0:00-8:00 18部屋掃除

今日はトドとの勤務。出勤時には満室に近い状態だったというのに、C班のフロントR氏がC班全員を0時上がりさせてしまった。案の定、トドが怒り狂い始めた。

トド「おんどりゃー!なーめくっさりよって!祝日の前の日やのに2人でやれ!言うんかっ!自分はハギもようせんのに、何さらしとんねん!あのボケェ」

みかやん「”おんどりゃー”って」

と言っているうちに満室になった。

トド「ほぅら見んかい!満室なってもうたがな!どない落とし前つけてくれるんや、ボケジジイが!」

日に日にトドのガラが悪くなる。さすが元スケバンだ。

1部屋目の掃除中に2部屋目が空いたが、R氏はハギには入らない。諦めて2部屋目へ向かうと、R氏が2部屋目の鍵を開け部屋へ入るところだった。トドはR氏を追い掛け、微笑みをたたえながら「いいですよ。ウチら間に合いましたから」と言って、R氏を追い返した。

トド「見え見えやんか!ハギしたないからわざとウチらに合わせて来て、申し訳程度に鍵を開けたんやで!I氏と同じや!アホばっかでイヤんなるわ!ホンマに怒るでぇ!」

もう充分、怒ってるじゃないか。いつも思うが、そんなに怒ってるなら本人に言ってくれ。これじゃ二重人格だ。トドの怒りを逸らす為、昨日のニコニコさんの話をした。

みかやん「かくかくしかじかで、ベッドカバーとおねしょマットの洗濯をして、ベッドパットは2人に外へ持って行って貰ってパンパン叩いてからセットし直したり、何回コロコロと掃除機をかけたかわかんないよ。昨日は男手が有ったから良かったけど、あたしら2人じゃキツイと思うんだ」

トド「大変やったなぁ。ほな予めフロントの人に”ニコニコさんや”言うて貰わんと困るわな」

と話しているとI氏が来た。

みかやん「掃除機を持って出動したいので、ニコニコさんの部屋へ入る時、予め知らせて欲しいんですよ」

I氏「掃除機プレイですか?掃除機の吸い口をこんな所やあんな所に当てて”ああ〜ん”ってプレイを2人でする気なら、私も混ぜてくださいよ〜。うへへへ」

みかやん「いえいえ(あっさり無視)。昨日はニコニコさんの部屋の掃除が大変だったんです」

I氏「例のチンカスですね。だから包茎は気を付けなきゃ駄目なんですよ。激しいプレイをするからそんな事に・・・」

みかやん「じゃ宜しくお願いします(完全に無視)」

誰にも相手にされずI氏はすごすごと戻って行った。一度控え室へ戻り休憩していると部屋が空いたのでI氏へ電話したが、なかなか電話に出なかった。

I氏「お待たせしました。小用を足そうとトイレでようやくブツを出したところでした。なんせブツが大きいもので、ズボンの非常口から出すのが大変なんです。放水活動の消防士並みですよ」

みかやん「で、冷蔵庫は?(聞いちゃいない)」

I氏「201号室は冷蔵庫の補充無しです。で、ニコニコさんですよ!」

「それを先に言え」って感じだ。201号室は控え室から近いので、取り敢えず掃除機は持たずに出動した。昨日と違って、絨毯やシーツの上は比較的綺麗だった。とは言っても皮膚が1つも落ちていないワケではない。昨日あれほど剥がれ落ちたから、今日剥がれる皮膚が無かったのかも知れない。ホッと一安心するのも束の間。まるで申し合わせたように、お客さんがバタバタと帰り始めた。

珍しくI氏が次々とハギに入り、私達とベッドを組んでは次の部屋のハギへ行くのを繰り返した。Fちゃんを思い出すような働きぶりで、お陰で大助かりだった。18部屋の掃除をたった2人ではキツかっただろう。

トド「やれば出来るがな。何で今までせえへんかったんや。おかしいやろ!ウチらの顔色見てハギ入ったんやで。I氏の話に乗っとったら、いつもどおりズルズルべったりやったで。相手にせんで正解や!ズルイ言うか情けない言うか・・・」

みかやん「いいんじゃないの。全部ハギ入ってくれたし、ベッドまで組んで手伝ってくれたんだから」

トド「騙されたらアカンでぇ。あの男はそろばんづくや」

帰りる時間になり「なんやウチ、気疲れしてもうた。みかやんもしんどかったやろ」と、トドは私を家まで送ってくれた。最後までトドは「I氏は信用ならん男や」と言っていた。

私的にはI氏も改心してくれたようで、血まみれにも負けずリネン類をまとめていてくれたり、先に1人でハギをしていてくれたりしたので、何よりじゃないか?と思うのだが。

コメント

最新の日記 一覧

<<  2025年4月  >>
303112345
6789101112
13141516171819
20212223242526
27282930123

お気に入り日記の更新

日記内を検索