ラブホ奮戦記422日目:血で手形
2004年4月14日0:00-8:00 11部屋掃除+リネン折り
今日は丸々子ちゃんとヤンTさんとお喋りとの4人勤務。お喋りは今日も「おはようございます」と言ったきり私には話しかけてこなかった。出動の準備をしているとFちゃんが来た。
Fちゃん「今日はC班を2人残して、お喋りを1時までC班に入れる。D班は1時迄なら3人でもいいべ」
みかやん「いい!素晴らしい采配!」
ヤンT「お喋りも1時にC班の人達と帰ってくれていいのにね!あはは」
Fちゃん「あんまりあからさまに言うな〜」
Fちゃんの粋な計らいに喜び勇んで部屋へ入り、1時までに丸々子ちゃんとヤンTさんと私で4部屋片付け、リネン折りを始めた。3人で和気藹々とリネン折りをしていると、お喋りが合流してきたので無言でリネン折りを続けた。
ヤンT「いや〜。みかやん、綺麗だわ〜」
みかやん「ええっ?あたしゃ小タオル折りは苦手だよ〜。全然下手くそ」
丸々子「ううん。綺麗で素晴らしい小タオル。小タオルもさることながら、みかやんも綺麗!」
ヤンT「うん!綺麗。スタイルも抜群だし、仕事ぶりは真面目で一生懸命で、性格は素直で明るくて、いつも謙遜ばかりしてみんなを立てて。一番ベテランなのに偉そうな態度なんか見せた事ないし」
丸々子「みんなへの気配り目配りは欠かさないし、うちやオバ男君を盛り立ててくれてるんだ。ホテルQが改装オープンしたら、D班のリーダーはみかやん以外には考えられないよね」
みかやん「2人とも、どーしたの?何か欲しい物でも有る?」
ヤンT「私、ビール6缶パック!」
丸々子「うちはケンタッキー6ピース!」
みかやん「なんだ。やっぱりそーゆー事かい」
丸々子「いやいや。あんまり正直に言っちゃったもんだから、照れ隠しだよ」
ヤンT「明日から新人が来るから、気持ちを新たに、みかやんを見習って頑張ろうと思ってさ」
あまりの事に怖くなった。どうしたんだい?>丸々子ちゃん&ヤンTさん。ふと、昨日の丸々子ちゃんのセリフが頭に浮かんだ。そう言えば丸々子ちゃんは「明日お喋りが来たら思い知らせてやる」と言っていた。今日のヤンTさんの「謙遜ばかり」とか「偉そうな態度は見せない」というセリフは、お喋りへの嫌味なのだろう。ようやく事態を呑み込んで無言で大きく頷くと、丸々子ちゃんとヤンTさんも頷いた。
そこへ外道がやって来て「みかやん、大切な物を落としましたよ」と、私に1枚の名刺を手渡した。それは忘れ物としてフロントに有った、店名だけが書かれたデリヘル嬢の白紙の名刺で、それにわざわざ外道が「みか 45才 指名してね」と書いていた。
みかやん「誰が45才なんですか!45じゃ指名も入りませんて。失礼ね。25才なのに」
外道「それじゃ詐欺じゃないですか。大嘘つきめー!」
みかやん「そんな名刺に騙される男が悪いんです。てか、私にデリヘル嬢は無理なので、そのうちAVの”働くおばちゃん10人スペシャル”にでも出演するつもりです」
外道「本当ですか!ラブホのベッドメイク中に若いフロントの男と絡むっていうような設定ですか?いいですね〜。それ面白そうです。そもそも勤務場所がラブホですからねぇ。うへへへ」
みかやん「冗談に決まってるじゃないですか!」
部屋が空いたので外道を置き去りにして出動した。どうも血生臭い部屋だと思ったら、ベッドのシーツに思いっきり血の手形がついていた。しかもクッキリと両手だった。追い掛けて来た外道が血を見て怯んだ。
外道「こんなに血が出てるというのに、血が出ている場所を素手でコネコネしたんですね」
丸々子「血で手形つけてんじゃねーよ。手形って、相撲取りじゃないんだから。あっ、相撲ならうちが相手になったのに。うちは女相撲全国大会2位だからね。どうしても勝てないおばちゃんが居て2位さ」
外道「本当ですか!女相撲の最中にマワシが外れて、若い行司が発情して絡むという設定は・・・。うーん。ごく一部のマニアにしかウケませんね」
丸々子「誰が女相撲さ!冗談に決まってるっしょ!」
みかやん「まだAVの話してたんですか?」
外道「ダメですよ。AVの話なんかしてちゃ!明日から新人が来るんですよ。こんな話ばかりしてたら、ただのエロ集団だと思われます」
ヤンT「集団じゃありません!外道さんというエロオヤジが1人居るだけです!」
いよいよ明日から新人が来る。お喋りのような腐りきった人間ではなくて、ごく普通の人でありますように。
