ラブホ奮戦記332日目:トド転倒
2003年12月4日0:00-6:00 7部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。フロントへ行くとDさん1人だった。今日から、ダサ坊が休みの日はDさんが1人でフロントをする事になったそうだ。
みかやん「フロントデビューおめでとうございます〜」
Dさん「1人だと不安なの〜。ダサ坊に書いて貰ったメモだけが頼りよ。お陰様で今日は暇だし、珍しくデリ部屋も無いの。で、お願い!今日だけハギは勘弁して貰えない?」
みかやん「いいですよ。2人でゆっくりやりますから気にしないで下さいね」
Dさん「ありがとう。あと1時間、何とか1人でも頑張るね」
とは言ったものの掃除待ちの部屋が3つ有り、トドがグレる。
トド「何を言うとんねんな。ハギも立派なフロントの仕事やんか。それをせんとは何事や!明らかな怠慢やん!こない言うたら悪いけど、なんぼDさんがお年寄りかて仕事は別や。やらなならん事はきっちりやって貰わな困るで!仕事なんやから。こんな事で甘えられても困るがな。何がフロントデビューや。きっちりハギもして、そんで初めてデビューやんか。こんなんちゃうで!」
怒り過ぎだ。本人に言うたらええやんか。
トドは延々と文句を言っていたが、聞き流して1部屋目の掃除へ向かった。ベッドを組み終わり、トドは風呂へ行った。すぐに「キュー」と言う風呂スリッパが滑る音と、「ぎゃあああ!」と言う叫び声と、「ビチャ!」「ビダーン!」「バリッ!」というわけのわからない音がしたかと思ったら、「あいたた。あっ、あかん。どないしよ」と言う声が聞こえてきた。
一瞬のうちに様々な音や声が聞こえてきたので風呂へ駆け付けると、トドが大股開きで風呂に倒れていた。「大丈夫?」と声を掛けたかったが、「だいじょうぶぁはははー!」になった。トドがはいていた一昔前の履き古した何とかウォッシュジーンズの股の部分が全開に破れていた。本当はもっと笑いたかったがトドが痛がるので笑えなかった。
トド「透明でよう見えんけど、床一面にローションがこぼれてんねん!思いっきり滑ってもうたわ。あーあー。どないしよ。ズボン濡れてもうたし破れてもうたし最悪やん」
みかやん「・・・(言葉を発すると大笑いしてしまいそうで口を開けない)」
「あとは大丈夫や」と、トドは風呂掃除用のボロ大タオルを腰に巻いて、慎重に歩きながら風呂掃除を再開した。走って風呂から死角になる場所へ行って、ケンケン笑いをした。風呂からは「うわっ。風呂の椅子もローションでベタベタや〜」「色のついたローションを使って欲しいわ〜」「控え室戻ったらどないしよ〜」と言うトドの声が響いていて、ますます笑いを誘った。
次の部屋でもベッドを組むが、真向かいにいる腰巻き姿のトドが笑えて、まともに見られなかった。死ぬほど笑いを噛み殺しながら何とか3部屋の掃除を終え、控え室へ戻った。トドはいつも持ち歩いている裁縫セットを今日に限って忘れていて、フロントにも裁縫セットは無かった。
トド「どないしよ。朝まで腰巻きのまま言うのもなぁ」
みかやん「んがっ、ガ、ガムテープでも貼っておいたら?(がはは!と笑いそうになった)」
トド「なんぼなんでも、股にガムテープベタベタはないやろ。マエバリやないねんで」
みかやん「・・・(笑いを噛み殺しきれず呼吸困難)」
あまりの事に走ってフロントへ避難した。
みかやん「だはははは。もう駄目。助けて〜。あはははー」
Fちゃん「アイツ、何で腰巻きなのよ?気持ち悪いなぁ」
みかやん「風呂で転んでズボン全開に破れたのさー。あははは」
Fちゃん「あっはっは。アイツの場合は太り過ぎだからなぁ」
みかやん「かくかくしかじかDさんの悪口を言ってて、あの姿になって。もうおかしくておかしくて。なのにあたし”ガムテープ貼れば?”なんて言って。あぁ涙出る〜」
Fちゃん「文句ばかり言ってっからよ。でも腰巻き姿で居られたら不気味だし、客と会ったら大変だ。苦情くるぞ。仕方ない、俺のジャージでも貸してやるか。しかしお笑いだな。あははは」
かくしてトドはFちゃんのジャージ姿になった。Fちゃんのジャージは裾が絞ってあるタイプだったので、トドが着ていた丈の短い上着と合わせると、インチキアラビアンナイト(もしくはハクション大魔王)のようで、ますます笑いがこみ上げて苦しかった。しかし、このテの話は、その場に居合わせて見た者でなければわからないのが残念だ。はーっ。死ぬかと思った。
