ラブホ奮戦記355日目:イカレRの失態
2004年1月8日0:00-8:00. 10部屋掃除+ベッド下掃除
今日はOくんとの勤務。I氏の「ハギしてやっている」という恩着せがましい発言やら、リネンの在庫が無いのに部屋作業を命じられるやら、ニコニコさんの部屋を知らせてくれなかったりで、私達は非常に気分が悪いが、I氏本人がぶんむくれていて、もはやどうにもならない状態だった。
今日はOくんが出勤なので、一昨日の約束どおりベッド下掃除を始めた。ベッドの布団類を剥がし、充分に厚くて重いベッドパットを剥がし、更に重厚なベッドマットを外して木の枠だけにする。トドが言うとおり重労働なので、その作業はOくんに任せて私は風呂掃除をする事にした。
「なんじゃこりゃ〜」と言うOくんの叫びに振り返ると、木の枠内の絨毯が血だらけになっていた。普段はベッドマットの下になっていて、私達でさえ目にしない部分に血痕が付いていた。
みかやん「ええっ!何でそんな所に血がついてるの?」
Oくん「ここが前の会社の頃だったとしても、間取りからいってココにしかベッドを置けないよね?」
みかやん「じゃあ何?ベッドパットもマットも貫通する程の大量出血だったって事?」
Oくん「でも、ココがホテルEだった頃も、お客さんが死んだりした事はなかったって」
Fちゃん「知らなかったのか?ホテルE時代に、この部屋で殺人事件があって大変だったらしいぞ」
Oくん&みかやん「うわーーっ!」
いつの間にかFちゃんが居て、突然、背後から口を挟んできたので飛び上がって驚いた。
みかやん「驚かせないでよ〜。何?どうしたの?」
Fちゃん「I君にコンビニボックスのパネルの外し方を教えてくれって言われてよ〜。そんなのOくんが知ってるんだから、俺に聞かなくてもいいのによ〜」
Oくん「俺には教えて貰いたくないんだろうさ。フンッ。で、何?殺人事件?そんなの聞いてないよ〜」
みかやん「聞いたとたんに足がすくんで駄目だよ。一刻も早くこの部屋から出たいよ〜。やだ〜」
ここでI氏が部屋に入って来たので、シーンと静まった。FちゃんがI氏にコンビニボックスの外し方を教え、I氏が言われたとおりパネルを外していた。その間、Fちゃんが私達に話しかけてくるので、I氏以外の三人で大笑いしながらいろんな話をして盛り上がり、I氏だけ蚊帳の外だった。不器用なI氏もコンビニボックスのパネルを外したり付けたりが出来るようになったので、Fちゃんが帰る事になった。
Fちゃん「殺人事件なんか無かったぞ。その絨毯、よく見てみろ。四角い絨毯を何枚も並べてあるだけだ。血が付いた所のと、ベッド下のを取り替えただけだべや。ベッド下のと取り替えたら見えないべ。気が付けよな〜」
Oくん「なぁんだ。そっかー。なるほどね〜。脅かさないでよ」
話をしていると、I氏が先に帰ったので、暫しFちゃんと三人で話をした。
Fちゃん「どうだ?R君も変わったべ?」
みかやん「ありがとう。Fちゃんのお陰で助かったよ。I氏なんかに言わないで、最初からFちゃんに言ってりゃ良かったよ」
Fちゃん「R君も大変だったぞ。まず俺にヤキいれられたべ、その後、Rの奴が新年早々、空売りしたり客に逃げられたのが発覚して、常務からも社長からもヤキはいったらしいぞ」
Oくん「Rの奴が客に逃げられて、お金を貰えなかったらしいのは聞いたけど、空売りって?」
Fちゃん「例えば客がフロントのパネルで201号室のボタンを押したとするべ、ふと見たら203号室も空いてて金額も安いべ、客が203号室のボタンも押して201に行かずに203へ行く。フロントで201号室の解除をしなきゃなんないのに、Rがそれをしなかったから、201号室が無人のまま24時間経ったって事さ」
Fちゃん「客に逃げられたのは、客が金も携帯も免許証も持ってないって言うから、車検証をコピーする事になったんだってよ。Rの奴が客に”車検証持ってきて”なんて言ったもんだから、客は駐車場へ行ってそのまま帰ったんだ。普通は客に着いて行くもんだろ。みすみす逃げられやがった」
Oくん「フロント見習いの俺でもそんな事しないよ。アホ。イカレRって本当にアホ」
Fちゃん「ま、そーゆー事でRの奴も各方面からヤキはいったから、少しは変わるべ。I君とも仲良くやってくれや。じゃあな」
Oくん&みかやん「うん。それじゃまた顔、出してね」
Fちゃんが来てくれたので、それ以降はとても気分良く過ごす事が出来た。
