0:00-9:00 14部屋掃除+リネン折り

今日は丸々子ちゃんとヤンTさんとの3人勤務。外道が休みでフロントはオバ男君だし、お喋りは休みだし、最高に過ごしやすい一日になる予感がしていた。意気揚々と出動の準備をしていると、フロントから「みかやん!ちょっと来い!早く!早く来い!」と言うFちゃんの声が聞こえてきた。何事か?とフロントへ走ると、Fちゃんとオバ男君がモニターを指差していた。

促されて丸々子ちゃんとヤンTさんと3人でモニターを見ると、駐車場でモニターの方を向いたステテコ姿のオヤジ様が仁王立ちしていて、やにわにズボンを履き始める様子が映っていた。

みかやん「あーっはっはっは!何?ズボン履いて来なかったの?」

Fちゃん「せっかく呼んだのに、すぐ来ないから肝心な所を見逃したんだぞ!」

オバ男君「オヤジ、フルチンになった」

みかやん「ひゃははは。何で?何で?ノーパンで車に乗ってたの?」

Fちゃん「上はちゃんと服を着てたんだけど、下はパンツ一丁で車から降りてきたんだ。いきなりクルッと俺達の方を向いて、パンツ下ろしたからチンチン丸見えよ!あーっはっはっは!見逃して悔しいべ」

みかやん「だから何でパンツを下ろしたのさ?Fちゃんに見せつけたかったのかい?あたしゃオヤジ様のモノには興味ないもん!Fちゃんこそ負けて悔しかったんじゃないの?」

オバ男君「シャツの裾をね、パンツの中に入れたかったのさ。だからパンツを下ろしたのさ。あはははは!子供じゃないんだから。シャツの裾をパンツの中にだよ。あはははは」

一同「あはははは!ひゃーはっはっは!」

Fちゃん「なぁ!笑っちゃうべ。あはははは。あ、俺は負けてなんかなかったぞ」

丸々子「そんな事、うちらの前で見栄張らなくてもいいって」

Fちゃん「じゃあ見せるか?」

一同「見せなくていい!」

駐車場のど真ん中に真っ直ぐ車を止めた場合は、モニターには殆ど人影が映らないが、このオヤジ様は予めズボンを履く事を想定していたようで、思いっきり駐車場の左寄りに車を止め、運転席側のスペースを広く開けていた。車道側に背を向けてパンツを下ろしたのは良いが、逆にモニターの正面に立ってしまった為、Fちゃんやオバ男君に股間を晒すかたちになってしまった。このオヤジ様のお陰で暫く笑っていられた。

一昨日、お喋りは丸々子ちゃんと私の会話に入れず大人しくしていたが、あのお喋りがいつまでも黙っていられるワケがない。昨日、お喋りはしきりにヤンTさんに話しかけていて、ヤンTさんが相手にしなくても1人で喋っていたそうだ。

丸々子「ヤンTさんったら、お喋りに話しかけられても”へえ”とか”はあ”しか言わなかったんだよ。それでもお喋りは喋りまくってたけどね」

ヤンT「だって迂闊な事を言ったら、話が長くなるもん。そうじゃなくてもウザいのに」

丸々子「うちはお喋りに話しかけられなくて良かったよ。ワンセンテンスが異常に長いからね。あはは!今日はいい日だね。お喋りが居ないってだけで、こんなにも気持ちが穏やかで心から笑えるんだもの」

ヤンT「お高くとまって女王様気取りだからね。”すみません”って言えばいいものをあーだこーだと言い訳ぶっこくから嫌われるんだよ。新人なのにもう何年も働いてるかのような言動だよ。明後日、新人が入ったらここぞとばかりに先輩ヅラするんじゃない?」

みかやん「あたしらにさえ、あの偉そうな態度だからね。あたしが先に次の部屋で風呂掃除をしてると、後から来て偉そうにしかも吐き捨てるように”ご苦労さまぁ”って抜かすからね」

丸々子「博識ぶっても、ご苦労様とお疲れ様の違いもわかんないんだからね。30過ぎてて恥ずかしいよね。何年社会人やってるんだか」

ヤンT「ココで”ご苦労様”って言葉を使ってる人なんか誰も居ないのに、自分だけ言ってておかしいとも思わないんだろうか?」

丸々子「馬鹿なのさ。お喋りが”ご苦労様”だなんて言える相手はココには誰も居ないんだよっ!新人がベテランにご苦労様だなんて有り得ねえって!みかやんには特に変な対抗意識を燃やしてるから、困ったもんだよ。明日お喋りが来たら思い知らせてやるっ!」

みかやん「まっ、せっかくお喋りが居ないんだから楽しく過ごさなきゃ勿体ないよ」

その後はお喋りの事は忘れて、女3人楽しく姦しく過ごした。いい一日だった。

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