0:00-8:00 14部屋掃除+廊下掃除+控え室掃除

今日は丸々子ちゃんとヤンTさんとM氏との4人勤務。4人勤務である事が凄く久しぶりに思えた。オバ男君は昨日も一昨日も休んだそうで、今日で5日も休んでいる。大丈夫なのだろうか?出動前に掃除道具のチェックをしていると、部屋掃除バッグの中に何故かストップウォッチが入っていた。

丸々子「前にもやったけど、また社長が”タイムを計れ”だとさ。意味わかんね。さてと、出動するかい。体調も回復した事だし、一番風呂は誰にも譲んないよ!」

丸々子ちゃんは張り切って風呂道具を持って出動したが、1部屋目も2部屋目も風呂はラッキーだった。風呂がラッキーだったので、掃除時間は9〜10分程度だった。社長にストップウォッチを持たされた事について「ココは掃除に時間がかかり過ぎていると思われている」とか「新ホテルQがオープンした時の目安にするつもりだ」とか、様々な噂が飛び交っていたが、どうも前者であるような気がした。

実際にタイムを計ると、風呂ラッキーだと9〜10分、ハギ後の部屋で13〜15分、ハギ無しの部屋で17〜19分かかっていた。これはココでの4人勤務でのタイムだが、ホテルQの3人勤務と同じ位と言うか、下手したらホテルQの2人勤務と同じようなタイムだ。

社長に「ホテルPは掃除に時間がかかり過ぎだ」と思われても仕方ないが、ホテルPとホテルQは、仕事の内容も部屋の造りも全然違う。この仕事内容でこの構造じゃ、時間がかかって当たり前だと思う。ホテルQのベッドは素人でも容易に組めたが、ココのベッドを組むには熟練を要するし、時間もかかる。風呂掃除だって、ホテルQの本送(年末の大掃除のような徹底的な掃除)を毎日毎回、仮送でしているようなものだ。

さすがに丸々子ちゃんも「社長のお達しだから、もっと早いタイムの方がいいんだろうか?常務も見るから遅めのタイムでもいいんだろうか?」と悩み始めた。「意図がわからないから、いつもどおりありのままのタイムを報告するしかないんじゃない?」と答えたが、丸々子ちゃんは釈然としない様子で、それっきり無言になった。ココのリーダーは丸々子ちゃんなのに、余計な口を挟んでしまった事を少し後悔した。

いつも陽気な丸々子ちゃんが黙っていると、まるでお通夜のように静かだった。「ええーっ!もしかして私のせいなの?どーしよー!」等と気持ちがマイナス方向へ傾くと、ろくな目に遭わない。風呂のドアを開けると妙にウン○臭かったが、浴槽を覗いても、伏せられた湯桶や風呂椅子の下にも”現物”は見当たらなかった。

浴槽の中に入って屈み、浴槽の壁を擦ろうとすると、22日に見た便座の裏のような状態になっていた。「ひえぇ〜。風呂で下痢してるよ〜。何で〜?助けて〜!」と叫びたかったが、風呂の外はお通夜だ。誰にも言えず、泣く泣く浴槽の壁を擦った。22日の便座と同じように、飛び散った便はすっかり乾いてこびり付き、なかなか取れなかった。

どんな体勢で噴射したのかはわからないが、恐らく現物は浴槽の底に溜まり、お客さん自らが浴槽の底に溜まった現物をシャワーで流して帰ってくれたのだろう。その際に、浴槽の壁までは気が付かなかったらしい。1人黙々と浴槽内を擦りながら「これは果たして不慮の事故なのだろうか?」それとも「これぞまさしくスカトロなのだろうか?」と考えると、気持ち悪くなってきた。

この部屋の掃除の後、休憩する事になった。M氏が出張のお土産を買ってきてくれていて、私の好きなチーズ系のお菓子だったが、丸々子ちゃんはご機嫌ナナメのままだし、風呂で下痢の件を1人で抱え込んでしまい、気が滅入ってさすがに食欲がなかった。

丸々子「どうしよー!困った!この休憩が終わったら、何もする事が無いんだ。折るリネンは無いし、空き部屋は2つしかないから部屋での作業も出来ないし、ずっと何しよう?何しよう?と考えたけど、何にも見つからなかったよー!」

一同「なーんだ。そーだったの!」

私ばかりではなく、ヤンTさんもM氏も「自分のせいで丸々子ちゃんの機嫌が悪い」と思っていたらしい。たっぷりと休憩してから、仕方なく廊下掃除や控え室の掃除をして暇を潰した。それでも時間が余り、掃除道具の手入れやビニール折りをした。こんなに暇を持てあましたのは、ココに来て初めての事だった。

帰る頃には一同すっかり暇疲れしていた。

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