ラブホ奮戦記354日目:トリ○モナス
2004年1月7日0:00-6:00 6部屋掃除
今日はトドとの勤務。出勤するとC班がTさんとA氏の2人しか居なかった。
みかやん「あれ〜?今日、2人勤務だったの?」
C班Tさん「あんまり忙しくて1人倒れて早退したのよ。な〜んて嘘よ。モニターを見て」
モニターを見ると在室は1つだけだった。年始の忙しさも落ち着き一気に暇になったようだが、これでは暇過ぎだ。
C班Tさん「さっきまで無人だったのよ。あんまり暇だから1人早退したの。私、こんなの初めてよ」
みかやん「だよね〜。忙しいC班の時間帯に無人になるなんて、あたしも初耳だよ」
C班のTさんとA氏を見送り、今日もリネン折りに励んだ。今日も大量のリネンが届いていたが、C班のベテランさんは早退したし、TさんもA氏も新人なので簡単なリネンしか折れない。面倒なバスローブを中心に折りまくった。その間に続々と部屋が埋まり、やがて部屋が空いた。
1部屋目はグラスが木っ端微塵に割れていて掃除に時間がかかり、2部屋目は布団が赤ワインまみれになっていた。赤ワインのシミは血のシミよりタチが悪く、すぐに処置しなければ手遅れになるので、部屋の掃除を中断してトドと布団や枕を控え室へ運んだ。
幸いワインのシミは漂白剤と洗剤だけで薄くなったが、1部屋目のグラスの始末にもう少し時間がかかっていたら、手遅れだったかも知れない。新しい布団や枕を抱えて部屋へ戻り、掃除を再開した。
3部屋目は、男性が先に帰って女性が残っていた部屋だった。男性が帰ってから1時間程で女性も帰って行った。部屋へ入ると風呂がラッキーだった為、ベッドを組んだ後、私はトイレ&洗面係をしていた。するとトドが部屋の方からとんでもない事を叫んだ。
トド「大変や!このお客さん、トリコモナスやて!らくがき帳に書いてあるで」
みかやん「えーーーーっ!」
トド「彼氏が他の女に手を出したから別れたんやて。別れた後、アソコが痒なって病院行ったらトリコモナスやって。友達に別れた彼氏の様子を聞いたら”シッコした時、痛かったけどもう治った”って言わはったんやて。ほんで、元彼はこの子が感染した事を知らんし、この子はトリコモナスの真っ最中やから、うつしてやる為に、今日その元彼を誘って来たんやて。アカン。21才の子が何て事を。この子、怖いわ〜」
みかやん「あたし、何にも知らずにトイレ掃除しちゃったよ〜。ひぃぃん」
トド「ウチかて、何にも知らんとベッド剥がしてもうたがな〜。も〜〜〜」
トド&みかやん「勘弁してーーーーー」
トイレ掃除はしたが、トイレットペーパーが三角に折ったままだったし、トイレスリッパの位置も基本どおりになっていたので、トイレもラッキーであった事を信じたい。しかし、念の為に手術前の医者並みに手を洗って消毒した。部屋の中も全てヘトヘトになるまで消毒しまくった。控え室へ戻ったのは、この部屋に入ってから1時間半後だった。
トド「復讐もええけど、他人に迷惑かけんようやって欲しいもんや。自分が病気やてわかっとったら、普通はこんな所に来られへんで!非常識や!」
みかやん「全くだよ。自宅か、その元彼の家でやってよね。お陰であたしゃヘトヘトだよ。うつらないと分かってても、ニコニコさんだって充分怖いのにねぇ」
トド「ニコニコさんは目に見えてハッキリ分かるやろ。こないな膣炎の方が目に見えん分、もっと怖い言うか不気味やで。ウチなんかベッド剥がしたやろ。なんか気持ち悪なって、服も脱いでまいたい気分や」
みかやん「てか、まさにI氏が言う、目には目を歯には歯を粘膜には粘膜を!みたいな感じだね」
トド「せやな。粘膜から粘膜にうつるんやからな。いや、そうやのうて、こんな時にI氏の事なんか思い出したら、ますます気分わる〜なるわ」
みかやん「ごめん。それもそうだね」
出勤時には1部屋しか入ってなくて、暇だと思っていたのに、1部屋1部屋が手間のかかる部屋で、トリコモナスにトドメを刺されるとは思わなかった。すっかり弱った。私達が感染する事は無いにしても、このテのお客さんは本当に勘弁して欲しい。
今日もI氏はふてくされたままだった。相変わらず私達とは目も合わせず口もきかない。こんなのがいつまで続くのだろう。大人げないのにも程がある。
