ラブホ奮戦記334日目:お別れの日
2003年12月8日0:00-6:00 2部屋掃除+リネン折り+3部屋本送
今日はトドとの勤務。フロントへ行くとダサ坊が神妙な顔をして待っていた。
ダサ坊「明日、みかやんが休みだから今日でお別れなんだ。あの。また飲みに行こうね」
トド「そうやそうや、みんなで飲みに行こうや」
ダサ坊「みかや〜ん、俺、ホテルPなんか行きたくないよ〜」
トドの話なんか聞いちゃいないダサ坊だった。お陰でまたトドがグレ気味になった。部屋が空いたのですぐ出動する事にしたが、それは風呂が広くて掃除が面倒な201号室だった。いつも1部屋目はトドが私に気を遣って風呂係をするが、今以上トドの機嫌が悪くならないようにと私が風呂掃除セットを持って出動した。
201号室に入ったとたん、トドが「はあぁっ?何でや?」と叫んだので見ると、掛け布団やベッドカバーが放り散らかされ、ベッドマットが剥き出しになっていた。あの分厚くて重いベッドパットがシーツやおねしょマットごと、忽然と消えていた。
みかやん「えええっ?何で?さっきフロントでダサ坊と話しながらもモニターを見てたけど、お客さんは普通に帰ってったよね」
トド「あんなモンを持って通路を歩いとったらイヤでも目立つわな。ベッドパットなんか重いし、なんぼたたんでもかなり大きいで」
トド&みかやん「って事は部屋にあるの?」
取り敢えず窓を開けて下を見てみたが、外には捨てられてなかった。風呂を見て、トイレを見てみてもベッドパットは無かった。しかし、サウナ方面へ近づくと何か臭うし、サウナの電気がこうこうと点いていて非常に怪しかった。
トドは「何やっとんねん!ココかいな?」と勢いよくサウナ室のドアを開けた。その途端、熱波と共に強烈なシッコの匂いが押し寄せてきた。ベッドパットはおねしょマットやシーツごと、サウナ室へ押し込まれていた。
トド「うわっ。シッコたれて布団をサウナで乾かしとるで!この客はいったい何を!信じられんわ」
みかやん「気持はわからないでもないけど、このまま乾かされても困るんだよね〜」
トド「子供がおねしょして親に隠すのとちゃうねんで!勝手に乾かされてもありがた迷惑や!」
2人でベッドパットを持って控え室へ運び、おねしょマットは洗濯機へ放り込み、替えのベッドパットとおねしょマットを持って部屋へ戻った。ベッドパットの交換は重くて大変だが、控え室から近い部屋だったので助かった。お風呂がラッキーだったので、私はトイレと洗面所とサウナの係になった。幸いサウナは汚れた様子がなかったが一応消毒して、消臭スプレーを噴射して済ませた。
控え室へ戻り、おねしょマットの洗濯やベッドパットのシミ取りや乾燥に追われていると、Fちゃんが来た。
Fちゃん「それ終わったらおやつ食べて、ゆっくり休んでから本送してくれないか?土日で本送ができなかった部屋があるから頼む」
と言ってFちゃんは去っていった。いつもなら控え室で一緒に休憩するのに。控え室のテーブルの上に私の大好物のシュークリームが6個あった。Fちゃんとも今日でお別れだ。最後の日に私の大好物のシュークリームを持ってきてくれるなんて・・・としんみりした。
1部屋目の本送に入ると丁度、テレビでU−20日本vs韓国の試合が始まったところだった。Fちゃんに頼まれた本送は3部屋だったので、3部屋を渡り歩きながらまんまと試合を最初から最後まで見る事ができた。
朝になってようやく2部屋目が空いた。1部屋目はお風呂がラッキーだったので、私がもう1度風呂係になるが、2部屋目もお風呂がラッキーだった。締めを終え、フロントへ行った。
Fちゃん「ご苦労さん。。。元気でやっててくれよ。達者でな」
みかやん「何、言ってんの。早く戻って来なよ。待ってるからね」
Fちゃん「俺の事だからホテルPで総スカンくってすぐ返されるかもな」
みかやん「そうそう!すぐ返品されるよ。だから早く帰っておいで」
Fちゃん「”そんな事ないよ”とか言えよ」
トド「でもな。有り得ん話やないでぇ」
Fちゃん「2人がかりでいじめられるから戻りま〜せ〜ん〜」
Fちゃん「雪が積もったら除雪に来るし、改装中や改装後にまた会えるかも知れないべ。お前ら三人とも変な奴で面白かったぞ。見かけによらず三人とも身体弱いんだから、しっかり頑張れよ」
トド「お前もな!」
一同「あはははは」
こうしてダサ坊ともFちゃんともお別れして帰った。寂しい気持でいっぱいになった。
