0:00-8:00 13部屋掃除+リネン折り 

今日は丸々子ちゃんとヤンTさんとの3人勤務。外道が休みでフロントはオバ男君だった。

丸々子「そう言えば、昨日も今日も新人さん居ないよね。まさかっ、また2日で辞めたとか?」

みかやん「C班のリーダーが休みだから一緒に休みなんじゃない?一昨日、店長と新人さんが面談してたんだ。おとなしい人だと思ってたら結構・・・」

ヤンT「結構、何?見たまま感じたまま言って」

みかやん「雄弁と言うか饒舌と言うか多弁と言うか」

丸々子「口先ばっかりの女だったら、うちはキレるよ!」

みかやん「悪意の無いお喋りさんって感じかなぁ。店長がタジタジだった」

丸々子「昨日今日の女に店長がタジタジ?ごめん。やっぱ、キレていい?」

みかやん「ダメ!」

などと言いながらみんなでフロントに居た。最近、ホテルPの求人広告とは別に、ホテルPの名前で「系列店新規オープンに伴い、オープニングスタッフ大募集!! A)9:00〜1:00 B)1:00〜19:00 C)19:00〜24:00 D)24:00〜翌9:00 お好きな時間帯をお選び下さい」と新ホテルQの求人広告を出している。

D班には、私が抜けた後のホテルP要員最低1人と、私とOくんとトド以外に最低3人のホテルQ要員が必要らしい。取り敢えず面接に合格した人全員がホテルPで研修をして、新Qオープンの時に新人がホテルPとホテルQに振り分けられるそうだ。なので、今、C班で研修をしているD班の新人も、もしかしたら新ホテルQ要員になるかも知れない。ふと面接希望者リストを見て思わず叫んだ。

みかやん「おおっ!D班に20才の男が面接希望してるよ!可愛い男の子だったら新ホテルQへ連れて帰りたいわ〜。くふふ」

オバ男君「そうだね。20才の男なんかココへ置いといたら、ヤンTさんに喰われるよ。ヤバイって!」

丸々子「絶対、ヤンTさんに喰われるね。危なくてココへは置いとけないよ。マジヤバイね」

2人ともニコリともせず同じ事を言うので「みんな考える事は同じなのね」と思ったら、現場にヤンTさんも居たではないか。私の心配をよそに丸々子ちゃんもオバ男君も涼しい顔をしていた。

ヤンT「20才なら若すぎるもん!金無くてたかられるかも知れないし、イヤ!」

ヤンTさんは憮然としていたが、先輩である丸々子ちゃんとオバ男君にはそれ以上逆らえなかったのか、ヤンTさんが無類の男好きなのは自他共に認めるところなのか、よくわからなかった。ムッとするヤンTさんの横で丸々子ちゃんとオバ男君が必要以上にニヤニヤしていたが、それは「してやったり!」と思ったのか、何なのかも私にはさっぱりわからなかった。

部屋が空いたので出動すると、ミストサウナの部屋だった。丸々子ちゃんはいつも「一番風呂は誰にも譲らないよ」と、1部屋目の風呂掃除を希望するが、そこはミストサウナのドアが開きスイッチが入ったままだったので、風呂の壁も天井も見事な水滴だらけになっていた。丸々子ちゃんは気の毒なほど大汗をかいて水滴と格闘していた。

次の次の部屋で丸々子ちゃんはトイレ係だった。「ゲーッ!ウン○まみれだよ!」という丸々子ちゃんの嘆きを聞いて、ヤンTさんがニヤリとするのを私は見逃さなかった。やがて掃除が2巡して、丸々子ちゃんはまた手強いミストサウナの風呂に当たった。手強い風呂の場合は、早く担当の掃除を終えた人が風呂掃除を手伝うが、いつもは誰より先に担当の掃除を終えるヤンTさんが、1部屋目でもこの部屋でも手伝わなかった。

大急ぎで私が風呂掃除を手伝うと、丸々子ちゃんは「ごめんね〜!もう部屋の掃除、終わったの〜?さっきも今回もありがとう!」と、何となくヤンTさんに聞こえよがしに叫んでいるように思えた。また次の次の部屋で丸々子ちゃんは、ウン○まみれのトイレに当たったと嘆いていたが、ヤンTさんは丸々子ちゃんから死角になる場所で、お腹を抱えて笑っていた。

なんだかもう「これだから女同士は怖いんだよ」としか思えなくなった。やはり丸々子ちゃんは「してやったり」と思ったのだろうか。その悪意がヤンTさんに軍配を上げる形になったのかも知れない。丸々子ちゃんが前に「ちくちくちくちく気付かないような細か〜いイジメをする人がいるの」と言ったのは、やはりヤンTさんの事なのだろう。あ〜怖い怖い。

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