0:00-6:00(8:00) 8部屋掃除+6部屋ハギ 
今日はC班のK氏との勤務。Fちゃんが休みなのでフロント代行はOくんだった。11月9日から日曜日だけC班のK氏がD班勤務となり、Oくんがフロントをする事になったが、私はこの変則勤務は今日が初めてだった。K氏は、時々午前3時まで残業してくれるが、2人だけで仕事をした事は無い。年下の男友達は沢山いるし、YくんやOくんとの2人勤務は苦にはならなかったが、年上のK氏と2人だと思うと緊張した。

私が出勤するとK氏は既に出勤していて「みかやんさん、おはようございます。準備はしておきましたが念の為に確認して頂けますか?」と言われ、ますます緊張した。トシは私の方が下だが、仕事の上では私の方が先輩だ。

みかやん「あの〜。敬語はやめようよ〜」

K氏「みかやんさんはD班のリーダーですよ。僕なんか半人前ですから。今日は宜しくお願いします」

いつもとキャラが違うじゃないか。「Oちゃん、早く来て〜」と祈るような気持ちでOくんを待った。やがてフロントOくん登場。Oくんは「おはようございます」とフロントへ直行しようとしたので、「Oちゃん!助けて〜。あたしゃ何となく気詰まりだよ〜」と目で訴えた。少し経ってダサ坊から電話がきた。「面白い物があるからK氏とフロントへおいで」と言われ、「天の助け!」とフロントへ急行した。

ダサ坊が言う”面白い物”とは、サディスティック何とかというエロ雑誌だった。客の忘れ物だったのを回収してパラパラと見ていると、Oくんにソックリなエロ男優が自分のチン○ンを握ってニッコリ微笑んでいるページがあったそうだ。

早速そのページを開いてみると、教室で高校生の男女が入り乱れて・・・というような設定になっていて、女の子はセーラー服、男の子は白の開襟シャツに黒のズボンだった。その入り乱れた男女の中に確かにOくんがいた。

みかやん「あーはっはっ!Oちゃんだよ。なんちゃって高校生までしてお小遣い稼ぎしたかったの?」

K氏「ぶぁはは。みかやん、これはOくんだね。Oくん、いくら貰ったのさ?」

ダサ坊「ソックリって言うか本人だよね?しかも”西村君”って役名まで貰ってるんだよ」

K氏、ダサ坊、みかやん「あはは。何で西村君なのさ〜?」

Oくん「まさか皆さん、本気で言ってるんじゃないでしょうね?俺じゃないっすよ」

K氏、ダサ坊、みかやん「いいって。いいって。4人だけの秘密にしてあげる」

お陰様で、K氏はいつものK氏に戻り、私の緊張もほぐれた。ノってきたK氏は最近一番驚いた事件を話してくれた。

K氏がベッドを剥がしていると、赤い紐の切れ端が出てきたので何気に引っ張ってみると、ズルズルッと網のような物が出てきた。初めて生で目にする見事な亀甲縛りを前に、思わずベッドのシーツの上に広げてみたところ、一緒にベッドを組む係だったDさんに見つかり「何やってんの!貸しなさい!」と、もぎ取られあっさりゴミ箱へ捨てられてしまったそうだ。

K氏「見事な結びっぷりだったんだよ!よく切れるハサミを使ったみたいで紐の切り口が綺麗だったんだ」

ダサ坊「SMマニュアルには”火事や地震の時にすぐ紐を切って避難できるよう、ハサミやナイフを用意しておきましょう”って書いてあるからね」

K氏「何でそんな事、知ってるの?さっきのサディスティック何とかって本、家から持って来たんじゃないの?」

ダサ坊「一般常識だよ」
K氏、Oくん、みかやん「えええーっ」

そうこうしているうちに部屋が空き、掃除に向かった。午前3時まではダサ坊とOくんがハギをしてくれて、午前3時からはOくんが1人で完璧なハギをしてくれた。Oくんはハギに入った部屋で一人でベッドを組んでいてくれたり、余力があれば風呂掃除もしていてくれたので、私とK氏は殆どする事がなかった。

K氏「先週も先々週もこんなハギはしてくれなかったんだよ。ダサ坊もOくんも口止め料のつもりで、一生懸命にハギをしてくれてるのかなぁ」

みかやん「あははは。ダサ坊がSMマニアだって事も、Oくんがエロ雑誌のモデルだった事も、黙っててあげようね」

心配していたK氏との2人勤務も和やかなまま終わり、朝6時にK氏を見送って私は8時までOくんのハギとフロント業務を手伝った。2時間の時給分、今度Oくんにご飯でもご馳走して貰おうかと思ったが、今日はフロントOくん大活躍だったので許してあげよう。

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