ラブホ奮戦記377日目:ジンクス
2004年2月10日0:00-9:00 7部屋掃除+リネン折り
今日はオバ男君とKさんとヤンTさんとの4人勤務。昨日、ダサ坊がホテルFへ異動してしまったので、これからはフロントは外道1人だ。先日の面談で、外道はオバ男君に嫌われているとわかって開き直ったのか、今日はオバ男君としか話をせず、私達女性陣は外道に完全に無視されていた。相変わらず「おはようございます」「お疲れ様です」と声を掛けても外道は知らんぷりだ。もう相手にしない事にした。
明日は祝日なので、出勤時には満室でお客さんの動きが少なかった。控え室で束の間の休憩をした。
ヤンT「ホテルQに居た割烹着のおばちゃん、ずっと割烹着だったの?」」
みかやん「そうだよ。黒の割烹着に黒のスパッツに黒の足カバーは、熟年ベッドメイク係の三種の神器だからね」
Kさん「どうして年配の人ってスパッツなのかしら。うちの主人は”尻は垂れ下がってスタイルもずたずたに崩れてからスパッツをはくのはおかしい”って言うのよ」
みかやん「先輩Hさんが入社した頃は全員スパッツで、Hさんも最初は抵抗があったけど、みんながスパッツだから履いてみたら、ラクでやめられないんだって。スパッツが少数派になってからHさんもジーンズ派になったけどね」
オバ男君「あーはっはっは。全員スパッツ?俺もスパッツにするかな?」
Kさん「やだあ。男の人は履いちゃダメよ〜。でもスパッツ全盛の頃は、ベッドメイク係も年配の人が多かったんでしょ?今じゃ、考えられないもんね」
みかやん「ホテルQには67才の大ベテランが居たからね。50代以上の人は何故かこぞってスパッツだったよ」
オバ男君「あはは。そう言えば、ホテルQから来た人でスパッツ履いてる人いるよね。ここのC班は大所帯だけど、誰もスパッツ履いてないよ」
みかやん「ココのC班と違って、ホテルQのC班は40代と50代で構成されてたからね」
オバ男君「俺らもみんなでスパッツ履くかい?三種の神器だって。あーっはっはっは!そんなオバチャンベッドメイク係を見てみたいよ。ひゃーはっは!」
オバ男君はスパッツに大ウケだった。私が若い頃、ミニスカートの下にスパッツを履くのが流行った時期があって、ご多分に漏れず私も履いていた。そんな頃を知らない若いオバ男君にとってスパッツは、かなり独特で奇異な物なのだろう。今となっては私もスパッツは履けないが・・・。
7時頃、Kさんが外道に呼び出された。部屋が空いても外道はKさんを戻してくれないので、3人で掃除をした。外道は8時迄の勤務なので、8時にKさんは解放されたが、リネン折りをしている私達の傍で外道がウロウロしていて、外道とKさんがどんな話をしたのかKさんから聞き出せないし、Kさんも話せない。一同とてももどかしかった。
8時半頃、部屋が空いた。恐らく今日最後の部屋だ。「話は部屋で!」と勇んで出動して、一同ガッカリ。部屋中にビールの空き缶が転がり、テーブルの上や床にビールがこぼれ、トイレはシッコまみれ、風呂は天井までベチャベチャだった。
電話機が濡れているのに気が付き受話器を上げるとビールが滴り、電話機を逆さにすると、プッシュボタンの隙間からビールが流れてきた。ビールの空き缶は18缶あったが、その殆どを飲まずにこぼしたのではないかと思われる状態だった。電話機を取り替え、濡れた掛け布団を取り替え、床を拭き、大騒動になった。
みかやん「最後の部屋って、どうしていつも最悪なんだろ」
オバ男君「えっ?ホテルQでもそうだったの?ココもそうなんだよ。最後の部屋は最悪ってジンクスがあるんだ」
みかやん「ホテルQでも、こんなだったよ。早く片付けて帰りたい時に限って、とんでもない部屋に当たるんだよね」
ヤンT「やっぱ美容師かデパートの彼とOLの彼女?彼は休みだから、たらふくビールを飲んで爆睡。だけど彼女は仕事があるから慌てて帰ったパターンじゃないの?」
オバ男君「ともかく、こんな水曜の朝の8時半過ぎに帰る場合って、みんな慌てるんだろうね」
Kさん「もっと早く起きるか、こんなにビールを飲まなきゃいいのにね!トイレなんかシッコまみれよ!」
結局、Kさんが外道とどんな話をしたのか分かったのは、帰りのKさんの車の中だった。外道は「どうか辞めないで下さい。私が困りますのでお願いします」と言っていたそうだ。相変わらず自分の保身しか考えていない。やれやれ。
