫で下ろした。トイレのドアを開けて「ぐえ〜。ゲホッゲホッ」と咽せるOくんの姿が目に浮かんだが、「代わってくれ」と言われてもイヤなので黙っていた。
Oくん「あのさ。俺が風呂掃除をしようか?この部屋の風呂は広いから大変だよ」
みかやん「いやいや。全然大丈夫。リネン折ってて寒かったから暖まりたいんだ」
Oくん「いやいや俺が風呂をやるよ。みかやんはまだ本調子じゃないんだから」
みかやん「いやいや。あたしならもう大丈夫だから」
Oくん「やっぱり、この匂いに気が付いてるよね?」
みかやん「なんだ。Oちゃんも気づいてたんだ」
Oくん「ごめんなさ〜い。一緒にトイレ行ってよ〜。絶対、トイレだよ〜。1人で行けないよ〜」
最初から素直にそう言えば良いものを。私をハメようだなんて10年早い。取り敢えずOくんの後からトイレへ向かった。「せーの!」で息を止めてトイレのドアを開け、Oくんは汚物入れにまっしぐらだった。素早く汚物入れからビニール袋ごと激臭ナプキンを回収すれば良いのに、汚物入れの蓋にビニール袋が上手い具合に挟まっていて、なかなか取れなかった。
Oくん「ぷはーっ!うっ、ぐはっ!ぐえぇ〜。タンポンだったよ〜」
みかやん「あはは!”ぐはっ!”って。笑わせないでよ〜。うわっ、臭っ」
汚物入れには微量の血が付いたタンポンが1個入っていただけなのに、それが異常に強力な悪臭を放っていた。最近、会社が秘密兵器を仕入れてくれたのを思い出し、早速使ってみる事にした。”消臭楽園・プロ(業務用)”というシロモノだ。たった3秒のジェット噴射で楽園と化すらしい。
2人で「1、2、3」と数えて噴射して、その直後に思いっきり鼻から息を吸い込んでみた。結果、2人とも「あいたたた」と鼻を押さえた。業務用なので鼻が痛くなるくらい強力なのだろう。落ち着いて匂いを嗅ぐと、何事もなかったように匂いが消えていて驚いたが、身体には悪そうだし楽園にはならなかった。
やれやれとトイレを出て何気に風呂を覗くと、風呂を使った形跡がなくラッキーだった。風呂掃除がラッキーだった場合は、風呂係がトイレ係になる。
Oくん「ひでえ!みかやんがトイレ係だったんじゃないか!」
みかやん「あたしを陥れようだなんて考えるから悪いんだよ」
Oくん「激臭と痛みが俺の鼻を直撃したんだよ」
みかやん「匂いが気になって風呂の事、忘れたよね。あははは」
Oくん「笑うな〜」
だからOくん、10年早いんだってば。キミが34才になったら、その時は騙されてあげるさ。
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