ラブホ奮戦記389日目:オバ臭オヤジ臭
2004年2月28日0:00-9:00 14部屋掃除+リネン折り
今日は丸々子ちゃんとオバ男君とKさんとの4人勤務。出勤するといきなり丸々子ちゃんに「みかやん、昨日はゴメンナサイ」と言われたが、昨日は休みだったので何の事やら?だった。後でKさんに聞くと、昨日は丸々子ちゃんが欠勤したので3人勤務になり、M氏が早退したので6時〜9時までの3時間は、Kさんと病み上がりのオバ男君の2人勤務だったそうだ。オイオイまたかいと思うが今日は4人勤務で何よりだった。
最近は我がD班の欠勤者が多く、C班に残業して貰ってばかりだったのでC班の残業代が嵩み、今日は4人揃ったという事で、FちゃんにC班を全員0時上がりさせられてしまった。D班だけ欠勤が異常に多い事をFちゃんは苦々しく思っていたようだし、C班に残業をさせない事で外道が手伝うようになったので、仕方ない事だ。
しかし、いつも1時まで残業してくれるC班が居ないと忙しい。空いた部屋を追い掛けるのに必死で、控え室へ戻ったのは3時半過ぎだった。控え室へ戻ったものの満室なので、部屋が空いたらすぐに出動しなければならない。一同、持参した軽食やおやつを一気食いした。やれやれと一同揃って煙草に火をつけたとたん、無情にも部屋が空いた。
風邪を押して出勤して来た丸々子ちゃんだったが、部屋のドアを開けたと同時に、発作のような咳をしながら床に座り込んだ。「大丈夫?」と丸々子ちゃんの背中をさすったKさんも咳き込みだした。後に居たオバ男君と私が呆気にとられていると、発作がおさまった丸々子ちゃんが振り向いた。
丸々子「すっげぇオバ臭!くっせぇ〜!」
Kさん「鼻が曲がりそう。今、食べた物も逆流しそうだわ」
”オバ臭”というのは、中年〜初老の女性特有の香水の匂いというか化粧の匂いだ。何の香水なのか、どんな化粧品なのかは知らないが、一昔前の粉おしろいのような独特の匂いで、噎せ返るほど強烈な場合が多い。北海道の夜はまだまだ冷え込むが、やむを得ず窓を全開にしてオバ臭をしのいだ。
次に休憩したのは5時過ぎだった。1回目の休憩では一服しそびれたので、揃って最初に煙草を吸ってから、おやつを食べ始めた。おやつ後の一服で、煙草に火をつけたとたん、また無情にも部屋が空いた。急いで出動すると、ドアを開けたオバ男君が咳き込んだ。
今度は”オヤジ臭”だった。何とも形容し難いオヤジ様独特の匂いが充満していたので、ドアを開けたオバ男君は猛ダッシュで窓辺へ走り、窓を全開にした。
丸々子「今度はオヤジ臭かよ。あっ、その辺にカイロ無い?」
みかやん「ああ、カイロならここにあるよ」
オバ男君「この匂いは、いつものオヤジ様だよね。ひときわ強烈だもの」
そこへ外道が走ってきた。
外道「こ、この部屋、いつものオヤジ臭の方でしたよ!」
丸々子「カイロが有ったからすぐわかった。分かり易いオヤジ様だよね」
外道「でも、車を見るとスポーツカータイプで若々しいんですよね。意外と若者かも知れませんよ」
オバ男君「まさかっ!車だけ若ぶってるんじゃない?若くしてこんなオヤジ臭を発してしまうなら、マジ辛いって!辛すぎるって!」
丸々子&Kさん「絶対、オヤジ!間違いないっ!」
オバ男君「あ、そうそう、みかやん!さっきのオバ臭の時に言い忘れたけど、部屋がこんなオヤジ臭やオバ臭の場合、包布を剥がした布団まで臭い時があるから、布団の匂いを嗅いでみて臭かったら布団も取り替えてね。このオヤジ様は特に、布団の上でくつろいでいるようだからね」
みかやん「はーい!」
明るく返事はしたものの、布団まで取り替えるなんて面倒臭いったらありゃしない。困ったオヤジ様だ。カイロを貼っていて、剥がしたカイロを隠そうともせず堂々と見える場所に飾るように置いていて、この匂いなら、まず間違いなくオヤジ様だろうと思う。
ホテルQの場合は、部屋へ出入りする時のお客さんを見る事ができたので、ある程度は予めオバ臭を発しそうなオバ様や、オヤジ臭を発しそうなオヤジ様を見極める事ができたが、ココはワンガレージタイプでいっさいお客さんの姿を見られないので、とても怖い。
私はいつも、奥ゆかしいフリをして一番後から部屋へ入るが、とてもじゃないが怖くて先頭では入れないでいる。新ホテルQの構造について詳しい事は聞かされていないが、ワンガレージタイプではなくてフロントタイプになりますように!と祈るような気持ちになる。
