ラブホ奮戦記386日目:残便
2004年2月22日0:00-6:30 11部屋掃除+リネン折り
今日は丸々子ちゃんとヤンTさんとの3人勤務。本来はオバ男君も居て4人勤務のハズだったが、今日もオバ男君が休んだ。丸々子ちゃんとヤンTさんが席を外した隙に、Fちゃんが私の所へ来た。
Fちゃん「D班は遅刻、早退、欠勤が多すぎる。ホテルQじゃ、用事がある日だけ各自2回位の休み希望を出してたけど、ココなんか各自10回位も休み希望を出してるんだぞ。希望通りに休みを与えてるのに、休み過ぎだ!」
みかやん「4人勤務が増えたから油断するのかな?Qは2人勤務だったから休めなかったけど、あたしが来てから欠勤が増えたらしいんだ」
Fちゃん「何もそんな事をみかやんが気にする必要は無い!ココの奴らが仕事に対する考えが甘いんだ。どいつもこいつも本当にもう!」
みかやん「でも、みんな真面目に一生懸命やってるよ。先輩後輩関係なく、仕事の後はそれぞれ厳しくチェックしてるし、多少時間がかかっても絶対に手を抜いたり妥協したりしないんだよ」
Fちゃん「それも善し悪しだぞ。ココの奴らは満室慣れし過ぎて、満室でもマイペースだから客に”待ち時間が長すぎる”と言われるんだ」
社長色の濃いホテルQでは”部屋を早く上げる事”が優先だったが、常務色の濃いココでは”じっくり丁寧に”と言う事なので、仕事に対する考え方が根本的に違う。私も最初はココの人達の”優雅”な仕事ぶりに驚いたものだった。ホテルQではもっと緊張感があって殺伐としていた。
1部屋目で風呂掃除をしていると、洗面係の丸々子ちゃんにFちゃんが話しかけていた。
Fちゃん「昨日は外道の奴も少しは役に立ったんだろ?」
丸々子「みかやんに聞いたら、外道が殆ど風呂掃除をしてくれたんだって」
Fちゃん「外道は”ハギしてやった”とか”何々してやった”と思ってるような尊大な奴だから、苦境に立たされないと目が覚めないんだ」
丸々子「さすがに土曜の夜に2人メイクじゃ、手伝わないわけにいかないよね」
以前、私が外道の事を「”ハギしてやってる”なんて言うようなフロントと働きたくない」とFちゃんに訴えたのを覚えていてくれたようだ。「そうか、だからホテルKへ手伝い要請を出さなかったんだ!」と感動した。
トイレ掃除へ向かった丸々子ちゃんが、ドアを開けるなり「何やってんだ!」と叫んだ。便器の中にウン○とティッシュが残ったままで、それが強烈な異臭を放っていたそうだ。汚物慣れしていない丸々子ちゃんは「鼻で息しても口で息しても吐きそう」と、涙目でトイレ掃除をしていた。
2部屋目ではヤンTさんがトイレ係だった。ホテルQ時代はウン○の度に「キャーキャー」と大騒ぎしていたヤンTさんだったが、ココに来てから少し冷静になったようで、トイレを覗いて「うわっ!また有ったよ!残便だよ、残便!」と言った。ココではウン○を流してない状態を”残便”と言うんだ!と変に感心した。
ホテルQでは1部屋目での災難が後々まで続く事が多かったが、ココでも同じなのだろうか?と心配になった。3部屋目のトイレ係は私だった。「”2度有る事は3度有る”なんて事になりませんように!」と、祈るような気持ちでトイレの蓋を開けると残便は無く、ホッとした。
何気なく便座を上げると、便座の裏が飛び散ったウン○まみれだった。油断した。泣く泣く除菌剤をつけた雑巾で擦ってみたが、乾ききっていたのでこびり付いて取れず、便座の裏のウン○に直接、除菌剤をかけるとウン○の匂いが蘇った。
一同脱力して、控え室へ戻る事にした。
丸々子「ラブホでウン○って、どうよ!」
ヤンT「付き合いの浅いカップルじゃないって事だよね」
丸々子「付き合いが長くても、ウン○を流さないような男はイヤ」
ヤンT「女かも知れないじゃん!」
丸々子「うちらが発見したけど、彼氏の後に彼女がトイレに入ったら残便が!とか、彼女の後に彼氏がトイレに入ったら残便が!なら、どっちにしても悲劇だよ!」
ヤンT「絶対、笑えないのは確かだよね」
丸々子「ウン○が好きでスカトロやってるなら、本人同士も割り切れるだろうけど、トイレに残便じゃ中途半端だよね」
ヤンT「本当だよね。中途半端」
「悲劇?」「ウン○が好きでスカトロ?」「中途半端?」真顔で真剣に語る2人には申し訳ないが、私は笑いがこみ上げた。堪えきれずにトイレへ逃げると、今日は我がD班が従業員トイレの掃除当番だった。たまらず大爆笑した。
