0:00-9:00 15部屋掃除+リネン折り
 
今日は丸々子ちゃんとお喋りとの3人勤務。1部屋目の掃除をしているうちに9部屋空き「3人で9部屋連続掃除かい」とゲンナリしていると、3部屋目でOくんが合流してきた。今日、Oくんは朝までベッドメイク係になった。

お喋りは隙あらばOくんにちょっかいを出そうと、Oくんから目を離さず、Oくんはお喋りの刺すような視線に脅えていた。洗面係だったOくんは、リネン籠を置くスペースが無い事に気が付き、つい「あれ?籠は?」と呟いた。すると、すぐ近くに居た私が答える前に、お喋りが待ってました!とばかりに喋りだした。

お喋り「リネン籠ね。ココの部屋だけ、リネン籠を部屋のロッカーの中に入れるの」

Oくん「あぁそんなんすか」

お喋り「そうなの。この部屋の場合だけ、リネン籠は部屋のロッカーの中でねぇ(いつも同じ事の繰り返し)他の部屋は全部、リネン籠は洗面所なんだけど、ココの部屋だけロッカーなの。ほら、その洗面だとリネン籠を置くスペースが無いでしょ。だからココの部屋だけ・・・(延々と同じ事の繰り返し)」

Oくん「みかやん、4人の時って洗面の後、風呂を手伝うんだよね(聞いちゃいない)」

Oくんが風呂の中へ入って来たのでドアを閉めてヒソヒソと話をした。

Oくん「噂以上にウザいね。同じ事の繰り返しじゃん」

みかやん「でしょう!絶対、出しゃばってくるんだよ。何か聞きたい時は、”丸々子ちゃん、これは?”とか”オバ男君、この場合は?”って、名指しで質問しないと、奴がウザいよ。名指ししないと自分に聞いてきた!って勝手に勘違いして、調子にのるから要注意さ」

Oくん「よ〜く分かった。新人3号君も逃げるハズだよ。地味で40代前半に見えるし、さもモンク言いたげな口元だし、性格の悪さが全部顔に出てるって感じ」

みかやん「くれぐれも、つけ込まれたり調子に乗せないようにね」

次の部屋へ向かい、ドアを開けたとたん全員咽せ返った。強烈なオヤジ臭とウン○臭が混ざったような匂いがしたので、窓とドアを全開にし、エアコンを送風した。誰もが「オヤジがスカトロ?」と思ったが、怖くて口に出せないままベッドを剥がす私に注目した。幸いベッドは無事だったので「ウン○臭いオヤジだったのだろう」と思い直して各自、持ち場へついた。

やがてトイレ係の丸々子ちゃんが「いーやーーっ!」と叫んだ。そのとたん、トイレから酷い悪臭が流れてきた。

丸々子「便器がウン○だらけ!この臭いオヤジ臭の持ち主のオヤジのウン○だと思うと、怒りを通り越して涙が出るよ。うっうっ。まさにウン○オヤジ!クソオヤジ!クソオヤジ臭だよ〜」

さんざん換気して部屋を出ると、今度は廊下にクソオヤジ臭が蔓延していた。内蔵が腐っているのでは?と思うような悪臭だ。この部屋の掃除の後、休憩したが全員食欲を失っていた。

朝になると、見知らぬ男性がリネン室に居た。フロントK子さんが「ホテルRのNくんよ。一緒に部屋へ入って作業の様子を見せてあげて。あ、この人もみかやんやOくんのようなベテランさんだから」と紹介してくれたので、早速一緒に部屋へ入った。ふと気が付くとお喋りの目が?になっていた。

Nくんはスマートで長身でロン毛にあごひげで、辞めた新人3号君にソックリだった。お喋りは風呂係なのに、身を乗り出してはNくんの様子を観察していた。NくんはOくんとベッドを組んだ後、お喋りの視線に気付く事なく部屋の様子や備品の配置をチェックしていた。お喋りが「風呂の天井や壁も濡れている」と騒いでいたので、私は洗面とトイレと階段の掃除を終え渋々手伝った。

Nくんが「手伝います」と風呂へ入ってきた。長身なので手を伸ばすと天井に手が届き、サッサと天井や壁の上部を拭いてくれたので大助かりだった。Nくんを見つめるお喋りの目が更に??になっていたのを私もOくんも見逃さなかった。お喋りは3号君の時のような甘え声で「うわぁ〜。凄いぃ〜」「背ぇ高ぁい」と言っていたので、寒くなって風呂を出た。

帰りにお喋りは「そっか今日は土曜だから明日の朝も9時迄だぁ」と言って1人で納得していた。9時まで仕事をすればまたNくんに会えると、ほくそえんでいたのだった。またお喋りの浅ましい姿を見るのかと思うと、胸具合が悪くなった。お喋りは私の体質に合わないようだ。

どうか人事異動でお喋りとは別々になりますように・・・。

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