ラブホ奮戦記356日目:医者説
2004年1月10日0:00-8:30 8部屋掃除+リネン折り
今日はトドとの勤務。出勤時には満室で1時までC班が残業し、その後3時までK氏が残ってくれた。今日はずっと満室で昼のB班があまにも忙しく、19時に出勤するC班の早番の人達に、17時から出勤するようフロントK子から電話が入ったそうだ。
Gさん「急遽5時から出勤する事になってご飯も食べずに来たから、遅番のK氏におにぎりでも買ってきて貰おうと、何回も電話して留守電にもメッセージを入れたのに、K氏ったら全然気が付かないで出勤してきたの。もうお腹ぺこぺこ」
みかやん「そうだったんですか。お疲れ様でした」
Gさん「全くK氏ったら使えないわ。それにしても昼間も満室って、いったい何があったの?って感じ」
K氏「すみません。携帯を自分の部屋に置いて居間にいたもので」
一同「携帯の意味無いじゃん!」
リネン帳を見ると、B班が22部屋、C班が34部屋の掃除をしていた。久々の快挙だが、C班の時間帯にお客さんの総入れ替えがあったせいか、1時半にはすっかり落ち着いた。巷の皆さんは3連休だし、今日のお客さんは朝までゆっくりしているのだろうと思った。
I氏の大好きなK氏が残ったので、I氏はゴキゲンだった。まるで何事もなかったかのように、掃除中の部屋へ来ては、私やトドにもヘラヘラと笑って話しかけてくる。作業室でリネン折りをしながらトドが呟いた。
トド「I氏の奴、ウチらがバラバラになったから”ざまあみろ”みたいに思ってるんやで」
K氏「えっ?バラバラって?」
みかやん「知らなかった?私達、ホテルRとホテルKとホテルPに別々にふられる事になったの」
K氏「俺らは2月から異動の予定が4月からになったけど、みんな一緒だから心強いよ。3人バラバラって心細いでしょう?」
「まあねぇ」なんて話をしているうちに、K氏が帰る時間になったので、K氏はフロントへ退勤の打刻に行った。K氏が30分も戻って来ないので、I氏のエロ話にでも付き合わされているのだろうと思っていたら、2人で息を切らして控え室に来た。
K氏「今、待合室にニコニコさんが居てね、初めて見たよ〜。満室で部屋が空かないから、1時間も待ってるんだって。ニコニコさんって毎日来るって話だから、成金のエロオヤジを想像してたんだけど、インテリで紳士で、お医者さんっぽくない?」
I氏「確かに医者っぽいですね。とすると皮膚科医師と患者ってところでしょうか?」
K氏「皮膚病を患っている医者と看護婦かも知れないですよ。どちらにしても医療系臭いですよねぇ」
みかやん「そう言われるとそんな気がするね。K氏は近くでニコニコさんを見たの?顔とか首の皮膚はどんな感じだったか見えた?」
K氏「目が悪くて見えなかったよ。ニコニコさんは紳士だし、女性は綺麗な人だし、それだけで圧倒されたよ」
I氏「ずっと待って頂いてたので、ホテルPやホテルKへ空き部屋が無いか電話してみたんですけど、やっぱり満室で・・・」
ピッチが鳴ったので、I氏はピッチを持って席を外したが、すぐに戻って来た。
I氏「ニコニコさん、今日は諦めて帰るそうです。今、ニコニコタクシーへ電話しました。お得意様なのに、どうする事も出来なくて残念です」
それを聞いてK氏は帰って行ったが、I氏はK氏が帰ってもハイテンションで私とトドに話しかけてきた。
I氏「K氏の”ニコニコさん医者説”は、当たってると思うんですよ。医者クラスじゃないと、こうも毎日ホテルへ来られません」
みかやん「はぁ。まぁ」
I氏「となると、女性は患者さんなのか、看護婦さんなのか、いや、女医さんって事もありますよね。近くで見ると、とても綺麗な女性で、才色兼備って感じですよ」
みかやん「へえぇ」
I氏「あの綺麗な女性の皮膚がボロボロとは考えたくないですよ〜。となるとやはりK氏の言うとおり、ニコニコさんは皮膚病を患った医者なんでしょうか?ニコニコさんが使った部屋のベッドは、必ず丁寧にベッドカバーが掛けられてますよねぇ。奥ゆかしい女性なんですよ」
みかやん「はぁ。そうですか」
饒舌なI氏とは対照的に私は歯切れが悪かったし、トドに至っては返事もしなかった。そもそも会社に喋りに来ているようなお喋りなI氏が、何日も黙っていられるわけがないと思っていた。K氏がいたのをいい事に、何事もなかったように話し始めたが、トドはかなりわだかまっているようだった。