今日はトドとの勤務。出勤するとC班がTさんとA氏の2人しか居なかった。
みかやん「あれ〜?今日、2人勤務だったの?」
C班Tさん「あんまり忙しくて1人倒れて早退したのよ。な〜んて嘘よ。モニターを見て」
モニターを見ると在室は1つだけだった。年始の忙しさも落ち着き一気に暇になったようだが、これでは暇過ぎだ。
C班Tさん「さっきまで無人だったのよ。あんまり暇だから1人早退したの。私、こんなの初めてよ」
みかやん「だよね〜。忙しいC班の時間帯に無人になるなんて、あたしも初耳だよ」
C班のTさんとA氏を見送り、今日もリネン折りに励んだ。今日も大量のリネンが届いていたが、C班のベテランさんは早退したし、TさんもA氏も新人なので簡単なリネンしか折れない。面倒なバスローブを中心に折りまくった。その間に続々と部屋が埋まり、やがて部屋が空いた。
1部屋目はグラスが木っ端微塵に割れていて掃除に時間がかかり、2部屋目は布団が赤ワインまみれになっていた。赤ワインのシミは血のシミよりタチが悪く、すぐに処置しなければ手遅れになるので、部屋の掃除を中断してトドと布団や枕を控え室へ運んだ。
幸いワインのシミは漂白剤と洗剤だけで薄くなったが、1部屋目のグラスの始末にもう少し時間がかかっていたら、手遅れだったかも知れない。新しい布団や枕を抱えて部屋へ戻り、掃除を再開した。
3部屋目は、男性が先に帰って女性が残っていた部屋だった。男性が帰ってから1時間程で女性も帰って行った。部屋へ入ると風呂がラッキーだった為、ベッドを組んだ後、私はトイレ&洗面係をしていた。するとトドが部屋の方からとんでもない事を叫んだ。
トド「大変や!このお客さん、トリコモナスやて!らくがき帳に書いてあるで」
みかやん「えーーーーっ!」
トド「彼氏が他の女に手を出したから別れたんやて。別れた後、アソコが痒なって病院行ったらトリコモナスやって。友達に別れた彼氏の様子を聞いたら”シッコした時、痛かったけどもう治った”って言わはったんやて。ほんで、元彼はこの子が感染した事を知らんし、この子はトリコモナスの真っ最中やから、うつしてやる為に、今日その元彼を誘って来たんやて。アカン。21才の子が何て事を。この子、怖いわ〜」
みかやん「あたし、何にも知らずにトイレ掃除しちゃったよ〜。ひぃぃん」
トド「ウチかて、何にも知らんとベッド剥がしてもうたがな〜。も〜〜〜」
トド&みかやん「勘弁してーーーーー」
トイレ掃除はしたが、トイレットペーパーが三角に折ったままだったし、トイレスリッパの位置も基本どおりになっていたので、トイレもラッキーであった事を信じたい。しかし、念の為に手術前の医者並みに手を洗って消毒した。部屋の中も全てヘトヘトになるまで消毒しまくった。控え室へ戻ったのは、この部屋に入ってから1時間半後だった。
トド「復讐もええけど、他人に迷惑かけんようやって欲しいもんや。自分が病気やてわかっとったら、普通はこんな所に来られへんで!非常識や!」
みかやん「全くだよ。自宅か、その元彼の家でやってよね。お陰であたしゃヘトヘトだよ。うつらないと分かってても、ニコニコさんだって充分怖いのにねぇ」
トド「ニコニコさんは目に見えてハッキリ分かるやろ。こないな膣炎の方が目に見えん分、もっと怖い言うか不気味やで。ウチなんかベッド剥がしたやろ。なんか気持ち悪なって、服も脱いでまいたい気分や」
みかやん「てか、まさにI氏が言う、目には目を歯には歯を粘膜には粘膜を!みたいな感じだね」
トド「せやな。粘膜から粘膜にうつるんやからな。いや、そうやのうて、こんな時にI氏の事なんか思い出したら、ますます気分わる〜なるわ」
みかやん「ごめん。それもそうだね」
出勤時には1部屋しか入ってなくて、暇だと思っていたのに、1部屋1部屋が手間のかかる部屋で、トリコモナスにトドメを刺されるとは思わなかった。すっかり弱った。私達が感染する事は無いにしても、このテのお客さんは本当に勘弁して欲しい。
今日もI氏はふてくされたままだった。相変わらず私達とは目も合わせず口もきかない。こんなのがいつまで続くのだろう。大人げないのにも程がある。
コメント