今日はトドとの勤務。フロントへ行くとDさん1人だった。今日から、ダサ坊が休みの日はDさんが1人でフロントをする事になったそうだ。
みかやん「フロントデビューおめでとうございます〜」
Dさん「1人だと不安なの〜。ダサ坊に書いて貰ったメモだけが頼りよ。お陰様で今日は暇だし、珍しくデリ部屋も無いの。で、お願い!今日だけハギは勘弁して貰えない?」
みかやん「いいですよ。2人でゆっくりやりますから気にしないで下さいね」
Dさん「ありがとう。あと1時間、何とか1人でも頑張るね」
とは言ったものの掃除待ちの部屋が3つ有り、トドがグレる。
トド「何を言うとんねんな。ハギも立派なフロントの仕事やんか。それをせんとは何事や!明らかな怠慢やん!こない言うたら悪いけど、なんぼDさんがお年寄りかて仕事は別や。やらなならん事はきっちりやって貰わな困るで!仕事なんやから。こんな事で甘えられても困るがな。何がフロントデビューや。きっちりハギもして、そんで初めてデビューやんか。こんなんちゃうで!」
怒り過ぎだ。本人に言うたらええやんか。
トドは延々と文句を言っていたが、聞き流して1部屋目の掃除へ向かった。ベッドを組み終わり、トドは風呂へ行った。すぐに「キュー」と言う風呂スリッパが滑る音と、「ぎゃあああ!」と言う叫び声と、「ビチャ!」「ビダーン!」「バリッ!」というわけのわからない音がしたかと思ったら、「あいたた。あっ、あかん。どないしよ」と言う声が聞こえてきた。
一瞬のうちに様々な音や声が聞こえてきたので風呂へ駆け付けると、トドが大股開きで風呂に倒れていた。「大丈夫?」と声を掛けたかったが、「だいじょうぶぁはははー!」になった。トドがはいていた一昔前の履き古した何とかウォッシュジーンズの股の部分が全開に破れていた。本当はもっと笑いたかったがトドが痛がるので笑えなかった。
トド「透明でよう見えんけど、床一面にローションがこぼれてんねん!思いっきり滑ってもうたわ。あーあー。どないしよ。ズボン濡れてもうたし破れてもうたし最悪やん」
みかやん「・・・(言葉を発すると大笑いしてしまいそうで口を開けない)」
「あとは大丈夫や」と、トドは風呂掃除用のボロ大タオルを腰に巻いて、慎重に歩きながら風呂掃除を再開した。走って風呂から死角になる場所へ行って、ケンケン笑いをした。風呂からは「うわっ。風呂の椅子もローションでベタベタや〜」「色のついたローションを使って欲しいわ〜」「控え室戻ったらどないしよ〜」と言うトドの声が響いていて、ますます笑いを誘った。
次の部屋でもベッドを組むが、真向かいにいる腰巻き姿のトドが笑えて、まともに見られなかった。死ぬほど笑いを噛み殺しながら何とか3部屋の掃除を終え、控え室へ戻った。トドはいつも持ち歩いている裁縫セットを今日に限って忘れていて、フロントにも裁縫セットは無かった。
トド「どないしよ。朝まで腰巻きのまま言うのもなぁ」
みかやん「んがっ、ガ、ガムテープでも貼っておいたら?(がはは!と笑いそうになった)」
トド「なんぼなんでも、股にガムテープベタベタはないやろ。マエバリやないねんで」
みかやん「・・・(笑いを噛み殺しきれず呼吸困難)」
あまりの事に走ってフロントへ避難した。
みかやん「だはははは。もう駄目。助けて〜。あはははー」
Fちゃん「アイツ、何で腰巻きなのよ?気持ち悪いなぁ」
みかやん「風呂で転んでズボン全開に破れたのさー。あははは」
Fちゃん「あっはっは。アイツの場合は太り過ぎだからなぁ」
みかやん「かくかくしかじかDさんの悪口を言ってて、あの姿になって。もうおかしくておかしくて。なのにあたし”ガムテープ貼れば?”なんて言って。あぁ涙出る〜」
Fちゃん「文句ばかり言ってっからよ。でも腰巻き姿で居られたら不気味だし、客と会ったら大変だ。苦情くるぞ。仕方ない、俺のジャージでも貸してやるか。しかしお笑いだな。あははは」
かくしてトドはFちゃんのジャージ姿になった。Fちゃんのジャージは裾が絞ってあるタイプだったので、トドが着ていた丈の短い上着と合わせると、インチキアラビアンナイト(もしくはハクション大魔王)のようで、ますます笑いがこみ上げて苦しかった。しかし、このテの話は、その場に居合わせて見た者でなければわからないのが残念だ。はーっ。死ぬかと思った。
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