ラブホ奮戦記429日目:援交犯と警察
2004年4月23日0:00-8:00 16部屋掃除
今日は丸々子ちゃんとヤンTさんとお喋りとの4人勤務。出勤しているハズの新人4号さんが出勤していない為、ヤンTさんが「4号さん、もう辞めたの?」と聞いてきたので、昨日の話を伝えた。
ヤンT「辞めたと思っていいんだね。”地下鉄駅からココまで歩けない”って言ってたからね」
みかやん「コンビニで買物しても20分で着くって言ったんだけどね。最終バスで1時間も前に着くくらいなら地下鉄と徒歩にすりゃいいのに」
ヤンT「無理無理!バスを降りて国道からタクシーで来てた人だよ!朝、雨が降ってた時だってタクシーで帰ったんだから」
みかやん「国道からタクシー?有り得ないっ!通勤が大変で辞めるんじゃない?」
ヤンT「国道からココまで歩けないような人に、この仕事は無理だよ」
2連休明けのお喋りは、私達の様子を伺っているかのようにおとなしかった。丸々子ちゃんとヤンTさんと私でキャーキャーはしゃいでいても、お喋りは話には入ってこなかった。
1時過ぎに外道が神妙な顔をしてやって来た。
外道「218号室が空いたら、丁寧に掃除をして売り止めにしなきゃならないんですけど、あまり早い時間に空いても、こうも満室だと売り止めにしておけないですよね。困りました」
丸々子「金曜で忙しいのに何でわざわざ売り止め?」
外道「援助交際をしていた男が逮捕されて、ココの218号室も使ったそうなので、明日の朝、警察の方々が検証に来られるんです」
ヤンT「ええっ?何時頃?犯人も来るの?」
外道「10時頃なんですよ。だから、できれば部屋が空いてくる7時過ぎに218号室が空くと、丁度良いと思うんですよね」
丸々子「なあんだ〜。援交犯も警察の人も見れないじゃん!警察の皆さんが来たら”どうぞこちらです”って、ご案内したかったのにぃ」
外道「そうじゃなくて今は218号室が何時頃に空くかというのが問題で、そもそも犯人まで来るかどうか分かりませんよ」
みかやん「空き巣犯が捕まった時は、犯人は表のパトカーに乗って待ってて、警察の人だけが空き巣に入られた家で、”この窓を破り進入””この棚から何と何を取った”とか再現したらしいよ」
丸々子「じゃあやっぱり犯人も来るんだよ!何気に表にとまってるパトカーの中を覗きたい」
ヤンT「絶対見たい!援助交際するような男がどんなオヤジか見てみたい!」
みかやん「意外と若い男かも知れないし。でも、援助交際ってどうしたらバレて逮捕にまで至るんだろうね」
丸々子「どう考えても普通はバレそうもないと思うけどねぇ」
ヤンT「密告したら女の方だってヤバイだろうし」
丸々子「痴情のもつれって奴?それか、よっぽど酷い事をした、とんでもないオヤジなんじゃないの?」
ヤンT「だとしたら、ますます見たい!絶対、見たい!」
外道「だったら、10時まで残って仕事をして見ればいいじゃないですか!なんて人達でしょう!218号室が空いたら、丁寧に掃除をして売り止めにするのを忘れないで下さいね!」
外道は呆れて戻って行った。控え室では丸々子ちゃんと私が買った本を3人で見て大騒ぎした。
買ったのは”@らぶほ(2004 HOKKAIDO LOVEHOTEL GUIDE BOOK For All Loveho Usar)”で、昨年も買ったものの2004年バージョンだ。
「このラブホ、一般家庭みたい!」「牛舎みたいなラブホも有るよ!」「車庫が有るのに1階建てのラブホって、どんなの?」「プレハブ小屋みたいなラブホも有るよ!」「屋根に手書きの看板は勘弁してよね」等とページをめくる度に、3人で大騒ぎしていた。
みかやん「函館方面に、お城の形をしたいかにもラブホってホテルが有って、先輩がそこへ泊まったら、有るべき物が無くてフロントへ電話して”スキンが有りません”って言ったら、”うちはそうゆうホテルではありません!”って言われたんだって。あたしも絶対にラブホだと信じて疑わなかったんだよ。お城の形でいかにもラブホなのに、ビジネスとか旅館だなんて有り得ないって」
丸々子「あーはっは!その先輩も電話をきった後、恥ずかしかっただろうね」
ヤンT「元はラブホだったのを買い取ったんじゃない?ラブホじゃないなら外装、直せって」
丸々子「ホントだよね。あははは!」
3人の話にお喋りが入ってこなくて快適だった。援助交際の犯人の事が気になり、後ろ髪を引かれる思いで8時に帰った。