今日は丸々子ちゃんとヤンTさんとの3人勤務。本来はオバ男君も居て4人勤務のハズだったが、今日もオバ男君が休んだ。丸々子ちゃんとヤンTさんが席を外した隙に、Fちゃんが私の所へ来た。
Fちゃん「D班は遅刻、早退、欠勤が多すぎる。ホテルQじゃ、用事がある日だけ各自2回位の休み希望を出してたけど、ココなんか各自10回位も休み希望を出してるんだぞ。希望通りに休みを与えてるのに、休み過ぎだ!」
みかやん「4人勤務が増えたから油断するのかな?Qは2人勤務だったから休めなかったけど、あたしが来てから欠勤が増えたらしいんだ」
Fちゃん「何もそんな事をみかやんが気にする必要は無い!ココの奴らが仕事に対する考えが甘いんだ。どいつもこいつも本当にもう!」
みかやん「でも、みんな真面目に一生懸命やってるよ。先輩後輩関係なく、仕事の後はそれぞれ厳しくチェックしてるし、多少時間がかかっても絶対に手を抜いたり妥協したりしないんだよ」
Fちゃん「それも善し悪しだぞ。ココの奴らは満室慣れし過ぎて、満室でもマイペースだから客に”待ち時間が長すぎる”と言われるんだ」
社長色の濃いホテルQでは”部屋を早く上げる事”が優先だったが、常務色の濃いココでは”じっくり丁寧に”と言う事なので、仕事に対する考え方が根本的に違う。私も最初はココの人達の”優雅”な仕事ぶりに驚いたものだった。ホテルQではもっと緊張感があって殺伐としていた。
1部屋目で風呂掃除をしていると、洗面係の丸々子ちゃんにFちゃんが話しかけていた。
Fちゃん「昨日は外道の奴も少しは役に立ったんだろ?」
丸々子「みかやんに聞いたら、外道が殆ど風呂掃除をしてくれたんだって」
Fちゃん「外道は”ハギしてやった”とか”何々してやった”と思ってるような尊大な奴だから、苦境に立たされないと目が覚めないんだ」
丸々子「さすがに土曜の夜に2人メイクじゃ、手伝わないわけにいかないよね」
以前、私が外道の事を「”ハギしてやってる”なんて言うようなフロントと働きたくない」とFちゃんに訴えたのを覚えていてくれたようだ。「そうか、だからホテルKへ手伝い要請を出さなかったんだ!」と感動した。
トイレ掃除へ向かった丸々子ちゃんが、ドアを開けるなり「何やってんだ!」と叫んだ。便器の中にウン○とティッシュが残ったままで、それが強烈な異臭を放っていたそうだ。汚物慣れしていない丸々子ちゃんは「鼻で息しても口で息しても吐きそう」と、涙目でトイレ掃除をしていた。
2部屋目ではヤンTさんがトイレ係だった。ホテルQ時代はウン○の度に「キャーキャー」と大騒ぎしていたヤンTさんだったが、ココに来てから少し冷静になったようで、トイレを覗いて「うわっ!また有ったよ!残便だよ、残便!」と言った。ココではウン○を流してない状態を”残便”と言うんだ!と変に感心した。
ホテルQでは1部屋目での災難が後々まで続く事が多かったが、ココでも同じなのだろうか?と心配になった。3部屋目のトイレ係は私だった。「”2度有る事は3度有る”なんて事になりませんように!」と、祈るような気持ちでトイレの蓋を開けると残便は無く、ホッとした。
何気なく便座を上げると、便座の裏が飛び散ったウン○まみれだった。油断した。泣く泣く除菌剤をつけた雑巾で擦ってみたが、乾ききっていたのでこびり付いて取れず、便座の裏のウン○に直接、除菌剤をかけるとウン○の匂いが蘇った。
一同脱力して、控え室へ戻る事にした。
丸々子「ラブホでウン○って、どうよ!」
ヤンT「付き合いの浅いカップルじゃないって事だよね」
丸々子「付き合いが長くても、ウン○を流さないような男はイヤ」
ヤンT「女かも知れないじゃん!」
丸々子「うちらが発見したけど、彼氏の後に彼女がトイレに入ったら残便が!とか、彼女の後に彼氏がトイレに入ったら残便が!なら、どっちにしても悲劇だよ!」
ヤンT「絶対、笑えないのは確かだよね」
丸々子「ウン○が好きでスカトロやってるなら、本人同士も割り切れるだろうけど、トイレに残便じゃ中途半端だよね」
ヤンT「本当だよね。中途半端」
「悲劇?」「ウン○が好きでスカトロ?」「中途半端?」真顔で真剣に語る2人には申し訳ないが、私は笑いがこみ上げた。堪えきれずにトイレへ逃げると、今日は我がD班が従業員トイレの掃除当番だった。たまらず大爆笑した。
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