今日はトドとの勤務。出勤時には満室で1時までC班が残業し、その後3時までK氏が残ってくれた。今日はずっと満室で昼のB班があまにも忙しく、19時に出勤するC班の早番の人達に、17時から出勤するようフロントK子から電話が入ったそうだ。
Gさん「急遽5時から出勤する事になってご飯も食べずに来たから、遅番のK氏におにぎりでも買ってきて貰おうと、何回も電話して留守電にもメッセージを入れたのに、K氏ったら全然気が付かないで出勤してきたの。もうお腹ぺこぺこ」
みかやん「そうだったんですか。お疲れ様でした」
Gさん「全くK氏ったら使えないわ。それにしても昼間も満室って、いったい何があったの?って感じ」
K氏「すみません。携帯を自分の部屋に置いて居間にいたもので」
一同「携帯の意味無いじゃん!」
リネン帳を見ると、B班が22部屋、C班が34部屋の掃除をしていた。久々の快挙だが、C班の時間帯にお客さんの総入れ替えがあったせいか、1時半にはすっかり落ち着いた。巷の皆さんは3連休だし、今日のお客さんは朝までゆっくりしているのだろうと思った。
I氏の大好きなK氏が残ったので、I氏はゴキゲンだった。まるで何事もなかったかのように、掃除中の部屋へ来ては、私やトドにもヘラヘラと笑って話しかけてくる。作業室でリネン折りをしながらトドが呟いた。
トド「I氏の奴、ウチらがバラバラになったから”ざまあみろ”みたいに思ってるんやで」
K氏「えっ?バラバラって?」
みかやん「知らなかった?私達、ホテルRとホテルKとホテルPに別々にふられる事になったの」
K氏「俺らは2月から異動の予定が4月からになったけど、みんな一緒だから心強いよ。3人バラバラって心細いでしょう?」
「まあねぇ」なんて話をしているうちに、K氏が帰る時間になったので、K氏はフロントへ退勤の打刻に行った。K氏が30分も戻って来ないので、I氏のエロ話にでも付き合わされているのだろうと思っていたら、2人で息を切らして控え室に来た。
K氏「今、待合室にニコニコさんが居てね、初めて見たよ〜。満室で部屋が空かないから、1時間も待ってるんだって。ニコニコさんって毎日来るって話だから、成金のエロオヤジを想像してたんだけど、インテリで紳士で、お医者さんっぽくない?」
I氏「確かに医者っぽいですね。とすると皮膚科医師と患者ってところでしょうか?」
K氏「皮膚病を患っている医者と看護婦かも知れないですよ。どちらにしても医療系臭いですよねぇ」
みかやん「そう言われるとそんな気がするね。K氏は近くでニコニコさんを見たの?顔とか首の皮膚はどんな感じだったか見えた?」
K氏「目が悪くて見えなかったよ。ニコニコさんは紳士だし、女性は綺麗な人だし、それだけで圧倒されたよ」
I氏「ずっと待って頂いてたので、ホテルPやホテルKへ空き部屋が無いか電話してみたんですけど、やっぱり満室で・・・」
ピッチが鳴ったので、I氏はピッチを持って席を外したが、すぐに戻って来た。
I氏「ニコニコさん、今日は諦めて帰るそうです。今、ニコニコタクシーへ電話しました。お得意様なのに、どうする事も出来なくて残念です」
それを聞いてK氏は帰って行ったが、I氏はK氏が帰ってもハイテンションで私とトドに話しかけてきた。
I氏「K氏の”ニコニコさん医者説”は、当たってると思うんですよ。医者クラスじゃないと、こうも毎日ホテルへ来られません」
みかやん「はぁ。まぁ」
I氏「となると、女性は患者さんなのか、看護婦さんなのか、いや、女医さんって事もありますよね。近くで見ると、とても綺麗な女性で、才色兼備って感じですよ」
みかやん「へえぇ」
I氏「あの綺麗な女性の皮膚がボロボロとは考えたくないですよ〜。となるとやはりK氏の言うとおり、ニコニコさんは皮膚病を患った医者なんでしょうか?ニコニコさんが使った部屋のベッドは、必ず丁寧にベッドカバーが掛けられてますよねぇ。奥ゆかしい女性なんですよ」
みかやん「はぁ。そうですか」
饒舌なI氏とは対照的に私は歯切れが悪かったし、トドに至っては返事もしなかった。そもそも会社に喋りに来ているようなお喋りなI氏が、何日も黙っていられるわけがないと思っていた。K氏がいたのをいい事に、何事もなかったように話し始めたが、トドはかなりわだかまっているようだった。
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