今日はオバ男君とKさんとヤンTさんとの4人勤務。昨日、ダサ坊がホテルFへ異動してしまったので、これからはフロントは外道1人だ。先日の面談で、外道はオバ男君に嫌われているとわかって開き直ったのか、今日はオバ男君としか話をせず、私達女性陣は外道に完全に無視されていた。相変わらず「おはようございます」「お疲れ様です」と声を掛けても外道は知らんぷりだ。もう相手にしない事にした。
明日は祝日なので、出勤時には満室でお客さんの動きが少なかった。控え室で束の間の休憩をした。
ヤンT「ホテルQに居た割烹着のおばちゃん、ずっと割烹着だったの?」」
みかやん「そうだよ。黒の割烹着に黒のスパッツに黒の足カバーは、熟年ベッドメイク係の三種の神器だからね」
Kさん「どうして年配の人ってスパッツなのかしら。うちの主人は”尻は垂れ下がってスタイルもずたずたに崩れてからスパッツをはくのはおかしい”って言うのよ」
みかやん「先輩Hさんが入社した頃は全員スパッツで、Hさんも最初は抵抗があったけど、みんながスパッツだから履いてみたら、ラクでやめられないんだって。スパッツが少数派になってからHさんもジーンズ派になったけどね」
オバ男君「あーはっはっは。全員スパッツ?俺もスパッツにするかな?」
Kさん「やだあ。男の人は履いちゃダメよ〜。でもスパッツ全盛の頃は、ベッドメイク係も年配の人が多かったんでしょ?今じゃ、考えられないもんね」
みかやん「ホテルQには67才の大ベテランが居たからね。50代以上の人は何故かこぞってスパッツだったよ」
オバ男君「あはは。そう言えば、ホテルQから来た人でスパッツ履いてる人いるよね。ここのC班は大所帯だけど、誰もスパッツ履いてないよ」
みかやん「ココのC班と違って、ホテルQのC班は40代と50代で構成されてたからね」
オバ男君「俺らもみんなでスパッツ履くかい?三種の神器だって。あーっはっはっは!そんなオバチャンベッドメイク係を見てみたいよ。ひゃーはっは!」
オバ男君はスパッツに大ウケだった。私が若い頃、ミニスカートの下にスパッツを履くのが流行った時期があって、ご多分に漏れず私も履いていた。そんな頃を知らない若いオバ男君にとってスパッツは、かなり独特で奇異な物なのだろう。今となっては私もスパッツは履けないが・・・。
7時頃、Kさんが外道に呼び出された。部屋が空いても外道はKさんを戻してくれないので、3人で掃除をした。外道は8時迄の勤務なので、8時にKさんは解放されたが、リネン折りをしている私達の傍で外道がウロウロしていて、外道とKさんがどんな話をしたのかKさんから聞き出せないし、Kさんも話せない。一同とてももどかしかった。
8時半頃、部屋が空いた。恐らく今日最後の部屋だ。「話は部屋で!」と勇んで出動して、一同ガッカリ。部屋中にビールの空き缶が転がり、テーブルの上や床にビールがこぼれ、トイレはシッコまみれ、風呂は天井までベチャベチャだった。
電話機が濡れているのに気が付き受話器を上げるとビールが滴り、電話機を逆さにすると、プッシュボタンの隙間からビールが流れてきた。ビールの空き缶は18缶あったが、その殆どを飲まずにこぼしたのではないかと思われる状態だった。電話機を取り替え、濡れた掛け布団を取り替え、床を拭き、大騒動になった。
みかやん「最後の部屋って、どうしていつも最悪なんだろ」
オバ男君「えっ?ホテルQでもそうだったの?ココもそうなんだよ。最後の部屋は最悪ってジンクスがあるんだ」
みかやん「ホテルQでも、こんなだったよ。早く片付けて帰りたい時に限って、とんでもない部屋に当たるんだよね」
ヤンT「やっぱ美容師かデパートの彼とOLの彼女?彼は休みだから、たらふくビールを飲んで爆睡。だけど彼女は仕事があるから慌てて帰ったパターンじゃないの?」
オバ男君「ともかく、こんな水曜の朝の8時半過ぎに帰る場合って、みんな慌てるんだろうね」
Kさん「もっと早く起きるか、こんなにビールを飲まなきゃいいのにね!トイレなんかシッコまみれよ!」
結局、Kさんが外道とどんな話をしたのか分かったのは、帰りのKさんの車の中だった。外道は「どうか辞めないで下さい。私が困りますのでお願いします」と言っていたそうだ。相変わらず自分の保身しか考えていない。やれやれ。
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