今日は丸々子ちゃんとオバ男君とKさんとの4人勤務。出勤するといきなり丸々子ちゃんに「みかやん、昨日はゴメンナサイ」と言われたが、昨日は休みだったので何の事やら?だった。後でKさんに聞くと、昨日は丸々子ちゃんが欠勤したので3人勤務になり、M氏が早退したので6時〜9時までの3時間は、Kさんと病み上がりのオバ男君の2人勤務だったそうだ。オイオイまたかいと思うが今日は4人勤務で何よりだった。
最近は我がD班の欠勤者が多く、C班に残業して貰ってばかりだったのでC班の残業代が嵩み、今日は4人揃ったという事で、FちゃんにC班を全員0時上がりさせられてしまった。D班だけ欠勤が異常に多い事をFちゃんは苦々しく思っていたようだし、C班に残業をさせない事で外道が手伝うようになったので、仕方ない事だ。
しかし、いつも1時まで残業してくれるC班が居ないと忙しい。空いた部屋を追い掛けるのに必死で、控え室へ戻ったのは3時半過ぎだった。控え室へ戻ったものの満室なので、部屋が空いたらすぐに出動しなければならない。一同、持参した軽食やおやつを一気食いした。やれやれと一同揃って煙草に火をつけたとたん、無情にも部屋が空いた。
風邪を押して出勤して来た丸々子ちゃんだったが、部屋のドアを開けたと同時に、発作のような咳をしながら床に座り込んだ。「大丈夫?」と丸々子ちゃんの背中をさすったKさんも咳き込みだした。後に居たオバ男君と私が呆気にとられていると、発作がおさまった丸々子ちゃんが振り向いた。
丸々子「すっげぇオバ臭!くっせぇ〜!」
Kさん「鼻が曲がりそう。今、食べた物も逆流しそうだわ」
”オバ臭”というのは、中年〜初老の女性特有の香水の匂いというか化粧の匂いだ。何の香水なのか、どんな化粧品なのかは知らないが、一昔前の粉おしろいのような独特の匂いで、噎せ返るほど強烈な場合が多い。北海道の夜はまだまだ冷え込むが、やむを得ず窓を全開にしてオバ臭をしのいだ。
次に休憩したのは5時過ぎだった。1回目の休憩では一服しそびれたので、揃って最初に煙草を吸ってから、おやつを食べ始めた。おやつ後の一服で、煙草に火をつけたとたん、また無情にも部屋が空いた。急いで出動すると、ドアを開けたオバ男君が咳き込んだ。
今度は”オヤジ臭”だった。何とも形容し難いオヤジ様独特の匂いが充満していたので、ドアを開けたオバ男君は猛ダッシュで窓辺へ走り、窓を全開にした。
丸々子「今度はオヤジ臭かよ。あっ、その辺にカイロ無い?」
みかやん「ああ、カイロならここにあるよ」
オバ男君「この匂いは、いつものオヤジ様だよね。ひときわ強烈だもの」
そこへ外道が走ってきた。
外道「こ、この部屋、いつものオヤジ臭の方でしたよ!」
丸々子「カイロが有ったからすぐわかった。分かり易いオヤジ様だよね」
外道「でも、車を見るとスポーツカータイプで若々しいんですよね。意外と若者かも知れませんよ」
オバ男君「まさかっ!車だけ若ぶってるんじゃない?若くしてこんなオヤジ臭を発してしまうなら、マジ辛いって!辛すぎるって!」
丸々子&Kさん「絶対、オヤジ!間違いないっ!」
オバ男君「あ、そうそう、みかやん!さっきのオバ臭の時に言い忘れたけど、部屋がこんなオヤジ臭やオバ臭の場合、包布を剥がした布団まで臭い時があるから、布団の匂いを嗅いでみて臭かったら布団も取り替えてね。このオヤジ様は特に、布団の上でくつろいでいるようだからね」
みかやん「はーい!」
明るく返事はしたものの、布団まで取り替えるなんて面倒臭いったらありゃしない。困ったオヤジ様だ。カイロを貼っていて、剥がしたカイロを隠そうともせず堂々と見える場所に飾るように置いていて、この匂いなら、まず間違いなくオヤジ様だろうと思う。
ホテルQの場合は、部屋へ出入りする時のお客さんを見る事ができたので、ある程度は予めオバ臭を発しそうなオバ様や、オヤジ臭を発しそうなオヤジ様を見極める事ができたが、ココはワンガレージタイプでいっさいお客さんの姿を見られないので、とても怖い。
私はいつも、奥ゆかしいフリをして一番後から部屋へ入るが、とてもじゃないが怖くて先頭では入れないでいる。新ホテルQの構造について詳しい事は聞かされていないが、ワンガレージタイプではなくてフロントタイプになりますように!と祈るような気持ちになる。
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