今日は丸々子ちゃんとヤンTさんとお喋りとの4人勤務。お喋りは今日も「おはようございます」と言ったきり私には話しかけてこなかった。出動の準備をしているとFちゃんが来た。
Fちゃん「今日はC班を2人残して、お喋りを1時までC班に入れる。D班は1時迄なら3人でもいいべ」
みかやん「いい!素晴らしい采配!」
ヤンT「お喋りも1時にC班の人達と帰ってくれていいのにね!あはは」
Fちゃん「あんまりあからさまに言うな〜」
Fちゃんの粋な計らいに喜び勇んで部屋へ入り、1時までに丸々子ちゃんとヤンTさんと私で4部屋片付け、リネン折りを始めた。3人で和気藹々とリネン折りをしていると、お喋りが合流してきたので無言でリネン折りを続けた。
ヤンT「いや〜。みかやん、綺麗だわ〜」
みかやん「ええっ?あたしゃ小タオル折りは苦手だよ〜。全然下手くそ」
丸々子「ううん。綺麗で素晴らしい小タオル。小タオルもさることながら、みかやんも綺麗!」
ヤンT「うん!綺麗。スタイルも抜群だし、仕事ぶりは真面目で一生懸命で、性格は素直で明るくて、いつも謙遜ばかりしてみんなを立てて。一番ベテランなのに偉そうな態度なんか見せた事ないし」
丸々子「みんなへの気配り目配りは欠かさないし、うちやオバ男君を盛り立ててくれてるんだ。ホテルQが改装オープンしたら、D班のリーダーはみかやん以外には考えられないよね」
みかやん「2人とも、どーしたの?何か欲しい物でも有る?」
ヤンT「私、ビール6缶パック!」
丸々子「うちはケンタッキー6ピース!」
みかやん「なんだ。やっぱりそーゆー事かい」
丸々子「いやいや。あんまり正直に言っちゃったもんだから、照れ隠しだよ」
ヤンT「明日から新人が来るから、気持ちを新たに、みかやんを見習って頑張ろうと思ってさ」
あまりの事に怖くなった。どうしたんだい?>丸々子ちゃん&ヤンTさん。ふと、昨日の丸々子ちゃんのセリフが頭に浮かんだ。そう言えば丸々子ちゃんは「明日お喋りが来たら思い知らせてやる」と言っていた。今日のヤンTさんの「謙遜ばかり」とか「偉そうな態度は見せない」というセリフは、お喋りへの嫌味なのだろう。ようやく事態を呑み込んで無言で大きく頷くと、丸々子ちゃんとヤンTさんも頷いた。
そこへ外道がやって来て「みかやん、大切な物を落としましたよ」と、私に1枚の名刺を手渡した。それは忘れ物としてフロントに有った、店名だけが書かれたデリヘル嬢の白紙の名刺で、それにわざわざ外道が「みか 45才 指名してね」と書いていた。
みかやん「誰が45才なんですか!45じゃ指名も入りませんて。失礼ね。25才なのに」
外道「それじゃ詐欺じゃないですか。大嘘つきめー!」
みかやん「そんな名刺に騙される男が悪いんです。てか、私にデリヘル嬢は無理なので、そのうちAVの”働くおばちゃん10人スペシャル”にでも出演するつもりです」
外道「本当ですか!ラブホのベッドメイク中に若いフロントの男と絡むっていうような設定ですか?いいですね〜。それ面白そうです。そもそも勤務場所がラブホですからねぇ。うへへへ」
みかやん「冗談に決まってるじゃないですか!」
部屋が空いたので外道を置き去りにして出動した。どうも血生臭い部屋だと思ったら、ベッドのシーツに思いっきり血の手形がついていた。しかもクッキリと両手だった。追い掛けて来た外道が血を見て怯んだ。
外道「こんなに血が出てるというのに、血が出ている場所を素手でコネコネしたんですね」
丸々子「血で手形つけてんじゃねーよ。手形って、相撲取りじゃないんだから。あっ、相撲ならうちが相手になったのに。うちは女相撲全国大会2位だからね。どうしても勝てないおばちゃんが居て2位さ」
外道「本当ですか!女相撲の最中にマワシが外れて、若い行司が発情して絡むという設定は・・・。うーん。ごく一部のマニアにしかウケませんね」
丸々子「誰が女相撲さ!冗談に決まってるっしょ!」
みかやん「まだAVの話してたんですか?」
外道「ダメですよ。AVの話なんかしてちゃ!明日から新人が来るんですよ。こんな話ばかりしてたら、ただのエロ集団だと思われます」
ヤンT「集団じゃありません!外道さんというエロオヤジが1人居るだけです!」
いよいよ明日から新人が来る。お喋りのような腐りきった人間ではなくて、ごく普通の人でありますように。
コメント