今日は丸々子ちゃんとヤンTさんとお喋りとの4人勤務。出勤しているハズの新人4号さんが出勤していない為、ヤンTさんが「4号さん、もう辞めたの?」と聞いてきたので、昨日の話を伝えた。
ヤンT「辞めたと思っていいんだね。”地下鉄駅からココまで歩けない”って言ってたからね」
みかやん「コンビニで買物しても20分で着くって言ったんだけどね。最終バスで1時間も前に着くくらいなら地下鉄と徒歩にすりゃいいのに」
ヤンT「無理無理!バスを降りて国道からタクシーで来てた人だよ!朝、雨が降ってた時だってタクシーで帰ったんだから」
みかやん「国道からタクシー?有り得ないっ!通勤が大変で辞めるんじゃない?」
ヤンT「国道からココまで歩けないような人に、この仕事は無理だよ」
2連休明けのお喋りは、私達の様子を伺っているかのようにおとなしかった。丸々子ちゃんとヤンTさんと私でキャーキャーはしゃいでいても、お喋りは話には入ってこなかった。
1時過ぎに外道が神妙な顔をしてやって来た。
外道「218号室が空いたら、丁寧に掃除をして売り止めにしなきゃならないんですけど、あまり早い時間に空いても、こうも満室だと売り止めにしておけないですよね。困りました」
丸々子「金曜で忙しいのに何でわざわざ売り止め?」
外道「援助交際をしていた男が逮捕されて、ココの218号室も使ったそうなので、明日の朝、警察の方々が検証に来られるんです」
ヤンT「ええっ?何時頃?犯人も来るの?」
外道「10時頃なんですよ。だから、できれば部屋が空いてくる7時過ぎに218号室が空くと、丁度良いと思うんですよね」
丸々子「なあんだ〜。援交犯も警察の人も見れないじゃん!警察の皆さんが来たら”どうぞこちらです”って、ご案内したかったのにぃ」
外道「そうじゃなくて今は218号室が何時頃に空くかというのが問題で、そもそも犯人まで来るかどうか分かりませんよ」
みかやん「空き巣犯が捕まった時は、犯人は表のパトカーに乗って待ってて、警察の人だけが空き巣に入られた家で、”この窓を破り進入””この棚から何と何を取った”とか再現したらしいよ」
丸々子「じゃあやっぱり犯人も来るんだよ!何気に表にとまってるパトカーの中を覗きたい」
ヤンT「絶対見たい!援助交際するような男がどんなオヤジか見てみたい!」
みかやん「意外と若い男かも知れないし。でも、援助交際ってどうしたらバレて逮捕にまで至るんだろうね」
丸々子「どう考えても普通はバレそうもないと思うけどねぇ」
ヤンT「密告したら女の方だってヤバイだろうし」
丸々子「痴情のもつれって奴?それか、よっぽど酷い事をした、とんでもないオヤジなんじゃないの?」
ヤンT「だとしたら、ますます見たい!絶対、見たい!」
外道「だったら、10時まで残って仕事をして見ればいいじゃないですか!なんて人達でしょう!218号室が空いたら、丁寧に掃除をして売り止めにするのを忘れないで下さいね!」
外道は呆れて戻って行った。控え室では丸々子ちゃんと私が買った本を3人で見て大騒ぎした。
買ったのは”@らぶほ(2004 HOKKAIDO LOVEHOTEL GUIDE BOOK For All Loveho Usar)”で、昨年も買ったものの2004年バージョンだ。
「このラブホ、一般家庭みたい!」「牛舎みたいなラブホも有るよ!」「車庫が有るのに1階建てのラブホって、どんなの?」「プレハブ小屋みたいなラブホも有るよ!」「屋根に手書きの看板は勘弁してよね」等とページをめくる度に、3人で大騒ぎしていた。
みかやん「函館方面に、お城の形をしたいかにもラブホってホテルが有って、先輩がそこへ泊まったら、有るべき物が無くてフロントへ電話して”スキンが有りません”って言ったら、”うちはそうゆうホテルではありません!”って言われたんだって。あたしも絶対にラブホだと信じて疑わなかったんだよ。お城の形でいかにもラブホなのに、ビジネスとか旅館だなんて有り得ないって」
丸々子「あーはっは!その先輩も電話をきった後、恥ずかしかっただろうね」
ヤンT「元はラブホだったのを買い取ったんじゃない?ラブホじゃないなら外装、直せって」
丸々子「ホントだよね。あははは!」
3人の話にお喋りが入ってこなくて快適だった。援助交際の犯人の事が気になり、後ろ髪を引かれる思いで8時に帰った。
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