今日はOくんとの勤務。I氏の「ハギしてやっている」という恩着せがましい発言やら、リネンの在庫が無いのに部屋作業を命じられるやら、ニコニコさんの部屋を知らせてくれなかったりで、私達は非常に気分が悪いが、I氏本人がぶんむくれていて、もはやどうにもならない状態だった。
今日はOくんが出勤なので、一昨日の約束どおりベッド下掃除を始めた。ベッドの布団類を剥がし、充分に厚くて重いベッドパットを剥がし、更に重厚なベッドマットを外して木の枠だけにする。トドが言うとおり重労働なので、その作業はOくんに任せて私は風呂掃除をする事にした。
「なんじゃこりゃ〜」と言うOくんの叫びに振り返ると、木の枠内の絨毯が血だらけになっていた。普段はベッドマットの下になっていて、私達でさえ目にしない部分に血痕が付いていた。
みかやん「ええっ!何でそんな所に血がついてるの?」
Oくん「ここが前の会社の頃だったとしても、間取りからいってココにしかベッドを置けないよね?」
みかやん「じゃあ何?ベッドパットもマットも貫通する程の大量出血だったって事?」
Oくん「でも、ココがホテルEだった頃も、お客さんが死んだりした事はなかったって」
Fちゃん「知らなかったのか?ホテルE時代に、この部屋で殺人事件があって大変だったらしいぞ」
Oくん&みかやん「うわーーっ!」
いつの間にかFちゃんが居て、突然、背後から口を挟んできたので飛び上がって驚いた。
みかやん「驚かせないでよ〜。何?どうしたの?」
Fちゃん「I君にコンビニボックスのパネルの外し方を教えてくれって言われてよ〜。そんなのOくんが知ってるんだから、俺に聞かなくてもいいのによ〜」
Oくん「俺には教えて貰いたくないんだろうさ。フンッ。で、何?殺人事件?そんなの聞いてないよ〜」
みかやん「聞いたとたんに足がすくんで駄目だよ。一刻も早くこの部屋から出たいよ〜。やだ〜」
ここでI氏が部屋に入って来たので、シーンと静まった。FちゃんがI氏にコンビニボックスの外し方を教え、I氏が言われたとおりパネルを外していた。その間、Fちゃんが私達に話しかけてくるので、I氏以外の三人で大笑いしながらいろんな話をして盛り上がり、I氏だけ蚊帳の外だった。不器用なI氏もコンビニボックスのパネルを外したり付けたりが出来るようになったので、Fちゃんが帰る事になった。
Fちゃん「殺人事件なんか無かったぞ。その絨毯、よく見てみろ。四角い絨毯を何枚も並べてあるだけだ。血が付いた所のと、ベッド下のを取り替えただけだべや。ベッド下のと取り替えたら見えないべ。気が付けよな〜」
Oくん「なぁんだ。そっかー。なるほどね〜。脅かさないでよ」
話をしていると、I氏が先に帰ったので、暫しFちゃんと三人で話をした。
Fちゃん「どうだ?R君も変わったべ?」
みかやん「ありがとう。Fちゃんのお陰で助かったよ。I氏なんかに言わないで、最初からFちゃんに言ってりゃ良かったよ」
Fちゃん「R君も大変だったぞ。まず俺にヤキいれられたべ、その後、Rの奴が新年早々、空売りしたり客に逃げられたのが発覚して、常務からも社長からもヤキはいったらしいぞ」
Oくん「Rの奴が客に逃げられて、お金を貰えなかったらしいのは聞いたけど、空売りって?」
Fちゃん「例えば客がフロントのパネルで201号室のボタンを押したとするべ、ふと見たら203号室も空いてて金額も安いべ、客が203号室のボタンも押して201に行かずに203へ行く。フロントで201号室の解除をしなきゃなんないのに、Rがそれをしなかったから、201号室が無人のまま24時間経ったって事さ」
Fちゃん「客に逃げられたのは、客が金も携帯も免許証も持ってないって言うから、車検証をコピーする事になったんだってよ。Rの奴が客に”車検証持ってきて”なんて言ったもんだから、客は駐車場へ行ってそのまま帰ったんだ。普通は客に着いて行くもんだろ。みすみす逃げられやがった」
Oくん「フロント見習いの俺でもそんな事しないよ。アホ。イカレRって本当にアホ」
Fちゃん「ま、そーゆー事でRの奴も各方面からヤキはいったから、少しは変わるべ。I君とも仲良くやってくれや。じゃあな」
Oくん&みかやん「うん。それじゃまた顔、出してね」
Fちゃんが来てくれたので、それ以降はとても気分良く過ごす事が出来た。
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