今日はトドとの勤務。フロントへ行くとダサ坊が神妙な顔をして待っていた。
ダサ坊「明日、みかやんが休みだから今日でお別れなんだ。あの。また飲みに行こうね」
トド「そうやそうや、みんなで飲みに行こうや」
ダサ坊「みかや〜ん、俺、ホテルPなんか行きたくないよ〜」
トドの話なんか聞いちゃいないダサ坊だった。お陰でまたトドがグレ気味になった。部屋が空いたのですぐ出動する事にしたが、それは風呂が広くて掃除が面倒な201号室だった。いつも1部屋目はトドが私に気を遣って風呂係をするが、今以上トドの機嫌が悪くならないようにと私が風呂掃除セットを持って出動した。
201号室に入ったとたん、トドが「はあぁっ?何でや?」と叫んだので見ると、掛け布団やベッドカバーが放り散らかされ、ベッドマットが剥き出しになっていた。あの分厚くて重いベッドパットがシーツやおねしょマットごと、忽然と消えていた。
みかやん「えええっ?何で?さっきフロントでダサ坊と話しながらもモニターを見てたけど、お客さんは普通に帰ってったよね」
トド「あんなモンを持って通路を歩いとったらイヤでも目立つわな。ベッドパットなんか重いし、なんぼたたんでもかなり大きいで」
トド&みかやん「って事は部屋にあるの?」
取り敢えず窓を開けて下を見てみたが、外には捨てられてなかった。風呂を見て、トイレを見てみてもベッドパットは無かった。しかし、サウナ方面へ近づくと何か臭うし、サウナの電気がこうこうと点いていて非常に怪しかった。
トドは「何やっとんねん!ココかいな?」と勢いよくサウナ室のドアを開けた。その途端、熱波と共に強烈なシッコの匂いが押し寄せてきた。ベッドパットはおねしょマットやシーツごと、サウナ室へ押し込まれていた。
トド「うわっ。シッコたれて布団をサウナで乾かしとるで!この客はいったい何を!信じられんわ」
みかやん「気持はわからないでもないけど、このまま乾かされても困るんだよね〜」
トド「子供がおねしょして親に隠すのとちゃうねんで!勝手に乾かされてもありがた迷惑や!」
2人でベッドパットを持って控え室へ運び、おねしょマットは洗濯機へ放り込み、替えのベッドパットとおねしょマットを持って部屋へ戻った。ベッドパットの交換は重くて大変だが、控え室から近い部屋だったので助かった。お風呂がラッキーだったので、私はトイレと洗面所とサウナの係になった。幸いサウナは汚れた様子がなかったが一応消毒して、消臭スプレーを噴射して済ませた。
控え室へ戻り、おねしょマットの洗濯やベッドパットのシミ取りや乾燥に追われていると、Fちゃんが来た。
Fちゃん「それ終わったらおやつ食べて、ゆっくり休んでから本送してくれないか?土日で本送ができなかった部屋があるから頼む」
と言ってFちゃんは去っていった。いつもなら控え室で一緒に休憩するのに。控え室のテーブルの上に私の大好物のシュークリームが6個あった。Fちゃんとも今日でお別れだ。最後の日に私の大好物のシュークリームを持ってきてくれるなんて・・・としんみりした。
1部屋目の本送に入ると丁度、テレビでU−20日本vs韓国の試合が始まったところだった。Fちゃんに頼まれた本送は3部屋だったので、3部屋を渡り歩きながらまんまと試合を最初から最後まで見る事ができた。
朝になってようやく2部屋目が空いた。1部屋目はお風呂がラッキーだったので、私がもう1度風呂係になるが、2部屋目もお風呂がラッキーだった。締めを終え、フロントへ行った。
Fちゃん「ご苦労さん。。。元気でやっててくれよ。達者でな」
みかやん「何、言ってんの。早く戻って来なよ。待ってるからね」
Fちゃん「俺の事だからホテルPで総スカンくってすぐ返されるかもな」
みかやん「そうそう!すぐ返品されるよ。だから早く帰っておいで」
Fちゃん「”そんな事ないよ”とか言えよ」
トド「でもな。有り得ん話やないでぇ」
Fちゃん「2人がかりでいじめられるから戻りま〜せ〜ん〜」
Fちゃん「雪が積もったら除雪に来るし、改装中や改装後にまた会えるかも知れないべ。お前ら三人とも変な奴で面白かったぞ。見かけによらず三人とも身体弱いんだから、しっかり頑張れよ」
トド「お前もな!」
一同「あはははは」
こうしてダサ坊ともFちゃんともお別れして帰った。寂しい気持でいっぱいになった。
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